JP2007123111A - テープ巻き電線の製造方法および製造装置 - Google Patents

テープ巻き電線の製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007123111A
JP2007123111A JP2005314979A JP2005314979A JP2007123111A JP 2007123111 A JP2007123111 A JP 2007123111A JP 2005314979 A JP2005314979 A JP 2005314979A JP 2005314979 A JP2005314979 A JP 2005314979A JP 2007123111 A JP2007123111 A JP 2007123111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
wound
supply means
winding
around
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005314979A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sasaki
健一 佐々木
Ryuji Yoshida
竜二 吉田
Kiyonori Yokoi
清則 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2005314979A priority Critical patent/JP2007123111A/ja
Publication of JP2007123111A publication Critical patent/JP2007123111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

【課題】 稼働中にテープに付与する張力を調整することが可能なテープ巻き電線の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】 所定の速度で送られている心線11の外側に、テープ供給手段14から繰り出されるテープ12をテープ巻き付け手段16により巻きつけてテープ巻き電線13を製造する。このとき、テープ供給手段14に設けられている受け部15に、流体吹き付け手段18により流体17を吹き付けてテープ供給手段14に回転抵抗を付与することによりテープ12に張力を付与するので、稼働中でも容易にテープ12に張力を付与することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はテープ巻き線材の製造方法および製造装置、特にテープ巻き電線の製造方法および製造装置に係り、例えば、導体の外周にテープを巻回したテープ巻き電線の製造方法および製造装置に関するものである。
従来より、導体である心線の外側に絶縁テープ等を巻回するテープ巻き電線の製造方法および製造装置等が知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載のテープ巻き電線の製造方法および製造装置では、線材を中心として回転するフライヤに2ヶのテープパッドを装着して、これらテープパッドからそれぞれテープを同時に繰り出す。テープパッドから繰り出された2枚のテープは、対応するガイドロール、角度ピンを経て、線材上に互いに180°反対位置から巻き付けられる。これにより、線材上には2枚のテープが交互にラップしながら同時巻きされ、両テープのラップ目が一方向となる1枚巻相当の重ね巻き構造が得られる。
特開平7−320571号公報(図1)
ところで、前述した特許文献1に開示されている発明等では、テープをバネで押したり、テープが巻かれているテープ供給リールの軸にバネ押圧したりしてトルクを付与することによりテープに張力を与えるものが多く用いられているため、張力の調整が困難である。
特に、図5に示すテープ巻き電線の製造装置100ように、テープ巻き電線の製造装置100が、走行する心線101に巻き付けるテープ102が巻かれているテープ供給リール103に、バネ104および錘105を有する張力付与機構106によりトルクを付与してテープ102に張力を付与している場合には、テープ供給リール103におけるテープ102の巻き径が減少してくるとバネ104がリール103を押す力がほぼ一定である一方でテープの巻き径が減少してテープ102に付与される張力が増加する傾向にある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、稼働中にテープに付与する張力を調整することが可能なテープ巻き電線の製造方法および製造装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかるテープ巻き電線の製造方法の第1の特徴は、少なくとも導体を有する心線の外周にテープを巻きつけるテープ巻き電線の製造方法であって、前記テープを巻き付けたテープ供給手段から該テープを繰り出し、繰り出された前記テープを走行する前記心線の外周に巻き回し、前記テープ供給手段から前記テープを繰り出す際に、前記テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けて前記テープ供給手段に付与する回転抵抗を調整することにより前記テープに付与する張力を調整することにある。
このように構成されたテープ巻き電線の製造方法においては、所定の速度で送られている心線の外側に、テープ供給手段から繰り出されるテープを巻きつけてテープ巻き電線を製造する。このとき、テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けてテープ供給手段に回転抵抗を付与することによりテープに張力を付与するので、稼働中でも容易にテープに張力を付与することができる。
また、本発明にかかるテープ巻き電線の製造方法の第2の特徴は、上記本発明の第1の特徴において、前記テープの巻き径の減少につれて前記テープ供給手段にその回転方向と同一方向の向きに吹き付ける前記流体の量を徐々に増加させることにより前記テープに付与する張力を一定の範囲内の大きさに調整することにある。
また、本発明にかかるテープ巻き電線の製造方法の第3の特徴は、上記本発明の第1の特徴において、前記テープの巻き径の減少につれて前記テープ供給手段にその回転方向と反対方向の向きに吹き付ける前記流体の量を徐々に減少させることにより前記テープに付与する張力を一定の範囲内の大きさに調整することにある。
また、本発明にかかるテープ巻き電線の製造方法の第4の特徴は、前記テープに付与される張力が、300MPa以下であることにある。
このように構成されたテープ巻き電線の製造方法においては、テープに付与する張力が300MPa以下であるので、テープを破断させることなく心線に巻き付けることができる。
また、本発明にかかるテープ巻き電線の製造装置の特徴は、少なくとも導体を有する心線の外周にテープを巻きつけるテープ巻き電線の製造装置であって、繰り出される前記テープが巻き付けられ外側に露出した受け部を備えたテープ供給手段と、走行する前記心線の周囲に前記テープを巻き回すテープ巻き付け手段と、前記テープ供給手段の受け部に流体を吹き付ける流体吹き付け手段と、を備えたことにある。
このように構成されたテープ巻き電線の製造装置においては、所定の速度で送られている心線の外側に、テープ供給手段から繰り出されるテープをテープ巻き付け手段により巻きつけてテープ巻き電線を製造する。このとき、テープ供給手段に設けられている受け部に流体吹き付け手段により流体を吹き付けてテープ供給手段に回転抵抗を付与することによりテープに張力を付与する。装置の稼働中でも流体の吹き付け量を変えれば、それによりテープに加わる張力を変えることができるので、容易にテープに付与される張力を変更することができる。
また、本発明にかかるテープ巻き線材の製造方法の第6の特徴は、線材の外周にテープを巻きつけるテープ巻き線材の製造方法であって、前記テープを巻き付けたテープ供給手段から該テープを繰り出し、繰り出された前記テープを走行する前記線材の外周に巻き回し、前記テープ供給手段から前記テープを繰り出す際に、前記テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けて前記テープ供給手段に付与する回転抵抗を調整することにより前記テープに付与する張力を調整することにある。
このように構成されたテープ巻き線材の製造方法においては、所定の速度で送られている線材の外側に、テープ供給手段から繰り出されるテープを巻きつけてテープ巻き線材を製造する。このとき、テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けてテープ供給手段に回転抵抗を付与することによりテープに張力を付与するので、稼働中でも容易にテープに張力を付与することができる。
また、本発明にかかるテープ巻き線材の製造装置の第7の特徴は、線材の外周にテープを巻きつけるテープ巻き線材の製造装置であって、繰り出される前記テープが巻き付けられ外側に露出した受け部を備えたテープ供給手段と、走行する前記線材の周囲に前記テープを巻き回すテープ巻き付け手段と、前記テープ供給手段の受け部に流体を吹き付ける流体吹き付け手段と、を備えたことにある。
このように構成されたテープ巻き線材の製造装置においては、所定の速度で送られている線材の外側に、テープ供給手段から繰り出されるテープをテープ巻き付け手段により巻きつけてテープ巻き線材を製造する。このとき、テープ供給手段に設けられている受け部に流体吹き付け手段により流体を吹き付けてテープ供給手段に回転抵抗を付与することによりテープに張力を付与する。装置の稼働中でも流体の吹き付け量を変えれば、それによりテープに加わる張力を変えることができるので、容易にテープに付与される張力を変更することができる。
本発明によれば、所定の速度で送られている心線の外側に、テープ供給手段から繰り出されるテープを巻きつけてテープ巻き電線を製造する。このとき、テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けてテープ供給手段に回転抵抗を付与することによりテープに張力を付与するので、吹き付ける流体の量を調整することにより、稼働中でも容易にテープに張力を付与することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るテープ巻き電線の製造装置の要部を示す斜視図、図2はテープ供給手段に設けられている受け部の一例を示す正面図、図3(A)および(B)は、受け部の別の例を示す正面図である。
図1に示すように、本発明にかかるテープ巻き電線の製造装置10は、少なくとも導体を有する心線11の外周にテープ12を巻きつけたテープ巻き電線13の製造装置であって、繰り出される前記テープ12が巻き付けられ外側に露出した受け部15を備えたテープ供給手段としてのテープ供給リール14と、走行する前記心線11の周囲に前記テープ12を巻き回すテープ巻き付け手段としての角度調整部材16と、前記テープ供給リール14の受け部15に例えば空気17のような流体を吹き付ける流体吹き付け手段としてのノズル18と、を備えている。
なお、テープ供給リール14の上側にはバネ23を介しておもり24が乗せられており、おもり23の重さによってテープ供給リール14の回転抵抗を常に一定の大きさで発生するようにしている。また、図1においては、受け部15をテープ供給リール14の上側に設けたが、テープ供給リール14の下側に設けることもできる。あるいは、上側および下側の両方に設けることもできる。
次に、本発明にかかるテープ巻き電線の製造方法について説明する。
本発明は、軽量または薄いテープを巻き付けてテープ巻き電線とする場合に有効である。テープ重量が満巻状態で1kg以下である場合や、電線の径が0.2乃至1.0mmである場合に特に有効である。
少なくとも導体を有する心線11の外周にテープ12を巻きつけるテープ巻き電線の製造方法であって、テープ12を巻き付けたテープ供給リール14から該テープ12を繰り出し、繰り出されたテープ12を走行する心線11の外周に巻き回す。そして、テープ供給リール14からテープ12を繰り出す際に、テープ供給リール14に設けられている受け部15に流体である空気17を吹き付けてテープ供給リール14に生じる回転抵抗を調整することによりテープ12に張力を付与する。
心線11は一定の速度で走行し、テープ12を巻き付けたテープ巻き電線13が、完成品巻取ボビン19により巻き取られる。電線13は直接完成品巻取ボビン19により一定速度で巻き取られるようにしても良いが、電線13を一定の速度で送る送り装置19aを設けて、送り装置19aにより送られた電線13を完成品巻取ボビン19で巻き取るようにする方が巻き取り張力の調整ができて良い。
また、心線11は、テープ供給リール14の回転軸を貫通して走行しており、テープ供給リール14から繰り出されたテープ12は、角度調整部材16を経て所定の角度で心線11の外周面に巻きつけられる。
なお、テープとしては、例えば、綿、紙、プラスチック、ゴム、アルミニウム、銅、ステンレス、黄銅、軟鉄等、用途に応じて種々のものを用いることができる。
テープ供給リール14は、円筒形状の本体14aの両端に鍔部14bを有しており、少なくとも一方の鍔部14bの外側面には、ノズル18によって吹き付けられる空気17を受ける受け部15が露出して設けられている。
受け部15は、図2に示すように、鍔部14bの外周縁に鍔部14bの半径Rに対して所定の角度θで交差する方向あるいは半径方向(すなわちθ=0°)に複数枚の平板21を取り付けて形成することができる。
そして、ノズル18からの空気17を平板21に流体が当たるようにする。例えば、テープ供給リール14が図2において時計方向(図2中矢印A方向)へ回転しながらテープ12を繰り出している場合においてテープ供給リール14の回転抵抗が小さい場合には、テープ供給リール14に回転抵抗を付与することによりテープ12の張力を増加する方向へ空気17を吹き付ける。すなわち、図2においてはテープ供給リール14を反時計方向へ回転させる鍔部14bの上縁側の平板21にノズル18Aによって流体を吹き付けるようにする。そして、テープ供給リール14に巻かれているテープ12の量が減少することによりテープの巻き径が小さくなりテープ12に付与される張力が増加するにつれてテープ供給リール14に吹き付ける空気17の量を減少してテープ12に付与される張力を一定の範囲内に調整する。すなわち、空気17の吹き付けを次第に弱くしてテープ供給リール14の回転抵抗を小さくして、テープ12に付与される張力が一定になるようにする。ここで、テープ12に付与される張力を300MPa以下とすれば、破断のおそれがない。
