JP2007122028A - 感光性樹脂組成物およびその積層体 - Google Patents
感光性樹脂組成物およびその積層体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007122028A JP2007122028A JP2006260003A JP2006260003A JP2007122028A JP 2007122028 A JP2007122028 A JP 2007122028A JP 2006260003 A JP2006260003 A JP 2006260003A JP 2006260003 A JP2006260003 A JP 2006260003A JP 2007122028 A JP2007122028 A JP 2007122028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive resin
- group
- mass
- resin composition
- resist pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 CCC(C*=CC(C)(*)C(CC1)CCC1O**(C)(C(C)=C)C(C(*)=C)=O)OC Chemical compound CCC(C*=CC(C)(*)C(CC1)CCC1O**(C)(C(C)=C)C(C(*)=C)=O)OC 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
【解決手段】(a)カルボキシル基含有量が酸当量で100〜600であり、共重合成分としてベンジル(メタ)アクリレートを含有し、かつ、重量平均分子量が5000〜500000であるバインダー用樹脂:10〜90質量%、(b)光重合性不飽和化合物:5〜70質量%、及び(c)光重合開始剤として特定の化合物:0.1〜20質量%含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
【選択図】なし
Description
ここで用いられる感光性樹脂層としては、現在、現像液として弱アルカリ水溶液を用いるアルカリ現像型のものが一般的である。
DFRを用いてプリント配線板等を作成するには、まず保護層を剥離した後、銅張積層板やフレキシブル基板等の永久回路作成用基板上にラミネーター等を用いDFRを積層し、配線パターンマスクフィルム等を通し露光を行う。次に必要に応じて支持体を剥離し、現像液により未露光部分の感光性樹脂層を溶解、もしくは分散除去し、基板上にレジストパターンを形成させる。
露光を行った後、現像液により未露光部分の感光性樹脂層を溶解、もしくは分散除去する工程は、現像工程と呼ばれる。DFRの成分はそのすべてが現像液に溶解するわけではなく、現像工程を重ねるごとに現像液分散性の悪い不溶解成分が増え、凝集物(スカム)を発生する。凝集物は基板上に再付着しテンティング、エッチング工法の場合ショート不
良の原因となり、現像槽の配管を詰まらせることもある。それゆえ凝集物を低減する目的で、光重合性不飽和化合物として、現像液分散性の良い、アルキルフェノール型単官能モノマーを用いる試み(特許文献1)や、フェノキシ型単官能モノマーを用いる試み(特許文献2)があるが、いずれも満足するものではなかった。
従って、現像工程での現像液分散安定性に優れ凝集物を発生せず、高解像度を発現し、良好な硬化膜柔軟性、テンティング性及び良好なエッチング液耐性を有する感光性樹脂組成物が求められてきた。
即ち、本発明は、以下の感光性樹脂組成物、感光性樹脂積層体、レジストパターン形成方法、導体パターンの製造方法の発明である。
(1)(a)カルボキシル基含有量が酸当量で100〜600であり、共重合成分としてベンジル(メタ)アクリレートを10〜90質量%含有し、かつ、重量平均分子量が5000〜500000であるバインダー用樹脂:10〜90質量%、(b)光重合性不飽和化合物:5〜70質量%、(c)光重合開始剤として下記一般式(I)で表される化合物を0.1〜20質量%含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
びIは、それぞれ独立に、水素又は炭素数1〜30の脂肪酸アシル基である。)
(7)(6)記載の感光性樹脂積層体を基板に積層し、露光した後、現像により未露光部を除去する工程を含むレジストパターンの形成方法。
(8)(7)に記載の方法によって、レジストパターンを形成した基板をエッチングまた
はめっきする工程を含む導体パターンの製造方法。
(9)(7)に記載の方法によって、レジストパターンを形成した基板をエッチングまたはめっきする工程を含むプリント配線板の製造方法。
(10)(7)に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングする工程を含むリードフレームの製造方法。
(11)(7)に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかまたはめっきする工程を含む半導体パッケージの製造方法。
(12)(7)に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、サンドブラスト工程によって加工する方法。
本発明で用いられる感光性樹脂積層体は、支持体と保護層の間に感光性樹脂層を挟み込んだ積層フィルム、又は該積層フィルムから保護層を剥離したものであり、感光性エレメント、感光性フィルム、ドライフィルム、ドライフィルムレジストあるいはDFRと呼ばれることもある。
本発明に用いられる、(a)バインダー用樹脂に含まれるカルボキシル基の含有量は、酸当量で100〜600が好ましく、より好ましくは300〜450である。酸当量とは、その中に1当量のカルボキシル基を有する線状重合体の質量を言う。
バインダー用樹脂中のカルボキシル基は、感光性樹脂層にアルカリ水溶液に対する現像性や剥離性を与えるために必要である。酸当量は、現像耐性、解像性および密着性の観点から100以上が好ましく、現像性および剥離性の観点から600以下が好ましい。
