JP2007276946A - コンベア設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、直ちに駆動装置を停止できるコンベア設備を提供する。
【解決手段】本体フレーム1側に、主搬送経路45に沿って配設した左右一対の無端回動体40と、無端回動体を回動させる駆動装置34を設け、両無端回動体間に物品支持体50を多数設けたコンベア設備である。物品支持体側が設定高さH以上に浮き上がったことを検出する浮き上がり検出手段120を設け、その検出により駆動装置を停止するように構成した。物品支持体側が全く浮き上がっていないか、設定高さよりも低い浮き上がり状態のとき、浮き上がり検出手段は非検出状態であり、運転を継続できる。何らかの事故や事情で、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、浮き上がり検出手段が検出することになり、以て直ちに駆動装置、すなわちコンベア設備を停止できて、物品支持体などが損傷されることを未然に防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば主搬送経路上で搬送されている物品を、この主搬送経路の側部外方に設けた分岐搬送経路に移したりするのに使用されるコンベア設備に関するものである。
従来、この種のものとしては、次のような構成が提供されている。すなわち、搬送経路に沿って配設された左右一対のチェーンと、これらチェーン間に多数取り付けられたスラットと、このスラットに外嵌して案内される移動シューとが設けられている。そして、スラットの両端にはスラット用リンクプレートを介して走行ホイールが設けられ、これら走行ホイールは、コンベアフレーム側に支持案内されている。また、移動シューの裏面側にはガイドピンが設けられるとともに、コンベアフレーム側にはガイドピンが案内されるガイドレールが配設されている(たとえば、特許文献1参照。)。
実開平6−49427号公報(第10−12頁、図1、図5−図7) 特開平7−41160号公報(図1−図6)
しかし、上記した従来構成によると、たとえば、移動シュー間で物品を挟むなど何らかの事故のとき、大抵の場合、移動シューが破損する。そして、この破損した移動シューを検知することで運転を停止させるなどしていた。
そこで本発明の請求項1記載の発明は、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、直ちに駆動装置を停止し得るコンベア設備を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載のコンベア設備は、本体フレーム側に、主搬送経路に沿って配設された左右一対の無端回動体と、これら無端回動体を回動させる駆動装置とが設けられるとともに、両無端回動体間に、主搬送経路とは直交状の方向が長さ方向とされた物品支持体が多数設けられたコンベア設備であって、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出する浮き上がり検出手段が設けられ、この浮き上がり検出手段の検出により前記駆動装置が停止されるように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、両無端回動体の回動によって物品支持体群を主搬送経路上で移動させることにより、始端部の物品支持体群上に供給した物品を主搬送経路上で搬送し得る。このような運転中において、物品支持体側が全く浮き上がっていないか、設定高さよりも低い浮き上がり状態のとき、浮き上がり検出手段は非検出状態であり、運転は継続される。また、物品横押し体間で物品を挟むなど何らかの事故や、何らかの事情で、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、浮き上がり検出手段が検出することになり、以て駆動装置を直ちに停止し得る。
また本発明の請求項2記載のコンベア設備は、上記した請求項1記載の構成において、物品支持体には、この物品支持体に外嵌して長さ方向に案内される物品横押し体が設けられ、本体フレーム側には、前記物品横押し体の案内装置が配設されていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、無端回動体の回動によって物品支持体群を移動させることにより、始端部の物品支持体群上に供給した物品を搬送し得、そして、物品横押し体を物品支持体の長さ方向に移動させることで物品を横押しし得る。
そして本発明の請求項3記載のコンベア設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、無端回動体が無端チェーンからなることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、両無端チェーンの回動によって物品支持体群を主搬送経路上で移動させ得る。
さらに本発明の請求項4記載のコンベア設備は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、浮き上がり検出手段が、投光器と受光器とからなる光電センサーにより構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項4の発明によると、投光器からの光電がそのまま受光器に受光されることで、物品支持体側は全く浮き上がっていないか、設定高さよりも低い浮き上がり状態であり、以て光電センサーは非検出状態であることから、運転は継続される。また、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、投光器からの光電が物品支持体側に当たって遮断され、受光器に受光されないことになる。これにより光電センサーは、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出することになり、以て駆動装置を停止させるように制御する。
しかも本発明の請求項5記載のコンベア設備は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成において、浮き上がり検出手段が、投光器と受光器とからなる光電センサーにより構成されるとともに、その光電方向が無端回動体の上方でかつ主搬送経路に沿った方向として配設され、無端回動体の浮き上がりを光電センサーにより検出することで、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出するように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項5の発明によると、投光器からの光電が、無端回動体の上方でかつ主搬送経路に沿った方向に流れ、そのまま受光器に受光されることで、光電センサーは非検出状態であり、運転は継続される。また、何らかの事故や事情で、無端回動体が設定高さ以上に浮き上がったとき、投光器からの光電が無端回動体に当たって遮断され、受光器に受光されないことになる。これにより光電センサーは、無端回動体、すなわち物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出することになり、以て駆動装置を停止させることになる。
また本発明の請求項6記載のコンベア設備は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成において、無端回動体は被案内部材を介して本体フレーム側に支持案内されるとともに、この本体フレームの上部には、無端回動体の上方を閉塞状とするためのカバー体が配置され、このカバー体と無端回動体との間に浮き上がり検出手段が配設されていることを特徴としたものである。
したがって請求項6の発明によると、被案内部材を本体フレーム側により支持案内することで、無端回動体、すなわち物品支持体側の移動を安定化し得る。そして運転時においては、カバー体によって無端回動体や浮き上がり検出手段を保護し得る。
そして本発明の請求項7記載のコンベア設備は、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の構成において、本体フレームの上部には、無端回動体の上方を閉塞状とするためのカバー体が配置され、このカバー体は、本体フレーム側に固定される側板部と、この側板部の上部から内方に折れ曲がって無端回動体の上方に位置される上板部とにより逆L字状に形成され、前記側板部に欠如部が形成されるとともに、この欠如部の部分に浮き上がり検出手段が配設されていることを特徴としたものである。
したがって請求項7の発明によると、カバー体によって無端回動体や浮き上がり検出手段を保護し得る。そして浮き上がり検出手段は、カバー体に形成された欠如部を利用することで、容易にかつ精度よく配設し得るとともに、保守管理も容易に行えることになる。
上記した本発明の請求項1によると、両無端回動体の回動によって物品支持体群を主搬送経路上で移動させることにより、始端部の物品支持体群上に供給した物品を主搬送経路上で搬送できる。このような運転中において、物品支持体側が全く浮き上がっていないか、設定高さよりも低い浮き上がり状態のとき、浮き上がり検出手段は非検出状態であり、運転を継続できる。また、物品横押し体間で物品を挟むなど何らかの事故や、何らかの事情で、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、浮き上がり検出手段が検出することになり、以て直ちに駆動装置、すなわちコンベア設備を停止できて、物品支持体などが損傷されることを未然に防止できる。
また上記した本発明の請求項2によると、両無端回動体の回動によって物品支持体群を移動させることにより、始端部の物品支持体群上に供給した物品を主搬送経路上で搬送でき、そして、物品横押し体を物品支持体の長さ方向に移動させることで物品を横押しでき、以て物品の仕分けに好適なコンベア設備を提供できる。
そして上記した本発明の請求項3によると、両無端チェーンの回動によって物品支持体群を主搬送経路上で移動できる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、投光器からの光電がそのまま受光器に受光されることで、物品支持体側は全く浮き上がっていないか、設定高さよりも低い浮き上がり状態であり、以て光電センサーは非検出状態であることから、運転を継続できる。また、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったとき、投光器からの光電が物品支持体側に当たって遮断され、受光器に受光されないことになる。これにより光電センサーによって、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出でき、以て駆動装置を停止させるように制御できる。
しかも上記した本発明の請求項5によると、投光器からの光電が、無端回動体の上方でかつ主搬送経路に沿った方向に流れ、そのまま受光器に受光されることで、光電センサーは非検出状態であり、運転を継続できる。また、何らかの事故や事情で、無端回動体が設定高さ以上に浮き上がったとき、投光器からの光電が無端回動体に当たって遮断され、受光器に受光されないことになる。これにより光電センサーによって、無端回動体、すなわち物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出でき、以て駆動装置を停止できる。
また上記した本発明の請求項6によると、被案内部材を本体フレーム側により支持案内することで、無端回動体、すなわち物品支持体側の移動を安定化できる。そして運転時においては、カバー体によって無端回動体や浮き上がり検出手段を保護できる。
そして上記した本発明の請求項7によると、カバー体によって無端回動体や浮き上がり検出手段を保護できる。しかも浮き上がり検出手段は、カバー体に形成された欠如部を利用することで、容易にかつ精度よく配設できるとともに、保守管理も容易に行うことができる。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図2〜図5、図10において、1は本体フレームで、両側にそれぞれ上下一対に配設したフレーム材10,20と、上下ならびに左右のフレーム材10,20間を連結する中間枠部材2と、下位フレーム材20から下方に連設した脚体3群などからなり、前記中間枠部材2は、縦連結材4や横連結材5などにより構成される。
前記上位フレーム材10は、アルミニウムの成形品により断面矩形状に形成され、そして中央部に上方への起立部11を形成して、この起立部11の上部外側に切欠き状の段部12を形成し、また起立部11の上部内側に上向き溝状の潤滑油受け部13を形成している。さらに上位フレーム材10には、起立部11の位置に外向き蟻溝14が、外側の段部12の位置に上向き蟻溝15がそれぞれ形成されるとともに、下端には内側下向き蟻溝16と外側下向き蟻溝17が形成されている。なお、外向き蟻溝14と上向き蟻溝15との間、すなわち、段部12のコーナ部分には上面開放の差し込み用溝部12Aが形成されている。また上位フレーム材10には、内側の潤滑油受け部13よりも少し下方の位置から内方へ往路側案内レール部18が突出され、この往路側案内レール部18は物品支持体(後述する。)の支持案内用となる。ここで往路側案内レール部18の部分には下向き蟻溝19が形成される。なお、潤滑油受け部13や蟻溝14〜17、19や往路側案内レール部18などは、上位フレーム材10の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。以上の11〜19などにより上位フレーム材10の一例が構成される。
前記下位フレーム材20は、アルミニウムの成形品により断面矩形状に形成され、そして上端に内側上向き蟻溝21と外側上向き蟻溝22とが形成されるとともに、下端に内側下向き蟻溝23と外側下向き蟻溝24とが形成される。さらに下位フレーム材20には、中間部の内側に上向き溝状の潤滑油受け部25が形成されるとともに、内方へ復路側案内レール部26が突出され、この復路側案内レール部26は物品支持体の支持案内用となる。ここで復路側案内レール部26の部分には下向き蟻溝27が形成される。また、復路側案内レール部26などにより形成される段部28の上方に位置するように、上端延長部29が一体に形成され、以て上端延長部29の内側面によって横向き案内面29aが形成されている。これら蟻溝21〜24、27や復路側案内レール部26、上端延長部29などは、下位フレーム材20の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。以上の21〜29などにより下位フレーム材20の一例が構成される。
前記中間枠部材2は、上位フレーム材10の両下向き蟻溝16,17に板状のナット体6を位置させておき、そして中間枠部材2の縦連結材4や横連結材5に対して下方から通したボルト体7をナット体6に螺合し締め付けることで上位フレーム材10と一体化され、また下位フレーム材20の両上向き蟻溝21,22を利用することで、前述と同様にナット体6とボルト体7とにより下位フレーム材20に一体化される。この中間枠部材2は、両フレーム材10,20の長さ方向において所定間隔置きに複数が配設される。また前記脚体3は、下位フレーム材20の下向き蟻溝23,24を利用して、ナット体6とボルト体7により下位フレーム材20に連結される。
上記のようにして構成された本体フレーム1の始端部には左右方向の従動軸30が回転自在に配設され、また終端部には左右方向の駆動軸31が回転自在に配設される。ここで従動軸30や駆動軸31は、両フレーム材10,20間に配設した左右一対の支持部材32に、それぞれ軸受け装置33を介して回転自在に支持されている。前記駆動軸31に連動連結した駆動装置34は、電動機35と、これに一体化した減速機36とからなり、この減速機36の出力部が前記駆動軸31に連動されている。
前記従動軸30と駆動軸31との両端で相対向部間には、スプロケット(輪体の一例)38,39を介して無端チェーン(無端回動体の一例)40が配設されている。ここでスプロケット38,39は、前記支持部材32の内側に配設されて従動軸30や駆動軸31に連結されている。また前記無端チェーン40はリンク41と連結ピン42とからなり、往路側において潤滑油受け部13の上方に位置され、また復路において潤滑油受け部25の上方で段部28内に位置されている。そして左右の無端チェーン40間に物品支持体50が多数取り付けられている。その際に、前記連結ピン42群のうち、所定ピッチ置きの連結ピンを内側に突出させることで形成した長尺の連結ピン42が物品支持体50の取り付けに使用される。
前記物品支持体50は、図1〜図5、図8に示すように、両無端チェーン40の移動方向となる主搬送経路45に対して直交した方向を長さ方向51として配設されている。この物品支持体50は、上面に長さ方向51に沿った凸状部52を主搬送経路45の方向で3条(複数条)に形成した扁平状の物品載置板部53と、この物品載置板部53の下面中間部(裏面中間部分)から前記主搬送経路45の方向で一対に連設されかつ長さ方向51に沿った脚板部54と、物品載置板部53の前端から下方かつ後方に延びる前板部55と、物品載置板部53の後端から下方かつ前方に延びる後板部56などにより、型レール状に構成されている。このような構成において、両脚板部54の下端は、内方へ突出することで厚肉部に形成され、以て両脚板部54間でかつ物品載置板部53の下面中間部との間に、相対向する側で開放する溝状の案内部57が形成されている。なお、両脚板部54の下端には、下方で開放する溝状の螺合部54Aが形成されている。以上の52〜57などにより物品支持体50の一例が構成される。
このようにして構成された物品支持体50における長さ方向51の両端には、それぞれサイドブラケット61が差し込み結合などにより取り付けられる。これらサイドブラケット61は鉄製からなり、主搬送経路45の方向で長い本体部62の内面側の上部で前後の二箇所に、内方へ突出する板状の差し込み部が設けられている。さらに本体部62における中間の下部には、内方への突出片が折れ曲がりにより形成されている。また、サイドブラケット61の外面側で前部の一箇所には、外方へ突出する筒状体63が溶接することによって取り付けられている。
上記のように形成されたサイドブラケット61は、物品支持体50における物品載置板部53と前板部55または後板部56とにより形成された前後一対の空間部に一対の差し込み部を差し込み、次いで、外側から通したボルト体を螺合部54Aのいずれかに螺合結合させることで、物品支持体50の両端に取り付け得る。そして、筒状体63側の差し込み孔に対して、前記無端チェーン40側からの長尺の連結ピン42の突出部分を外側から差し込んで結合することで、物品支持体50の両端を、それぞれサイドブラケット61を介して無端チェーン40に連結し得、以て左右一対の無端チェーン40間に多数の物品支持体50を取り付け得る。
前記筒状体63には、外周部がウレタンからなる回転体(被案内部材の一例で、ベアリング形式やローラ形式などからなる。)64が外嵌され、これら回転体64は、前記本体フレーム1側の両案内レール部18,26の上向き支持面18a,26aに支持案内される。また前記本体部62の突出片には、外周部がウレタンからなるサイドローラ(被案内部材の一例)65が縦軸66を介して遊転自在に設けられ、これらサイドローラ65は、前記往路側案内レール部18や上端延長部29の横向き案内面18b,29aに案内される。
各物品支持体50には、この物品支持体50に外嵌して案内されることで長さ方向51に移動自在な物品横押し体70が設けられ、これら物品横押し体70は、下位の矩形筒状部分71と上位の横押し作用部76とにより構成されている。すなわち矩形筒状部分71は、前記物品載置板部53に上側から対向される扁平状の上板材72と、この上板材72の前端から下方かつ後方に延びることで前板部55に外側から対向される前板材73と、前記上板材72の後端から下方かつ前方に延びることで後板部56に外側から対向される後板材74と、前板材73と後板材74の下端間に位置される底板材75とにより形成されている。
そして前記上板材72の上面側(上方)に横押し作用部76が設けられている。すなわち横押し作用部76は、上板材72の上方を覆う天板材77と、この天板材77における両側の横向き傾斜面の部分に着脱自在に取り付けられた横押し当接部材78などにより形成されている。ここで横向き傾斜面は、たとえば平面視において傾斜角度θを20度として全体が台形板状に形成され、そして横押し当接部材78はゴム板などからなり、その横押し当接面が平面視において凹凸状に形成されている。
前記底板材75の上面側には、両脚板部54間に嵌合される上向き突状の被嵌合部79が連設され、これにより前記物品横押し体70は、被嵌合部79を介して、物品支持体50における案内部57間で案内されるように構成されている。さらに、前記上板材72側の下面には、前記物品支持体50の物品載置板部53に形成した凸状部52に上方から対向される3本の凹溝部80が形成されている。以上の71〜80などにより物品横押し体70の一例が構成される。かかる物品横押し体70は、横押し当接部材78を除いて合成樹脂によって一体成形されている。
前記物品横押し体70の下部側には、前記被嵌合部79を利用して被案内体が取り付けられる。すなわち前記被嵌合部79の中央部からローラ軸(支持軸の一例)85が、その上部を埋め込み成形により支持させることで垂設され、このローラ軸85の突出下部に、案内ローラ(被案内体の一例)86が遊転自在に取り付けられ、以て案内ローラ86は物品横押し体70の裏面外方に位置される。その際にローラ軸85は、案内ローラ86に対して所定長さ下方に突出されて突出軸部85aが生じるように構成されている。
図4〜図6に示すように、前記本体フレーム1側の上部、すなわち本体フレーム1の中間枠部材2における上位の横連結材5には、前記ローラ軸85や案内ローラ86の案内を行う往路案内装置(案内装置の一例)90が配設され、また前記本体フレーム1側の下部、すなわち本体フレーム1の中間枠部材2における下位の横連結材5には、逆向きで移動されるローラ軸85や前記案内ローラ86の案内を行う復路案内装置(案内装置の一例)96が配設される。そして中央の分岐部には、往路側の上部切り換え手段100と復路側の下部切り換え手段101とが配設され、さらに往路側の始端近くには左右一対の振り分け手段102A,102Bが配設される。
前記往路案内装置90は、始端部において左右方向の両側(少なくとも一方側)にそれぞれに設けた始端案内部91A,91Bと、これら始端案内部91A,91Bの終端に前記振り分け手段102A,102Bを介して対向し、かつ下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内側移動案内部92A,92Bと、これら内側移動案内部92A,92Bの終端に前記上部切り換え手段100を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外側移動案内部93A,93Bと、これら外移動案内部93A,93Bの終端に対向して配設したそれぞれ左右一対の終端案内部94A,94Bなどからなる。
図4、図5、図7に示すように、前記復路案内装置96は、下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内側移動案内部97A,97Bと、これら内側移動案内部97A,97Bの終端に前記下部切り換え手段101を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外側移動案内部98A,98Bとからなる。そして、内側移動案内部97A,97Bの相対向した内側ガイド面97a,97bにより前記案内ローラ86の案内を行うとともに、外側移動案内部98A,98Bの相反する外側ガイド面98a,98bにより前記案内ローラ86の案内を行い、また下部切り換え手段101により前記ローラ軸85の案内を行うように構成されている。
ここで内側移動案内部97A,97Bは、外側に湾曲される状態で互いに接近される始端テーパ部99aと、この始端テーパ部99aの終端に連続しかつ内側に湾曲される状態で互いに接近される中間テーパ部99bと、この中間テーパ部99bの終端に連続しかつ平行状とした終端平行部99cとを有して形成されている。その際に終端平行部99cは、設備幅方向の中心線Sに対して他方側に寄って位置されている。また外側移動案内部98A,98Bは、前記下部切り換え手段101側が鋭角状でかつ互いに離間される始端分岐部99dと、この始端分岐部99dの終端に連続しかつ直線状態で互いに離間される中間傾斜部99eと、この中間傾斜部99eの終端に連続しかつ外側に湾曲される状態で互いに離間されたのち平行状となる終端部99fとを有して形成されている。
その際に始端分岐部99dは、設備幅方向の中心線Sに対して一方側(左側)に寄って位置され、そして一方の外側移動案内部98Aにおける始端分岐部99dの部分での外側ガイド面98aが、他方の内側移動案内部97Bにおける終端平行部99cの部分での内側ガイド面97bに対して同一線上に位置されている。したがって、左右一対の内側移動案内部97A,97Bと左右一対の外側移動案内部98A,98Bとは、それぞれ設備幅方向において非対称に配設されることになる。また、下部切り換え手段101を左右方向の中央部分に配設することにより、この下部切り換え手段101から始端部分までの距離、すなわち、外側移動案内部98A,98Bなどの配設距離を短くして、全体のコンパクト化を図ることができる。
なお図2に示すように、始終の反転部で案内ローラ86の案内を行うべく、両軸30,31の部分には案内ローラ86の嵌合を許す反転案内体43A,43B,44A,44Bが取り付けられている。
図1、図4、図5、図8〜図11に示すように、前記上位フレーム材10(本体フレーム1の上部)で、無端チェーン40を配設するとともに往路側案内レール部18を形成した部分に、無端チェーン40や回転体64の上方を閉塞状とするためのカバー体(チェーンカバー)110が配置される。このカバー体110は、側板部111と、この側板部111の上部から内方へ直角状に折れ曲がることで無端チェーン40の上方に位置される上板部112とにより、断面で逆L字状の型レール状に形成されている。そしてカバー体110は、その側板部111の下端を差し込み用溝部12Aに上方から差し込むとともに側板部111を起立部11に対して外側から当接させて位置決めした状態で、側板部111の下端部分に外側から通したボルト体115を、外向き蟻溝14内に予め位置させたナット体116に螺合させることによって、上位フレーム材10の起立部11に対して着脱自在に固定し得る。
図1、図2、図4、図5、図8〜図11に示すように、前記カバー体110と無端チェーン40との間に、物品支持体50側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出する光電センサー(浮き上がり検出手段の一例)120が設けられ、この光電センサー120の検出により前記駆動装置34が停止されるように構成されている。ここで光電センサー120は、投光器121と受光器122とにより構成されている。
前記カバー体110の側板部111における所定箇所、たとえば、主搬送経路45の方向での始端部分や終端部分、長さ方向で分割されているカバー体110の分割端部分、カバー体110の長さ方向での中間部分などに欠如部113が形成されている。そして、欠如部113の部分に光電センサー120が配設されている。すなわち欠如部113の部分に、投光器121や受光器122を配設するための保持体130が配置される。この保持体130は、側板部131と、この側板部131の上部から内方へ直角状に折れ曲がることで無端チェーン40の上方に位置される上板部132と、側板部131の下部から外方へ直角状に折れ曲げられた下板部133とにより、断面でZ字状の型レール状に形成されている。
そして保持体130は、側板部131の下端部分からスペーサ135に亘って外側から通したボルト体136を、外向き蟻溝14内に予め位置させたナット体137に螺合させるとともに、下板部133に上側から通したボルト体138を、上向き蟻溝15内に予め位置させたナット体139に螺合させることによって、上位フレーム材10の上部分に対して着脱自在に固定し得る。この固定によって上板部132は、欠如部113を通って前記カバー体110の上板部112と無端チェーン40との間に位置されることになる。
前記投光器121と受光器122とは、上板部112の下面側にボルト体(連結具の一例)125,126を介して取り付けられている。ここで、主搬送経路45の始端部分や終端部分の保持体130には、投光器121と受光器122とのいずれか一方のみが取り付けられる。また分割端部分や中間部分の保持体130には、投光器121と受光器122との両方が取り付けられ、その際に取り付けは、投光器側配線121aと受光器側配線122aとが相対向して位置される状態で行われている。そして保持体130における側板部131の上部分には、両配線121a,122aを外側へ導出させるための長孔134が形成されている。
このように投光器121や受光器122が取り付けられることで、光電センサー120は、その光電方向120aが無端チェーン40の上方でかつ主搬送経路45に沿った方向として配設され、以て無端チェーン40の浮き上がりを光電センサー120により検出することで、物品支持体50側が設定高さH以上に浮き上がったことを検出するように構成されている。その際に光電センサー120の数(セット数)は、主搬送経路45の経路長さと、投光器121から受光器122までの投光距離(投光長さ)とを考慮するなどして決定される。また光電センサー120は、カバー体110に形成された欠如部113を利用することで、保持体130などを介して容易にかつ精度よく配設し得るとともに、保守管理も容易に行えることになる。
前記本体1の所定箇所には制御装置140が設けられ、この制御装置140には、両配線121a,122aや、前記駆動装置34の電動機35への電力配線141などが接続されている。その際に制御装置140は、無端チェーン40の浮き上がりを光電センサー120により検出したときに、前記駆動装置34の電動機35を停止制御するように構成されている。
図1、図2に示すように、本体フレーム1の両側外方には、主搬送経路45に対して外方かつ下手側へと傾斜した分岐搬送経路145A,145Bを形成する分岐コンベヤ146A,146Bが設けられる。なお光電センサー120、すなわち保持体130などは、分岐コンベヤ146A,146Bを避けて配置されている。150は物品を示す。
以下に、上記した実施の形態1において、物品150の搬送、分岐作用を説明する。
すなわち、駆動装置34の電動機35を作動させ、減速機36に連動した駆動軸31を介してスプロケット39を強制回転させることで、両無端チェーン40を移動し得る。この両無端チェーン40の移動によって物品支持体50群を、回転体64を介して両案内レール部18,26の上向き支持面18a,26aに支持案内させるとともに、サイドローラ65を介して案内レール部18や上端延長部29の横向き案内面18b,29aに案内させることで、安定した状態で移動し得る。その際に復路側においては、回転体64の上方に上端延長部29が位置することで、この回転体64の浮き上りを阻止し得、以て物品支持体50群を上下でガタつくことなく安定した状態で移動し得る。これにより物品支持体50群が循環移動することから、始端部の物品支持体50群上に供給した物品150を主搬送経路45上で搬送し得る。
なお搬送時において、往路での両無端チェーン40の移動は、カバー体110における上板部112の下方でかつ潤滑油受け部13の上方で行われ、以てカバー体110によって無端チェーン40や光電センサー120を保護し得る。また復路での両無端チェーン40の移動は、上端延長部29の下方でかつ潤滑油受け部25の上方で行われる。
このような搬送を行う際に、物品支持体50群と一体的に移動する物品横押し体70は、その案内ローラ86が案内装置90,96に案内されることによって、物品支持体50の長さ方向51に往復移動したり、物品支持体50とともに主搬送経路45に沿って直線状に移動したりする。その際に物品横押し体70の往復移動は、被嵌合部79を介して、物品支持体50における案内部57に嵌合されて案内される状態で、すなわち、好適な摺接摩擦が生じた状態で、ガタつきがなく、かつ姿勢(向き)を大きく変化させることなく、常に安定して行える。
たとえば往路案内装置90において、一方側の始端案内部91Aに案内されている案内ローラ86は、振り分け手段102Aが直線状振り分け姿勢のときに直進案内され、そして案内作用を受けない状態で直進されることになる。これにより物品横押し体70は物品150に作用せず、この物品150は主搬送経路45上を直進状に搬送される。なお反対側も同様であって、始端案内部91Bの案内ローラ86は、振り分け手段102Bにおいて案内作用を受けない状態で直進されることになる。
また、一方側の始端案内部91Aに案内されている案内ローラ86は、振り分け手段102Aが傾斜状振り分け姿勢のときに内側へ傾斜案内され、そして内側移動案内部92Aに案内されて内側へ移動されることになる。その後に案内ローラ86は、上部の切り換え装置109を介して外側移動案内部93Bに移り、この外側移動案内部93Bに案内されて外側へ移動される。これにより物品横押し体70群は、搬送方向に移動しながら主搬送経路45を横切ることになり、以て横押し作用部76が、他側の横押し当接部材78を介して物品150に横押し作用して、この物品150を、その向きを変えながら、主搬送経路45に対して傾斜状で分岐移動させ、他方の分岐コンベヤ146Bに渡すことになる。
なお反対側も同様であって、始端案内部91Bの案内ローラ86は、振り分け手段102B、内側移動案内部92B、上部の切り換え装置100、外側移動案内部93Aと案内され、物品横押し体70群の横押し作用部76が、一側の横押し当接部材78を介して物品150に横押し作用して、この物品150を一方の分岐コンベヤ146Aに渡すことになる。
このように案内ローラ86を、傾斜状振り分け姿勢の振り分け手段102A,102Bによって内側へ傾斜案内し、そして内移動案内部92A,92Bにより案内して内側へ移動させたのち、上部の切り換え装置100を介して外移動案内部93B,93Aに移し、この外移動案内部93B,93Aにより案内し得、これにより物品横押し体70群を、搬送方向に移動しながら主搬送経路45を横切らせることになる。これによって、横押し作用部76を物品150に横押し作用させて、この物品150を分岐移動させ、分岐コンベヤ146A,146Bに振り分けて渡し得る。
このようにして終端に達した案内ローラ86は反転案内体44A,44Bに案内されて反転する。そして復路案内装置96において案内ローラ86は、まず内側移動案内部97A,97Bの相対向されている内側ガイド面97a,97bに案内されて中央部に移動される。次いで案内ローラ86は、下部の切り換え装置101により左右に振り分けられたのち、外側移動案内部98A,98Bにおける外側ガイド面98a,98bに案内されて外側へと移動される。その後に、反転案内体43A,43Bに案内されて反転したのち、始端案内部91A,91Bのいずれかに移される。
上述したような運転中において、投光器121からの光電が、カバー体110の上板部112と無端チェーン40との間において光電方向120aに流れ、そのまま受光器122に受光されることで、無端チェーン40、すなわち物品支持体50側は全く浮き上がっていないか、設定高さHよりも低い浮き上がり状態であり、以て光電センサー120は非検出状態であり、運転は継続される。
また、物品横押し体70間で物品150を挟むなど何らかの事故や、何らかの事情で、図11の仮想線に示すように、無端チェーン40が設定高さH以上に浮き上がったとき、投光器121からの光電が無端チェーン40に当たって遮断され、受光器122に受光されないことになる。これにより光電センサー120は、無端チェーン40、すなわち物品支持体50側が設定高さH以上に浮き上がったことを検出することになり、以て検出信号が制御装置140に入力されて、この制御装置140により駆動装置34を停止させるように制御する。このように、物品支持体50側が設定高さH以上に浮き上がったとき、直ちに駆動装置34、すなわちコンベア設備を停止し得、以て物品支持体50や案内ローラ86、案内装置90,96などが損傷されることを未然に防止し得る。
上記した実施の形態1では、物品支持体50に、この物品支持体50に外嵌して長さ方向に案内される物品横押し体70を設けた転換形式のコンベア設備が示されているが、これは、物品横押し体70を省略したスラット形式のコンベア設備などであってもよい。
上記した実施の形態1では、無端回動体として無端チェーン40を採用した形式を示しているが、これは無端ベルトを採用した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、浮き上がり検出手段として、投光器121と受光器122とからなる光電センサー120を採用した形式を示しているが、これは無端チェーン40や物品支持体50が設定高さH以上に浮き上がったときに検出動する検出スイッチ(リミットスイッチ)を、主搬送経路45の方向の単数または複数箇所に配設した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、浮き上がり検出手段として、投光器121と受光器122とが、その光電方向120aを無端チェーン40の上方でかつ主搬送経路45に沿った方向として配設された光電センサー120が採用されているが、これは光電センサー120を、その光電方向を物品横押し体70に対して上方でかつ主搬送経路45を横切る方向として、主搬送経路45の方向の単数または複数箇所に配設し、以て物品横押し体70が浮き上がったことを検出することで、物品支持体50側が設定高さH以上に浮き上がったことを検出する形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、無端チェーン40と、この無端チェーン40の上方を閉塞状とするために配置したカバー体110との間に光電センサー(浮き上がり検出手段)120を配設した形式を示しているが、これはカバー体110を省略して、無端チェーン40の上方を開放した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、カバー体110の側板部111に欠如部113を形成し、この欠如部113の部分に光電センサー(浮き上がり検出手段)120を配設した形式を示しているが、これは欠如部113の無い側板部111の内側面部分に光電センサー(浮き上がり検出手段)120を配設した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、往路案内装置90として、始端部の左右両側にそれぞれ設けた始端案内部91A,91Bや、左右一対の内側移動案内部92A,92Bなどからなる形式を示しているが、これは左右方向のいずれかのみに始端案内部を設けるとともに1個の内側移動案内部を設けた形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、往路案内装置90として、始端部の左右両側にそれぞれ設けた始端案内部91A,91Bや、左右一対の内側移動案内部92A,92B、外側移動案内部93A,93Bなどからなり、物品横押し体70群を、搬送方向に移動しながら主搬送経路45で横切らせることにより、物品150を主搬送経路45に対して傾斜状で分岐移動させて分岐コンベヤ146A,146Bに渡す形式を示しているが、これは、往路案内装置90が、始端部の左右両側にそれぞれ設けた始端案内部91A,91Bや左右一対の内側移動案内部92A,92Bからなり、物品横押し体70群を、搬送方向に移動しながら主搬送経路45の中央部分へと横移動させることにより、始端部の左右両側に供給した物品150を、主搬送経路45の中央部分に2列に寄せたり、中央部分に1列に寄せたり(合流させたり)する形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、往路案内装置90として、物品150を主搬送経路45に対して傾斜状で分岐移動させて、主搬送経路45の方向において同じ位置で分岐した左右の分岐コンベヤ146A,146Bに振り分けて渡す形式を示しているが、これは左右の分岐コンベヤ146A,146Bの位置を主搬送経路45の方向においてずらせて配置し、これら分岐コンベヤ146A,146Bに物品150を振り分けて渡す形式の往路案内装置90などであってもよい。
上記した実施の形態1では、下部の切り換え装置101を左右方向の中央部分に配設した形式が示されているが、これは下部の切り換え装置101を左右方向の一側部に配設した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、復路案内装置96として、左右一対の内側移動案内部97A,97Bと左右一対の外側移動案内部98A,98Bとを、それぞれ設備幅方向において非対称に配設した形式が示されているが、これは対称に配設した形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、物品支持体50として下面側開放の型レール状に構成した形式を示しているが、これは開放していない形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、上位フレーム材10と下位フレーム材20との別体化形式を示したが、これは下位フレーム材20を側板、側枠形式にしてもよい。
上記した実施の形態1では、横押し当接部材78を20度の傾斜角度θに傾斜させた状態で取り付けているが、この傾斜角度は、たとえば30度など、任意に設定されるものである。
本発明の実施の形態1を示し、コンベア設備における要部の一部切り欠き平面図である。 同コンベア設備の一部切り欠き概略平面図である。 同コンベア設備の一部切り欠き概略側面図である。 同コンベア設備における振り分け手段部分の一部切り欠き正面図である。 同コンベア設備における始端案内部分の一部切り欠き正面図である。 同コンベア設備の往路案内装置を示す概略平面図である。 同コンベア設備の復路案内装置を示す概略底面図である。 同コンベア設備における上部の一部切り欠き側面図である。 同コンベア設備における光電センサー配設部分の一部切り欠き側面図である。 同コンベア設備における光電センサー配設部分の縦断正面図である。 同コンベア設備におけるカバー体配設部分の縦断正面図である。
符号の説明
1 本体フレーム
10 上位フレーム材
18 往路側案内レール部
18a 上向き支持面
18b 横向き案内面
20 下位フレーム材
26 復路側案内レール部
26a 上向き支持面
29 上端延長部
29a 横向き案内面
30 従動軸
31 駆動軸
34 駆動装置
35 電動機
36 減速機
38 スプロケット(輪体)
39 スプロケット(輪体)
40 無端チェーン(無端回動体)
43A 反転案内体
43B 反転案内体
44A 反転案内体
44B 反転案内体
45 主搬送経路
50 物品支持体
51 長さ方向
53 物品載置板部
61 サイドブラケット
64 回転体(被案内部材)
65 サイドローラ(被案内部材)
70 物品横押し体
71 矩形筒状部分
76 横押し作用部
78 横押し当接部材
85 ローラ軸(支持軸)
86 案内ローラ(被案内体)
90 往路案内装置(案内装置)
96 復路案内装置(案内装置)
100 上部切り換え手段
101 下部切り換え手段
102A 振り分け手段
102B 振り分け手段
110 カバー体
111 側板部
112 上板部
113 欠如部
120 光電センサー(浮き上がり検出手段)
120a 光電方向
121 投光器
122 受光器
130 保持体
131 側板部
132 上板部
133 下板部
134 長孔
140 制御装置
141 電力配線
145A 分岐搬送経路
145B 分岐搬送経路
150 物品
S 中心線
H 設定高さ

Claims (7)

  1. 本体フレーム側に、主搬送経路に沿って配設された左右一対の無端回動体と、これら無端回動体を回動させる駆動装置とが設けられるとともに、両無端回動体間に、主搬送経路とは直交状の方向が長さ方向とされた物品支持体が多数設けられたコンベア設備であって、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出する浮き上がり検出手段が設けられ、この浮き上がり検出手段の検出により前記駆動装置が停止されるように構成されていることを特徴とするコンベア設備。
  2. 物品支持体には、この物品支持体に外嵌して長さ方向に案内される物品横押し体が設けられ、本体フレーム側には、前記物品横押し体の案内装置が配設されていることを特徴とする請求項1記載のコンベア設備。
  3. 無端回動体が無端チェーンからなることを特徴とする請求項1または2記載のコンベア設備。
  4. 浮き上がり検出手段が、投光器と受光器とからなる光電センサーにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンベア設備。
  5. 浮き上がり検出手段が、投光器と受光器とからなる光電センサーにより構成されるとともに、その光電方向が無端回動体の上方でかつ主搬送経路に沿った方向として配設され、無端回動体の浮き上がりを光電センサーにより検出することで、物品支持体側が設定高さ以上に浮き上がったことを検出するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンベア設備。
  6. 無端回動体は被案内部材を介して本体フレーム側に支持案内されるとともに、この本体フレームの上部には、無端回動体の上方を閉塞状とするためのカバー体が配置され、このカバー体と無端回動体との間に浮き上がり検出手段が配設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンベア設備。
  7. 本体フレームの上部には、無端回動体の上方を閉塞状とするためのカバー体が配置され、このカバー体は、本体フレーム側に固定される側板部と、この側板部の上部から内方に折れ曲がって無端回動体の上方に位置される上板部とにより逆L字状に形成され、前記側板部に欠如部が形成されるとともに、この欠如部の部分に浮き上がり検出手段が配設されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンベア設備。
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