JP2007130977A - ピストンポンプ及び画像形成装置 - Google Patents

ピストンポンプ及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007130977A
JP2007130977A JP2005328790A JP2005328790A JP2007130977A JP 2007130977 A JP2007130977 A JP 2007130977A JP 2005328790 A JP2005328790 A JP 2005328790A JP 2005328790 A JP2005328790 A JP 2005328790A JP 2007130977 A JP2007130977 A JP 2007130977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
piston pump
piston
ink
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005328790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4877721B2 (ja
Inventor
Daisuke Nakamura
大輔 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005328790A priority Critical patent/JP4877721B2/ja
Publication of JP2007130977A publication Critical patent/JP2007130977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4877721B2 publication Critical patent/JP4877721B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】高粘度記録液をヘッドタンクに送液するための送液ポンプとしてピストンポンプを使用した場合、放置条件によっては送液ポンプ内の記録液が増粘して固着し、流路が詰まって送液不良になることがある。
【解決手段】ピストンポンプ301は、シリンダ502と、シリンダ502の内周面に摺動可能に配設したピストン503と、ピストン503のピストンロッド515とシリンダ502の内周面との間に介在された、ピストンロッド515とともに移動可能なシール部材521とを備え、シール部材521はガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えない材質の材料で形成した。
【選択図】図5

Description

本発明はピストンポンプ及び画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ/ファックス/コピア或いはこれらの機能を複合した画像形成装置としては、例えば、記録液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを用いて、被記録媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、記録媒体、転写材なども同義で使用する。)を搬送しながら、記録液の液滴(以下、インク滴ともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行なうインクジェット方式の画像形成部を搭載したものが知られている。
このようなインクジェット記録方式の画像形成装置において、記録ヘッドに対して記録液を供給する方式には、記録ヘッドを搭載するキャリッジに記録液を収容した記録液収容手段であるインクカートリッジを着脱自在に装着し、このインクカートリッジから記録ヘッドに記録液を供給する方式と、キャリッジ上に記録ヘッドに記録液を供給する記録液収容手段である小容量のヘッドタンク(サブタンクともいう。)を搭載し、記録液収容手段である大容量のインクカートリッジ(メインタンク)を装置本体側に設置し、ヘッドタンクに装置本体側のインクカートリッジから記録液(インク)を補充供給する方式とが知られている。
従来、メインタンクからヘッドタンクに記録液を送液する送液装置で用いるポンプとして、特許文献1に記載されているように、シリンダと、シリンダ内に摺動可能に配設したピストンと、シリンダ側とピストンのピストンロッドとの間に、ピストンロッドともに移動可能なシール部材を介在させている記録液用ポンプが知られている。
特開2005−144710号公報
また、特許文献2に記載されているように、シリンダの内壁に嵌合して往復動可能なピストンであって、その一方向への移動に伴うシリンダの一室の容積拡大によってインクの移送力を発生するためのピストンと、ピストンに取り付けられた中空軸と、一室と中空軸の中空部との連通路と、ピストンの一方向への移動時および他方向への移動時に、それぞれ、連通路を遮断および開放する弁体とを備えるポンプが知られている。
特開2002−273918号公報
ところで、最近のインクを用いる画像形成装置においては、普通紙への高品質印字を可能にするために着色剤として有機顔料、カーボンブラック等を用いる顔料系インクの使用が検討、あるいは実用化がされているが、顔料は、染料とは異なり水への溶解性がないため、通常は、顔料を分散剤とともに混合し、分散処理して水に安定分散させた状態の水性インクとして用いられる。
