JP2007126107A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Tomiaki Ochiai
富明 落合
Yoshiyuki Nakabayashi
義幸 中林
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Abstract

【課題】減速ギヤ組の噛み合い反力がクラッチに影響し難くし、クラッチの耐久性を向上することを可能とする。
【解決手段】駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組5と、減速ギヤ組5のリング・ギヤ19を備えた外側回転部材21と、外側回転部材21と同軸且つ相対回転可能に配置されたデフ・ケース27と、外側回転部材21とデフ・ケース27との間の駆動力の断続を行うクラッチ7とを備え、リング・ギヤ19とクラッチ7とは、回転軸方向に異なる位置に配置されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、減速ギヤ組及びクラッチを備えて駆動力伝達を行う動力伝達装置に関する。
従来の動力伝達装置としては、例えば図8に示すようなものがある。図8の動力伝達装置301は、減速ギヤ組としてピニオン・ギヤ303及びリング・ギヤ305と、リング・ギヤ305を取り付けた外側回転部材307と、外側回転部材307と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材309と、外側回転部材307及び内側回転部材309間に設けられ駆動力の断続を行うクラッチ311とを備えている。
従って、電動モータ313の出力回転をピニオン・ギヤ303及びリング・ギヤ305により減速して外側回転部材307に伝達し、クラッチ311の作動により内側回転部材309を介し、デファレンシャル装置315へ駆動力を伝達することができる。
しかし、かかる構造では、リング・ギヤ305とクラッチ311とが軸方向で同範囲の位置に配置され、径方向に重なっている。
このため、駆動力伝達時にピニオン・ギヤ303及びリング・ギヤ305の噛み合い反力とクラッチ311の締結荷重とは、それぞれが反力や振動の影響を与え易く耐久性を損なうという問題がある。
また、クラッチ311は、皿ばね317で付勢されたサブ・ギヤ319を用いる構造であるため、サブ・ギヤ319の噛み合い反力や振動がクラッチ311に影響を及ぼすという問題がある。
特開平11−291774号公報
解決しようとする問題点は、減速ギヤ組及びクラッチが軸方向で同範囲の位置に配置され、駆動力伝達時に減速ギヤ組の噛み合い反力とクラッチの締結反力が互いに影響を及ぼし易く、耐久性を損なう点、また異なる問題点としてはサブ・ギヤの噛み合い反力がクラッチに影響を及ぼす点である。
本発明は、減速ギヤ組の噛み合い反力とクラッチの締結荷重が互いに影響し難くし、クラッチの耐久性を向上するために、駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組と、前記減速ギヤ組の出力ギヤを備えた外側回転部材と、前記外側回転部材と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材と、前記外側回転部材と内側回転部材との間の駆動力の断続を行うクラッチとを備え、前記出力ギヤとクラッチとは、回転軸方向に異なる位置に配置されたことを最も主要な特徴とする。
また、本発明は、サブ・ギヤの噛み合い反力がクラッチに影響しないようにするため、クラッチは、外側回転部材及び内側回転部材間に複数配置されたローラと該ローラに軸方向に隣接配置されキャリヤ・ケースとの間の摩擦力を受けて前記ローラの公転を制動するブレーキ部とを備えたツーウェイ・クラッチであることを最も主要な特徴とする。
本発明の動力伝達装置は、駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組と、前記減速ギヤ組の出力ギヤを備えた外側回転部材と、前記外側回転部材と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材と、前記外側回転部材と内側回転部材との間の駆動力の断続を行うクラッチとを備え、前記出力ギヤとクラッチとは、回転軸方向に異なる位置に配置されたため、駆動力伝達時に減速ギヤ組の噛み合い反力がクラッチに影響し難くし、クラッチの耐久性を向上させることができる。
また、本発明の動力伝達装置は、クラッチは、外側回転部材及び内側回転部材間に複数配置されたローラと該ローラに軸方向に隣接配置されキャリヤ・ケースとの間の摩擦力を受けて前記ローラの公転を制動するブレーキ部とを備えたツーウェイ・クラッチであるため、従来のように、サブ・ギヤの噛み合い振動がクラッチに影響することがない。
減速ギヤ組の噛み合い反力がクラッチに影響し難くし、クラッチの耐久性を向上するという目的を、減速ギヤ組及びクラッチの配置を変えることにより実現した。また、サブ・ギヤの噛み合い振動の影響を無くすという目的を、ブレーキ部を備えたツーウェイ・クラッチを採用することで実現した。
[動力伝達装置の構造]
図1は、動力伝達装置の断面図である。図1のように、動力伝達装置1は、車体側に支持され固定側であるキャリヤ・ケース3内に、減速ギヤ組5と、クラッチ7と、差動装置としてのデファレンシャル装置9とを備えている。
前記キャリヤ・ケース3には、軸支持部11,13が設けられ、一方の軸支持部13の外周側に環状支持部15が設けられている。
前記減速ギヤ組5は、入力ギヤであるピニオン・ギヤ17及び出力ギヤであるリング・ギヤ19によって構成されている。リング・ギヤ19は、外側回転部材21に備えられ、外側回転部材21は、筒部23を有している。
前記外側回転部材21と同軸且つ相対回転可能に内側回転部材として前記デファレンシャル装置9のデフ・ケース27が設けられている。デフ・ケース27は、左右のボス部29,31が前記キャリヤ・ケース3の軸支持部11,13に、ベアリング33,35を介して回転自在に支持されている。このデフ・ケース27の一方のボス部29側外周に、ベアリング37,39を介して前記外側回転部材21がリング・ギヤ19の内周側において回転自在に支持されている。
前記クラッチ7は、前記外側回転部材21及びデフ・ケース27間に設けられ外側回転部材21とデフ・ケース27との間の駆動力の断続を行う。クラッチ7は、リング・ギヤ19に対し回転軸方向に異なる位置に配置され、デフ・ケース27の他方のボス部31側外周に配置されている。すなわち、前記リング・ギヤ19が、前記外側回転部材21の筒部23の一端外周側に設けられているのに対し、クラッチ7は、筒部23の他端内周側に設けられている。クラッチ7の外周側の突部23における一部24は、クラッチ7の締結荷重、すなわち変形防止を考慮して中間部26に比べ肉厚に形成されている。
前記クラッチ7は、ツーウェイ・クラッチであり、前記外側回転部材21及びデフ・ケース27間に複数配置されたローラ41と該ローラ41に軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケース3との間の摩擦力を受けて前記ローラ41の公転を制動するブレーキ部としてブレーキシュー43とを備えている。
図2は、クラッチの側面図である。図1,図2のように、クラッチ7は、噛合部45及び結合部47間に前記複数のローラ41が配列されたものである。
前記噛合部45は、前記筒部23の端部に一体に設けられ、内周は、多角形に形成されている。噛合部45の側面には、係合溝49が設けられている。前記結合部47の径方向内周側は、前記デフ・ケース27のボス部31外周に嵌合支持される被支持部51となっている。結合部47の軸方向に隣接して連結部53が配置され、デフ・ケース27の外周に設けられた連結噛合部55に噛み合いにより連動連結されている。
前記各ローラ41は、支持部材57によってそれぞれ回転自在に支持されている。支持部材57には、リング状のリターン・スプリング59のアーム61,63が係合し、アーム61,63は、さらに噛合部45の係合溝49に係合している。
前記支持部材51は、軸方向へ伸びており、ブレーキシュー43に係合している。ブレーキシュー43の外周には、リング状のスプリング67が円周方向に掛け回されている。スプリング67によって周方向に複数箇所分割して配置されたブレーキシュー43は内周側の環状支持部15に押し付けられている。
前記デファレンシャル装置9は、前記減速ギヤ組5の出力を、例えば車軸であるアクスルシャフトに差動分配出力するものである。
前記デファレンシャル装置9は、前記デフ・ケース27を備え、デフ・ケース27内には、ピニオン・シャフト69を介しギヤ機構の一部を構成するピニオン・ギヤ71が支持されている。ピニオン・ギヤ71に対し、ピニオン・ギヤ71と共にギヤ機構を構成する左右のサイド・ギヤ73,75が噛み合い結合されている。サイド・ギヤ71,75には、アクスル・シャフトが連動構成されている。
[トルク伝達]
