JP2007126107A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組5と、減速ギヤ組5のリング・ギヤ19を備えた外側回転部材21と、外側回転部材21と同軸且つ相対回転可能に配置されたデフ・ケース27と、外側回転部材21とデフ・ケース27との間の駆動力の断続を行うクラッチ7とを備え、リング・ギヤ19とクラッチ7とは、回転軸方向に異なる位置に配置されたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図1は、動力伝達装置の断面図である。図1のように、動力伝達装置1は、車体側に支持され固定側であるキャリヤ・ケース3内に、減速ギヤ組5と、クラッチ7と、差動装置としてのデファレンシャル装置9とを備えている。
前記支持部材51は、軸方向へ伸びており、ブレーキシュー43に係合している。ブレーキシュー43の外周には、リング状のスプリング67が円周方向に掛け回されている。スプリング67によって周方向に複数箇所分割して配置されたブレーキシュー43は内周側の環状支持部15に押し付けられている。
モータ等の駆動によって、ピニオン・ギヤ17、リング・ギヤ19を介して外側回転部材21にトルクが伝達される。外側回転部材21からは、筒部23を介してクラッチ7の噛合部45にトルクが伝達される。従って、クラッチ7では、噛合部45がリング・ギヤ19と共に回転する。このとき、ローラ41は、支持部材57を介してブレーキシュー43に係合するから、環状支持部15側から回転抵抗を受ける。
本発明実施例1の動力伝達装置1は、駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組5と、前記減速ギヤ組5のリング・ギヤ19を備えた外側回転部材21と、前記外側回転部材21と同軸且つ相対回転可能に配置されたデフ・ケース27と、前記外側回転部材21及びデフ・ケース27間に設けられ駆動力の断続を行うクラッチ7とを備え、前記リング・ギヤ19とクラッチ7とは、回転軸方向に異なる位置に配置されたため、駆動力伝達時に減速ギヤ組5の噛み合い反力とクラッチ7の締結荷重が互いに影響を及ぼし難く、変形の防止、振動低減を図り減速ギヤ組とクラッチ7の耐久性を向上させることができる。
前記支持部材179は、軸方向へ伸びており、ブレーキ部であるブレーキシュー187に係合している。前記ブレーキシュー187の外周には、リング状のスプリング189が円周方向に掛け回されている。スプリング189によってブレーキシュー187は内周側の環状支持壁145の延設部146外周面に押し付けられている。
前記モータ・ジェネレータ103の回転によって、モータ・ジェネレータ103の出力軸から第1のピニオン・ギヤ147、第1のリング・ギヤ149を介してクラッチ111にトルクが伝達される。
駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組である第1の減速機構107と、前記減速ギヤ組の第1のリング・ギヤ149を備えた外側回転部材150と、前記外側回転部材150と同軸且つ相対回転可能に配置された中管軸157と、前記外側回転部材150及び中管軸157間に設けられ駆動力の断続を行うクラッチ111とを備え、前記第1のリング・ギヤ149とクラッチ111とは、回転軸方向に異なる位置に配置されたため、駆動力伝達時に減速ギヤ組の噛み合い反力とクラッチ111の締結荷重が互いに影響を及ぼし難く、変形の防止、振動低減を図り減速ギヤ組とクラッチ111の耐久性を向上させることができる。
[その他]
各実施例において、支持部材57,179は、ブレーキシュー43,187によって直接キャリヤ・ケース3,105,105A,105Bとの相対回転に基づく摩擦力を利用していたが、各支持部材57,179をキャリヤ・ケース3,105,105A,105B側に固定した電磁石の吸引力で作動し当接する固定側部材との間で生ずる摩擦力を用いてクラッチ111,111A,111Bを断続するようにした機構であっても良い。
3 キャリヤ・ケース
5 減速ギヤ組
19 リング・ギヤ(出力ギヤ)
21 外側回転部材
23 筒部
27 デフ・ケース(内側回転部材)
41 ローラ
43,187 ブレーキシュー(ブレーキ部)
71 ピニオン・ギヤ(ギヤ機構)
73,75 サイド・ギヤ(ギヤ機構)
101,101A,101B 減速駆動装置(動力伝達装置)
103 モータ・ジェネレータ(モータ)
105,105A,105B キャリヤ・ケース
107,107A,107B 第1の減速機構(減速ギヤ組)
109,109A,109B 第2の減速機構(減速ギヤ組)
111,111A,111B クラッチ
145,145A,145B 環状支持壁
146 延設部
149 第1のリング・ギヤ(出力ギヤ)
150,150A,150B 外側回転部材
157,157A,157B 中間軸(内側回転部材)
169 第2のリング・ギヤ(出力ギヤ)
Claims (9)
- 駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組と、
前記減速ギヤ組の出力ギヤを備えた外側回転部材と、
前記外側回転部材と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材と、
前記外側回転部材と内側回転部材との間の駆動力の断続を行うクラッチとを備え、
前記出力ギヤとクラッチとは、回転軸方向に異なる位置に配置された
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1記載の動力伝達装置であって、
前記外側回転部材は、筒部を有し、
前記筒部の一端外周側に前記出力ギヤが設けられると共に他端内周側に前記クラッチが設けられた
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
前記減速ギヤ組と外側回転部材と内側回転部材とクラッチとは、キャリヤ・ケースに収容配置され、
前記クラッチは、前記外側回転部材及び内側回転部材間に複数配置されたローラと該ローラに軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケースとの間の摩擦力を受けて前記ローラの公転を制動するブレーキ部とを備えたツーウェイ・クラッチである
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
前記内側回転部材は、前記出力ギヤ及びクラッチの軸方向間に配置されたギヤ機構を備えた
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
前記内側回転部材の外周側に、前記クラッチのトルク伝達を行う結合部を設け、
前記結合部は、径方向内周側に前記内側回転部材への被支持部を備えると共に軸方向に隣接して配置され内側回転部材に連動連結された連結部を備えた
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組と、
前記減速ギヤ組の出力ギヤを備えた外側回転部材と、
前記外側回転部材と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材と、
前記外側回転部材と内側回転部材との間の駆動力の断続を行うクラッチとを備え、
前記減速ギヤ組と外側回転部材と内側回転部材とクラッチとは、キャリヤ・ケースに収容配置され、
前記クラッチは、前記外側回転部材及び内側回転部材間に複数配置されたローラと該ローラに軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケースとの間の摩擦力を受けて前記ローラの公転を制動するブレーキ部とを備えたツーウェイ・クラッチである
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項6記載の動力伝達装置であって、
前記内側回転部材に、ベアリングを介して前記外側回転部材を支持し、
前記クラッチは、前記ブレーキ部及びベアリングの軸方向間に配置された
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項3又は7記載の動力伝達装置であって、
前記内側回転部材は、ベアリングを介してキャリヤ・ケースの環状支持壁に支持され、
前記環状支持壁に、延設部を設けて前記ブレーキ部を配置した
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 請求項1〜8の何れかに記載の動力伝達装置であって、
前記減速ギヤ組は、モータで駆動され、
前記内側回転部材は、左右の車輪側に連動連結される
ことを特徴とする動力伝達装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144891A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | 最終減速装置 |
JP2014190542A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | 自動車の電気駆動可能な車軸用のトランスミッション |
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JPH09202152A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-08-05 | Ntn Corp | 4輪駆動車の回転伝達装置 |
JP2003335141A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-11-25 | Toyoda Mach Works Ltd | 車両駆動装置 |
JP2004286117A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Nsk Warner Kk | 二方向クラッチ |
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2005
- 2005-11-07 JP JP2005322916A patent/JP2007126107A/ja active Pending
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