JP2007124057A - ネットワーク障害部位特定装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記憶手段に、ネットワーク管理情報の警報種別に対応した障害被疑箇所の確率値を与える障害被疑箇所確率マトリックステーブル(T1)と、障害被疑箇所の障害確率を与える障害被疑箇所確率テーブル(T2)と、障害確率との大小判定に用いる閾値を記憶しておき、受信手段がネットワークから警報種別を受信すると、確率マトリックステーブル検索手段が、T1を検索して、警報種別に対応した障害被疑箇所の確率値を取得する。さらに確率テーブル更新手段が、この確率値およびT2における障害被疑箇所の障害確率を入力として障害確率を新たに算出しT2を更新する。障害部位特定手段は、更新されたT2における障害被疑箇所の障害確率と閾値との大小判定によって、障害被疑箇所の中から障害部位を特定する。
【選択図】図8
Description
このように、固定的なルールに拠るのではなく、警報種別と障害被疑箇所を確率で関連付けた障害被疑箇所確率マトリックステーブルを基礎として、障害被疑箇所の障害確率を与える障害被疑箇所確率テーブルの障害確率を警報種別を受信するたびに更新して、障害部位を確率的に特定する。
〈ネットワーク〉
この明細書においては説明の便宜から、本発明であるネットワーク障害部位特定装置が障害部位特定の対象とするネットワークを、プロトコル・スタックがTCP/IPであるネットワーク(以下、「TCP/IPネットワーク」という。)とする。なお、ネットワークをTCP/IPネットワークに限定する趣旨のものではなく、IPX/SPXネットワークや、OSIに準拠したネットワークなどでもよい。
TCP/IPネットワーク上のノードの配置やリンクの構成などは、公知のものとして種々の形態があり、いずれにも限定されない。
受信したネットワーク管理情報が障害の発生・継続を知らせる情報ではない場合、このネットワーク管理情報の警報種別は「通知」となる。受信したネットワーク管理情報が障害の発生・継続を知らせる情報である場合、このネットワーク管理情報の警報種別は「警報」となる。一般的に「警報」には、トラフィック障害やシグナリング(呼制御)エラーなどの障害や「警報」を発したノードなどに応じて複数の種類がある。
図1は、ネットワーク障害部位特定装置(A)のハードウェア構成を例示した構成ブロック図である。
図1に例示するように、ネットワーク障害部位特定装置(A)は、キーボードやポインティングデバイスなどが接続可能な入力部(11)、ディスプレイなどが接続可能な出力部(12)、ネットワーク障害部位特定装置(A)外部と通信可能な通信装置(例えばモデム)が接続可能な通信部(13)、CPU(14)〔キャッシュメモリなどを備えていてもよい。〕、メモリであるRAM(15)、ROM(16)やハードディスクなどである外部記憶装置(17)並びにこれらの入力部(11)、出力部(12)、通信部(13)、MPU(14)、RAM(15)、ROM(16)、外部記憶装置(17)間のデータのやり取りが可能なように接続するバス(18)などを備えている。
障害被疑箇所確率マトリックステーブルでは、ある警報種別が警報1である場合、警報1が発せられることとなった原因を有する障害被疑箇所として、それがAである確率は0.8であることなどを示している。一つの警報種別に対しては、一般的に、複数の障害被疑箇所が候補に挙がるため、ある警報種別に対する障害被疑箇所は複数にわたる。ここで障害被疑箇所として示されるA〜Hは、TCP/IPネットワークの構成要素を示しており、例えば、障害被疑箇所Aは或るIPアドレスで特定されるルータ、障害被疑箇所Bは或るノード間のリンク、障害被疑箇所Cは或るコンピュータの通信制御部などを示している。