モータ等の駆動によって、ピニオン・ギヤ17、リング・ギヤ19を介して外側回転部材21にトルクが伝達される。外側回転部材21からは、筒部23を介してクラッチ7の噛合部45にトルクが伝達される。従って、クラッチ7では、噛合部45がリング・ギヤ19と共に回転する。このとき、ローラ41は、支持部材57を介してブレーキシュー43に係合するから、環状支持部15側から回転抵抗を受ける。
この回転抵抗により、噛合部45がローラ41に対して先行回転し、ローラ41が噛合部45及び結合部47間に噛み合う。このとき、リターン・スプリング59の一方のアーム61が噛合部45と共に移動し、同他方のアーム63は、支持部材57側に係合するからリターン・スプリング59にリターン用の付勢力が発生する。
前記噛み合いにより、外側回転部材21の筒部23からクラッチ45の噛合部45、ローラ41、結合部47、連結部53、連結噛合部55を介してデフ・ケース27にトルクが伝達される。
従って、デフ・ケース27からピニオン・シャフト69、ピニオン・ギヤ71、サイド・ギヤ73,75を介して、アクスル・シャフト側へトルク伝達が行われる。
前記差動回転時には、ピニオン・ギヤ71の自転を介して、サイド・ギヤ73,75が差動回転し、アクスル・シャフト側の差動回転を許容することができる。
モータ等からの入力が停止したときは、リターン・スプリング59の付勢力により支持部材57がブレーキシュー43の抵抗に抗して僅かに強制回転され、ローラ41の噛合部45及び結合部47間への噛み込みが解除される。
この噛み込み解除により外側回転部材21に対してデフ・ケース27側の回転が自由となる。
従って、前記モータ等が停止している時、アクスルシャフトからデファレンシャル装置9へとトルクが伝達されても、外側回転部材21へは回転が伝達されることはない。
このため、アクスル・シャフト側の回転によって、減速ギヤ組5、モータ等が回転することはない。
すなわち、減速ギヤ組を逆方向から駆動することによる大きなエネルギーロス、停止されたモータ等をアクスル・シャフト側で駆動することによるエネルギーロスを確実に抑制し、燃費向上を図ることができ、モータ等の耐久性も向上することができる。ローラ41は、筒部23側に支持部材57と共に保持されるので前記モータ等の駆動源が停止した際には、同様にローラ41も停止する。従って、クラッチ7が切断されているとき、デフ・ケース27と共に連結部53が回転してもローラ41は公転しないので遠心力による誤作動を受けない。
[実施例1の効果]
本発明実施例1の動力伝達装置1は、駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組5と、前記減速ギヤ組5のリング・ギヤ19を備えた外側回転部材21と、前記外側回転部材21と同軸且つ相対回転可能に配置されたデフ・ケース27と、前記外側回転部材21及びデフ・ケース27間に設けられ駆動力の断続を行うクラッチ7とを備え、前記リング・ギヤ19とクラッチ7とは、回転軸方向に異なる位置に配置されたため、駆動力伝達時に減速ギヤ組5の噛み合い反力とクラッチ7の締結荷重が互いに影響を及ぼし難く、変形の防止、振動低減を図り減速ギヤ組とクラッチ7の耐久性を向上させることができる。
前記外側回転部材21は、筒部23を有し、前記筒部23の一端外周側に前記リング・ギヤ19が設けられると共に他端内周側に前記クラッチ7を設けたため、筒部23を介してリング・ギヤ19が受ける半径方向の噛み合い反力がクラッチ7に入力されるのを抑制することができる。
前記クラッチ7は、前記外側回転部材21及びデフ・ケース27間に複数配置されたローラ41と該ローラ41に軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケース3の環状支持部15との間の摩擦力を受けて前記ローラ41の公転を制動するブレーキシュー43とを備えたツーウェイ・クラッチであるため、クラッチ7の断続に際して荷重がギヤの噛み合い部に入力されることを抑制できる。また、ローラ41及びブレーキシュー43間に他の部材が介在せず、軸方向のコンパクト化と、作動レスポンスの向上を図ることができる。
前記デフ・ケース27は、前記リング・ギヤ19とクラッチ7との軸方向間に配置されたギヤ機構としてピニオン・ギヤ71及びサイド・ギヤ73,75を備えたため、動力伝達装置1の軸方向バランスが良い。
前記デフ・ケース27の外周側に、前記クラッチ7のトルク伝達を行う結合部47を設け、前記結合部47は、径方向内周側に前記デフ・ケース27への被支持部51を備えると共に軸方向に隣接して配置されデフ・ケース27に連動連結された連結部53を備えたため、クラッチ7の支持を確実に行わせることができる。また、連結部53を大径化することが可能となり、連結強度を高くすることができる。
前記減速ギヤ組5は、モータで駆動され、前記デフ・ケース27は、左右の車輪側に連動連結されるため、振動を低減し、システムの耐久性を向上させることができる。また、振動によるドライバーへの走行不快感を与えない。
図3,図4は、本発明の実施例2に係り、図3は、動力伝達装置として減速駆動装置の断面図、図4は、クラッチの側面図である。
図2のように前記減速駆動装置101は、駆動源として電動モータ或いはモータ・ジェネレータ103を備え、車体側に支持され固定側であるキャリヤ・ケース105に、複数段の減速ギヤ組である第1,第2の減速機構107,109と、クラッチ111と、差動装置としてのリヤ・デファレンシャル装置113とを備えている。
前記キャリヤ・ケース105は、モータ・ジェネレータ103、第1,第2の減速機構107,109、クラッチ111、及びリヤ・デファレンシャル装置113を支持するものであり、本体部115及び蓋体部117の合わせ構造で形成されている。本体部115及び蓋体部117は、ボルト119によって締結結合されている。このキャリヤ・ケース105は、入力部側121及び出力部側123を備えている。
前記キャリヤ・ケース105の出力部側123左右には、ボス部125,127が設けられている。ボス部125,127には、シール部材129,131が装着されている。ボス部125,127の奥側には、軸受支持部133,135が設けられている。
前記キャリヤ・ケース105の入力部側121では、本体部115に貫通部137が設けられ、貫通部137の外周囲に取付フランジ139が設けられている。取付フランジ139に前記モータ・ジェネレータ103が取り付けられ、ボルト141によって締結固定されている。貫通部137には、シール部材143が装着されている。本体部115には、前記貫通部137に径方向に隣接して環状支持壁145が内面に突出形成されている。環状支持壁145の先端部には、軸方向にさらに突出する延設部146が設けられている。
前記第1,第2の減速機構107,109は、前記モータ・ジェネレータ103の駆動力を減速して出力するもので、第1の減速機構107は、複数段の減速ギヤ組の前段を構成し、前記キャリヤ・ケース105の入力部側121に支持されている。第1の減速機構107は、入力部側121において概ねモータ・ジェネレータ103とリヤ・デファレンシャル装置113との間に配置されている。
前記第1の減速機構107は、第1のピニオン・ギヤ147及び第1のリング・ギヤ149によって構成されている。
前記第1のピニオン・ギヤ147は、入力軸151に一体に設けられている。入力軸151は、ベアリング152,154によりキャリヤ・ケース105に回転自在に支持されている。入力軸151の一端に、前記モータ・ジェネレータ103の出力軸が結合され、前記シール部材143が接している。入力軸151の他端は、前記蓋体部117外に突出し、回転検出用のギヤ153が取り付けられている。蓋体部117及び入力軸151間には、シール部材155が介設されている。
前記第1のリング・ギヤ149は、後述する結合部と共に外側回転部材150を構成し、回転軸である内側回転部材としての中間軸157にベアリング159,161により回転自在に支持されている。中間軸157は、一端がベアリング163により前記環状支持壁145の内周奥側で回転自在に支持され、他端が蓋体部117にベアリング165により回転自在に支持されている。
前記第2の減速機構109は、複数段の減速ギヤ組の最終段を構成し、ピニオンとして第2のピニオン・ギヤ167及び第2のリング・ギヤ169を備えて、減速ギヤ組の出力をリヤ・デファレンシャル装置113へ伝達する。
前記第2のピニオン・ギヤ167は、前記中間軸157に一対に設けられ、前記第2のリング・ギヤ169は、リヤ・デファレンシャル装置113側に取り付けられている。
前記クラッチ111は、減速ギヤ組の最終段のピニオンである第2のピニオン・ギヤ167を備えた中間軸157に同軸状に設けられ前段側からのトルク断続を行うものであり、モータ・ジェネレータ103及びリヤ・デファレンシャル装置113間で第1のリング・ギヤ149とモータ・ジェネレータ103との間に配置されている。従って、クラッチ111と第1のリング・ギヤ149と最終段の第2のピニオン・ギヤ167とをモータ・ジェネレータ103側から配置した構成となっている。
図3は、図2のIII−III線矢視断面図である。
図2,図3のように、クラッチ111は、噛合部171及び結合部173間に複数のローラ175が配列されたものである。
前記噛合部171は、前記第1のリング・ギヤ149に溶接等により一体的に設けられ、内周は、多角形に形成されている。噛合部171の側面には、係合溝177が設けられている。前記結合部173は、前記中間軸157に一対に設けられている。
従って、第1のリング・ギヤ149の内周側及び噛合部171によって筒部172が構成され、前記筒部172の一端外周側に前記第1のリング・ギヤ149が設けられると共に他端内周側に前記クラッチ111が設けられた構成となっている。
前記各ローラ175は、支持部材179によってそれぞれ回転自在に支持されている。支持部材179には、リング状のリターン・スプリング181のアーム183,185が係合し、アーム183,185は、さらに噛合部171の係合溝177に係合している。
前記支持部材179は、軸方向へ伸びており、ブレーキ部であるブレーキシュー187に係合している。前記ブレーキシュー187の外周には、リング状のスプリング189が円周方向に掛け回されている。スプリング189によってブレーキシュー187は内周側の環状支持壁145の延設部146外周面に押し付けられている。
前記リヤ・デファレンシャル装置113は、前記第2の減速機構109の出力を車軸であるアクスルシャフトに差動分配出力するものである。
前記リヤ・デファレンシャル装置113は、前記前記第2のリング・ギヤ169をボルト191により取り付けたデフ・ケース193を備えている。デフ・ケース193には、差動装置の外郭小径部を構成する左右のボス部195,197が設けられている。デフ・ケース193は、ボス部195,197が ベアリング199,201によって前記キャリヤ・ケース105の軸受支持部133,135に各々回転自在に支持されている。従って、中間軸157を支持するベアリング165の半径方向外周側に、前記リヤ・デファレンシャル装置113をベアリング197で支持するキャリヤ・ケース105の支持壁として軸受支持部135を配置した構成となっている。
前記デフ・ケース193内には、ピニオン・シャフト203を介しピニオン・ギヤ205が支持されている。ピニオン・ギヤ205に対し、左右のサイド・ギヤ207,209が噛み合い結合されている。サイド・ギヤ207,209には、前記後輪側のアクスル・シャフトが連動構成されている。
[トルク伝達]
前記モータ・ジェネレータ103の回転によって、モータ・ジェネレータ103の出力軸から第1のピニオン・ギヤ147、第1のリング・ギヤ149を介してクラッチ111にトルクが伝達される。
前記クラッチ111では、噛合部171が第1のリング・ギヤ149と共に回転する。このとき、ローラ175は、支持部材179を介してブレーキシュー187に係合するから、環状支持壁145側から回転抵抗を受ける。
この回転抵抗により、噛合部171がローラ175に対して先後回転し、ローラ175が噛合部171及び結合部173間に噛み合う。このとき、リターン・スプリング181の一方のアーム117が噛合部171と共に移動し、同他方のアーム119は、支持部材179側に係合するからリターン・スプリング181にリターン用の付勢力が発生する。
前記噛み合いにより、第1のリング・ギヤ149からクラッチ111を介して中間軸157にトルクが伝達され、中間軸157のトルクは、第2のピニオン・ギヤ167及び第2のリング・ギヤ169を介してデフ・ケース193に入力される。
従って、デフ・ケース193からピニオン・シャフト203、ピニオン・ギヤ205、サイド・ギヤ207,209を介して、アクスル・シャフト側へトルク伝達が行われ、後輪が駆動される。
前記後輪11,13の差動回転時には、ピニオン・ギヤ205の自転を介して、サイド・ギヤ207,209が差動回転し、後輪間の差動回転を許容することができる。
前記モータ・ジェネレータ103が停止したときは、リターン・スプリング181の付勢力により支持部材179がブレーキシュー187の抵抗に抗して僅かに強制回転され、ローラ175の噛合部171及び結合部173間への噛み込みが解除される。
この噛み込み解除により第1のリング・ギヤ149に対して中間軸157の回転が自由となる。
従って、前記モータ・ジェネレータ103が停止している時、後輪側からアクスルシャフト25,27、リヤ・デファレンシャル装置113、中間軸157へとトルクが伝達されても、入力軸151へは回転が伝達されることはない。
このため、後輪の回転によって、第1の減速機構107、入力軸151、モータ・ジェネレータ103が回転することはない。
すなわち、第1の減速機構107を逆方向から駆動することによる大きなエネルギーロス、停止されたモータ・ジェネレータ103を後輪25,27側で駆動することによるエネルギーロスを確実に抑制し、燃費向上を図ることができ、モータ・ジェネレータ103の耐久性も向上することができる。
[実施例2の効果]
駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組である第1の減速機構107と、前記減速ギヤ組の第1のリング・ギヤ149を備えた外側回転部材150と、前記外側回転部材150と同軸且つ相対回転可能に配置された中管軸157と、前記外側回転部材150及び中管軸157間に設けられ駆動力の断続を行うクラッチ111とを備え、前記第1のリング・ギヤ149とクラッチ111とは、回転軸方向に異なる位置に配置されたため、駆動力伝達時に減速ギヤ組の噛み合い反力とクラッチ111の締結荷重が互いに影響を及ぼし難く、変形の防止、振動低減を図り減速ギヤ組とクラッチ111の耐久性を向上させることができる。
前記外側回転部材150は、筒部172を有し、前記筒部172の一端外周側に前記第1のリング・ギヤ149が設けられると共に他端内周側に前記クラッチ111を設けたため、筒部172を介して第1のリング・ギヤ149が受ける半径方向の噛み合い反力がクラッチ111に入力されるのを抑制することができる。
前記クラッチ111は、前記外側回転部材150及び中管軸157間に複数配置されたローラ175と該ローラ175に軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケース105の環状支持壁145との間の摩擦力を受けて前記ローラ175の公転を制動するブレーキシュー187とを備えたツーウェイ・クラッチであるため、クラッチ111の断続に際して荷重がギヤの噛み合い部に入力されることを抑制できる。また、ローラ175及びブレーキシュー187間に他の部材が介在せず、軸方向のコンパクト化と、作動レスポンスの向上を図ることができる。
前記クラッチ111は、前記外側回転部材150及び中間軸157間に複数配置されたローラ175と該ローラ175に軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケース105との間の摩擦力を受けて前記ローラ175公転を制動するブレーキシュー187とを備えたツーウェイ・クラッチであるため、ローラ175を備えたツーウェイ・クラッチを用いてキャリヤ・ケース105との間の摩擦力を使うことができ、クラッチ111の断続切り換え時、又は接続時に、従来のようにサブ・ギヤの噛み合い振動が入力することがない。また、軸方向に隣接配置するので、他の部材が介在せず、軸方向のコンパクト化と作動レスポンスの向上を図ることができる。
前記中間軸157に、ベアリング159,161を介して前記外側回転部材150を支持し、前記クラッチ111は、前記ブレーキシュー187及びベアリング159,161の軸方向間に配置されたため、各部材を適正に配置し、軸方向のコンパクト化、確実な支持、確実なクラッチ作動を得ることができる。
前記中間軸157は、ベアリング163,165を介してキャリヤ・ケース105の環状支持壁145に支持され、環状支持壁145に、延設部146を設けて前記ブレーキシュー187を配置したため、中間軸157の支持スパンを長く確保して支持性を向上させると共に、ブレーキシュー187をクラッチ111により近づけて、クラッチ111をコンパクトに配置し、作動レスポンスを向上させることができる。
前記第1,第2の減速機構107,10は、モータ・ジェネレータ103で駆動され、前記デフ・ケース193は、左右の車輪側に連動連結されるため、振動を低減し、システムの耐久性を向上させることができる。また、振動によるドライバーへの走行不快感を与えない。
図5、図6は、本発明の実施例3に係り、図5は、減速駆動装置の断面図、図6は、クラッチの断面図である。なお、基本的な構成は、実施例2と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して説明する。
本実施例の減速駆動装置23Aは、図1の実施例1の構造においてクラッチ111Aの配置を左右変更した構造を減速ギヤ組5Aの最終段側に組み付けたものである。
すなわち、本実施例では、クラッチ111Aが減速ギヤ組5Aの最終段の第2のリング・ギヤ169の内周側において外側回転部材150Aと内側回転部材であるデフ・ケース193Aとの間に設けられたものである。
また、本実施例では、噛合部171Aが、外側回転部材150Aに一体に形成され、結合部173Aは、デフ・ケース193Aに一体に形成されている。外側回転部材150Aは、ベアリング37A,39Aを介してデフ・ケース193Aに回転自在に支持されている。
さらに、第1の減速機構107Aは、第2の減速機構109Aに対し、モータ・ジェネレータ10の反対側で隣接している。回転検出用のギヤ153Aは、中間軸157Aに設けられている。
本実施例の軸受支持部133は、環状支持壁を構成し、延設部146が設けられている。
なお、中間軸157Aを支持する環状支持壁145Aには、キャリヤ・ケース105Aの出力部側123A内に連通する油孔211が形成されている。
トルク伝達に際しては、クラッチ111Aを介し第2のリング・ギヤ169から外側回転部材150A、デフ・ケース193Aへとトルクを直接的に伝達することができる。
また、本実施例においても、実施例2と同様な効果を奏することができる。
図7は、本発明の実施例4に係り、減速駆動装置の断面図である。なお、基本的な構成は、実施例3と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号を付し又は同符号のAをBに代えて説明する。
本実施例の減速駆動装置23Bは、図1の実施例1の構造においてクラッチ111Aの配置を左右変更せずに減速ギヤ組5Bの最終段側に組み付けたものである。
また、本実施例では、結合部173Bが、デフ・ケース193Bに一体に形成されている。デフ・ケース193Bは、第1〜第3ケース部193Ba、193Bb,193Bcの3分割構成となっている。第1,第2ケース部193Ba,193Bbは、熔着部213において一体に結合され、例えば浸炭処理可能な高強度鋼で作られた第2ケース部193Bbにクラッチ111Bの結合部173Bが一体に形成されている。第1ケース部193Baは、板金、鍛造、又は鋳造により形成される。
前記第3ケース部193Bcは、第1ケース部193Baと同様に板金、鍛造、又は鋳造により形成され、第1ケース部193Baのボス部195Bに一端が圧入によりセンタリングされているが、伝達トルクの大小を考慮し、必要により第3ケース部193Bcの他端は、第1ケース部193Baの肩部215に嵌合して縦面217に突き当てられ、熔着により結合されても良い。
この第3ケース部193Bcに、外側回転部材150Bが、ベアリング37B,39Bを介して回転自在に支持されている。
前記デフ・ケース193Bのボス部197Bをベアリング201により支持する軸受支持部135Bは、キャリヤ・ケース105Bに対して別部材で構成され、キャリヤ・ケース105Bに嵌合支持された環状部材219により形成されている。
前記デフ・ケース193Bを第1〜第3ケース部193Ba,193Bb,193Bcに分けたことで、それぞれの機能部に応じた材料、表面処理などを小部材ごとに選定できるので、コスト低減ができると共に、加工性も向上する。
本実施例においても、実施例3と同様な効果を奏することができる。
[その他]
各実施例において、支持部材57,179は、ブレーキシュー43,187によって直接キャリヤ・ケース3,105,105A,105Bとの相対回転に基づく摩擦力を利用していたが、各支持部材57,179をキャリヤ・ケース3,105,105A,105B側に固定した電磁石の吸引力で作動し当接する固定側部材との間で生ずる摩擦力を用いてクラッチ111,111A,111Bを断続するようにした機構であっても良い。
クラッチ111,111A,111Bは、電磁石、電動モータ、油圧シリンダ・ピストンなどの制御アクチュエータの起動に基づき断続されても良く、噛み合いクラッチ、摩擦クラッチなど、種々適用することができる。
動力伝達装置の断面図である(実施例1)。 クラッチの側面図である(実施例1)。 減速駆動装置の断面図である(実施例2)。 クラッチの側面図である(実施例2)。 減速駆動装置の断面図である(実施例3)。 クラッチの断面図である(実施例3)。 減速駆動装置の断面図である(実施例4)。 動力伝達装置の断面図である(他の従来例)。
符号の説明
1 動力伝達装置
3 キャリヤ・ケース
5 減速ギヤ組
19 リング・ギヤ(出力ギヤ)
21 外側回転部材
23 筒部
27 デフ・ケース(内側回転部材)
41 ローラ
43,187 ブレーキシュー(ブレーキ部)
71 ピニオン・ギヤ(ギヤ機構)
