JP2007123679A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素数増加のため画素ピッチを縮めると、光電変換領域の面積比率が低下し信号出力電圧が小さくなる。配線幅を狭めると配線抵抗が増大し、電圧降下が無視できなくなり、特に垂直出力線では、配線抵抗による出力電圧の不均一が発生する。
【解決手段】リング状ゲート読み出しトランジスタ31と、光電変換領域33と、電荷転送ゲート32とは単位画素を構成している。隣接する光電変換領域33は等間隔で配置されている。一方、読み出しトランジスタ31は縦方向及び横方向に少しずつ間隔を異ならせて読み出しトランジスタ31の列に空きスペ−スを作り、そこに転送ゲート用貫通配線35、40、ソース出力用貫通配線36、38、41、43、ドレイン用貫通配線37、42を配置する。各貫通配線から複数の画素の各電極へは通常のメタル配線で繋ぐ。複数の画素において貫通配線を共用するので、貫通配線を配置する面積を減らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は固体撮像装置に係り、特に画素にリング状のゲート電極を持つ増幅素子を備えた固体撮像装置の構成に関する。
固体撮像装置は、大別するとCCD(Charge Coupled Device:電荷転送素子)とCMOS(Complementary MOS)センサの2種類に分けられる。
CCDは、画素内のフォトダイオードで光電変換して得られた電荷を垂直電荷転送路、水平電荷転送路を通して読出し部に転送し、そこで電圧に変換して出力信号を得る構造である。全画素で光電変換された電荷を単一の読出し部で電圧に変換するため、CCDは画素間の信号ばらつきが少なく、低雑音であるという特長を有する。また、フォトダイオードで光電変換された電荷を、全画素で同時に垂直電荷転送路に移してから順次転送して信号読出しを行えるので、いわゆるグローバルシャッタ(一括シャッタ)動作が容易に実現できる。一方、CCDは、電荷の転送に数種類の高い電圧が必要で消費電力が大きくなり、また画素数が多くなると電荷の転送、特に水平電荷転送に時間がかかり高速で動作できないなどの不具合がある。
それに対して、CMOSセンサは、フォトダイオードで光電変換して得られた電荷を画素内で電圧または電流信号に変換し、その信号を画素内に設けた増幅用トランジスタで増幅してから画素外に出力する構造をとる。マトリクス状に並べた画素部をスイッチで切り替えて信号を読み出すので、CMOSセンサの動作速度は速く、また、画素部と周辺駆動回路をCMOSで構成するため、CMOSセンサは低電圧で駆動できて低消費電力となり、さらに、ADコンバータなどの信号処理回路も同一チップに搭載できる等々の特長を持っている。
一方で、CMOSセンサは、画素内に設けた個別の増幅用トランジスタで信号を増幅するため画素間の信号ばらつきが大きく、CCDに比べて雑音特性が不利になる。また、CCDで容易に実現できるグローバルシャッタ動作をしようとすると、CMOSセンサでは1画素あたりのトランジスタ数を4〜5個に増やす必要があり、チップ面積が大きくなってコスト高となる。このため、一般用途のCMOSセンサでは画面走査線の1ライン毎に信号を読み出す、いわゆるラインシャッタ(ローリングシャツタ)動作が基本となっている。
ここで、固体撮像装置によって撮影した画像とシャッタ動作の関係について説明する。動きの速い被写体をラインシャッタ動作の撮像装置(CMOSセンサ)で撮ると画像が歪む。例えば、画面の上端から1ラインずつ読み出す方式のCMOSセンサで、図10(A)に示すような、上下に動く円形のボール100を撮ると、ボール100が上に動く場合は、その撮像画像は同図(B)に101で示すように水平方向に扁平な画像になり、ボール100が下に動く場合は、その撮像画像は同図(C)に102で示すように縦長の楕円状に伸びる。この現象は、撮影した画像を静止画として読み出す場合に特に目立つ不具合である。
そのため、ラインシャッタ動作のセンサを動画・静止画撮影カメラに応用するときは、メカニカルシャッタを併用してフォトダイオードの受光時間を全画素同一にすることが行われるが、メカニカルシャッタを入れることにより光学系が大きくなり、コストが上がるなどの問題がある。
そこで、CMOSセンサのラインシャッタ動作を高速化して動画歪みを改善した固体撮像装置が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来の固体撮像装置では、光電変換素子と、画素信号増幅アンプと、光電変換素子の電荷を画素信号増幅アンプに転送するトランジスタと、光電変換素子をリセットするトランジスタとで単位画素を構成し、かつ、この単位画素を2次元に複数並べた撮像エリアの外に、画素数と同数の信号保持手段を備えている。
この従来の固体撮像素子の信号読み出し動作は、通常のCMOSセンサと同様に画面走査線の1ライン毎に信号の読み出しと光電変換素子のリセットを行うが、これらの読み出しを垂直帰線期間内に全画面分について行い、その画素信号を撮像エリア外の信号保持手段に蓄積し、その後、1フィールド(1フレーム)時間をかけて、蓄積された画素信号を読み出している。
従って、通常のCMOSセンサのラインシャッタ動作では、最上端の1ラインと最下端の1ラインとで信号読み出し後の光電変換素子のリセット時刻が1フィールド(1フレーム)時間分異なるが、上記の特許文献1記載の従来の固体撮像装置では、この時間差が1フィールド(フレーム)時間の百分の一くらいとなり、動画歪みは問題ないレベルとなる。
一方、CMOSセンサの画素構造そのものを改善し、1画素あたりのトランジスタを減らして、かつ、グローバルシャッタ機能を実現する試みとして、光電変換領域と、転送ゲートと、リング状ゲート読み出しトランジスタとで画素を構成し、グローバルシャッタ機能を実現した固体撮像装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−243675号公報 特開平10−41493号公報
しかしながら、特許文献1記載の従来の固体撮像装置では、撮像エリア外に画素と同数の信号保持手段が必要となるので、画素密度の向上やチップ面積縮小に対しては不利になる。
一方、特許文献2記載の従来の固体撮像装置では、光電変換された電荷を、リング状ゲート電極の下に全面的に設置されたpウェルに転送するので、電荷電圧変換効率が悪く出力電圧が小さい不具合がある。また、この従来の固体撮像装置は、グローバルシャッタ機能付きCMOSセンサであり、1画素を2つのトランジスタで構成できるので画素ピッチを狭め易く、同じ光学システムを使って、高画素数の固体撮像装置を実現し易い。しかし、画素ピッチを2μm台以下にまで縮めていくと、配線の占める面積比率が高くなり、相対的に光電変換領域の面積比率が低下し信号出力電圧が小さくなる。
この悪意響を抑えるためには、配線幅を狭くする必要があるが、配線幅を狭めると配線抵抗が増大し、電圧降下が無視できなくなる。特に垂直出力線では画面の中央の画素と端の画素で配線抵抗の大きさが極端に異なり、配線抵抗による出力電圧の不均一(シェーディング)が発生する。また、1画素ピッチの幅の中に周辺駆動回路の1画素列分を配置する関係から、画素ピッチが狭まると1画素列分の周辺駆動回路の配置面積が細長くなり、結果として、画素エリア面積に対する周辺駆動回路面積の比が増し、せっかく画素エリアを縮小してもチップサイズを小さくし難い不具合がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、画素領域内の配線幅を狭めても信号電圧の不均一を発生させず、また、チップサイズを縮小できる固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の固体撮像装置は、被写体からの入射光をそれぞれ光電変換する複数の単位画素を規則的に配列した画素領域と、複数の単位画素を駆動し、かつ、各単位画素から出力される信号を処理する駆動回路とを有する固体撮像装置において、画素領域と駆動回路は異なる基板内に作成され、画素領域が作成された基板を貫通する配線により、画素領域と前記駆動回路は異なる基板内に作成され、前記画素領域が作成された基板を貫通する配線により、画素領域と駆動回路とを接続し、かつ、画素領域内の複数の単位画素の電極と接続することを特徴とする。
この発明では、複数の単位画素の各電極において貫通する配線を共用するので、画素領域内の貫通電極を配置する面積を減らすことができる。また、周辺駆動回路を画素領域を作成する基板とは別の基板に作成するので、画素領域に相当する面積内に周辺駆動回路を配列することができ、更には、ADコンバータなどの信号処理回路も含めることができる。