障害被疑箇所確率マトリックステーブルは、予めTCP/IPネットワークの保守者によって作成されて、外部記憶装置(17)に保存記憶される。障害被疑箇所確率マトリックステーブルは、保守者によって適宜に変更可能なものであり、障害被疑箇所確率マトリックステーブルの成分(確率値)の変更、項目(警報種別・障害被疑箇所)の追加などによって、TCP/IPネットワークの障害部位特定に適するように最適化される。
なお、警報種別が「通知」の場合、「通知」に対応する全ての障害被疑箇所の確率値は0である。
障害被疑箇所確率テーブルでは、障害被疑箇所Aの障害確率は0.3であることなどを示している。障害被疑箇所確率テーブルの障害確率の初期値は、例えば全て0にしておく。
障害被疑箇所相関テーブルは、複数の特定障害部位間の優劣等価関係、例えば吸収関係を示している。ここで吸収関係とは、ある障害が他の障害を通常随伴する場合で、前者の障害をもって特定すれば足りる関係のことをいう。なお、障害被疑箇所相関テーブルによる処理(マスキング)は、障害確率を変更するものではない。
アクションルールテーブルでは、ネットワーク管理情報の警報種別が「警報5」の場合、ネットワーク障害部位特定装置(A)が実行するアクションの種類は「アクションe」であることを示している。
なお、実行するべきアクションの数は、1つの場合もあるし、あるいは複数の場合もある。また、警報の種類によっては、アクションの種類が定義されておらずアクションを実行しない場合があってもよい。さらに、ネットワーク管理情報の警報種別が「通知」の場合には、通常、アクションの種類は定義されていない。
図6〜図8を参照しながら、第1実施形態におけるネットワーク障害部位特定処理について叙述的に説明する。
第1実施形態におけるTCP/IPネットワーク(1)の一例を模式図として図6に示す。TCP/IPネットワーク(1)は、複数のノード、例えばネットワーク障害部位特定装置(A)、コンピュータ(2)、ルータ(3)、ブリッジ(4)などがリンク(5)によって通信可能に接続されて構成されている。リンク(5)は、光ファイバなどの有線である場合も無線である場合もある。TCP/IPネットワーク(1)内でのノード間の具体的な通信方法や各ノードの機能などは公知のものであるから、詳細な説明を略する。
ネットワーク障害部位特定装置(A)は、TCP/IPネットワーク(1)から時々刻々とネットワーク管理情報を受信している。より具体的には、ネットワーク障害部位特定装置(A)は、TCP/IPネットワーク(1)の各ノードから、強制的ないし自律的に、あるいは、定期ないし不定期に送信されるネットワーク管理情報を時々刻々と受信する。このように、ネットワーク障害部位特定装置(A)は、障害が発生していない状態、障害の発生、障害の継続、もしくは、障害が回復した状態においても、ネットワーク管理情報を入力情報として受信する。
確率マトリックステーブル検索部(141)は、ネットワーク管理情報の警報種別を判定して、この警報種別に対応する各障害被疑箇所の確率値を、障害被疑箇所確率マトリックステーブルを検索して取得する。なお、ネットワーク管理情報の警報種別の判定は、例えば既存公知のSNMPマネージャに規定されている警報検知と同様の方法で行われる。
続いて、確率テーブル更新部(142)は、ステップS2で取得した各障害被疑箇所の確率値および障害被疑箇所確率テーブルの各障害被疑箇所に対応した障害確率を重畳化関数の入力として、障害被疑箇所確率テーブルの各障害被疑箇所に対応した新たな障害確率を算出し、障害被疑箇所確率テーブルを更新する。このように更新することによって、ネットワーク管理情報の受信の度に、1つ前のネットワーク管理情報の受信によって更新された障害被疑箇所確率テーブルを更新することとなる。
その他の重畳化関数の例としては、Pxyが0に等しくない場合、Px(i+1)を、PxyおよびPx(i)を用いて、Px(i+1)=Pxy+Px(i)〔但しPx(i+1)>1.0の場合は、Px(i+1)=1.0とする。〕として算出し、Pxyが0に等しい場合、Px(i+1)を、Px(i)を用いて、Px(i+1)=Px(i)×0.5〔但しPx(i+1)<αの場合は、Px(i+1)=0とする。ここでαは、適宜に定めた障害確率として十分に小さい値であり、例えば、0を除くPxyの最小値とする。図2の例で云えば、α=0.1となる。〕として算出する。
