JPH06329225A - 転換装置 - Google Patents

転換装置

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JPH06329225A
JPH06329225A JP5119376A JP11937693A JPH06329225A JP H06329225 A JPH06329225 A JP H06329225A JP 5119376 A JP5119376 A JP 5119376A JP 11937693 A JP11937693 A JP 11937693A JP H06329225 A JPH06329225 A JP H06329225A
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Masahiko Kakiwaki
雅彦 柿脇
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes

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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 上部カバー83は、フレーム材10に載置するこ
とで位置決め部87が上方から係合する。上向き溝部14を
利用して固定具65,66を作用させることで、上部カバー
83をフレーム材10に固定して無端回動体40の配設箇所の
上方を閉塞し得る。無端回動体40の移動は上部カバー83
の下で行われ、高速時に浮き上がろうとする無端回動体
40は、上部カバー83の下面に当接することで阻止し得
る。 【効果】 簡単な構造と操作により無端回動体の上方を
上部カバーで閉塞できて、安全かつ見栄えの良いものに
でき、高速時に無端回動体が上方へ浮き上がることを上
部カバーで阻止できて、常に円滑な運転を行える。上向
き蟻溝やガイドレール部はフレーム材の成形と同時に形
成でき、別個なガイドレールを不要にできて部品点数を
減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば主搬送経路上
で搬送されている物品を、この主搬送経路の側部外方に
設けた分岐搬送経路に移したりするのに使用される転換
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
特開平3−284516号公報に見られる転換装置のフレーム
構造が提供されている。この従来構成では、主搬送経路
に沿って配設した左右一対の無端回動体間に、主搬送経
路とは直交方向のガイドバーを多数取り付け、これらガ
イドバーに案内される可動体の裏面側に被ガイド部を設
けるとともに、この被ガイド部を案内するガイド体群
と、これらガイド体群の分岐部に配設した切り換え装置
とを設けて構成している。
【0003】そして本体フレームを、アルミニウムの押
し出し成形によりL形に形成した上下ならびに左右で一
対のフレーム材と、上下のフレーム材間を連結する縦連
結部材と、左右のフレーム材間を連結する横連結部材な
どにより構成している。さらに各フレーム材に、無端回
動体を支持案内するガイドレールを、長さ方向への差し
込みにより取り付けている。
【0004】この従来形式によると、無端回動体の駆動
により一体移動を行うガイドバー群によって物品の支持
搬送を行え、その際に被ガイド部がガイド体群に案内さ
れて可動体をコンベヤ幅方向に移動させることで、可動
体群により物品を横押しして側方へと移すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成による
と、上位のフレーム材の上方が開放されて無端回動体が
露出状態であることから、危険であるとともに見栄えの
悪いものになり、さらに高速時に無端回動体が上方へ浮
き上がって、物品の搬送姿勢を乱したり運転を停止した
りする。またガイドレールにより部品点数が増えるとと
もに、その取り付けは面倒な作業になる。
【0006】本発明の目的とするところは、簡単な構造
と操作により無端回動体の上方を閉塞し得るとともに、
別個なガイドレールを不要にし得る転換装置を提供する
点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の転換装置は、主搬送経路に沿って配設した無端回
動体と、この無端回動体に多数取り付けられ、かつ主搬
送経路とは直交方向を長さ方向としたガイドバーと、こ
れらガイドバーに案内される可動体と、この可動体の裏
面側に設けた被ガイド体と、この被ガイド体を案内する
ガイド装置群と、このガイド装置群の分岐部に配設した
切り換え装置と、本体フレームとを有し、この本体フレ
ームは上部の両側にフレーム材を有し、このフレーム材
はアルミニウムの成形品で、内側から内方に向けてガイ
ドバー支持案内用のガイドレール部を形成するととも
に、上部には上向き蟻溝を形成し、前記ガイドレール部
の上方に配置自在な上部カバーに、前記フレーム材の上
部に係合自在な位置決め部を形成し、この上部カバー
を、前記上向き蟻溝を利用した固定具を介してフレーム
材に固定している。
【0008】
【作用】上記した本発明の構成によると、転換装置の施
工時などにおいて、本体フレームを枠組み状に組み立て
たのち、両フレーム材の上端に上部カバーが配設され
る。すなわち、上部カバーは、フレーム材に対して上方
から載置することで、このフレーム材に位置決め部が上
方から係合し、以てフレーム材に位置決めされる。そし
て内側上向き溝部を利用して固定具を作用させること
で、上部カバーをフレーム材に固定し得、以て無端回動
体を配設するとともに往路側ガイドレール部を形成して
なる箇所の上方を、上部カバーによって閉塞し得る。
【0009】このように構成した転換装置は、無端回動
体を移動させてガイドバー群を移動させることで、主搬
送経路の始端部に供給された物品を終端部に向けて搬送
し得る。その際にガイドバーと一体的に移動する可動体
は、ガイド装置群に案内されてガイドバーの長さ方向に
移動することになり、これにより可動体群が物品を横押
しして、主搬送経路から側方に押し出すことになる。
【0010】この搬送時において、無端回動体の移動は
上部カバーの下で行われ、また高速時に無端回動体が浮
き上がろうとしたとき、この上部カバーの下面に無端回
動体が当接することで、それ以上の浮き上がりは阻止さ
れる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3、図5、図6において1は本体フレ
ームで、両側にそれぞれ上下一対に配設したフレーム材
10,20と、上下ならびに左右のフレーム材10,20間を連
結する中間枠部材2と、下位フレーム材20から下方に連
設した脚体3などからなり、前記中間枠部材2は、縦連
結材4や横連結材5などにより構成される。
【0012】前記上位フレーム材10は、アルミニウムの
成形品により断面矩形状に形成され、そして中央部に上
方への起立部11を形成して、この起立部11の内外に切欠
き状の段部12,13を形成している。さらに上位フレーム
材10には、起立部11の上端に内側上向き蟻溝14が、外側
の段部13の位置に外側上向き蟻溝15が形成されるととも
に、下端には内側下向き蟻溝16と外側下向き蟻溝17が形
成される。また上位フレーム材10には、内側の段部12の
位置から内方へガイドバー支持案内用の往路側ガイドレ
ール部18が突出される。これら蟻溝14〜17や往路側ガイ
ドレール部18などは、上位フレーム材10の成形時に長さ
方向の全長に亘って形成される。
【0013】前記下位フレーム材20は、アルミニウムの
成形品により断面矩形状に形成され、そして上端に内側
上向き蟻溝21と外側上向き蟻溝22が形成されるととも
に、下端に内側下向き蟻溝23と外側下向き蟻溝24が形成
される。さらに内側の中間部から内方へガイドバー支持
案内用の復路側ガイドレール部25が形成されるととも
に、この復路側ガイドレール部25により形成される段部
26の上方に位置するように、上端延長部27が形成されて
いる。これら蟻溝21〜24や復路側ガイドレール部25など
は、下位フレーム材20の成形時に長さ方向の全長に亘っ
て形成される。
【0014】前記中間枠部材2は、上位フレーム材10の
両下向き蟻溝16,17に板状のナット体6を位置させてお
き、そして中間枠部材2の横連結材5に対して下方から
通したボルト7をナット体6にら合し締め付けることで
上位フレーム材10と一体化され、また下位フレーム材20
の両上向き蟻溝21,22を利用することで、前述と同様に
ナット体6とボルト7とにより下位フレーム材20に一体
化される。この中間枠部材2は両フレーム材10,20の長
さ方向において所定間隔置きに複数が配設される。また
前記脚体3は、下位フレーム材20の下向き蟻溝24を利用
して、ナット体6とボルト7により下位フレーム材20に
連結される。
【0015】上記のようにして構成された本体フレーム
1の始端部には左右方向の従動軸30が回転自在に配設さ
れ、また終端部には同じ方向の駆動軸31が回転自在に配
設される。ここで従動軸30や駆動軸31は、両フレーム材
10,20間に配設した左右一対の支持部材32に、それぞれ
軸受け装置33を介して回転自在に支持されている。前記
駆動軸31に連動連結した駆動装置34は、電動機35と、こ
れに一体化した減速機36とを有し、この減速機36の出力
部を前記駆動軸31に連動している。
【0016】前記従動軸30と駆動軸31との両端で相対向
部間には、スプロケット(輪体の一例)38,39を介して
チェーン(無端回動体の一例)40が配設されている。こ
こでスプロケット38,39は、前記支持部材32の内側に配
設される。また前記チェーン40はリンク41と連結ピン42
とからなり、この連結ピン42を内側に突出させている。
ここでチェーン40は、往路側において内側の段部12内に
位置され、また復路において段部26内に位置される。そ
して左右のチェーン40間に、ガイドバー50が多数取り付
けられている。ここでガイドバー50は、両チェーン40の
移動方向となる主搬送経路45に対して直交した方向を長
さ方向51として配設される。
【0017】前記ガイドバー50は図1〜図4に示すよう
に、扁平状の表面52に長さ方向51に沿った凹部53を主搬
送経路45の方向で二条(単数条または複数条)に形成し
た荷載置板部54と、この荷載置板部54の裏面中間部から
前記主搬送経路45の方向で一対に連設されかつ直さ方向
51に沿った脚板部55,56と、荷載置板部54の前端から下
方かつ後方に延びる前板部57と、荷載置板部54の後端か
ら下方かつ後方に延びる後板部58と、後板部56の下端と
後位の脚板部56の下端とを結ぶ底板部59とにより構成さ
れ、そして両脚板部55,56の下端には、下方で開放する
溝状の嵌合部60,61が形成されている。
【0018】このようにして形成されたガイドバー50の
長さ方向51の両端には、スラットブラケット62が差し込
み結合により取り付けられる。このスラットブラケット
62の外面側で前後の二箇所には、外方へ突出する筒部63
が設けられ、この筒部63に外嵌されかつ外周部がウレタ
ンからなる回転体(ベアリング形式やローラ形式など)
64が、前記本体フレーム1側の両ガイドレール部18,25
に支持案内される。なお前記チェーン40における連結ピ
ン42の突出部を前記筒部63に差し込み結合することで、
左右一対のチェーン40間に多数のガイドバー50を取り付
けている。
【0019】前記上位フレーム材10で、チェーン40を配
設するとともに往路側ガイドレール部18を形成してなる
内側の段部12の上方に、この段部12の上方を閉塞する上
部カバー83が配置される。この上部カバー83は、上板部
84と、この上板部84の中間から外端に亘って対向する下
板部85と、両板部84,85間を連結した複数の連結板部86
とからなり、そして下板部85の下面側には、前記上位フ
レーム材10の起立部11に対して上方から係合自在な位置
決め部87が、左右一対の突条により形成されている。
【0020】また上部カバー83の長さ方向における複数
箇所には、その下板部85にボルト孔88が形成されるとと
もに、このボルト孔88に対向して上板部84に操作孔89が
形成されている。そして上部カバー83は、起立部11に対
して上方から載置することで、この起立部11に位置決め
部87が係合して位置決めされ、この状態で、操作孔89か
らボルト孔88へと通したボルト65を、内側上向き溝部14
内に予め位置させたナット体66に螺合させることで、上
部カバー83を上位フレーム材10に固定し得る。なおボル
ト65とナット体66とにより、内側上向き溝部14を利用し
た固定具を構成する。
【0021】各ガイドバー50には、このガイドバー50に
案内されて長さ方向51に移動自在な可動体70が設けられ
る。これら可動体70は前記ガイドバー50に外嵌するもの
で、前記荷載置板部54に上側から対向する上板材71と、
前記前板部57に前側から対向する前板材72と、前記後板
部58に後側から対向する後板材73と、前記底板部59など
に下側から対向する底板材74とにより矩形筒状に形成さ
れる。
【0022】そして底板材74でかつ両脚板部55,56を中
にして前後方向の他方(前方)からは、前位の脚板部55
に形成した嵌合部60に対して下方から嵌合して、ガイド
バー50の裏面側に嵌合案内される突状の被嵌合部75が形
成されている。さらに底板材74でかつ両脚板部55,56を
中にして前後方向の一方(後方)には、前記ガイドバー
50の底板部59により形成された裏面側に対して弾性的に
当接するガタつき防止部76が形成されている。ここでガ
タつき防止部76は、底板材74にコの字状の切り込みを入
れて舌片状に形成されるとともに、遊端には裏面側への
当接部が突状に形成されている。
【0023】また前記可動体70の上板材71には、前記ガ
イドバー50に形成した凹部53に上方から係合する一対の
凸部77が形成され、そして底板材74には、両脚板部55,
56間に嵌合して摺動案内される被ガイド部78が形成され
ている。なお可動体70は、たとえば合成樹脂からなり、
その際に、上板材71の表面側には横押し用の作用部79が
一体成形される。
【0024】そして、前記被ガイド部78を利用して被ガ
イド体が取り付けられる。すなわち前記被ガイド部78の
中央部からローラ軸80が、その上部を埋め込み成形によ
り支持させることで垂設され、このローラ軸80の突出下
部に、被ガイド体の一例であるガイドローラ81が遊転自
在に取り付けられ、以てガイドローラ81は可動体70の裏
面外方に位置される。
【0025】このようにローラ軸80の上部を被ガイド部
78の中央部に埋め込み成形により支持させることで、こ
のローラ軸80の支持部を両脚板部55,56間に位置し得、
すなわちガイドバー50の底板部59よりも上方に位置し
得、これによりガイドローラ81を底板部59に接近して配
置できて、可動体70自体の高さを低くし得る。さらにロ
ーラ軸80は、十分に高さを取れる被ガイド部78によって
強固に支持し得る。
【0026】図2、図7〜図9に示すように、前記本体
フレーム1の中間枠部材2における上位の横連結部材5
に前記ガイドローラ81の案内を行う往路ガイド装置群90
が、また下位の横連結部材5に復路ガイド装置群100 が
配設される。そして中央の分岐部には、往路側の上部切
り換え装置110 と復路側の下部切り換え装置111 とが配
設され、さらに往路側の始端近くには左右一対の振り分
け装置112 A,112 Bが配設される。
【0027】前記往路ガイド装置群90は、始端部の両側
にそれぞれ左右一対に設けた始端ガイド部91A,91B
と、これら始端ガイド部91A,91Bの終端に前記振り分
け装置112 A,112 Bを介して対向し、かつ下手側ほど
内側へと傾斜した左右一対の内移動ガイド部92A,92B
と、これら内移動ガイド部92A,92Bの終端に前記上部
切り換え装置110 を介して対向し、かつ下手側ほど外側
へと傾斜した左右一対の外移動ガイド部93A,93Bと、
これら外移動ガイド部93A,93Bの終端に対向して配設
したそれぞれ左右一対の終端ガイド部94A,94Bとから
なる。
【0028】また前記復路ガイド装置群100 は、下手側
ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動ガイド部101
A,101 Bと、これら内移動ガイド部101 A,101 Bの
終端に前記下部切り換え装置111 を介して対向し、かつ
下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動ガイド部
102 A,102 Bとからなる。
【0029】両ガイド装置群90,100 は、たとえば図2
の始端カイド部91Bならびに外移動ガイド部102 Bで示
すように、アルミニウムの押し出し成形品からなる本体
105と、この本体105 の内面側に装着した樹脂製のガイ
ド板106 とからなり、前記本体105 がブラケット107 を
介して横連結部材5に固定される。なお図5に示すよう
に、始終の反転部でガイドローラ81の案内を行うべく、
両軸30,31の部分にはガイドローラ81の嵌合を許す反転
ガイド体108 A,108 B,109 A,109 Bが取り付けら
れている。
【0030】図1〜図3、図5に示すように、本体フレ
ーム1の両側外方には、主搬送経路45に対して外方かつ
下手側へと傾斜した分岐経路113 A,113 Bを形成する
分岐コンベヤ114 A,114 Bが設けられる。ここで分岐
コンベヤ114 A,114 Bは多数のローラ115 を有し、こ
れらローラ115 は、その端部を上位フレーム材10の外側
の段部13内に位置させ、かつ起立部11に充分に接近させ
た状態で配置される。なお上位フレーム材10の外側上向
き蟻溝17などを分岐コンベヤ114 A,114 Bとの連結に
利用できる。116 は物品を示す。
【0031】次に上記実施例において、転換装置の組み
立て、ならびに物品116 の搬送、分岐作用を説明する。
転換装置の施工時などにおいて、本体フレーム1を枠組
み状に組み立て、そして本体フレーム1にチェーン40や
ガイドバー50などを組み込んだのち、両上位フレーム材
10の上端に上部カバー83が配設される。すなわち、上部
カバー83は、起立部11に対して上方から載置すること
で、この起立部11に位置決め部87が上方から係合し、以
て上位フレーム材10に位置決めされる。そして内側上向
き溝部14内にナット体66を位置させた状態で、操作孔89
からボルト孔88へと通したボルト65をナット体66に螺合
させることで、上部カバー83を上位フレーム材10に固定
し得る。これによりチェーン40を配設するとともに往路
側ガイドレール部18を形成してなる内側の段部12の上方
を、上部カバー83によって閉塞し得る。
【0032】このように組み立てた転換装置は、駆動装
置34の電動機35を作動させ、減速機36に連動した駆動軸
31を介してスプロケット39を強制回転させ、以て両チェ
ーン40を移動し得る。この両チェーン40の移動によって
ガイドバー50群を、回転体64を介して両ガイドレール部
18,25に支持案内させた状態で移動し得る。これにより
ガイドバー50群が循環移動することから、始端部のガイ
ドバー50上に供給された物品116 は主搬送経路45上で搬
送される。
【0033】なお搬送時において、往路での両チェーン
40の移動は上部カバー83の下で行われ、また高速時にチ
ェーン40が浮き上がろうとしたとき、この上部カバー83
の下面にチェーン40が当接することで、それ以上の浮き
上がりは阻止される。また復路での両チェーン40の移動
は上端延長部27の下で行われる。
【0034】このような搬送を行う際にガイドバー50群
と一体的に移動する可動体70は、そのガイドローラ81が
ガイド装置群90,100 に案内されることによって、被ガ
イド部78を介してガイドバー50の長さ方向51に往復移動
したり、ガイドバー50とともに主搬送経路45に沿って直
線状に移動したりする。
【0035】すなわち、たとえば一方側の始端ガイド部
91Aに案内されているガイドローラ81は、振り分け装置
112 Aが直線状振り分け姿勢のときに直進案内され、そ
してガイド作用を受けない状態で直進したのち終端ガイ
ド部94Aに案内されることになる。これにより可動体70
は物品116 に作用せず、この物品116 は主搬送経路45上
を直進状に搬送される。なお反対側も同様であって、始
端ガイド部91Bのガイドローラ81は、振り分け装置112
Bから終端ガイド部94Bへと移動することになる。
【0036】一方側の始端ガイド部91Aに案内されてい
るガイドローラ81は、振り分け装置112 Aが傾斜状振り
分け姿勢のときに内側へ傾斜案内され、そして内移動ガ
イド部92Aに案内されて内側へ移動されたのち、上部切
り換え装置110 を介して外移動ガイド部93Bに移り、こ
の外移動ガイド部93Bに案内されて外側へ移動されたの
ち終端ガイド部94Bに案内される。これにより可動体70
群は、搬送方向に移動しながら主搬送経路45を横切るこ
とになり、以て他側の作用部79が物品116 に横押し作用
して、この物品116 を他方の分岐コンベヤ114 Bに渡す
ことになる。
【0037】なお反対側も同様であって、始端ガイド部
91Bのガイドローラ81は、振り分け装置112 B、内移動
ガイド部92B、上部切り換え装置110 、外移動ガイド部
93A、終端ガイド部94Aと案内され、可動体70群の一側
の作用部79が物品116 に横押し作用して、この物品116
を一方の分岐コンベヤ114 Aに渡すことになる。このよ
うに両分岐コンベヤ114 A,114 Bに振り分けて渡す際
に、ガイドバー50上の物品116 は、上位フレーム材10に
固定した上部カバー83の上方を乗り越え、そして段部13
cに位置している両分岐コンベヤ114 A,114 Bのロー
ラ115 に乗り移つる。
【0038】上述したようにして終端ガイド部94A,94
Bの端部に達したガイドローラ81は反転ガイド体109
A,109 Bに案内されて反転し、そして内移動ガイド部
101 A,101 Bに案内されて中央部に移動される。次い
で下部切り換え装置111 により左右に振り分けられたの
ち、外移動ガイド部102 A,102 Bの案内により外側へ
と移動され、さらに反転ガイド体108 A,108 Bに案内
されて反転したのち、始端ガイド部91A,91Bのいずれ
かに移つされる。
【0039】上記実施例では上位フレーム材10と下位フ
レーム材20との別体化形式を示したが、これは下位フレ
ーム材20を側板、側枠形式にしてもよい。
【0040】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、簡単な構造
と操作により無端回動体の上方を上部カバーで閉塞で
き、無端回動体が見えない状態にできて、安全かつ見栄
えの良いものにでき、さらに高速時に無端回動体が上方
へ浮き上がることを、この上部カバーで阻止できて、常
に円滑な運転を行うことができる。そして上部カバーを
取り付けるための上向き蟻溝やガイドバー支持案内用の
ガイドレール部は、フレーム材の成形と同時に形成で
き、さらにガイドレール部の同時形成により別個なガイ
ドレールを不要にできて、部品点数を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、上位フレーム材部分
の縦断正面図である。
【図2】同転換装置の要部の縦断正面図である。
【図3】同転換装置の要部の平面図である。
【図4】同可動体を取り付けたガイドバー部分の縦断側
面図である。
【図5】同転換装置の概略平面図である。
【図6】同転換装置の概略側面図である。
【図7】同転換装置の往路ガイド装置群を示す概略平面
図である。
【図8】同転換装置の復路ガイド装置群を示す概略平面
図である。
【図9】同転換装置のガイド装置群を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体フレーム 10 上位フレーム材 11 起立部 12 段部 13 段部 14 内側上向き蟻溝 18 往路側ガイドレール部 20 下位フレーム材 25 復路側ガイドレール部 30 従動軸 31 駆動軸 34 駆動装置 38 スプロケット(輪体) 39 スプロケット(輪体) 40 チェーン(無端回動体) 45 主搬送経路 50 ガイドバー 51 長さ方向 64 回転体 65 ボルト(固定具) 66 ナット体(固定具) 70 可動体 81 ガイドローラ(被ガイド体) 83 上部カバー 87 位置決め部 88 ボルト孔 89 操作孔 90 往路ガイド装置群 100 復路ガイド装置群 110 上部切り換え装置 111 下部切り換え装置 112A 振り分け装置 112B 振り分け装置 114A 分岐コンベヤ 114B 分岐コンベヤ 116 物品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主搬送経路に沿って配設した無端回動体
    と、この無端回動体に多数取り付けられ、かつ主搬送経
    路とは直交方向を長さ方向としたガイドバーと、これら
    ガイドバーに案内される可動体と、この可動体の裏面側
    に設けた被ガイド体と、この被ガイド体を案内するガイ
    ド装置群と、このガイド装置群の分岐部に配設した切り
    換え装置と、本体フレームとを有し、この本体フレーム
    は上部の両側にフレーム材を有し、このフレーム材はア
    ルミニウムの成形品で、内側から内方に向けてガイドバ
    ー支持案内用のガイドレール部を形成するとともに、上
    部には上向き蟻溝を形成し、前記ガイドレール部の上方
    に配置自在な上部カバーに、前記フレーム材の上部に係
    合自在な位置決め部を形成し、この上部カバーを、前記
    上向き蟻溝を利用した固定具を介してフレーム材に固定
    したことを特徴とする転換装置。
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