JP2007123308A - チョークコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】実装端子電極間の距離を短くすることができ、これによってチョークコイル全体の小型化を可能にするということを目的としたものである。
【解決手段】空芯部を有し両端に引き出し部2を備えた巻線コイル1と、金属磁性粉と接合剤とからなり前記巻線コイルを加圧成形により封止する第1の磁性体5と、前記引き出し部を回路基板へ接続する2つの実装端子電極7とからなるチョークコイルにおいて、金属磁性粉と接合剤とからなり、第1の磁性体5より透磁率の高い第2の磁性体6を加圧成形し、座板12に突起部13を有した座板付タブレット14とし、前記座板付タブレット14の突起部13を中心軸として銅線を巻回して引き出し部2を備えた前記巻線コイル1を形成し、前記座板12を前記回路基板と反対側に配置するとともに前記座板付タブレット14と前記巻線コイル1を前記第1の磁性体によって封止して加圧成形したチョークコイルを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器、通信機器等にDC/DCコンバータなどの回路素子として使用されるチョークコイルに関するものである。
従来のチョークコイルの分解斜視図を図5に示す。図6は従来のチョークコイルの斜視図である。
図5および図6において、21は銅線などからなる巻線コイルであり、両端には引き出し部22を備えており、空芯部23を形成するように同軸上に巻回されている。24は金属磁性粉と接合剤などからなり加圧成形により巻線コイル21を封止する磁性体である。27は実装端子電極であり、巻線コイル21の引き出し部22に接続され、磁性体24の底面に接着剤などで固定されている。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては例えば特許文献1が知られている。
特開2004−197218号公報
図7は従来のチョークコイルを実装基板28にはんだ29によって接続した際の断面図である。Bは磁性体24の底面に取り付けられる2つの実装端子電極27間の磁性体24内における絶縁距離である。この絶縁距離Bは実装端子電極27間の物理的な距離と実装端子電極27に接している磁性体24の絶縁抵抗値によって決定される。すなわち、磁性体24をより絶縁抵抗値の高い磁性体にすると絶縁距離Bはより短くすることができるのである。従来のチョークコイルは端子間の絶縁距離を確保しなければならず、ある一定以上小型化できないという課題を有していた。そこで本発明ではさらなる小型化を可能にするため実装端子電極間の絶縁を確保することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために第1の磁性体と、第1の磁性体より透磁率の高い第2の磁性体を加圧成形し座板に突起部を有した座板付タブレットとし、タブレットを中心軸として銅線を巻回して引き出し部を備えた巻線コイルを形成し、座板を回路基板と反対側に配置するとともに、封止し加圧成形することを特徴としたものである。
本発明によれば、巻線コイルの中心となるタブレットを第1の磁性体より透磁率の高いすなわち絶縁抵抗の低い第2の磁性体で形成し、実装端子電極間にはこの第2の磁性体より透磁率の低いすなわち絶縁抵抗の高い第1の磁性体が存在しているので、実装端子電極間の距離を短くすることができる。この結果チョークコイル全体の小型化を可能にすることが出来るものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態におけるチョークコイルについて図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に用いられるチョークコイルの断面図を図1に、本実施の形態に用いられる座板付タブレットを図2に、本実施の形態に用いられるチョークコイルの組立図を図3に示す。従来のチョークコイルと同一構成のものについては説明を省略する。
図1、図2、図3において、1は巻線コイル、2は引き出し部、7は実装端子電極である。5は金属磁性材料を粉末にして表面を絶縁皮膜で覆い、接合剤を混ぜた第1の磁性体である。6は金属磁性粉と接着剤とからなり、第1の磁性体5より高い透磁率の第2の磁性体であり、座板12に突起部13を有する座板付タブレット14として加圧成形され、座板付タブレット14の突起部13を中心軸として銅線を巻回して引き出し部2を備えた巻線コイル1を形成し、座板12を図中では下側となる実装側と反対側に配置するとともに座板付タブレット14と巻線コイル1を第1の磁性体5で封止する。ここで図3(a)は組み立て時の位置関係を示す斜視図であり、座板付きタブレット14の突起部13を中心軸として銅線を巻回して引き出し部を備えた巻線コイルは図示されていない。一方図3(b)は座板付きタブレット14の突起部13を中心軸として銅線を巻回して引き出し部2を備えた巻線コイルの斜視図であり、図3(a)の位置関係により他の構成要素とともに組み立てられる。Aは第1の磁性体5の底面に取り付けられる2つの実装端子電極7間の第1の磁性体5内における絶縁距離である。この絶縁距離Aは実装端子電極7の物理的な距離と実装端子電極7に接している磁性体5の絶縁抵抗値によって決定される。
巻線コイル1と実装端子電極7との間に、座板付タブレット14を構成する第2の磁性体6よりも透磁率の低い、すなわち絶縁抵抗の高い第1の磁性体5を備えているので、従来に比べ、実装端子電極7の絶縁距離Aを小さくできるものである。
これは、従来であれば、小型化する際には実装端子電極7間の距離を小さくすることによって実現していた。しかしながら、外形寸法が3mm以下にするといった小型化の場合、基板への実装面積を小さくするには限界があるため、実装端子電極7の距離を小さくすることにも限界があった。
しかし、本実施の形態によれば、第1の磁性体5は座板付タブレット14を構成する第2の磁性体6よりも絶縁抵抗が高ければよく、例えば第2の磁性体6の加圧成形時の圧力を第1の磁性体5の加圧成形時の圧力より低くすることによって実現してもよい。このようにすることによって、同一の磁性体を用いて生産することが可能になるので、生産コストを抑えることが可能となるものである。
また、本実施の形態によれば、同様に座板付タブレット14を構成する第2の磁性体6の密度を第1の磁性体5の密度より高くすることによって実現してもよい。このようにすることによって、同一の磁性体を用いて生産することが可能になるので、生産コストを抑えることが可能となるものである。
さらに、本実施の形態によれば、同様に第2の磁性体6に用いる金属磁性粉を第1の磁性体5に用いる金属磁性粉と同じものとし、接合剤として用いる絶縁樹脂を座板付タブレット14を構成する第2の磁性体6の含有率を第1の磁性体5に用いる絶縁樹脂の含有率より低くすることによって実現してもよい。このようにすることによって、同一の金属磁性粉を用いて生産することが可能になるので、生産コストを抑えることが可能となるものである。
このように、第1の磁性体5の透磁率を第2の磁性体6の透磁率より低くする、すなわち第1の磁性体5の絶縁抵抗を第2の磁性体6の絶縁抵抗より高くすればよいものであり、この点が本発明における技術的特徴の一つである。
図4は本実施の形態に用いられるチョークコイルの斜視図である。本実施の形態によれば、2種類の磁性体を使用するので、チョークコイルの側面からは磁性体の界面11を確認できるようになる。
以上のように、本発明にかかるチョークコイルによれば、実装端子電極間の距離を短くすることができるので、チョークコイル全体の小型化が可能となり、各種電子機器、通信機器等にDC/DCコンバータなどの回路素子としての用途にも適用できる。
本発明の実施の形態におけるチョークコイルの断面図 本発明の実施の形態における座板付タブレットの斜視図 本発明の実施の形態における組立図 本発明の実施の形態の斜視図 従来のチョークコイルの(組立完成)斜視図 従来のチョークコイルの斜視図 従来のチョークコイルの断面図
符号の説明
1 巻線コイル
2 引き出し部
5 第1の磁性体
6 第2の磁性体
7 実装端子電極
11 界面
12 座板
13 突起部
14 座板付タブレット
21 巻線コイル
22 引き出し部
23 空芯部
24 磁性体
27 実装端子電極
28 実装基板
29 はんだ

Claims (4)

  1. 空芯部を有し両端に引き出し部を備えた巻線コイルと、金属磁性粉と接合剤とからなり前記巻線コイルを加圧成形により封止する第1の磁性体と、前記引き出し部を回路基板へ接続する2つの実装端子電極とからなるチョークコイルにおいて、金属磁性粉と接合剤とからなり、第1の磁性体より透磁率の高い第2の磁性体を加圧成形し、座板に突起部を有した座板付タブレットとし、前記座板付タブレットの突起部を中心軸として銅線を巻回して引き出し部を備えた前記巻線コイルを形成し、前記座板を前記回路基板と反対側に配置するとともに前記座板付タブレットと前記巻線コイルを前記第1の磁性体によって封止して加圧成形したチョークコイル。
  2. 前記第2の磁性体の材料を前記第1の磁性体と同じものとし、前記第2の磁性体の加圧成形時の圧力は前記第1の磁性体の加圧成形時の圧力より高い圧力で封止したことを特徴とした請求項1に記載のチョークコイル。
  3. 前記第2の磁性体の材料を前記第1の磁性体と同じものとし、前記第2の磁性体の密度を前記第1の磁性体の加圧成形時の密度より高くしたことを特徴とした請求項1に記載のチョークコイル。
  4. 前記第2の磁性体の金属磁性粉を前記第1の磁性体の金属磁性粉と同じものとし、前記第2の磁性体と前記第1の磁性体に用いる接合剤を絶縁樹脂とし、前記第2の磁性体の絶縁樹脂の含有率は前記第1の磁性体の絶縁樹脂の含有率より低いことを特徴とした請求項1に記載のチョークコイル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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