要するに、重畳化関数は、障害被疑箇所確率マトリックステーブルの確率値Pxyと現在の障害被疑箇所確率テーブルにおける障害確率Px(i)を利用して、Pxyが0の場合は障害確率Px(i+1)を低下させ、Pxyが0以外場合は障害確率Px(i+1)を増大させる関数である。
続いて、障害部位特定部(144)は、ステップS3で更新した障害被疑箇所確率テーブルを検索して、閾値と各障害被疑箇所の障害確率との大小判定を行う。閾値以上の障害確率を有する障害被疑箇所が存在しない場合には、以降の処理を中止し、ネットワーク管理情報の受信を起因とするステップS1の処理に戻る。
障害部位特定部(144)は、ステップS4において閾値以上の障害確率を有する障害被疑箇所が存在した場合には、閾値以上の障害確率を有する障害被疑箇所すべてを特定障害部位(第1特定障害部位と云うことにする。)として、この第1特定障害部位とその障害確率を得る。このようにして障害部位が特定されることになるが、特定された障害部位が複数となる場合があることに留意しなければならない。
続いて、障害部位表示制御部(145)は、例えば表示手段であるディスプレイにステップS5で特定された第1特定障害部位とその障害確率を表示する制御を行い、その結果、ディスプレイに第1特定障害部位とその障害確率が表示されて保守者に障害部位が通知される。
図9および図10を参照しながら、第2実施形態におけるネットワーク障害部位特定処理について叙述的に説明する。
第2実施形態は、第1実施形態の拡張的形態である。第2実施形態の要点は、第1実施形態のステップS5で特定された第1特定障害部位から、さらに特定障害部位を絞り込むことにある。従って、第1実施形態と同様の構成・機能などについては同じ符号を当てるなどして重複説明を略する。
ステップS1〜S5までの処理は、第1実施形態と同じである。
そこで、ステップS5の処理の後、ステップS7以降の処理を説明する。
制御部(140)は、第1特定障害部位の個数が1つであるか否かを判定する。制御部(140)は、第1特定障害部位の個数が1つである場合には、ステップS6を実行するように制御する。制御部(140)は、第1特定障害部位の個数が複数である場合には、ステップS8を実行するように制御する。
障害部位特定第2部(146)は、障害被疑箇所相関テーブルを検索して、ステップS5で特定した複数の第1特定障害部位の間で上記説明したマスキングを行い、その結果として特定された障害部位(第2特定障害部位と云うことにする。)とその障害確率を得る。
続いて、障害部位表示制御部(145)は、例えば表示手段であるディスプレイに第2特定障害部位とその障害確率を表示する制御を行い、その結果、ディスプレイにステップS8で特定された第2特定障害部位とその障害確率が表示されて保守者に障害部位が通知される。
図11および図12を参照しながら、第3実施形態におけるネットワーク障害部位特定処理について叙述的に説明する。
第3実施形態は、第1実施形態の拡張的形態である。第3実施形態の要点は、受信したネットワーク管理情報の警報種別が「警報」であった場合、TCP/IPネットワーク(1)に対して所定のアクションを実行する。
第3実施形態では、第1実施形態と同様の構成・機能などについては同じ符号を当てるなどして重複説明を略する。
ステップS1〜S6までの処理は、第1実施形態と同じである。
そこで、第1実施形態との差分である処理を説明する。この処理は、ステップS2〜S6と同様、ネットワーク管理情報の受信をトリガとして実行される。
アクション判定実行制御部(147)は、ネットワーク管理情報の警報種別を判定する。なお、単に「警報」と「通知」の別だけでなく、「警報」の種類をも判定する。アクション判定実行制御部(147)は、警報種別が「警報」でない場合には、以降の処理を中止し、ネットワーク管理情報の受信を起因とするステップS1の処理に戻る。ただし、この場合の処理は、ステップS1〜S6の処理を妨げるものではない。アクション判定実行制御部(147)は、警報種別が「警報」である場合には、ステップS11を実行する。
アクション判定実行制御部(147)は、アクションルールテーブルを検索し、ステップS10で判定された警報の種類に対応してアクションの種類が定義されているか否かを判定する。アクション判定実行制御部(147)は、アクションの種類が定義されていない場合には、以降の処理を中止し、ネットワーク管理情報の受信を起因とするステップS1の処理に戻る。ただし、この場合の処理は、ステップS1〜S6の処理を妨げるものではない。アクション判定実行制御部(147)は、アクションの種類が定義されている場合には、アクションルールテーブルからアクションの種類を取得して、ステップS12を実行する。
アクション判定実行制御部(147)は、ステップS11で取得された種類のアクションを実行するように、ネットワーク障害部位特定装置(A)のアクション実行部(148)を制御する。アクション実行部(148)は、TCP/IPネットワーク(1)に対して、より具体的には例えば警報を発出したノードに対してアクションを実行する。なお、TCP/IPネットワーク(1)に対するアクション(例えばSNMPコマンド)の実行処理は公知の技術によって達成されるから、アクション実行部(148)の詳細な説明を略する。
このアクションに対するノードなどからのレスポンスは、ネットワーク管理情報としてネットワーク障害部位特定装置(A)に受信される。
第4実施形態は、上記第2実施形態および上記第3実施形態の融合形態である。つまり、第2実施形態におけるステップS1〜S9の処理に加えて、第3実施形態におけるステップS10〜S12の処理を行うものであり、各処理とこの処理を実現する機能は既に上記説明したとおりである。従って、図13および図14に機能構成と処理フローを示すに留め、各機能・処理の詳細説明は略することにする。
上記各実施形態では、確率マトリックステーブル検索部(141)やアクション判定実行制御部(147)がネットワーク管理情報の警報種別を判定していたが、変形実施形態では、SNMPマネージャがネットワーク管理情報から警報種別を判定して障害検知をし、この警報種別を本発明のネットワーク障害部位特定装置に通知する。
ここでは、第1実施形態と異なる機能・処理について説明する。なお、説明の便宜から、この変形実施形態におけるネットワーク障害部位特定装置(A)は、ネットワーク障害部位特定機能を固有的に有するコンピュータであるとする。
変形実施形態におけるネットワーク障害部位特定装置(A)は、受信手段となる通信部(13)を介してSNMPマネージャから、警報種別を時々刻々と受信する。制御部(140)は、警報種別を受信すると、これを外部記憶装置(17)に保存記憶するとともに、ネットワーク障害部位特定処理を実行するべく、警報種別をRAM(15)に格納する。
確率マトリックステーブル検索部(141a)は、警報種別に対応する障害被疑箇所の確率値を、障害被疑箇所確率マトリックステーブルを検索して取得する。
1 TCP/IPネットワーク
2 コンピュータ
3 ルータ
4 ブリッジ
5 リンク
141 確率マトリックステーブル検索部
141a 確率マトリックステーブル検索部
142 確率テーブル更新部
144 障害部位特定部
145 障害部位表示制御部
146 障害部位特定第2部
147 アクション判定実行制御部
148 アクション実行部
Claims (5)
- ネットワークと通信可能に接続され、ネットワークに発生した障害の部位を特定するネットワーク障害部位特定装置であって、
ネットワーク管理に利用可能な情報であるネットワーク管理情報の警報種別に対応した障害被疑箇所の確率値を与える障害被疑箇所確率マトリックステーブルと、障害被疑箇所の障害確率を与える障害被疑箇所確率テーブルと、障害確率との大小判定に用いる閾値とを記憶する記憶手段と、
ネットワークから上記警報種別を受信する受信手段と、
