JP2007121683A - 液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents
液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007121683A JP2007121683A JP2005313831A JP2005313831A JP2007121683A JP 2007121683 A JP2007121683 A JP 2007121683A JP 2005313831 A JP2005313831 A JP 2005313831A JP 2005313831 A JP2005313831 A JP 2005313831A JP 2007121683 A JP2007121683 A JP 2007121683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- mother
- crystal display
- display panel
- mother substrates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【課題】 ダイシング時に冷却水が液晶表示パネルの液晶注入口に浸水するのを防止し、尚且つ2枚のマザー基板を貼り合わせて行うギャップ出し工程において、効率良く両マザー基板間に存在するエアーを抜き、均一なギャップを得る製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の画像表示領域を形成したマザー基板の各画像領域毎のシール部材とマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成し、両マザー基板を貼付した後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設けた液晶表示パネル複合基板とし、少なくとも、複数の画像表示領域を形成したマザー基板と該マザー基板を各画像領域毎にシール部材を設けて貼付し、両マザー基板を貼り合わせた後ダイシングにて分断を行う液晶表示パネルの製造方法において、少なくとも一方のマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成する工程と、両マザー基板を貼付する工程と、その後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設ける工程を具備する液晶表示パネルの製造方法とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の画像表示領域を形成したマザー基板の各画像領域毎のシール部材とマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成し、両マザー基板を貼付した後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設けた液晶表示パネル複合基板とし、少なくとも、複数の画像表示領域を形成したマザー基板と該マザー基板を各画像領域毎にシール部材を設けて貼付し、両マザー基板を貼り合わせた後ダイシングにて分断を行う液晶表示パネルの製造方法において、少なくとも一方のマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成する工程と、両マザー基板を貼付する工程と、その後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設ける工程を具備する液晶表示パネルの製造方法とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法に関するものである。
液晶表示装置は2枚のマザー基板の一方に複数個の画像表示領域を形成し、もう一方のマザー基板に該画像表示駆動領域に対応する共通電極を形成した後、各画像表示領域毎にシール部材を設けて両マザー基板を位置合わせして貼付し、その後個々の表示駆動領域に分割する製造方法がある。個々に分割されたものを液晶表示パネルといい、シール部材の一部に形成された液晶注入口から液晶を注入し、液晶注入口を封口することで液晶表示パネルが完成する。
2枚のマザー基板の組み合わせはいろいろあり、ガラス基板とガラス基板、シリコン基板とガラス基板、プラスチック基板とプラスチック基板等が使用されているが、本発明は基板の種類には無関係であり、マザー基板を貼付後に個々の液晶表示パネルに分割する際、液体を使用する分割装置に対応する液晶表示パネルの製造方法に関するものである。
マザー基板Aには複数の画像表示領域が形成され、マザー基板Bにはマザー基板Aに形成された画像表示領域に対応する領域に共通電極が形成される。マザー基板Aまたはマザー基板Bの各画像表示領域外周に液晶注入口を形成してシール部材が設けられ、マザー基板Aとマザー基板Bは貼付され、以降の工程でダイシングによる分断方法を用いて分断を行う。
しかしダイシング時には液晶表示パネル部の注入口が封口されておらず、しかもダイシング工程では冷却水をかける必要がある為、貼り合わされたマザー基板Aとマザー基板Bとの隙間から冷却水が液晶表示パネル部に浸水するといった問題が生じる。
この問題を解決する手段として、基板外周部の余分な部分にダミーシールを形成し、シール硬化後にダイシングを行うことによりダイシング時の冷却水がマザー基板Aとマザー基板Bとの隙間に浸水することを防止する方法が既に開示されている。(例えば、特許文献1参照)
しかし前記従来の方法においては、ダミーシールの極一部が封口部になっているだけのため、2枚のマザー基板を貼り合わせる際に、2枚のマザー基板とダミーシール部で形成される内部空間に存在するエアーが効率良く排出できない。そのため、個々の液晶表示パネル部内のエアーも効率良く排出できず、個々の液晶表示パネルのギャップを均一に出来ないという問題が発生する。特にギャップを1μm程度にしなければならない強誘電液晶表示装置では大きな問題となっている。
前記問題を解決する手段として、複数の画像表示領域を形成したマザー基板と該マザー基板に対応するマザー基板を各画像表示領域毎にシール部材を設けて貼付し、両マザー基板を貼り合わせ後ダイシング法にて分断を行う液晶表示パネルの製造方法において、マザー基板外周部に、貼り合わせ後に線状につながり、両マザー基板間が密封状態となる点線状ダミーシールを形成する液晶表示パネル製造方法が開発されている。マザー基板外周部に一定間隔で隙間が空いている点線状のダミーシールを設けたため、貼り合わせからギャップ出し工程において、両マザー基板間に存在するエアーが前記隙間から効率良く抜け、各液晶表示パネル部でギャップばらつきの少ない良好な貼り付けマザー基板が製造できる。又、最終的なギャップ出し終了後には、ダミーシール間の隙間が埋まり、ダイシング時に使用する冷却水の浸水を防ぐ事が出来るというものである。(例えば特許文献2)
特許文献2に記載の発明は、エアー抜けがよく貼り合わせ時間を短縮できるが、最終的なギャップ出し終了後にはダミーシール間の隙間が埋まるようにするダミーシール量の管理が難しい。ダミシールの量を多くするとか、隙間を小さくして隙間が埋まるのを優先するとエアー抜けが悪くなり、貼り合わせ時間が短くできない。また、ダミーシールの量を少なくするとか、隙間を大きくするとダミーシール間の隙間が埋まらず、ダイシング時に冷却水が浸水するという課題を有していいた。
本発明はダイシング時に冷却水が液晶表示パネルの液晶注入口に浸水するのを防止し、尚且つ2枚のマザー基板を貼り合わせて行うギャップ出し工程において、効率良く両マザー基板間に存在するエアーを抜き、均一なギャップを得る製造方法を提供することを目的とする。
少なくとも、複数の画像表示領域を形成したマザー基板の各画像領域毎のシール部材とマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成し、両マザー基板を貼付した後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設けた液晶表示パネル複合基板とする。
少なくとも、複数の画像表示領域を形成したマザー基板と該マザー基板を各画像領域毎にシール部材を設けて貼付し、両マザー基板を貼り合わせた後ダイシングにて分断を行う液晶表示パネルの製造方法において、少なくとも一方のマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成する工程と、両マザー基板を貼付する工程と、その後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設ける工程を具備する液晶表示パネルの製造方法とする。
一方のマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成する工程と、両マザー基板を貼付する工程を具備するので、効率良く両マザー基板間に存在するエアーを抜き、均一なギャップを得ることができると共に、両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シールを設ける程を具備するので、ダイシング時に使用する冷却水の浸水を防ぐ事が出来る。両マザー基板を貼付する工程の後工程に防水シール設ける工程を具備するので、点線状のダミーシールは均一なギャップを得ることができると共にエアー抜けがよければよいので、両マザー基板の貼り合わせ後に隙間が残っても良く、ダミーシールの塗布量、塗布間隔の管理が容易となる。
図2は本発明による液晶表示パネルの製造方法を説明するための図であり、マザー基板A1の外周部領域にダミーシール部材2を塗布した上面図である。ダミーシール部材2はスクリーン印刷等で塗布する。外周部の点線状ダミーシール間の隙間は、シール幅が0.5mmのとき0.2mm〜0.5mm程度が望ましい。ダミーシール部材2の外周はマザー基板A1の外周より1mm程度内側に設けておく。又ダミーシールを塗布できるエリアが余分にあれば、2重、3重又はそれ以上にダミーシールを配置させる事が望ましい。又ダミーシールと各液晶表示パネル部との位置関係に付いては、液晶表示パネル部の近い位置にダミーシールを配置にする事が望ましい。
ダミーシール部材2を塗布したマザー基板A1に、マザー基板B3を重ね合わせ、両マザー基板に圧力をかける。ギャップ出しのプレス圧を徐々に上げた時、両マザー基板間に存在するエアーが点線状のダミーシール部材2の隙間から速やかに抜け、完成後は点線状に塗布されたダミーシール部材2がほぼ繋がった状態となる。その後、ダミーシール部材2を硬化させる。
図1は、貼り合わせの終了した両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール4設けた液晶表示パネル複合基板の周辺断面図である。ダミーシール部材2の外周と両マザー基板の側面外周合わせ部の間に防水シール4(例えばUV硬化型接着剤)を塗布し硬化させる。防水シール4を外周合わせ面全周に塗布することで後工程であるダイシング等により液体を用いた加工においても2枚のマザー基板間に浸水することはなくなる。
1 マザー基板A
2 ダミーシール部材
3 マザー基板B
4 防水シール
2 ダミーシール部材
3 マザー基板B
4 防水シール
Claims (2)
- 少なくとも、複数の画像表示領域を形成したマザー基板の各画像領域毎のシール部材とマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成し、両マザー基板を貼付した後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設けたことを特徴とする液晶表示パネル複合基板。
- 少なくとも、複数の画像表示領域を形成したマザー基板と該マザー基板を各画像領域毎にシール部材を設けて貼付し、両マザー基板を貼り合わせた後ダイシングにて分断を行う液晶表示パネルの製造方法において、少なくとも一方のマザー基板周辺部に点線状ダミーシールを形成する工程と、両マザー基板を貼付する工程と、その後両マザー基板の側面外周合わせ部に防水シール設ける工程を具備することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313831A JP2007121683A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313831A JP2007121683A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007121683A true JP2007121683A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38145589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005313831A Pending JP2007121683A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007121683A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101881909A (zh) * | 2010-06-29 | 2010-11-10 | 友达光电股份有限公司 | 显示面板及其制造方法 |
CN102736295A (zh) * | 2011-04-14 | 2012-10-17 | 乐金显示有限公司 | 制造显示装置的设备和方法 |
JP2013029768A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Japan Display East Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法及びマザー基板 |
TWI408468B (zh) * | 2010-06-18 | 2013-09-11 | Au Optronics Corp | 顯示面板及其製造方法 |
US9535272B2 (en) | 2011-04-14 | 2017-01-03 | Lg Display Co., Ltd. | Apparatus and method for manufacturing display device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07248477A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-09-26 | Sharp Corp | 液晶表示装置の製造方法 |
JP2004309870A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Miyota Kk | 液晶表示パネル製造方法 |
-
2005
- 2005-10-28 JP JP2005313831A patent/JP2007121683A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07248477A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-09-26 | Sharp Corp | 液晶表示装置の製造方法 |
JP2004309870A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Miyota Kk | 液晶表示パネル製造方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI408468B (zh) * | 2010-06-18 | 2013-09-11 | Au Optronics Corp | 顯示面板及其製造方法 |
CN101881909A (zh) * | 2010-06-29 | 2010-11-10 | 友达光电股份有限公司 | 显示面板及其制造方法 |
CN102736295A (zh) * | 2011-04-14 | 2012-10-17 | 乐金显示有限公司 | 制造显示装置的设备和方法 |
US9535272B2 (en) | 2011-04-14 | 2017-01-03 | Lg Display Co., Ltd. | Apparatus and method for manufacturing display device |
TWI619987B (zh) * | 2011-04-14 | 2018-04-01 | 樂金顯示科技股份有限公司 | 顯示裝置之製造設備及方法 |
JP2013029768A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Japan Display East Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法及びマザー基板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101050959B1 (ko) | 액정 표시 장치의 제조 방법 | |
JP4850612B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2007212667A (ja) | 液晶表示パネルとその製造方法 | |
JP5588118B2 (ja) | マザー基板 | |
JP2006243658A (ja) | パネル基板、パネル基板の製造方法および液晶表示パネルの製造方法 | |
JP2007121683A (ja) | 液晶表示パネル複合基板と液晶表示パネルの製造方法 | |
JP2007187866A (ja) | 液晶表示パネル、液晶表示パネルの製造方法、電子機器 | |
JP2004157171A (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
JP2009169152A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2008216780A (ja) | 表示素子の製造方法 | |
KR101296647B1 (ko) | 액정표시패널 및 그의 제조방법 | |
KR20080060124A (ko) | 액정 표시 패널의 제조 방법 | |
JP2010210833A (ja) | 液晶素子 | |
JP2008275651A (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
JP5184055B2 (ja) | 液晶表示装置用セル | |
JP2008176204A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JP5575371B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
JP2010139656A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JP2004309870A (ja) | 液晶表示パネル製造方法 | |
JP2010054749A (ja) | 液晶表示パネル及びその製造方法 | |
JP2005156796A (ja) | 液晶表示素子およびその製造方法 | |
JP2003114441A (ja) | 液晶表示素子の製造方法および製造装置 | |
JP2008158237A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPH09318954A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
JP4874126B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20110602 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111011 |