JP2007120202A - 排水装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャビネット1を有する槽体2の排水口3とオーバーフロー孔4と、キャビネット1内に配置され排水口3から下水管に接続される排水経路5と、キャビネット1内に配置されオーバーフロー孔4から排水経路5に接続される溢水経路6と、排水経路5内の封水8を備える排水トラップ7と、から構成され、排水トラップ7の封水8より上流にエアー抜き管体9を構成し、当該エアー抜き管体9を、一端を排水経路5内に配置し、他端を排水経路5外且つキャビネット1内に配置されるよう構成した。
【選択図】図1
Description
この従来例に示すような排水装置は、図7に示したように槽体としての洗面ボウル、キャビネット、排水口、オーバーフロー孔、排水経路、溢水経路、排水トラップ、から構成される。
洗面ボウルは、内部に水を貯水/排水するための槽体であって、底部に排水口、上縁付近にオーバーフロー孔を開口して構成される。
キャビネットは、前記洗面ボウルを上部に備え、内部に収納部を備えて、収納部は後記する排水経路を収納する。
排水口は、洗面ボウルの底部に開口されて、洗面ボウル内の排水を排水経路へと排出するための開口である。また、後記する排水経路が接続される。
オーバーフロー孔は、洗面ボウルの上縁部付近に開口され、洗面ボウル内に貯水されている排水が洗面ボウルより溢れ出ないように開口され、後記する溢水経路が接続される。
排水経路は、排水口に接続されて最終的には下水管へと連絡される管体であって、洗面ボウル内の排水を最終的には下水へと排出する。また、排水経路は前記キャビネット内に配置される。
溢水経路は、洗面ボウル内のオーバーフロー孔から最終的には排水経路まで連絡する管体であって、洗面ボウル内の溢れ水を最終的には下水へと排出するために排水経路まで連絡し、具体的には排水経路の排水トラップの封水より上流に接続される。また、溢水経路は前記キャビネット内に配置される。溢水経路は排水経路の上流に接続されているので、下水側からの臭気がオーバーフロー孔を介して室内側へ逆流することがない。
排水トラップは、前記排水経路中に構成されて、管体をU字状に屈曲して構成されて、内部に下水からの害虫や臭気を逆流させないように封水を備えて構成される。
洗面ボウルに発生した排水は、洗面ボウル底面の排水口から排水経路へと排出される。排水経路中の排水は、排水トラップを通過して、最終的には下水管へと排出される。
洗面ボウル内からの溢れ水は、洗面ボウル上縁部に開口されたオーバーフロー孔から溢水経路へと排出される。そして、溢水経路中の排水は排水経路に排出され、最終的には排水トラップの封水を介して下水管へと排出される。
ところで、この排水トラップに水が流入すると、排水トラップのU字状の上昇部分の上昇端を回り込んだ水が下降部分を流れ落ちる。この下降部分を流れ落ちる水が、下降部分を塞いで流れ落ちる(この状態を、以下満水状態という)と、この落下流の上側に負圧が生じ、排水トラップ内の封水が下流へと吸い出され、封水の下降部分から上昇部分へ空気が引き込まれる。この空気の引き込みに伴って「ズルー」といったり、「ゴボゴボ」といった異音が発生する。
本発明はこの問題を解決する排水装置を提供するものである。
請求項1に記載の排水装置は、排水トラップ7の封水8より上流にエアー抜き管体9を構成し、当該エアー抜き管体9を、一端を排水経路5内に配置し、他端を排水経路5外且つキャビネット1内に配置されるよう構成したことから、空気の引き込みをエアー抜き管により行うため、室内側に面したオーバーフロー孔4や排水口3から空気を引き込まない。従って、室内側に空気の引き込み音が漏れ出すことがない。
請求項2に記載の排水装置は、排水経路5の封水8より上流箇所に、水平方向に突出して構成される排水溜まり空間11を構成したことから、排水経路5に排水が発生した際、排水溜まり空間11に排水が水平に入り込むことで、排水経路5が満水になりやすい状態となる。そうすることで排水の負圧による引き込みが発生しやすくなる。そして、排水経路5が満水となった場合に、排水溜まり空間11が構成されていることでエアー抜き管体9の排水経路5内の端部よりも上流の排水経路5を排水自身により栓をする効果がある。このため、必然的に空気の引き込みの空気を排水口3やオーバーフロー孔4から吸引することなく、エアー抜き管体9からのみ空気を引き込むようにすることが出来る。
請求項3に記載の排水装置は、排水溜まり空間11を、溢水経路6と兼用したことから、わざわざ排水溜まり空間11を形成せずにすることができるので、部材点数減のコストダウンとなる。
請求項4に記載の排水装置は、エアー抜き管体9の排水経路5内の端部を、排水トラップ7の封水8よりも上方で、且つ封水8近辺に配置させたことから、エアー抜き管体9からの空気の引き込みがより増加し、オーバーフロー孔4や排水口3からの空気を引き込む量が少なくなる。従って空気の引き込み音がより小さくなる為、洗面ボウル2の排水口3やオーバーフロー孔4から聞こえる空気引き込みに関する音鳴りが減少する。
請求項5に記載の排水装置は、エアー抜き管体9の管径を排水経路5の管径の約3分の1の管径とした。実際の試験から、エアー抜き管体9の管径は排水経路5の3分の1であれば、エアーの引き込み量も適正かつ、排水流量を確保することができる。
請求項6に記載の排水装置は、エアー抜き管体9の排水経路5外の端部に、消音装置を配置したことから、空気の引き込みの音がより小さくなる。
本実施例の排水装置は、図1又は図2に示したように、槽体2としての洗面ボウル2、キャビネット1、排水口3、オーバーフロー孔4、排水経路5、溢水経路6、排水トラップ7、エアー抜き管体9、から構成される。
洗面ボウル2は、内部に水を貯水/排水するための槽体2であって、底部に排水口3、上縁付近にオーバーフロー孔4を開口して構成される。
キャビネット1は、前記洗面ボウル2を上部に備え、内部に収納部を備えて、収納部は後記する排水経路5を収納する。
排水口3は、洗面ボウル2の底部に開口されて、洗面ボウル2内の排水を排水経路5へと排出するための開口である。また、後記する排水経路5が接続される。
オーバーフロー孔4は、洗面ボウル2の上縁部付近に開口され、洗面ボウル2内に貯水されている排水が洗面ボウル2より溢れ出ないように開口され、後記する溢水経路6が接続される。
排水経路5は、排水口3に接続されて最終的には下水管へと連絡される管体であって、洗面ボウル2内の排水を最終的には下水へと排出する。また、排水経路5は前記キャビネット1内に配置される。
溢水経路6は、洗面ボウル2内のオーバーフロー孔4から最終的には排水経路5まで連絡する管体であって、洗面ボウル2内の溢れ水を最終的には下水へと排出するために排水経路5まで連絡し、具体的には排水経路5の排水トラップ7の封水8より上流に接続される。また、溢水経路6は前記キャビネット1内に配置される。溢水経路6は排水経路5の上流に接続されているので、下水側からの臭気がオーバーフロー孔4を介して室内側へ逆流することがない。
排水トラップ7は、前記排水経路5中に構成されて、管体をU字状に屈曲して構成されて、内部に下水からの害虫や臭気を逆流させないように封水8を備えて構成される。
エアー抜き管体9は、一方の排水経路5中に端部を配置し、他端を排水経路5外の、具体的にはキャビネット1内に配置されるように構成する(以下、解放端10という)。そして、当該実施例のエアー抜き管体9は、排水経路5内の排水トラップ7の封水8の近傍である直上に配置する。又、エアー抜き管体9の管径は、排水経路5の管径の3分の1となるように構成されている。
そして、当該エアー抜き管体9と排水経路5の接続箇所は、排水経路5の封水8より上部に接続する。このようにすることで、エアー抜き管体9から下水側の臭気や害虫が室内側へ逆流することがない。
洗面ボウル2に発生した排水は、洗面ボウル2底面の排水口3から排水経路5へと排出される。排水経路5中の排水は、排水トラップ7を通過して、最終的には下水管へと排出される。
洗面ボウル2内からの溢れ水は、洗面ボウル2上縁部に開口されたオーバーフロー孔4から溢水経路6へと排出される。そして、溢水経路6中の排水は排水経路5に排出され、最終的には排水トラップ7の封水8を介して下水管へと排出される。
この排水経路5及び排水トラップ7に排水が流入すると、排水経路5内が排水トラップ7のU字状の上昇部分の上昇端を回り込んだ水が下降部分を流れ落ちる。この下降部分を流れ落ちる水が、下降部分を塞いで流れ落ちる(この状態を、以下満水状態という)と、この落下流の上側に負圧が生じ、排水トラップ7内の封水8が下流へと吸い出され、封水8の下降部分から上昇部分へ空気が引き込まれる。この空気の引き込みに伴って「ズルー」といったり、「ゴボゴボ」といった異音が発生するが、この異音については排水の引き込みが発生しても、本実施例では排水経路5中に配置されたエアー抜き管体9の解放端10から空気を引き込み、排水口3やオーバーフロー孔4から空気の引き込みを行うのではない。従って、ズルー乃至ゴボゴボ音についてはキャビネット1内では発生するが、一旦キャビネット1内を介することで、室内側へ漏れ出す騒音については、従来例と比較して排水口3やオーバーフロー孔4から直接的に聞こえるよりも消音化することができる。
本実施例の排水装置は、図3又は図4に示したように、槽体2としての洗面ボウル2、キャビネット1、排水口3、オーバーフロー孔4、排水経路5、溢水経路6、排水トラップ7、エアー抜き管体9、から構成される。尚、本実施例では図1に示したキャビネット1付きの洗面ボウル2に用いられる。
洗面ボウル2は、内部に水を貯水/排水するための槽体2であって、底部に排水口3、上縁付近にオーバーフロー孔4を開口して構成される。
キャビネット1は、前記洗面ボウル2を上部に備え、内部に収納部を備えて、収納部は後記する排水経路5を収納する。
排水口3は、洗面ボウル2の底部に開口されて、洗面ボウル2内の排水を排水経路5へと排出するための開口である。また、後記する排水経路5が接続される。
オーバーフロー孔4は、洗面ボウル2の上縁部付近に開口され、洗面ボウル2内に貯水されている排水が洗面ボウル2より溢れ出ないように開口され、後記する溢水経路6が接続される。
排水経路5は、排水口3に接続されて最終的には下水管へと連絡される管体であって、洗面ボウル2内の排水を最終的には下水へと排出する。また、排水経路5は前記キャビネット1内に配置される。尚、当該実施例の排水経路5は、排水口3からの排水経路5は垂下して構成されるが、排水トラップ7の封水8より上部に排水経路5より軸心がずれるように、且つ水平方向に突出して構成される排水溜まり空間11を構成する。
溢水経路6は、洗面ボウル2内のオーバーフロー孔4から最終的には排水経路5まで連絡する管体であって、洗面ボウル2内の溢れ水を最終的には下水へと排出するために排水経路5まで連絡し、具体的には排水経路5の排水トラップ7の封水8より上流に接続される。また、溢水経路6は前記キャビネット1内に配置される。溢水経路6は排水経路5の上流に接続されているので、下水側からの臭気がオーバーフロー孔4を介して室内側へ逆流することがない。
排水トラップ7は、前記排水経路5中に構成されて、管体をU字状に屈曲して構成されて、内部に下水からの害虫や臭気を逆流させないように封水8を備えて構成される。
エアー抜き管体9は、一方の排水経路5中に端部を配置し、他端を排水経路5外の、具体的にはキャビネット1内に配置されるように構成する。そして、当該実施例のエアー抜き管体9は、排水経路5内の排水トラップ7の封水8の近傍である直上に配置する。又、エアー抜き管体9の管径は、排水経路5の管径の3分の1となるように構成されている。
そして、当該エアー抜き管体9と排水経路5の接続箇所は、排水経路5の封水8より上部に接続する。このようにすることで、エアー抜き管体9から下水側の臭気や害虫が室内側へ逆流することがない。
洗面ボウル2に発生した排水は、洗面ボウル2底面の排水口3から排水経路5へと排出される。排水経路5中の排水は、排水トラップ7を通過して、最終的には下水管へと排出される。また、排水経路5中の排水は、水平に排水溜まり空間11に排水が流入し、排水経路5中の排水が満水となりやすくなる。
洗面ボウル2内からの溢れ水は、洗面ボウル2上縁部に開口されたオーバーフロー孔4から溢水経路6へと排出される。そして、溢水経路6中の排水は排水経路5に排出され、最終的には排水トラップ7の封水8を介して下水管へと排出される。
この排水経路5及び排水トラップ7に排水が流入すると、排水トラップ7のU字状の上昇部分の上昇端を回り込んだ水が下降部分を流れ落ちる。この下降部分を流れ落ちる水が、下降部分を塞いで流れ落ちる(この状態を、以下満水状態という)と、この落下流の上側に負圧が生じ、排水トラップ7内の封水8が下流へと吸い出され、封水8の下降部分から上昇部分へ空気が引き込まれる。この空気の引き込みに伴って「ズルー」といったり、「ゴボゴボ」といった異音が発生するが、この異音については排水の引き込みが発生しても、本実施例では、排水口3やオーバーフロー孔4から空気の引き込みを行うのではなく、解放端10から空気の引き込みを行うので、ズルー乃至ゴボゴボ音についてはキャビネット1内では発生するが、一旦キャビネット1内を介することで、室内側へ漏れ出す騒音については、従来例と比較して排水口3やオーバーフロー孔4から直接的に聞こえるよりも消音化することができる。また、図4に示したように、排水経路5が満水となった場合に、排水溜まり空間11が構成されていることでエアー抜き管体9の排水経路5内の端部よりも上流の排水経路5を排水自身により栓をする効果がある。このため、必然的に引き込みを排水口3やオーバーフロー孔4から吸引することなくエアー抜き管体9からのみ引き込むようにすることが出来る。
本実施例の排水装置は、図5又は図6に示したように、槽体2としての洗面ボウル2、キャビネット1、排水口3、オーバーフロー孔4、排水経路5、溢水経路6、排水トラップ7、エアー抜き管体9、から構成される。尚、本実施例では図1に示したキャビネット1付きの洗面ボウル2に用いられる。
洗面ボウル2は、内部に水を貯水/排水するための槽体2であって、底部に排水口3、上縁付近にオーバーフロー孔4を開口して構成される。
キャビネット1は、前記洗面ボウル2を上部に備え、内部に収納部を備えて、収納部は後記する排水経路5を収納する。
排水口3は、洗面ボウル2の底部に開口されて、洗面ボウル2内の排水を排水経路5へと排出するための開口である。また、後記する排水経路5が接続される。
オーバーフロー孔4は、洗面ボウル2の上縁部付近に開口され、洗面ボウル2内に貯水されている排水が洗面ボウル2より溢れ出ないように開口され、後記する溢水経路6が接続される。
排水経路5は、排水口3に接続されて最終的には下水管へと連絡される管体であって、洗面ボウル2内の排水を最終的には下水へと排出する。また、排水経路5は前記キャビネット1内に配置される。また、排水口3からの排水経路5は垂下するように配管される。
溢水経路6は、洗面ボウル2内のオーバーフロー孔4から最終的には排水経路5まで連絡する管体であって、洗面ボウル2内の溢れ水を最終的には下水へと排出するために排水経路5まで連絡し、具体的には排水経路5の排水トラップ7の封水8より上流に接続される。また、溢水経路6は前記キャビネット1内に配置される。溢水経路6は排水経路5の上流に接続されているので、下水側からの臭気がオーバーフロー孔4を介して室内側へ逆流することがない。尚、当該実施例の溢水経路6は、排水経路5との接続箇所に、前記排水経路5と軸心がずれるように且つ水平方向に突出するように接続させて、当該接続箇所を排水溜まり空間11となるように構成する。
排水トラップ7は、前記排水経路5中に構成されて、管体をU字状に屈曲して構成されて、内部に下水からの害虫や臭気を逆流させないように封水8を備えて構成される。
エアー抜き管体9は、一方の排水経路5中に端部を配置し、他端を排水経路5外の、具体的にはキャビネット1内に配置されるように構成する。そして、当該実施例のエアー抜き管体9は、排水経路5内の排水トラップ7の封水8の近傍である直上に配置する。又、エアー抜き管体9の管径は、排水経路5の管径の3分の1となるように構成されている。
そして、当該エアー抜き管体9と排水経路5の接続箇所は、排水経路5の封水8より上部に接続する。このようにすることで、エアー抜き管体9から下水側の臭気や害虫が室内側へ逆流することがない。
洗面ボウル2に発生した排水は、洗面ボウル2底面の排水口3から排水経路5へと排出される。排水経路5中の排水は、排水トラップ7を通過して、最終的には下水管へと排出される。
洗面ボウル2内からの溢れ水は、洗面ボウル2上縁部に開口されたオーバーフロー孔4から溢水経路6へと排出される。また、排水経路5中の排水は、溢れ水経路に構成された排水溜まり空間11に水平に排水が流入し、排水経路5中の排水が満水となりやすくなる。
そして、溢水経路6中の排水は排水経路5に排出され、最終的には排水トラップ7の封水8を介して下水管へと排出される。
この排水経路5及び排水トラップ7に排水が流入すると、排水トラップ7のU字状の上昇部分の上昇端を回り込んだ水が下降部分を流れ落ちる。この下降部分を流れ落ちる水が、下降部分を塞いで流れ落ちる(この状態を、以下満水状態という)と、この落下流の上側に負圧が生じ、排水トラップ7内の封水8が下流へと吸い出され、封水8の下降部分から上昇部分へ空気が引き込まれる。この空気の引き込みに伴って「ズルー」といったり、「ゴボゴボ」といった異音が発生するが、この異音については排水の引き込みが発生しても、本実施例では排水経路5中に配置されたエアー抜き管体9の解放端10から空気を引き込み、排水口3やオーバーフロー孔4から空気の引き込みを行うのではない。従って、ズルー乃至ゴボゴボ音についてはキャビネット1内では発生するが、一旦キャビネット1内を介することで、室内側へ漏れ出す騒音については、従来例と比較して排水口3やオーバーフロー孔4から直接的に聞こえるよりも消音化することができる。
また、図6に示したように排水経路5が満水となった場合に、排水溜まり空間11が構成されていることでエアー抜き管体9の解放端10から排水経路5内の端部よりも上流の排水経路5を排水自身により栓をする効果がある。このため、必然的に引き込みを排水口3やオーバーフロー孔4から吸引することなく、エアー抜き管体9の解放端10からのみ引き込むようにすることが出来る。
また、排水溜まり空間11を設ける場合、上記実施例のように水平方向の突出が排水溜まり空間11の上流の排水経路5に対向するように設けると排水が効果的に溜まって好適である。
例えば、前記実施例では、エアー抜き管体9の解放端10は解放されているが、例えばグラスウール素材などから構成される消音装置を取り付けても構わない。そうすることで、エアー抜き管体9から発生するズルー乃至ゴボゴボ音についても消音化することができる。
2 槽体(洗面ボウル)
3 排水口
4 オーバーフロー孔
5 排水経路
6 溢水経路
7 排水トラップ
8 封水
9 エアー抜き管体
10 解放端
11 排水溜まり空間
Claims (6)
- キャビネット1を有する槽体2と、
槽体2の底部に構成された排水口3と、
槽体2の上縁部に構成されたオーバーフロー孔4と、
キャビネット1内に配置され排水口3から下水管に接続される排水経路5と、
キャビネット1内に配置されオーバーフロー孔4から排水経路5に接続される溢水経路6と、
前記排水経路5中に構成される内部に封水8を備える排水トラップ7と、
から構成される排水装置において、
前記排水トラップ7の封水8より上流にエアー抜き管体9を構成し、
当該エアー抜き管体9を、一端を排水経路5内に配置し、他端を排水経路5外且つキャビネット1内に配置されるよう構成したことを特徴とする排水装置。 - 前記排水経路5の封水8より上流箇所に、水平方向に突出して構成される排水溜まり空間11を構成したことを特徴とする前記請求項1に記載の排水装置。
- 前記排水溜まり空間11を、溢水経路6と兼用したことを特徴とする前記請求項2に記載の排水装置。
- 前記エアー抜き管体9の排水経路5内の端部を、排水トラップ7の封水8よりも上方で、且つ封水8近辺に配置させることを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の排水装置。
- 前記エアー抜き管体9の管径は、排水経路5の管径の略3分の1の管径であることを特徴とする前記請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の排水装置。
- 前記エアー抜き管体9の排水経路5外の端部に、消音装置を配置したことを特徴とする前記請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の排水装置。
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