JP2008044244A - 延伸ロッド及びブロー金型 - Google Patents

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英明 甲田
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Abstract

【課題】、首曲がりボトルの延伸ブロー成形において、芯ずれ、極端な偏肉を防止する為に、延伸されたプリフォームを延伸ロッドとブロー底型の間に挟持しながらブロー成形を可能にする延伸ロッドとブロー金型を提供すること。
【解決手段】 延伸ロッドに曲折可能部を設け、さらに曲折部分を元の直棒に戻す為の円筒を組み合わせた構造の延伸ロッドにする事と、ブロー型の開閉を,製品型の首下部を中心に首曲がり方向に回転してなす構造にする事によりプリフォームの挟持をより確実のものとした。
【選択図】図8

Description

本発明は、熱可塑性樹脂による薄肉ボトル等の延伸ブロー成形に於いて使用される延伸ロッド及びブロー型に関するものである。
延伸ブロー成形法によって熱可塑性樹脂の薄肉包装容器が製造されていることは良く知られている。主な熱可塑性樹脂にはポリエステル、ポリプロプレン、ポリエチレンやポリカーボネイトなどがある。
この延伸ブロー成形法では、先ず射出成形でネック部と有底の胴部からなるプリフォームをつくり、そのプリフォームをガラス転移温度以上の温度状態にして、ブロー型内で延伸ロッドとブローエアーによって軸方向と半径方向に延伸膨張させて容器に成形することを通常としている。
上記延伸ブロー成形では、ネック型又は保持具によってネック部を保持してプリフォームの輸送やブロー成形を行っている。延伸ブロー成形時には、プリフォーム口内にブローコアーとその中心に設置された延伸ロッドを挿入し、延伸ロッドでプリフォームを伸ばしつつ低圧、高圧エアーでブローすることを通常としている。
延伸ブロー成形において、延伸ロッドの役割は、ガラス転移温度以上の温度に調節された有低プリフォームを延伸する事と、延伸されたプリフォームの先端をブロー型の底部とに挟んで、ブロー時に於ける芯ずれを防止することにある。
通常のボトル成形においては、延伸ロッドはボトルと鉛直に設置されているので延伸ロッドの役割を果たすことが出来た。しかし、ボトルの口部と胴部が曲折している所謂首曲がりボトルには、従来の延伸ロッドは対応できなくなった。
従来の首曲がりボトルのブロー成形方法では、延伸ロッドが鋼鉄製で棒状である為に、延伸ロッドを、プリフォーム延伸の後、所定の位置まで抜かなければならなかった。延伸したプリフォームを保持する方法として、ゲート部を底型の凹みに入れ、内圧をかけることが提案されている。確実に保持されることが難しく最終成否品であるボトルには芯ずれ、極端な偏肉が生じボトルの不良の原因の一つとなっている。
特願 昭63−237977 特願 平7−14544 特願 2003−175929
本発明は、延伸ロッドに曲折部を設けることにより、プリフォームの延伸からブロー時まで、延伸ロッドと底型でプリフォームを挟んで確実に保持することを可能とし、芯ずれや極端な偏肉を防止することを課題とした延伸ロッド及び金型を提供することにある。
延伸ロッドを曲折させるのみでは、首曲がりボトルを成形した後に起る、延伸ロッドを抜くことが出来ないという不都合を解決できないので、この課題を解決する延伸ロッドを提供することにある。
延伸ロッドをプリフォームの曲折と同時に、確実に曲折させることを課題としたブロー金型を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明はロッドの一部分に曲折自在部を設けることによって、プリフォームを底型に挟みながらプリフォームと延伸ロッドを曲折させることが出来るというものである。
ロッドの曲折部は複数の駒が連珠されていて、プリフォームが曲折される位置に対応したロッドの曲折部の駒の摩擦抵抗を最も小さくすることによって、その部分が優先的に曲折させることが出来るというものである
ロッド曲折部の外周に円筒を設けることによって、曲折した部分がボトルから引き抜かれる時に、傾いた駒が順次元の直線状に戻されることが出来るというものである。
ブロー型の割り型の一方の開閉を、ボトル型のネック下付近に設置した回転軸を中心に回転させてなす金型構造にした。これによって、ブロー型の回転型閉め中、回転軸の中心から底型までの距離を一定に保つことが出来、曲折部駒の凹凸接触部の凸球面の先端を回転軸中心に一致させることによってプリフォームが確実に挟持されるようになる。
本発明の延伸ロッドおよびブロー金型によって、首曲がりボトルが、芯ずれ、極端な偏肉が無く、かつ容易に延伸ブロー成形することが可能となる。
図2は、球状の駒2を連珠した曲折部を持つ延伸ロッドの断面図である。各駒2は凹凸の球面で接触し、中心を通りスプリング4に繋がれた紐3で連係されてなる。
図4は、図2の延伸ロッドと図3の円筒5を組み合わせてなる延伸ロッドである。円筒5の端はテーパートなっており、曲折された駒2は円筒5の中に引き入れられやすくなる。
図5中、製品型8は左右の軸受台10に取り付けられた回転軸9を中心に回転できる。軸受台はガイドレール10上を型締め方向に移動できる。
図6は、プリフォーム20がコンベアー19で輸送されブロー位置にセットされた状態図である。連結シリンダーbによって押し型に連結された軸受台10はプリフォームの輸送に支障のない位置まで移動でき、プリフォームは垂直方向でも水平方向からでもセットされるようになる。
図8は、ブロー型a6が先に閉められ、軸受け台10の移動、製品型8の回転閉め、押し型7の型締めが行われた後、ブロー成形された状態図である。連結シリンダーaは型閉め時、製品型の回転を押し型より先行させるためのものである。
図9は、曲折された駒2が円筒5内に引き込まれていく状況を示す。駒は円筒の端のテーパーによって順次矯正され円筒内に収まっていく。
駒の材質は、鉄、アルミ、プラスチック等でよく、紐は伸縮自由であり、鋼線にスプリングを繋いでもよい。
本発明に係るロッド、金型は、工業的に量産することが可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
従来の棒状延伸ロッド図である。 複数の球状の駒が連珠された曲折部を持つ延伸ロッドの断面図である。 曲折部を直線状に戻すための円筒の断面図である。 円筒を組み合わせた延伸ロッドの断面図である。 ブロー割型の側面図である プリフォームがセットされ、延伸ロッドがプリフォームに挿入される前における図5のa〜b断面図である。 製品型が閉められ、プリフォームが延伸された状態における図5のa〜b断面図である。 エアーが吹き込まれ、ボトルが成形された状態における図5のc〜d断面図である。 ブロー後、延伸ロッドを製品から抜きつつある状態を示す図5のc〜d断面図である。 ブロー型が左右に開かれ、製品型も開いた状態における図5のa〜b断面図である。
符号の説明
1 ロッド
2 駒
3 紐
4 スプリング
5 円筒
6 ブロー型a
7 押し型
8 製品型
9 回転軸
10 軸受台
11 ブロー型取り付け板
12 ストッパー
13 ガイドレール
14 芯だしブロック
15 連結シリンダーa
16 連結シリンダーb
17 ネック型
18 ホルダー
19 コンベアー
20 プリフォーム
21 ボトル
22 ブローコアー

Claims (6)

  1. 延伸ブロー成形機に使用する延伸ロッドの一部に曲折部を設けた延伸ロッド。
  2. ロッドの曲折部は複数の駒からなり、これらの駒は同一半径の凹凸の球面で接触し、中心を通る紐で連珠された請求項1記載の延伸ロッド。
  3. 駒の外周に、曲折されたロッドを直線状に戻す為の円筒を設けた請求項2記載の延伸ロッド。
  4. 射出成形された有底のプリフォームを、ブロー金型内にて延伸ロッドによる延伸とエアーの吹き込みとにより軸方向と半径方向に延伸膨張させてプラスチックボトル等の容器を成形するに当たり、口部と胴部が傾いている所謂首曲がりボトルの成形においてブロー型の割り型の一方の開閉を、ボトル型のネック下付近に設置された回転軸を中心に回転させてなすことを特徴とするブロー金型。
  5. 回転する割り型を製品型と押し型に分割し、製品型のみを回転開閉させ、その回転を押し型に連結された連結エアーシリンダーaと押し型の横移動によってなす請求項4記載のブロー金型。
  6. 回転軸を取り付けた軸受台が型締め方向に移動出来る構造を持つ請求項5記載のブロー金型。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241429A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Aoki Technical Laboratory Inc 上隅部に口部を有する容器の延伸ブロー用金型装置
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