逆に、テープの巻き径が小さくなるにつれて、回転を助ける方向に流体を吹きつける量を増加することもできる。すなわち、図2においてテープ供給リール14を時計方向へ回転させる方向に空気17を平板21に吹き付けることによりテープ供給リール14の回転を補助してテープ12の張力を減じるようにする。そして、テープ供給リール14に巻かれているテープ12の量が減少し巻き径が小さくなってテープ12の張力が増加するにつれて、空気17の吹き付けを次第に強くする。この場合、テープの巻き径がある程度小さくなってから空気17を吹き付け始め、徐々に吹き付ける量または速度を大きくしていくようにしても良い。
以上、前述したテープ巻き電線の製造方法および製造装置によれば、所定の速度で送られている心線11の外側に、テープ供給リール14から繰り出されるテープ12を巻きつけてテープ巻き電線13を製造する際に、テープ供給リール14に設けられている受け部15に空気17を吹き付けてテープ供給リール14の回転抵抗を調整することによりテープ12の張力を一定の範囲とするので、吹き付ける空気17の量や速度を調整することにより、稼働中でも容易にテープ12に付与する張力を調整することができる。これにより、安定した張力でテープ12を巻き付けることができることになる。
また、大巻量のテープ12をテープ供給リール14に巻いても、テープ12の残量がほぼなくなったときに張力がテープ満巻時に比べて大きくなり過ぎないので、大巻量のテープ12を使用することが可能になり、長いテープ巻き電線13を連続して製造することができるようになる。これに伴い、設備の稼働率が向上し、生産性が向上するので、コストの低減を図ることができる。
なお、本発明のテープ巻き電線の製造方法および製造装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、テープ供給リール14に突きつける流体として空気17を例示したが、そのほかの気体や、例えば水のような流体を用いることもできる。
また、図2においては、受け部15に平板21を設けた場合について説明したが、その他の形状の部材22を用いることもできる。例えば、図3(A)に示すような半円形状の部材22aや、図3(B)に示すような三角形状の部材22b等を設けることもできる。
また、前述したテープ巻き電線の製造方法および製造装置10においては、図2中実線で示すように、流体吹き付け手段としてのノズル18を受け部15の一方の側(図2中上側)に空気17を吹き付けるように配置したが、図2中受け部15の下側に空気17を吹き付ける位置にもノズル18B(図2において一点鎖線で表示)を設けておくのが望ましい。
通常、テープ12の巻き方向が、右巻きと左巻きとあるため、巻き方向によりいずれかのノズル18、18Bを選択して使用することにより、いずれの巻き方向にも対応することが可能になる。
また、前述したテープ巻き電線の製造方法および製造装置10においては、心線11の外周面に一枚のテープ12を巻回する場合が示されているが、同様のテープ供給リール14およびテープ巻き付け手段である角度調整部材16を複数個設けることにより、複数枚のテープ12を巻回することができる。この場合において、各テープ供給リール14を別個に設ける場合には、各テープ供給リール14に受け部15を設けるようにする。一方、テープ供給リール14を一体的に設ける場合には、最も外側のテープ供給リール14にのみ受け部15を設けるようにする。
また、前述した実施形態においては、テープ供給リール14の鍔部14bに受け部15の平板21を設けたが、図4に示すように、テープ供給リール14をアタッチメント25に一体的に取付け、このアタッチメント25に受け部15の平板21等を取付けるようにしても良い。アタッチメント25はテープ供給リール14の下側に限らず、上側あるいは両側に設けることも可能である。なお、アタッチメント25にテープ供給リール14を着脱可能に取付けるようにすれば、テープ12が無くなった場合には、テープ供給リール14のみを交換すればよいことになる。また、アタッチメント25とテープ供給リール14とが滑らないように両者を連結する係合部を設けると良い。
また、本発明にかかるテープ巻き電線の製造方法および製造装置10においては、テープ12の張力を測定して所定の範囲内であることを確認しつつ製造するようにしても良い。そして、張力が所定の範囲を外れそうになったら流体の量を調整して所定の範囲を外れないようにしても良い。このために、張力測定手段や制御手段等を設けるようにしても良い。
線速に応じて巻き径の減少の傾向はほぼ予測できるので、流体の吹き付けの変化は予め決められたパターンに従うようにしても良い。
また、前述したテープ巻き電線の製造方法および製造装置10は、心線11の外周面にテープ12を巻回するものであったが、心線11の代わりに線材を用い、全く同様にして線材の外周面にテープ12を巻き回すようにすることができる。
