JP2007123485A - 形状シミュレーション方法、プログラム及び装置 - Google Patents

形状シミュレーション方法、プログラム及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007123485A
JP2007123485A JP2005312612A JP2005312612A JP2007123485A JP 2007123485 A JP2007123485 A JP 2007123485A JP 2005312612 A JP2005312612 A JP 2005312612A JP 2005312612 A JP2005312612 A JP 2005312612A JP 2007123485 A JP2007123485 A JP 2007123485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal information
simulation
shape
lattice point
level value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005312612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4750531B2 (ja
Inventor
Atsushi Furuya
篤史 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005312612A priority Critical patent/JP4750531B2/ja
Priority to US11/335,609 priority patent/US7693694B2/en
Publication of JP2007123485A publication Critical patent/JP2007123485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4750531B2 publication Critical patent/JP4750531B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】メモリ使用量及び計算量を増加させることなく素材内部の素材内部情報を形状シミュレーションの処理を通じて生成可能とする。
【解決手段】シミュレーション環境構築部16は複数の格子点を直交配置したシミュレーション用の三次元仮想空間を構築すると共に、複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶ステップに確保する。表面形状処理部18は三次元仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して表面形状を表現する。素材内部情報処理部20は素材の成長変化により表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体やHDDヘッド素子等を製造するウェハプロセスに従ってマイクロデバイスの形状を生成する形状シミュレーション方法、プログラム及び装置に関し、特に、素材表面からの距離を表すレベル値を配置した格子点に設定して表面形状を表現するレベルセット法を用いた形状シミュレーション方法、プログラム及び装置に関する。
近年、半導体やハードディスクドライブのヘッド素子等のマイクロデバイスの製造にあっては、素子の微細化が進んでおり、膜の成長方向等を含めた素材内部の情報を含めた精度の高い形状シミュレーションが必要となっている。
従来のマイクロデバイスに関する形状シミュレーション装置では、製造工程後に形成される最終的な素子形状を出力する機能をもっており、製造工程内の形状変化および最終的な素子形状を計算するために、レベルセット法という形状変化アルゴリズムが用いられている。
レベルセット法は表面形状を表現するために、複数の格子点(ノード)を配置したシミュレーション用の二次元または三次元仮想空間をバックグラウンドとして構築し、バックグラウンドにある格子点に素材表面からの距離を表すレベル値φをもたせて表面形状を表現している。
図10はレベルセット法における形状表現方法を2次元直交格子の場合について示している。バックグラウンドとなる仮想空間には等間隔の直交格子100が形成され、この中で製造プロセスの条件に従って時間的に素材表面102を成長させる。各格子点には、素材表面102からの距離を表すレベル値φが割り付けられ、このレベル値φにより表面形状を表現している。格子点に割り付けられたレベル値は、メモリ上に格子点に対応したメモリ領域を確保し、そこに格納されている。
レベルセット法を用いた形状シミュレーションについては、レベル値の計算手法における表面形状計算の高速化と高精度化に関するものが提案されている(特許文献1)。

特開2000−340476号公報
しかしながら、このような従来の形状シミュレーションにあっては、半導体プロセスにより製造されたマイクロデバイスの表面形状を表すレベル値しかシミュレーション結果として得られていないため、例えばヘッド素子のシミュレーション結果を用いて磁気シミュレーション等の素子特性解析を行おうとした場合、製造プロセスにより成長させた素材の内部的な情報、例えば膜成長方向を示す素材内部情報が存在しないため、必要とする素材内部情報については推定値を使用せざるを得ず、このために解析精度が悪化してしまう問題がある。
このような素材の内部情報、例えば膜の成長方向を形状シミュレーションを通じて生成する方法として、ユーザが成長方向のモデルを別に作成して入力する方法や、形状シミュレーションにおる計算過程の全てのログをとる方法も考えられる。
しかし、成長モデルを作成する方法は、モデルの作成に手間と時間がかかる問題があり、また計算過程の全てのログをとる方法では、メモリ使用量が膨大になり、更に、得られたログから必要とする内部情報を別途計算する必要があるため計算量が増えるという問題がある。
本発明は、メモリ使用量及び計算量を増加させることなく素材内部の素材内部情報を形状シミュレーションの処理を通じて生成可能とする形状シミュレーション方法、プログラム及び装置を提供することを目的とする。
本発明は、形状シミュレーション方法を提供する。本発明の形状シミュレーション方法は、
複数の格子点を交配置したシミュレーション用の二次元または三次元の仮想空間を構築すると共に、複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶部に確保するシミュレーション環境構築ステップと、
仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して表面形状を表現する表面形状処理ステップと、
素材の成長変化により表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理ステップと、
を備えたことを特徴とする。
更に、本発明の形状シミュレーション方法は、格子点以外の座標点が指定された際に、指定座標点が含まれる立方体を構成する格子点の素材内部情報に基づいて指定座標点の素材内部情報を補間計算する補間処理ステップを設けたことを特徴とする。
素材内部情報処理ステップは、表面形状処理ステップにおけるレベル値が更新前と更新後で符号が反転したか否か判別し、符号反転を判別した場合に素材内部情報を算出し、素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する。
素材内部情報処理ステップにより算出して格納する素材内部情報は、素材表面の成長方向を示す成長ベクトルである。また素材内部情報処理ステップにより算出して格納する素材内部情報は、素材を生成する複数成分の成分比率である。
本発明は、形状シミュレーションプログラムを提供する。本発明の形状シミュレーションプログラムは、コンピュータに、
複数の格子点を配置したシミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶ステップに確保するシミュレーション環境構築ステップと、
仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して表面形状を表現する表面形状処理ステップと、
素材の成長変化により表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明は形状シミュレーション装置を提供する。本発明の形状シミュレーション装置は、
複数の格子点を配置したシミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶部に確保するシミュレーション環境構築部と、
仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して表面形状を表現する表面形状処理部と、
素材の成長変化により表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理部と、
を備えたことを特徴とする。
なお、本発明による形状シミュレーションプログラム及び装置の詳細は、本発明のよる形状シミュレーション方法の場合と基本的に同じになる。
本発明によれば、レベルセット法による形状シミュレーションの結果として、素材の表面素材形状だけではなく、製造プロセス過程で決まる膜成長方向や組成比率等の素材内部情報を同時に得ることができ、形状シミュレーション結果として得られた格子点の素材内部情報を元に磁気シミュレーション等により素子特性を解析することで解析精度を向上することができる。
例えば形状シミュレーションにより各格子点で成長成長方向を素材内部情報として得ることで、これを用いたMRヘッド解析において磁気異方性に敏感な素子形状が解析され、素子出力値の誤差が半減することが見込まれる。
また格子点における素材内部の素材内部情報を計算して格納するタイミングは、製造プロセス条件に従って成長する表面形状が格子点を通過した時、即ち更新前と更新後のレベル値の符号が反転する時だけでよく、素材内部情報の計算と記憶にかかる処理負担を抑えることができる。
更に、格子点以外の素材内部情報については、格子点の素材内部情報から補間計算により簡単かつ正確に求めることができる。
図1は本発明による形状シミュレーション装置の一実施形態を示した機能構成のブロック図である。図1において、本発明の形状シミュレーション装置は、入出力インタフェース10、入力デバイス12、表示デバイス14、シミュレーション環境構築部15、表面形状処理部16、素材内部情報処理部18、シミュレーション結果ファイル20及び補間処理部22で構成される。
入力デバイス12はユーザが形状シミュレーションにおける素材内部情報の計算記録に必要なパラメータを指定する。ユーザは例えば表示デバイス14の入力画面を見ながらキーボードやマウスなどの入力デバイス12を使用して、素材内部情報の計算記録に必要なパラメータとして製造プロセス12−1と素材内部情報12−2を指定する。ユーザが指定する素材内部情報12−2としては、この実施形態にあっては、膜成長方向や素材比率のどれを記録するかを指定する。
シミュレーション環境構築部15にはプロセス条件設定部24とプロセス条件計算部25が設けられる。表面形状処理部16には、レベル値計算部26、符号反転判別部28、レベル値更新部30が設けられる。更に素材内部情報処理部18には、記録領域形成部32、素材内部情報計算部34及び素材内部情報記録部36が設けられる。
シミュレーション環境構築部15は、メモリ上のワーク領域に複数の格子点を配置した形状シミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、仮想空間に配置している複数の格子点ごとに、レベルセット法を用いた形状シミュレーションで生成するレベル値φと、入力デバイス12によりユーザが指定した素材内部情報12−2を格納する記憶領域を、素材内部情報処理部18に対する命令で確保する。
表面形状処理部16は、シミュレーションの仮想空間上で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点ごとに素材の表面からの距離を表わすレベルセット法によるレベル値φを算出し、このレベル値φを対応する格子点の記憶領域に格納して、表面形状を表現する。
素材内部情報処理部18は、素材の成長変化により表面が格子点を通過した際に、ユーザが指定した素材内部情報、例えば膜成長方向を計算し、計算した素材情報を対応する格子点の記憶領域に格納する。なお、図1の実施形態にあっては、表面形状処理部16に符号反転判別部28を設けているが、この機能は素材内部情報処理部18に設けてもよい。
図1の実施形態における形状シミュレーション装置は、例えば図2のようなコンピュータのハードウエア環境により実現される。図2のコンピュータにおいて、CPU40のバス42にはRAM44、ROM46、ハードディスクドライブ48、キーボード52,マウス54,ディスプレイ56を接続したデバイスインタフェース50、及びネットワークアダプタ58が接続されている。
ハードディスクドライブ48には形状シミュレーション処理を実行するアプリケーションプログラムがインストールされており、コンピュータの起動時にハードディスクドライブ48から形状記憶シミュレーション用のアプリケーションプログラムを呼び出してRAM44上に展開し、CPU40により実行する。
次に図1の実施形態に設けたシミュレーション環境構築部15、表面形状処理部16、素材内部情報処理部18、シミュレーション結果ファイル20及び補間処理部22を更に詳細に説明すると次のようになる。
図3は図1のシミュレーション結果ファイル20の説明図である。シミュレーション結果ファイル20は、入力デバイス12で素材内部情報を計算記録する製造プロセス12−1と素材内部情報12−2の種別例えば膜成長方向あるいは素材比率などを指定した場合に、入出力インタフェース10を介してユーザ指定内容がシミュレーション環境構築部15に入力されてプロセス条件設定部24に設定されると共に、更に素材内部情報処理部18に送られ、記録領域形成部32により形状シミュレーションを行う直交格子点空間における各格子点ごとに、レベルセット法のレベル値φ及び素材内部情報を記録するためのメモリ領域を確保する。
このメモリ領域は図3のシミュレーション結果ファイル20に示すように、格子点識別番号60、レベル値80、成長ベクトル82及び組成比率84の各項目に対応した記憶領域を確保することになる。
またシミュレーション環境構築部15は、プロセス条件設定部24とプロセス条件計算部25を備え、形状シミュレーションを行うための仮想空間を形成した後に、ユーザ設定によるプロセス条件設定部24の設定内容に基づき、プロセス条件計算部25でレベルセット法の表面移動速度Fを所定の時間ステップΔtごとに計算して、表面形状処理部16に出力する。
図4は半導体製造プロセスに従って膜を成長させる形状シミュレーションの説明図であり、基板62上に配置された素材64の上に、例えばメッキ処理により所定の時間ステップごとに成長膜66−1,66−2,66−3を逐次的に形成している様子を示している。
このような半導体製造プロセスに伴う膜成長の表面形状の移動が、シミュレーション環境構築部15で構築された仮想空間において実行され、プロセス条件計算部25は、この形状シミュレーションにおける表面移動速度Fを算出している。また入力デバイス12を使用してユーザが、製造プロセス12−1として図4のメッキによる膜成長を素材内部情報の計算記憶する対象として指定し、内部情報が例えば成長ベクトルであったとすると、後の説明で明らかにするように、素材内部情報処理部18により図4の矢印で示す成長ベクトルn1〜n13が格子点について計算されて格子点上のデータ領域に記録されることになる。
再び図1を参照するに、表面形状処理部16は、シミュレーション環境構築部15に設けたプロセス条件計算部25で計算されたレベルセット法の表面移動速度Vと時間ステップΔtに基づいて格子点のレベル値の計算と更新を行い、更に格子点について素材内部情報を計算して記録するため、格子点について計算したレベル値の符号反転を判別している。
表面形状処理部16に設けたレベル値計算部28は、プロセス条件計算部25から出力された表面移動速度Vと時間ステップΔtに基づきレベル値を計算する。更新後のレベル値の計算は次の時間発展方程式に基づいて行われる。
Figure 2007123485
ここでFはレベルセット法で規定される表面移動速度であり、プロセス条件計算部25で計算されている。
実際には、格子点識別番号を[No]とすると、更新後のレベル値φnew[No]は更新前のレベル値φnow[No]に前記(1)式の時間ステップΔt当たりのレベル変化量を加えた差分方程式から計算する。この差分方程式は1次精度の場合、次式で与えられる。
Figure 2007123485
符号反転判別部28は、レベル値更新の際にレベル値φの符号が(−)から(+)に変化したことを判別し、この符号反転の判別に基づき、素材内部情報処理部18に格子点における内部情報の計算と記録を命令する。
図5はレベル値更新前の直交格子空間と格子点のメモリ領域の説明図である。図5(A)はレベル更新前の直交空間であり、格子点74−1,74−2の下側に表面76−1が存在しており、例えば格子点74−1について形成された図5(B)のメモリ領域78には、レベル値80、成長ベクトル82及び成長比率84のデータ領域が形成されており、この場合にはレベル値80として格子点74−1から表面76−1までの距離を表わす例えば「−0.7」が格納されている。
図6はレベル値更新後の直交格子空間と格子点のメモリ領域の説明図である。図6(A)にあっては、レベル値の更新により更新前の表面76−1が成長して表面76−2となっており、このレベル値の更新の際に表面が格子点74−1,74−2の2つを通過していることが分かる。
レベルセット法における格子点における成長ベクトルや素材比率などの素材内部情報は、その素材が形成された段階で決まることから、逐次的に成長する素材の表面が格子点を通過したことを判別して、その時点で内部情報を計算して記録する必要がある。
素材成長に伴う表面の格子点通過は、更新前と更新後の格子点のレベル値の符号反転を判別することで捉えることができる。図6(A)で更新後の表面76−2が格子点74−1,74−2を通過しており、格子点74−1に対応した図6(B)のメモリ領域78を見ると、レベル値80は「+0.5」に変化しており、図5(B)の更新前のレベル値における(−)から更新後は(+)に符号間が反転している。
したがって、レベル値の更新時に符号反転が起こったことを判別して素材内部情報例えば成長ベクトル82や素材比率84の計算を行い、対応するデータ領域に成長ベクトル値「n」と成長比率「k」の値を記録する。