本発明の効果をさらに良く発揮するためには、バインダー用樹脂の重量平均分子量は、5000〜200000であることがより好ましく、さらに好ましくは5000〜100000である。分散度(分子量分布と呼ぶこともある)は下記式の重量平均分子量と数平均分子量の比で表される。
(分散度)=(重量平均分子量)/(数平均分子量)
分散度は1〜6程度のものが用いられ好ましくは1〜4である。
分子量は、日本分光(株)製ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)(ポンプ:Gulliver、PU−1580型、カラム:昭和電工(株)製Shodex(登録商標)(KF−807、KF−806M、KF−806M、KF−802.5)4本直列、移動層溶媒:テトラヒドロフラン、ポリスチレン標準サンプル(昭和電工(株)製 Shodex STANDARD SM−105 Polystyrene)による検量線使用)により重量平均分子量(ポリスチレン換算)として求められる。
本発明において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタクリレートを表す。
本発明に用いられる(a)バインダー用樹脂は、ベンジル(メタ)アクリレートに加え、下記の2種類の単量体の中より、下記第一の単量体のうち少なくとも一種、さらに必要に応じて下記第二の単量体を共重合させることにより得られる。
第二の単量体は、非酸性で、分子中に重合性不飽和基を一個有する化合物である。該化合物は、感光性樹脂層の現像性、エッチング及びめっき工程での耐性、硬化膜の可とう性等の種々の特性を保持するように選ばれる。該化合物としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、フルフリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、クレジル(メタ)アクリレート、ナフチル(メタ)アクリレートなどのアリール(メタ)アクリレート、フェニル基を有するビニル化合物(例えば、スチレン)等を用いることができる。
本発明に用いられる(a)バインダー用樹脂は、ベンジル(メタ)アクリレートと、上記第一の単量体および/または第二の単量体との混合物を、アセトン、メチルエチルケトン、又はイソプロパノール等の溶剤で希釈した溶液に、過酸化ベンゾイル、アゾイソブチロニトリル等のラジカル重合開始剤を適量添加し、加熱攪拌することにより合成を行うことが好ましい。混合物の一部を反応液に滴下しながら合成を行う場合もある。反応終了後、さらに溶剤を加えて、所望の濃度に調整する場合もある。合成手段としては、溶液重合以外に、塊状重合、懸濁重合、又は乳化重合を用いてもよい。
(メタ)アクリレートを共重合成分として含むバインダー用樹脂以外のバインダー用樹脂を含有しても良い。
本発明に用いられる(b)光重合性不飽和化合物のうち、下記一般式(V)、及び(VI)で表される光重合性不飽和化合物について説明する。
上記一般式(VI)で表される化合物においては、m7+m8+n7+n8の下限は2以上が好ましく、上限は40以下が好ましい。
上記一般式(V)、(VI)で表わされる化合物においては、これらの値が2未満では硬化膜の柔軟性およびテンティング性が悪化し、これらの値が40を超えると、解像度に対する効果が充分でない。
(b)光重合性不飽和化合物の感光性樹脂組成物の総和に対する割合は、感度の観点から5質量%以上が好ましく、エッジフューズの観点から70質量%以下が好ましい。より好ましくは10〜60質量%、さらに好ましくは15〜55質量%である。
また、(b)上記一般式(V)及び(VI)で表される光重合性不飽和化合物の総和の、感光性樹脂組成物の総和に対する割合は、5〜70質量%の範囲である。解像度の観点から5質量%以上であり、レジストパターンの可とう性の観点から70質量%以下である。より好ましくは10〜40質量%である。
本発明に用いられる、(c)光重合開始剤として、下記一般式(I)で示されるアクリジンについて説明する。
本発明における(c)光重合開始剤の感光性樹脂組成物の総和に対する割合は0.1〜20質量%である。この割合が0.1質量%未満であると十分な感度が得られない。また、この割合が20質量%を超えると、露光時にフォトマスクを通した光の回折によるかぶりが発生しやすくなり、その結果として解像性が悪化する。
また、上記一般式(I)、(III)で示された化合物の併用も可能であり、又、他の光重合開始剤との併用も可能である。ここでの光重合開始剤とは、各種の活性光線、例えば紫外線等により活性化され、重合を開始する化合物である。
また、例えば、チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン等のチオキサントン類と、ジメチルアミノ安息香酸アルキルエステル化合物等の三級アミン化合物との組み合わせもある。
また、N−アリール−α−アミノ酸化合物も用いることも可能であり、これらの中では、N−フェニルグリシンが特に好ましい。
上記一般式(IV)で示される化合物としては、以下の化合物が挙げられるが、これに限定されるものではない。
レート[F:ラウロイル基、G=H=I:水素、m1+m2+m3+m4=20、n1+n2+n3+n4=0、R1:エチレン基(例:日本乳化剤(株)製、ニューコール(商標)25)]、ポリオキシエチレンソルビタンステアレート[F:ステアリル基、G=H=I:水素、m1+m2+m3+m4=20、n1+n2+n3+n4=0、R1:エチレン基(例:三洋化成工業(株)製、イオネット(商標)T−60C)]、ポリオキシエチレンソルビタンオレエート[F:オレイル基、G=H=I:水素、m1+m2+m3+m4=8または20、n1+n2+n3+n4=0、R1:エチレン基(例:日本乳化剤(株)製、ニューコール(商標)82又は85)]、ポリオキシエチレンソルビタンパルミテート[F:パルミチル基、G=H=I:水素、m1+m2+m3+m4=20、n1+n2+n3+n4=0、R1:エチレン基(例:東邦化学工業(株)製、ソルボン(商標)T−40)]、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート[F=G=I:オレオイル基、H:水素、m1+m2+m3+m4=20、n1+n2+n3+n4=0、R1:エチレン基(例:日本乳化剤(株)製、ニューコール(商標)3−85)]、ポリオキシエチレンソルビタンヤシ油脂肪酸エステル[F:ヤシ油脂肪酸のアシル基、G=H=I:水素、m1+m2+m3+m4=20、n1+n2+n3+n4=0、R1:エチレン基(例:三洋化成工業(株)製、イオネット(商標)T−20C)]、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル[F:混合脂肪酸のアシル基(オレイン酸:66%、ステアリン酸:2%、炭素数20の飽和及び不飽和脂肪酸:18%、炭素数16の飽和及び不飽和脂肪酸:7%、炭素数20を超える飽和及び不飽和脂肪酸:7%)、G=H=I:水素、m1+n1+m2+n2+m3+n3+m4+n4=30、(m1+m2+m3+m4)/(n1+n2+n3+n4)=2/1、R1:エチレン基、R2:プロピレン基(例:日本乳化剤(株)製、ニューコール(商標)95−FJ)]等及びそれらの混合物などが挙げられる。
上記一般式(II)で表される化合物の具体例としては、トリブロモメチルフェニルスルフォン、トリクロロメチルフェニルスルフォン、トリブロモメチル−(4−メチルフェニル)スルフォン等がある。特に、トリブロモメチルフェニルスルフォンが好ましい。
発色系染料としては、例えば、ロイコ染料又はフルオラン染料と、ハロゲン化合物の組み合わせがある。 ロイコ染料としては、例えば、トリス(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェニル)メタン[ロイコクリスタルバイオレット]、トリス(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェニル)メタン[ロイコマラカイトグリーン]等が挙げられる。
このような発色系染料の中でも、トリブロモメチルフェニルスルフォンとロイコ染料との組み合わせや、トリアジン化合物とロイコ染料との組み合わせが有用である。
着色物質及び発色剤の量は、感光性樹脂組成物中において、夫々0.01〜10質量%が好ましい。充分な着色性(発色性)が認識できる点から0.01質量%以上、露光部と未露光部のコントラストを有する点と、保存安定性維持の観点から10質量%以下が好ましい。
さらに本発明の感光性樹脂組成物には、必要に応じて可塑剤を含有させてもよい。このような可塑剤としては、例えばジエチルフタレート等のフタル酸エステル類、o−トルエンスルホン酸アミド、p−トルエンスルホン酸アミド、クエン酸トリブチル、クエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリ−n−プロピル、アセチルクエン酸トリ−n−ブチル、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リエチレングリコールアルキルエーテル、ポリプロピレングリコールアルキルエーテル等が挙げられる。
本発明の感光性樹脂積層体は、支持体上に前記感光性樹脂組成物を積層し感光性樹脂層を形成することにより作製する。
支持体としては、通常活性光線を透過させる透明な基材フィルムが用いられ、このような基材フィルムとしては厚み10μm以上100μm以下程度のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂フィルムがあるが、通常適度な可とう性と強度を有するポリエチレンテレフタレートが好ましく用いられる。ラミネート時にシワを発生させにくくするため、また支持体の破損を防ぐために、膜厚は10μm以上であることが好ましい。また充分な解像度を得るために、膜厚は30μm以下であることが好ましい。またヘーズは5以下のものが好ましい。本発明の感光性樹脂層の膜厚は用途によって異なるが、通常5μm以上100μm以下である。より好ましくは、5μm以上50μm以下である。
保護層は、本発明の感光性樹脂層を保護する為のフィルムであり、このようなフィルムとしては10〜100μm厚程度のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂フィルムがあるが、ポリエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムが好ましく用いられる。また、保護層の膜厚は10μm以上50μm以下が好ましい。
支持体、感光性樹脂層、及び保護層を順次積層して感光性樹脂積層体を作成する方法は、従来知られている方法を採用することができる。
例えば感光性樹脂層に用いる感光性樹脂組成物を、これらを溶解する溶剤と混ぜ合わせ均一な溶液にしておき、まず支持体上にバーコーターやロールコーターを用いて塗布して乾燥し、支持体上に感光性樹脂組成物からなる感光性樹脂層を積層する。
次に感光性樹脂層上に保護層をラミネートすることにより感光性樹脂積層体を作製することができる。
本発明において、基板とは、銅張積層板やフレキシブル基板、金属板が挙げられる。
次に、本発明の感光性樹脂積層体を用いてプリント配線板を製造する方法の一例を説明する。
プリント配線板は、以下の各工程を経て製造される。
(1)ラミネート工程
感光性樹脂積層体の保護層を剥がしながら銅張積層板やフレキシブル基板等の基板上にホットロールラミネーターを用いて密着させる工程。
(2)露光工程
所望の配線パターンを有するマスクフィルムを支持体上に密着させ活性光線源を用いて露光を施す工程。
または、マスクフィルムを介さずにレジスト上に直接配線パターンを描画し、露光を施
す工程。
支持体を剥離した後アルカリ現像液を用いて感光性樹脂層の未露光部分を溶解または分散除去、レジストパターンを基板上に形成する工程。
(4)エッチング工程又はめっき工程
形成されたレジストパターン上からエッチング液を吹き付けレジストパターンによって覆われていない銅面をエッチングする工程、またはレジストパターンによって覆われていない銅面に銅、半田、ニッケルおよび錫等のめっき処理を行う工程。
(5)剥離工程
レジストパターンを、アルカリ剥離液を用いて基板から除去する工程。
露光工程において、マスクレス露光方法を用いてもよい。マスクレス露光はフォトマスクを使用せず基板上に直接描画して露光する。光源としては波長350〜410nmの半導体レーザーや超高圧水銀灯などが用いられる。描画パターンはコンピューターによって制御され、この場合の露光量は、光源照度および基板の移動速度によって決定される。
上記(4)エッチング工程は、酸性エッチング、アルカリエッチングなど、使用するDFRに適した方法で行われる。
上記(5)剥離工程で用いられるアルカリ剥離液としては、一般的に現像で用いたアルカリ水溶液よりも更に強いアルカリ性の水溶液、例えば1質量%以上5質量%以下の水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液が挙げられる。
また、セミアディティブ工法等めっき工程を設けた場合には、レジストパターンを剥離後に、レジストパターンの下に現れた銅面をエッチングする場合もある。
本発明のリードフレームの製造方法は、基板として銅、銅合金、鉄系合金等の金属板を用いた上述のレジストパターンの形成方法に続いて、以下の工程を経ることで行われる。
まず、現像により露出した基板をエッチングして導体パターンを形成する。
その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で剥離して、所望のリードフレームを得る。
本発明の半導体パッケージを製造方法は、基板としてLSIとしての回路形成が終了したウェハを用いた上述のレジストパターンの形成方法に続いて、以下の工程を経ることで行われる。
現像により露出した開口部に銅、はんだ等の柱状のめっきを施して、導体パターンを形成する。
その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で剥離し、
更に、柱状めっき以外の部分の薄い金属層をエッチングにより除去することにより、所望の半導体パッケージを得る。
本発明の感光性樹脂積層体をドライフィルムレジストとして用いてサンドブラスト工法により基材に加工を施す場合には、基材上に前記した方法と同様な方法で、感光性樹脂積層体をラミネートし、露光、現像を施す。更に形成されたレジストパターン上からブラスト材を吹き付け目的の深さに切削するサンドブラスト処理工程、基材上に残存した樹脂部分をアルカリ剥離液等で基材から除去する剥離工程を経て、基材上に微細なパターンを加工することができる。上前記サンドブラスト処理工程に用いるブラスト材は公知のものが用いられ、例えばSiC,SiO2、Al2O3、CaCO3、ZrO、ガラス、ステンレス等の2〜100μm程度の微粒子が用いられる。
以下、実施例により本発明の実施形態の例をさらに詳しく説明する。
1.評価用サンプルの作製
実施例及び比較例における感光性樹脂積層体は次のようにして作製した。
<感光性樹脂積層体の作製>
表1に示す化合物を用意し、表2に示す組成割合の感光性樹脂組成物をよく攪拌、混合し、支持体として20μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムの表面にバーコーターを用いて均一に塗布し、95℃の乾燥機中で4分間乾燥して感光性樹脂層を形成した。感光性樹脂層の厚みは40μmであった。
表1に示す組成において、MEKとはメチルエチルケトンを示し、表2におけるP−1〜P−5の質量部は、MEKを含んだ値である。
次いで、感光性樹脂層のポリエチレンテレフタレートフィルムを積層していない表面上に、保護層として25μm厚のポリエチレンフィルムを張り合わせて感光性樹脂積層体を得た。
エッチング液耐性、解像度、密着性、テンティング性評価用基板は、35μm圧延銅箔を積層した1.6mm厚の銅張積層板を用い、表面を湿式バフロール研磨(スリーエム(株)製、スコッチブライト(登録商標)HD#600、2回通し)した。
<ラミネート>
感光性樹脂積層体のポリエチレンフィルムを剥がしながら、整面して60℃に予熱した銅張積層板にホットロールラミネーター(旭化成(株)製、AL−70)により、ロール温度105℃でラミネートした。エアー圧力は0.35MPaとし、ラミネート速度は1.5m/minとした。
感光性樹脂層に、評価に必要なマスクフィルムを支持体であるポリエチレンテレフタレートフィルム上におき、超高圧水銀ランプ(オーク製作所製、HMW−201KB)により、ストーファー製21段ステップタブレットが7段となる露光量で露光した。この露光方法を選択した場合は、「フォトマスク」として表2に示す。
または、マスクフィルムを使わず、直接描画式露光装置(日立ビアメカニクス(株)製、DI露光機DE−1AH、光源:GaN青紫ダイオード、主波長407±3nm)により、ストーファー製21段ステップタブレットが7段となる露光量で露光した。この露光方法を選択した場合は、「直接描画」として表2に示す。
ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離した後、アルカリ現像機(フジ機工製、ドライフィルム用現像機)を用いて30℃の1質量%Na2CO3水溶液を所定時間スプレーし、感光性樹脂層の未露光部分を最小限像時間の2倍の時間で溶解除去した。この際、未露光部分の感光性樹脂層が完全に溶解するのに要する最も少ない時間を最小現像時間とした。
<エッチング>
現像した基板を塩銅エッチング装置(東京化工機製)により塩酸3mol/l、塩化第二銅250g/l、50℃において最小エッチング時間の1.3倍の時間でエッチングした。この際、基板上の銅箔が完全に溶解除去されるときの時間を最小エッチング時間とした。
現像後の評価基板に、50℃に加温した3質量%の水酸化ナトリウム水溶液をスプレーして硬化したレジストを剥離した。
2.評価方法
(1)解像性評価
ラミネート後15分経過した解像度評価用基板を、露光部と未露光部の幅が1:1の比率のラインパターンで露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、硬化レジストラインが正常に形成されている最小マスク幅を解像度の値とし、解像性を下記のようにランク分けした。
◎:解像度の値が30μm以下
○:解像度の値が30μmを超え、35μm以下
△:解像度の値が35μmを超え、40μm以下
×:解像度の値が40μmを超える
感光性樹脂積層体中の厚さ40μm、面積0.16m2の感光層(レジスト層)を、200mlの1質量%Na2CO3水溶液に溶解させ、循環式スプレー装置を用いてスプレー圧0.1MPa、3時間スプレーを行った。その後、現像液を1日放置し、凝集物の発生を観察した。凝集物が多量に発生するとスプレー装置の底部及び側面に粉状のもの又は油状のものが観察される。また、現像液に凝集物が浮遊することもある。現像液凝集性が良好な組成はこれら凝集物が全く発生しないか、もしくは発生しても極微量で水洗によりスプレー装置から簡単に洗い流すことが可能である。凝集物の発生状態については目視観察により以下のようにランク分けした。
◎:凝集物が全く発生しない
○:スプレー装置の底部もしくは側面には凝集物はないが現像液に目視で確認可能な極微量の凝集物の浮遊が観察されるが水洗すると簡単に洗い流される。
△:スプレー装置の底部もしくは側面の一部及び現像液に凝集物が浮遊している。
水洗してもすべてを洗い流すことはできない。
×:スプレー装置全体に凝集物が見られ且つ現像液に凝集物が浮遊している。
水洗でもすべてを洗い流すことは不可能でほとんどが残留する。
厚さ40μmのDFRを銅張り積層板にラミネートし、HMW−201KBにより、ストーファー製21段ステップタブレットが7段となる露光量で全面露光した。支持体であるポリエチレンテレフタレートを剥離した後、30℃の1質量%Na2CO3水溶液を最小現像時間の2倍でスプレーし、硬化画像を得た。得られた硬化画像に幅1mmの切れ込みを11本ずつ直角につけ、セロテープ(登録商標)剥離を行った。この時、セロテープ(登録商標)剥離による硬化レジストの剥がれ具合により下記のランク付けを行った。レ
ジストが剥がれやすいということは硬化膜柔軟性が不良であることを意味する。
◎:硬化レジストが全く剥がれない。
○:硬化レジストがごく一部剥がれる。
△:硬化レジストがほとんど剥がれる。
×:切込みを入れた際に硬化レジストがはがれてしまう。
半径6mmのスルーホールが等間隔で存在する(1008穴)テンティング評価用基板に感光性樹脂をラミネートし、HMW−201KBによりストーファー製21段ステップタブレットが7段となる露光量で全面露光し、最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、さらに水洗槽において0.3MPaのスプレー圧で水洗した後の膜破れ率を測定した。
膜破れ率によって下記のようなランク付けを行った。
○:膜破れ率が1%未満。
△:膜破れ率が1〜5%未満。
×:膜破れ率が5%以上。
ラミネート後15分経過した解像度評価用基板を、露光部と未露光部の幅が1:1の比率のラインパターンマスクを通してHMW−201KBによりストーファー製21段ステップタブレットが7段となる露光量で露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、塩酸3mol/l、塩化第二銅250g/l、50℃において最小エッチング時間の1.3倍の時間でエッチングした後レジストを剥離して銅ラインの形成された基板を得た。マスクライン幅が100μmの部分の銅ライントップ幅を測定した。この際銅ライントップ幅が100μmに近いほどレジストの下へのエッチング液しみ込みがなく、エッチング液耐性が強いとみなす。銅ラインの幅によって以下のようなランク付けを行った。
○:80μm以上。
△:70μm以上80μm未満。
×:70μm未満。
3.実施例及び比較例の評価結果は表2に示した。
(a)共重合成分としてベンジル(メタ)アクリレートを含有するバインダー樹脂、及び(c)光重合開始剤として一般式(I)で表される化合物の双方を含有して始めて、本願の効果を奏することがわかる。
Claims (12)
- (b)光重合性不飽和化合物として、下記一般式(V)及び(VI)で表される化合物の少なくとも一種を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項記載の感光性樹脂組成物を支持体上に積層してなる感光性樹脂組成層を有することを特徴とした感光性樹脂積層体。
- 請求項6記載の感光性樹脂積層体を基板に積層し、露光した後、現像により未露光部を除去する工程を含むレジストパターンの形成方法。
- 請求項7に記載の方法によって、レジストパターンを形成した基板をエッチングまたはめっきする工程を含む導体パターンの製造方法。
- 請求項7に記載の方法によって、レジストパターンを形成した基板をエッチングまたはめっきする工程を含むプリント配線板の製造方法。
- 請求項7に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングする工程を含むリードフレームの製造方法。
- 請求項7記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかまたはめっきする工程を含む半導体パッケージの製造方法。
- 請求項7記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、サンドブラスト工程によって加工する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006260003A JP4931533B2 (ja) | 2005-09-28 | 2006-09-26 | 感光性樹脂組成物およびその積層体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005281842 | 2005-09-28 | ||
JP2005281842 | 2005-09-28 | ||
JP2006260003A JP4931533B2 (ja) | 2005-09-28 | 2006-09-26 | 感光性樹脂組成物およびその積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007122028A true JP2007122028A (ja) | 2007-05-17 |
JP4931533B2 JP4931533B2 (ja) | 2012-05-16 |
Family
ID=38145871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006260003A Active JP4931533B2 (ja) | 2005-09-28 | 2006-09-26 | 感光性樹脂組成物およびその積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4931533B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180796A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010055052A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-03-11 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010072425A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010072535A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造法 |
WO2010098183A1 (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-02 | 日立化成工業株式会社 | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
WO2010098175A1 (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-02 | 日立化成工業株式会社 | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010197831A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010249884A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Dupont Mrc Dryfilm Ltd | 光重合性樹脂組成物およびこれを用いた感光性フィルム |
JP2012163603A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターンの製造法及びプリント配線板の製造法 |
JP2012215676A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂組成物及びそれを用いた積層体 |
JP2012215787A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターンの製造方法、並びに、プリント配線板及びその製造方法 |
JP2013117581A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-13 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂組成物 |
CN103430100A (zh) * | 2011-03-03 | 2013-12-04 | 日合墨东株式会社 | 感光性树脂组合物、使用其的光致抗蚀膜、抗蚀图案的形成方法以及导体图案的形成方法 |
US10104781B2 (en) | 2013-12-27 | 2018-10-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Photosensitive resin composition, photosensitive element, method for forming resist pattern, and method for producing printed wiring board |
WO2022191125A1 (ja) * | 2021-03-09 | 2022-09-15 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 感光性フィルム、感光性エレメント、及び、積層体の製造方法 |
WO2023012985A1 (ja) * | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 感光性フィルム、感光性エレメント、及び、積層体の製造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59226002A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光重合性組成物 |
JPH1026834A (ja) * | 1996-07-09 | 1998-01-27 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 画像形成方法 |
JPH10153859A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Dainippon Printing Co Ltd | カラーフイルター用感光性着色組成物及びカラーフイルター |
JP2003186183A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-03 | Asahi Kasei Corp | 感光性樹脂組成物及び積層体 |
JP2003344635A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-12-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラーフィルタの製造方法 |
JP2005070767A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光性転写シート |
JP2006313348A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Dongjin Semichem Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2007086224A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Fujifilm Corp | パターン形成材料、並びにパターン形成装置及びパターン形成方法 |
-
2006
- 2006-09-26 JP JP2006260003A patent/JP4931533B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59226002A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光重合性組成物 |
JPH1026834A (ja) * | 1996-07-09 | 1998-01-27 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 画像形成方法 |
JPH10153859A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Dainippon Printing Co Ltd | カラーフイルター用感光性着色組成物及びカラーフイルター |
JP2003186183A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-03 | Asahi Kasei Corp | 感光性樹脂組成物及び積層体 |
JP2003344635A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-12-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラーフィルタの製造方法 |
JP2005070767A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光性転写シート |
JP2006313348A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Dongjin Semichem Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2007086224A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Fujifilm Corp | パターン形成材料、並びにパターン形成装置及びパターン形成方法 |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180796A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010055052A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-03-11 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010072425A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010072535A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造法 |
KR101339568B1 (ko) | 2009-02-26 | 2013-12-10 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 감광성 수지 조성물, 및 이것을 이용한 감광성 엘리먼트, 레지스트 패턴의 형성 방법 및 프린트 배선판의 제조 방법 |
WO2010098183A1 (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-02 | 日立化成工業株式会社 | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
JP2010197831A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
TWI480683B (zh) * | 2009-02-26 | 2015-04-11 | Hitachi Chemical Co Ltd | A photosensitive resin composition and a photosensitive member using the same, a method for forming a photoresist pattern, and a method for manufacturing a printed circuit board |
TWI479261B (zh) * | 2009-02-26 | 2015-04-01 | Hitachi Chemical Co Ltd | A photosensitive resin composition and a photosensitive member using the same, a method of forming a photoresist pattern, and a method of manufacturing the printed circuit board |
JP5494645B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2014-05-21 | 日立化成株式会社 | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
JP5327310B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2013-10-30 | 日立化成株式会社 | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
WO2010098175A1 (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-02 | 日立化成工業株式会社 | 感光性樹脂組成物、並びにこれを用いた感光性エレメント、レジストパターンの形成方法及びプリント配線板の製造方法 |
KR101339530B1 (ko) | 2009-02-26 | 2013-12-10 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 감광성 수지 조성물, 및 이것을 이용한 감광성 엘리먼트, 레지스트 패턴의 형성 방법 및 프린트 배선판의 제조 방법 |
