JP2005070767A - 感光性転写シート - Google Patents
感光性転写シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005070767A JP2005070767A JP2004227302A JP2004227302A JP2005070767A JP 2005070767 A JP2005070767 A JP 2005070767A JP 2004227302 A JP2004227302 A JP 2004227302A JP 2004227302 A JP2004227302 A JP 2004227302A JP 2005070767 A JP2005070767 A JP 2005070767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive
- photosensitive layer
- layer
- transfer sheet
- printed wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
【解決手段】 支持体11上に、バインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する相対的に低感度の第一感光層12、そしてバインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する相対的に高感度の第二感光層13がこの順に積層されている感光性転写シートにおいて、第一感光層又は第二感光層の少なくとも一方の光重合開始剤にアクリジン誘導体を用いることを特徴とする感光性転写シート。
【選択図】 図1
Description
(1)アクリジン誘導体が下記一般式(I)で表される。
(3)アクリドン化合物が、下記一般式(II)で表される。
(5)プリント配線板製造用である。
(1)スルーホール又はビアホールを有し、表面が金属層で覆われたプリント配線板形成用基板を用意する工程;
(2)プリント配線板形成用基板の表面に、支持体に可撓性透明フイルムを用いた本発明の感光性転写シートをその第二感光層が金属層に接するようにして圧着し、プリント配線板形成用基板、第二感光層、第一感光層、そして可撓性透明フィルム支持体がこの順で積層された積層体を得る積層工程;
(3)積層体の可撓性透明フィルム支持体側からプリント配線板形成用基板の配線パターン形成領域に、第二感光層を硬化させるために必要な光量の光を所定のパターン状に照射して、所定パターンの硬化層領域を形成する配線部露光工程;
(4)積層体の可撓性透明フィルム支持体側からプリント配線板形成用基板のスルーホール又はビアホールの開口部を含む領域に、第一感光層と第二感光層とをともに硬化させるために必要な光量の光を所定のパターン状に照射して、スルーホール又はビアホールの開口部領域を被覆する硬化層領域を形成するホール部露光工程;
(5)積層体から可撓性透明フィルム支持体を剥がす支持体剥離工程;
(6)プリント配線板形成用基板上の第一感光層及び第二感光層の未硬化領域を溶解除去して、基板表面の該未硬化領域の金属層を露出させる現像工程;
(7)露出した領域の金属層をエッチング液で溶解除去するエッチング工程;そして、
(8)硬化層をプリント配線板形成用基板から除去する硬化層除去工程。
図1において、感光性転写シート10は、支持体11、第一感光層12、第二感光層13、そして保護フィルム14がこの順で積層されている。第一感光層12及び第二感光層13はそれぞれ、バインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する。本発明の感光性転写シートは、第二感光層13が第一感光層12よりも相対的に感度が高い点に主な特徴がある。ここで、感度が高いとは、第二感光層13の硬化が、第一感光層12よりも少ない光の照射量で始まることを意味する。
第二感光層13は、0.1〜15μmの範囲の厚みを有するのが好ましく、1〜12μmの範囲の厚みを有するのがさらに好ましく、3〜10μmの範囲の厚みを有するのが最も好ましい。
なお、プリント配線板の製造方法において、バリヤー層は、隣接する第一感光層または第二感光層と共に除去される。すなわち、第一感光層と第二感光層とがいずれも除去される領域では、バリヤー層は第一感光層と第二感光層と共に除去される。第一感光層と第二感光層とがいずれも除去されない領域では、バリヤー層は第一感光層と第二感光層と共に残存する。第一感光層が除去され、第二感光層が残存する領域では、バリヤー層は第一感光層と共に除去される方が、第二感光層と共に残存するよりも好ましい。
感光層中のバインダーポリマーの含有量は、第一感光層及び第二感光層ともに、5〜96質量%の範囲にあることが好ましく、特に40〜80質量%の範囲が好ましい。
アクリジン誘導体は、9−置換アクリジン[9−アルキルアクリジン(例えば、9−メチルアクリジン、9−ブチルアクリジン)、9−アリールアクリジン(例えば、9−フェニルアクリジン)、アクリドン化合物(例えば、アクリドン、N−アルキルアクリドン)、チオアクリドン化合物(例えば、チオアクリドン、N−アルキルチオアクリドン)、10H−アクリジン−9−イリデンアミン誘導体[例えば、(10−アルキル−(10H−)アクリジン−9−イリデン)アルキルアミン誘導体、(10−アルキル−(10H−)アクリジン−9−イリデン)アリールアミン誘導体、(10−アルキル−(10H−)アクリジン−9−オン)オキシム誘導体]を含む。
