JP2007120561A - オートテンショナ - Google Patents

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JP2007120561A
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bearing
dust cover
pulley
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dust
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Teru Takahashi
輝 高橋
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Abstract

【課題】オートテンショナに用いられるベアリング内部へ塵芥や泥水が入り込むことを防止する。
【解決手段】オートテンショナは主に、固定部材50とアーム部材51とプーリ18とから構成される。プーリ18は、ベアリング11により回転自在にアーム部材51へ取り付けられる。プーリ18の内縁に設けられた環状突出部12と共に、ベアリング11の固定部材50側に第2のダストカバー60を設ける。これにより、ベアリング内部に塵芥や泥水が入り込むことを防止し、オートテンショナの早期破損を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルトの張力を調節するためのオートテンショナに関し、より詳しくは、プーリを支持するベアリングに配されるダストカバーに関する。
一般に、無端ベルトを利用した動力伝達装置では、無端ベルトに対しオートテンショナにより一定の張力が与えられる。このようなオートテンショナは、例えば、エンジンブロック等に固定される固定部材と、このカップの軸心に揺動自在に取り付けられるアーム部材と、アーム部材に取り付けられ、無端ベルトに当接するプーリとを備える。プーリはベアリングによってアーム部材に回転自在に支持される。
オートテンショナは、例えば、自動車では、塵芥や泥水がかかりやすい位置に配される。プーリの軸心に配されるベアリングには、塵芥や泥水がベアリング内部に侵入することを防止するため、軸方向両端面を覆うように各々ダストカバーが配される。このダストカバーとして、ベアリングの軸方向固定部材側端面においてアーム部材における一部の形状を変形させることにより成形したものが提案されている(特許文献1)。
特開平7−103296号公報
しかし、オートテンショナの固定位置によっては他部品がプーリに近接し、ベアリングの軸方向固定部材側端面に配されたダストカバーに干渉するおそれがある。これを回避するためにダストカバーを廃すると、ベアリングの内部に泥水や塵芥が侵入し、ベアリングを構成する部品の磨耗や破損を引き起こし、オートテンショナの寿命を短くするといった問題が生じる。
本発明は、従来技術における上述の問題を鑑みてなされたものであり、ベアリングの破損が生じ難いオートテンショナを得ることを目的とする。
本発明によるオートテンショナは、固定部材に揺動自在に取り付けられたアーム部材の揺動端に設けられたベアリングと、ベアリングにより回転自在に固定部材に支持されるプーリと、ベアリングの軸方向であって固定部材側の側面に取り付けられ、ベアリングが固定部材側に露出することを防止する環状のダストカバーとを備えることを特徴とする。ベアリング内部に塵芥や水などが入り込むことを阻止し、オートテンショナの早期破損が防止できる。
本発明に用いられるダストカバーは、プーリの内縁部に設けられた径方向内側へ延びる環状突出部の先端よりも径方向外側に延びていることが好ましい。
ダストカバーは、ベアリングのアウターレースの内縁よりも外側まで延びていることが好ましい。
ダストカバーは、例えば、金属により形成される。
本発明によれば、オートテンショナの小型軽量化を図りつつ、ベアリング内部への塵芥や水の侵入を阻止し、オートテンショナの長寿命化を図ることができる。
以下、本発明によるオートテンショナの実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるオートテンショナの実施形態を示すものである。
オートテンショナは図示しないエンジンブロックに固定される固定部材50を備える。固定部材50は図において上側に開口するカップ形状である。固定部材50の開口部には揺動自在にアーム部材51が取り付けられる。
アーム部材51の揺動端52にはベアリング11を介してプーリ18が取り付けられる。揺動端52にはプーリ軸受部13が設けられる。ベアリング11は、インナーレース16内縁を介してプーリ軸受部13に嵌合される。プーリ18はベアリング11のアウターレース15外縁に嵌合される。プーリ18の外周壁19は図示しないベルトに当接する。
プーリ18の径方向断面は固定部材方向に開口するコの字形状であって、開口端部の内縁には内側に突出する環状突出部12が設けられる。
第1のダストカバー17は環状であり、内縁はインナーレース16の図において上端面と接し、外縁はプーリ18の上端面内縁を覆う。第1のダストカバー17はボルト14をプーリ支持部13に螺合させることにより、図においてインナーレース16の上端面に固定される。第2のダストカバー60はインナーレース16の図において下端面およびプーリ軸受部13により挟まれて固定される。これにより、図において上下からベアリング11内部へ塵芥や泥水が入り込むことを防止できる。
図2は、第2のダストカバー60の平面図、図3は、第2のダストカバー60のIII−III線における断面図である。
第2のダストカバー60は軸心PLを中心とした環状であり、固定部61、シーリング部62から構成される。第2のダストカバー60は、好ましくは、金属部材により形成される。
固定部61は第2のダストカバー60の内縁に形成される。固定部61はアーム部材のプーリ支持部13とインナーレース16の軸方向固定部材側端面との間に挟まれ、ボルト14をプーリ支持部13に螺合させることにより固定される。
シーリング部62は第2のダストカバー60の外縁に形成され、プーリ18の内縁部に設けられた環状突出部12の先端よりも外側に延びる。シーリング部62は、アウターレース15の内縁よりも外側まで延び、図においてアウターレース15の下端面とプーリ18の環状突出部12の上端面との間に位置する。シーリング部62上端面とアウターレース下端面との距離は本実施形態では0.3mm以上である。
すなわち、環状突出部12の図において上にシーリング部62が位置し、シーリング部62の上にはアウターレース15の下端面が位置する。この構成によって、狭隘な空間がベアリング11の図において下側に全周に渡って形成される。これにより、第2のダストカバー60はアウターレース15やオートテンショナ以外の部品に接触することなくベアリング11内部へ塵芥や泥水が侵入することを確実に防止することができる。
さらに、第2のダストカバー60をアーム部材52へ組付けるとき、固定部61とシーリング部62との間に設けられた段差がプーリ軸受部13へ係合し組付位置が決定される。これによって第2のダストカバー60をアーム部材51に組付ける作業が容易となる。
以上のように、本実施形態のオートテンショナによると、ベアリング11とプーリ軸受部13との間に第2のダストカバー60を挟み込むことにより、ベアリング11へ塵芥や泥水等が直接掛からなくなるためベアリング11内部へ塵芥や泥水が侵入せず、オートテンショナの早期破損が防止できる。
本発明によるオートテンショナの実施形態を示すものである。 第2のダストカバーの平面図である。 第2のダストカバーのIII−III線における断面図である。
符号の説明
11 ベアリング
18 プーリ
50 固定部材
60 第2のダストカバー
61 固定部
62 シーリング部

Claims (4)

  1. 固定部材に揺動自在に取り付けられたアーム部材の揺動端に設けられたベアリングと 、
    前記ベアリングにより回転自在に前記固定部材に支持されるプーリと、
    前記ベアリングの軸方向であって前記固定部材側の側面に取り付けられ、前記ベアリングが前記固定部材側に露出することを防止する環状のダストカバーとを備えることを特徴とするオートテンショナ。
  2. 前記ダストカバーが、前記プーリの内縁部に設けられた径方向内側へ延びる環状突出部の先端よりも径方向外側に延びていることを特徴とする請求項1に記載のオートテンショナ。
  3. 前記ダストカバーが、前記ベアリングのアウターレースの内縁よりも外側まで延びていることを特徴とする請求項1に記載のオートテンショナ。
  4. 前記ダストカバーが金属により形成されることを特徴とする請求項1から3に記載のオートテンショナ。

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