JP2010249884A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Dupont Mrc Dryfilm Ltd | 光重合性樹脂組成物およびこれを用いた感光性フィルム |
JP2012163603A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターンの製造法及びプリント配線板の製造法 |
CN103430100A (zh) * | 2011-03-03 | 2013-12-04 | 日合墨东株式会社 | 感光性树脂组合物、使用其的光致抗蚀膜、抗蚀图案的形成方法以及导体图案的形成方法 |
CN103430100B (zh) * | 2011-03-03 | 2016-08-17 | 日兴材料株式会社 | 感光性树脂组合物、使用其的光致抗蚀膜、抗蚀图案的形成方法以及导体图案的形成方法 |
JP2012215676A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂組成物及びそれを用いた積層体 |
JP2012215787A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性樹脂組成物、感光性エレメント、レジストパターンの製造方法、並びに、プリント配線板及びその製造方法 |
JP2013117581A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-13 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂組成物 |
US10104781B2 (en) | 2013-12-27 | 2018-10-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Photosensitive resin composition, photosensitive element, method for forming resist pattern, and method for producing printed wiring board |
WO2022191125A1 (ja) * | 2021-03-09 | 2022-09-15 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 感光性フィルム、感光性エレメント、及び、積層体の製造方法 |
WO2023012985A1 (ja) * | 2021-08-05 | 2023-02-09 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 感光性フィルム、感光性エレメント、及び、積層体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4931533B2 (ja) | 2012-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4931533B2 (ja) | 感光性樹脂組成物およびその積層体 | |
JP5155853B2 (ja) | 感光性樹脂積層体 | |
JP4778588B2 (ja) | 感光性樹脂積層体 | |
JP4986591B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその用途 | |
JP2010117545A (ja) | 感光性樹脂組成物及びその用途 | |
JP4614858B2 (ja) | 感光性樹脂組成物およびその積層体 | |
JP4979391B2 (ja) | 感光性樹脂積層体 | |
JP4578269B2 (ja) | 光重合性樹脂組成物 | |
JP4761923B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及び積層体 | |
JP2006234995A5 (ja) | ||
JPWO2009038082A1 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその積層体 | |
JP2008094803A (ja) | 感光性樹脂組成物およびその積層体 | |
JP2010286796A (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP4535851B2 (ja) | 光重合性樹脂組成物 | |
JP4346315B2 (ja) | 感光性樹脂組成物およびその用途 | |
JP5465928B2 (ja) | 光重合性樹脂組成物及びその用途 | |
JP2005301101A (ja) | 感光性樹脂組成物及びその用途 | |
JP4817824B2 (ja) | 感光性樹脂組成物およびそれを用いた感光性樹脂積層体 | |
JP4679356B2 (ja) | 感光性樹脂組成物およびそれを用いた感光性樹脂積層体 | |
JP4993458B2 (ja) | 感光性樹脂組成物及びその用途 | |
JP4372501B2 (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP4201555B2 (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP2004280021A (ja) | 感光性樹脂組成物及び積層体 | |
JP2013037038A (ja) | 光重合性樹脂組成物、光重合性樹脂積層体、レジストパターンの形成方法、並びに回路基板、リードフレーム及び半導体パッケージの製造方法 | |
JP5905773B2 (ja) | 光重合性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090401 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4931533 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |