JP2007120327A - 内燃機関の可変動弁システム - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の可変動弁システムにおいて、カム軸と同期して回転している可変動弁機構にモータなどの電気的制御手段を装着し、モータの消費電力を低減する。
【解決手段】
カム軸タイミングプーリ14は、うずディスク21、リンク22を介して、カム軸20に接続されている。うずディスク21は、モータ23と一体になっている。モータ23は、コイル30、磁石31、軸受26、スリップリング29、ブラシ保持器27から構成されている。ECU6からの電力が、ブラシ保持器27、スリップリング29を介して コイル30に与えられる。コイル30に加える電流を制御することによって、磁石31と接続されているうずディスク21が、コイル24(カム軸タイミングプーリ14)に対して回転運動を行い、カム軸タイミングプーリ14に対するカム軸20の位相を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、往復動エンジンの吸気弁、排気弁の可変動弁システムに係り、特に4ストロークおよび2ストロークのガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどに用いるのに好適なものである。
往復動エンジンの吸気弁、排気弁のリフト、タイミングを運転状態によって変える可変動弁システムは、エンジンの充填効率、有効圧縮比、残留ガスの量を制御し、エンジンの動力性能、エミッション性能を向上するため、近年、広く利用されている。ディーゼルエンジン、或いは、予混合圧縮着火エンジンでは、エンジンの圧縮行程に伴って生じるガスの温度上昇によって、噴射された燃料を自着火している。燃料の自着火は、温度が高く、圧力が高い条件でのみ行われる。燃料にもよるが、温度1000K、圧力1MPa以上でないと自着火に至らない。
したがって、低温始動時においてはシリンダ壁の温度が低く、ガスの熱がシリンダに奪われるので、圧縮比を、例えば15以上に高め、シリンダ内のガスの温度と圧力を高めないと、自着火が生ぜず、燃焼を達成することができない。しかし、エンジンの暖機が完了した時点では、高い圧縮比では、ピストンに作用する圧力が高いので機械摩擦損失が増大し、性能が低下しやすい。これを回避するためには、始動完了後は、圧縮比を15以下に低下させ、性能を向上するのが提案されている。
始動完了後は、シリンダ壁の温度が高くなり、圧縮比が低くてもシリンダ内混合ガスの熱がシリンダに奪われる割合が少なくなるので、ガスの温度、圧力が高くなり、自着火が行われる。圧縮比は、周知のように、ピストンのクリアランス容積を機械的に変えることによって、或いは、ピストンのストロークを機械的に変えることによって行われるが、機構が複雑になる。これに対して、吸気弁の閉じるタイミングを、クランク角に対して、遅らせるか、早めるかしても、圧縮始めのガスの質量を変えることができ、クランク角度に対する圧力、温度の上昇を遅らせることができる。すなわち、有効圧縮比を低下させることができる。
従来技術としては、2ストロークのディーゼルエンジンにおいて、エンジン始動時と判断されたときに、電動式の可変動弁装置(カムひねりタイプ)により、吸気弁閉時期(IVC)を下死点(BDC)に近づけて、有効圧縮比を高めている。これで始動時の自着火を確保し、通常運転時はIVCを遅らせて有効圧縮比を低下させて、燃費を低減させるものである。
これらの技術に対し、油圧式の可変動弁機構も開示されているが、低温始動時の応答性が低くなる問題があり、特に低温始動時の制御には電動式のアクチュエータが望ましい。電動モータによって回転しているカム軸の位相を変える場合、モータのケーシングがシリンダヘッドに固定されているほうがコイルへの給電が容易である。しかし、カム軸と同期して動いている可変動弁機構を駆動するのに、ボールベアリングなどを介在させて回転運動を吸収する必要がある(特許文献1)。または、モータのロータをカム軸と同期させて回転させなければならない。いずれも、操作に要する動力の他に摩擦損失などによって、多くの電力を消費する。