73,75 サイド・ギヤ(ギヤ機構)
101,101A,101B 減速駆動装置(動力伝達装置)
103 モータ・ジェネレータ(モータ)
105,105A,105B キャリヤ・ケース
107,107A,107B 第1の減速機構(減速ギヤ組)
109,109A,109B 第2の減速機構(減速ギヤ組)
111,111A,111B クラッチ
145,145A,145B 環状支持壁
146 延設部
149 第1のリング・ギヤ(出力ギヤ)
150,150A,150B 外側回転部材
157,157A,157B 中間軸(内側回転部材)
169 第2のリング・ギヤ(出力ギヤ)

Claims (9)

  1. 駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組と、
    前記減速ギヤ組の出力ギヤを備えた外側回転部材と、
    前記外側回転部材と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材と、
    前記外側回転部材と内側回転部材との間の駆動力の断続を行うクラッチとを備え、
    前記出力ギヤとクラッチとは、回転軸方向に異なる位置に配置された
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記外側回転部材は、筒部を有し、
    前記筒部の一端外周側に前記出力ギヤが設けられると共に他端内周側に前記クラッチが設けられた
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記減速ギヤ組と外側回転部材と内側回転部材とクラッチとは、キャリヤ・ケースに収容配置され、
    前記クラッチは、前記外側回転部材及び内側回転部材間に複数配置されたローラと該ローラに軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケースとの間の摩擦力を受けて前記ローラの公転を制動するブレーキ部とを備えたツーウェイ・クラッチである
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記内側回転部材は、前記出力ギヤ及びクラッチの軸方向間に配置されたギヤ機構を備えた
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記内側回転部材の外周側に、前記クラッチのトルク伝達を行う結合部を設け、
    前記結合部は、径方向内周側に前記内側回転部材への被支持部を備えると共に軸方向に隣接して配置され内側回転部材に連動連結された連結部を備えた
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  6. 駆動力を減速して出力するための減速ギヤ組と、
    前記減速ギヤ組の出力ギヤを備えた外側回転部材と、
    前記外側回転部材と同軸且つ相対回転可能に配置された内側回転部材と、
    前記外側回転部材と内側回転部材との間の駆動力の断続を行うクラッチとを備え、
    前記減速ギヤ組と外側回転部材と内側回転部材とクラッチとは、キャリヤ・ケースに収容配置され、
    前記クラッチは、前記外側回転部材及び内側回転部材間に複数配置されたローラと該ローラに軸方向に隣接配置され前記キャリヤ・ケースとの間の摩擦力を受けて前記ローラの公転を制動するブレーキ部とを備えたツーウェイ・クラッチである
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  7. 請求項6記載の動力伝達装置であって、
    前記内側回転部材に、ベアリングを介して前記外側回転部材を支持し、
    前記クラッチは、前記ブレーキ部及びベアリングの軸方向間に配置された
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  8. 請求項3又は7記載の動力伝達装置であって、
    前記内側回転部材は、ベアリングを介してキャリヤ・ケースの環状支持壁に支持され、
    前記環状支持壁に、延設部を設けて前記ブレーキ部を配置した
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記減速ギヤ組は、モータで駆動され、
    前記内側回転部材は、左右の車輪側に連動連結される
    ことを特徴とする動力伝達装置。
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