JP4633011B2 - 故障部位特定方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本実施形態に係る通信管理装置200を含む、通信システム1000の全体構成を図1に示す。通信システム1000は、複数の情報端末100と、各情報端末100に通信可能に接続される伝送装置300と、通信管理装置200と、を含んで構成される。
情報端末100は、他の情報端末100との間で、通信回線を介してデータを授受することにより通信を行なうコンピュータである。図1に示す例においては、情報端末a1(100)は情報端末a2(100)との間で設定された通信回線を介して通信を行なう。また情報端末b1(100)は情報端末b2(100)との間で設定された通信回線を介して通信を行なう。情報端末c1(100)は情報端末c2(100)との間で設定された通信回線を介して通信を行なう。上記3つの通信回線の経路はそれぞれ異なるが、2つの伝送装置300の間で経路が共通となっている。なお情報端末100は、特許請求の範囲に記載の通信機器に相当する。
伝送装置300は、各情報端末100から通信ケーブル500を介して受信したデータを多重化してネットワークに送信する。図1において、2つの伝送装置300を結ぶ通信ケーブル500がネットワークに相当する。また一方の伝送装置300は、他方の伝送装置300からネットワークを介してデータが送信されてくると、送信先に応じてデータを振り分け、各情報端末100に送信する。
また、各低速通信制御部311、各中速通信制御部312、各高速通信制御部313は、それぞれ故障検出機能を備えている。故障が検出された場合には、伝送装置300は、故障が検出された旨を示す情報を、故障を検出した通信制御部311、312、313の識別情報と共に通信管理装置200に送信する。例えば、中速通信制御部C312が故障を検出した場合には、伝送装置300は、中速通信制御部C312が故障を検出した旨の情報を通信管理装置200に送信する。
通信管理装置200は、通信システム1000における故障部位を特定する情報処理装置である。通信管理装置200は、各情報端末100及び各伝送装置300と通信可能に接続され、各情報端末100や各伝送装置300から、故障を検出した旨の情報が送信されてくると、それらの情報に基づいて故障部位を特定する。
次に、通信管理装置200の構成について説明する。通信管理装置200のハードウェア構成を示すブロック図を図2に示す。
回線管理テーブル800は、情報端末100間で通信を行なうために設定される通信回線(以下、単に回線とも記す)を管理するためのテーブルである。回線管理テーブル800を図4に示す。
図4に示す例では、例えば情報端末a1(100)と情報端末a2(100)との間には、回線番号「1」で識別される回線が設定されており、その回線は、低速通信制御部D311、中速通信制御部B312、高速通信制御部A313、高速通信制御部L313、中速通信制御部M312、低速通信制御部O311を経路として設定されていることが示される。
回線番号「1」で識別される回線と、回線番号「2」で識別される回線と、回線番号「3」で識別される回線とは、それぞれ経路が異なるが、経路の一部が共通している。
系統管理テーブル810は、系統毎に、系統の識別情報と、当該系統に包含される系統の識別情報とを対応付けたテーブルである。図5に系統管理テーブル810を示す。なお図5に示す系統管理テーブル810では、系統の識別情報と、当該系統に包含される系統(下位系統)の識別情報と、当該系統を包含する系統(上位系統)の識別情報と、が対応付けられている。
系統とは、各回線を経路に応じて分類した場合における、経路毎の各回線の集合である。経路の一部が共通する回線同士は、当該各回線が分類される各系統を包含する上位の系統にも分類される。
本実施例では例えば、低速通信制御部D311と情報端末a1(100)との間を結ぶ回線「1」は一つの系統に分類される。そして低速通信制御部D311と情報端末a1(100)とを構成要素とするこの系統を系統Dと呼んで識別する。
同様に、高速通信制御部A313において、系統B、Cの各回線を流れるデータが多重化されており、各回線の経路が共通化されるので、これらの系統を包含して一つの系統を構成する。そして高速通信制御部A313を構成要素とするこの系統を系統Aと呼んで識別する。系統Aの構成要素は、高速通信制御部A313と系統B、系統Cである。
次に、通信システム1000内のいずれかの部位において故障が発生した場合に、本実施形態にかかる通信管理装置200がその部位を特定する際の処理について、図6乃至図13を参照しながら詳細に説明する。なお図13は、故障部位特定処理の流れを示すフローチャートである。以下、実施形態としてケース1乃至3を想定して説明するが、いずれの実施形態においても、中速通信制御部B312に故障が発生したもの、すなわち故障発生部位は系統Bであるものと仮定して説明する。
まず通信管理装置200は、情報端末100や伝送装置300から、故障を検出した旨の情報(以下、警報とも記す)を受信する(S1000)。
例えば情報端末100は、相手方の情報端末100からの応答を一定時間以上受信しない場合に故障を検出し、その旨の情報を通信管理装置200に送信する。また低速通信制御部311、中速通信制御部312、高速通信制御部313の故障検出機能により故障が検出された場合には、伝送装置300から通信管理装置200に警報が送信される。
故障を検出した旨の情報を受信すると、通信管理装置200は、各系統の故障検出率を算出する(S1010)。
ケース2では、通信管理装置200が各情報端末100や伝送装置300から受信した警報は、図8に示す警報発生分布図のように分布しているものとする。
つまり、本来故障を検出すべき、系統G内の低速通信制御部G311が故障を検出していない上、本来故障を検出すべきでない、系統H内の情報端末c1(100)が故障を検出している。
ケース1と同様に、まず通信管理装置200は、情報端末100や伝送装置300から、故障を検出した旨の情報を受信する(S1000)。
そうすると、通信管理装置200は、各系統の故障検出率を算出する(S1010)。
ケース3では、通信管理装置200が各情報端末100や伝送装置300から受信した警報は、図10に示す警報発生分布図のように分布しているものとする。
つまり、ケース2に対して、故障の発生源である系統B内の中速通信制御部B312が故障を検出していないケースである。
ケース2と同様に、まず通信管理装置200は、情報端末100や伝送装置300から、故障を検出した旨の情報を受信する(S1000)。
そうすると、通信管理装置200は、各系統の故障検出率を算出する(S1010)。
200 通信管理装置
300 伝送装置
310 通信制御部
311 低速通信制御部
312 中速通信制御部
313 高速通信制御部
400 記録媒体
500 通信ケーブル
700 通信管理装置制御プログラム
800 回線管理テーブル
810 系統管理テーブル
820 警報分析テーブル
1000 通信システム
Claims (4)
- 複数の通信回線がそれぞれの経路に応じて系統として分類されると共に、経路の一部が共通する通信回線同士は、当該各通信回線が分類される各系統を包含する上位の系統にも分類されるように管理されてなる通信システムにおける故障部位特定方法であって、
前記各通信回線の各経路上に設置され、各系統の通信を制御する複数の通信機器と接続される情報処理装置が、系統毎に、系統の識別情報と、当該系統に包含される系統の識別情報と、を対応付けて管理テーブルに記憶し、
前記情報処理装置が、前記各通信機器の少なくともいずれかから、故障を検出した旨を示す情報を、故障が検出された系統の識別情報と共に受信し、
前記情報処理装置が、系統毎に、系統内の故障検出率を算出し、
前記情報処理装置が、系統毎に、通信システム全体の故障検出数に対する、系統内の故障検出数の割合を算出し、
前記情報処理装置が、系統毎に、前記故障検出率と前記故障検出数の割合との積を算出し、
前記情報処理装置が、前記算出した積の値に応じて、故障が発生した系統を特定する
ことを特徴とする故障部位特定方法。 - 請求項1に記載の故障部位特定方法であって、
前記情報処理装置は、前記系統毎に算出した積の値が最大の系統を、故障が発生した系統として特定する
ことを特徴とする故障部位特定方法。 - 複数の通信回線がそれぞれの経路に応じて系統として分類されると共に、経路の一部が共通する通信回線同士は、当該各通信回線が分類される各系統を包含する上位の系統にも分類されるように管理されてなる通信システムにおける故障部位を特定する情報処理装置であって、
前記各通信回線の各経路上に設置され、各系統の通信を制御する複数の通信機器と接続される通信部と、
系統毎に、系統の識別情報と、当該系統に包含される系統の識別情報と、を対応付けて記憶する管理テーブルと、
前記各通信機器の少なくともいずれかから、故障を検出した旨を示す情報を、故障が検出された系統の識別情報と共に受信する故障情報受信部と、
系統毎に、系統内の故障検出率を算出する故障検出率算出部と、
系統毎に、通信システム全体の故障検出数に対する、系統内の故障検出数の割合を算出する故障分布算出部と、
系統毎に、前記故障検出率と前記故障検出数の割合との積を算出する乗算部と、
前記情報処理装置が、前記算出した積の値に応じて、故障が発生した系統を特定する故障部位特定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 複数の通信回線がそれぞれの経路に応じて系統として分類されると共に、経路の一部が共通する通信回線同士は、当該各通信回線が分類される各系統を包含する上位の系統にも分類されるように管理されてなる通信システムにおける故障部位を特定し、前記各通信回線の各経路上に設置され、各系統の通信を制御する複数の通信機器と接続される情報処理装置に、
系統毎に、系統の識別情報と、当該系統に包含される系統の識別情報と、を対応付けて管理テーブルに記憶する手順と、
前記各通信機器の少なくともいずれかから、故障を検出した旨を示す情報を、故障が検出された系統の識別情報と共に受信する手順と、
系統毎に、系統内の故障検出率を算出する手順と、
系統毎に、通信システム全体の故障検出数に対する、系統内の故障検出数の割合を算出する手順と、
系統毎に、前記故障検出率と前記故障検出数の割合との積を算出する手順と、
前記情報処理装置が、前記算出した積の値に応じて、故障が発生した系統を特定する手順と、
を実行させるためのプログラム。
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JP2006184542A JP4633011B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 故障部位特定方法、情報処理装置及びプログラム |
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---|---|---|---|---|
JPH05114899A (ja) * | 1991-10-22 | 1993-05-07 | Hitachi Ltd | ネツトワーク障害診断方式 |
JPH05260049A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Fujitsu Ltd | ネットワークシステムにおける故障管理方法 |
JP2006135756A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Kddi Corp | 経路解析装置 |
JP2007124057A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Ntt Communications Kk | ネットワーク障害部位特定装置および方法 |
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