ここで、上記の画素領域に配列されている複数の単位画素の各々は、リング状ゲート電極を持ち、入力された電荷の量をしきい値電圧の変化として出力する信号出力手段と、光を電荷に変換して蓄積する光電変換領域と、光電変換領域に蓄積された電荷を信号出力手段へ転送する電荷転送手段とを有することを特徴とする。
また、上記の信号出力手段は、画素領域が作成された基板上のリング状ゲート電極と、リング状ゲート電極の中央開口部に対応する基板の位置に設けられたソース領域と、ソース領域を取り囲み、かつ、リング状ゲート電極の外周に達しないように基板に設けられたソース近傍領域とからなる信号出力用トランジスタであり、上記の電荷転送手段は、光電変換領域に蓄積された電荷を、同じ画素内の対応するソース近傍領域へ全画素一斉に転送する手段であることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、画素領域には、基板上において横方向に第1のピッチで、縦方向に第2のピッチでそれぞれ一定の間隔で並ぶ複数の光電変換領域の列と、基板上において横方向及び縦方向共に異なる間隔で並ぶ複数の信号出力手段の列と、複数の信号出力手段の列の空きスペースに配置された、基板を貫通する配線とが配置されていることを特徴とする。この発明では、画素領域に設けられた画素は、光電変換領域と信号出力手段とが1対1に対応して設けられている。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、画素領域には、リング状ゲート電極を持ち、入力された電荷の量をしきい値電圧の変化として出力する信号出力手段と、光を電荷に変換して蓄積する複数の光電変換領域と、複数の光電変換領域に蓄積された電荷を、共通する一つの信号出力手段へ別々に転送する複数の電荷転送手段とからなり、複数の光電変換領域及び複数の電荷転送手段が、共通の一つの信号出力手段を中心にして対称に配置された構造のブロックを単位として、2次元的に複数のブロックが配置されると共に、複数のブロックの境界には、画素領域が作成された基板を貫通する接続手段を配置したことを特徴とする。
この発明では、画素領域には共通の一つの信号出力手段を中心として、複数の光電変換領域及び複数の電荷転送手段が対称に配置されたブロックが複数2次元的に配置されると共に、その複数のブロックのそれぞれの境界には、画素領域を作成する基板を貫通する接続手段を配置して、その接続手段により画素領域と周辺駆動回路を接続するため、複数の光電変換領域の各電極において接続手段である貫通配線を共用でき、これにより、画素領域内の貫通電極を配置する面積を減らすことができる。
本発明によれば、複数の画素(光電変換領域)の各電極において、接続手段である基板を貫通する接続手段である貫通配線を共用することにより、画素領域内の貫通電極を配置する面積を減らすことができ、例えば貫通配線の径が1μm以上の場合であっても、全体の画素ピッチを小さく保てる。
また、本発明によれば、画素領域内における、貫通配線から周辺画素の所定電極への配線は設計ルールで許される最小線幅で配線しても、配線長が短いので配線抵抗による電圧降下を抑えられる。また、本発明では、貫通配線を画素領域内に設置しても、光電変換領域の配列の規則性が乱されないので、画像目視上の不自然さは発生しない。
更に、本発明によれば、周辺駆動回路を搭載した基板を、画素領域を作成する基板とは別の基板に作成するので、画素領域に相当する面積内に周辺駆動回路を配列することができ、更には、ADコンバータなどの信号処理回路も含めることができるため、平面的に見ると画素領域面積相当のチップで固体撮像装置(CMOSセンサ)が実現でき、固体撮像装置を小型化できる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。最初に、本発明による貫通配線を設けた固体撮像装置の各実施の形態の構成について述べ、その後、貫通配線の製造工程を説明する。図1は本発明になる固体撮像装置の第1の実施の形態の概略平面図を示す。同図において、二重の円形はリング状ゲート読み出しトランジスタ31を示し、円形は光電変換領域33を示す。この光電変換領域33と上記のリング状ゲート読み出しトランジスタ31との間に電荷転送ゲート32がある。これら一つのリング状ゲート読み出しトランジスタ31と、一つの光電変換領域33と、それらの間にある一つの電荷転送ゲート32とは、単位画素を構成している。