ところが、このような顔料系記録液は染料系記録液よりも総じて粘度が高く、増粘しやすいため、高粘度記録液を上述したヘッドタンクに送液するための送液ポンプとしてピストンポンプを使用した場合、放置条件によっては送液ポンプ内の記録液が増粘して固着し、流路が詰まって送液不良になることがあるという課題が生じる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、送液不良の発生を低減したピストンポンプ及びこのピストンポンプを含む送液装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るピストンポンプは、シリンダと、このシリンダ内周面に摺動可能に配設したピストンと、このピストンのロッド部と前記シリンダ内周面との間に介在された前記ロッド部とともに移動可能なシール部材とを備え、流体を送液するためピストンポンプにおいて、前記シール部材はガス透過性が200×10-8・cm/s・MPaを越えない構成とした。
ここで、シール部材が複数設けられている構成とすることができ、この場合、シール部材のうちの少なくとも1つはガス透過性が200×10-8・cm/s・MPaを越えない材質である構成とすることができる。
また、シール部材の厚みが0.3mm〜1.0mmの範囲内であることが好ましい。また、シール部材の硬度がHs=55°を越えないことが好ましい。また、シール部材の材質は、EPDM、NBR又はHNBR、CSM、FPM又はIIRである構成とできる。また、シール部材は流体と接触しない面にガスバリア層を有していることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置は、記録液の液滴を吐出して画像を形成する記録ヘッド、この記録ヘッドに対する記録液を送液するための送液装置を備え、この送液装置は本発明に係るピストンポンプを備えている構成とした。
ここで、送液装置は前記記録液を収容する記録液収容容器から前記記録ヘッド側に配置されたヘッドタンク側に前記記録液を送液する構成とできる。また、記録液の粘度が25℃−50%環境下で7cp以上である構成とすることができる。
本発明に係るピストンポンプによれば、ピストンのロッド部と前記シリンダ内周面との間に介在され、前記ロッド部とともに移動可能なシール部材はガス透過性が200×10-8・cm/s・MPaを越えない構成としたので、ポンプ内の液体のガス(水分)が外部に逃げることが低減されて増粘が抑えられ、送液不良が防止される。
本発明に係る画像形成装置によれば、送液装置が本発明に係るピストンポンプを備えているので、安定した記録液の供給を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置を前方側から見た斜視説明図である。
このインクジェット記録装置は、装置本体1と、装置本体1に装着された用紙を装填するための給紙トレイ2と、装置本体1に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3とを備えている。さらに、装置本体1の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、第1液体収容手段であるインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部4を有し、このカートリッジ装填部4の上面は操作ボタンや表示器などを設ける操作/表示部5としている。
このカートリッジ装填部4には、色の異なる色材である記録液(インク)、例えば黒(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した複数の第1の液体収容手段としての記録液カートリッジであるインクカートリッジ(メインタンク)10k、10c、10m、10y(色を区別しないときは「インクカートリッジ10」という。)を、装置本体1の前面側から後方側に向って挿入して装填可能とし、このカートリッジ装填部4の前面側には、インクカートリッジ10を着脱するときに開く前カバー(カートリッジカバー)6を開閉可能に設けている。また、インクカートリッジ10k、10c、10m、10yは縦置き状態で横方向に並べて装填する構成としている。
また、操作/表示部5には、各色のインクカートリッジ10k、10c、10m、10yの装着位置(配置位置)に対応する配置位置で、各色のインクカートリッジ10k、10c、10m、10yの残量がニアーエンド及びエンドになったことを表示するための各色の残量表示部11k、11c、11m、11yを配置している。さらに、この操作/表示部5には、電源ボタン12、用紙送り/印刷再開ボタン13、キャンセルボタン14も配置している。
次に、このインクジェット記録装置の機構部について図2及び図3を参照して説明する。なお、図2は同機構部の概要を示す側面模式的説明図、図3は同じく要部平面説明図である。
フレーム21を構成する左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材であるガイドロッド31とステー32とでキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図3で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ33には、前述したようにイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド34を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
この記録ヘッド34にはドライバICを搭載し、図示しない制御部との間でハーネス(フレキシブルプリントケーブル)22を介して接続している。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34に各色のインクを供給するための第2液体収容手段である各色のヘッドタンク35を搭載している。この各色のヘッドタンク35には各色のインク供給チューブ36を介して、前述したように、カートリッジ装填部4に装着された各色のインクカートリッジ10から各色のインクが補充供給される。なお、このカートリッジ装填4にはインクカートリッジ10内のインクを送液するための供給ポンプユニット24が設けられ、また、インク供給チューブ36は這い回しの途中でフレーム21を構成する後板21Cに係止部材25にて保持されている。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。さらに、搬送ベルト51の裏側には、記録ヘッド34による印写領域に対応してガイド部材57を配置している。
この搬送ベルト51は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによって図3のベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロ63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、図3に示すように、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構81を配置している。
この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)82a〜82d(区別しないときは「キャップ82」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード83と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84などを備えている。ここでは、キャップ82aを吸引及び保湿用キャップとし、他のキャップ82b〜82dは保湿用キャップとしている。
そして、この維持回復機構81による維持回復動作で生じる記録液の廃液、キャップ82に排出されたインク、あるいはワイパーブレード83に付着してワイパークリーナ85で除去されたインク、空吐出受け94に空吐出されたインクは図示しない廃液タンクに排出されて収容される。
また、図3に示すように、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け88を配置し、この空吐出受け88には記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口89などを備えている。
このように構成したインクジェット記録装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド37で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、ACバイアス供給部から帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ33は維持回復機構81側に移動されて、キャップ82で記録ヘッド34がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ82で記録ヘッド34をキャッピングした状態で図示しない吸引ポンプによってノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行う。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド34の安定した吐出性能を維持する。
ここで、この画像形成装置で使用しているインク(記録液、以下「本インク」という。)の調整例について説明する。なお、これに限定されるものではない。
<製造例1インク>
(ブラックインク)
KM−9036(東洋インキ)(自己分散型顔料) 50重量%
グリセリン 10重量%
1,3−ブタンジオール 15重量%
2−エチル−1、3−ヘキサンジオール 2重量%
2−ピロリドン 2重量%
界面活性剤(1−9) 1重量%
シリコーン消泡剤KS508(信越化学) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて充分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行ない、製造例1インクを得た。
<製造例2インク>
(ポリマー溶液Aの調整)
機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管及び滴下ロートを備えた1Lのフラスコ内を充分に窒素ガス置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート4.0g、スチレンマクロマー4.0g及びメルカプトエタノール0.4gを混合し、65℃に昇温した。次にスチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート36.0g、ヒドロキシルエチルメタクリレート60.0g、スチレンマクロマー36.0g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスメチルバレロニトリル2.4g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を2.5時間かけて、フラスコ内に滴下した。滴下後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を0.5時間かけて、フラスコ内に滴下した。65℃で1時間熟成した後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8gを添加し、更に1時間熟成した。反応終了後、フラスコ内にメチルエチルケトン364gを添加し、濃度が50%のポリマー溶液800gを得た。このポリマー溶液の一部を乾燥し、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(標準:ポリスチレン、溶媒:テトラヒドロフラン)で測定したところ、重量平均分子量は15000であった。
(顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調整)
ポリマー溶液A28gとC.I.ピグメントイエロー97を26g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液13.6g、メチルエチルケトン20g及びイオン交換水13.6gを充分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストをイオン交換水200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、イエローポリマー微粒子の水分散体を得た。
(イエローインク)
イエローポリマー微粒子分散体 40重量%
グリセリン 8重量%
1、3−ブタンジオール 20重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2重量%
界面活性剤(1−8) 1.5重量%
シリコーン消泡剤KS508(信越化学社製) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて充分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行ない、製造例2インクを得た。
<製造例3インク>
(顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調整)
顔料種をC.I.ピグメントレッド122に変えた他は同様にして、マゼンタポリマー微粒子の水分散体を得た。
(マゼンタインク)
マゼンタポリマー微粒子の分散体 50重量%
グリセリン 10重量%
1、3−ブタンジオール 18重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2重量%
界面活性剤(1−8) 1.5重量%
シリコーン消泡剤KS508(信越化学社製) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて充分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行ない、製造例3インクを得た。
<製造例4インク>
(顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調整)
顔料種をC.I.ピグメントブルー15:3に変えた他は同様にして、シアンポリマー微粒子の水分散体を得た。
(シアンインク)
シアンポリマー微粒子分散体 40重量%
グリセリン 8重量%
1、3−ブタンジオール 20重量%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2重量%
界面活性剤(1−8) 1.5重量%
シリコーン消泡剤KS508(信越化学社製) 0.1重量%
イオン交換水 残量
上記処方のインク組成物を作製し、室温にて充分に攪拌した後、平均孔径1.2μmのメンブレンフィルターにて濾過を行ない、製造例4インクを得た。
上記製造例の各インクは、水分蒸発に伴う粘度上昇率(mPa・s/%)がインク全重量に対する水分蒸発率30%までは1.0以下であり、かつ、水分蒸発率30〜45%の間に粘度上昇率が50を越える点を持つこと、粘度上昇率が50を越える点での、インク中の着色剤の平均粒子径が、初期平均粒子径の5倍以下であり、かつ0.8μm以下となることが確認された。また、上記製造例の各インクの粘度は、25℃―50%環境下ではいずれも7mPa・sを越える粘度であった。
このような記録液を使用することによって、前述したように、長期放置でもノズル目詰まりを起こさず、普通紙上での高画質化及び高速印字を達成できる。しかも、この記録液は、仮に、ノズル内の記録液が乾燥し増粘することによりノズルから吐出できなくなったとしても、顔料などが粗大粒子化してノズル詰まりを発生するわけではないため、簡単な維持回復動作により容易に回復できるという利点を有している。
次に、この画像形成装置における記録ヘッド34に記録液であるインクを供給する本発明に係る送液装置(液体供給装置)について図4を参照して説明する。なお、図4は同送液装置の模式的説明図である。
インクカートリッジ10は、カートリッジケース101内に液体であるインクを収容した可撓性を有するインク袋102を収納してなり、このインク袋102には内部のインクを供給するためのインク供給口部103を備えている。このインク供給口部103は内部にゴムなどの弾性部材を有している。
ヘッドタンク35は、インク200を収容するタンクケース201と、図示しない負圧発生手段、例えばフィルムと弾性部材からなる負圧発生機構とを備え、タンクケース201の下部には記録ヘッド34が取り付けられ、またタンクケース201の上部には収容されたインク200の液面が所定の位置になったことを検知する2本の検知電極などで構成した満タン検知手段203を備えている。
供給ポンプユニット24は、インクカートリッジ10のインクをヘッドタンク35に給送するための本発明に係るピストンポンプで構成した供給ポンプ301と、供給ポンプ301のピストンを往復移動させるためのカム303、カム303を回転させるギヤ304及びこのギヤ304を回転駆動させるギヤ307をモータ軸305aに取り付けたポンプ駆動手段である駆動モータ305などとを備え、供給ポンプ301に設けた中空針306をインクカートリッジ10のインク袋102のインク供給口部103内の弾性部材(例えばゴム栓)に差し込むことによって、供給ポンプ301内とインク袋102内とをジョイントする。なお、供給ポンプ301の排出口部側はチューブ36を介してヘッドタンク35に接続されている。
そして、供給ポンプ301の作動/停止を制御するための制御手段である主制御部401は、ヘッドタンク35に対してインクカートリッジ10からインクを供給するとき、検知手段203からの検知信号に基づいて供給ポンプ用駆動回路402を介して駆動モータ305の回転駆動及び停止を制御する。
次に、供給ポンプ301を構成する本発明に係るピストンポンプについて図5の要部断面説明図を参照して説明する。