モータ本体、ケーシングを回転しているカム軸に搭載すると、カム軸の位相を変えるための電力を供給すればよいので、電力の消費の問題は解決される。これに関し、モータ(電磁ソレノイド、圧電式などのアクチュエータも含む)をカム軸に取り付ける構成も開示されている(特許文献2、特許文献3、特許文献4)。これらは、いずれも、スリップリングによって、カム軸に取り付けられたモータに電力を供給するようになっている。一方、電力の制御装置は、シリンダヘッドに固定されている。
なお、可変動弁機構としては、非特許文献1に開示されているような、油圧で動作するロータリベーンなどがある。
特開平1-315631号公報 特開平11‐50825号公報 特開平10‐121919号公報 特開平3‐206307号公報 赤坂、三浦、ガソリンエンジン:燃費及び排出ガス低減に貢献する可変動弁機構の技術動向、自動車技術 Vol.59, No.2, 2005, pp33−38
しかし、従来のモータをカム軸の取り付けた可変動弁システムでは、減速装置がないので、モータの電流が大きく、スリップリング、ブラシが短時間で磨耗し、信頼性と耐久性の問題があった。
本発明の目的は、このような、スリップリング、ブラシの信頼性と耐久の問題によって生じる可変動弁システムの不都合を解決することにある。
特許文献1では、モータの回転をカム軸方向の線形運動に変え、線形運動をボールベアリングを介して、回転しているカム軸に伝達しているが、摩擦損失が大きい。また、減速装置がついているが、摩擦損失のため消費電力が大きく、上記の問題を解決するまでには至らない。
特許文献2,3では、カム軸に取り付けられた圧電素子に、ブラシ、スリップリングを介して、電力を供給している。圧電素子によってカム軸が直接駆動されるので、減速装置がなく、ブラシ、スリップリングの電流が大きい。
特許文献4では、カム軸に装着された電磁マグネットの、ブラシ、スリップリングを介して電力が供給される。電磁マグネットによって、カム軸に直結されたアーマチュアが動かされる。電磁マグネットによって、直接カム軸が動かされるので、減速装置がなく、電流が大きい。
また、特許文献2から4のブラシとスリップリングは、潤滑油が存在する雰囲気の露出しており、潤滑油の付着による導通不良の問題がある。
非特許文献1には、種々の可変動弁システムが提示されている。位相を変える調整機構(VTC)、リフトを変える調整機構(VEL)は、エレクトロニクスコントロールユニットの出力により制御される電気的制御手段(電動モータ、電磁石)によって直接駆動される。あるいは、電気的制御手段で動作する、油圧パワー手段によって間接的に駆動される。
この課題を解決するため、ある局面において、本発明は、吸気弁、排気弁の一方或いは両方に機械的に接続されたカム軸、前記カム軸と同期して回動し、外部給電装置から給電される電気的制御手段によってエンジンの運転状態に応じて前記吸気弁、排気弁の一方或いは両方の開または閉タイミングを制御する調整機構を有する可変動弁システムであって、前記電気的制御手段は減速機構を介して前記調整機構を制御するように構成したことを特徴とする可変動弁システムを提供するものである。
これによって、電気的制御手段の駆動電流が少なくなり、スリップリング、ブラシの不具合を解決することができる。
この課題を解決するため、ある局面において、本発明は、 前記電気的制御手段は、エンジン回転と同期して回動する第1の部材と、前記カム軸に連結される前記減速機構と同期して回動する第2の部材と、前記第1の部材または前記第2の部材に電気的に接続され前記外部給電装置から給電を受ける摺動部材とを有し、前記第1の部材または前記第2の部材は電磁コイルよりなり、前記可変動弁システムは前記電磁コイルに電力を供給する主回路素子およぶエンジンの運転状況に応じて前記主回路素子を制御する制御素子を有し、前記主回路素子を前記第1の部材または前記第2の部材に取り付けたことを特徴とする可変動弁システムを提供するものである。
これによって、電気的制御手段の電流が少なくなると共に、スリップリング、ブラシの個数が低減し、スリップリング、ブラシの不具合を解決することができる。
この課題を解決するため、ある局面において、本発明は、回転している前述の電気的制御手段に電力を供給するためのブラシとスリップリングを潤滑油から保護するためのシールを具備したことを特徴とする可変動弁システムを提供するものである。
これによって、電気的制御手段の電流が少なくなると共に、スリップリング、ブラシが、潤滑油の付着によって導通不良になることが防止され、スリップリング、ブラシの信頼性の不具合を解決することができる。
この課題を解決するため、ある局面において、本発明は、回転している前述の電気的制御手段に位相に関する信号を検出する手段を具備したことを特徴とする可変動弁システムを提供するものである。
カム軸とカム軸タイミングプーリの相対位置をポテンショメータ、差動トランスなどによって直接測定することができるので、位相差の分解能が高まり、制御の応答性が向上し、制御電流が低減され、スリップリング、ブラシの不具合を解決することができる。
本発明によれば、信頼性と耐久性に優れた可変動弁システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施例について図を用いて説明する。まず、4ストロークエンジンの可変動弁システムについて、図1を参照しながら説明する。エンジン1のクランク軸2は、図中、時計方向に回転している。ビストン3が、最も下に位置する状態が、下死点(BDC)の状態で、クランク角度で180度とする。クランク軸2が回転し、ピストン3が、最も高い位置に達したときが上死点(TDC)の状態で、このときのクランク角度は360度である。
通常のディーゼル燃焼の場合は、燃料は、燃料噴射弁4から、シリンダ内に噴射され、ガスの高温によって自着火し、燃焼する。予混合圧縮着火の場合は、吸気行程に、噴射弁4から燃料を噴射し、シリンダの充填空気と良く混合しておく。ピストン3が上昇すると、シリンダ内の予混合気の温度、圧力が上昇し、混合気が自着火し、燃焼に至る。噴射弁3の燃料噴射タイミングは、クランク角センサ5の信号に応じ、エレクトロニクスコントロールユニット(ECU)6によって制御される。
ガソリンエンジンの場合は、吸気行程に、噴射弁4から燃料を噴射し、シリンダの充填空気と良く混合しておく。ピストン3が上昇すると、シリンダ内の予混合気の温度、圧力が上昇し、混合気が点火プラグによって着火され、燃焼に至る。
また、始動時には、スタータ7をクランク軸2に結合させ、クランク軸2を回転させる。さらに、始動時には、グロープラグ8に電流を印加し、グロープラグ8の温度を高めて、燃料の蒸発を促進し、自着火を支援する。触媒コンバータ301によって排気を浄化する。
吸気弁9と排気弁10は、エンジン1の上部に配置され、それぞれ、吸気カム11、排気カム12によって駆動される。吸気カム11は、カム軸20、リフト位相可変タイプの可変動弁機構(VTC)13を介して、カム軸タイミングプーリ14に接続されている。クランク軸2の回転は、タイミングベルト、或いはタイミングチェーンなどを介して、カム軸タイミングプーリ14に伝えられる。水温センサ15の信号は、ECU6に入力される。VTC位相差センサ28の信号もECU6に入力される。4ストロークエンジンの場合、クランク軸2が回転すると、2分の1の回転でカム軸タイミングプーリ14が回転し、VTC13の定められた位相差でもって、吸気カム11が回転し、2回転に一回、吸気弁9の開動作を行い、空気をシリンダに吸入する。
また、カム軸タイミングプーリ14が回転すると、それに接続されている排気カム12が回転し、2回転に一回、排気弁12の開動作を行い、既燃ガスをシリンダから排出する。吸気弁9の上流の吸気システム20には、吸入空気量を測定するためのエアフローセンサ17、ターボチャージャ18、及び排気還流弁(EGR)19が配置されている。
図2に、通常の4ストロークディーゼルエンジンにおける、吸気弁9と排気弁10の開閉のタイミングを示す。排気弁10は、排気行程の始め、クランク角度−180度で開かれる。このタイミングをEVOとする。排気弁10は、排気行程の終わりに閉じられる。このタイミングをEVCとする。吸気弁9は、吸気行程の始め、クランク角度0度の近くで開かれる。このタイミングをIVOとする。吸気弁9は吸気行程の終わりのBDCの近くで、閉じられる。このタイミングをIVCと称する。
ディーゼルエンジンの場合は、圧縮行程の終わりごろ、TDCの前で、自着火が生じる。ガソリンエンジンの場合は、点火プラグで混合気に着火する。IVCをBDCより早めると、シリンダに充填されるガスの量が低下し、有効圧縮比が低下する。また、IVCをBDCより遅らせると、シリンダに充填されたガスが、再度、吸気システム16の方に戻され、シリンダの充填ガスの質量が低下し、有効圧縮比が低下する。
2ストロークエンジンの場合は、図3に示すごとく、1回転(360度)でサイクルが完了するので、クランク角度180度の間に、4ストロークに相当する吸気行程と、圧縮行程が行われる。次の180度で、膨張行程と排気行程が行われる。ディーゼルエンジンの場合。TDCの前で自着火が行われる。一回転に一回、吸気弁9と排気弁10の開動作が行われるので、2ストロークの場合は、図1において、カム軸タイミングプーリ14は、クランク軸2と同じ回転数で駆動される。システムのその他の構成要素は、4ストロークの場合の要素を流用することができる。IVCをBDCに近づけると、ガスの質量が多い状態で圧縮されるので、有効圧縮比が高くなる。また、IVCをBDCに対して遅らせると、吸気システム16の圧力が一定の場合、シリンダに充填されるガスの量が低下し、有効圧縮比が低下する。
図4に電気的制御手段であるVTC13の一実施例を示す。カム軸タイミングプーリ14は、うずディスク21、リンク22を介して、カム軸20に接続されている。うずディスク21は、モータ23と一体に取り付けられている。モータ23は、コイル30、磁石31、軸受26、スリップリング29、ブラシ保持器27から構成されている。
ECU6からの電力が、ブラシ保持器27、スリップリング29を介して コイル30に与えられる。コイル30に加える電流を制御することによって、磁石31と接続されているうずディスク21が、コイル24に対して、すなわち、カム軸タイミングプーリ14に対して回転運動を行う。
コイル30は、カム軸タイミングプーリ14に接続されているケーシング32の内部に取り付けられる。したがって、モータ23が回転すると、カム軸タイミングプーリ14に対するうずディスク21の位相が変化する。この位相は、センサ28(図1ではvtc位相差センサ28)によって検出され、信号がスリップリングを介してECUに送られる。スリップリング29は、モータ23と一緒に回転する。ブラシ保持器27はシリンダヘッドに固定されている。
ECU6には、エンジン回転速度と負荷の信号が入力される。これらの信号と、位相差センサ28の信号をベースに、モータ23の回転が制御される。
図5に示すように、うずディスク21が、カム軸タイミングプーリ14に対して回転すると、リンク22の外側端がうずディスクの溝314内を摺動する。図5において、リンク22の外側端が時計方向に移動するほど溝の中心との距離が大きくなる。言い換えると、うずディスク21が時計方向に回転すると中心との距離が増大する。
一方。リンク22の外側端は、カム軸タイミングプーリ14に対して、溝313によって動きが制約されている。周方向には動けず、半径方向のみの摺動を行う。リンク22の外側端はうずディスク21の溝314に沿って摺動する。うずデスク21がカム軸タイミングプーリ14に対して回転すると、溝313内でリンク22の外側端は半径方向の摺動を行う。うずディスク21が反時計方向に回転すると、リンク312の外側端は、中心からの距離が大きく方向に移動する。
リンク22の内側端はカム軸20に接続されている。リンク22の外側端が半径方向に沿って、溝313内を半径が大きい方向に移動すると、リンク22の長さは変わらないので、カム軸20は図5においてカム軸タイミングプーリ14に対して時計方向に移動する。リンク22の外側端が、溝313において、半径方向の小さい方向に摺動すると、カム軸20は、図5において、カム軸タイミングプーリ14に対して反時計方向に移動する。
うずディスク21が回転しても、溝314の半径方向の変位は緩やかである。したがって、カム軸タイミングプーリに対し、うずディスク21が一回転しても、カム軸20は、40度程度変化するに過ぎない。すなわち、回転が9分の1に減速される。溝314の回転に対する半径方向の変位の変化をゆるやかにすれば、より多く減速することができる。
図5において、うずディスク21が、反時計方向に回転すると、リンク22の外側端がディスク21の面内において径の大きい方に動く。これによって、リンク22の内側端が時計方向に引っ張られ、カム軸タイミングプーリ14と、カム軸20の位相が変化する。したがって、うずディスク21とカム軸タイミングプーリ14の位相差は、モータ23によって制御される。
うずディスク21の溝314の位置の回転に対する半径方向の変化を緩やかにすると、うずディスク21の回転に対する位相の変化が小さくなる。すなわち、このうずディスク21は減速機能を有している。例えば、うずディスク21が238.5度だけ、カム軸タイミングプーリ14に対して変化するように設定されている。うずディスク21の回転は、9分の1に減速されて、カム軸20に伝わる。この減速の程度は、溝のパターンによって変えることができる。
ガソリンエンジンにおけるカム軸20における戻しトルクの平均は、0.24Nm程度である。カム軸駆動トルクとしては約1Nmが望ましい。VTC13の変換応答時間を0.2sとすると、モータ23の回転速度は、200rpm程度になる。このときのモータ23のパワーは5W程度である。モータなどの可動部の遅れを回避するためには、20W程度の電力が必要である。モータ23としては、フラットタイプが軸方向長さを短くすることができるので、エンジン1のシリンダヘッドへの取り付け制約上望ましい。
図6にモータ23の一実施例を示す。ロータヨーク321が、うずディスク21に固定されている。ロータヨーク321には、永久磁石31が取り付けられている。また、ケーシング32基板には、ステータコイル323、ホール素子324が取り付けられている。モータ23は、フラットタイプであるので、図4に示したごとく、カム軸20の先端に容易に取り付けることができる。エンジン1の長さを増すことなく、可変動弁システムをエンジン1に組み込むことができる。
図7にモータ23の他の実施例を示す。図7において、軸331は、ハブ332、ロータヨーク336に固定されている。プリント基板334にはホール素子336、アマチュアコイル338が取り付けられている。ロータヨーク336にはロータマグネット337が取り付けられている。軸331は、ボールベアリング339によって支持されている。FGマグネット335は、ロータヨーク336に取り付けられている。このFGマグネット335は、ローヨーク336の回転に伴い周波数信号を出力する。この周波数信号は、モータ23の制御に使用される。
図7において、電磁誘導、ホール素子、磁気抵抗などを利用した、角度ピックアップ340が配置されている。これによって、ハブ332の回転をピックアップし、VTC位相信号を取得する。図4においては、これらはセンサ28として図示されており、その信号はスリップリング29を介してECU6に送られる。
図8にインバータを用いたモータ23の駆動回路の一実施例を示す。ホール素子342で、ロータ341の磁極の位置を検出する。磁極の位置信号P1は、制御回路346に入力される。主回路素子345を制御する信号P2(U,V,W相)が、制御回路346から主回路素子345の制御ゲートに与えられる。これによって、各相のコイル343の端子電圧P3が制御される。動作原理に従い、P1信号から、120度通電の矩形指令となるように、インバータ制御される。U,V,W層のP2信号を120度ずらすことによって、ロータ341が回転する。
図8の駆動回路において120度通電駆動で振動が発生する場合は、180度通電方式を用いてもよい。また、ホール素子342の信号を省略し、誘起起電力を観測して、ロータの位置を検出することもできる。この場合、起動のときは、誘起起電力が観測されないので、位置を推定することが困難である。このときは、VTCの位相信号を用いて、ソフトウェア的に通電制御を行う。
図8において、主回路素子345、制御回路346がカム軸20に装着されている場合は、U,V,W相のスリップリングによる供給は不要となる。このときは、電源344のみが、エンジンの固定側に取り付けられる。スリップリング347,348を介して、主回路素子345、制御回路346に電力が供給される。また、スリップリング349を制御回路346とECU6は、信号をやりとりする。
制御回路346がECU6の方から、エンジン回転速度とエンジン負荷の情報を取得することによって、制御回路346は自律的に、モータ23を制御することができる。また、ECUが、制御回路346から吸排気弁のリフトの情報を取得することによって、燃料噴射の制御などに利用することができる。
図9、図10に、うずディスク21の代わりに、遊星ギアを用いたVTC13の他の実施例を示す。図9において、リングギア351が遊星ギア352と結合している。リングギア351に対して、遊星ギア352の歯の数は1個だけ少なくなっている。リングギア351は、カム軸タイミングプーリ14に固定されている。回転中心点Oを中心に、偏心軸350が回転する。この偏心軸354に、遊星ギア352が軸受を介して取り付けられている。遊星ギア352の中心点Pは、回転中心点Oの周りを、一回転に一回遊星運動する。
中心点Pの遊星運動に伴い、遊星ギア353とリングギア352とのギャップが大きくなるが、Pが一回転すると、再び、遊星ギア353とリングギア352とのギャップが狭くなり、両者の歯がきつく噛合うようになる。これによって、遊星ギア352の歯は、リングギア352の歯に対して、回転方向に対して進んだ位置で噛合うようになる。これによって、遊星ギア352は、リングギアに対して、歯のピッチだけ回転する。したがって、偏心軸350の回転に対して、遊星ギアの回転は20分の1程度に減速される。
遊星ギア352には、穴353が設けられている。図10に示すように、穴353には、出力ディスク354の突起355が、ゆるく挿入されている。遊星ギア352の回転は、出力ディスク354を介して、カム軸20に伝達される。リングギア351は、カム軸タイミングプーリ14に接続されている。カム軸タイミング14の動きは、リングギアリングギア351、遊星ギア352、穴353、突起355、出力ディスク354を介して、カム軸20に伝えられる。リングギア351にはモータ358が取り付けられている。
モータ358によって偏心軸350を回転させる。モータ358には、遊星歯車などから構成された減速装置が組み込まれていても良い。スリップリング356を介して、制御装置357から電力が供給される。遊星ギア352がリングギア351との相対位置を変えないとき、すなわち、モータ358が停止している場合は、リングギア351と遊星ギア352は一緒に回転する。
モータ358が回転すると、リングギア351と遊星ギア352の回転の位相が変化する。これによって、カム軸タイミングプーリ14とカム軸20の回転の位相が変化する。この実施例においては、図4のうずディスク21を用いた場合に比べて、リンク機構が省略できるので、摩擦損失が低減でき、モータ358のパワーを低減し、小型化を図ることができる。
図11にVTC13の他の実施例を示す。カムシャフト20、カム軸タイミングプーリ14、リンク22、モータ23、うずディスク21の配置は、図4の場合と同じである。シリンダヘッドカバー363の中にカム軸タイミングプーリ14、モータ23、うずディスク22が配置されている。シリンダへッドカバー363の中の潤滑油が外に漏れないように、シール361がシリンダヘッドカバー363とスリップリングの回転軸366の間に設けられている。
また、ブラシ保持器364と、中空の回転軸366の隙間を通って、スリップリング、センサ365の方に侵入するダストを防止するため、シール362が設けられている。スリップリングは、フラットタイプで、ブラシは、軸方向に配置されている。センサ365の信号は、スリップリングを介して、コントロールユニット367へ送られる。このようにしてスリップリングの部分が、エンジンオイルなどのミストから保護されている。
図12にVTC13の位相制御動作のブロック線図を示す。フィードバック素子504、例えば、VTC位相差センサ28によって、動弁機構503の実際のカム軸20の位相を把握する。この値を指令値と比較し、偏差を増幅器501に入力する。VTC502は、モータ23から構成され、モータ23の回転を、動弁機構503の位相が指令値になるように増幅器501の出力を制御する。
カム軸20を駆動するためのトルクは、回転速度、潤滑油の温度などによって変化する。したがって、運転状態に応じて、図501のゲインを変化させて、VTC13の動作の応答性と、安定性を両立させている。
モータ23としては、永久磁石式のモータのほかに、直流のブラシ付きのモータを使用することができる。永久磁石式のモータの場合、図8のように、コイル343に電力を供給する必要があり、少なくとも、三つのスリップリングが必要となる。これを回避するために、図13においては、図8の制御回路346と主回路素子345、VTC位相差センサ28を、モータ23に一体化して取り付けている。
これによって、電源電力のみを、ブラシ、スリップリングを介して、モータ23に送ればすむので、ブラシ、スリップリングの構造が簡単になる。このとき、主回路素子345は、モータ23の近傍に取り付けられ、遠心力によって機械的に主回路素子345が破損するのを防止している。主回路素子345は、図8に示すように6つのパワー半導体から構成され、これにスリップリング356によって電力が供給される。ホール素子342の信号は、モータ23と一体になっている制御回路346にスリップリング無しで供給される。これによって、スリップリングの数が大幅に低減し、VTC13の信頼性、耐久性が大幅に向上する。
また、VTC位相差センサ28が、モータと一体化することができるので制御性が向上する。従来、回転しているカム軸20と、カム軸タイミングプーリ14のそれぞれの回転情報を別々に検出して、VTC位相差信号を得ていたが、分解能が低く、制御の精度が低かった。
これに対し、本発明においては、カム軸20とカム軸タイミングプーリ14の相対位置をポテンショメータ、差動トランスなどによって直接測定することができるので、位相差の分解能が高まり、制御の応答性が向上する。
直流ブラシ付きモータの場合も、制御回路をモータと一体化することによって、位相差センサの信号をスリップリングを介して、外部に取り出す必要がなくなるので、耐久性、信頼性が向上する。
図14に始動時のVTCの制御動作を示す。エンジン1の始動時には、クランク角センサの5の信号から、VTCのタイミングを求まる、エンジンの回転速度がゼロで、またはキーオンで、図14のフローチャートのごとく、水温センサ15から求まるエンジンの温度が40℃以下の場合には,低温始動と判断し、VTC13を制御し、IVCをBDCに近づけ有効圧縮比が高いモードで運転する。IVCは、VTC位相センサ28によって正確に制御される。
回転速度が500rpm以上になると、始動が完了したものみなし、VTCを制御しIVCをBDCから位相角Δ(例えばクランク角度で10度)だけ遅らせる。或いは、4ストロークエンジンの場合は、IVCをBDCより早くしても有効圧縮比を低下させることができる。
ここで、エンジン停止状態において、IVCがBDCに設定されている場合と、キーオンと同時に、BDCに制御される場合が想定される。したがって、ステップ83、84、86では、VTC位相センサ28の信号をベースに、位相角度Δの検出、制御が行われる。すでに、エンジン停止時に、IVC=BDCに設定されている場合は、ステップ83でIVCをチェックするだけで、そのままスタータオンの動作に入る。エンジン回転が上昇した時に、ステップ86で位相角Δだけ、IVCを遅らせる動作を行う。
エンジン停止時に、BDCに設定されていない場合は、ステップ83で、IVC=BDCの動作を行う。燃料噴射弁4から噴射する燃料質量は、エアフローセンサ17の空気量、エンジンの回転速度の信号に応じて制御される。また、排気還流弁19、ターボチャージャ18の状態も考慮して、燃料質量、燃料噴射のタイミングが決定される。当然、吸気弁のIVC,IVCが変化すると、噴射量、噴射タイミングを変更する必要がある。
このため、VTC位相センサ28の信号が、ECU6に入力され、VTCの位相、すなわち、IVCの位置によって、燃料噴射量が変更される。
有効圧縮比は、IVCをBDCより早めても低下することができる。吸気行程の途中で、吸気弁9が閉じるので、充填空気量が減り、有効圧縮比が低下する。最遅角の場合のIVCはBDCに近い。最進角の場合のIVCは、BDCより進んでいる。始動時には、IVC≒BDCに制御し、有効圧縮比を高め、始動性を確保する。始動が完了すると、最進角の位置に制御し、IVCをBDCより進める。これによって、吸気行程中に吸気弁9が閉じられるので、充填されるガスの質量が低下し、有効圧縮比が低減し、摩擦損失が小さくなり、燃費が低減する。
モータ23が固着して、VTC13の制御ができず、キーオンで、IVCがBDCより大きく乖離している場合には、グロープラグ8の印加電流を高めて、燃料の気化を促進し、有効圧縮比が低いときでも、燃焼を確実にする。また、吸気システム16に電気ヒータを配置し、吸入空気の温度をあらかじめ高め、さらに、電気ヒータで、燃料自体を加熱し、燃料の気化を促進してもよい。
可変動弁システムとしては、位相角を変えるシステムの他に、例えば、特願2002−23540に開示されているような、リフトを連続的に変えるシステム(VEL)もある。本発明の可変動弁システムは、これらのVELシステムと組み合わせても利用することができる。
スリップリングには、りん脱酸銅が用いられる。ブラシとしては、黒鉛が用いられる。水分子に代る吸着ガスを摺動時の発熱により、バインダーから発生させて、潤滑性を向上させた。これにより、ブラシの磨耗が大幅な低減が期待できる。
電気的な制御手段としては永久磁石式モータを例示したが、電磁ソレノイド、圧電素子、リラクタンスモータ、ロータリソレノイドなどを用いることもできる。
本発明の一実施例の可変動弁システムの構成図である。 本実施例の可変動弁システムの4ストロークエンジンの場合の特性図である。 本実施例の可変動弁システムの2ストロークエンジンの場合の特性図である。 本実施例に用いる可変動弁システムの可変動弁機構である。 本実施例に用いる可変動弁機構のうずディスクの構成図である。 本発明の一実施例の可変動弁機構のモータの構成図である。 本発明の実施例の可変動弁機構のモータの他の実施例の構成図である。 本実施例に用いるモータの制御回路図である。 本実施例に用いる可変動弁機構の他の実施例の構成図である。 本実施例に用いる可変動弁機構の他の実施例の構成図である。 本発明の他の実施例の可変動弁機構の第3の実施例の構成図である。 本実施例に用いる可変動弁機構の制御動作のブロック線図である。 本実施例に用いる可変動弁機構の第4の実施例の構成図である。 本発明の他の実施例の可変動弁システムの制御動作のフローチャートである。
符号の説明
1…エンジン、2…クランク軸、3…ピストン、4…燃料噴射弁、5…クランク角センサ、6…エレクトロニクスコントロールユニット(ECU)、7…スタータ、8…グロープラグ、9…吸気弁、10…排気弁、11…吸気カム、12…排気カム、13…可変動弁機構(VTC)、14…カム軸タイミングプーリ、15…水温センサ、16…VTC位相差センサ、17…エアフローセンサ、18…ターボチャージャ、19…排気還流弁(EGR)、20…吸気カム軸、21…うずディスク、23…モータ、28…センサ、29…スリップリング

Claims (6)

  1. 吸気弁、排気弁の一方或いは両方に機械的に接続されたカム軸、前記カム軸と同期して回動し、外部給電装置から給電される電気的制御手段によってエンジンの運転状態に応じて前記吸気弁、排気弁の一方或いは両方の開または閉タイミング又はリフト特性を制御する調整機構を有する可変動弁システムであって、前記電気的制御手段は減速機構を介して前記調整機構を制御するように構成したことを特徴とする可変動弁システム。
  2. 請求項1に記載の可変動弁システムにおいて、前記電気的制御手段は、エンジン回転と同期して回動する第1の部材と、前記カム軸に連結される前記減速機構と同期して回動する第2の部材と、前記第1の部材または前記第2の部材に電気的に接続され前記外部給電装置から給電を受ける摺動部材とを有し、エンジンの運転状態に応じて、前記第1の部材と前記第2の部材の相対位置を制御して前記調整機構を制御することを特徴とする可変動弁システム。
  3. 請求項2に記載の可変動弁システムにおいて、前記第1の部材または前記第2の部材の少なくとも一つは電磁コイルよりなり、前記可変動弁システムは前記電磁コイルに電力を供給する主回路素子およぶエンジンの運転状況に応じて前記主回路素子を制御する制御素子を有し、前記主回路素子を前記第1の部材または前記第2の部材に取り付けたことを特徴とする可変動弁システム。
  4. 請求項3に記載の可変動弁システムにおいて、前記主回路素子および前記制御素子を前記第1の部材または前記第2の部材に取り付けたことを特徴とする可変動弁システム。
  5. 請求項1に記載の可変動弁システムにおいて、回転している前記電気的制御手段に電力を供給するためのブラシとスリップリングをエンジン潤滑油から保護するためのシールを具備したことを特徴とする可変動弁システム。
  6. 請求項1に記載の可変動弁システムにおいて、前記カム軸と同期して回動する前記電気的制御手段にエンジン回転とカム軸回転の位相差に関する信号を検出する手段を具備せしめたことを特徴とする可変動弁システム。
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