以上のように、本発明に係るテープ巻き電線の製造方法および製造装置は、所定の速度で送られている心線の外側に、テープ供給手段から繰り出されるテープを巻きつけてテープ巻き電線を製造する。このとき、テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けてテープ供給手段に回転抵抗を付与することによりテープに張力を付与するので、吹き付ける流体の量を調整することにより、稼働中でも容易にテープに張力を調整して付与することができるという効果を有し、導体の外周にテープを巻回したテープ巻き電線の製造方法および製造装置等として有用である。
本発明の実施形態に係るテープ巻き電線の製造装置の一例を示す構成図である。 テープ供給手段に設けられている受け部を示す正面図である。 (A)および(B)は、受け部の別の例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るテープ巻き電線の製造装置の別の例を示す構成図である。 従来のテープ巻き電線の製造装置の要部を示す斜視図である。
符号の説明
10 製造装置
11 心線
12 テープ
13 テープ巻き電線
14 テープ供給リール(テープ供給手段)
15 受け部
16 角度調整部材(テープ巻き付け手段)
17 空気(流体)
18 ノズル(流体吹き付け手段)

Claims (7)

  1. 少なくとも導体を有する心線の外周にテープを巻きつけるテープ巻き電線の製造方法であって、
    前記テープを巻き付けたテープ供給手段から該テープを繰り出し、繰り出された前記テープを走行する前記心線の外周に巻き回し、
    前記テープ供給手段から前記テープを繰り出す際に、前記テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けて前記テープ供給手段に付与する回転抵抗を調整することにより前記テープに付与する張力を調整することを特徴とするテープ巻き電線の製造方法。
  2. 前記テープの巻き径の減少につれて前記テープ供給手段にその回転方向と同一方向の向きに吹き付ける前記流体の量を徐々に増加させることにより前記テープに付与する張力を一定の範囲内の大きさに調整することを特徴とする請求項1に記載のテープ巻き電線の製造方法。
  3. 前記テープの巻き径の減少につれて前記テープ供給手段にその回転方向と反対方向の向きに吹き付ける前記流体の量を徐々に減少させることにより前記テープに付与する張力を一定の範囲内の大きさに調整することを特徴とする請求項1に記載のテープ巻き電線の製造方法。
  4. 前記テープに付与される張力が、300MPa以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のテープ巻き電線の製造方法。
  5. 少なくとも導体を有する心線の外周にテープを巻きつけるテープ巻き電線の製造装置であって、
    繰り出される前記テープが巻き付けられ外側に露出した受け部を備えたテープ供給手段と、走行する前記心線の周囲に前記テープを巻き回すテープ巻き付け手段と、前記テープ供給手段の受け部に流体を吹き付ける流体吹き付け手段と、を備えたことを特徴とするテープ巻き電線の製造装置。
  6. 線材の外周にテープを巻きつけるテープ巻き線材の製造方法であって、
    前記テープを巻き付けたテープ供給手段から該テープを繰り出し、繰り出された前記テープを走行する前記線材の外周に巻き回し、
    前記テープ供給手段から前記テープを繰り出す際に、前記テープ供給手段に設けられている受け部に流体を吹き付けて前記テープ供給手段に付与する回転抵抗を調整することにより前記テープに付与する張力を調整することを特徴とするテープ巻き線材の製造方法。
  7. 線材の外周にテープを巻きつけるテープ巻き線材の製造装置であって、
    繰り出される前記テープが巻き付けられ外側に露出した受け部を備えたテープ供給手段と、走行する前記線材の周囲に前記テープを巻き回すテープ巻き付け手段と、前記テープ供給手段の受け部に流体を吹き付ける流体吹き付け手段と、を備えたことを特徴とするテープ巻き線材の製造装置。
JP2005314979A 2005-10-28 2005-10-28 テープ巻き電線の製造方法および製造装置 Pending JP2007123111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314979A JP2007123111A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 テープ巻き電線の製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005314979A JP2007123111A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 テープ巻き電線の製造方法および製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007123111A true JP2007123111A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38146722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005314979A Pending JP2007123111A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 テープ巻き電線の製造方法および製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007123111A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101395657B1 (ko) * 2013-10-23 2014-05-16 김종연 선재 테이핑 장치
CN104078167A (zh) * 2014-06-23 2014-10-01 胡本奎 一种电线线芯绝缘层缠绕装置
KR20180040223A (ko) * 2016-10-12 2018-04-20 이선케이블주식회사 선재의 pi테이프용 테이핑 장치
CN114029188A (zh) * 2022-01-07 2022-02-11 江苏骏源新材料有限公司 电缆制造用的表面喷涂处理设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101395657B1 (ko) * 2013-10-23 2014-05-16 김종연 선재 테이핑 장치
CN104078167A (zh) * 2014-06-23 2014-10-01 胡本奎 一种电线线芯绝缘层缠绕装置
KR20180040223A (ko) * 2016-10-12 2018-04-20 이선케이블주식회사 선재의 pi테이프용 테이핑 장치
KR101890264B1 (ko) 2016-10-12 2018-08-21 이선케이블주식회사 선재의 pi테이프용 테이핑 장치
CN114029188A (zh) * 2022-01-07 2022-02-11 江苏骏源新材料有限公司 电缆制造用的表面喷涂处理设备
CN114029188B (zh) * 2022-01-07 2022-03-15 江苏骏源新材料有限公司 电缆制造用的表面喷涂处理设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010194576A (ja) 溶接ワイヤ巻替え方法およびその装置
CN101454850A (zh) 绕线装置、张紧装置以及绕线方法
JP2007123111A (ja) テープ巻き電線の製造方法および製造装置
TW201130578A (en) Coiling device, and method for operating a coiling device
JP2010173859A (ja) 繊維束の綾振り装置、繊維束パッケージの製造装置および製造方法
JPH06251B2 (ja) 余長付線条体入り金属管の製造方法
JP3657599B1 (ja) 環状同芯撚りビードコードの製造方法及び製造装置
JP3878111B2 (ja) フィルムの巻出し方法及び装置
JP5776077B2 (ja) 巻取装置
JP4263076B2 (ja) スチールワイヤゴム複合材料の製造方法及びその装置
JP2006231529A (ja) シュリンクラベルの製造装置
JP2013227093A (ja) 巻取装置
JP2005200179A (ja) テープ類の繰り出し方法
JP7018186B2 (ja) ウェブ巻取装置及びウェブ巻取方法
JP2003080489A (ja) テープ裁断機
JP4290521B2 (ja) コード巻取りシステム
JP2713501B2 (ja) 光ファイバ巻き取り機用速度制御装置
JP2008179032A (ja) タイヤ用ビードコアの成形装置
JP2002067586A (ja) 塗膜転写具
US736178A (en) Process of covering wire.
JP2002362833A (ja) 光ファイバ用プーリ
JP4775679B2 (ja) 積層薄帯の製造方法および製造装置
JP2007216614A (ja) ビードコアの製造方法及び製造装置
JP2006315236A (ja) 空気入りタイヤ用ビードの製造方法及び製造装置
US4394206A (en) Apparatus and method for applying an elongated tab to a moving substrate