このピストンポンプ(供給ポンプ)301は、シリンダ502と、このシリンダ501の内周面(内壁面)に摺動自在に嵌め込んだピストン503とを備え、シリンダ502内にピストン503で隔成された第1室511及び第2室512を形成している。第1室511はシリンダ502の側壁に形成した導入口513に連通し、この導入口513に中空針306を接続する。第2室512は前述したチューブ36を接続する図示しない接続部に連通している。
そして、ピストン503はピストンロッド(ピストン軸、ロッド部)515の一端部に摺動可能に装着し、このピストンロッド511の一端部外周側にはピストン503の移動範囲を規制するストッパ部516、517を形成し、また、ピストンロッド515の一端部の内部にはピストン503の移動で開閉される流路518を形成している。
また、シリンダ502の開口部とピストンロッド515との間には、ピストンロッド515の往復動を可能にするとともに第1室511をシールするためのシール部材521を設けている。
このシール部材521の外周縁部523はシリンダ502側にキャップ部材520で押圧して保持し、内周縁部524はピストンロッド515の外周面に設けた突起部515a、515a間に嵌め込んで保持し、シール部材521がピストンロッド515に移動に同動して移動するようにしている。
そして、シール部材521のピストンロッド515とシリンダ502との間の部分522は、他の部分であるシリンダ502の開口端部に保持する外周縁部523、ピストンロッド515に保持する内周縁部524よりも厚みを薄く形成して、所謂蛇腹状にすることによって撓み易くしている。
また、シール部材521とシリンダ502の開口端部との接触部(嵌合部)は、シリンダ502の端面に凸部525を形成し、シール部材521の外周縁部523に凸部525が嵌合する凹部526を形成して凹凸嵌合させ、シール部材521をキャップ部材520でシリンダ502の端面に押圧して保持している。なお、シリンダ502側を凹部、シール部材521側を凸部にすることもできる。
なお、シール部材521は、ここでは、シリンダ502の開口端面に押圧接触させている例で説明しているが、例えば図6に示すように、シリンダ502の開口端面の凸部525が嵌まり込む凹部526を形成するとともに、シリンダ502の内周面(内壁面)に当接する凸部527を形成して、よりシール性を高めるようにすることもできる。
さらに、シリンダ502の開口端部にシール部材521を押圧保持するキャップ部材520とピストンロッド515の係止部215bとの間には、ピストンロッド515を第2室512側に付勢する戻しスプリング528を介装している。
このように構成したピストンポンプ501においては、ピストンロッド515が図5で上昇する(第2室512側に移動する)とき、ピストン503はストッパ部516側に当接して流路518を閉じるので、ピストン503の移動(往動)によって第1室511の容積が拡大して負圧状態になり、これにより、インクカートリッジ10から中空針306及び導入口513を介して第1室511に記録液が導入される。このとき、第2室512内の記録液は第2室512の容積が縮小することによって図示しない接続部からチューブ36に排出される(送り出される。)。
そして、ピストンロッド515が図5で下降する(第1室511側に移動する)とき、ピストン503はストッパ部517側に当接して流路518を開くので、ピストン503の移動(復動)によって第1室511の容積が縮小して第1室511の記録液が流路518を通じて第2室512側に流入する。
このようなピストン503の往復動によってインクカートリッジ10から記録液を第1室511に導入して、第2室512からヘッドタンク35側(ヘッド側)に記録液を排出して供給する(送液する。)。
このようにピストン503を往復移動させるためにピストンロッド515が往復移動するとき、シリンダ502とピストンロッド515との間に設けたシール部材521はピストンロッド515に内周縁部524が保持され、外周縁部523がシリンダ502の端面に押圧保持され、蛇腹状に形成されているので、シール部材521はピストンロッド515の移動とともに撓みながら移動し、シール部材521とピストンロッド515とは摺動する部分がなくなる。
これによって、ピストンロッド515の往復動によってシール部材521が磨耗などしてシール性や耐久性が低下すること、ピストンロッド515のシリンダ502外の部分に付着したゴミなどが第1室511内に侵入して動作不良を生じることなどを生じなくなる。
次に、本発明に係るピストンポンプにおけるシール部材について説明する。
ピストンポンプの構成上、上述したようにピストン(のロッド部)とシリンダの摺動部との間は必ずシール部材が必要であり、また、摺動性を向上するためには、シール部材の摺動部の膜厚は薄く、ピストンとシリンダの摺動部は必ず隙間が空いている。この隙間があることにより、インクと外気の間にはシール材の薄い膜しかなく、ここから水分が蒸発してしまうことになる。この水分の蒸発によってシリンダ内部の記録液の粘度が増加することになる。そこで、水分の蒸発を抑えるために、本発明においては、(1)ガス(水分)を透過しにくい材質でシール部材を形成する、(2)シール材の膜厚を増加する、(3)シール材の数を増やす、(4)シール材にガスバリア層を設ける、の少なくともいずれかの対応を採ることによって、余裕度の向上を行っている。
先ず、シール部材521の材質については、ガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えない材質のものを用いている。各種材質とガス透過性の関係を説明する図7をも参照して、シール部材521は、EPDM、NBR又はHNBR、CSM、FPM又はIIRで形成することが好ましい。
ここで、EPDM材は、摺動性と低ガス透過性を合わせ持つので、シール部材521に使用することによって、摺動耐久性が得られるとともに、水分蒸発による記録液の増粘を低減することができて流体増粘耐久性を向上することができる。
NBR材及びHNBR材は、摺動性と低ガス透過性を合わせ持つので、シール部材521に使用することによって、摺動耐久性が得られるとともに、水分蒸発による記録液の増粘を低減することができて流体増粘耐久性を向上することができる。ただし、これらのNBR材及びHNBR材は、耐候性、耐熱性、耐熱老化性等の寿命に対し、多少劣化しやすいことから、装置本体の寿命と合わせて使用の可否を検討することが好ましい。
CSM材は、摺動性と低ガス透過性を合わせ持つので、シール部材521に使用することによって、摺動耐久性が得られるとともに、水分蒸発による記録液の増粘を低減することができて流体増粘耐久性を向上することができる。
FPM材、IIR材は、低ガス透過性に優れた材料であるので、シール部材521に使用することによって、水分蒸発による記録液の増粘を低減することができて流体増粘耐久性を向上することができる。ただし、これらのFPM材、IIR材は、硬度が高く、更に低温時の硬度上昇が著しいため摺動耐久寿命に対し、多少劣化しやすいため、装置本体の寿命と合わせて使用の可否を検討することが好ましい。
ここで、シール部材としてガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えない材質のもの(実施例1では、EPDM材)を使用した場合と、ガス透過性が上記値を越える材質のもの(比較例1では、天然ゴム)を使用した場合とについて、時間の経過に伴うピストンポンプ内の流体重量(ここでは記録液重量)の変化を測定した結果、図8に示すように、実施例1の方が比較例1に比べて時間経過に対して記録液重量の低下が少なくことが確認された。
このように、シール材としてガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えない材質のものを使用することによって、記録液の水分の蒸発を抑えることができ、シリンダ内部の記録液の粘度増加が低減して、ピストンポンプが作動不良になることを防止できる。
次に、シール部材の厚みについて図9を参照して説明する。シール部材521の厚み、すなわち、第1室511側の流体(記録液)と接触するとともに外部側の気体側と接触し、かつ、ピストンロッド515に同動して移動する部分(シール部分522)の厚みは、図9(a)、(b)に示す0.3mm〜1.0mmの範囲内とする。
ここで、シール材の厚みを相対的に厚くしたもの(実施例2)を使用した場合と、相対的に薄くしたもの(比較例2)を使用した場合とについて、時間の経過に伴うピストンポンプ内に記録液重量の変化を測定した結果、図10に示すように、実施例2の方が比較例2に比べて時間経過に対して記録液重量の低下が少なくことが確認された。
つまり、シール部材521のシール部分522の膜厚を増加させることによりガス透過性は低下する。しかしながら、シール部材521のシール部分522の膜厚を増加することに伴って、ピストンロッド503がシリンダ502内を摺動するときの摺動負荷が増加し、ポンプ301内の容量が減少することになる。そこで、摺動負荷の増加とガス透過性の低下を両立するためには、シール部材521のシール部分522の厚みを0.3mm〜1.0mmの範囲内とすることが良い。
次に、シール部材521の硬度については、Hs=55°を越えないことが好ましい。シール部材521の硬度が上昇すると、摺動負荷が増加することになるので、摺動負荷に影響を与えない硬度として、Hs=55°を越えないようにする。
次に、シール部材にガスバリア層を形成したシール部材の他の例について図11を参照して説明する。
つまり、シール部材521の流体(ここでは、記録液)と接触しない面側にガスの透過を遮るガスバリア層531を成膜している。これによって、記録液の水分の蒸発を抑えることができ、シリンダ内部の記録液の粘度増加が低減して、ピストンポンプが作動不良になることを防止できる。
次に、シール部材を複数にした他の実施形態について図12を参照して説明する。
この実施形態では、シール部材521の第1室511とは反対側にシール部材541を配置している。ここでは、シール部材521とシール部材541を対称配置で保持した保持部材542を設け、この保持部材542をシリンダ402の開口部にキャップ部材540で保持している。シール部材541はシール部材521と同じ構成であるので、説明を省略する。また、キャップ部材540にはシリンダ502の開口部と同様にシール部材541の凹部525に嵌合する凸部526を設けている。
このようにシール部材を複数にすることで記録液の水分の蒸発を抑えることができ、シリンダ内部の記録液の粘度増加が低減して、ピストンポンプが作動不良になることを防止できる。この場合、少なくとも1つのシール部材はガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えない材質のものとすることが好ましい。
なお、上記実施形態では本発明に係る画像形成装置としてプリンタ構成で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置に適用することができる。また、インク以外の液体である記録液や定着処理液などを用いる画像形成装置にも適用することができる。さらに、流体として記録液で説明しているが、これ以外の流体を送り出すピストンポンプにも同様に適用することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す前方側から見た斜視説明図である。 同画像形成装置の機構部の概略を示す構成図である。 同機構部の要部平面説明図である。 送液装置の全体構成に説明に供する説明図である。 本発明に係るピストンポンプの一実施形態を示す要部断面説明図である。 同ピストンポンプのシール部材の断面説明図である。 各材質のガス透過性の説明に供する説明図である。 シール部材のガス透過性と時間の経過に伴うピストンポンプ内記録液重量の変化の説明に供する説明図である。 シール部材の厚みの異なる例を説明する断面説明図である。 シール部材の厚みと時間の経過に伴うピストンポンプ内記録液重量の変化の説明に供する説明図である。 シール部材の他の例を示す断面説明図である。 本発明に係るピストンポンプの他の実施形態を示す要部断面説明図である。
符号の説明
10…インクカートリッジ
33…キャリッジ
34…記録ヘッド
35…サブタンク
301…供給ポンプ(ピストンポンプ)
502…シリンダ
503…ピストン
515…ピストンロッド
521、541…シール部材

Claims (13)

  1. シリンダと、このシリンダ内周面に摺動可能に配設したピストンと、このピストンのロッド部と前記シリンダ内周面との間に介在された前記ロッド部とともに移動可能なシール部材とを備え、流体を送液するためピストンポンプにおいて、前記シール部材はガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えないことを特徴とするピストンポンプ。
  2. 請求項1に記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材が複数設けられていることを特徴とするピストンポンプ。
  3. 請求項2に記載のピストンポンプにおいて、複数の前記シール部材のうちの少なくとも1つはガス透過性が200×10−8・cm/s・MPaを越えない材質であることを特徴とするピストンポンプ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材の厚みが0.3mm〜1.0mmの範囲内であることを特徴とするピストンポンプ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材の硬度がHs=55°を越えないことを特徴とするピストンポンプ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材の材質がEPDMであることを特徴とするピストンポンプ。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材の材質がNBR又はHNBRであることを特徴とするピストンポンプ。
  8. 請求項1ないし5のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材の材質がCSMであることを特徴とするピストンポンプ。
  9. 請求項1ないし5のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材の材質がFPM又はIIRであることを特徴とするピストンポンプ。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材は流体と接触しない面にガスバリア層を有していることを特徴とするピストンポンプ。
  11. 記録液の液滴を吐出して画像を形成する記録ヘッド、この記録ヘッドに対する記録液を送液するための送液装置を備えた画像形成装置において、前記送液装置は前記請求項1ないし10のいずれかに記載のピストンポンプを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、前記送液装置は前記記録液を収容する記録液収容容器から前記記録ヘッド側に配置されたヘッドタンク側に前記記録液を送液することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項11又は12に記載の画像形成装置において、前記記録液の粘度が25℃−50%環境下で7cp以上であることを特徴とする画像形成装置。
JP2005328790A 2005-11-14 2005-11-14 記録液用ポンプ及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4877721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328790A JP4877721B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 記録液用ポンプ及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328790A JP4877721B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 記録液用ポンプ及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007130977A true JP2007130977A (ja) 2007-05-31
JP4877721B2 JP4877721B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=38153019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005328790A Expired - Fee Related JP4877721B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 記録液用ポンプ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4877721B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162080A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05138898A (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 Canon Inc インク容器、これを用いた記録ヘツドユニツトおよびこれを搭載する記録装置
JPH06246924A (ja) * 1993-02-24 1994-09-06 Seiko Epson Corp インクカートリッジ
JPH1170670A (ja) * 1997-07-14 1999-03-16 Owens Illinois Closure Inc 衝撃荷重に対する優れた抵抗性を有する液体収容・分配装置
JP2004306505A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Brother Ind Ltd インクパッケージ
JP2005061245A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Seiko Epson Corp チューブポンプ及び液体噴射装置
JP2005144710A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 記録液用ポンプ、記録液供給装置及び画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05138898A (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 Canon Inc インク容器、これを用いた記録ヘツドユニツトおよびこれを搭載する記録装置
JPH06246924A (ja) * 1993-02-24 1994-09-06 Seiko Epson Corp インクカートリッジ
JPH1170670A (ja) * 1997-07-14 1999-03-16 Owens Illinois Closure Inc 衝撃荷重に対する優れた抵抗性を有する液体収容・分配装置
JP2004306505A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Brother Ind Ltd インクパッケージ
JP2005061245A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Seiko Epson Corp チューブポンプ及び液体噴射装置
JP2005144710A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ricoh Co Ltd 記録液用ポンプ、記録液供給装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162080A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
US8191999B2 (en) 2006-12-27 2012-06-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer

Also Published As

Publication number Publication date
JP4877721B2 (ja) 2012-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7404615B2 (en) Maintenance and recovery device of a liquid discharge apparatus and an image forming apparatus
JP4841349B2 (ja) 液体吐出ヘッドユニット、画像形成装置
US7494205B2 (en) Maintenance/recovery device for liquid discharge device and image forming device
EP2617572A1 (en) Image forming apparatus including liquid ejection head
US20100231622A1 (en) Inkjet Recording Apparatus
KR20060132683A (ko) 화상형성장치
US8388119B2 (en) Liquid container and image forming apparatus including the liquid container
US8628168B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
US9150027B2 (en) Liquid supplying device, droplet discharge device, and image forming apparatus
JP5504916B2 (ja) 液滴吐出装置および画像形成装置
US8313157B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP5353368B2 (ja) 画像形成装置
JP2006159717A (ja) 画像形成装置
JP4877721B2 (ja) 記録液用ポンプ及び画像形成装置
JP4919676B2 (ja) 画像形成装置
JP2008183746A (ja) 液体供給装置と画像形成装置
JP2015112847A (ja) 液体供給装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4307959B2 (ja) 液体吐出装置、液体吐出装置の回復方法及び画像形成装置
JP4347665B2 (ja) 記録液用ポンプ、記録液供給装置及び画像形成装置
JP2011056886A (ja) インクカートリッジ、これを備えた画像形成装置
JP4410023B2 (ja) インク袋、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、及び画像形成装置
JP4688189B2 (ja) 液体供給装置及び画像形成装置
JP2007130861A (ja) 画像形成装置
JP5332704B2 (ja) 画像形成装置
JP4583896B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4877721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees