JP2007177628A - 内燃機関の可変動弁システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
消費電力の低減、部品点数の低減、および制御回路の簡易化を図った電気式の可変動弁システムを提供する。
【解決手段】
クランク軸側の駆動回転部材30とカム軸20の側の従動軸部材60の間に、両者の組付角(回転の位相)を変更するための組付角操作機構40を介在させ、中間回転部材41、遊星歯車52を介してモータ51によって組付角を制御する。モータ51は、界磁ロータ72、電磁ロータ73、ステータコイル77,78から構成され、ステータコイル77,78に流す交流電流を制御して、界磁ロータ72と電磁ロータ73の両者の回転速度および回転方向を変化させる。電磁ロータ73の回転によって、遊星歯車52が制御され、小さい力で中間回転部材41が駆動され、組付け各操作機構40が動作する。
【選択図】図5

Description

本発明は、往復動エンジンの吸気弁、排気弁の可変動弁システムに係り、特に4ストロークおよび2ストロークのガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどに用いるのに好適なものである。
往復動エンジンの吸気弁、排気弁のリフト、タイミングを運転状態によって変える可変動弁システムは、エンジンの充填効率、有効圧縮比、残留ガス量を制御し、エンジンの動力性能、エミッション性能を向上するため、近年、広く利用されている。ディーゼルエンジン、或いは、予混合圧縮着火エンジンでは、エンジンの圧縮行程に伴って生じるガスの温度上昇によって、噴射された燃料を自着火している。燃料の自着火は、温度が高く、圧力が高い条件でのみ行われる。燃料にもよるが、温度1000K、圧力1MPa以上でないと自着火に至らない。
したがって、低温始動時においてはシリンダ壁の温度が低く、ガスの熱がシリンダに奪われるので、圧縮比を、例えば15以上に高め、シリンダ内のガスの温度と圧力を高めないと、自着火が生ぜず、燃焼を達成することができない。しかし、エンジンの暖機が完了した時点では、高い圧縮比では、ピストンに作用する圧力が高いので機械摩擦損失が増大し、性能が低下しやすい。これを回避するためには、始動完了後は、圧縮比を15以下に低下させ、性能を向上することが提案されている。
始動完了後は、シリンダ壁の温度が高くなり、圧縮比が低くてもシリンダ内混合ガスの熱がシリンダに奪われる割合が少なくなるので、ガスの温度、圧力が高くなり、自着火が行われる。圧縮比は、周知のように、ピストンのクリアランス容積を機械的に変えることによって、或いは、ピストンのストロークを機械的に変えることによって行われるが、機構が複雑になる。これに対して、吸気弁の閉じるタイミングを、クランク角に対して、遅らせるか、早めるかしても、圧縮始めのガスの質量を変えることができ、クランク角度に対する圧力、温度の上昇を遅らせることができる。すなわち、有効圧縮比を低下させることができる。
従来技術としては、2ストロークのディーゼルエンジンにおいて、エンジン始動時と判断されたときに、電動式の可変動弁システム(カムひねりタイプ)により、吸気弁閉時期(IVC)を下死点(BDC)に近づけて、有効圧縮比を高めている。これで始動時の自着火を確保し、通常運転時はIVCを遅らせて有効圧縮比を低下させて、燃費を低減させるものである(特許文献1)。
これらの技術に対し、油圧式の可変動弁システムも開示されているが、低温始動時の応答性が低くなる問題があり、特に低温始動時の制御には電動式のアクチュエータが望ましい。電動モータによって回転しているカム軸(以後、従動軸部材と称する)の位相を変える場合、モータのケーシングがシリンダヘッドに固定されている(外付け)方がコイルへの給電が容易である。しかし、駆動回転部材と同期して動いているバルブタイミング調整装置を駆動するのに、ボールベアリングなどを介在させて回転運動を吸収する必要がある。または、モータのロータを従動軸部材と同期させて回転させなければならない。いずれも、操作に要する動力の他に摩擦損失などによって、多くの電力を消費する。
