JP2007121809A - 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

電気光学装置、及びこれを備えた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007121809A
JP2007121809A JP2005315860A JP2005315860A JP2007121809A JP 2007121809 A JP2007121809 A JP 2007121809A JP 2005315860 A JP2005315860 A JP 2005315860A JP 2005315860 A JP2005315860 A JP 2005315860A JP 2007121809 A JP2007121809 A JP 2007121809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data line
image signal
driving circuit
line driving
lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005315860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4882340B2 (ja
Inventor
Tatsuya Ishii
達也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005315860A priority Critical patent/JP4882340B2/ja
Publication of JP2007121809A publication Critical patent/JP2007121809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4882340B2 publication Critical patent/JP4882340B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】液晶装置等の電気光学装置において、複数の画像信号線間の配線抵抗及び電気容量に起因する縦帯状の表示むらを低減する。
【解決手段】電気光学装置は、基板上に、複数の画素部と、複数の画素部が配列された画素領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、複数のデータ線に供給するための画像信号が供給される画像信号線とを備える。更に、画像信号線から画像信号を複数のデータ線に供給するデータ線駆動回路を備えており、画像信号線は、データ線駆動回路と互いに重なる第1部分を有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置、及び該電気光学装置を備えた、例えば液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置は、一般に、シリアル−パラレル変換(或いは、「シリアル−パラレル展開」又は「相展開」とも称される)された画像信号に基づいて駆動される。例えば、液晶装置において、基板上の画像表示領域に配線された複数のデータ線は所定の本数毎にブロック化されており、シリアル−パラレル変換された画像信号は、ブロック単位で、該ブロックに含まれるデータ線にサンプリングスイッチを介して供給される。これにより、所定の本数のデータ線が同時に、且つ複数のデータ線は所定の本数毎に順次駆動される。この場合、複数の画像信号線は、複数の外部回路接続端子からサンプリングスイッチを含むサンプリング回路に至るまで、基板上で並走すると共にデータ線駆動回路を回避するように配線されるのが一般的である。例えば特許文献1に本願出願人により開示されているように、複数の画像信号線は、データ線駆動回路を構成するいずれかの膜と同一膜から夫々構成されると共に基板上で平面的に見てデータ線駆動回路と互いに重ならないように配線される。
特開平11−95257号公報
しかしながら、上述の如く、基板上で並走すると共にデータ線駆動回路を回避するように複数の画像信号線を配線した場合には、複数の画像信号線間の配線長に比較的大きな差が生じてしまう。このため、複数の画像信号線間における配線抵抗或いは電気容量のばらつきが大きくなってしまい、画像表示において各画像信号線に対応した縦帯状のむら、言い換えれば、パラレルな画像信号により同時に駆動されるブロック単位のむらが発生してしまうという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、複数の画像信号線間の配線抵抗や電気容量に起因する縦帯状の表示むらを低減する電気光学装置及び該電気光学装置を具備してなる電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置は、上記課題を解決するために、基板上に、複数の画素部と、前記複数の画素部が配列された画素領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、前記複数のデータ線に供給するための画像信号が供給される画像信号線と、前記画像信号線から前記画像信号を前記複数のデータ線に供給するデータ線駆動回路とを備えており、前記画像信号線は、前記データ線駆動回路と互いに重なる第1部分を有する。
本発明の電気光学装置によれば、その駆動時には、画像信号が、例えば外部回路接続端子を介して画像信号線に供給され、更に、例えば、データ線に対応して配列された複数のサンプリングスイッチを含むサンプリング回路へと供給される。尚、画像信号は、シリアル−パラレル変換されたN(但し、Nは2以上の自然数)系列の画像信号であって、画像信号線は、これらN系列の画像信号が夫々供給されるN本の画像信号線であってもよい。例えば、N系列の画像信号は、駆動周波数の上昇を抑えつつ高精細な画像表示を実現すべく、外部回路によって、シリアルな画像信号が、3相、6相、12相、24相、・・・など、複数系列のパラレルな画像信号(即ち、パラレルな複数個の画像信号)に変換されることによって生成されてもよい。
このような画像信号の供給と並行して、データ線駆動回路によって、例えばデータ線に対応するサンプリングスイッチに、サンプリング信号が順次供給される。すると、サンプリング回路によって、複数のデータ線には、サンプリング信号に応じてデータ線毎に画像信号が順次供給される。よって、複数のデータ線は、順次駆動されることとなる。尚、サンプリングスイッチは、例えば、片チャネル型のTFTにより夫々構成され、ソースが画像信号線に電気的に接続され、ドレインがデータ線に接続され、ゲートにサンプリング信号が供給されることでオン状態とされる。
このようにデータ線が駆動されると、各画素部では、例えば、走査線駆動回路から走査線を介して供給される走査信号に応じて、スイッチング動作を行う画素スイッチング素子を介して、データ線より画像信号が表示素子に供給される。これにより、例えば表示素子である液晶素子は供給された画像信号に基づいて画素領域或いは画素アレイ領域(又は「画像表示領域」とも呼ぶ)において画像表示を行う。
ここで特に、データ線駆動回路は、典型的には、画素領域の周辺に位置する周辺領域において基板上の一辺に沿って配置される。一方、画像信号線は、典型的には、外部回路との電気的な接続のために周辺領域における基板の縁(例えば、前記一辺)に近い領域に配列された外部回路接続端子から複数のデータ線に夫々対応する複数のサンプリングスイッチまで配線される。即ち、外部回路接続端子は、典型的には、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路に対して、画素領域とは反対側に位置する。このため、仮に何らの対策も施さねば、画像信号線は、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路を回避するように、即ち、データ線駆動回路の周囲を迂回するように配線しなければならず、画像信号線の配線長が比較的長くならざるを得ない。従って、画像信号線の配線抵抗或いは電気容量が大きくなってしまう。或いは、画像信号線が例えばN(但し、Nは、2以上の自然数)系列の画像信号を供給するためのN本の画像信号線である場合には、外回りと内回りとの差異によりN本の画像信号線間の配線長の差異が比較的大きくならざるを得ない。従って、N本の画像信号線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して、画像表示において縦帯状のむら、言い換えれば、パラレルな画像信号により同時に駆動されるブロック単位のむらが発生してしまう。
しかるに本発明では特に、画像信号線は、データ線駆動回路と互いに重なる第1部分を有する。即ち、画像信号線は、例えば、データ線駆動回路を構成する導電膜に対して層間絶縁膜を介して相異なる層に位置する導電膜から形成されており、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路と部分的に互いに重なる。よって、上述した、画像信号線が、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路を回避するように配線される場合と比較して、画像信号線の配線長を短くすることができる。或いは、画像信号線が例えばN系列の画像信号を供給するためのN本の画像信号線である場合には、N本の画像信号線間の配線長の差異を殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことができる。即ち、基板上で平面的に見て、基板上におけるデータ線駆動回路の縁側(即ち、外部回路接続端子に近い側)から中央側(即ち、画素部に近い側)へと、画像信号線が、データ線駆動回路上や下或いはデータ線駆動回路中を通過するように構成すれば、基板上で平面的に見てデータ線駆動回路と互いに重なる第1部分を有する分だけ、画像信号線の配線長を短くすることが可能であると共に配線の自由度が高い。或いは、画像信号線が例えばN系列の画像信号を供給するためのN本の画像信号線である場合には、N本の画像信号線間の配線長の差異を殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことができる。従って、N本の画像信号線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことが可能となる。
更に、第1部分は、基板上で平面的に見てデータ線駆動回路と互いに重なるので、上述した、画像信号線が基板上で平面的に見てデータ線駆動回路を回避するように配線される場合と比較して、画像信号線を配線するのに必要な基板上の面積を小さくすることができる。よって、基板のサイズを小さくすることにより電気光学装置を小型化する、或いは、基板上の面積を有効利用し、例えば他の配線或いは回路を配置することにより電気光学装置を高性能化することも可能となる。
本発明の電気光学装置の一態様では、前記第1部分は、前記データ線駆動回路を構成する複数の第1の導電膜に対して層間絶縁膜を介して相異なる層に位置する第2の導電膜から形成される。
この態様によれば、画像信号線とデータ線駆動回路を構成する複数の第1の導電膜とを電気的に接続することなく、即ち互いに絶縁させつつ、画像信号線及びデータ線駆動回路を、基板上で平面的に見て、互いに部分的に重ねることができる。よって、画像信号線の配線長を短くすることが可能であると共に配線の自由度が高い。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記画像信号線は、前記複数のデータ線を、N(但し、Nは2以上の自然数)本の前記データ線を1群とするデータ線群毎に駆動するために、N系列のシリアル−パラレル変換された画像信号が外部回路接続端子を介して供給されるN本の画像信号線を含み、前記データ線駆動回路は、前記画素領域の周辺に位置する周辺領域において前記基板の一辺に沿って配置されており、前記外部回路接続端子は、前記周辺領域において前記一辺に沿って且つ前記データ線駆動回路に対して前記画素領域と反対側に配列されており、前記N本の画像信号線は、前記周辺領域において前記一辺の方向に延在し且つ前記データ線駆動回路と前記画素領域との間に配線された第2部分を夫々有し、前記第1部分は、前記外部回路接続端子から前記第2部分まで、前記一辺と交わる方向に配線される。
この態様によれば、その駆動時には、シリアル−パラレル変換されたN系列の画像信号が、外部回路接続端子を介してN本の画像信号線に供給され、更に、例えば、複数のサンプリングスイッチを含むサンプリング回路へと供給される。このような画像信号の供給と並行して、データ線駆動回路によって、データ線群に対応するサンプリングスイッチ毎に、サンプリング信号が順次供給される。すると、サンプリング回路によって、複数のデータ線には、サンプリング信号に応じてデータ線群毎にN系列の画像信号が順次供給される。よって、同一のデータ線群に属するデータ線は同時に駆動されることとなる。言い換えれば、複数のデータ線は、所定の本数毎にブロック化されており、ブロック単位で、同時に駆動されることとなる。本態様では特に、第1部分は、基板の一辺に沿って配列された外部回路接続端子から、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路と互いに重なるように、一辺と交わる方向に配線され、一辺の方向に延在した(言い換えれば、データ線駆動回路に沿った)第2部分まで配線される。よって、N本の画像信号線が、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路を回避するように配線される場合と比較して、N本の画像信号線間の配線長の差異を殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことを、第1部分を形成することによって一層有効にできる。尚、第1部分及び第2部分は、同一の導電膜から一体的に形成されてもよいし、相異なる導電膜から形成されると共に例えば層間絶縁膜に開孔されたコンタクトホールを介して電気的に接続されてもよい。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記複数の画素部の各々は、前記基板上で前記データ線よりも上層側に、下側電極、誘電体膜及び上側電極が順に積層されてなる蓄積容量を備え、前記データ線駆動回路を構成する複数の配線は、前記データ線及び前記下側電極を夫々構成する第1及び第2導電膜のうち少なくとも一方の導電膜と同一膜からなり、前記第1部分は、前記上側電極を構成する第3導電膜と同一膜からなる。
この態様によれば、データ線駆動回路を構成する複数の配線は、データ線及び下側電極を夫々構成する第1及び第2導電膜のうち少なくとも一方の導電膜と同一膜からなり、第1部分は、上側電極を構成する第3導電膜と同一膜からなる。即ち、データ線駆動回路を構成する第1の導電膜は、第1及び第2導電膜のうち少なくとも一方と同一膜であり、第1部分を構成する第2の導電膜は、第3導電膜と同一膜である。ここで、「同一膜」とは、製造工程における同一機会に成膜される膜を意味し、同一種類の膜である。尚、「同一膜である」とは、一枚の膜として連続していることまでも要求する趣旨ではなく、基本的に、同一膜のうち相互に分断されている膜部分であれば足りる趣旨である。よって、データ線駆動回路を構成する複数の配線は、データ線及び下側電極のうち少なくとも一方の形成と同一機会に形成することができ、更に、第1部分は、上側電極の形成と同一機会に形成することができる。即ち、製造工程の複雑化を招くことなく、データ線駆動回路を構成する複数の配線を第1及び第2導電膜のうち少なくとも一方から形成できると共に第1部分を第3導電膜から形成できる。従って、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路と重なるように第1部分を確実に形成できる。
尚、蓄積容量によって、例えば画素部を構成する画素電極における電位保持特性が向上し、表示の高コントラスト化が可能となる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記画像信号を、サンプリング信号に応じて前記データ線に夫々供給する複数のサンプリングスイッチを含むサンプリング回路を備え、前記データ線駆動回路は、前記データ線群に対応する前記サンプリングスイッチ毎に、前記サンプリング信号を順次供給する。
この態様によれば、データ線駆動回路によって、データ線群に対応するサンプリングスイッチ毎に、サンプリング信号が順次供給される。すると、サンプリング回路によって、複数のデータ線には、サンプリング信号に応じてデータ線群毎にN系列の画像信号が順次供給される。よって、同一のデータ線群に属するデータ線は同時に駆動されることとなる。言い換えれば、複数のデータ線は、所定の本数毎にブロック化されており、ブロック単位で、同時に駆動されることとなる。しかるに本態様によれば、N本の画像信号線が、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路を回避するように配線される場合と比較して、N本の画像信号線間の配線長の差異を殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことを、第1部分を形成することによって一層有効にできる。
本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、高品質な画像表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)、これら電気泳動装置、電子放出装置を用いた装置としてDLP(Digital Light Processing)等を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされよう。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る液晶装置について、図1から図11を参照して説明する。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について説明する。ここに図1は、本実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図であり、図2は、図1のH−H´線での断面図である。
図1及び図2において、本実施形態に係る液晶装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、本発明に係る「画素領域」の一例としての画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
図1において、シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。この一辺に沿ったシール領域よりも内側に、サンプリング回路7が額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿ったシール領域の内側に、額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、TFTアレイ基板10上には、対向基板20の4つのコーナー部に対向する領域に、両基板間を上下導通材107で接続するための上下導通端子106が配置されている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
TFTアレイ基板10上には、外部回接続端子102と、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104、上下導通端子106等とを電気的に接続するための引回配線90が形成されている。
本実施形態では特に、引回配線90には、後述する第1部分及び第2部分を有する画像信号線が含まれている。即ち、引回配線90は、図1において、データ線駆動回路101を縦に横切る画像信号線を含むが、これについては後に詳述する。
図2において、TFTアレイ基板10上には、駆動素子である画素スイッチング用のTFT(Thin Film Transistor)や走査線、データ線等の配線が作り込まれた積層構造が形成される。画像表示領域10aには、画素スイッチング用TFTや走査線、データ線等の配線の上層に画素電極9aが設けられている。他方、対向基板20におけるTFTアレイ基板10との対向面上に、遮光膜23が形成されている。そして、遮光膜23上に、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明材料からなる対向電極21が複数の画素電極9aと対向して形成される。また、液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
尚、ここでは図示しないが、TFTアレイ基板10上には、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104の他に、製造途中や出荷時の当該液晶装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路、検査用パターン等が形成されていてもよい。
次に、液晶装置の全体構成について、図3を参照して説明する。ここに図3は、液晶装置の全体構成を示すブロック図である。
図3に示すように、液晶装置は、液晶パネル100を備えると共に、外部回路として設けられた画像信号供給回路720、タイミング制御回路730、及び電源回路710を備える。
タイミング制御回路730は、各部で使用される各種タイミング信号を出力するように構成されている。タイミング制御回路730の一部であるタイミング信号出力手段により、最小単位のクロックであり各画素を走査するためのドットクロックが作成され、このドットクロックに基づいて、Yクロック信号CLY、反転Yクロック信号CLYinv、Xクロック信号CLX、反転Xクロック信号XCLinv、YスタートパルスDY及びXスタートパルスDXが生成される。
画像信号供給回路720には、外部から1系統の入力画像データVIDが入力される。画像信号供給回路720は、1系統の入力画像データVIDをシリアル−パラレル変換して、N相(但し、Nは2以上の自然数)、本実施形態では6相(N=6)の画像信号VID1〜VID6を生成する。更に、画像信号供給回路720において、画像信号VID1〜VID6の各々の電圧が、所定の基準電位に対して正極性及び負極性に反転され、このように極性反転された画像信号VID1〜VID6が出力されるようにしてもよい。
また、電源回路710は、所定の共通電位LCCの共通電源を、図2に示す対向電極21に供給する。本実施形態において、対向電極21は、図2に示す対向基板20の下側に、複数の画素電極9aと対向するように形成されている。
次に、液晶パネルにおける電気的な構成について、図4を参照して説明する。ここに図4は、液晶パネルの電気的な構成を示すブロック図である。
図4に示すように、液晶パネル100には、そのTFTアレイ基板10の周辺領域に、走査線駆動回路104、データ線駆動回路101及びサンプリング回路7を含む内部駆動回路が設けられている。
走査線駆動回路104には、Yクロック信号CLY、反転Yクロック信号CLYinv、及びYスタートパルスDYが供給される。走査線駆動回路104は、YスタートパルスDYが入力されると、Yクロック信号CLY及び反転Yクロック信号CLYinvに基づくタイミングで、走査信号G1、・・・、Gmを順次生成して出力する。
データ線駆動回路101には、Xクロック信号CLX、反転Xクロック信号CLXinv、及びXスタートパルスDXが供給される。データ線駆動回路101は、XスタートパルスDXが入力されると、Xクロック信号CLX及び反転Xクロック信号XCLXinvに基づくタイミングで、サンプリング信号S1、・・・、Snを順次生成して出力する。
サンプリング回路7は、Pチャネル型又はNチャネル型の片チャネル型TFT、若しくは相補型のTFTから構成されたサンプリングスイッチ7sを複数備える。
液晶パネル100は更に、そのTFTアレイ基板の中央を占める画像表示領域10aに、縦横に配線されたデータ線6a及び走査線11aを備え、それらの交点に対応する各画素部700に、マトリクス状に配列された液晶素子118の画素電極9a、及び画素電極9aをスイッチング制御するためのTFT30を備える。尚、本実施形態では特に、走査線11aの総本数をm本(但し、mは2以上の自然数)とし、データ線6aの総本数をn本(但し、nは2以上の自然数)として説明する。
6相にシリアル−パラレル展開された画像信号VID1〜VID6は、N本、本実施形態では6本の画像信号線170を介して液晶パネル100に供給される。そして、n本のデータ線6aは、以下に説明するように、画像信号線170の本数に対応する6本のデータ線6aを1群とするデータ線群毎に、順次駆動される。
データ線駆動回路101から、データ線群に対応するサンプリングスイッチ7s毎にサンプリング信号Si(i=1、2、・・・、n)が順次供給され、サンプリング信号Siに応じて各サンプリングスイッチ7sはオン状態となる。後述するように、各サンプリングスイッチ7sは、分岐配線を介して画像信号線170に接続されている。尚、この分岐配線の詳細な構成は後述する。
よって、6本の画像信号線170から画像信号VID1〜VID6が、オン状態となったサンプリングスイッチ7sを介して、データ線群に属するデータ線6aに同時に、且つデータ線群毎に順次供給される。よって、データ線群に属するデータ線6aは互いに同時に駆動されることとなる。従って、本実施形態では、n本のデータ線6aをデータ線群毎に駆動するため、駆動周波数が抑えられる。
図4中、一つの画素部700の構成に着目すれば、TFT30のソース電極には、画像信号VIDk(但し、k=1、2、3、・・・、6)が供給されるデータ線6aが電気的に接続されている一方、TFT30のゲート電極には、走査信号Yj(但し、j=1、2、3、・・・、m)が供給される走査線11aが電気的に接続されるとともに、TFT30のドレイン電極には、液晶素子118の画素電極9aが接続されている。ここで、各画素部700において、液晶素子118は、画素電極9aと対向電極21との間に液晶を挟持してなる。従って、各画素部700は、走査線11aとデータ線6aとの各交点に対応して、マトリクス状に配列されることになる。
走査線駆動回路104から出力される走査信号G1、・・・、Gmによって、各走査線11aは線順次に選択される。選択された走査線11aに対応する画素部700において、TFT30に走査信号Yjが供給されると、TFT30はオン状態となり、当該画素部700は選択状態となる。液晶素子118の画素電極9aには、TFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aより画像信号VIDkが所定のタイミングで供給される。これにより、液晶素子118には、画素電極9a及び対向電極21の各々の電位によって規定される印加電圧が印加される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として液晶パネル100からは画像信号VID1〜VID6に応じたコントラストをもつ光が出射する。
ここで、保持された画像信号がリークするのを防ぐために、蓄積容量70が、液晶素子118と並列に付加されている。蓄積容量70の一方の電極は、画素電極9aと並列してTFT30のドレインに接続され、他方の電極は、定電位となるように、電位固定の容量配線400に接続されている。
次に、データ線の駆動に係る主要な構成について、図5を参照して説明する。ここに図5は、データ線の駆動に係る回路構成を示す回路図である。
以下では、データ線6aの駆動に係る主要な構成について、n本のデータ線6aが、その配列方向に沿って片方向に或いは双方向のうちの一方の方向にデータ線群毎に順次駆動される際、データ線駆動回路101から第(i−1)番目、第i番目、及び第(i+1)番目に出力される3つのサンプリング信号Si−1、Si、Si+1に基づいて駆動される3つのデータ線群のうち、特に第i番目のサンプリング信号Siに基づいて駆動される第iデータ線群の構成に着目して説明する。尚、以下に説明する第iデータ線群に係る構成は、第(i−1)データ線群及び第(i+1)データ線群についても同様である。
図5において、第iデータ線群に属するデータ線6ae(即ち、データ線6ae−1〜6ae−6)の配列に対応して、分岐配線175のうち6本の分岐配線E1〜E6が配列されている。また、6本の画像信号線170−1〜170−6は、データ線6aeの配列方向に交差する方向に沿って配列されている。そして、6本の分岐配線E1〜E6の一端は、6本の画像信号線170−1〜170−6のうち対応する一本に、夫々電気的に接続されると共に、これら6本の分岐配線E1〜E6の他端は夫々サンプリングスイッチ7sを介してデータ線6aeに電気的に接続される。各サンプリングスイッチを構成するTFT7sは、ソースが分岐配線Ekに接続されると共に、ドレインがデータ線6aeに電気的に接続される。また、各TFT7sのゲートは、制御配線X1〜X6を介してデータ線駆動回路101に電気的に接続されている。尚、制御配線X1〜X6には第i番目のサンプリング信号Siがデータ線駆動回路101から供給される。
TFTアレイ基板10上において、6本の画像信号線170−1〜170−6は、後に詳述するが、例えば、データ線6ae、或いは蓄積容量70を構成する電極と同一膜から形成される。また、制御配線X1〜X6は、画像信号線170−1〜170−6と交差する方向であってデータ線6aeの延びる方向に配線され、例えばポリシリコン膜によって形成されている。また、各分岐配線E1〜E6は、対応する画像信号線170−kに電気的に接続される一端側よりデータ線6aeの延びる方向に、配線されている。そして、各分岐配線E1〜E6の一部はサンプリングスイッチ7sのソース電極を形成し、第iデータ線群に属するデータ線6aeの各々の一部はサンプリングスイッチ7sのドレイン電極を形成し、各制御配線X1〜X6の一部はサンプリングスイッチ7sのゲート電極を形成している。
次に、本実施形態に係る液晶装置の画素部の具体的な構成について、図6から図8を参照して説明する。ここに図6及び図7は、TFTアレイ基板上の画素部に係る部分構成を表す平面図であり、夫々、後述する積層構造のうち下層部分(図6)と上層部分(図7)に相当する。図8は、図6及び図7を重ね合わせた場合のA−A´断面図である。尚、図8においては、各層・各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、該各層・各部材ごとに縮尺を異ならしめてある。
図6から図8では、図4を参照して上述した画素部700の各回路要素が、パターン化され、積層された導電膜としてTFTアレイ基板10上に構築されている。TFTアレイ基板10は、例えば、ガラス基板、石英基板、SOI基板、半導体基板等からなり、例えばガラス基板や石英基板からなる対向基板20と対向配置されている。また、各回路要素は、下から順に、走査線11aを含む第1層、TFT30等を含む第2層、データ線6a等を含む第3層、蓄積容量70等を含む第4層、画素電極9a等を含む第5層からなる。また、第1層−第2層間には下地絶縁膜12、第2層−第3層間には第1層間絶縁膜41、第3層−第4層間には第2層間絶縁膜42、第4層−第5層間には第3層間絶縁膜43がそれぞれ設けられ、前述の各要素間が短絡することを防止している。尚、このうち、第1層から第3層が下層部分として図6に示され、第4層から第5層が上層部分として図7に示されている。
(第1層の構成―走査線等―)
第1層は、走査線11aで構成されている。走査線11aは、図6のX方向に沿って延びる本線部と、データ線6aが延在する図6のY方向に延びる突出部とからなる形状にパターニングされている。このような走査線11aは、例えば導電性ポリシリコンからなり、その他にもチタン(Ti)、クロム(Cr)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)等の高融点金属のうちの少なくとも一つを含む金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド又はこれらの積層体等により形成することができる。
走査線11aは、TFT30の下層側に、チャネル領域1a´に対向する領域を含むように配置されており、導電膜からなる。
(第2層の構成―TFT等―)
第2層は、TFT30で構成されている。TFT30は、例えばLDD(Lightly Doped Drain)構造とされ、ゲート電極3a、半導体層1a、ゲート電極3aと半導体層1aを絶縁するゲート絶縁膜を含んだ絶縁膜2を備えている。ゲート電極3aは、例えば導電性ポリシリコンで形成される。半導体層1aは、例えばポリシリコンからなり、チャネル領域1a´、低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1c、並びに高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイン領域1eからなる。尚、TFT30は、LDD構造を有することが好ましいが、低濃度ソース領域1b、低濃度ドレイン領域1cに不純物打ち込みを行わないオフセット構造であってもよいし、ゲート電極3aをマスクとして不純物を高濃度に打ち込んで高濃度ソース領域及び高濃度ドレイン領域を形成する自己整合型であってもよい。
TFT30のゲート電極3aは、その一部分3bにおいて、下地絶縁膜12に形成されたコンタクトホール12cvを介して走査線11aに電気的に接続されている。下地絶縁膜12は、例えばシリコン酸化膜等からなり、第1層と第2層の層間絶縁機能の他、TFTアレイ基板10の全面に形成されることで、基板表面の研磨による荒れや汚れ等が惹き起こすTFT30の素子特性の変化を防止する機能を有している。
尚、本実施形態に係るTFT30は、トップゲート型であるが、ボトムゲート型であってもよい。
(第3層の構成―データ線等―)
第3層は、データ線6a及び中継層600で構成されている。
データ線6aは、下から順にアルミニウム、窒化チタン、窒化シリコンの3層膜として形成されている。データ線6aは、TFT30のチャネル領域1a´を部分的に覆うように形成されている。このため、チャネル領域1a´に近接配置可能なデータ線6aによって、上層側からの入射光に対して、TFT30のチャネル領域1a´を遮光できる。また、データ線6aは、第1層間絶縁膜41を貫通するコンタクトホール81を介して、TFT30の高濃度ソース領域1dと電気的に接続されている。
尚、データ線6aにおけるチャネル領域1aに対向する側には、データ線6aの本体を構成するAl膜等の導電膜に比べて反射率が低い導電膜を形成してもよい。このようにすれば、データ線6aにおけるチャネル領域1aに対向する側の面、即ちデータ線6aの下層側の面で前述した戻り光が反射して、これから多重反射光や迷光等が発生することを防止できる。よって、チャネル領域1aに対する光の影響を低減することができる。このようなデータ線6aは、データ線6aにおけるチャネル領域1aに対向する側の面、即ち、データ線6aの下層側の面に、データ線6aの本体を構成するAl膜等よりも反射率が低い材質のメタル、或いは、バリアメタルを形成するとよい。尚、Al膜等よりも反射率の低い材質のメタル、或いは、バリアメタルとしては、クロム(Cr)、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、タングステン(W)等を用いることができる。
中継層600は、データ線6aと同一膜として形成されている。中継層600とデータ線6aとは、図6に示したように、夫々が分断されるように形成されている。また、中継層600は、第1層間絶縁膜41を貫通するコンタクトホール83を介して、TFT30の高濃度ドレイン領域1eと電気的に接続されている。
第1層間絶縁膜41は、例えばNSG(ノンシリケートガラス)によって形成されている。その他、第1層間絶縁膜41には、PSG(リンシリケートガラス)、BSG(ボロンシリケートガラス)、BPSG(ボロンリンシリケートガラス)等のシリケートガラス、窒化シリコンや酸化シリコン等を用いることができる。
(第4層の構成―蓄積容量等―)
第4層は、蓄積容量70で構成されている。蓄積容量70は、本発明に係る「上側電極」の一例としての容量電極300と本発明に係る「下側電極」の一例としての下部電極71とが誘電体膜75を介して対向配置された構成となっている。
容量電極300の延在部は、第2層間絶縁膜42を貫通するコンタクトホール84を介して、中継層600と電気的に接続されている。
容量電極300又は下部電極71は、例えば、Ti、Cr、W、Ta、Mo等の高融点金属のうちの少なくとも一つを含む金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの、或いは好ましくはタングステンシリサイドからなる。
誘電体膜75は、図7に示すように、TFTアレイ基板10上で平面的に見て画素毎の開口領域の間隙に位置する非開口領域に形成されている、即ち、開口領域に殆ど形成されていない。誘電体膜75は、透過率を考慮せず、誘電率が高いシリコン窒化膜等から形成されている。尚、誘電体膜としては、シリコン窒化膜の他、例えば、酸化ハフニュウム(HfO2)、アルミナ(Al2O3)、酸化タンタル(Ta2O5)等の単層膜又は多層膜を用いてもよい。
第2層間絶縁膜42は、例えばNSGによって形成されている。その他、第2層間絶縁膜42には、PSG、BSG、BPSG等のシリケートガラス、窒化シリコンや酸化シリコン等を用いることができる。第2層間絶縁膜42の表面は、化学的研磨処理(Chemical Mechanical Polishing:CMP)や研磨処理、スピンコート処理、凹への埋め込み処理等の平坦化処理がなされている。よって、下層側のこれらの要素に起因した凹凸が除去され、第2層間絶縁層42の表面は平坦化されている。尚、このような平坦化処理は、他の層間絶縁膜の表面に対して行ってもよい。
(第5層の構成―画素電極等―)
第4層の全面には第3層間絶縁膜43が形成され、更にその上に、第5層として画素電極9aが形成されている。第3層間絶縁膜43は、例えばNSGによって形成されている。その他、第3層間絶縁膜43には、PSG、BSG、BPSG等のシリケートガラス、窒化シリコンや酸化シリコン等を用いることができる。第3層間絶縁膜43の表面は、第2層間絶縁膜42と同様にCMP等の平坦化処理がなされている。
画素電極9a(図7中、破線9a´で輪郭が示されている)は、縦横に区画配列された画素領域の各々に配置され、その境界にデータ線6a及び走査線11aが格子状に配列するように形成されている(図6及び図7参照)。また、画素電極9aは、例えばITO等の透明導電膜からなる。
画素電極9aは、層間絶縁膜43を貫通するコンタクトホール85を介して、容量電極300の延在部と電気的に接続されている(図8参照)。よって、画素電極9aの直ぐ下の導電膜である容量電極300の電位は、画素電位となっている。従って、液晶装置の動作時に、画素電極9aとその下層の導電膜との間の寄生容量により、画素電位が悪影響を受けることはない。
更に上述したように、容量電極300の延在部と中継層600と、及び、中継層600とTFT30の高濃度ドレイン領域1eとは、夫々コンタクトホール84及び83を介して、電気的に接続されている。即ち、画素電極9aとTFT30の高濃度ドレイン領域1eとは、中継層600及び容量電極300の延在部を中継して中継接続されている。
画素電極9aの上側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜16が設けられている。
以上が、TFTアレイ基板10側の画素部の構成である。
他方、対向基板20には、その対向面の全面に対向電極21が設けられており、更にその上(図8では対向電極21の下側)に配向膜22が設けられている。対向電極21は、画素電極9aと同様、例えばITO膜等の透明導電性膜からなる。尚、対向基板20と対向電極21の間には、TFT30における光リーク電流の発生等を防止するため、少なくともTFT30と正対する領域を覆うように遮光膜23が設けられている。
このように構成されたTFTアレイ基板10と対向基板20の間には、液晶層50が設けられている。液晶層50は、基板10及び20の周縁部をシール材により封止して形成した空間に液晶を封入して形成される。液晶層50は、画素電極9aと対向電極21との間に電界が印加されていない状態において、ラビング処理等の配向処理が施された配向膜16及び配向膜22によって、所定の配向状態をとるようになっている。
以上に説明した画素部の構成は、図6及び図7に示すように、各画素部に共通である。前述の画像表示領域10a(図1参照)には、かかる画素部が周期的に形成されていることになる。
次に、本実施形態に係る液晶装置のデータ線駆動回路の具体的な構成について、図9を参照して説明する。ここに図9は、データ線駆動回路用TFT、及び画像信号線の第1部分配線を含む断面図である。尚、図9においては、各層・各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、該各層・各部材ごとに縮尺を異ならしめてある。ここでは、データ線駆動回路を構成する駆動素子であるデータ線駆動回路用TFTの具体的構成を中心に説明する。
図9に示すように、データ線駆動回路101は、画素部700と同様な積層構造からなる。即ち、TFTアレイ基板10上に第1層として、走査線11aと同層に位置する遮光膜110aが形成されている。その上層側に第1層間絶縁膜41を介して、第2層として、画素スイッチング用TFT30と同層に位置するデータ線駆動回路用TFT202が形成されている。データ線駆動回路用TFT202は、画素スイッチング用TFT30と同様に、例えばLDD構造とされ、ゲート電極202ga、半導体層202a、ゲート電極202gaと半導体層202aを絶縁するゲート絶縁膜を含んだ絶縁膜2を備えている。ゲート電極202gaは、画素スイッチング用TFT30のゲート電極3aと同層に形成され、半導体層202aは、画素スイッチング用TFT30の半導体層1aと同層に形成される。半導体層202aは、チャネル領域202a´、低濃度ソース領域202b及び低濃度ドレイン領域202c、並びに高濃度ソース領域202d及び高濃度ドレイン領域202eからなる。尚、データ線駆動回路用TFT202は、LDD構造を有することが好ましいが、低濃度ソース領域202b、低濃度ドレイン領域202cに不純物打ち込みを行わないオフセット構造であってもよいし、ゲート電極202gaをマスクとして不純物を高濃度に打ち込んで高濃度ソース領域及び高濃度ドレイン領域を形成する自己整合型であってもよい。
データ線駆動回路用TFT202のゲート電極202gaは、その一部分202gbにおいて、下地絶縁膜12に形成されたコンタクトホール14cvを介して遮光膜110aに電気的に接続されている。尚、本実施形態に係るデータ線駆動回路用TFT202は、トップゲート型であるが、ボトムゲート型であってもかまわない。
データ線駆動回路用TFT202の上層側には、第1層間絶縁膜41を介して、第3層として、ソース配線204s及びドレイン配線204dが形成されている。尚、ソース配線204s及びドレイン配線204dは、本発明に係る「複数の配線」の一例である。ソース配線204sは、第1層間絶縁膜41に開孔されたコンタクトホール810を介して、データ線駆動回路用TFT202の高濃度ソース領域202dと電気的に接続されている。ドレイン配線204dは、第1層間絶縁膜41に開孔されたコンタクトホール830を介して、データ線駆動回路用TFT202の高濃度ドレイン領域202eと電気的に接続されている。
次に、本実施形態に係る液晶装置の画像信号線の具体的な構成について、図9から図11を参照して説明する。ここに図10は、画像信号線及びデータ線駆動回路のTFTアレイ基板上におけるレイアウトを示す平面図である。図11は、画像信号線の第2部分配線の構成を示す斜視図である。
図10において、本実施形態では特に、6本の画像信号線170は夫々、第1部分配線171及び第2部分配線172を有する。以下では、主として、画像信号線170−1の第1部分配線170−1及び第2部分配線170−2について説明するが、他の画像信号線170−2〜170−6も同様の構成となっている。
再び図9において、第1部分配線171−1は、上述した蓄積容量70の容量電極300(図8参照)と同一膜から形成されている。即ち、第1部分配線171−1は、データ線駆動回路101のTFT202、ソース配線204s及びドレイン配線204dを構成する導電膜に対して第2層間絶縁膜42を介して上層側に位置する導電膜から形成されている。
一方、図10に示すように、第2部分配線172−1は、データ線駆動回路101に対して画像表示領域10aと同じ側に、データ線駆動回路101に沿って(即ち図中、左右方向に)配線されている。
更に、図11に示すように、第2部分配線172−1は、副部分配線172−1a及び172−1bからなる2重配線構造を有している。副部分配線172−1aは、容量配線300(図8参照)と同一膜からなり、第1部分配線171−1と一体的に形成されている。副部分配線172−1bは、下部電極71(図8参照)と同一膜からなり、分岐配線175と一体的に形成されている。副部分配線172−1a及び172−1bは、誘電体膜75に開孔されたコンタクトホール61及び62を介して電気的に接続されている。よって、第2部分配線172−1は、2重配線構造を有することにより低抵抗化されている。
尚、図11に示すように、第2部分配線172−1が、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、他の第2部分配線172−2〜172−6と電気的に接続された分岐配線175と交差する部分については、副部分配線172−1bは、部分的に途切れるように構成されている。副部分配線172−1a及び172−1bは、対応する分岐配線175毎に形成されたコンタクトホール61を介して電気的に接続されている。
更に尚、図示はしないが、例えば、第2部分配線172−2が、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、第1部分配線171−1と交差する部分については、副部分配線172−2aは、部分的に途切れるように構成されている。
再び図10に示すように、本実施形態では特に、第1部分配線171−1〜171−6は、TFTアレイ基板10上で平面的に見てデータ線駆動回路101と互いに重なっている。即ち、第1部分配線171−1〜171−6は、TFTアレイ基板10の一辺に沿って配列された外部回路接続端子102−1〜102−6からデータ線駆動回路101に対して反対側に配線された第2部分配線172−1〜172−6まで、TFTアレイ基板10上で平面的に見てデータ線駆動回路101と重なるように配線されている。よって、6本の画像信号線が、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、データ線駆動回路101を回避するように(即ち、データ線駆動回路101と重ならないように、データ線駆動回路101の周りを迂回して)配線される場合と比較して、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線長の差異を殆ど或いは好ましくは完全に無くすことができる。即ち、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、TFTアレイ基板10上におけるデータ線駆動回路101の縁側(即ち、図中、下側)から中央側(即ち、図中、上側)へと、画像信号線170が、データ線駆動回路101上を通過するように構成されているので、TFTアレイ基板10上で平面的に見てデータ線駆動回路101と互いに重なる第1部分配線171を有する分だけ、6本の画像信号線170−1〜170−6の配線長を短くすることが可能であると共に配線の自由度が高いので、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線長の差異を殆ど或いは好ましくは完全に無くすことができる。従って、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは好ましくは完全に無くすことが可能となっている。
更に、第1部分配線171−1は、TFTアレイ基板10上で平面的に見てデータ線駆動回路101と互いに重なるので、6本の画像信号線170−1〜170−6が、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、データ線駆動回路101を回避するように配線される場合と比較して、6本の画像信号線170−1〜170−6を配線するのに必要なTFTアレイ基板10上の面積を小さくすることができる。よって、TFTアレイ基板10のサイズを小さくすることにより液晶装置全体を小型化する、或いは、TFTアレイ基板10上の面積を有効利用し、例えば他の配線或いは回路を配置することにより液晶装置を高性能化することも可能である。
尚、図10に示すように、第2部分配線172における、TFTアレイ基板10上で平面的に見てコンタクトホール62よりも左側の部分179(即ち、分岐配線175と交差しない部分)を設けることによって、複数の画像信号線170間の配線抵抗或いは電気容量が一層調整可能とされている。尚、実践上、このような調整の必要が無い場合には、部分179においては分岐配線175との電気的な接続点が存在しないので、部分179をなくして構成してもよい。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る液晶装置について、図12を参照して説明する。ここに図12は、第2実施形態における図10と同趣旨の平面図である。尚、図12において、図1から図11に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図12に示すように、第1部分配線171−1〜171−6は、データ線群毎、即ちデータ線群に対応する6本の分岐配線毎の間隔で配列されてもよい。
この場合にも、第1実施形態と同様に、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線長の差異を殆ど或いは好ましくは完全に無くすことができる。従って、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは好ましくは完全に無くすことが可能である。
更に、第1部分配線171−1は、TFTアレイ基板10上で平面的に見てデータ線駆動回路101と互いに重なるので、6本の画像信号線170−1〜170−6が、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、データ線駆動回路101を回避するように配線される場合と比較して、6本の画像信号線170−1〜170−6を配線するのに必要なTFTアレイ基板10上の面積を小さくすることができる。よって、TFTアレイ基板10のサイズを小さくすることにより液晶装置全体を小型化する、或いは、TFTアレイ基板10上の面積を有効利用し、例えば他の配線或いは回路を配置することにより液晶装置を高性能化することも可能である。
<電子機器>
次に、上述した電気光学装置である液晶装置を各種の電子機器に適用する場合について説明する。
まず、この液晶装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図13は、プロジェクタの構成例を示す平面図である。この図13に示されるように、プロジェクタ1100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット1102が設けられている。このランプユニット1102から射出された投射光は、ライトガイド1104内に配置された4枚のミラー1106および2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gに入射される。
液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gの構成は、上述した液晶装置と同等であり、画像信号処理回路から供給されるR、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、これらの液晶パネルによって変調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射される。このダイクロイックプリズム1112においては、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が直進する。したがって、各色の画像が合成される結果、投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画像が投写されることとなる。
ここで、各液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gによる表示像について着目すると、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転することが必要となる。
尚、液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gには、ダイクロイックミラー1108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。
次に、液晶装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明する。図14は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図14において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、液晶表示ユニット1206とから構成されている。この液晶表示ユニット1206は、先に述べた液晶装置1005の背面にバックライトを付加することにより構成されている。
更に、液晶装置を、携帯電話に適用した例について説明する。図15は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図15において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302と共に、反射型の液晶装置1005を備えるものである。この反射型の液晶装置1005にあっては、必要に応じてその前面にフロントライトが設けられる。
尚、図13から図15を参照して説明した電子機器の他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
また本発明は、上述の実施形態で説明した液晶装置以外にも、シリコン基板上に素子を形成する反射型液晶装置(LCOS)、プラズマディスプレイ(PDP)、電界放出型ディスプレイ(FED、SED)、有機ELディスプレイ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、電気泳動装置等にも適用可能である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置、及び該電気光学装置を備えてなる電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す平面図である。 図1のH−H´の断面図である。 第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を示すブロック図である。 液晶パネルの電気的な構成を示すブロック図である。 データ線の駆動に係る回路構成を示す回路図である。 TFTアレイ基板上の画素部に係る部分構成を表す平面図であり、積層構造のうち下層部分に相当する図である。 TFTアレイ基板上の画素部に係る部分構成を表す平面図であり、積層構造のうち上層部分に相当する図である。 図6及び図7を重ね合わせた場合のA−A´断面図である。 データ線駆動回路用TFT、及び画像信号線の第1部分配線を含む断面図である。 画像信号線及びデータ線駆動回路のTFTアレイ基板上におけるレイアウトを示す平面図である。 画像信号線の第2部分配線の構成を示す斜視図である。 第2実施形態における図10と同趣旨の平面図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たるプロジェクタの構成を示す平面図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成を示す斜視図である。
符号の説明
6a…データ線、7…サンプリング回路、9a…画素電極、11a…走査線、10…TFTアレイ基板、10a…画像表示領域、41、42、43…層間絶縁膜、101…データ線駆動回路、102…外部回路接続端子、104…走査線駆動回路、170…画像信号線、171…第1部分配線、172…第2部分配線、175…分岐配線、700…画素部、VID1〜VID6…画像信号

Claims (6)

  1. 基板上に、
    複数の画素部と、
    前記複数の画素部が配列された画素領域に配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、
    前記複数のデータ線に供給するための画像信号が供給される画像信号線と、
    前記画像信号線から前記画像信号を前記複数のデータ線に供給するデータ線駆動回路と
    を備えており、
    前記画像信号線は、前記データ線駆動回路と互いに重なる第1部分を有する
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記第1部分は、前記データ線駆動回路を構成する複数の第1の導電膜に対して層間絶縁膜を介して相異なる層に位置する第2の導電膜から形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記画像信号線は、前記複数のデータ線を、N(但し、Nは2以上の自然数)本の前記データ線を1群とするデータ線群毎に駆動するために、N系列のシリアル−パラレル変換された画像信号が外部回路接続端子を介して供給されるN本の画像信号線を含み、
    前記データ線駆動回路は、前記画素領域の周辺に位置する周辺領域において前記基板の一辺に沿って配置されており、
    前記外部回路接続端子は、前記周辺領域において前記一辺に沿って且つ前記データ線駆動回路に対して前記画素領域と反対側に配列されており、
    前記N本の画像信号線は、前記周辺領域において前記一辺の方向に延在し且つ前記データ線駆動回路と前記画素領域との間に配線された第2部分を夫々有し、
    前記第1部分は、前記外部回路接続端子から前記第2部分まで、前記一辺と交わる方向に配線される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記複数の画素部の各々は、前記基板上で前記データ線よりも上層側に、下側電極、誘電体膜及び上側電極が順に積層されてなる蓄積容量を備え、
    前記データ線駆動回路を構成する複数の配線は、前記データ線及び前記下側電極を夫々構成する第1及び第2導電膜のうち少なくとも一方の導電膜と同一膜からなり、
    前記第1部分は、前記上側電極を構成する第3導電膜と同一膜からなる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記画像信号を、サンプリング信号に応じて前記データ線に夫々供給する複数のサンプリングスイッチを含むサンプリング回路を備え、
    前記データ線駆動回路は、前記データ線群に対応する前記サンプリングスイッチ毎に、前記サンプリング信号を順次供給する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
JP2005315860A 2005-10-31 2005-10-31 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器 Expired - Fee Related JP4882340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005315860A JP4882340B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005315860A JP4882340B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007121809A true JP2007121809A (ja) 2007-05-17
JP4882340B2 JP4882340B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=38145705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005315860A Expired - Fee Related JP4882340B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4882340B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104701346A (zh) * 2013-12-06 2015-06-10 乐金显示有限公司 具有触摸面板的有机电致发光装置及其制造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320664A (ja) * 1996-05-28 1996-12-03 Sony Corp 表示装置、xドライバ及びyドライバ
JP2000162634A (ja) * 1998-01-30 2000-06-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器
JP2003066113A (ja) * 2001-06-13 2003-03-05 Seiko Epson Corp 基板装置、その検査方法、電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP2005292856A (ja) * 2005-06-10 2005-10-20 Seiko Epson Corp 表示装置、ガンマ補正方法及び電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320664A (ja) * 1996-05-28 1996-12-03 Sony Corp 表示装置、xドライバ及びyドライバ
JP2000162634A (ja) * 1998-01-30 2000-06-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器
JP2003066113A (ja) * 2001-06-13 2003-03-05 Seiko Epson Corp 基板装置、その検査方法、電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP2005292856A (ja) * 2005-06-10 2005-10-20 Seiko Epson Corp 表示装置、ガンマ補正方法及び電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104701346A (zh) * 2013-12-06 2015-06-10 乐金显示有限公司 具有触摸面板的有机电致发光装置及其制造方法
CN104701346B (zh) * 2013-12-06 2017-09-29 乐金显示有限公司 具有触摸面板的有机电致发光装置及其制造方法
US9965069B2 (en) 2013-12-06 2018-05-08 Lg Display Co., Ltd. Organic electroluminescent device having touch panel and method for fabricating the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4882340B2 (ja) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4442570B2 (ja) 電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP5017923B2 (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP4155317B2 (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP4640026B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2009047967A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4882662B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2008191517A (ja) 電気光学装置用基板及び電気光学装置、並びに電子機器
JP5011680B2 (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP4301227B2 (ja) 電気光学装置及びその製造方法、電子機器並びにコンデンサー
JP4946203B2 (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP5125002B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2008225034A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2008111924A (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP2007225760A (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP5055950B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2008003380A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4882340B2 (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP4945985B2 (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP2008191518A (ja) 電気光学装置用基板及び電気光学装置、並びに電子機器
JP4935326B2 (ja) 電気光学装置及びこれを備えた電子機器
JP2006227243A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP5119875B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4259528B2 (ja) 電気光学装置及びこれを備えた電子機器
JP2007079367A (ja) 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器
JP2008205248A (ja) 半導体装置及びその製造方法、電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4882340

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees