JP2007126101A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Tomoyuki Kitahara
知幸 北原
Takayuki Shimizu
隆行 清水
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Abstract

【課題】 車両の中央部分にドレン部を設けることを要せずに、エアコンユニットと送風ユニットからの排水を円滑に行なえる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】 エアコンユニット3にエバポレータ10を立設し、送風ユニット2を車両の助手席側に配設するとともに、エアコンユニット3および送風ユニット2の各下部に、互いに近づくにつれて次第に下降する排水路18、21を設けて、エアコンユニット3および送風ユニット2の各最下部を連通させてドレン孔19を設けた。これにより、エバポレータ10からの凝縮水が取付部9の排水路18に流下した後、ドレン孔19から排出される。また、外部から送風ユニット2内に侵入した水や雪などの水分が排水路21を流動した後、ケーシング4の吐出口より送り出されて前記のドレン孔19より排出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の幅方向の中央部のインストルメントパネル内に収納されるエアコンユニットを有し、車室内などに所定温度の空調風を供給する車両用空調装置に関する。
この種の従来技術に関連するものとして、例えば特許文献1に記載されている「凝縮水の排水構造」が挙げられる。この従来技術では、図10に示すように送風機101の上部にエバポレータ102を配設するとともに、このエバポレータ102からの凝縮水を排水する排水路103と、この排水路103および送風機101内を連通する排水穴104とが設けられている。この従来技術にあっては、エバポレータ102からの凝縮水が排水路103を介して排出されるとともに、外部から送風機101内に侵入した水や雪などの水分が排水穴104および排水路103を介して排出される。
特開2003−118358号公報(段落番号0030、0053、0056、図1) また、特許文献2に記載されている「空調装置のドレン構造」が挙げられる。この従来技術では、図11に示すように、送風機からの送風路105の下端とエバポレータ106からの排水路107の下端とが連通され、この連通部分108に、送風機から流入する空調風を排水口109に向けて案内する案内部材110が設けられている。 特開2001−39152号公報(段落番号0015〜0019、図1) また、特許文献3に記載されている「自動車用空調装置」が挙げられる。この従来技術では、図12に示すように、エバポレータ111が略水平に配置され、このエバポレータ111の上方にヒータコア112が略水平に配置されるとともに、エバポレータ111の下方に設けられる下ケース(ドレンパン)113の下方部位に、凝縮水を排水する排水パイプ114が取付けられている。 特開平9−123748号公報(段落番号0035、0036、0044、図2)
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている従来技術では、エバポレータ102からの凝縮水および送風機101からの水分を1箇所に集めて排水路103を介してエバポレータ102の下部から排出するようになっているが、エバポレータ102などのエアコンユニットが配設される車両の幅方向の中央部にはフロントトンネルがあり、車両要件(L/O上の制約)のために上下寸法が十分にとれないため、前記の排水を円滑に行なうために十分な傾斜を排水路103に設けることが難しく、すなわち排水性を確保できないという問題がある。また、送風機101からの風が排水穴104を介して吹き込むことにより、エバポレータ102からの凝縮水が逆流するおそれがあり、送風機101内から水分が排出できない場合や、エバポレータ102からの凝縮水が逆流した場合には異臭が発生することがあるので、送風機101内およびエバポレータ102から水分を確実に排出する必要がある。また、車両中央部に排水路103に設けることにより、風の通路部分が比較的狭くなるので目標風量が達成できないという問題もある。そして、上述した特許文献2に記載されている従来技術でも同様である。
また、上述した特許文献3に記載されている従来技術でも、車両中央部で排水を円滑に行なうために十分な傾斜を下ケース(ドレンパン)113に設けることが難しく、すなわち排水性を確保できないという問題がある。
なお、排水性を確保するために送風機内およびエバポレータからそれぞれ排水することも考えられるが、この場合には車両中央部および助手席側にそれぞれドレン孔を別個に設ける必要があり、コスト高になることから、上述した従来技術のように1箇所に集めて排水することが望まれている。
本発明は、上記のような従来技術を考慮してなされたもので、その目的は、車両の幅方向の中央部分にドレン部を設けることを要せずに、エアコンユニットおよび送風ユニットからの排水を1箇所に集めて円滑に行なうことのできる車両用空調装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、車両の幅方向の中央部のインストルメントパネル内に収納されるエアコンユニットと、このエアコンユニットへ送風を行なう送風ユニットとを有し、前記エアコンユニットが、熱交換を行うエバポレータと、このエバポレータより下流側に配設される加熱用ヒータコアとを備えた車両用空調装置であって、前記送風ユニット側の最下部と前記エアコンユニットの最下部とを連通させた構成にしてある。
このように構成した本発明では、送風ユニット側の最下部とエアコンユニットの最下部とを連通した部位を、車両の幅方向の中央部分からオフセットした箇所に配置し、前記の連通部位にドレン部を設けて、このエアコンユニットおよび送風ユニットからの排水を前記のドレン部より行なう。これにより、ドレン部が送風ユニット側の最下部とエアコンユニットの最下部とに位置しているので、エアコンユニットおよび送風ユニットからの排水を1箇所に集めて円滑に行なうことができるとともに、車両の幅方向の中央部分にドレン部を設けることを要せずに済む。
本発明では、車両の幅方向の中央部分にドレン部を設けることを要せずに、エアコンユニットおよび送風ユニットからの排水を1箇所に集めて円滑に行なえるので、エアコンユニットおよび送風ユニットからの排水性を確保できるという効果があるとともに、車両中央部における風の通路部分を比較的大きく設定することができるので、送風ユニットからの風量を増加できるという効果もある。
以下、本発明の実施の形態に係る車両用空調装置を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車両用空調装置を示す正面図、図2は図1のA−A線に沿う縦断面図、図3は図1のB−B線に沿う縦断面図、図4は本実施形態の平面図、図5は本実施形態に設けられるエバポレータの取付部を示す平面図、図6はエバポレータの取付部を示す正面図、図7はエバポレータの取付部を示す斜視図、図8はエバポレータの取付部を示す他の斜視図、図9はエバポレータの取付部を他の方向から見た斜視図である。なお、図5〜図9ではエアコンユニットからケーシング、エバポレータ、ヒータコアおよびエアミックドアなどを取除いた状態でエバポレータの取付部を示している。
図1〜図9に示すように本実施形態の車両用空調装置1は、図示しない車両の助手席側に配設される送風ユニット2と、車両の幅方向の中央部の図示しないインストルメントパネル内に収納されるエアコンユニット3とから構成されている。送風ユニット2は、ケーシング4と、このケーシング4より下方に突出するモータ5と、このモータ5により駆動される遠心ファン6とを備えており、この遠心ファン6の作動によりケーシング4の吐出口7よりエアコンユニット3側へ空気が送り出される。
エアコンユニット3は、ケーシング4の吐出口7側に連結されるエアコンケーシング8を有し、このエアコンケーシング8内の下部に取付部9が設けられている。また、エアコンケーシング8は、取付部9上に立設され、ケーシング4の吐出口7を介して流入する空気の熱交換を行うエバポレータ10と、このエバポレータ10より下流側に配設される加熱用ヒータコア11と、このヒータコア11を通過する風量とバイパスする風量との割合を調節するエアミックドア12と、図示しない車室内へ空気を吹き出す吹出口13とを備えている。エバポレータ10の上流側および下流側には、それぞれ上流側送風通路14、下流側送風通路15が形成されている。
図7などに示すように、エアコンユニット3の取付部9は、エバポレータ10の上流側送風通路14の下部に設けられる排水口16および排水路17と、下流側送風通路15の下部に設けられる他の排水路18とを有している。この排水路18は、先端(図1の右端)からエアコンユニット3側へ向かうにつれて次第に下降して最下部にドレン部としてのドレン孔19が設けられており、図3に示すように、前記の排水口17は連通口20を介してドレン孔19に連通している。また、送風ユニット2にも、先端(図1の左端)からドレン孔19へ向かうにつれて次第に下降する排水路21を設け、この排水路21を介して送風ユニット2内の排水を行なうようになっており、送風ユニット2側の最下部とエアコンユニット3側の最下部が連通されている。
この実施形態にあっては、エバポレータ10からの凝縮水が取付部9の排水路18に流下した後、図4および図7の矢印Cで示す方向(ドレン孔19の方向)へ流動してドレン孔19から排出される。一方、外部から送風ユニット2内に侵入した水や雪などの水分が排水路21を流動した後、ケーシング4の吐出口7よりエバポレータ10の上流側送風通路14へ送り出されて図4および図7の矢印Dで示す方向(ドレン孔19の方向)に取付部9の排水口16を介して排水路17に流下した後、連通口20を介してドレン孔19より排出される。
このように構成した実施形態では、エアコンユニット3および送風ユニット2の各下部に設けた排水路18、21が互いに近づくにつれて次第に下降するとともに、送風ユニット2側の最下部とエアコンユニット3の最下部とを連通した部位にドレン孔19を設けたので、エアコンユニット3および送風ユニット2からの排水を排水路18、21を介して1箇所に集めて最下部のドレン孔19より排出することができ、エアコンユニット3および送風ユニット2からの排水性を確保できる。また、前記のドレン孔19を車両の幅方向の中央部分に設ける必要がないので、車両中央部における風の通路部分を比較的大きく設定して、送風ユニット2からの風量を増加できる。
本発明は、エアコンユニットおよび送風ユニットからの排水性を確保できるとともに、送風ユニットから送られる風量を増加できるという効果があるので、車両用空調装置として適用できるとともに、その他、一般機械用あるいは産業機械用などの車両用空調装置としても広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用空調装置を示す正面図である。 図1のA−A線に沿う縦断面図である。 図1のB−B線に沿う縦断面図である。 本実施形態の平面図である。 本実施形態に設けられるエバポレータの取付部を示す平面図である。 エバポレータの取付部を示す正面図である。 エバポレータの取付部を示す斜視図である。 エバポレータの取付部を示す他の斜視図である。 エバポレータの取付部を他の方向から見た斜視図である。 車両用空調装置の従来例を示す縦断面図である。 車両用空調装置の他の従来例を示す縦断面図である。 車両用空調装置のさらに他の従来例を示す正面図である。
符号の説明
1 車両用空調装置
2 送風ユニット
3 エアコンユニット
4 ケーシング
7 吐出口
8 エアコンケーシング
9 取付部
10 エバポレータ
11 ヒータコア
12 エアミックドア
16 排水口
17 排水路
18 排水路
19 ドレン孔(ドレン部)
20 連通口
21 排水路

Claims (2)

  1. 車両の幅方向の中央部のインストルメントパネル内に収納されるエアコンユニット(3)と、このエアコンユニット(3)へ送風を行なう送風ユニット(2)とを有し、前記エアコンユニット(3)が、熱交換を行うエバポレータ(10)と、このエバポレータ(10)より下流側に配設される加熱用ヒータコア(11)とを備えた車両用空調装置(1)であって、
    前記送風ユニット(2)側の最下部と前記エアコンユニット(3)の最下部とを連通させたことを特徴とする車両用空調装置(1)。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置(1)であって、前記エバポレータ(10)を立設し、前記送風ユニット(2)を車両の助手席側に配設するとともに、前記エアコンユニット(3)および前記送風ユニット(2)の各下部に、互いに近づくにつれて次第に下降する排水路(9、21)を設けたことを特徴とする車両用空調装置(1)。

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