特許文献2では、モータの磁石界磁を駆動回転部材に固定されているスプロケットと一体にしたモータ乗り込み方式が開示されている。中間回転部材の初期位置をばね力で定め、ヒステリシスブレーキを利用したブレーキ力で中間回転部材にトルクを作用させ、駆動回転部材と従動軸部材の位相を変化させている。
特許文献3では、外付けの磁石モータを回転させ、減速機を介して、駆動回転部材と従動軸部材の位相を制御している。リング歯車とモータで遊星歯車を付勢し、遊星歯車が中間回転体を付勢している。
特開平1−316631号公報 特開2004−11537号公報 特開2005−48707号公報
しかし、従来のモータを利用した可変動弁システムでは、モータの電流が大きく電力の消費が多くなり、また、極数が多く応答性が遅くなり、システムの信頼性と耐久性の問題があった。
また、外付けのモータでは、部品点数が多く、制御回路が複雑で、システムの信頼性に問題があった。
本発明の目的は、可変動弁システムにおいて、モータの使用に付随した信頼性と耐久性の問題を解決することにある。
この課題を解決するため、ある局面において、本発明は、内燃機関のクランク軸によって回転駆動される駆動回転部材から、吸気弁および排気弁の少なくとも一方の弁を開閉駆動する従動軸部材に回転力を伝達し、前記少なくとも一方の弁の開閉タイミングまたはリフトを調整するバルブ調整装置を有し、前記駆動回転部材から前記従動軸部材にトルクを伝達する手段として、中間回転部材と前記中間回転部材を駆動する遊星歯車を設け、前記遊星歯車を前記駆動回転部材により駆動し、前記駆動回転部材と同期して回転する界磁ロータと固定ステータコイルの作る電磁束と電磁的に結合する電磁ロータにより前記遊星歯車を制御することを特徴とする内燃機関の可変動弁システムを提供するものである。
さらに、ある局面において、本発明は、制御用のセンサを具備し、電磁ロータと界磁ロータの相対的位置を検出して、検出信号によりステータの電流を制御し、電磁ロータの励磁力を変化させる。これによって、可変動弁システムの応答性が向上する。
さらに、ある局面において、本発明は遊星歯車の中心とリング歯車の中心に偏心を持たせる方式となし、電磁ロータの回転方向は時計回りと反時計回りを可能とするために、2対以上の磁極数を持った構造としている。尚、それぞれの対磁極は各々の中心において非磁性体のリングを用いて、溶接法で固定している。
本発明の一実施例によれば、電磁ロータの回転が減速されて遊星歯車に伝達されるので、駆動軸部材の回転位相を変化させない場合は、永久磁石からなる界磁ロータと電磁ロータの磁気結合は小さくてよく、電磁ロータを磁化するためにステータコイルに流す電流は小さくてよいため、電力損失の低減が可能となる。
本発明の一実施例によれば、リング歯車と遊星歯車の組み合わせを有効に利用し、位相に変化がない場合には、遊星歯車を介してクランク軸によってベルトで駆動され、タイミングプーリの力で回転を維持するので、特許文献2に比べて消費電力が少ない。また、応答性を向上するため、モータの磁極の数を少なくしている(例えば4極)。
さらに特許文献3では、位相の変化がないときは、電流を流さないようになっているが、モータが外付けであるので、部品点数が多く、制御回路が複雑になっている。これに対して、本発明の一実施例によれば、モータ乗り込み方式を採用し、部品点数の削減と制御回路の簡易化を図り、可変動弁システムの信頼性、耐久性を向上させている。
本発明の一実施例の概要を述べると以下のようになる。クランク軸によって回転駆動される駆動回転部材と、この駆動回転部材から動力を伝達される従動軸部材とを相対的に回転操作することによって両回転部材の回転位相を変更する回転位相制御手段を有する。
従動軸部材に、カム軸は接続され、吸気弁、排気弁が開閉される。この手段において、従動軸部材の駆動力は、駆動回転部材から中間回転部材を介して得る。この中間回転部材は、クランク軸によって駆動される駆動回転部材および電気的な信号で動作するモータで駆動される遊星歯車の両者から駆動力を得る。
遊星歯車は、駆動回転部材、従動軸部材の軸に対して、偏心して回転し、モータの回転に対し、大きな減速比が得られる。遊星歯車はその外周に配置した、駆動回転部材と結合したリング歯車および隣接して配置したモータの電磁ロータの二つより駆動力を得る。
モータは、界磁ロータ、電磁ロータ、固定のステータから構成され、界磁ロータは駆動回転部材と一緒に回転する。電磁ロータは磁性体の磁極を有し、その磁極と対面する外側の回転部材は、複数の永久磁石のブロックから構成する界磁ロータと磁気的に結合が可能な構成とし、ステータの電磁束により電磁ロータを磁化することにより、回転力を電磁ロータに与える。
以下、本発明の一実施例について図を用いて詳細に説明する。まず、4ストロークエンジンの可変動弁システムについて、図1を参照しながら説明する。エンジン1のクランク軸2は、図中、時計方向に回転している。ビストン3が、最も下に位置する状態が、下死点(BDC)の状態で、クランク角度で180度とする。クランク軸2が回転し、ピストン3が、最も高い位置に達したときが上死点(TDC)の状態で、このときのクランク角度は360度である。
通常のディーゼル燃焼の場合は、燃料は、燃料噴射弁4から、シリンダ内に噴射され、ガスの高温、高圧によって自着火し、燃焼する。予混合圧縮着火の場合は、吸気行程に、噴射弁4から燃料を噴射し、シリンダの充填空気と良く混合しておく。ピストン3が上昇すると、シリンダ内の予混合気の温度、圧力が上昇し、混合気が自着火し、燃焼に至る。噴射弁4の燃料噴射タイミングは、クランク角センサ5の信号に応じ、エレクトロニクスコントロールユニット(ECU)6によって制御される。
ガソリンエンジンの場合は、吸気行程に、噴射弁4から燃料を噴射し、シリンダの充填空気と良く混合しておく。ピストン3が上昇すると、シリンダ内の予混合気の温度、圧力が上昇し、混合気が点火プラグによって着火され、燃焼に至る。
また、始動時には、スタータ7をクランク軸2に結合させ、クランク軸2を回転させる。さらに、始動時には、グロープラグ8に電流を印加し、グロープラグ8の温度を高めて、燃料の蒸発を促進し、自着火を支援する。触媒コンバータ301によって排気を浄化する。
吸気弁9と排気弁10は、エンジン1の上部に配置され、それぞれ、吸気カム11、排気カム12によって駆動される。吸気カム11は、カム軸20、リフト位相可変タイプの可変動弁機構13を介して、タイミングプーリ14に接続されている。クランク軸2の回転は、タイミングベルト、或いはタイミングチェーンなどを介して、タイミングプーリ14に伝えられる。水温センサ15の信号は、ECU6に入力される。位相差センサ28の信号もECU6に入力される。4ストロークエンジンの場合、クランク軸2が回転すると、2分の1の回転でタイミングプーリ14が回転し、可変動弁機構13の定められた位相差によって、吸気カム11が回転し、2回転に一回、吸気弁9の開動作を行い、空気をシリンダに吸入する。
また、タイミングプーリ14が回転すると、それに接続されている排気カム12が回転し、2回転に一回、排気弁12の開動作を行い、既燃ガスをシリンダから排出する。
吸気弁9の上流の吸気システム16には、吸入空気量を測定するためのエアフローセンサ17、ターボチャージャ18、及び排気還流弁(EGR)19が配置されている。
図2に、通常の4ストロークディーゼルエンジンにおける、吸気弁9と排気弁10の開閉のタイミングを示す。排気弁10は、排気行程の始め、クランク角度−180度で開かれる。このタイミングをEVOとする。排気弁10は、排気行程の終わりに閉じられる。このタイミングをEVCとする。吸気弁9は、吸気行程の始め、クランク角度0度の近くで開かれる。このタイミングをIVOとする。吸気弁9は吸気行程の終わりのBDCの近くで、閉じられる。このタイミングをIVCとする。
ディーゼルエンジンの場合は、圧縮行程の終わりごろ、TDCの前で、自着火が生じる。ガソリンエンジンの場合は、点火プラグで混合気に着火する。IVCをBDCより早めると、シリンダに充填されるガスの量が低下し、有効圧縮比が低下するおそれがある。また、IVCをBDCより遅らせると、シリンダに充填されたガスが、再度、吸気システム16の方に戻され、シリンダの充填ガスの質量が低下し、有効圧縮比が低下する。従って、運転状態に応じて、可変動弁機構13を用いて、IVCは最適に制御される。
2ストロークエンジンの場合は、図3に示すごとく、1回転(360度)でサイクルが完了するので、クランク角度180度の間に、4ストロークに相当する吸気行程と、圧縮行程が行われる。次の180度で、膨張行程と排気行程が行われる。ディーゼルエンジンの場合。TDCの前で自着火が行われる。一回転に一回、吸気弁9と排気弁10の開動作が行われるので、2ストロークの場合は、図1において、タイミングプーリ14は、クランク軸2と同じ回転数で駆動される。システムのその他の構成要素は、4ストロークの場合の要素を流用することができる。IVCをBDCに近づけると、ガスの質量が多い状態で圧縮されるので、有効圧縮比が高くなる。また、IVCをBDCに対して遅らせると、吸気システム16の圧力が一定の場合、シリンダに充填されるガスの量が低下し、有効圧縮比が低下する。
可変動弁機構13の実施例を図4に示す。可変動弁機構13は、駆動回転部材30、リンク47などからなる組付角操作機構40、操作力付与手段50、従動軸部材60から構成されている。駆動回転部材30には、その外周部に、タイミングプーリ14の機能を有するタイミングスプロケット31が設けられている。タイミングベルト或いはタイミングチェーンを介して、クランク軸2によって駆動回転部材30が駆動される。従動軸部材60は、カム軸20に固定されている。
組付角操作機構40は駆動回転部材30と従動軸部材60の中間に配置されている。組付角操作機構40によって、駆動回転部材30とカム軸20の回転の位相がエンジン1の運転状態に応じて制御される。これによって、クランク軸2の回転に対するカム軸20の位相が変化し、吸気弁9、排気弁10の開閉のタイミング(EVO,EVC,IVO,IVC)が制御される。
組付角操作機構40は、操作力付与手段50によって駆動される。操作力付与手段50には、モータ51が組み込まれており、ECU6からの電気的な信号によって制御される。操作力付与手段50は、中間回転部材41と機械的に接続されている。中間回転部材41の回転位置を駆動回転部材30に対して変えることによって、駆動回転部材30に対するカム軸20の位相が変化する。
駆動回転部材30と従動軸部材60は、図4に示すように、リンク47、リンク47の両端のピン44、ピン45によって接続される。従動軸部材60は、ピン45によりリンク47に接続されている。
中間回転部材41には、渦巻き状の渦巻き溝42が設けられている。この渦巻き溝42に、リンク47の外側のピン44の左側が、摺動可能で挿入されている。一方、ピン44の右側は、駆動回転部材30の径方向溝43に摺動可能で挿入されている。
図4において、中間回転部材41が、駆動回転部材30に対して、反時計方向に回転すると、渦巻き溝42の溝の位置が、外側にずれ、最大で、ピン44は、ピン44aで示したように外側に移動する。
また、回転駆動部材30に対して、中間回転部材41を反時計方向に移動すると、渦巻き溝42の位置が軸中心の方向に移動し、リンク47のピン44も軸中心方向に移動し、ピン45が反時計方向に移動する。これによって、駆動回転部材30と従動軸部材60の位相を変えることができる。
一方、リンク47の内側にはピン45が設けられている。ピン45は、従動軸部材60に接続されている。従って、図4において、ピン44が、ピン44aの位置に移動すると、ピン45も45aに移動する。これによって、駆動回転部材30に対して、従動軸部材60は、時計方向に回転する。
図4に示すように、駆動回転部材30のほぼ半径方向に沿うように、対面する平行な側壁を有する3つの径方向溝43が形成されている。図4においては、リンク47は3個配置されている。各リンク47の外側先端には、駆動回転部材30の各径方向溝32に摺動自在に係合する円筒状の突出部を有するピン44が一体に形成されている。
各リンク47は、ピン44が対応する径方向溝43に係合した状態において、リンク47、ピン45を介して従動軸部材60に連結されているため、中間回転部材41の回転によって、リンク47の先端が外力を受けて径方向溝43に沿って変位する(半径が大きくなったり小さくなったりする)と、駆動回転部材30と従動軸部材60はリンク47の作用によってピン44の変位に応じた方向および角度だけ相対運動する。
図5に本発明の実施例に用いる可変動弁機構の詳細断面図を示す。図示のごとく、駆動回転部材30の外周には、タイミングスプロケット31が配置されている。また、駆動回転部材30は短軸円筒状の挿通孔32を備え、その挿通孔32の部分が、カム軸20の左端部に結合された従動軸部材60に対し回転可能に組み付けられている。
また、従動軸部材60は、図5に示すように、カム軸20の左端部に付き合わされる基部側外周に拡径部が形成されている。従動軸部材60は芯部を貫通するボルト61によってカム軸20に結合されている。
図5において、従動軸部材60の左側には、中間回転部材41が軸受46を介して回転自在に支持されている。この中間回転部材41の後面には、図4に示すような断面半円状の渦巻き溝42が形成され、この渦巻き溝42に、前記各リンク47の先端のピン44が転動自在に案内係合されている。
この実施形態の組付角操作機構40は、以上に述べたごとく、図4、図5に示したように駆動回転部材30の径方向溝43、リンク47、ピン44、中間回転部材41、渦巻き溝42等によって構成されている。この組付角操作機構40は、駆動回転部材30と同期して回転している中間回転部材41に、カム軸1に対する相対的な回転操作力が入力されると、その操作力が渦巻き溝42とピン44の係合部を通してリンク47の先端を径方向に変位させ、このときリンク47の作用によって従動軸部材60に駆動回転部材30と相対的な回転力を伝達する。
中間回転部材41に操作力を付与する手段として操作力付与手段50がある。操作力付与手段50は、ECU6で制御可能なモータ51を具備している。ここでは、直接、中間回転部材41を、モータ51で駆動する代わりに、図5、図6に示したような遊星歯車52を使った減速手段を介して、中間回転部材41を駆動する。これによって、モータ51の駆動トルクを増大し、モータ51の電力の削減、モータの小型化を図っている。
操作力付与手段50は、図5、図6に示すように、中間回転部材41に接して、これを回転方向に付勢する遊星歯車52、遊星歯車52と複数の歯数の内一部の歯で噛み合うリング歯車53、遊星歯車52をシャフト61に対して偏心して取り付ける機能を有すロータ保持部材54、保持部材54に回動力を与える電磁ロータ73により構成する。
図5、図6に示すように、この遊星歯車52の突出部56は中間回転部材41の溝部57と隙間を持って係合している。この係合を介して遊星歯車52によって中間回転部材41が駆動される。
図5に示すように、モータ51は、外側の界磁ロータ72、中間の電磁ロータ73、内側のステータ74から構成される。界磁ロータ72は、磁石76と界磁ヨーク75から構成され、界磁ヨーク75は駆動回転部材30にネジで固定され、駆動回転部材30と一緒に回転する。
ステータ74は、ステータコイルA77,ステータコイルB78とステータヨーク79から構成され、図示されていないがエンジン1のシリンダヘッドに固定されている。ステータ74は、軸受93によって、電磁ロータ73、界磁ロータ72と同心的に保持されている。
図5に示すように、電磁ロータ73は、遊星歯車52と係合するロータ保持部材54と一体に構成されている。電磁ロータ73には、磁極A80,磁極A80と反対側の磁極B81、中間磁極82、非磁性体である接合部材83および84から構成され、接合部材83は磁極A80と中間磁極82を、また、接合部材84は磁極B81と中間磁極82を溶接接合している。
ここで、電磁力によって制御される操作力付与手段50の動作について説明する。中間回転部材41を付勢する遊星歯車52は駆動回転部材30に一体となったリング歯車53とモータ51の電磁ロータ73から回転力を得る。中間回転部材41と遊星歯車52の位相に変化が無い場合は、中間回転部材41はリング歯車53から遊星歯車52を介して回転力を得ている。
図5において、電磁ロータ73の側面に位置するロータ保持部材54の一端は軸受58の外輪に勘合し、軸受け58の内輪はスペーサ59に勘合している。ロータ保持部材54の先端部には軸受90が勘合しているが、この勘合部の中心はシャフト61の中心とはeだけ偏心している。
図6に示すごとく遊星歯車52の歯の数はリング歯車53の歯の数より1つ少ない数として、変速比は遊星歯車の歯数対1を得ている。電磁ロータ73が回転し、これと一体構成のロータ保持部材54が一回転すると、遊星歯車52の歯は、偏心eに伴う動作で、リング歯車53のとなりの歯と噛合い、歯のピッチだけ、リング歯車53と遊星歯車52の回転の位相が変化する。
図5、図6に示したようにリング歯車53は、駆動回転部材30に固定されている。遊星歯車52の突出部56、中間回転部材41の溝部57を介して、中間回転部材41を回転することによって、クランク軸2とカム軸20の位相が変化する。この遊星歯車52を利用した減速機構によって、モータ51の駆動力が増幅されるので、モータ51を小型にすることができる。
図6において、カム軸20の位相を駆動回転部材30の位相に対して進めるためには、中間回転部材41の位相をリング歯車53に対して反時計方向(X方向)に移動させるが、そのためには、モータの電磁ロータ73の位相を界磁ロータ72に対し時計方向(Y方向)に回転させる。
また、カム軸20の位相を駆動回転部材30に対して遅らせる手法は、中間回転部材41の位相をリング歯車53に対して図6に示すように時計方向(Y方向)に移動させることにより達成できる。そのためには、モータの電磁ロータ73の位相を界磁ロータ72に対し反時計方向(X方向)に回転させる。
電磁ロータ73の回転力はステータ74のステータコイルA77とステータコイルB78に交流電流を流し、磁極80、81,82をNとSに交互に磁化して、電磁ロータ73の磁極と界磁ロータ72の磁石の吸引および反発力で得ることができる。
図7に示すごとく、電磁ロータ73の磁極A80と磁極B81はその中心が電気角で90度ずれた構造になっている。この構造では、ステータコイルA77およびステータコイルB78によって作られる回転磁界と電磁ロータ73の磁極A,Bが電磁的に結合し、時計方向および反時計方向の両方向の回転力を得ることが出来る。
上記回転力を得るためには、界磁ロータ72の磁石位置および電磁ロータ73の磁極位置をそれぞれ、図5のセンサ92.91で感知する。界磁ロータ72の位置はセンサ92の磁石の磁気で検出する。電磁ロータ73の位置は磁極B81の側面に突起を設け、その位置をセンサ91で検知している。
界磁ロータ72と電磁ロータ73の関係を、図8と図9を用いて説明する。図8は経過時間に対する、ステータコイルA77とステータコイルB78に流す電流を示す。ステータコイルA77にはA(+)と、その反対方向のA(−)電流を流す。ステータコイルB78にはB(+)と、その反対方向のB(−)電流を流し、ステータヨーク79を励磁する。
また、電磁ロータ73とステータヨーク79の間のエアーギャップを介して電磁ロータ73の構成部品である、磁極A80,磁極B81,中間磁極82を励磁する。電磁ロータ73の磁極を、図9に示す順番に従って励磁することによって界磁ロータ72と電磁ロータ73はその相対位置関係を変化できる。
図9の第(1)の段階(図8の(1)の通電の状態)では界磁ロータ72の磁石S1極は、電磁ロータ73のN極に吸引されるとともに、界磁ロータ72のN2極は電磁ロータ73のN極に反発し、界磁ロータ72は、図9において相対的に時計方向に移動する。これによって、相対的に、電磁ロータ73と、駆動回転部材30の位相が変化する。
図9の第(2)の段階(図8の(2)の通電の状態)で電気角90度位相がずれている電磁ロータ71の磁極B81を励磁すると、(1)の段階と同様に界磁ロータ72は時計方向に回転力を得る。これによって、相対的に、電磁ロータ73と、駆動回転部材30の位相が変化する。
第(3)段階(図8の(3)の通電の状態)ではステータコイルA77に反対方向の電流を流し、第(1)段階と反対方向の励磁を行うことにより界磁ロータ72を時計方向に回転させる。これによって、相対的に、電磁ロータ73と、駆動回転部材30の位相が変化する。
第(4)段階(図8の(4)の通電の状態)では第(2)段階と反対方向にステータコイルB78に電流を流し第(2)段階とは反対に励磁し、界磁ロータ72を時計方向に回転させる。
第(4)段階の次には第(1)段階と同じ動作が行われ、以降順次ステータコイルA80,およびステータコイルB81に流す電流を制御して回転力を得ている。これによって、相対的に、電磁ロータ73と、駆動回転部材30の位相が変化する。
ステータコイルA80、ステータコイルB81の電流は、図10に示す回路で制御できる。図10において、電流をA(+)方向に流すためには、回路素子101と回路素子102を導通し、回路素子103,104を不導通にする。A(−)方向に電流を流すためには、回路素子103,104を導通し、回路素子101,102を不導通にすることで達成できる。
ステータコイルB81に流すB電流は、回路素子105,106,107,108を用いてA電流と同一要領で制御できる。電流切り替えのタイミングは、電磁ロータ73および界磁ロータ72の相対位置を検出して制御する。図5のセンサ92は界磁ロータ92の磁極を検知し、センサ91は電磁ロータ73の位置を検出して、回路素子101から108までの導通、不導通を制御する。
ステータコイルA80,ステータコイルB81の電流を遮断すると、電磁ロータ73には、電磁力が作用しないので、上記の時計方向への回転が戻され、界磁ロータ72は相対的に反時計方向に回転する。従って、ステータコイルA80とステータコイルB 81への電流を制御することによって、界磁ロータ72と電磁ロータ73の位相差を加減することができる。
図11に可変動弁機構13の位相制御動作のブロック線図を示す。フィードバック素子504、例えば、センサ91、92によって、クランク軸2に対する実際のカム軸20の位相を把握する。この値を指令値と比較し、偏差を増幅器501に入力する。可変動弁機構13(VTC)502は、モータ51から構成され、モータ51の回転を、可変動弁機構503の位相が指令値になるように増幅器501のパルスを制御する。
カム軸20を駆動するためのトルクは、回転速度、潤滑油の温度などによって変化する。したがって、運転状態に応じて、図501のゲインを変化させて、VTC502の動作の応答性と、安定性を両立させている。本発明では、モータ51の動力を減速機構と、渦巻き溝を用いて位相に変換しているので、これらの動作を、少ない電力で、高速で達成することができる。
図12に始動時のVTCの制御動作を示す。エンジン1の始動時には、クランク角センサの5の信号から、VTCのタイミングを求まる、エンジンの回転速度がゼロで、またはキーオンで、図14のフローチャートのごとく、水温センサ15から求まるエンジンの温度が40℃以下の場合には,低温始動と判断し、VTC13を制御し、IVCをBDCに近づけ有効圧縮比が高いモードで運転する。IVCは、VTC位相センサ28によって正確に制御される。
回転速度が500rpm以上になると、始動が完了したものみなし、VTCを制御しIVCをBDCから位相角Δ(例えばクランク角度で10度)だけ遅らせる。或いは、4ストロークエンジンの場合は、IVCをBDCより早くしても有効圧縮比を低下させることができる。
ここで、エンジン停止状態において、IVCがBDCに設定されている場合と、キーオンと同時に、BDCに制御される場合が想定される。したがって、ステップ83、84、86では、VTC位相センサ28の信号をベースに、位相角度Δの検出、制御が行われる。すでに、エンジン停止時に、IVC=BDCに設定されている場合は、ステップ83でIVCをチェックするだけで、そのままスタータオンの動作に入る。エンジン回転が上昇した時に、ステップ86で位相角Δだけ、IVCを遅らせる動作を行う。
エンジン停止時に、BDCに設定されていない場合は、ステップ83で、IVC=BDCの動作を行う。燃料噴射弁4から噴射する燃料質量は、エアフローセンサ17の空気量、エンジンの回転速度の信号に応じて制御される。また、排気還流弁19、ターボチャージャ18の状態も考慮して、燃料質量、燃料噴射のタイミングが決定される。当然、吸気弁のIVC,IVCが変化すると、噴射量、噴射タイミングを変更する必要がある。
このため、VTC位相センサ28の信号が、ECU6に入力され、VTCの位相、すなわち、IVCの位置によって、燃料噴射量が変更される。
有効圧縮比は、IVCをBDCより早めても低下することができる。吸気行程の途中で、吸気弁9が閉じるので、充填空気量が減り、有効圧縮比が低下する。最遅角の場合のIVCはBDCに近い。最進角の場合のIVCは、BDCより進んでいる。始動時には、IVC≒BDCに制御し、有効圧縮比を高め、始動性を確保する。始動が完了すると、最進角の位置に制御し、IVCをBDCより進める。これによって、吸気行程中に吸気弁9が閉じられるので、充填されるガスの質量が低下し、有効圧縮比が低減し、摩擦損失が小さくなり、燃費が低減する。
可変動弁システムとしては、位相角を変えるシステムの他に、例えば、特願2002−23540に開示されているような、リフトを連続的に変えるシステム(VEL)もある。本発明の可変動弁システムは、これらのVELシステムと組み合わせても利用することができる。
本発明の一実施例の可変動弁システムの構成図である。 本実施例の可変動弁システムの4ストロークエンジンの場合の特性図である。 本実施例の可変動弁システムの2ストロークエンジンの場合の特性図である。 本実施例に用いる可変動弁システムの可変動弁機構である。 本実施例に用いる可変動弁機構の構成図である。 本実施例に用いる遊星歯車を用いた減速手段の構成図である。 本発明の電磁ロータの構成図である。 本実施例に用いるステータコイルの電流の線図である。 本実施例に用いる界磁ロータと電磁ロータの磁極の特性説明図である。 本発明に用いるステータコイルの電気回路図である。 本実施例に用いる可変動弁機構の制御のブロック線図である。 本実施例に用いる可変動弁機構の制御動作説明図である。
符号の説明
1…エンジン、2…クランク軸、3…ピストン、4…燃料噴射弁、5…クランク角センサ、6…エレクトロニクスコントロールユニット(ECU)、7…スタータ、8…グロープラグ、9…吸気弁、10…排気弁、11…吸気カム、12…排気カム、13…可変動弁機構、14…カム軸タイミングプーリ、15…水温センサ、16…吸気システム、17…エアフローセンサ、18…ターボチャージャ、19…排気還流弁(EGR)、20…カム軸、30…駆動回転部材、40…組付角操作機構、50…操作力付与手段、51…モータ、52…遊星歯車、53…リング歯車、60…従動軸部材、72…界磁ロータ、73…電磁ロータ、74…ステータ

Claims (3)

  1. 内燃機関のクランク軸によって回転駆動される駆動回転部材から、吸気弁および排気弁の少なくとも一方の弁を開閉駆動する従動軸部材に回転力を伝達し、前記少なくとも一方の弁の開閉タイミングまたはリフトを調整するバルブ調整装置を有し、前記駆動回転部材から前記従動軸部材にトルクを伝達する手段として、中間回転部材と前記中間回転部材を駆動する遊星歯車を設け、前記遊星歯車を前記駆動回転部材により駆動し、前記駆動回転部材と同期して回転する界磁ロータと固定ステータコイルの作る電磁束と電磁的に結合する電磁ロータにより前記遊星歯車を制御することを特徴とする内燃機関の可変動弁システム。
  2. 前記電磁ロータの磁極と前記界磁ロータの磁極の相対位置をセンサで検出し、前記相対位置に応じて前記ステータコイルに流す電流を制御し、前記中間回転部材の回転を制御することを特徴とする第1項記載の内燃機関の可変動弁システム。
  3. 前記電磁ロータ及び前記界磁ロータを2対極以上の構成とし、前記ステータコイルの電流通流方向を切り換えることにより、前記電磁ロータの相対的な回転方向を変えることが出来る構造としたことを特徴とする第1項を記載の内燃機関の可変動弁システム。
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