JP2007126295A - バッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置 - Google Patents

バッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置 Download PDF

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Masahiko Saegusa
雅彦 三枝
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Abstract

【課題】バッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置のロッドが上下動して停止する際のバックラッシュを防止することで、バッフル等を粗型上部にスムースにセットできるようにし、また、カムローラの耐久性を向上させる。
【解決手段】バッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置のカム機構の円筒部に複数のカム溝を設ける。各カム溝の幅はカムローラ頭部の直径よりも広く形成し、カムローラの少なくとも2個において、各カムローラの頭部が各カム溝の縁辺に接触するように設け、その各頭部が接触する縁辺を、それぞれ他方の頭部が接触する縁辺と逆の側の縁辺にする。2個のカムローラで円筒部の各カム溝の間の部分を挟み付けることとなり、ロッドの回転が規制され、バックラッシュを防止できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ガラスびんの成形において、パリソンを形成するための粗型の上部を閉塞してカウンターブローのエアを吹き込むバッフル、粗型に投入されるゴブのガイドとなるファンネル、又は仕上型に最終吹き込みを行うブローヘッドを駆動する装置に関する。
ガラスびんの口部を成形する口型の上に粗型を配置し、この粗型内にゴブ投入用の開口を介してゴブを投入し、続いて、該開口をバッフルで塞ぐと共にバッフルから空気を粗型内に送り込んでセッツルブローを加えることによりガラスを口型及びその内部にあるプランジャに密着させ、続いて、口型からプランジャを引っ込めた後プランジャを通じてガラスの内部に空気を送り込んでカウンターブローを加えることによりパリソンを形成するガラスびんの成形装置が知られている。
図1により、上記の成形装置(ブローアンドブロー方式)でガラスびんを成形する工程の概略を説明する。図1(a)〜(c)では、粗型20を用いて溶融ガラスの塊(ゴブ)Gから半製品としてのパリソンPを製造する。図1(a)では、粗型20上にセットされたファンネル28をガイドとして粗型内にゴブGが投入され、図1(b)ではファンネル28上にセットされたバッフル22を通じて上から圧搾空気で加圧され(セッツルブロー)、粗型20の下にある口型21にガラスが入って口部が作られる。このときプランジャ27は所定の位置にセットされている。図1(c)では、バッフル22及びファンネル28を待機位置に移動した後再びバッフル22を粗型20上にセットし、プランジャ27が下降し、空洞部に空気を吹き込み(カウンターブロー)、粗型20と上部のバッフル22でパリソンPが成形される。図1(d)では、パリソンPを反転装置(メカニズム)26を用いて仕上型24に移し、図1(e)で口型21を取り外した後、図1(f)では仕上型24の上にブローヘッド29をセットしてガラスびんBを成形し(最終吹き込み)、図1(g)ではこの仕上型24からガラスびんBを取り出す。
このような成形装置においては、バッフル、ファンネル又はブローヘッドを粗型又は仕上型の上部にセットし、また粗型又は仕上型の上部から取り外して待機位置まで移動させる駆動装置が必要となる。すなわち、図1(a)では粗型上部にファンネルがセットされ、図1(b)ではファンネルの上にバッフルがセットされ、図1(c)ではバッフル及びファンネルが待機位置に移動した後にバッフルのみが粗型上部にセットされ、図1(d)ではバッフルを待機した後に反転が行われ、図1(f)ではブローヘッドが仕上型上にセットされ、最終成形完了後ブローヘッドは待機位置に移動し仕上型の型開きが行われる。このようなバッフル等の駆動装置の概略は、例えば下記特許文献に開示されている。
特開平8−198630号公報 特開平9−156936号公報 特表2005−526682号公報 実開昭63−7136号公報
以下、従来技術を、バッフル駆動装置を例にとって説明する。図2は従来のバッフル駆動装置1の概略図、図3は図2におけるA−A線断面図である。バッフル駆動装置1は、粗型近傍の成形機本体のフレーム10に固定されている。バッフル駆動装置1はロッド2、駆動機構3、カム機構4などからなる。駆動機構3はエアシリンダで、外周に突出形成されたフランジ7をフレーム10にボルトなど適宜の固定手段で固定することによってフレーム10に固定されている。ロッド2は駆動機構3により上下に駆動する棒状のもので、駆動機構3の上方においてアーム5が固定され、その先端にバッフル22が取り付けられるようになっている。ロッド2及びアーム5には、ロッド上部からバッフル22に至るエア通路9が設けられ、セッツルブロー用のエアを供給できるようになっている。カム機構4はロッドが上下動するときにバッフル22を旋回させるためのもので、駆動機構3の下部に一体に取り付けられた円筒部4aと、ロッド2の下部に外周方向に向かって突出形成されたカムローラ7で構成されている。円筒部4aには、1個のカム溝6が形成され、カムローラ7の頭部がカム溝6内に入り込んでいる。カム溝6は上下方向に設けられているが、上方に行くに従って円周方向に変位するように曲線状に形成されている。ロッド2が駆動機構3によって上下すると、カムローラ7がカム溝6に沿って上下するため、ロッド2が回転する。したがって、バッフル22は旋回しながら上下することとなる。ロッド2が下降すると、バッフル22は粗型2の上部にセットされ、ロッド2が上昇すると、バッフル22は旋回しながら上昇して待機位置に移動する。カム溝6の幅は、カムローラがカム溝内を滑らかに移動できるように、カムローラ頭部の直径よりも若干広く形成されている。
上記のように、カム溝の幅がカムローラの頭部の直径よりも広く形成されているため、ロッド2が上下動して停止するときに、バックラッシュによりバッフル22が円周方向に首振り運動し、粗型上部に滑らかにセットされにくく、また、カムローラ7や金型が傷みやすいという問題があった。本発明は、ロッドが上下動して停止する際のバックラッシュを防止することで、バッフルを粗型上部にスムースにセットできるようにし、また、カムローラ及び金型の耐久性を向上させることを課題とするものである。
〔請求項1〕
本願の請求項1の発明は、垂直に配設されバッフル、ファンネル又はブローヘッドを取り付け可能なロッドと、該ロッドを上下動させる駆動機構と、ロッドが上下動する際にこれを回転させるカム機構を有するバッフル駆動装置において、前記カム機構は、軸芯に前記ロッドが挿通され複数のカム溝が形成されている円筒部と、前記ロッドからそれぞれのカム溝に対して突出形成されたカムローラで構成され、各カム溝の幅はカムローラ頭部の直径よりも広く形成されており、前記カムローラの少なくとも2個において、各カムローラの頭部が各カム溝の縁辺に接触するように設けられており、その各頭部が接触する縁辺がそれぞれ他方の頭部が接触する縁辺と逆の側の縁辺であることを特徴とする、ファンネル又はブローヘッドバッフル駆動装置である。
〔請求項2〕
本願の請求項2の発明は、前記請求項1の駆動装置において、前記駆動機構がサーボモータで回転するボールねじと、前記ロッドに設けられ該ボールねじと螺合するナット部であることを特徴とするバッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置である。
本発明のバッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置は、複数のカム溝とカムローラが設けられ、カムローラの少なくとも2個において、各カムローラの頭部が各カム溝の縁辺に接触するように設けられており、その各頭部が接触する縁辺がそれぞれ他方の頭部が接触する縁辺と逆の側の縁辺であるので、2個のカムローラで円筒部の各カム溝の間の部分を挟み付けることとなり、ロッドの回転が規制され、バックラッシュを防止できる。したがって、バッフル等を金型上部にスムースにセットでき、また、カムローラ及び金型の耐久性が向上する。
駆動機構をサーボモータで回転するボールねじと、前記ロッドに設けられ該ボールねじと螺合するナット部で構成することができる。このようにすることで、エアシリンダと比較してロッドを滑らかに上下動させることができる。
図4、5は、本発明におけるカム機構4の横断面図である。カム機構4は、円筒部4aとロッド2から半径方向外側に突出形成されたカムローラ7で形成される。円筒部4aは軸芯にロッド2が挿通され、複数のカム溝が形成されている。複数のカム溝の形状は全て同じで、図2の場合と同様に、上方に行くに従って円周方向に変位するように曲線状に形成されている。また、各カム溝の幅はカムローラ頭部の直径よりも広く形成されている。図4の場合は、カム溝6が2個形成され、各カム溝6に対し、カムローラ7a又は7bがロッド2から突出形成されている。カムローラ7aの頭部は、カム溝6の外側から見て右側の縁辺6aに接触し、カムローラ7bの頭部は、これとは逆に、カム溝6の外側から見て左側の縁辺6bに接触して設けられている。これにより、円筒部4aの縁辺6a、6bの間の部分がカムローラ7a、7bで挟まれ、ロッド2の回転が規制され、バックラッシュが防止される。図5はカム溝6が4個形成された例であり、各カム溝6に対し、カムローラ7a〜7dがロッド2から突出形成されている。カムローラ7a、7cの頭部は、カム溝6の外側から見て右側の縁辺6a、6cに接触し、カムローラ7b、7dの頭部は、これとは逆に、カム溝6の外側から見て左側の縁辺6b、6dに接触して設けられている。これにより、ロッド2の回転が規制され、バックラッシュが防止される。
図6は実施例のバッフル駆動装置11の一部切断側面図である。バッフル駆動装置11は、粗型近傍の成形機本体のフレーム10に固定されている。バッフル駆動装置1はロッド2、駆動機構、カム機構4などからなる。駆動機構は、サーボモータ12で回転するボールねじ13と、ロッド2に設けられボールねじ13と螺合するナット部14である。ロッド2は駆動機構により上下に駆動する棒状のもので、カム機構4の上方においてアーム5が固定され、その先端にバッフル22が取り付けられる。ロッド2及びアーム5には、ロッド上部からバッフル22に至るエア通路9が設けられ、セッツルブロー用のエアを供給できるようになっている。ロッド2の下部はボールねじ13が挿通される空洞部15となり、その下部は空洞が拡径され、その拡径部分にナット部14が嵌着されている。ナット部14にはボールねじ13が螺合している。カム機構4は、軸2の空洞部15の外側に配設された円筒部4aと、空洞部15の拡径された部分の外側に突出形成された4個のカムローラで構成される。円筒部4aには4個のカム溝6が設けられている。このカムローラ及びカム溝の構成は図5と同じである。円筒部4aはカバー筒16に嵌着されており、カバー筒16の外周に突出形成されたフランジ17を成形機本体のフレーム10にボルトなど適宜の固定手段で固定することによってバッフル駆動装置11がフレーム10に固定されている。円筒部4a及びカバー筒16の下端にはサーボモータ12が固定され、サーボモータ12のモータ軸はボールねじ13に接続されている。
図6において、サーボモータ12を回転すると、モータ軸にカップリング(図示せず)によって接続されているボールねじ13が回転する。すると、ボールねじ13と螺合しているナット部14が、ボールねじの回転の方向により上昇又は下降する。ロッド2はナット部14と一体化しているので、ナット部14と共に上昇し又は下降する。その際、カム機構4の作用でロッド2が回転し、バッフル22は旋回しながら上下動する。カム機構4のカム溝とカムローラは図5に示した構成であるので、バックラッシュが防止される。
図7は実施例のファンネル駆動装置の略側面図である。アーム5にファンネル28が取り付けられていること、ロッド2にエア通路が不要であること以外は前記バッフル駆動装置11と全く同じ構成である。
図8は実施例のブローヘッド駆動装置の略側面図である。アーム5にブローヘッド29が取り付けられていること以外は前記バッフル駆動装置11と全く同じ構成である。
ブローアンドブロー方式によるガラスびん成形工程の説明図である。 従来のバッフル駆動装置の側面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 本発明におけるカム機構の横断面図である。 本発明におけるカム機構の横断面図である。 実施例のバッフル駆動装置11の一部切断側面図である。 実施例のファンネル駆動装置の略側面図である。 実施例のブローヘッド駆動装置の略側面図である。
符号の説明
1 バッフル駆動装置
2 ロッド
3 駆動機構
4 カム機構
5 アーム
6 カム溝
7 カムローラ
8 フランジ
9 エア通路
10 フレーム
11 バッフル駆動装置
12 サーボモータ
13 ボールねじ
14 ナット部
15 空洞部
16 カバー筒
17 フランジ
20 粗型
21 口型
22 バッフル
23 ガイドリング
24 仕上型
25 底型
26 メカニズム
27 プランジャ
28 ファンネル
29 ブローヘッド

Claims (2)

  1. 垂直に配設されバッフル、ファンネル又はブローヘッドを取り付け可能なロッドと、該ロッドを上下動させる駆動機構と、ロッドが上下動する際にこれを回転させるカム機構を有するバッフル駆動装置において、
    前記カム機構は、軸芯に前記ロッドが挿通され複数のカム溝が形成されている円筒部と、前記ロッドからそれぞれのカム溝に対して突出形成されたカムローラで構成され、
    各カム溝の幅はカムローラ頭部の直径よりも広く形成されており、前記カムローラの少なくとも2個において、各カムローラの頭部が各カム溝の縁辺に接触するように設けられており、その各頭部が接触する縁辺がそれぞれ他方の頭部が接触する縁辺と逆の側の縁辺であることを特徴とするバッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置。
  2. 請求項1の駆動装置において、前記駆動機構がサーボモータで回転するボールねじと、前記ロッドに設けられ該ボールねじと螺合するナット部であることを特徴とするバッフル、ファンネル又はブローヘッド駆動装置。
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