この単位画素の構成は本出願人が特願2004−021895号にて提案した固体撮像装置の単位画素の構成と同様である。そこで、この本出願人の提案になる固体撮像装置について説明する。図2は本出願人の提案になる固体撮像装置の単位画素の概略平面図、図3は図2のX−X’線に沿う断面図を示す。図2において、リング状ゲート電極12が上記のリング状ゲート読み出しトランジスタ31のゲート電極に相当し、p型領域6が上記の光電変換領域33に相当し、転送ゲート電極16が上記の電荷転送ゲート32に相当する。
この固体撮像装置(CMOSセンサ)では、図3に示すように、基板として、pシリコン1上にp型エピタキシャル層2を成長させたものを使う。p型エピタキシャル層2内にnウェル4があり、nウェル4上にはゲート酸化膜11を挟んでリング状ゲート電極12が形成されている。リング状ゲート電極12の中央開口部のnウェル4の表面にはn型のソース領域15があり、ソース領域15に隣接してp型のソース近傍領域9がある。ソース近傍p型領域9の下のp型エピタキシャル層2にはp領域3を設ける。
ソース領域15、ソース近傍p型領域9と離れたnウェル4の表面には、n型のドレイン領域10がある。リング状ゲート電極12の外のnウェル4中にはp型領域6が形成され、nウェル4と共に埋め込みフォトダイオードを形成している。埋め込みフォトダイオードの表面にはn層7があり、このn層7は、単位画素エリアの外周でnドレイン領域10とつながっている。埋め込みフォトダイオードとリング状ゲート電極12の間には、転送ゲート電極16がある。
図4はこの固体撮像装置の単位画素の等価回路図を示す。画素は画素敷き詰め領域にm行n列で配置されているが、そのうちの1画素だけを代表として等価回路で表現している。図4に示す画素等価回路はリング状ゲート電極12を持つMOSFET18、ドレイン23(図3のドレイン領域10、n+層7に相当)、転送ゲート電極16を持つ転送ゲートMOSFET20、埋め込み領域6によるフォトダイオード19からなっており、リング状ゲートMOSFET18のドレインがフォトダイオード19のn型に接続され、転送ゲートMOSFET20のソースがフォトダイオード19のp型に接続され、転送ゲートMOSFET20のドレインがリング状ゲートMOSFET18のバックゲート(図3のソース近傍p型領域9)と接続されている。
画素内のMOSFET18のリング状ゲート電極は垂直走査回路25に、MOSFET20の転送ゲート電極は転送ゲート駆動回路26に、MOSFET18のドレイン電極はドレイン電圧制御回路27に、それぞれ接続されている。リング状ゲート電極は行毎に制御するので、横方向に配線するが、転送ゲート電極は全画素一斉に制御するので、縦方向の配線でもよいが、ここでは横方向で表現している。ドレイン電圧制御回路27は、全画素一斉に制御する場合と、行毎に制御する場合とがあり、ここでは構方向で表現する。MOSFET18のソース電極につながる配線24は縦方向に配線され、配線24の一方はソース電位制御回路28に接続され、もう一方は信号出力回路29に接続されている。
信号出力回路29は、図示していないクランプ回路やサンプルホールド回路、差動増幅器によって信号電圧とリセット電圧の差を読み出す、いわゆるCDS(相関二重サンプリング)の機能を備えている。信号出力回路29から出力された信号は、水平走査回路30により制御されるスイッチを介して出力される。
この等価回路の動作について、図5のタイミングチャートと共に説明する。図5の時刻t1までの期間で、埋め込みフォトダイオード19に光が入射し、光電効果により電子ホール対が発生し、フォトダイオード19のp型領域(図3の6)にホールが蓄積される。時刻t1で図5(B)に示すように転送ゲート電極の電位VTGがローレベル(Low)となり、全画素で一斉にフォトダイオード19からリング状ゲートMOSFET18のバックゲートへ、ホール電荷が転送される。MOSFET18のソース電位VSは、図5(D)に示すようにソース電位制御回路28によりS1に設定される。S1>Lowであり、これによりリング状ゲートMOSFET18がオフのままであり、電流が流れないようにする。
時刻t2では、転送ゲート電極電位VTGが図5(B)に示すように再びハイレベル(Vdd)となり、転送ゲートMOSFET20がオフとなる。フォトダイオード19では再びホール電荷の蓄積が始まり、これは次の転送まで続く。画素の信号読み出しは各行毎に順番に行われるので、時刻t2からt3は信号を読み出すまでの待機状態となる。待機状態のリング状ゲートMOSFET18のゲート電位VRは図5(C)に示すようにローレベル(Low)、ソース電位VSは同図(D)に示すようにS1であり、オフ状態である。
ソース電位VSは他の行からの信号読み出しが行われている間、その画素からの信号の値により様々な値を取り得る。時刻t3で、図示した画素の読み出しが始まる。まず、時刻t3で図5(C)に示すようにリング状ゲート電極電位VRがVg1になる。このVg1はLowとVddとの間の電位である。
一方、信号出力回路29内のスイッチにより出力線24にソースフォロア回路が繋がり、リング状ゲートMOSFET18のソース電位VSは図5(D)に示すようにS2(=Vg1−Vth1)となる。ここで、Vth1はリング状ゲートMOSFET18のバックゲート(ソース近傍p型領域)にホールがある状態でのリング状ゲートMOSFET18のしきい値電圧である。このソース電位S2が信号出力回路29内の第1のキャパシタC1に記憶される。
次に、時刻t4では、図5(C)に示すようにリング状ゲート電極電位VRがVg2になり、同図(D)に示すようにソース電極電位VSはS3になる。ここでVg2、S3>Lowであり、リング状ゲートMOSFET18がオンして電流が流れないような電位設定にするのが望ましい。また、Vg2、S3≦Vddが望ましい。簡便な設定では、Vg2=S3=Vddとする。このとき、図3に示したソース近傍p型領域9のポテンシャルが持ち上げられ、nウェル4のバリアを越えて、ホールがp型エピタキシャル層2に排出される(リセット)。図3のソース近傍p型領域9の下のp層3は、このリセット電圧を適切な値に調整するために設けている。
次に、時刻t5では、図5(C)に示すように再びリング状ゲート電極電位VRがVg1になる。一方、信号出力回路29で出力線24にソースフォロア回路が繋がり、リング状ゲートMOSFET18のソース電位VSは、図5(D)に示すようにS0(=Vg1−Vth0)となる。ここで、Vth0はリング状ゲートMOSFET18のバックゲート(ソース近傍p型領域9)にホールがない状態での、リング状ゲートMOSFET18のしきい値電圧である。このソース電位S0が、信号出力回路29内の第2のキャパシタC2に記憶され、差動アンプによってC1,C2の電位差、すなわち(Vth0−Vth1)を出力する。この出力値はホール電荷によるしきい値変化分である。この信号は水平走査回路30内のスイッチを通してセンサ外へ出力される。なお、時刻t1以降、ドレイン電圧制御回路27から出力されるドレイン電圧VDは、図5(A)に示すように、Vddとされている。
なお、上記の説明では時刻t4〜t5のリセット時のソース電位S3をソース電位制御回路28から供給したが、その電位をフローティングにする方法もある。その場合は、リング状ゲート電極電位をVg2とするとリング状ゲートMOSFET18がオン状態となり、ソースにドレインから電流が供給されソース電極電位が上昇する。従って、図3のソース近傍p型領域9のポテンシャルが持ち上げられ、nウェル4のバリアを越えて、ホールがp型エピタキシャル層2に排出される(リセット)。ホールが完全に排出されたときのソース電極電位は、(Vg2−Vth0)になる。この方法では、ソース電位制御回路28のうち、S3を供給するトランジスタを削減することができ、チップ面積を減らすことができる。
以上述べてきた説明で明らかなように、この固体撮像装置では、1画素あたり2個のトランジスタでCMOSセンサを構成していながら、全画素一斉にフォトダイオード19から信号読出しトランジスタであるリング状ゲートMOSFET18へ電荷を転送するので、グローバルシャッタ機能が実現できる。また、光電変換された電荷は、面積の小さいソース近傍p型領域9に転送されるので、電荷電圧変換効率が高く、出力を大きくとれる。
また、1画素あたりのトランジスタ数が少ないので、画素面積内のフォトダイオードの面積比率を上げられることも、信号出力が大きくなることに寄与する。更に、リング状ゲートMOSFET18をリセットするとき、ソース近傍p型領域9は完全に空乏化するので、リセット時の残留電荷量のばらつきによるリセット雑音が発生しない、などの優れた特長を有する。
再び図1に戻って説明する。図1に示す第1の実施の形態では、隣接する光電変換領域33は等間隔で配置されているが、隣接する読み出しトランジスタ31の縦方向及び横方向に少しずつ間隔が異なっている。単位画素を少しずつ回転させて、画素エリアに並べている形である。なお、複数の光電変換領域33は縦方向に第1のピッチで等間隔に配置されており、横方向に第2のピッチで等間隔に配置されているが、第1のピッチと第2のピッチとは同一でも、異なっていても構わない。
この配置法により、光電変換領域33のピッチは一定に保ったまま、読み出しトランジスタ31の列に空きスペ−スを作り、そこに転送ゲート用貫通配線35、40、ソース出力用貫通配線36、38、41、43、ドレイン用貫通配線37、42を配置している。
各貫通配線から複数の画素の各電極へは通常のメタル配線で繋ぐ。図1ではソース出力線39を例示している。リング状ゲート読み出しトランジスタ31のドレイン(図4のリング状ゲートMOSFET18のドレイン23、図3ではn+領域7、10)は全画素共通であり、かつ、ウェル(図3ではnウェル4)で繋がっているので、各画素にメタル配線をする必要はない。電荷転送ゲート32の配線はソース出力線39と別の層のメタルで配線する。なお、リング状ゲート読み出しトランジスタ31のリング状ゲート電極(図3では12)は横方向にポリシリコンの配線34で接続し、画素エリアの外周部で貫通配線とつなげる。
以上述べてきた説明で明らかなように、この第1の実施の形態のCMOSセンサでは、複数の画素において貫通配線を共用するので、貫通配線を配置する面積を減らすことができ、例えば貫通配線の径が1μm以上の場合であっても、画素ピッチを小さく保てる。貫通配線から周辺の画素への配線は設計ルールで許される最小線幅で配線しても、配線長が短いので配線抵抗による電圧降下を抑えられる。また、本実施の形態では、単位画素の並びが不規則で、貫通配線を画素領域(画素エリア)内に設置しているにもかかわらず、光電変換領域の配列の規則性が乱されないので(光電変換領域は等間隔で並んでいるので)、画像目視上の不具合は発生しない。
更に、後述する図9に示すように、図1に示すように配列された本実施の形態の複数の単位画素を有する画素領域が作成された基板とは別に、周辺駆動回路を別の基板に作成して、画素領域が作成された基板を貫通する配線により、画素領域内の複数の単位画素のそれぞれの電極と駆動回路とを接続するので、画素エリアに相当する面積内に周辺駆動回路を配列することができ、さらには、ADコンバータなどの信号処理回路も含めることができる。結果として、平面的に見ると画素エリア面積相当のチップでCMOSセンサが実現でき、固体撮像装置を小型化できる。
次に、本発明の固体撮像装置の第2の実施の形態について説明する。図6は本発明になる固体撮像装置の第2の実施の形態の1つの読み出しトランジスタの概略平面図を示す。この実施の形態は、4つの光電変換領域に蓄積した電荷を、1つの共通した読み出しトランジスタからしきい値電圧の変化として出力する例である。これは、画素ピッチを縮小するために有効な方法である。
図6において、リング状ゲート電極50とソース領域51を中心として、4つのフォトダイオード52a、52b、52c、52dと、4つの転送ゲート電極53a、53b、53c、53dとが対称に配置されている。この図6の4画素1単位を多数並べて、その交点に貫通配線を設けた場合の平面図が図7である。
図7において、図6の4つの転送ゲート電極53a、53b、53c、53dをT1、T2、T3、T4で示し、また、これらの転送ゲート電極にそれぞれ別々につながる貫通配線をT11、T12、T13、T14としており、図7に示す貫通配線の配列は、最上端左から右へ1行目はT12、T11、T12、T11、2行目はT14、(S1)、T14、T13、3行目はT12、T11、T12、(VD)、4行目はT14、T13、T14、T13の順に並んでおり、T12、T11/T14、T13が繰り返す、転送ゲート電極の貫通配線の規則的配列の一部が、ソース出力用貫通配線S1やドレイン貫通配線VDに置き換わった形となっている。
これは、4画素1単位の共通読み出しトランジスタユニットの配列の交点の貫通配線を原則として転送ゲート電極の配線に使って、転送ゲートの配線長を短くするためであり、一方、4画素共通の読み出しトランジスタの縦1列毎に共通のソースや、全画素共通のドレインについては、それらの配線の直列抵抗を下げるために必要な数だけ、転送ゲート電極の貫通配線に置き換えて、ソースやドレインの貫通配線を配置している。例えば、貫通配線T11に対しては、4画素1単位の共通読み出しトランジスタユニットの転送ゲート電極53a(T1)が向き合うように配置し、転送ゲート電極と貫通配線の配線長を減らすようにしている。他の貫通配線T12〜T14も同様である。
また、S1はソース出力用貫通配線54を示し、ソース出力線55がつながっている。ソース出力線55の幅を狭くしても、一定数の画素毎にソース出力用貫通配線54につながっているので、ソース出力線の配線抵抗を下げられる。転送ゲート用貫通配線56(T14)は、その周囲にある転送ゲート電極57a(T4)、57b(T4)、57c(T4)、57d(T4)と接続するようになっているが、転送ゲート用貫通配線が無い場所(例えばドレイン貫通配線59(VD)の周辺)の転送ゲート電極には、近くにある同じ位相の転送ゲート電極の貫通配線60から通常のメタル配線61と接続する。また、読み出しトランジスタのリング状ゲート電極50は、横方向の列毎にポリシリコンの配線58で繋がれ、画素エリアの周辺で貫通配線と接続される。
以上説明した、本発明の第2の実施の形態のCMOSセンサでは、4画素1単位の共通読み出しトランジスタユニットの配列の交点に貫通配線を形成しているので、例えば貫通配線の直径が1μm以上の場合であっても、全体の画素ピッチを小さく保てる。また、貫通配線から周辺の画素への配線は設計ルールで許される最小線幅で配線しても、配線長が短いので配線抵抗による電圧降下を防げる。また、本構成例でも、貫通配線を画素エリア内に設置しているにも拘らず、光電変換領域の配列の規則性が乱されないので、画像目視上の不具合は発生しない。
次に、貫通配線の工程について説明する。上記の第1及び第2の実施の形態で説明した貫通配線は、例えば、公知文献(Kang Wook Lee,et al.,"Development of Three-Dimensional Integration Technology for Highly Parallel Image-Processing Chip",Japanese Journal Applied Physics Vol.39(2000),pp.2473-2477)に開示されているような通常の貫通配線工程で作成できる。この工程について図8及び図9と共に説明する。
まず、図8(A)に示すように、画素エリアのLSI作成工程を終了した基板71内にエッチング等により溝72を作り、溝72の内側に絶縁膜73を形成した後、タングステン74を埋め込み、表面をCMP(Chemical Mechanical Polish)で平坦にしてから、メタル75で画素エリア内の素子と接続する。メタル75はアルミニウム等の膜をスパッタで成膜し、フォトプロセスとエッチングを使って作成する。
次に、図8(B)に示すように、メタル75が設けられた基板71の表面にガラス板76を接着した後、基板71の裏面を研磨してタングステン74を裏面に露出させる。続いて、図8(C)に示すように、基板71の裏面全面に絶縁膜77を被覆し、その絶縁膜77のタングステン74の部分を開口してメタル電極78を作成し、さらに、下層基板の電極との接続用にマイクロバンプ79をメタル電極78上に形成する。
一方、図9(A)に示すように、CMOSセンサの駆動回路や信号処理回路を作り込んだLSI基板80の表面に、画素エリアを有する上層基板との接続用のメタル電極81を作成する。その後、両面位置合わせ装置を使って、図8(C)に示す基板71のマイクロバンプ79と図9(A)に示す基板80のメタル電極81とを対向させて互いに接着剤で貼り合わせ、その後、上層基板71につけたガラス板76を取り除くことにより、図9(B)に示す固体撮像装置が製造される。この工程で形成可能な貫通配線となるタングステン74の最小径は1〜2μmである。
上記の説明で述べたCMOSセンサの構成と貫通電極作成工程によって、高画素密度でありながら、配線抵抗による出力電圧ばらつきが小さい固体撮像装置が実現できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば図7の第2の実施の形態では、共通読み出しトランジスタユニットは図6に示した4画素1単位としているが、4画素以外の複数画素1単位としてもよい。また、図8及び図9においてタングステン74以外の公知の配線材料を使用することも可能である。更に、画素内にリング状ゲート電極を持たない増幅用トランジスタ(読み出し用トランジスタ)を有するCMOSセンサにも本発明は原理的には適用可能である。
本発明の固体撮像装置の第1の実施の形態の概略平面図である。 リング状ゲート電極を持つ固体撮像装置の一例の概略平面図である。 図2のXーX’線に沿う縦断面図である。 図2及び図3の固体撮像素子の一画素当たりの等価回路図である。 図4の等価回路の動作説明用タイミングチャートである。 本発明の固体撮像装置の第2の実施の形態における単位画素群の平面図である。 本発明の固体撮像装置の第2の実施の形態の画素エリア平面図である。 本発明の固体撮像装置の第2の実施の形態の貫通配線作成の工程説明用装置断面図(その1)である。 本発明の固体撮像装置の第2の実施の形態の貫通配線作成の工程説明用装置断面図(その2)である。 ラインシャッタ動作の画像歪の説明図である。
符号の説明
18 リング状ゲートMOSFET
19、52a〜52d フォトダイオード
20 転送ゲートMOSFET
24、39、55 ソース出力配線
31 リング状ゲート読み出しトランジスタ
32 電荷転送ゲート
33 光電変換領域
34、58 ポリシリコンの配線
35〜38、40〜43 貫通配線
50 読み出しトランジスタのリング状ゲート電極
51 ソース領域
53a〜53d 転送ゲート電極
54 ソース出力用貫通配線(S1)
56 転送ゲート用貫通配線
57a〜57d 転送ゲート電極(T4)
59 ドレイン貫通配線(VD)
61 メタル配線

Claims (5)

  1. 被写体からの入射光をそれぞれ光電変換する複数の単位画素を規則的に配列した画素領域と、前記複数の単位画素を駆動し、かつ、各単位画素から出力される信号を処理する駆動回路とを有する固体撮像装置において、
    前記画素領域と前記駆動回路は異なる基板内に作成され、前記画素領域が作成された基板を貫通する配線により、前記画素領域と前記駆動回路とを接続し、かつ、前記画素領域内の前記複数の単位画素の電極と接続することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記画素領域に配列されている前記複数の単位画素の各々は、
    リング状ゲート電極を持ち、入力された電荷の量をしきい値電圧の変化として出力する信号出力手段と、
    光を電荷に変換して蓄積する光電変換領域と、
    前記光電変換領域に蓄積された前記電荷を前記信号出力手段へ転送する電荷転送手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記信号出力手段は、前記画素領域が作成された基板上の前記リング状ゲート電極と、前記リング状ゲート電極の中央開口部に対応する前記基板の位置に設けられたソース領域と、前記ソース領域を取り囲み、かつ、前記リング状ゲート電極の外周に達しないように前記基板に設けられたソース近傍領域とからなる信号出力用トランジスタであり、
    前記電荷転送手段は、前記光電変換領域に蓄積された前記電荷を、同じ画素内の対応する前記ソース近傍領域へ全画素一斉に転送する手段であることを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記画素領域には、
    基板上において横方向に第1のピッチで、縦方向に第2のピッチでそれぞれ一定の間隔で並ぶ複数の前記光電変換領域の列と、
    前記基板上において横方向及び縦方向共に異なる間隔で並ぶ複数の前記信号出力手段の列と、
    複数の前記信号出力手段の列の空きスペースに配置された、前記基板を貫通する配線と
    が配置されていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記画素領域には、
    リング状ゲート電極を持ち、入力された電荷の量をしきい値電圧の変化として出力する信号出力手段と、
    光を電荷に変換して蓄積する複数の光電変換領域と、
    複数の前記光電変換領域に蓄積された前記電荷を、共通する一つの前記信号出力手段へ別々に転送する複数の電荷転送手段と
    からなり、複数の前記光電変換領域及び複数の前記電荷転送手段が、共通の一つの前記信号出力手段を中心にして対称に配置された構造のブロックを単位として、2次元的に複数の前記ブロックが配置されると共に、複数の前記ブロックのそれぞれの境界には、前記画素領域が作成された基板を貫通する接続手段を配置したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
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