アクリジン誘導体は、下記一般式(I)で表される化合物であることが好ましい。
アクリドン化合物は、下記一般式(II)で表される化合物であることが好ましい。
R9は、アルキル基を表す。アルキル基は置換基を有していてもよい。アルキル基の炭素原子数は1〜12が好ましく、1〜6がより好ましい。
一般式(I)のAが酸素原子のアクリジン誘導体(アクリドン化合物)の具体例は次の通りである。
増感剤としては、公知の多核芳香族類(例えば、ピレン、ペリレン、トリフェニレン)、キサンテン類(例えば、フルオレセイン、エオシン、エリスロシン、ローダミンB、ローズベンガル)、シアニン類(例えば、チアカルボシアニン、オキサカルボシアニン)、メロシアニン類(例えば、メロシアニン、カルボメロシアニン)、チアジン類(例えば、チオニン、メチレンブルー、トルイジンブルー)、アクリジン類(例えば、アクリジンオレンジ、クロロフラビン、アクリフラビン)、アントラキノン類(例えば、アントラキノン)、スクアリウム類(例えば、スクアリウム)が好適に使用できる。
増感剤の添加量は、感光層の全成分に対し、0.05〜30質量%の範囲であり、好ましくは0.1〜20質量%の範囲、特に好ましくは0.2〜10質量%の範囲である。
まず、上記の各種材料を、溶剤に溶解または分散させて、第一感光層形成用の第一感光性樹脂組成物溶液と第二感光層形成用の第二感光性樹脂組成物溶液をそれぞれ調製する。第一感光性樹脂組成物溶液、及び第二感光性樹脂組成物溶液の溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、n−ヘキサノール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロゲキサノン、ジイソブチルケトンなどのケトン類;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸−n−アミル、硫酸メチル、プロピオン酸エチル、フタル酸ジメチル、安息香酸エチルなどのエステル類;トルエン、キシレン、ベンゼン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素類;四塩化炭素、トリクロロエチレン、クロロホルム、1,1,1−トリクロロエタン、塩化メチレン、モノクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノールなどのエーテル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオキサイドなどを挙げることができる。第一感光性樹脂組成物溶液、及び第二感光性樹脂組成物溶液には、公知の界面活性剤を添加してもよい。
本発明の感光性転写シートを用いたスルーホールを有するプリント配線板の製造方法について、添付図面の図3を参照しながら説明する。
なお、感光性転写シートを用いる変わりに、感光性転写シート製造用の第二感光性樹脂組成物溶液と第一感光性樹脂組成物溶液とをこの順にプリント配線板形成用基板の表面に直接塗布し、乾燥することによって、プリント配線板形成用基板、第二感光層、そして第一感光層がこの順で積層された積層体を得ることもできる。
次に、図3(E)に示すように、プリント配線板形成用基板21上の第一感光層12及び第二感光層13の未硬化領域を、適当な現像液にて溶解除去して、配線パターン形成用の硬化層15とスルーホールの金属層保護用の硬化層16を現像し、基板表面の金属層23を露出させる(現像工程)。現像液には、アルカリ水溶液(例えば、炭酸ナトリウム溶液)、有機溶剤を含有するアルカリ水溶液、及び有機溶剤を挙げることができる。
次に、図3(G)に示すように、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどの強アルカリ水溶液にて、硬化層15、16を剥離片17として、プリント配線板形成用基板から除去する(硬化物除去工程)。
20μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに、下記の組成からなる第一感光性樹脂組成物溶液を塗布し、乾燥して、25μm厚の感光層(第一感光層)を形成した。
────────────────────────────────────────
メチルメタクリレート/2−エチルへキシルアクリレート/ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合体組成(モル比):55/11.7/4.5/28.8、質量平均分子量:90000、Tg:70℃) 15質量部
ドデカポリプロピレングリコールジアクリレート 6.5質量部
テトラエチレングリコールジメタクリレート 1.5質量部
4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン 0.04質量部
ベンゾフェノン 1.0質量部
p−トルエンスルホンアミド 0.5質量部
マラカイトグリーンシュウ酸塩 0.02質量部
3−モルホリノメチル−1−フェニルトリアゾール−2−チオン 0.01質量部
ロイコクリスタルバイオレット 0.2質量部
トリブロモメチルフェニルスルホン 0.1質量部
メチルエチルケトン 30質量部
────────────────────────────────────────
────────────────────────────────────────
ポリビニルアルコール(PVA205) 2.0質量部
水 21.0質量部
メタノール 17.0質量部
────────────────────────────────────────
────────────────────────────────────────
メチルメタクリレート/2−エチルへキシルアクリレート/ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合体組成(モル比):40/26.7/4.5/28.8、質量平均分子量:90000、Tg:50℃) 15質量部
ドデカポリプロピレングリコールジアクリレート 6.5質量部
テトラエチレングリコールジメタクリレート 1.5質量部
アクリドン化合物(A−1) 0.16質量部
2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二量体
1.04質量部
p−トルエンスルホンアミド 0.5質量部
マラカイトグリーンシュウ酸塩 0.02質量部
3−モルホリノメチル−1−フェニルトリアゾール−2−チオン 0.01質量部
ロイコクリスタルバイオレット 0.2質量部
トリブロモメチルフェニルスルホン 0.1質量部
メチルエチルケトン 30質量部
────────────────────────────────────────
実施例1における第二感光性樹脂組成物溶液のアクリドン化合物(A−1)に代えて、下記表1に示すようアクリジン誘導体を同量用いる以外は、実施例1と同様にして感光性転写シートを製造した。
(1)感度の測定
実施例1〜3及び比較例1にて製造した感光性転写シートの感度を下記の方法により測定した結果を、表1に示す。クリア段数が大きい方が感度が高いことを示す。
ドライフイルムレジストを60℃の恒温槽中で3日間保管したのち、同様のテストを行った結果、感度の低下は1段以内であり生保存性も良好であった。
────────────────────────────────────────
[開始剤] クリア段数 60℃3日保管後のクリア段数
────────────────────────────────────────
実施例1 (A−1) 13 12
実施例2 (A−2) 14 13
実施例3 (A−3) 14 13
実施例4 (A−60) 11 11
実施例5 (A−61) 12 12
実施例6 (A−24) 14 13
実施例7 (A−38) 14 13
実施例8 (A−31) 13 12
実施例9 (A−40) 13 12
実施例10 (A−42) 13 12
実施例11 (A−50) 12 11
実施例12 (A−55) 13 12
────────────────────────────────────────
表面を研磨、乾燥した銅張積層板(ナショナルプリント配線板用銅張積層板R−1701、松下電工(株)製)上に、保護フィルムを剥した感光性シートを銅表面と感光性樹脂層が接触するように重ね、ラミネーター(MODEL8B−720−PH、大成ラミネーター(株)製)を用いて積層した。積層の条件は、基板温度70℃、積層温度105℃、積層圧力3kg/cm2、そして積層の搬送速度1.2m/分であった。積層後、室温(23℃、55%RH)で10分間放置し、以下の手順で露光を行った。ステップウェッジ(濃度段差0.15、濃度段数1〜15段、「富士ステップガイドP(富士写真フイルム(株)製)」を通して感光性転写シートの感光層に、ポリエチレンテレフタレートフィルム側から405nmの青色レーザ光源を有する露光装置を用いて40mJ/cm2の光を照射した。次いで、ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥がし取り、感光層の表面に、1%の炭酸ナトリウム水溶液を30℃にて、スプレー圧1.03kg/cm2で80秒間スプレーし、未露光部を除去して現像をった。現像後にレジストが完全に溶解する最低段数(クリア段数)を読み取った。クリア段数が大きい方が感度が高いことを表す。
実施例1〜3にて製造した感光性転写シートを用いてプリント配線板を次のようにして製造した。
内壁に銅めっき層を備えた、直径3mmのスルーホールを有し、表面が研磨、乾燥した銅層で覆われた銅張積層板上に、ポリエチレンフィルムを剥離した感光性転写シートの第二感光層を重ね、ヒートロールラミネーターを用いて、気泡が入らないように圧着し、銅張積層板、第二感光層、第一感光層、そしてポリエチレンテレフタレートフィルムがこの順で積層された積層体を得た。得られた積層体のポリエチレンテレフタレートフィルムの上から、405nmの青色レーザ光源を有する露光装置を用いて、銅張積層板の配線パターン形成領域に、2mJ/cm2の光を所定のパターン状に照射し、一方、銅張積層板のスルーホールの開口部及びその周囲領域に、20mJ/cm2の光を照射して、感光層を露光した。露光後、積層体からポリエチレンテレフタレートフィルムを剥がし取り、次いで濃度1質量%の炭酸ナトリウム水溶液を第二感光層表面にスプレーして、第一感光層及び第二感光層の未硬化領域を溶解除去して、硬化層レリーフを得た。
銅張積層板の硬化層パターンを観察したところ、配線パターン形成領域上の硬化層、及びスルーホール開口部上の硬化層に剥がれや破れなどの欠陥は見られなかった。また、硬化層の厚さを測定したところ、配線パターン形成領域上の硬化層の厚さは5μmであり、スルーホール開口部上の硬化層の厚さは30μmであった。
11 支持体
12 第一感光層
13 第二感光層
14 保護フィルム
15 配線パターン形成用の硬化層
16 スルーホールの金属層保護用の硬化層
17 剥離片
21 プリント配線板形成用基板
22 スルーホール
23 金属層
24 配線パターン
31 加圧ローラ
Claims (10)
- 支持体上に、バインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する相対的に低感度の第一感光層、そしてバインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する相対的に高感度の第二感光層がこの順に積層されている感光性転写シートにおいて、第一感光層又は第二感光層の少なくとも一方の光重合開始剤にアクリジン誘導体を用いることを特徴とする感光性転写シート。
- アクリジン誘導体が、アクリドン化合物であることを特徴とする請求項1に記載の感光性転写シート。
- 支持体に可撓性透明フイルムを用いることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれかの項に記載の感光性転写シート。
- プリント配線板製造用であることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれかの項に記載の感光性転写シート。
- 内壁表面が金属層で覆われたスルーホール又はビアホールを有するプリント配線板の下記の工程からなる製造方法:
(1)スルーホール又はビアホールを有し、表面が金属層で覆われたプリント配線板形成用基板を用意する工程;
(2)プリント配線板形成用基板の表面に請求項4に記載の感光性転写シートをその第二感光層が金属層に接するようにして圧着し、プリント配線板形成用基板、第二感光層、第一感光層、そして可撓性透明フィルム支持体がこの順で積層された積層体を得る積層工程;
(3)積層体の可撓性透明フィルム支持体側からプリント配線板形成用基板の配線パターン形成領域に、第二感光層を硬化させるために必要な光量の光を所定のパターン状に照射して、所定パターンの硬化層領域を形成する配線部露光工程;
(4)積層体の可撓性透明フィルム支持体側からプリント配線板形成用基板のスルーホール又はビアホールの開口部を含む領域に、第一感光層と第二感光層とをともに硬化させるために必要な光量の光を所定のパターン状に照射して、スルーホール又はビアホールの開口部領域を被覆する硬化層領域を形成するホール部露光工程;
(5)積層体から可撓性透明フィルム支持体を剥がす支持体剥離工程;
(6)プリント配線板形成用基板上の第一感光層及び第二感光層の未硬化領域を溶解除去して、基板表面の該未硬化領域の金属層を露出させる現像工程;
(7)露出した領域の金属層をエッチング液で溶解除去するエッチング工程;そして、
(8)硬化層をプリント配線板形成用基板から除去する硬化層除去工程。 - 工程(3)と(4)で用いる光が共にレーザ光であることを特徴とする請求項7に記載のプリント配線板の製造方法。
- スルーホール又はビアホールを有し、表面が金属層で覆われたプリント配線板形成用基板上に、バインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する相対的に高感度の第二感光層、そしてバインダーポリマー、エチレン性不飽和結合含有モノマー、及び光重合開始剤を含む感光性樹脂組成物からなり、光の照射によりエチレン性不飽和結合含有モノマーが重合して硬化する相対的に低感度の第一感光層がこの順に積層されている積層体において、第一感光層又は第二感光層の少なくとも一方の光重合開始剤にアクリジン誘導体を用いることを特徴とする積層体。
- 第一感光層の上に可撓性透明フィルム支持体が積層されていることを特徴とする請求項9に記載の積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004227302A JP2005070767A (ja) | 2003-08-04 | 2004-08-03 | 感光性転写シート |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003286167 | 2003-08-04 | ||
JP2004227302A JP2005070767A (ja) | 2003-08-04 | 2004-08-03 | 感光性転写シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005070767A true JP2005070767A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34425153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004227302A Pending JP2005070767A (ja) | 2003-08-04 | 2004-08-03 | 感光性転写シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005070767A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005208561A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-08-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | 青紫色レーザー感光性組成物、並びにそれを用いた画像形成材料、感光性画像形成材及び画像形成方法 |
JP2006293024A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Mitsubishi Chemicals Corp | 青紫レーザー感光性組成物、青紫レーザー用画像形成材料及び青紫レーザー用画像形成材 |
JP2006313348A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Dongjin Semichem Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2006313347A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Dongjin Semichem Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2007033685A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Fujifilm Corp | パターン形成材料、並びにパターン形成装置及び永久パターン形成方法 |
JP2007041082A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Fujifilm Holdings Corp | 液晶表示素子用感光性樹脂組成物、それを用いたカラーフィルタ並びにその製造方法、及び、lcd表示素子 |
JP2007122028A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-05-17 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 感光性樹脂組成物およびその積層体 |
WO2008010400A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Matériau en plaque à surface photosensible pour impression |
JP2008181143A (ja) * | 2003-09-09 | 2008-08-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 青紫色レーザー感光性組成物、並びにそれを用いた画像形成材料、感光性画像形成材及び画像形成方法 |
EP2105443A1 (en) * | 2008-03-24 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Oxime derivatives and their use in photopolymerizable compositions for colour filters |
JP2011028165A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂組成物 |
-
2004
- 2004-08-03 JP JP2004227302A patent/JP2005070767A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556531B2 (ja) * | 2003-09-09 | 2010-10-06 | 三菱化学株式会社 | 青紫色レーザー感光性組成物、並びにそれを用いた画像形成材料、感光性画像形成材及び画像形成方法 |
JP2005208561A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-08-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | 青紫色レーザー感光性組成物、並びにそれを用いた画像形成材料、感光性画像形成材及び画像形成方法 |
JP2008181143A (ja) * | 2003-09-09 | 2008-08-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | 青紫色レーザー感光性組成物、並びにそれを用いた画像形成材料、感光性画像形成材及び画像形成方法 |
JP2006293024A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Mitsubishi Chemicals Corp | 青紫レーザー感光性組成物、青紫レーザー用画像形成材料及び青紫レーザー用画像形成材 |
JP4679213B2 (ja) * | 2005-04-11 | 2011-04-27 | 三菱化学株式会社 | 青紫レーザー感光性組成物、青紫レーザー用画像形成材料及び青紫レーザー用画像形成材 |
JP2006313348A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Dongjin Semichem Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2006313347A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Dongjin Semichem Co Ltd | 感光性樹脂組成物 |
JP2007033685A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Fujifilm Corp | パターン形成材料、並びにパターン形成装置及び永久パターン形成方法 |
JP2007041082A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Fujifilm Holdings Corp | 液晶表示素子用感光性樹脂組成物、それを用いたカラーフィルタ並びにその製造方法、及び、lcd表示素子 |
JP2007122028A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-05-17 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 感光性樹脂組成物およびその積層体 |
WO2008010400A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Matériau en plaque à surface photosensible pour impression |
JP2009227624A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | 新規化合物、光重合性組成物、カラーフィルタ用光重合性組成物、カラーフィルタ、及びその製造方法、固体撮像素子、並びに、平版印刷版原版 |
EP2105443A1 (en) * | 2008-03-24 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Oxime derivatives and their use in photopolymerizable compositions for colour filters |
JP2011028165A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5030548A (en) | Photo-polymerizable composition | |
JP2008058636A (ja) | パターン形成材料及びパターン形成方法 | |
KR20050074927A (ko) | 감광성 전사시트, 감광성 적층체, 화상패턴을 형성하는방법, 배선패턴을 형성하는 방법 | |
JP2005136223A (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
JP2005070767A (ja) | 感光性転写シート | |
KR20060041766A (ko) | 감광성 전사시트 | |
JPH10161309A (ja) | 感光性樹脂組成物、感光性シート及び金属配線基板の製造方法 | |
KR20050017596A (ko) | 감광성 전사 시트, 감광성 적층체, 화상패턴 형성방법, 및배선패턴 형성방법 | |
US7303856B2 (en) | Light-sensitive sheet comprising support, first light-sensitive layer and second light-sensitive layer | |
KR20040111121A (ko) | 감광성 전사시트, 감광성 적층체, 화상패턴 형성방법 및배선패턴 형성방법 | |
JP2005070765A (ja) | 感光性転写シート | |
JP2005055655A (ja) | 感光性転写シート | |
JP2005055656A (ja) | 感光性転写シート | |
JP2005331695A (ja) | 感光性転写シート、感光性積層体、画像パターン形成方法、及び配線パターン形成方法 | |
JP2005191284A (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
JP2005300857A (ja) | 感光性転写シート、感光性積層体、画像パターン形成方法、及び配線パターン形成方法 | |
JP2005309097A (ja) | 感光性樹脂組成物 | |
JP2005070766A (ja) | 感光性転写シート | |
JP2005266166A (ja) | 感光性転写材料およびそれを用いたプリント配線基板の製造方法 | |
JP2005292734A (ja) | 感光性転写シート、感光性積層体、画像パターン形成方法、及び配線パターン形成方法 | |
JP2005227397A (ja) | 感光性転写シート、感光性積層体、画像パターン形成方法、及び配線パターン形成方法 | |
JP2005221857A (ja) | 感光性転写材料 | |
JP2005227501A (ja) | 感光性樹脂組成物、感光性転写材料及びそれを用いたプリント基板の製造方法 | |
JP2005316174A (ja) | 感光性樹脂組成物およびクマリン化合物 | |
JP2005308822A (ja) | 感光性転写シート、感光性積層体、画像パターン形成方法、及び配線パターン形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061206 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100302 |