再び図1を参照するに、表面形状処理部16に設けたレベル値更新部30は、レベル値計算部26で計算された前格子点におけるレベル値φnew[No]を、現在のレベル値φnow[No]に置き換えるレベル値更新を実行している。
素材内部情報処理部18は、入力デバイス12によるユーザの製造プロセス12−1及び素材内部情報12−2の指定に基づき、記録領域形成部32でシミュレーション結果ファイル20に、例えば図3に示したようなメモリ領域を確保する。
また素材内部情報計算部34は、表面形状処理部16に設けた符号反転判別部28より格子点の符号反転に基づく計算記録命令を受けた際に、ユーザが指定した素材内部情報例えば成長ベクトルを計算し、対応するメモリ領域に記録する。
ここで素材内部情報計算部34による計算例として膜成長方向を計算する場合について説明すると次のようになる。膜成長方向は表面形状処理部16より得られるレベル値から成長方向の計算を行う。3次元形状シミュレーションでは膜成長方向はベクトルnで表わされ、次式から計算することができる。
Figure 2007123485
ここで3次元格子点の座標(I,J,K)でxyz方向の格子点間隔をそれぞれΔx,Δy,Δzとすると、格子点の座標(I,J,K)での成長方向ベクトル
n=(nx,ny,nz
は次式で計算できる。
Figure 2007123485
一方、素材内部情報としてユーザが素材比率を指定した場合には、ユーザ指定の製造プロセスにおける2以上の成分の比率を求めて、対応する格子点のメモリ領域に記録することになる。
このように本発明の素材内部情報の計算記録にあっては、格子点のレベル値の更新時に符号反転が起きた場合にのみ素材内部情報の計算と記録を行っているため、必要最小限の更新回数で格子点に素材内部情報を記録することができる。
補間処理部22は、シミュレーション結果ファイル20には格子点の内部情報のみが記録されているため、格子点以外の座標において素材内部情報を必要とする場合に補間計算により任意の座標での素材内部情報を求めて出力する。
素材内部情報の補間計算方法として膜成長方向を計算する場合について説明すると次のようになる。ユーザが入力デバイス12を使用して格子点以外の任意の座標位置(X,Y,Z)を素材内部情報を求める位置として指定すると、この座標位置(X,Y,Z)を含む8つの格子点で構成される立方体であるセル86を図7に示すように抽出する。
図7のセル86は内部にユーザ指定座標P(X,Y,Z)を含んでおり、セル86は8つの格子点74−11〜74−14,74−21〜74−24で構成されている。このようなセル86が抽出できたならば、指定座標P(X,Y,Z)をセル86の局所座標(SX,SY,SZ)へ変換する。
セル86の局所座標は−1〜+1の正規化された値を持ち、SX=SY=SZ=0となる原点がセル86の中心に位置している。セル86における格子点74−11〜74−14,74−21〜74−24の局所座標は、例えば座標点74−11に示すように(+1,+1,+1)であり、これを簡略化して符号のみで(+,+,+)として表わすことができる。局所座標に変換した後の指定座標の成長ベクトルn(X,Y,Z)は、次の補間計算式で算出することができる。
Figure 2007123485
この補間計算式は有限要素法などで用いられる要素内の線形補間式と同じものである。
図8は図1の実施形態による形状シミュレーションの全体的な処理手順を示したフローチャートである。図8において、まずステップS1で、入力デバイス12を使用してユーザが指定した成長プロセス12−1を、入出力インタフェース10を介してシミュレーション環境構築部15に入力し、プロセス条件設定部24により計算条件を設定する。
続いてステップS2で、入力デバイス12によりユーザが指定した素材内部情報12−2に基づき、素材内部情報処理部18に設けた記録領域形成部32が、レベルセット法で算出するレベル値に加えて指定された素材内部情報例えば成長ベクトルや素材内部比率を記録するためのメモリ領域を確保した例えば図3のシミュレーション結果ファイル20に示すフォーマットのメモリ領域を確保する。
続いてステップS3で、シミュレーション環境構築部15のプロセス条件計算部25が所定の時間ステップΔtでプロセス条件計算を開始し、レベルセット法の表面移動速度Fを計算して表面形状処理部16に出力する。続いてステップS4で表面形状処理部16がプロセス条件と計算条件に基づきレベル値の更新処理を実行する。
続いてステップS5で素材内部情報処理部18に対し表面形状処理部16より格子点に対する素材内部情報の生成命令があったか否かチェックし、素材内部情報の生成命令があった場合には、ステップS6で指定された格子点の素材内部情報を素材内部情報計算部34で計算し、ステップS7で計算した素材内部情報を対応する格子点のメモリ領域に素材内部情報記録部36が記録する。
続いてステップS8で形状シミュレーションの全プロセスが終了したか否かチェックしており、未終了であればステップS4に戻り、所定の時間ステップΔtごとのレベル値更新処理を繰り返す。
ステップS8でプロセス終了が判別されると、ステップS9に進み、格子点以外の座標による素材内部情報の出力要求の有無をチェックし、出力要求があればステップS10に進み、素材内部情報の補間計算処理を実行する。このステップS9〜S10の処理を、ステップS11で停止指示があるまで繰り返すことになる。
図9は図8のステップS4のレベル値更新処理の詳細を示したフローチャートである。図9において、レベル値更新処理は、ステップS1で格子点番号Noの初期化、即ちNo=0とした後、ステップS2で前記(2)式で与えられる時間発展方程式から、更新前レベル値φnow[No]から更新後レベル値φnew[No]を生成する。
続いてステップS3で更新前と更新後のレベル値の符号が反転したか否か判別する。即ち、更新後のレベル値φnew[No]が0以上即ち0かまたはプラスで、更新前のレベル値φnow[No]が0未満即ちマイナスか否かチェックし、この条件が成立すれば、即ち符号が(−)から(+)に変化したことが判別されると、ステップS4で素材内部情報処理部18に対し符号反転格子点の素材内部情報を計算記録する命令を出力する。
