JP2007127286A - 冷凍冷蔵庫のの製氷皿判別方法及び給水量判別方法 - Google Patents

Abstract

【課題】製氷皿を交換して氷のサイズを変更するタイプの自動製氷器において、大サイズの製氷も良好に行え、小サイズの製氷も良好に行える冷凍冷蔵庫を提供する。
【解決手段】自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫において、自動製氷器に取り付けられた製氷皿を識別する。又、自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫において、前記自動製氷器に取り付けられた製氷皿を識別して、この取り付けられた製氷皿に応じた給水量を制御する。
【選択図】図１

Description

本発明は、製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫において、この製氷皿を交換することにより、製氷する氷のサイズを変更する冷凍冷蔵庫に関する。

冷凍冷蔵庫の自動製氷器において、製氷する氷のサイズを大小の２つのサイズにしたいという要望は従来からあった。

このため、給水する水量を少なくて、通常時に比べて、小さなサイズの氷を作成することが提案されている（特許文献１参照）。

また、製氷皿自体を交換し、通常に比べて、小さなサイズの氷を作成することが提案されている（特許文献２参照）。そして、この場合は、大きなサイズの氷を作成するための製氷皿はその製氷個数を少なく設計し、小さなサイズの氷を作成するための製氷皿はその製氷個数を多く設計して、その給水量が同じになるようにしていた。また、上下に製氷皿部分を形成することも提案されている（特許文献３参照）なお、製氷皿を交換する自動製氷器については、特許文献４にも提案されている。
特開２００５−１２７６９８号公報 実公平５−１０１９４号公報 特開平９−２４３２２０号公報 特開２００１−２１５０７３号公報

本発明は、好適なサイズの氷を製氷する冷凍冷蔵庫を提案するものである。

つまり、製氷皿を交換して、氷のサイズを変更するタイプの自動製氷器では、従来、給水量が一定であったが、これでは、この２種の製氷皿の設計時に「両製氷皿において、同じ給水量で大サイズの製氷も良好に行え、小サイズの製氷も良好に行える」という縛りが生じてしまう。

本願は、給水量の異なる製氷皿を選択的に自動製氷器にセットできる冷凍冷蔵庫において、この製氷皿に応じた給水量の切り換えを自動的に行う冷凍冷蔵庫を実現するための制御方法を提案するものである。

本発明は、自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫の製氷皿判別方法において、自動製氷器が取り付けられた製氷室の天井に設けられたホール素子にて、この製氷皿の回動時に所定位置の磁石の有無を判定することにより製氷皿の種別を判定することを特徴とする。

本発明は、自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫の製氷皿の給水量判別方法において、自動製氷器が取り付けられた製氷室の天井に設けられたホール素子にて、この製氷皿の回動時に所定位置の磁石の有無を判定することにより製氷皿の種別を判定し、これに応じた水量を給水することを特徴とする。

本発明は、自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫において、前記自動製氷器
に取り付けられた製氷皿を識別して、この取り付けられた製氷皿に応じた水量を給水することを特徴とする。

本発明は、識別手段を備えた製氷皿である。

本発明では、製氷皿の識別するので、これに応じた制御（適量の水を給水する等）ができる。

本発明は、自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫において、前記自動製氷器に取り付けられた製氷皿を識別することを特徴とする。

本発明の自動製氷器では、従来と同様に製氷皿が交換可能である。そして、この製氷皿は、通常サイズ（以下大サイズ）の氷を作る製氷皿と、小さなサイズ（以下小サイズ）の氷を作る製氷皿が、使用者によって選択されて取り付けられている。

大サイズ用の製氷皿は従来と同様であるが、小さなサイズ用の製氷皿には、端部に識別手段として磁石が取り付けられている。

そして、冷凍冷蔵庫の本体側には、この識別用の磁石を検出するホール素子を設けてある。

これにより、冷凍冷蔵庫は、ホール素子が磁石を検出しなかった場合は、大サイズ用の製氷皿が取り付けられていると判断して、これにあった水量を給水する。

また、冷凍冷蔵庫は、ホール素子が磁石を検出した場合は、小サイズ用の製氷皿が取り付けられていると判断して、これにあった水量（一般的には、大サイズ用よりも少量）を給水する。

図を参照しつつ、これを説明する。図は、製氷室の概略を示すものであり、図１は製氷時の製氷皿５の位置を示すものである。図２は脱氷のために製氷皿５を捻るために、この製氷皿５を回動させた時の図である。製氷皿５は、自動製氷器１に着脱自在に取り付けられており、複数種類の製氷皿５を選択的に取り付けることが可能である。

製氷室の天井３には、ホール素子４が埋め込まれている。また、小サイズ用の製氷皿５には、磁石６が埋め込まれている。なお、この実施例では、給水量は２種類あり、この小サイズ用の製氷皿５の給水量は少量であり、磁石６の埋め込まれていない大サイズ用の製氷皿の給水量は通常量である。

この図２は、脱氷のために、製氷皿５を図示省略したモータにより回動させている途中であり、脱氷は、製氷皿の一端をモータで回動させながら、残りの製氷皿の他端側の回動を停止させることにより、この製氷皿５を捻って、脱氷させる一般的なものである。

この冷凍冷蔵庫では、この脱氷動作等のための製氷皿５の回動時にホール素子４が磁石５を検出すると、この製氷皿５が小サイズ用の製氷皿５と判断して、給水時の給水量を少量とし、製氷皿５の回動時にホール素子４が磁石５を検出しないと、この製氷皿５が大サイズ用の製氷皿５と判断して、給水時の給水量を通常量とする。

本発明の冷凍冷蔵庫の製氷時の製氷皿の位置を示す図である。 本発明の冷凍冷蔵庫の脱氷途中における製氷皿の位置を示す図である。

符号の説明

１ 自動製氷器
２ 貯氷容器
３ 製氷室の天井
４ ホール素子
５ 製氷皿
６ 磁石

Claims (2)

1. 自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫の製氷皿判別方法において、自動製氷器が取り付けられた製氷室の天井に設けられたホール素子にて、この製氷皿の回動時に所定位置の磁石の有無を判定することにより製氷皿の種別を判定することを特徴とする冷凍冷蔵庫の製氷皿判別方法。
2. 自動製氷器の製氷皿が取り外し可能な冷凍冷蔵庫の製氷皿の給水量判別方法において、自動製氷器が取り付けられた製氷室の天井に設けられたホール素子にて、この製氷皿の回動時に所定位置の磁石の有無を判定することにより製氷皿の種別を判定し、これに応じた水量を給水することを特徴とする冷凍冷蔵庫の給水量判別方法。

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