JP2007126250A - 転換設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】切り換え手段における切り換え案内長さを十分に確保しながらも、切り換えを常に円滑に行える転換設備を提供する。
【解決手段】物品横押し体70側に取り付けた被案内体86の案内を行う案内装置は、左右一対の内移動案内部と、内移動案内部の終端に切り換え手段110を介して対向した左右一対の外移動案内部からなる。切り換え手段は、合流案内部と、分岐案内部と、合流案内部からの被案内体を両分岐案内部に振り分ける切り換え案内部120を有する。切り換え案内部は、上手案内体126と下手案内体128を有し、物品横押し体側の主搬送経路の方向での移動力によって、上手案内体を切り換わり動作させ、切り換わり動作の後半時に下手案内体を一体状に切り換わり動作させるように構成した。切り換え手段における切り換え案内長さを両案内体とにより十分に確保でき、両案内体を介しての切り換えは常に円滑に行える。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば主搬送経路上で搬送されている物品を、この主搬送経路の側部外方に設けた分岐搬送経路に移したりするのに使用される転換設備に関するものである。
従来、この種のものとしては、次のような構成が提供されている。すなわち、荷物を横移動させるプッシャの案内路が設けられ、この案内路のうち、傾斜路がX状に交わる交差部には、プッシャの交差部での円滑な乗継ぎを可能とするための交差部乗継装置が設けられ、ここで交差部乗継装置は、センターカムやリンク機構や継ぎレバーなどから構成されている。そしてプッシャ側からの垂下軸には第2の案内部が取り付けられるとともに、この垂下軸の下端は第1の案内部に形成されている。交差部乗継装置においては、第1の案内部がセンターカムの斜面、曲面、円弧面へと当接移動して、センターカムを枢支軸とともに回動させることで、リンク機構を介して、枢支軸とともに継ぎレバーを逆に回動させて、交差部ガイド板の切欠部に嵌着させている。これにより第1の案内部を、交差部ガイド板から継ぎレバーへと案内している(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平6−32446号公報(第3−5頁、図9−図11) 特開平3−205211号公報(FIG.3−FIG.6) 特開平6−166425号公報(図4−図14) 米国特許第3361247号公報(FIG.17−FIG.19)
しかし、上記した従来構成によると、第1の案内部が、センターカムの円弧面から斜面へと当接移動しているときや斜面から外れたとき、このセンターカムがガタついて、継ぎレバーが交差部ガイド板の切欠部から離れる状態、すなわち、継ぎレバーが交差部ガイド板に対して跳ね返る状態となり、以て継ぎレバーによる第1の案内部の案内を円滑に行えないことになる。
そこで本発明の請求項1記載の発明は、切り換え手段における切り換え案内長さを十分に確保しながらも、切り換えを常に円滑に行える転換設備を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の転換設備は、主搬送経路に沿って配設された左右一対の無端回動体と、これら無端回動体間に多数取り付けられ、かつ主搬送経路とは直交状の方向が長さ方向とされた物品支持体と、この物品支持体に外嵌して案内される物品横押し体とが設けられた転換設備であって、前記物品横押し体の下部側には被案内体が取り付けられ、本体フレーム側には前記被案内体の案内を行う案内装置が配設され、この案内装置は、下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動案内部と、これら内移動案内部の終端に切り換え手段を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動案内部とからなり、前記切り換え手段は、両内移動案内部からの被案内体を受け入れる合流案内部と、被案内体を両外移動案内部に案内する分岐案内部と、合流案内部からの被案内体を両分岐案内部に振り分ける切り換え案内部とを有し、この切り換え案内部は、上手案内体と下手案内体とを有し、前記物品横押し体側の主搬送経路の方向での移動力によって、上手案内体を切り換わり動作させるとともに、この切り換わり動作の後半時に下手案内体を一体状に切り換わり動作させるように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、両無端回動体の移動によって物品支持体群を主搬送経路上で移動させることにより、始端部の物品支持体群上に供給した物品を主搬送経路上で搬送し得る。そして、被案内体を、内移動案内部により案内して内側へ移動させたのち、切り換え手段を介して外移動案内部に移し、この外移動案内部により案内して外側へ移動させることにより、物品支持体の長さ方向に物品横押し体を移動させて物品を横押しし、以て物品を主搬送経路の側部外方に払い出しし得る。
その際に、切り換え案内部の切り換わり動作は、物品横押し体側の移動力を利用して自動的に行える。すなわち、たとえば被案内体を、左右における一方側の内移動案内部により案内して内側へ移動させたのち、切り換え案内部を介して他方側の外移動案内部に移しているときに、切り換え案内部は、上手案内体および下手案内体を一方側へ切り換えている。したがって、一方側の内移動案内部からの被案内体は、合流案内部、上手案内体、下手案内体、他方側の分岐案内部を通って他方側の外移動案内部に移ることになり、以て物品横押し体群を、主搬送経路において一方側から他方側へと横切らせ得る。
また被案内体を、他方側の内移動案内部へ案内するように切り換えたとき、一方側の内移動案内部からの最後端の被案内体が下手案内体の部分に達したとき、他方側の内移動案内部からの最前端の被案内体は合流案内部に達し、この状態からの物品横押し体側の移動力によって、上手案内体を他方側へ切り換えることになる。そして上手案内体の切り換わり動作の後半時には、下手案内体を一体状として切り換わらせることになる。したがって、他方側の内移動案内部からの最前端の被案内体は、合流案内部、上手案内体、下手案内体、一方側の分岐案内部を通って一方側の外移動案内部に移ることになり、以て物品横押し体群を、主搬送経路において他方側から一方側へと横切らせ得る。
また本発明の請求項2記載の転換設備は、上記した請求項1記載の構成において、先行している物品横押し体の被案内体を下手案内体が案内しているときに、後続の物品横押し体が上手案内体を切り換わり動作させる開始位置となるように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、上手案内体の切り換わり動作の前半時には、上手案内体のみが揺動して下手案内体は揺動しないことから、上手案内体を揺動させながらも下手案内体は揺動せず、以て下手案内体による被案内体の案内は何ら支障なく円滑に行える。
そして本発明の請求項3記載の転換設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、切り換え案内部は、合流案内部に位置され上手側の支軸軸心の回りに左右揺動自在なカム体と、下手側の支軸軸心の回りに左右揺動自在な上手案内体および下手案内体と、カム体と上手案内体との間に設けられた揺動連動機構とからなり、前記カム体は、物品横押し体側の移動力によって左右揺動され、このカム体の左右揺動に連動して上手案内体が切り換わり動作するように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、切り換え案内部の切り換わり動作は、物品横押し体側の移動力を利用して自動的に行える。すなわち、たとえば被案内体を、一方側の内移動案内部により案内して内側へ移動させたのち、切り換え案内部を介して他方側の外移動案内部に移しているときに、この切り換え案内部は、カム体を上手側の支軸軸心の回りに他方側へ揺動させており、そして上手案内体および下手案内体を下手側の支軸軸心の回りに一方側へ揺動させている。これにより、一方側の内移動案内部からの被案内体を、合流案内部、上手案内体、下手案内体、他方側の分岐案内部を通って他方側の外移動案内部に移す際に、物品横押し体側の移動力をカム体に作用させることなく通過し得、以て上手案内体や下手案内体の姿勢を維持し得る。
また被案内体を、他方側の内移動案内部へ案内するように切り換えたとき、一方側の内移動案内部からの最後端の被案内体が下手案内体の部分に達したときに、他方側の内移動案内部からの最前端の物品横押し体は合流案内部に達し、カム体に近接(当接)した位置にある。この状態から移動すると物品横押し体側の移動力がカム体に作用し、この移動力によってカム体を一方側へと押し作用して、上手側の支軸軸心の回りに一方側へ揺動させることになる。このときカム体の揺動は、揺動連動機構を介して上手案内体に伝達され、この上手案内体を下手側の支軸軸心の回りに他方側へ揺動させることになる。その際に上手案内体の切り換わり動作の前半時には、上手案内体のみが揺動して、下手案内体は揺動しないことから、上手案内体を他方側へ揺動させながらも下手案内体は他方側へ揺動せず、以て下手案内体による最後端の被案内体の案内は何ら支障なく円滑に行える。
そして、さらに移動する物品横押し体側の移動力によってカム体を一方側へと引き続いて押し作用し、揺動連動機構などを介して、上手案内体を下手側の支軸軸心の回りにさらに他方側へ揺動させることになる。このとき、上手案内体の切り換わり動作の後半時には、すなわち以降においては、上手案内体と下手案内体を一体状として、下手側の支軸軸心の回りに揺動させることになる。
さらに本発明の請求項4記載の転換設備は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、物品横押し体の下部側には支持軸が垂設されるとともに、この支持軸に被案内体が取り付けられ、合流案内部に移動してきた被案内体側の移動力によって、上手案内体を切り換わり動作させるように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項4の発明によると、切り換え案内部の切り換わり動作は、被案内体側の移動力を利用して自動的に行える。
しかも本発明の請求項5記載の転換設備は、上記した請求項3記載の構成において、物品横押し体の下部側には支持軸が垂設されるとともに、この支持軸に被案内体が取り付けられ、カム体は、移動してきた支持軸の移動力によって左右揺動されるように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項5の発明によると、一方側の内移動案内部からの被案内体を、合流案内部、上手案内体、下手案内体、他方側の分岐案内部を通って他方側の外移動案内部に移す際に、カム体の部分を移動する被案内体は、その支持軸をカム体に当接させることなく通過し得、以て上手案内体や下手案内体の姿勢を維持し得る。また被案内体を、他方側の内移動案内部へ案内するように切り換えたとき、一方側の内移動案内部からの最後端の被案内体が下手案内体の部分に達したときに、他方側の内移動案内部からの最前端の被案内体は合流案内部に達し、その支持軸をカム体に近接(当接)させた位置にある。この状態から移動すると支持軸がカム体に当接し、この支持軸の移動力によってカム体を一方側へと押し作用して、上手側の支軸軸心の回りに一方側へ揺動させることになる。
また本発明の請求項6記載の転換設備は、上記した請求項5記載の構成において、移動してきた支持軸がカム体の終端部分に達したとき、この支持軸に取り付けた被案内体が上手案内体に対向するように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項6の発明によると、支持軸がカム体から外れたときの衝撃などでカム体がガタついて、上手案内体が変位しようとすることを、被案内体により阻止し得る。
上記した本発明の請求項1によると、両無端回動体の移動によって物品支持体群を主搬送経路上で移動させることにより、始端部の物品支持体群上に供給した物品を主搬送経路上で搬送できる。そして、被案内体を、内移動案内部により案内して内側へ移動させたのち、切り換え手段を介して外移動案内部に移し、この外移動案内部により案内して外側へ移動させることにより、物品支持体の長さ方向に物品横押し体を移動させて物品を横押しし、以て物品を主搬送経路の側部外方に払い出すことができる。
その際に、切り換え案内部の切り換わり動作は、物品支持体側の移動力を利用して自動的に行うことができる。すなわち、たとえば被案内体を、左右における一方側の内移動案内部により案内して内側へ移動させたのち、切り換え案内部を介して他方側の外移動案内部に移しているときに、切り換え案内部は、上手案内体および下手案内体を一方側へ切り換えている。したがって、一方側の内移動案内部からの被案内体は、合流案内部、上手案内体、下手案内体、他方側の分岐案内部を通って他方側の外移動案内部に移ることになり、以て物品横押し体群を、主搬送経路において一方側から他方側へと横切らせることができる。
また被案内体を、他方側の内移動案内部へ案内するように切り換えたとき、一方側の内移動案内部からの最後端の被案内体が下手案内体の部分に達したとき、他方側の内移動案内部からの最前端の被案内体は合流案内部に達し、この状態からの物品支持体側の移動力によって、上手案内体を他方側へ切り換えることができる。そして上手案内体の切り換わり動作の後半時には、下手案内体を一体状として切り換わらせることができる。したがって、他方側の内移動案内部からの最前端の被案内体は、合流案内部、上手案内体、下手案内体、一方側の分岐案内部を通って一方側の外移動案内部に移ることになり、以て物品横押し体群を、主搬送経路において他方側から一方側へと横切らせることができる。
これにより、切り換え手段における切り換え案内長さを上手案内体と下手案内体とにより十分に確保できながらも、上手案内体と下手案内体とを介しての切り換えは常に円滑に行うことができる。
また上記した本発明の請求項2によると、上手案内体の切り換わり動作の前半時には、上手案内体のみが揺動して下手案内体は揺動しないことから、上手案内体を揺動させながらも下手案内体は揺動せず、以て下手案内体による被案内体の案内は何ら支障なく円滑に行うことができる。
そして上記した本発明の請求項3によると、切り換え案内部の切り換わり動作は、物品横押し体側の移動力を利用して自動的に行うことができる。すなわち、たとえば被案内体を、一方側の内移動案内部により案内して内側へ移動させたのち、切り換え案内部を介して他方側の外移動案内部に移しているときに、この切り換え案内部は、カム体を上手側の支軸軸心の回りに他方側へ揺動させており、そして上手案内体および下手案内体を下手側の支軸軸心の回りに一方側へ揺動させている。これにより、一方側の内移動案内部からの被案内体を、合流案内部、上手案内体、下手案内体、他方側の分岐案内部を通って他方側の外移動案内部に移す際に、物品横押し体側の移動力をカム体に作用させることなく通過でき、以て上手案内体や下手案内体の姿勢を維持できる。
また被案内体を、他方側の内移動案内部へ案内するように切り換えたとき、一方側の内移動案内部からの最後端の被案内体が下手案内体の部分に達したときに、他方側の内移動案内部からの最前端の物品横押し体は合流案内部に達し、カム体に近接(当接)した位置にできる。この状態から移動すると、物品横押し体側の移動力がカム体に作用し、この移動力によってカム体を一方側へと押し作用して、上手側の支軸軸心の回りに一方側へ揺動できる。このときカム体の揺動を、揺動連動機構を介して上手案内体に伝達し、この上手案内体を下手側の支軸軸心の回りに他方側へ揺動できる。その際に上手案内体の切り換わり動作の前半時には、上手案内体のみが揺動して、下手案内体は揺動しないことから、上手案内体を他方側へ揺動させながらも下手案内体は他方側へ揺動せず、以て下手案内体による最後端の被案内体の案内は何ら支障なく円滑に行うことができる。
そして、さらに移動する物品横押し体側の移動力によってカム体を一方側へと引き続いて押し作用し、揺動連動機構などを介して、上手案内体を下手側の支軸軸心の回りにさらに他方側へ揺動させることができる。このとき、上手案内体の切り換わり動作の後半時には、すなわち以降においては、上手案内体と下手案内体を一体状として、下手側の支軸軸心の回りに揺動させることができる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、切り換え案内部の切り換わり動作は、被案内体側の移動力を利用して自動的にかつ円滑に行うことができる。
しかも上記した本発明の請求項5によると、一方側の内移動案内部からの被案内体を、合流案内部、上手案内体、下手案内体、他方側の分岐案内部を通って他方側の外移動案内部に移す際に、カム体の部分を移動する被案内体は、その支持軸をカム体に当接させることなく通過でき、以て上手案内体や下手案内体の姿勢を維持できる。また被案内体を、他方側の内移動案内部へ案内するように切り換えたとき、一方側の内移動案内部からの最後端の被案内体が下手案内体の部分に達したときに、他方側の内移動案内部からの最前端の被案内体は合流案内部に達し、その支持軸をカム体に近接(当接)させた位置にできる。この状態から移動すると支持軸がカム体に当接し、この支持軸の移動力によってカム体を一方側へと押し作用して、上手側の支軸軸心の回りに一方側へ揺動させることができる。このように、切り換え案内部の切り換わり動作は、支持軸の移動力を利用して自動的にかつ円滑に行うことができる。
また上記した本発明の請求項6によると、支持軸がカム体から外れたときの衝撃などでカム体がガタついて、上手案内体が変位しようとすることを、被案内体により阻止でき、以て被案内体の移動を常に円滑に行うことができる。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図2〜図8において、1は本体フレームで、両側にそれぞれ上下一対に配設したフレーム材10,20と、上下ならびに左右のフレーム材10,20間を連結する中間枠部材2と、下位フレーム材20から下方に連設した脚体3群などからなり、前記中間枠部材2は、縦連結材4や横連結材5などにより構成される。
前記上位フレーム材10は、アルミニウムの成形品により断面矩形状に形成され、そして中央部に上方への起立部11を形成して、この起立部11の上部外側に切欠き状の段部12を形成し、また起立部11の上部内側に上向き溝状の潤滑油受け部13を形成している。さらに上位フレーム材10には、起立部11の位置に外向き蟻溝14が、外側の段部12の位置に上向き蟻溝15がそれぞれ形成されるとともに、下端には内側下向き蟻溝16と外側下向き蟻溝17が形成されている。また上位フレーム材10には、内側の潤滑油受け部13よりも少し下方の位置から内方へ往路側案内レール部18が突出され、この往路側案内レール部18は物品支持体(後述する。)の支持案内用となる。ここで往路側案内レール部18の部分には下向き蟻溝19が形成される。なお、潤滑油受け部13や蟻溝14〜17、19や往路側案内レール部18などは、上位フレーム材10の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。以上の11〜19などにより上位フレーム材10の一例が構成される。
前記下位フレーム材20は、アルミニウムの成形品により断面矩形状に形成され、そして上端に内側上向き蟻溝21と外側上向き蟻溝22とが形成されるとともに、下端に内側下向き蟻溝23と外側下向き蟻溝24とが形成される。さらに下位フレーム材20には、中間部の内側に上向き溝状の潤滑油受け部25が形成されるとともに、内方へ復路側案内レール部26が突出され、この復路側案内レール部26は物品支持体の支持案内用となる。ここで復路側案内レール部26の部分には下向き蟻溝27が形成される。また、復路側案内レール部26などにより形成される段部28の上方に位置するように、上端延長部29が一体に形成され、以て上端延長部29の内側面によって横向き案内面が形成されている。これら蟻溝21〜24、27や復路側案内レール部26、上端延長部29などは、下位フレーム材20の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。以上の21〜29などにより下位フレーム材20の一例が構成される。
前記中間枠部材2は、上位フレーム材10の両下向き蟻溝16,17に板状のナット体6を位置させておき、そして中間枠部材2の縦連結材4や横連結材5に対して下方から通したボルト体7をナット体6に螺合し締め付けることで上位フレーム材10と一体化され、また下位フレーム材20の両上向き蟻溝21,22を利用することで、前述と同様にナット体6とボルト体7とにより下位フレーム材20に一体化される。この中間枠部材2は、両フレーム材10,20の長さ方向において所定間隔置きに複数が配設される。また前記脚体3は、下位フレーム材20の下向き蟻溝23,24を利用して、ナット体6とボルト体7により下位フレーム材20に連結される。
上記のようにして構成された本体フレーム1の始端部には左右方向の従動軸30が回転自在に配設され、また終端部には左右方向の駆動軸31が回転自在に配設される。ここで従動軸30や駆動軸31は、両フレーム材10,20間に配設した左右一対の支持部材32に、それぞれ軸受け装置33を介して回転自在に支持されている。前記駆動軸31に連動連結した駆動装置34は、電動機35と、これに一体化した減速機36とからなり、この減速機36の出力部が前記駆動軸31に連動されている。
前記従動軸30と駆動軸31との両端で相対向部間には、スプロケット(輪体の一例)38,39を介して無端チェーン(無端回動体の一例)40が配設されている。ここでスプロケット38,39は、前記支持部材32の内側に配設されて従動軸30や駆動軸31に連結されている。また前記無端チェーン40はリンク41と連結ピン42とからなり、往路側において潤滑油受け部13の上方に位置され、また復路において潤滑油受け部25の上方で段部28内に位置されている。そして左右の無端チェーン40間に物品支持体50が多数取り付けられている。その際に、前記連結ピン42群のうち、所定ピッチ置きの連結ピンを内側に突出させることで形成した長尺の連結ピン42が物品支持体50の取り付けに使用される。
前記物品支持体50は、図1〜図5に示すように、両無端チェーン40の移動方向となる主搬送経路45に対して直交した方向を長さ方向51として配設されている。この物品支持体50は、上面に長さ方向51に沿った凸状部52を主搬送経路45の方向で3条(複数条)に形成した扁平状の物品載置板部53と、この物品載置板部53の下面中間部(裏面中間部分)から前記主搬送経路45の方向で一対に連設されかつ長さ方向51に沿った脚板部54と、物品載置板部53の前端から下方かつ後方に延びる前板部55と、物品載置板部53の後端から下方かつ前方に延びる後板部56などにより、型レール状に構成されている。このような構成において、両脚板部54の下端は、内方へ突出することで厚肉部に形成され、以て両脚板部54間でかつ物品載置板部53の下面中間部との間に、相対向する側で開放する溝状の案内部58が形成されている。なお、両脚板部54の下端には、下方で開放する溝状の螺合部54Aが形成されている。以上の52〜58などにより物品支持体50の一例が構成される。
このようにして構成された物品支持体50における長さ方向51の両端には、それぞれサイドブラケット61が差し込み結合などにより取り付けられる。これらサイドブラケット61は鉄製からなり、主搬送経路45の方向で長い本体部62の内面側の上部で前後の二箇所に、内方へ突出する板状の差し込み部が設けられている。さらに本体部62における中間の下部には、内方への突出片が折れ曲がりにより形成されている。また、サイドブラケット61の外面側で前部の一箇所には、外方へ突出する筒状体63が溶接することによって取り付けられている。
上記のように形成されたサイドブラケット61は、物品支持体50における物品載置板部53と前板部55または後板部56とにより形成された前後一対の空間部に一対の差し込み部を差し込み、次いで、外側から通したボルト体を螺合部54Aのいずれかに螺合結合させることで、物品支持体50の両端に取り付け得る。そして、筒状体63側の差し込み孔に対して、前記無端チェーン40側からの長尺の連結ピン42の突出部分を外側から差し込んで結合することで、物品支持体50の両端を、それぞれサイドブラケット61を介して無端チェーン40に連結し得、以て左右一対の無端チェーン40間に多数の物品支持体50を取り付け得る。
前記筒状体63には、外周部がウレタンからなる回転体(被案内部材の一例で、ベアリング形式やローラ形式などからなる。)64が外嵌され、これら回転体64は、前記本体フレーム1側の両案内レール部18,26の上向き支持面に支持案内される。また前記本体部62の突出片には、外周部がウレタンからなるサイドローラ(被案内部材の一例)65が縦軸66を介して遊転自在に設けられ、これらサイドローラ65は、前記往路側案内レール部18の横向き案内面に案内される。
各物品支持体50には、この物品支持体50に外嵌して案内されることで長さ方向51に移動自在な物品横押し体70が設けられ、これら物品横押し体70は、下位の矩形筒状部分71と上位の横押し作用部76とにより構成されている。すなわち矩形筒状部分71は、前記物品載置板部53に上側から対向される扁平状の上板材72と、この上板材72の前端から下方かつ後方に延びることで前板部55に外側から対向される前板材73と、前記上板材72の後端から下方かつ前方に延びることで後板部56に外側から対向される後板材74と、前板材73と後板材74の下端間に位置される底板材75とにより形成されている。
そして前記上板材72の上面側(上方)に横押し作用部76が設けられている。すなわち横押し作用部76は、上板材72の上方を覆う天板材77と、この天板材77における両側の横向き傾斜面の部分に着脱自在に取り付けられた横押し当接部材78などにより形成されている。ここで横向き傾斜面は、たとえば平面視において傾斜角度θを30度として全体が台形板状に形成され、そして横押し当接部材78はゴム板などからなり、その横押し当接面が平面視において凹凸状に形成されている。
前記底板材75の上面側には、両脚板部54間に嵌合される上向き突状の被嵌合部79が連設され、これにより前記物品横押し体70は、被嵌合部79を介して、物品支持体50における案内部58間で案内されるように構成されている。さらに、前記上板材72側の下面には、前記物品支持体50の物品載置板部53に形成した凸状部52に上方から対向される3本の凹溝部80が形成されている。以上の71〜80などにより物品横押し体70の一例が構成される。かかる物品横押し体70は、横押し当接部材78を除いて合成樹脂によって一体成形されている。
前記物品横押し体70の下部側には、前記被嵌合部79を利用して被案内体が取り付けられる。すなわち前記被嵌合部79の中央部からローラ軸(支持軸の一例)85が、その上部を埋め込み成形により支持させることで垂設され、このローラ軸85の突出下部に、案内ローラ(被案内体の一例)86が遊転自在に取り付けられ、以て案内ローラ86は物品横押し体70の裏面外方に位置される。その際にローラ軸85は、案内ローラ86に対して所定長さ下方に突出されるように構成されている。
図2〜図8に示すように、前記本体フレーム1の中間枠部材2における上位の横連結材5には前記案内ローラ86の案内を行う往路案内装置(案内装置の一例)90が配設され、また下位の横連結材5には復路案内装置96が配設される。そして中央の分岐部には、往路側の上部切り換え手段110と復路側の下部切り換え手段105とが配設され、さらに往路側の始端近くには左右一対の振り分け手段106A,106Bが配設される。
前記往路案内装置90は、始端部の両側にそれぞれ左右一対に設けた始端案内部91A,91Bと、これら始端案内部91A,91Bの終端に前記振り分け手段106A,106Bを介して対向し、かつ下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動案内部92A,92Bと、これら内移動案内部92A,92Bの終端に前記上部切り換え手段110を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動案内部93A,93Bと、これら外移動案内部93A,93Bの終端に対向して配設したそれぞれ左右一対の終端案内部94A,94Bとからなる。
また前記復路案内装置96は、下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動案内部97A,97Bと、これら内移動案内部97A,97Bの終端に前記下部切り換え手段105を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動案内部98A,98Bとからなる。
前記往路案内装置90の始端案内部91A,91Bや終端案内部94A,94B、および前記復路案内装置96の外移動案内部98A,98Bは、上位の横連結材5に固定されたブラケット100と、このブラケット100に相対向する状態で取り付けられた一対または片側の案内体101により構成される。ここで案内体101はアルミニウムの押し出しまたは引き抜き成形品や樹脂製品などからなり、これら案内体101間や、案内体101と外移動案内部93A,93Bまたは98A,98Bとの相対向面間に案内ローラ86が位置される。なお、終端案内部94A,94Bにおける案内体101は、案内ローラ86の案内側に樹脂成形部材が設けられた構成や、この案内体101の全部が樹脂成形部材からなる構成などであってもよい。
また前記往路案内装置90の内移動案内部92A,92Bや外移動案内部93A,93B、および前記復路案内装置96の内移動案内部97A,97Bは、前記案内体101を下位の横連結材5に対して直接に固定することで構成され、この案内体101の側面により案内ローラ86が案内される。なお、始終の反転部で案内ローラ86の案内を行うべく、両軸30,31の部分には案内ローラ86の嵌合を許す反転案内体107A,107B,108A,108Bが取り付けられている。
図1、図9〜図13に示すように、前記上部切り換え手段110は、両内移動案内部92A,92Bからの案内ローラ86を受け入れる合流案内部116と、案内ローラ86を両外移動案内部93A,93Bに案内する分岐案内部117A,117Bと、合流案内部116からの案内ローラ86を両分岐案内部117A,117Bに振り分ける切り換え案内部120とを有している。
前記上部切り換え手段110の本体となる矩形リング状のベース板体111が横連結材5上に載置されて固定され、このベース板体111上には、合流案内部116や分岐案内部117A,117Bを形成するための部材が固定されている。すなわち、後部傾斜面112aと前部傾斜面112bとを有する状態で、平面視において山形状に形成された側部形成部材112が、その山頂部を相対向させた状態で左右に振り分けて配設されるとともに、平面視において三角形状の後部形成部材113が、その左右の傾斜面113aを後部傾斜面112aに相対向させた状態で配設されている。その際に側部形成部材112の外側部分と後部形成部材113の後端部分は、下側へ突出された厚肉部112c,113cに形成され、これら厚肉部112c,113cが、スペーサ114と固定具115とを介してベース板体111上に固定されている。
なお、側部形成部材112における厚肉部112cの内側部分と後部形成部材113における厚肉部113cの上手部分とは、切り欠き状の段部112d,113dに形成されている。また側部形成部材112の山頂部分には、直線状の段状受け面112eが形成されている。
これにより、側部形成部材112の前部傾斜面112b間にV溝状の合流案内部116が形成され、また側部形成部材112の後部傾斜面112aと後部形成部材113の左右の傾斜面113aとの間に直溝状の分岐案内部117A,117Bが、左右振り分け状で形成されている。その際に直溝状の分岐案内部117A,117Bは、案内ローラ86を案内し得るように構成されている。
前記合流案内部116の中央部分には、平面視において楕円形状の規制部材118が配置され、この規制部材118の上手部分は下側へ突出された厚肉部118aに形成され、この厚肉部118aが、スペーサ114と固定具115とを介してベース板体111上に固定されている。そして規制部材118の左右の規制面(楕円状側面)118bと前部傾斜面112bとの間で案内ローラ86が案内されるように構成されている。なお、規制部材118における厚肉部118aの下手部分は切り欠き状の段部118cに形成されている。
前記切り換え案内部120は、合流案内部116に位置され上手側の支軸軸心123の回りに左右揺動自在なカム体121と、下手側の支軸軸心130の回りに左右揺動自在な上手案内体126および下手案内体128と、カム体121と上手案内体126との間に設けられた揺動連動機構131とから構成されている。
すなわちカム体121は、その上手側部分(前半部分)が前記規制部材118の段部118c内に位置される状態で配置され、ベース板体111上に固定した支軸体122に上手側部分が外嵌されることで、上手側の支軸軸心123の回りに左右揺動自在に構成されている。そしてカム体121の両側面はカム面121aに形成され、ここでカム面121aは、案内ローラ86が案内される規制部材118の規制面118bに対して下方に位置され、以てローラ軸85が当接するように構成されている。
その際にカム面121aは、カム体121が左右揺動したとき、揺動した側とは反対側を移動してきたローラ軸85はカム面121aに当接することなく通過し、揺動した側を移動してきたローラ軸85はカム面121aに当接して、反対側へと押し作用するように形成されている。すなわちカム体121は、移動してきたローラ軸85の移動力によって上手側の支軸軸心123の回りに左右揺動されるように構成されている。なおカム体121の上手側部分で下部からは、側方(左側)へ直角状で伸びる腕部121bが一体で連設されている。
前記後部形成部材113の段部113d内には、長尺リンク体125と短尺リンク体127とが、長尺リンク体125を下位として重ねた状態で配置され、これらリンク体125,127は、ベース板体111上に固定した共通の支軸体129に下手側部分が外嵌されることで、下手側の支軸軸心130の回りに各別に左右揺動自在に構成されている。なお支軸体129の上端部分は後部形成部材113に嵌合されている。
前記長尺リンク体125の前端部分には、後部形成部材113の前方(上手)に位置されて上手案内体126が立ち上がり状で一体形成されている。この上手案内体126は平面視において前端側が短かい台形状であって、その両側面によって上手案内面126aが形成されている。そして上手案内体126は、長尺リンク体125とともに下手側の支軸軸心130の回りに左右揺動(切り換わり動作)され、その際に、いずれか一方の上手案内面126aが側部形成部材112の段状受け面112eに当接されることで、他方(反対側)の上手案内面126aが一方(当接した)側の前部傾斜面112bに直線状で連続するように形成されている。
また、長尺リンク体125の下手側部分で下部からは、側方(左側)へ直角状で伸びる腕部125bが一体で連設されている。この腕部125bと、前記カム体121の腕部121bとの遊端間とが、揺動連動機構131により連結されている。すなわち揺動連動機構131は、腕部121b,125bの遊端に縦軸体などを介して相対揺動自在に連結されたアーム状体132,133と、これらアーム状体132,133間に螺合されたロッド状体134とによって、連動長さを調整自在として構成されている。これにより、合流案内部116に移動してきたローラ軸85の移動力によって、前記カム体121を左右揺動し得るとともに、このカム体121の左右揺動に揺動連動機構131を介して連動して、上手案内体126が切り換わり動作するように構成される。
前記短尺リンク体127の前端部分には、後部形成部材113の前方(上手)でかつ上手案内体126の後方(下手)に位置されて、下手案内体128が立ち上がり状で一体形成されている。この下手案内体128は平面視において前端側が短かい台形状であって、その前端面は前記上手案内体126の後端面に接近され、また両側面によって下手案内面128aが形成されている。そして下手案内体128は、短尺リンク体127とともに下手側の支軸軸心130の回りに左右揺動され、その際に下手案内体128の左右揺動(切り換わり動作)は、前記上手案内体126の切り換わり動作の後半時に一体状に行われるように構成されている。
すなわち、長尺リンク体125の中間部分で両側には、上方ならびに側方で開放された凹部125cが形成されるとともに、両凹部125c間の残部によってストッパー部125dが形成されている。また短尺リンク体127の前端部分で両側には、下方かつ側方への凸部127cが形成されるとともに、凸部127cの内面間に、前記ストッパー部125dが嵌合される嵌合部127dが形成されている。その際に、凸部127cの内面間の距離である嵌合部幅127wに対してストッパー部幅125wは設定長さLだけ短く、すなわち[127w−125w=L]に設定されており、これにより、前記上手案内体126の切り換わり動作の前半時には設定長さLだけ長尺リンク体125のみが揺動し、そしてストッパー部125dが凸部127cに当接したのちの上手案内体126の切り換わり動作の後半時には、長尺リンク体125と短尺リンク体127とが一体状に揺動するように構成されている。
そして一体状に揺動して、いずれか一方の上手案内面126aが側部形成部材112の段状受け面112eに当接されたとき、上手案内体126の他方(反対側)の上手案内面126aに対して、下手案内体128の他方(反対側)の下手案内面128aが直線状で連続するとともに、この下手案内面128aが後部形成部材113の傾斜面113aに直線状で連続するように構成されている。
さらに、先行している案内ローラ86を下手案内体128が案内しているときに、後続の案内ローラ86が上手案内体126を切り換わり動作させる開始位置となるように、主搬送経路45の方向における物品支持体50のピッチに相当する被案内体ピッチPや、上手案内体126および下手案内体128の位置、形状(長さ)や、カム体121の位置、形状(長さ)が設定されている。すなわち、図13に示すように、先行している案内ローラ86を下手案内体128が案内しているときに、後続の案内ローラ86を支持しているローラ軸85が、上手側の支軸軸心123よりも少し下手においてカム体121のカム面121aに当接されるように構成されている。
しかも、移動してきたローラ軸85がカム体121の終端部分、すなわちカム面121aの終端部分に達したとき、このローラ軸85に取り付けた案内ローラ86が上手案内体126の上手案内面126aに対向するように、カム体121と上手案内体126との相対の位置や案内ローラ86の径などが設定されている。
前記分岐案内部117A,117Bの始端部分には、上手案内体126および下手案内体128の切り換わり揺動を、衝撃(騒音)を少なくしかつ正確に行わせるための緩衝規制手段136が設けられている。すなわち、ベース板111上には、U字形枠状の保持部材137が固定され、この保持部材137における左右の立板部の内側面には、ゴムなどからなる緩衝部材138が取り付けられている。そして切り換わり揺動時において、長尺リンク体125の両側面や短尺リンク体127の凸部127cが緩衝部材138に当接するように構成されている。
図2、図3に示すように、前記上位フレーム材10(本体フレーム1の上部)で、無端チェーン40を配設するとともに往路側案内レール部18を形成した部分に、無端チェーン40や回転体70の上方を閉塞状とするためのカバー体(チェーンカバー)140が配置される。このカバー体140は、側板部と、この側板部の上部から内方へ直角状に折れ曲がった上板部とにより、断面で逆L字状の型レール状に形成されている。そして、カバー体140は、側板部を起立部11に対して外側から当接させた状態で、側板部の下端部分に外側から通したボルト体を、外向き溝部14内に予め位置させたナット体に螺合させることによって、上位フレーム材10の起立部11に対して着脱自在に固定し得る。
図4に示すように、本体フレーム1の両側外方には、主搬送経路45に対して外方かつ下手側へと傾斜した分岐経路145A,145Bを形成する分岐コンベヤ146A,146Bが設けられる。これら分岐コンベヤ146A,146Bは、コンベヤフレームに多数のローラを支持させることで構成され、その際にコンベヤフレームやローラは、その端部を上位フレーム材10の段部12内に位置させ、かつカバー体140の側板部に充分に接近させた状態で配置される。なお上位フレーム材10の上向き蟻溝15などを分岐コンベヤ146A,146Bとの連結に利用してもよい。150は物品を示す。
以下に、上記した実施の形態1において、物品150の搬送、分岐作用を説明する。
すなわち、駆動装置34の電動機35を作動させ、減速機36に連動した駆動軸31を介してスプロケット39を強制回転させることで、両無端チェーン40を移動し得る。この両無端チェーン40の移動によって物品支持体50群を、回転体64を介して両案内レール部18,26の上向き支持面に支持案内させるとともに、サイドローラ65を介して案内レール部18や上端延長部29の横向き案内面に案内させることで、安定した状態で移動し得る。その際に復路側においては、回転体64の上方に上端延長部29が位置することで、この回転体64の浮き上りを阻止し得、以て物品支持体50群を上下でガタつくことなく安定した状態で移動し得る。これにより物品支持体50群が循環移動することから、始端部の物品支持体50群上に供給した物品150を主搬送経路45上で搬送し得る。
なお搬送時において、往路での両無端チェーン40の移動は、カバー体140の下方でかつ潤滑油受け部13の上方で行われ、また復路での両無端チェーン40の移動は、上端延長部29の下方でかつ潤滑油受け部25の上方で行われる。
このような搬送を行う際に、物品支持体50群と一体的に移動する物品横押し体70は、その案内ローラ86が案内装置90,96群に案内されることによって、物品支持体50の長さ方向51に往復移動したり、物品支持体50とともに主搬送経路45に沿って直線状に移動したりする。その際に物品横押し体70の往復移動は、被嵌合部79を介して、物品支持体50における案内部58に嵌合されて案内される状態で、すなわち、好適な摺接摩擦が生じた状態で、ガタつきがなく、かつ姿勢(向き)を大きく変化させることなく、常に安定して行える。
すなわち、たとえば一方側の始端案内部91Aに案内されている案内ローラ86は、振り分け手段106Aが直線状振り分け姿勢のときに直進案内され、そして案内作用を受けない状態で直進したのち終端案内部94Aに案内されることになる。これにより物品横押し体70は物品150に作用せず、この物品150は主搬送経路45上を直進状に搬送される。なお反対側も同様であって、始端案内部91Bの案内ローラ86は、振り分け手段106Bから終端案内部94Bへと移動することになる。
また、一方側の始端案内部91Aに案内されている案内ローラ86は、振り分け手段106Aが傾斜状振り分け姿勢のときに内側へ傾斜案内され、そして内移動案内部92Aに案内されて内側へ移動されたのち、上部切り換え手段110を介して外移動案内部93Bに移り、この外移動案内部93Bに案内されて外側へ移動されたのち終端案内部94Bに案内される。これにより物品横押し体70群は、搬送方向に移動しながら主搬送経路45を横切ることになり、以て横押し作用部76が、他側の横押し当接部材78を介して物品150に横押し作用して、この物品150を、その向きを変えながら、主搬送経路45に対して傾斜状で分岐移動させ、他方の分岐コンベヤ146Bに渡すことになる。
なお反対側も同様であって、始端案内部91Bの案内ローラ86は、振り分け手段106B、内移動案内部92B、上部切り換え手段110、外移動案内部93A、終端案内部94Aと案内され、物品横押し体70群の横押し作用部76が、一側の横押し当接部材78を介して物品150に横押し作用して、この物品150を一方の分岐コンベヤ146Aに渡すことになる。
このようにして終端案内部94A,94Bの端部に達した案内ローラ86は反転案内体108A,108Bに案内されて反転する。そして復路案内装置96においては、まず内移動案内部97A,97Bに案内されて中央部に移動され、次いで下部切り換え手段105により左右に振り分けられたのち、外移動案内部98A,98Bの案内により外側へと移動される。その後に、反転案内体107A,107Bに案内されて反転したのち、始端案内部91A,91Bのいずれかに移される。
上述したように案内ローラ86を、傾斜状振り分け姿勢の振り分け手段106A,106Bによって内側へ傾斜案内し、そして内移動案内部92A,92Bにより案内して内側へ移動させたのち、上部切り換え手段110を介して外移動案内部93B,93Aに移し、この外移動案内部93B,93Aにより案内して外側へ移動させたのち終端案内部94B,94Aで案内し得、これにより物品横押し体70群を、搬送方向に移動しながら主搬送経路45を横切らせることになる。これによって、横押し作用部76を物品150に横押し作用させて、この物品150を分岐移動させ、分岐コンベヤ146A,146Bに振り分けて渡し得る。
その際に、上部切り換え手段110の切り換わり動作は、ローラ軸85の移動力を利用して自動的に行える。すなわち、たとえば案内ローラ86を、一方側の内移動案内部92Aにより案内して内側へ移動させたのち、上部切り換え手段110を介して外移動案内部93Bに移しているときに、この上部切り換え手段110は、図9〜図13に示すように、カム体121を上手側の支軸軸心123の回りに他方側(右側)へ揺動させており、そして上手案内体126および下手案内体128を、長尺リンク体125および短尺リンク体127と一体状に下手側の支軸軸心130の回りに一方側(左側)へ揺動させている。
このとき、長尺リンク体125の側面や短尺リンク体127の凸部127cは緩衝部材138に当接している。また上手案内体126の一方(左側)の上手案内面126aが側部形成部材112の段状受け面112eに当接することで、他方(右側)の上手案内面126aを一方(当接した)側の前部傾斜面112bに直線状で連続させ、そして、上手案内体126の他方(右側)の上手案内面126aに対して、下手案内体128の他方(右側)の下手案内面128aを直線状で連続させるとともに、この下手案内面128aを後部形成部材113の傾斜面113aに直線状で連続させている。
したがって、一方側(左側)の内移動案内部92Aからの案内ローラ86は、直線状で連続している前部傾斜面112b、上手案内面126a、下手案内面128a、傾斜面113aを介して、すなわち、直溝状の分岐案内部117Bを通って外移動案内部93Bに移ることになり、以て物品横押し体70群を、主搬送経路45において左側から右側へと横切らせることになる。その際に、図13の仮想線Aに示すように、カム体121の部分を移動する案内ローラ86は、前部傾斜面112bと規制面118bとにより規制案内されるとともに、そのローラ軸85をカム面121aに当接させることなく通過し得、以て上手案内体126や下手案内体128の姿勢を維持し得る。
また案内ローラ86を、下部切り換え手段105の操作によって他方側(右側)の始端案内部91Bへ導き、振り分け手段106Bから内移動案内部92Bへ案内するように切り換えたとき、図13に示すように、一方側(左側)の内移動案内部92Aからの最後端の案内ローラ86が下手案内体128の下手案内面128aの部分に達したとき、他方側(右側)の内移動案内部92Bからの最前端の案内ローラ86は合流案内部116に達し、図13の実線Bに示すように、そのローラ軸85をカム面121aに近接(当接)させた位置にある。
この状態から物品支持体50群が移動すると、ローラ軸85がカム面121aに当接し、このローラ軸85の移動力によってカム体121を反対側(左側)へと押し作用し、図14に示すように、カム体121を上手側の支軸軸心123の回りに左側へ揺動させることになる。このときカム体121の揺動は、腕部121b、アーム状体132、ロッド状体134、アーム状体133、腕部125bを介して長尺リンク体125に伝達され、この長尺リンク体125、すなわち上手案内体126を下手側の支軸軸心130の回りに右側へ揺動させることになる。その際に上手案内体126の切り換わり動作の前半時には、嵌合部幅127wからストッパー部幅125wを引いた設定長さLだけ長尺リンク体125のみが揺動して、短尺リンク体127は揺動しないことから、上手案内体126を右側へ揺動させながらも、下手案内体128は右側へ揺動せず、以て下手案内体128による最後端の案内ローラ86の案内は何ら支障なく円滑に行える。
そして物品支持体50群がさらに移動すると、ローラ軸85の移動力によってカム体121を反対側(左側)へと引き続いて押し作用し、前述したように揺動連動機構131などを介して、上手案内体126を下手側の支軸軸心130の回りにさらに右側へ揺動させることになる。このとき、設定長さLは吸収されて(設定長さL分だけ長尺リンク体125が揺動して)ストッパー部125dが凸部127cに当接しており、したがって、上手案内体126の切り換わり動作の後半時には、すなわち以降においては、長尺リンク体125と短尺リンク体127を一体状として、下手側の支軸軸心130の回りに揺動させることになる。
これにより図15に示すように、上手案内体126の他方(右側)の上手案内面126aが側部形成部材112の段状受け面112eに当接することで、一方(左側)の上手案内面126aを他方(当接した)側の前部傾斜面112bに直線状で連続させ、そして、上手案内体126の一方(左側)の上手案内面126aに対して、下手案内体128の一方(左側)の下手案内面128aを直線状で連続させるとともに、この下手案内面128aを後部形成部材113の傾斜面113aに直線状で連続させている。
したがって、他方側(右側)の内移動案内部92Bからの最前端の案内ローラ86は、直線状で連続している前部傾斜面112b、上手案内面126a、下手案内面128a、傾斜面113aを介して、すなわち、直溝状の分岐案内部117Aを通って外移動案内部93Aに移ることになり、以て物品横押し体70群を、主搬送経路45において右側から左側へと横切らせることになる。
その際に、移動してきたローラ軸85がカム体121におけるカム面121aの終端部分に達したとき、このローラ軸85に取り付けた案内ローラ86が上手案内体126の上手案内面126aに対向していることで、ローラ軸85がカム面121aから外れたときの衝撃などでカム体121がガタついて、上手案内体126が段状受け面112eから離れようとすることを、案内ローラ86により阻止し得、以て案内ローラ86の移動を常に円滑に行えることになる。
上述したように、上部切り換え手段110における切り換え案内長さは、上手案内体126の上手案内面126aと下手案内体128の下手案内面128aとを連続させることにより十分に確保でき、しかも上手案内体126と下手案内体128とを介しての切り換えは常に円滑に行うことができる。
上記した実施の形態1では、案内装置として往路案内装置90を採用した形式を示しているが、これは復路案内装置を採用した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、カム体121を支持軸(ローラ軸85)の移動力によって揺動させる形式を示しているが、これは、被案内体(案内ローラ86)の移動力によって揺動させる形式や、物品横押し体70側からの別の部材の移動力によって揺動させる形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、物品横押し体70の下部側に、本体フレーム1側の案内装置90,96に案内される被案内体(案内ローラ86)を、その上部を被嵌合部79の中央部に埋め込んで支持させることにより垂設した支持軸(ローラ軸85)の突出下部に取り付けた形式を示しているが、これは、物品横押し体70の下部から一体状に垂設した支持軸部に被案内体を取り付けた形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、無端回動体として無端チェーン40を採用し、リンク41間の連結を行う連結ピン42群のうち、所定の連結ピンを内側に突出させることで形成した長尺連結ピンにより突出部を構成した形式を示しているが、これは、無端チェーン40の所定箇所に突出部を形成した形式や、所定箇所に突出部を形成した無端ベルトを採用した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、物品支持体50として下面側開放の型レール状に構成した形式を示しているが、これは開放していない形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、上位フレーム材10と下位フレーム材20との別体化形式を示したが、これは下位フレーム材20を側板、側枠形式にしてもよい。
上記した実施の形態1では、横押し当接部材78を30度の傾斜角度θに傾斜させた状態で取り付けているが、この傾斜角度は任意に設定されるものである。
本発明の実施の形態1を示し、転換設備における上部切り換え手段部分の一部切り欠き側面図である。 同転換設備の一部切り欠き正面図である。 同転換設備の要部の一部切り欠き正面図である。 同転換設備の概略平面図である。 同転換設備の概略側面図である。 同転換設備の往路案内装置を示す概略平面図である。 同転換設備の復路案内装置を示す概略平面図である。 同転換設備の案内装置群を示す概略側面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の合流案内部の縦断正面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の案内体部分の縦断正面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の案内体部分の要部を拡大した縦断正面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の分岐案内部の縦断正面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の切り換わり直前の一部切り欠き平面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の切り換わり中の一部切り欠き平面図である。 同転換設備における上部切り換え手段の切り換わり直後の一部切り欠き平面図である。
符号の説明
1 本体フレーム
10 上位フレーム材
20 下位フレーム材
34 駆動装置
38 スプロケット(輪体)
39 スプロケット(輪体)
40 無端チェーン(無端回動体)
45 主搬送経路
50 物品支持体
51 長さ方向
61 サイドブラケット
64 回転体(被案内部材)
65 サイドローラ(被案内部材)
70 物品横押し体
71 矩形筒状部分
76 横押し作用部
85 ローラ軸(支持軸)
86 案内ローラ(被案内体)
90 往路案内装置(案内装置)
91A 始端案内部
91B 始端案内部
92A 内移動案内部
92B 内移動案内部
93A 外移動案内部
93B 外移動案内部
94A 終端案内部
94B 終端案内部
96 復路案内装置
105 下部切り換え手段
106A 振り分け手段
106B 振り分け手段
110 上部切り換え手段
112 側部形成部材
112a 後部傾斜面
112b 前部傾斜面
112e 段状受け面
113 後部形成部材
113a 傾斜面
116 合流案内部
117A 分岐案内部
117B 分岐案内部
118 規制部材
118b 規制面
120 切り換え案内部
121 カム体
121a カム面
123 上手側の支軸軸心
125 長尺リンク体
125d ストッパー部
125w ストッパー部幅
126 上手案内体
126a 上手案内面
127 短尺リンク体
127d 嵌合部
127w 嵌合部幅
128 下手案内体
128a 下手案内面
130 下手側の支軸軸心
131 揺動連動機構
136 緩衝規制手段
140 カバー体
145A 分岐経路
145B 分岐経路
146A 分岐コンベヤ
146B 分岐コンベヤ
150 物品
L 設定長さ
P 被案内体ピッチ

Claims (6)

  1. 主搬送経路に沿って配設された左右一対の無端回動体と、これら無端回動体間に多数取り付けられ、かつ主搬送経路とは直交状の方向が長さ方向とされた物品支持体と、この物品支持体に外嵌して案内される物品横押し体とが設けられた転換設備であって、
    前記物品横押し体の下部側には被案内体が取り付けられ、本体フレーム側には前記被案内体の案内を行う案内装置が配設され、この案内装置は、下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動案内部と、これら内移動案内部の終端に切り換え手段を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動案内部とからなり、前記切り換え手段は、両内移動案内部からの被案内体を受け入れる合流案内部と、被案内体を両外移動案内部に案内する分岐案内部と、合流案内部からの被案内体を両分岐案内部に振り分ける切り換え案内部とを有し、この切り換え案内部は、上手案内体と下手案内体とを有し、前記物品横押し体側の主搬送経路の方向での移動力によって、上手案内体を切り換わり動作させるとともに、この切り換わり動作の後半時に下手案内体を一体状に切り換わり動作させるように構成されていることを特徴とする転換設備。
  2. 先行している物品横押し体の被案内体を下手案内体が案内しているときに、後続の物品横押し体が上手案内体を切り換わり動作させる開始位置となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の転換設備。
  3. 切り換え案内部は、合流案内部に位置され上手側の支軸軸心の回りに左右揺動自在なカム体と、下手側の支軸軸心の回りに左右揺動自在な上手案内体および下手案内体と、カム体と上手案内体との間に設けられた揺動連動機構とからなり、前記カム体は、物品横押し体側の移動力によって左右揺動され、このカム体の左右揺動に連動して上手案内体が切り換わり動作するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の転換設備。
  4. 物品横押し体の下部側には支持軸が垂設されるとともに、この支持軸に被案内体が取り付けられ、合流案内部に移動してきた被案内体側の移動力によって、上手案内体を切り換わり動作させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の転換設備。
  5. 物品横押し体の下部側には支持軸が垂設されるとともに、この支持軸に被案内体が取り付けられ、カム体は、移動してきた支持軸の移動力によって左右揺動されるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の転換設備。
  6. 移動してきた支持軸がカム体の終端部分に達したとき、この支持軸に取り付けた被案内体が上手案内体に対向するように構成されていることを特徴とする請求項5記載の転換設備。
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