上記障害被疑箇所確率マトリックステーブルを検索して、上記警報種別に対応した障害被疑箇所の確率値を取得する確率マトリックステーブル検索手段と、
確率マトリックステーブル検索手段によって取得された障害被疑箇所の確率値および障害被疑箇所確率テーブルにおける当該障害被疑箇所の障害確率を入力として、障害被疑箇所の障害確率を新たに算出し、障害被疑箇所確率テーブルを更新する確率テーブル更新手段と、
確率テーブル更新手段によって更新された障害被疑箇所確率テーブルにおける障害被疑箇所の障害確率と上記閾値との大小判定によって、障害被疑箇所の中から障害部位を特定する障害部位特定手段と
を備えたことを特徴とするネットワーク障害部位特定装置。 - 上記確率テーブル更新手段は、
確率マトリックステーブル検索手段によって取得された障害被疑箇所の確率値および障害被疑箇所確率テーブルにおける当該障害被疑箇所の障害確率を、当該確率値が0の場合は障害確率を低下させ、当該確率値が0以外の場合は障害確率を増大させる関数に入力して、障害被疑箇所の障害確率を新たに算出し、障害被疑箇所確率テーブルを更新するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク障害部位特定装置。 - 上記記憶手段は、
上記障害部位特定手段によって特定された障害部位間の優劣等価関係を与える障害被疑箇所相関テーブルも記憶し、
上記障害部位特定手段によって特定された障害部位が複数ある場合に、上記障害被疑箇所相関テーブルを検索して、上記障害部位特定手段によって特定された障害部位の中から障害部位を絞り込んで特定する障害部位特定第2手段を備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク障害部位特定装置。 - 上記記憶手段は、
上記警報種別に応じて実行するべきアクションの種類を定義したアクションルールテーブルも記憶し、
上記受信手段がネットワークから警報種別を受信すると、上記アクションルールテーブルを検索して、当該警報種別に対応したアクションが定義されているか否かを判定し、定義されている場合には、当該アクションを実行する制御を行うアクション判定実行制御手段と、
アクション判定実行制御手段による制御を受けて、ネットワークに対してアクションを実行するアクション実行手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワーク障害部位特定装置。 - ネットワークに発生した障害の部位を特定するネットワーク障害部位特定方法であって、
記憶手段は、ネットワーク管理に利用可能な情報であるネットワーク管理情報の警報種別に対応した障害被疑箇所の確率値を与える障害被疑箇所確率マトリックステーブルと、障害被疑箇所の障害確率を与える障害被疑箇所確率テーブルと、障害確率との大小判定に用いる閾値とを記憶し、
受信手段が、ネットワークから上記警報種別を受信する受信ステップと、
確率マトリックステーブル検索手段が、記憶手段に記憶された障害被疑箇所確率マトリックステーブルを検索して、受信ステップにおいて受信された警報種別に対応した障害被疑箇所の確率値を取得する確率マトリックステーブル検索ステップと、
確率テーブル更新手段が、確率マトリックステーブル検索ステップにおいて取得された障害被疑箇所の確率値および記憶手段に記憶された障害被疑箇所確率テーブルにおける当該障害被疑箇所の障害確率を入力として、障害被疑箇所の障害確率を新たに算出し、障害被疑箇所確率テーブルを更新する確率テーブル更新ステップと、
障害部位特定手段が、確率テーブル更新ステップにおいて更新された障害被疑箇所確率テーブルにおける障害被疑箇所の障害確率と記憶手段に記憶された閾値との大小判定によって、障害被疑箇所の中から障害部位を特定する障害部位特定ステップと
を有することを特徴とするネットワーク障害部位特定方法。
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