続いてステップS5で格子点番号Noが格子点の数Nmaxから1を差し引いて最後の格子点番号に達したか否かチェックし、達していなければステップS6で格子点番号Noを1つ増加させてステップS2からの処理を繰り返す。ステップS5で格子点番号が最後の番号に達していることが判別されると、ステップS7に進み、格子点番号Noを初期化した後、ステップS8で既に計算された更新後のレベル値φnew[No]を現在のレベル値φnow[No]に置き換える更新処理を行う。
続いてステップS9で格子点番号が最後の番号に達したか否か判別し、達していなければステップS10で格子点番号を1つ増加させてステップS8の更新処理を繰り返し、格子点番号が最後の番号に達するとレベル更新処理を終了して、図8のメインルーチンにリターンする。
図10は図8のステップS10における補間計算処理のフローチャートである。図10において,補間計算処理は、ステップS1でユーザが指定した格子点以外の指定座標(X,Y,Z)を含むセルの抽出を行い、ステップS2で該当セルがあるか否かチェックし、該当セルが抽出されれば、ステップS3で指定座標(X,Y,Z)をセル極小座標(SX,SY,SZ)に変換した後、ステップS4で前記(4)式に従った補間計算を実施して、素材情報として成長ベクトルを算出して出力する。一方、ステップS4で該当セルが抽出できなかった場合には、ステップS5で該当なしを出力することになる。
また本発明はコンピュータで実行される形状シミュレーションプログラムを提供するものであり、このプログラムは図8,図9及び図10のフローチャートに示した処理内容を持つことになる。
更に本発明は形状シミュレーションプログラムを格納したコンピュータ可読の記録媒体を提供するものであり、記録媒体とはCD−ROM、フロッピィディスク(R)、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体や、コンピュータの内外に設けられたハードディスクなどの記憶装置の他、回線を介してプログラムを保持するデータベースあるいは他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体を含むものである。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記)
(付記1)
複数の格子点を配置したシミュレーション用の二次元または三次元の仮想空間を構築すると共に、前記複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶部に確保するシミュレーション環境構築ステップと、
前記仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に前記素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、前記レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して前記表面形状を表現する表面形状処理ステップと、
前記素材の成長変化により前記表面が格子点を通過した際に、素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理ステップと、
を備えたことを特徴とする形状シミュレーション方法。(1)
(付記2)
付記1記載の形状シミュレーション方法に於いて、更に、前記格子点以外の座標点が指定された際に、前記指定座標点が含まれる立方体を構成する格子点の素材内部情報に基づいて前記指定座標点の素材内部情報を補間計算する補間処理ステップを設けたことを特徴とする形状シミュレーション方法。(2)
(付記3)
付記1記載の形状シミュレーション方法に於いて、前記素材内部情報処理ステップは、前記表面形状処理ステップにおけるレベル値が更新前と更新後で符号が反転したか否か判別し、符号反転を判別した場合に素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納することを特徴とする形状シミュレーション方法。(3)
(付記4)
付記1記載の形状シミュレーション方法に於いて、前記素材内部情報処理ステップにより算出して格納する素材内部情報は、素材表面の成長方向を示す成長ベクトルであることを特徴とする形状シミュレーション方法。
(付記5)
付記1記載の形状シミュレーション方法に於いて、前記素材内部情報処理ステップにより算出して格納する素材内部情報は、素材を生成する複数成分の成分比率であることを特徴とする形状シミュレーションプログラム。
コンピュータに、
複数の格子点を配置したシミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、前記複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶ステップに確保するシミュレーション環境構築ステップと、
前記仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に前記素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、前記レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して前記表面形状を表現する表面形状処理ステップと、
前記素材の成長変化により前記表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理ステップと、
を実行させることを特徴とする形状シミュレーションプログラム。(4)
(付記7)
付記6記載の形状シミュレーションプログラムに於いて、更に、前記格子点以外の座標点が指定された際に、前記指定座標点が含まれる立方体を構成する格子点の素材内部情報に基づいて前記指定座標点の素材内部情報を補間計算する補間処理ステップを設けたことを特徴とする形状シミュレーションプログラム。
(付記8)
付記6記載の形状シミュレーションプログラムに於いて、前記素材内部情報処理ステップは、前記表面形状処理ステップにおけるレベル値が更新前と更新後で符号が反転したか否か判別し、符号反転を判別した場合に素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納することを特徴とする形状シミュレーションプログラム。
(付記9)
付記6記載の形状シミュレーションプログラムに於いて、前記素材内部情報処理ステップにより算出して格納する素材内部情報は、素材表面の成長方向を示す成長ベクトルであることを特徴とする形状シミュレーションプログラム。
(付記10)
付記6記載の形状シミュレーションプログラムに於いて、前記素材内部情報処理ステップにより算出して格納する素材内部情報は、素材を生成する複数成分の成分比率であることを特徴とする形状シミュレーションプログラム。
(付記11)
複数の格子点を配置したシミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、前記複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶部に確保するシミュレーション環境構築部と、
前記仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に前記素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、前記レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して前記表面形状を表現する表面形状処理部と、
前記素材の成長変化により前記表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理部と、
を備えたことを特徴とする形状シミュレーション装置。(5)
(付記12)
付記11記載の形状シミュレーション装置に於いて、更に、前記格子点以外の座標点が指定された際に、前記指定座標点が含まれる立方体を構成する格子点の素材内部情報に基づいて前記指定座標点の素材内部情報を補間計算する補間処理部を設けたことを特徴とする形状シミュレーション装置。
(付記13)
付記11記載の形状シミュレーション装置に於いて、前記素材内部情報処理部は、前記表面形状処理部におけるレベル値が更新前と更新後で符号が反転したか否か判別し、符号反転を判別した場合に素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納することを特徴とする形状シミュレーション装置。
(付記14)
付記11記載の形状シミュレーション装置に於いて、前記素材内部情報処理部により算出して格納する素材内部情報は、表面の成長方向を示す成長ベクトルであることを特徴とする形状シミュレーション装置。
(付記15)
付記11記載の形状シミュレーション装置に於いて、前記素材内部情報処理部により算出して格納する素材内部情報は、素材を生成する複数成分の成分比率であることを特徴とする形状シミュレーション装置。
本発明による形状シミュレーション装置の一実施形態を示した機能構成のブロック図 図1の実施形態が適用されるコンピュータのハードウェア環境のブロック図 図1のシミュレーション結果ファイルの説明図 半導体製造プロセスに従って膜を成長させる形状シミュレーションの説明図 レベル値更新前の直交格子空間と格子点のメモリ領域の説明図 レベル値更新後の直交格子空間と格子点のメモリ領域の説明図 図1の補間処理部による補間計算の説明図 図1の実施形態による形状シミュレーションのフローチャート 図8のステップS4におけるレベル値更新処理のフローチャート 図8のステップS10における補間計算処理のフローチャート レベルセット法による従来の形状シミュレーションの説明図
符号の説明
10:入出力インタフェース
12:入力デバイス
12−1:製造プロセス
12−2:素材内部情報
14:表示デバイス
15:シミュレーション環境構築部
16:表面形状処理部
18:素材内部情報処理部
20:シミュレーション結果ファイル
22:補間処理部
24:プロセス条件設定部
25:プロセス条件計算部
26:レベル値計算部
28:符号反転判別部
30:レベル値更新部
32:記録領域形成部
34:素材内部情報計算部
36:素材内部情報記録部
40:CPU
42:バス
44:RAM
46:ROM
48:ハードディクドライブ
50:デバイスインタフェース
52:キーボード
54:マウス
56:ディスプレイ
58:ネットワークアダプタ
60:格子点識別番号
62:基板
64:素材
66−1〜66−3:成長膜
72:直交格子空間
74−1,74−2,74−11=74−14,74−21〜74−24:格子点
76−1,76−2:表面
78:メモリ領域
80:レベル値
82:成長ベクトル
84:組成比率

Claims (5)

  1. 複数の格子点を配置したシミュレーション用の二次元または三次元の仮想空間を構築すると共に、前記複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶部に確保するシミュレーション環境構築ステップと、
    前記仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に前記素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、前記レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して前記表面形状を表現する表面形状処理ステップと、
    前記素材の成長変化により前記表面が格子点を通過した際に、素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする形状シミュレーション方法。
  2. 請求項1記載の形状シミュレーション方法に於いて、更に、前記格子点以外の座標点が指定された際に、前記指定座標点が含まれる立方体を構成する格子点の素材内部情報に基づいて前記指定座標点の素材内部情報を補間計算する補間処理ステップを設けたことを特徴とする形状シミュレーション方法。
  3. 請求項1記載の形状シミュレーション方法に於いて、前記素材内部情報処理ステップは、前記表面形状処理ステップにおけるレベル値が更新前と更新後で符号が反転したか否か判別し、符号反転を判別した場合に素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納することを特徴とする形状シミュレーション方法。
  4. コンピュータに、
    複数の格子点を配置したシミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、前記複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶ステップに確保するシミュレーション環境構築ステップと、
    前記仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に前記素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、前記レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して前記表面形状を表現する表面形状処理ステップと、
    前記素材の成長変化により前記表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理ステップと、
    を実行させることを特徴とする形状シミュレーションプログラム。
  5. 複数の格子点を配置したシミュレーション用の仮想空間を構築すると共に、前記複数の格子点毎に情報を格納する記憶領域を記憶部に確保するシミュレーション環境構築部と、
    前記仮想空間で素材の表面形状を製造プロセス条件に従って逐次的に成長変化させ、各格子点毎に前記素材の表面からの距離を表すレベル値を算出し、前記レベル値を対応する格子点の記憶領域に格納して前記表面形状を表現する表面形状処理部と、
    前記素材の成長変化により前記表面が格子点を通過した際に、素材内部の素材内部情報を算出し、前記素材内部情報を対応する格子点の記憶領域に格納する素材内部情報処理部と、
    を備えたことを特徴とする形状シミュレーション装置。
JP2005312612A 2005-10-27 2005-10-27 形状シミュレーション方法、プログラム及び装置 Expired - Fee Related JP4750531B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312612A JP4750531B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 形状シミュレーション方法、プログラム及び装置
US11/335,609 US7693694B2 (en) 2005-10-27 2006-01-20 Shape simulation method, program and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312612A JP4750531B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 形状シミュレーション方法、プログラム及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007123485A true JP2007123485A (ja) 2007-05-17
JP4750531B2 JP4750531B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=37997589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005312612A Expired - Fee Related JP4750531B2 (ja) 2005-10-27 2005-10-27 形状シミュレーション方法、プログラム及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7693694B2 (ja)
JP (1) JP4750531B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9152741B2 (en) 2012-01-17 2015-10-06 Sony Corporation Three-dimensional shape generation method, program, and recording medium

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4778558B2 (ja) * 2006-08-30 2011-09-21 富士通株式会社 有限要素法と境界要素法による結合方程式の高速演算処理方法
JP5165907B2 (ja) * 2007-03-06 2013-03-21 株式会社東芝 成膜形状シミュレーション方法及び電子デバイスの製造方法
JP5422063B2 (ja) * 2011-12-06 2014-02-19 株式会社Jsol シミュレーション装置、シミュレーション方法及びコンピュータプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001274152A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Toshiba Corp 成膜プロセス評価装置、成膜プロセス評価方法、成膜プロセス評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0449422B1 (en) * 1990-02-26 1997-06-18 Nec Corporation Semiconductor memory device
JP3255469B2 (ja) * 1992-11-30 2002-02-12 三菱電機株式会社 レーザ薄膜形成装置
TW442693B (en) * 1997-02-24 2001-06-23 Seiko Epson Corp Color filter and its manufacturing method
JP3388203B2 (ja) 1999-05-28 2003-03-17 株式会社半導体先端テクノロジーズ 形状シミュレーション方法、装置および記録媒体
JP2001117213A (ja) * 1999-08-10 2001-04-27 Nikon Corp フォトマスク、該フォトマスクの製造方法、該フォトマスクを扱う投影露光装置、及び投影露光方法
US20050174473A1 (en) * 1999-11-18 2005-08-11 Color Kinetics, Inc. Photography methods and systems
JP2001168000A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Nikon Corp 露光装置の製造方法、および該製造方法によって製造された露光装置を用いたマイクロデバイスの製造方法
US6534751B2 (en) * 2000-02-28 2003-03-18 Kyocera Corporation Wafer heating apparatus and ceramic heater, and method for producing the same
EP1367150B1 (en) * 2001-02-14 2009-08-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Production method for semiconductor crystal and semiconductor luminous element
US6488771B1 (en) * 2001-09-25 2002-12-03 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Method for growing low-defect single crystal heteroepitaxial films
KR100504693B1 (ko) * 2003-02-10 2005-08-03 삼성전자주식회사 강유전체 메모리 소자 및 그 제조방법
JP4314462B2 (ja) * 2003-07-25 2009-08-19 信越化学工業株式会社 フォトマスクブランク用基板の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001274152A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Toshiba Corp 成膜プロセス評価装置、成膜プロセス評価方法、成膜プロセス評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9152741B2 (en) 2012-01-17 2015-10-06 Sony Corporation Three-dimensional shape generation method, program, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
US7693694B2 (en) 2010-04-06
JP4750531B2 (ja) 2011-08-17
US20070100553A1 (en) 2007-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6230442B2 (ja) 算出装置、方法及びプログラム
EP3317852B1 (en) Method in constructing a model of a scenery and device therefor
JP2009049111A (ja) シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム
JP4750531B2 (ja) 形状シミュレーション方法、プログラム及び装置
JP5695763B2 (ja) イベント系列のリスク評価値を可視化する方法、装置及びコンピュータプログラム
Gupta et al. Unbiased estimation of parameter sensitivities for stochastic chemical reaction networks
JP6457927B2 (ja) 気象データ同化方法、気象予測方法および気象予測システム
CA2691192A1 (en) Correction of velocity cubes for seismic depth modeling
JP2011103036A (ja) 設計モデル活用型設計探査方法及び装置
JP2013050814A (ja) 剛体運動及び弾性変形の解析方法
US11704841B2 (en) Apparatus for estimating sameness of point cloud data and system for estimating sameness of point cloud data
JP7442055B2 (ja) 電子密度推定方法、電子密度推定装置、及び電子密度推定プログラム
CN116861822A (zh) 基于笛卡尔网格的物面边界的处理方法及装置
JP6891613B2 (ja) 磁性材料シミュレーションプログラム、磁性材料シミュレーション装置、及び磁性材料シミュレーション方法
JP2010113527A (ja) バグ摘出予測システム
Evensen Application of ensemble integrations for predictability studies and data assimilation
EP2926244A1 (en) Method and apparatus for creating 3d model
JP2019021071A (ja) 調整係数推定装置、モデル学習装置、及び方法
JP5954161B2 (ja) 解析方法、解析装置、及びプログラム
JP7176371B2 (ja) 推定装置、推定方法及びプログラム
Murthy et al. Adaptive finite element analysis of mixed-mode fracture problems containing multiple crack-tips with an automatic mesh generator
JP2003091742A (ja) メッシュ簡単化装置、プログラム及び記憶媒体
JP2000339294A (ja) 構造物の振動モード計算方法、構造物の振動周波数計算方法、および記録媒体
JP2005242580A (ja) パラメータ推定方法、データ予測方法、パラメータ推定装置、データ予測装置、及びコンピュータプログラム
CN116263985A (zh) 特征点提取方法、装置、计算机设备和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees