JP2007129598A - 電話交換機及び通話録音方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
通話録音の条件として通話録音1件(1メッセージ)当たりの通話録音制限時間が予め設定されている場合に、この通話録音制限時間に到達する所定時間前に、通話録音の起動者(通話者)に対して通話録音可能時間が残り少なくなった旨を可視表示又は可聴表示のメッセージにて通知する。
【解決手段】
通話内容を録音することが可能な音声録音装置27を有する電話交換機2において、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、音声録音装置27が、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視して、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、制御装置21を介して通話録音中の内線電話機51〜5nに対して、通話録音可能時間が残り少なくなった旨を通知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音声メール機能、通話メモ機能又は留守番電話機能を有する音声録音装置を備え、内線電話機の通話内容を録音することが可能な電話交換装置に関する。
従来、音声メール機能、通話メモ機能又は留守番電話機能を有する音声録音装置を備え、内線電話機の通話内容を録音することが可能な電話交換装置が存在する。通話内容の録音は、通話開始時に自動的に行われるものや、通話中に内線電話機に設けられた所定キー(録音キー)を操作することで行われるものがある。このような通話内容の音声は音声録音装置に録音され、録音終了後、内線電話機に設けられた所定キー(再生キー)を操作することで再生することができ、後々に通話内容を確認したり、不在者へのメッセージとして伝達することが可能になる。
ところで、通話録音される音声は、デジタル符号化されてハードディスクやフラッシュメモリの記憶媒体に記憶されるが、長時間の通話が録音されると記憶媒体の使用率が大きくなり、複数の内線電話機又は使用者で記憶媒体を共用する場合に、数人の使用で記憶媒体の使用が占有されることがある。
このため、1件の通話(1メッセージ)当たりの通話録音時間を制限する機能を備えていることがある。電話交換機に収容されている内線電話機が、外線等と通話中に、録音キーを押下することにより通話録音を起動した際の通話録音終了条件は、通話録音制限時間に到達する前に通話を終了する場合、及び、通話録音中に、再度、録音キー又は終了キーを押下することにより通話録音を中断する場合がある。この条件の場合には、通話録音制限時間に到達したときに、通話は継続するが、通話録音は自動的に強制終了されることを余儀なくされていた。
なお、通話録音に関する技術としては、以下の特許文献が挙げられる。
特開平4−4649号公報 特開平6−318980号公報 特開2001−309055号公報
従来の電話交換機は、前記したように、通話録音の条件として通話録音1件(1メッセージ)当たりの通話録音時間が制限されている場合、通話録音を終了操作する前に通話録音制限時間に到達した場合、通話録音は自動的に強制終了されてしまうため、最後まで確実に通話内容を録音することができないという課題があり、通話録音機能の確実性に欠けていた。
したがって、本発明の目的は、通話録音の条件として通話録音1件(1メッセージ)当たりの通話録音制限時間が予め設定されている場合に、この通話録音制限時間に到達する所定時間前に、通話録音の起動者(通話者)に対して通話録音可能時間が残り少なくなった旨を可視表示又は可聴表示のメッセージにて通知し、更に、このメッセージ通知後、内線電話機からの所定操作に応じて、通話録音時間を延長することを可能にして、通話録音が強制終了することを防止し、確実に通話内容の録音(保存)を可能にする電話交換機及び通話録音方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有する電話交換機において、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視する手段と、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音中の電話機に対して、通話録音可能時間が残り少なくなった旨を通知する手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有する電話交換機において、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視する手段と、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音を終了させる手段と、通話録音の制限時間に到達する前に通話録音中の電話機から延長要求を受けると、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したか否かの監視をクリアし、再度監視を行う手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有する電話交換機に用いる通話録音方法において、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視し、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音中の電話機に対して、通話録音可能時間が残り少なくなった旨を通知することを特徴とする。
また、本発明は、通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有し、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視し、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音を終了させる電話交換機に用いる通話録音方法において、通話録音の制限時間に到達する前に通話録音中の電話機から延長要求を受けると、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したか否かの監視をクリアし、再度監視を行うことを特徴とする。
本発明によれば、1件(1メッセージ)当たり通話録音時間が制限されている電話交換機において、通話録音制限時間に到達する所定時間前に通話録音をしている通話者(録音起動者)に対して、通話録音が可能な時間が残り少なくなった旨を可視表示又は可聴表示によるメッセージにより通知することができるため、通話録音の強制終了を明確に認識することが可能になり、通話録音の確実性を向上することができる。
また、本発明によれば、通話録音可能な時間が残り少なくなった旨をメッセージにより通知した後、通話録音制限時間に到達する前に、このメッセージにより通知された通話者(録音起動者)が、通話録音延長操作を行うことにより、通話録音時間を延長することができるため、より通話録音の確実性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示す電話交換機を含む電話システムの構成図である。
図1において、当該電話システム1は、電話交換機2と、電話交換機2を接続する公衆網3と、公衆回線Lと、公衆網3に接続される外部電話機4とを備えて構成されている。
電話交換機2は、当該電話交換機2の全体を制御する制御装置21と、制御装置4の制御によって通話路を自在に形成し、開放するスイッチ機能を有する通話路スイッチ22と、制御装置21の動作制御プログラムや各種設定データ(局データ)を記憶する記憶装置23と、公衆回線Lを接続するインタフェースである局線トランク24と、内線電話機51〜5nをそれぞれ接続するインタフェースである内線回路25と、公衆回線Lと内線電話機51〜5nの通話音声や、内線電話機51〜5n間の通話音声をミキシングする音声混合装置26と、ハードディスクやフラッシュメモリ等の音声情報(音声メッセージ)蓄積媒体を内蔵し、通話音声録音や留守番電話機能等を有して音声情報(音声メッセージ)を録音し、また、この音声情報(音声メッセージ)を再生出力する音声録音装置27とを備えている。
なお、局線トランク24、内線回路25、音声混合装置26及び音声録音装置27はそれぞれ通話路スイッチ22に接続されており、内線電話機51〜5の所定操作(録音キーの操作)に応じて、公衆回線Lと内線電話機51〜5nの通話音声や、内線電話機51〜5n間の通話音声が音声混合装置26にてミキシングされて音声録音装置27に出力され、これらの通話音声が音声録音装置27にて録音可能に構成されている。また、内線電話機51〜5nの所定操作(再生キーの操作)に応じて、音声録音装置27に録音されている通話音声やメッセージが再生可能に構成されている。
本電話システムの構成において、例えば、外部電話機4が電話交換機2に対して発信すると、公衆網3を経由して電話交換機2の局線トランク24に着信する。すると、局線トランク24からの通知により制御装置21が着信を検出し、内線回路25を経由して内線電話機51〜5nに対し、着信表示を行う。
内線電話機51〜5nのいずれかにより、この着信に対する応答操作(オフフック又は着信キーの操作)を行うことにより、この局線トランク24への着信に対する応答制御が行われ、通話路スイッチ21を制御して、着信した局線トランク24と応答操作を行った内線電話機51〜5n(例えば、内線電話機51)に対応する内線回路25間を接続して、外部電話機4と応答操作をした内線電話機51との間が通話状態となる。
この通話状態において、通話中の内線電話機51にて、必要に応じて通話録音の起動操作(録音キーの操作)を行うことにより、音声混合装置26と音声録音装置27を起動し、通話録音を開始することができる。なお、通話録音起動後は、予め設定されている通話録音制限時間に達する所定時間(局データとして設定された時間)前に、音声録音装置27又は制御装置21から、通話録音終了前通知要求情報が発行される。そして、この情報を認識すると、内線電話機51に可視表示又は可聴表示による録音終了前を示すメッセージを送出する。これにより、内線電話機51の操作者は、通話録音時間が残り少ないことを認識することができる。
図2は、外部電話機と内線電話機との通話内容を音声録音装置にて通話録音している状態の接続図である。
外部電話機4と内線電話機51が通話中状態のときに、内線電話機51が通話録音の起動操作(録音キーの操作)を行うと、内線回路25を介して制御装置21がこの操作を認識し、音声混合装置26及び音声録音装置27を起動する。
そして、これらの起動が完了したことに確認した上で通話路スイッチ22を制御して、内線電話機51を接続している内線回路25と通話している公衆回線Lを接続している局線トランク24との間の接続を一旦開放し、内線回路25と音声混合装置26の間、局線トランク24と音声混合装置26との間、及び、音声録音装置27と音声混合装置26の間をそれぞれ接続するように接続替えし、内線回路25と局線トランク25と音声録音装置27間での三者通話状態にする。このように、通話路を形成することにより、音声録音装置27に、内線電話機51と外部電話機4との通話音声が録音できる状態になる。
図3は、内線電話機の操作盤面図である。
内線電話機51〜5nには、通話を行う為の送受器30、発信時に宛先を指定するために使用するダイヤルキー31、通話相手情報やダイヤルキー31でダイヤルした内容を表示する等の可視表示を行う表示器32を備えている。また、通話録音機能を操作する通話録音系の表示器(LED)付きキーとして、通話録音の起動する録音キー33、通話録音延長起動を行うための録音延長キー34、通話録音内容を再生するための再生キー35、通話録音内容を再生しているときに次のメッセージの再生に飛ばすスキップキー36、録音されている通話内容やメッセージを消去する消去キー37を備えている。なお、録音延長キー34は必須なものではなく、これに変えて録音キー33を用いることも可能である。すなわち、通話録音状態の場合に録音キー33が操作されたときは、通話録音延長の起動が行われたものと認識することができるので、録音キー33を録音延長キー34として共用することが可能である。
なお、図3には記載していないが、内線電話機51〜5nには、一般的な多機能電話機に配置してあるオフフック、保留、転送、再ダイヤル、短縮、不在、代理応答、フリーファンクション等の各種電話操作キーも備えている。
図4は、音声録音装置内の設定されている通話録音制御データを示す構成図である。
通話録音制御データとして、通話録音1件(1メッセージ)当たりの通話録音制限時間40及び通話録音終了前通知時間41のデータが設定されている。これらのデータは、本電話交換機のシステム運用開始前や運用変更の際に設定するものであり、内線電話機51〜5nのいずれかの操作により電話交換機を保守モードにして、それぞれのデータを予め音声録音装置27に設定しておく。なお、このデータの記憶部位は、音声録音装置27でなくても良く、例えば、記憶装置23内に局データの一部として設定しておいても何ら問題なく同様の作用を得ることができる。
このように、通話録音終了前通知時間のデータ領域を設けて、使用者が希望する通話録音終了前通知時間を、例えば、1〜999秒の範囲で任意に設定することができる。このデータを用いることで、音声録音装置27は、通話録音中に通話録音時間に到達する所定時間前に録音終了前通知要求情報を送出することができるようになり、制御装置21がこの録音終了前通知要求情報を受信すると、通話録音中の内線電話機51〜5nに対して、通話録音可能時間が残り少なくなったことを可視表示又は可聴表示によるメッセージ通知が可能となる。
また、図面には記載しないが、記憶装置23や音声録音装置27内には、通常の電話交換機としての交換動作に必要な各種データ(局データ)も記憶されている。なお、通話録音1件(1メッセージ)当たりの通話録音制限時間40及び通話録音終了前通知時間41のデータは、電話交換機2のシステムに対して1つであっても良いし、電話交換機に接続される内線電話機51〜5n毎に複数あっても良い。内線電話機51〜5n毎に通話録音最大時間40及び通話録音終了前通知時間41のデータ設定ができれば、使用者毎の希望に応じた柔軟な動作が可能になる。
なお、本実施形態における図4に示すデータは、通話録音制限時間40が1〜999分の範囲で任意に設定可能であり、通話録音終了前通知時間41が1〜999秒の範囲で任意に設定可能であることを示している。そして更に、その初期値(デフォルト値)として、通話録音制限時間40が3分、通話録音終了前通知時間41が60秒であることを示している。
以下、本発明にかかる動作を説明する。
図5は、本発明の通話録音終了前通知の一般的なシーケンスである。
図5において、前記したように、例えば外部電話機4が電話交換機2に対して発信し、公衆網3を経由して電話交換機2の局線トランク24に着信すると、局線トランク24からの通知により制御装置21が着信を検出し、内線回路25を経由して内線電話機51〜5nに対して着信表示を行う。この後、いずれかの内線電話機(例えば、「内線電話機51」以下同じ。)により、この着信に対する応答操作を行うことにより、この局線トランク24への着信に対する応答制御が行われ、通話路スイッチ21を制御して、着信した局線トランク24と応答操作を行った内線電話機51に対応する内線回路25間を接続して、外部電話機4と応答操作をした内線電話機51との間が通話状態となる。
このように内線電話機51が公衆網3を経由して、外部電話機4と通話中の状態で、通話録音を起動する場合、内線電話機51の録音キー33を押下して起動操作を行う(S500)。すると、内線電話機51より、録音キー33が押下されたことを示すキー押下情報(録音)が電話交換機2に通知され(S501)、電話交換機2の制御装置21が内線回路25を介してこれを受信すると、音声混合装置26及び音声録音装置27を起動して、これらの起動が完了したことを認識し通話録音が可能な状態にあることを確認した上で、音声録音装置27に対して通話録音開始要求情報を送出する(S502)。
一方、音声録音装置27は、通話録音が可能な状態か判断して録音可能である場合、すなわち、当該内線電話機51が使用可能な録音領域(メールボックス又は録音チャネル)に空きがあり、他の内線電話機が当該録音領域にアクセスしていない場合、電話交換機2の制御装置21に対して通話録音開始を許可する通話録音開始許可情報を送信(S503)し、通話録音を開始する(S504)。なお、音声録音装置27は通話録音開始許可情報を送信すると、装置内で、通話録音制限時間と通話録音終了前通知時間の監視を開始する(S505)。
電話交換機2の制御装置21は、この通話録音開始許可情報を受信すると、録音操作をした内線電話機51の録音キー33に対応する表示器(LED)を赤点灯表示(S506)し、通話録音が起動されたことを可視表示する制御を行う。
なお、図5に示すシーケンス図では図示していないが、録音操作をした内線電話機51を収容する内線回路25と、内線電話機51の通話先である公衆網3を収容する局線トランク24と、音声混合装置26と、音声録音装置27とが電話交換機2の通話路スイッチ22にて相互接続されるように制御装置が通話路スイッチを制御し、図2に示す接続構成としている。
このように通話録音が行われている状態になると、音声録音装置27にて通話録音制限時間に到達する所定時間前に達したか否かを監視を開始し、通話録音制限時間に到達する所定時間前に達した場合(S507)、電話交換機2の制御装置21に対して、通話録音終了前通知情報を送出する(S508)。
電話交換機2の制御装置21は、この通話録音終了前通知情報を受信すると、録音操作をした内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)に赤点滅制御を行い(S509)、もしくは、内線電話機51に所定の可聴音を送出して、内線電話機51の操作者に対し通話録音時間が残り少なくなったことを知らしめて、音声録音装置27に対して、通話録音終了前通知完了情報を返信する(S510)。
すると、内線電話機51の操作者は、録音キー33に対応する表示器(LED)を可視表示が赤点滅表示になったこと、もしくは、所定の可聴音が送出されてきたことを確認して通話録音時間が残り少ないことを認識することができ、これを意識した通話を行うことができる。例えば、操作者が通話録音可能時間が満了する前に、オンフック(終話)操作を行うと(S511)、電話交換機2の制御装置21は内線回路25を介して切断情報を受信し(S512)、音声録音装置27に対し、通話録音終了要求情報を送信する(S513)。
これと同時に、電話交換機2の制御装置21は、内線電話機51及び公衆網3に対して解放情報を送信し(S514)、内線電話機51がこの開放情報を受信することで待機状態へ遷移する。なお、この際に録音キー33に対応する表示器(LED)に対して滅灯制御も行う(S515)。
また、電話交換機2の制御装置21は、音声録音装置27から通話録音終了許可情報を受信することにより(S516)、音声録音装置27に解放情報を返信し(S517)、音声録音装置27も待機状態へ遷移する。
なお、図5に示すシーケンス図では図示していないが、音声録音装置27に対し通話路スイッチを介して相互接続していた局線トランク24、内線回路25、音声合成装置26も同時に開放されて待機状態に遷移させる。
次に、通話録音終了前通知があった際に、録音延長を行う動作を説明する。図6は、通話録音終了前通知時の録音延長のシーケンスである。
まず、内線電話機51が公衆網3を経由して、外部電話機4と通話中の状態で、通話録音を起動し、通話録音状態に移行する。そして、音声録音装置27は、通話録音時間に到達する所定時間前に達したことにより、電話交換機2の制御装置21に対して、通話録音終了前通知情報を送出して、電話交換機2の制御装置21がこの通話録音終了前通知情報を受信すると、録音操作をした内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)に対する赤点滅制御を行った上で、音声録音装置27に対して通話録音終了前通知完了情報を返信する迄の動作は、図5に示すシーケンスのステップS500ないしステップS510と同様であるので説明は省略する。
このように、録音操作をした内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)に赤点滅制御が行われている状態で、この可視表示を認識した内線電話機の操作者が通話内容の状況により、通話録音を延長する必要があると判断した場合、内線電話機51の録音キー33を押下するか、もしくは、録音延長キー34を押下して通話録音延長操作を行う(S600)。すると、内線電話機51より、録音キー33もしくは録音延長キー34が押下されたことを示すキー押下情報(録音)が電話交換機2に通知され(S601)、電話交換機2の制御装置21が内線回路25を介してこれを受信すると、音声混合装置27に対し、通話録音開始要求情報を送出する(S602)。
すると、音声録音装置27内で、通話録音の延長が可能な場合、すなわち、現在通話録音している内線電話機51が使用可能な録音領域(メールボックス又は録音チャネル)に空きがある場合、電話交換機2の制御装置21に対し、通話録音開始許可情報を返信し(S603)、通話録音の延長処理を行う。
通話録音の延長処理として、音声録音装置27は、通話録音制限時間監視及び通話録音終了前通知時間の監視を一旦クリアし、再度、これらの監視を開始する(S604)。
電話交換機2の制御装置21は、通話録音要求許可情報を受信することにより、内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)を赤点滅から赤点灯表示に変更する制御を行い(S605)、通話録音が延長されたことを可視表示する。
以後、音声録音装置27内で、通話録音終了前通知時間監視を継続し、電話交換機2の制御装置21は、内線電話機51の通話録音終了操作(オンフックによる終話も含む)を監視し、通話録音終了操作を検出することにより、音声録音装置27への通話録音終了要求情報を送信するまで通話録音を継続する。これらの動作は、図5に示すシーケンスのステップS511ないしステップS516と同様であるので説明は省略する。
なお、通話録音時間の延長は、1回に限られるものではなく、複数回行うことも可能であることは自明である。すなわち、音声録音装置27は、通話録音終了前通知監視時間が満了すると、電話交換機2の制御装置21に対して、通話録音終了前通知情報を送出するように動作する。そして、電話交換機2の制御装置21がこの通話録音終了前通知情報を受信すると、音声録音装置27に対して通話録音終了前通知許可情報を返信し、これと同時に録音操作をした内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)に赤点滅制御を行う動作を行う。これに伴い、図6に示すシーケンス図のステップS600ないしステップS604が繰り返し行われるものである。
また、本録音延長動作を繰り返す回数を制限することができる。例えば、予め録音延長操作の繰り返しの最大回数を設定しておき、この最大回数(すなわち、通話録音最大時間)を超える録音延長操作が行われた場合は、音声録音装置27または電話交換機2の制御装置21において、この操作を無効にすれば良い。このように制限をかけることで、1件の通話当たりの通話録音に使用する録音領域が無闇に大きくなることを防止できるようになる。
なお、最後に通話の終了処理が行われるが、この処理は図5に示すシーケンスのステップS511〜S514と同じであるため説明は省略する。
次に、通話録音終了前通知があった際に、録音延長を行わない動作を説明する。図7は、通話録音終了前通知後、録音延長を行わず、録音時間が満了する場合のシーケンスである。
まず、内線電話機51が公衆網3を経由して、外部電話機4と通話中の状態で、通話録音を起動し、通話録音状態に移行する。そして、音声録音装置27は、通話録音時間に到達する所定時間前に達したことにより、電話交換機2の制御装置21に対して、通話録音終了前通知情報を送出して、電話交換機2の制御装置21がこの通話録音終了前通知情報を受信すると、録音操作をした内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)に対する赤点滅制御を行った上で、音声録音装置27に対して通話録音終了前通知完了情報を返信する迄の動作は、図5に示すシーケンスのステップS500ないしステップS510と同様であるので説明は省略する。
このように、録音操作をした内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)に赤点滅制御が行われている状態で、この可視表示を認識した内線電話機51の操作者が通話内容の状況により、通話録音を延長する必要がないと判断した場合、何も操作を行わず外部電話機4との通話を継続する。
そして、音声録音装置27にて、通話録音制限時間が満了(制限時間に達した)と判断すると(S700)、電話交換機2の制御装置21に対し、通話録音終了要求情報を返信する(S701)。電話交換機2の制御装置21は、通話録音終了要求情報を受信した場合、音声録音装置27に対し、通話録音終了許可情報を返信し(S702)、通話録音を強制終了する。また、これを同時に、内線電話機51の録音キー33の表示器(LED)を滅灯する制御を行い(S703)、通話録音が強制終了した旨を可視表示する。
なお、このように、通話録音を強制終了する場合、電話交換機2の制御装置21は、内線電話機51と局線トランク24(外部電話機4)との通話内容を、音声混合装置26を介して音声録音装置27に送出するように通話路スイッチを接続していた接続構成を変更する制御を行う。すなわち、音声混合装置26及び音声録音装置27を開放し、内線電話機51を接続する内線回路25と外部電話機4との通話に使用している局線トランク25との間のみの接続になるように通話路スイッチ22を制御することで、内線電話機51と外部電話機4との通話を継続させる(S704)。
また、この状態において、内線電話機51から通話録音の再起動操作、すなわち録音キー33の押下操作が行われると、図5のステップS500以降の処理が行われ、再度、通話録音することも可能である。
そして、最後に、内線電話機51の切断操作(オンフック)を受けて(S705)、内線電話機51から電話交換機2の制御装置21に切断情報が送出されると(S706)、制御装置21は、内線電話機51及び公衆網3に解放情報を送出して(S706)、通話切断処理が行われる。
以上、本発明の実施の形態を説明した。
本発明の実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明の実施の形態を示す通話録音時の接続構成図である。 本発明の実施の形態を示す内線電話機(多機能電話機)の盤面図である。 本発明の実施の形態を示すデータ構成図である。 本発明の実施の形態を示す通話録音終了前通知シーケンス(通常)である。 本発明の実施の形態を示す通話録音終了前通知シーケンス(録音延長)である。 本発明の実施の形態を示す通話録音終了前通知シーケンス(録音時間満了)である。
符号の説明
1 電話システム
2 電話交換機
3 公衆網
4 外部電話機
21 制御装置
22 通話路スイッチ
23 記憶装置
24 局線トランク
25 内線回路
26 音声混合装置
27 音声録音装置
51〜5n 内線電話機

Claims (4)

  1. 通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有する電話交換機において、
    1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、
    通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視する手段と、
    通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音中の電話機に対して、通話録音可能時間が残り少なくなった旨を通知する手段と、
    を備えたことを特徴とする電話交換機。
  2. 通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有する電話交換機において、
    1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、
    通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視する手段と、
    通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音を終了させる手段と、
    通話録音の制限時間に到達する前に通話録音中の電話機から延長要求を受けると、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したか否かの監視をクリアし、再度監視を行う手段と、
    を備えたことを特徴とする電話交換機。
  3. 通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有する電話交換機に用いる通話録音方法において、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視し、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音中の電話機に対して、通話録音可能時間が残り少なくなった旨を通知することを特徴とする通話録音方法。
  4. 通話内容を録音することが可能な通話録音機能を有し、1件あたりの通話録音時間が制限可能な構成とし、通話録音中に通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したことを監視し、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達した際に、通話録音を終了させる電話交換機に用いる通話録音方法において、通話録音の制限時間に到達する前に通話録音中の電話機から延長要求を受けると、通話録音の制限時間に到達する所定時間に達したか否かの監視をクリアし、再度監視を行うことを特徴とする通話録音方法。
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