JP2007119812A - 溶銑用精錬材および溶銑の精錬方法 - Google Patents

溶銑用精錬材および溶銑の精錬方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、耐火物の損耗、精錬能の低下を伴わずにCaO分の滓化不良問題を解決する上で、最も重要であるにもかかわらず従来明らかにされていない精錬材中の固相の存在形態の指針を、定量的に提示することを目的とする。
【解決手段】 30mass%以上の2CaO・Fe23を含む精錬材である。また2CaO・Fe23の30mass%以上の相中に、Si、Alのいずれか一方または双方を含む。さらに50mass%以下のCaO・Fe23を含む。これら精錬材を用いることを特徴とする溶銑の精錬方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高効率な溶銑用精錬材および溶銑の精錬方法に関する。
溶鉄の精錬では不純物を除去するためにCaOを主成分に含む精錬材が用いられる。スラグ発生量の低減や精錬コストの削減のためには少量の精錬材で効率良く処理を行うことが望まれるが、CaO分として生石灰や石灰石などを直接添加する場合には、これらの溶解性(滓化性)が悪く、反応性が低いという問題があった。
この問題に対してこれまでに、例えば特許文献1では、ハロゲン化物などを添加することによって滓化性を改善した精錬材の製法が開示されているが、ハロゲン化物の添加はCaO分の滓化を容易ならしめる一方で、精錬容器の耐火物の損傷を招くという問題がある。
また、特許文献2では、CaOを60−70%含む造滓材(精錬材)に、やはり滓化改善を目的としてFe23などに加えてAl23を8−13%添加することを提案している。しかし、Al23を8%以上添加した場合、CaO濃度が相対的に低下するために脱りん能が低下するという問題がある。また、Al23濃度が高い場合には、転炉からスラグがあふれるスロッピング現象が激しく、操業を著しく阻害するという問題がある。
従来技術の多くは上記2例に代表されるように、ハロゲン化物やAl23などを利用することで平均組成の低融点化(同一温度での液相率増加)を指向してきた。しかし一例として、48gのCaOと52gのAl23の混合物と、100gの12CaO・7Al23とでは、どちらも平均組成は48%CaO−52%Al23で同一であるが、両者を1500℃に急加熱した場合には、前者はCaOとAl23の溶解反応を待たなければならないのに対し、後者は融点が1455℃であるために速やかに融液となる。このように、平均組成よりも、鉱物相の状態が反応性にとっては重要である。
鉱物相の観点では特許文献3において、酸化カルシウムの粒子の表面をカルシウム・フェライトの層で被覆する製鋼用フラックスに関する技術が開示されているが、大量の2CaO・Fe23と少量のCaO・Fe23との混合物という表現のみに留まり、具体的に両者の比率をどのように構成すべきかの指針がない。
また特許文献4においては、精錬材のカルシウム・フェライト相の比率が15質量%以上であることを特徴とする溶銑脱りん処理方法が開示されているが、2CaO・Fe23とCaO・Fe23とは同様の働きがあるとし、全く区別をしていない。しかし、2CaO・Fe23の融点は1449℃であるのに対しCaO・Fe23から液相が生じる温度は1216℃であり、標準的な溶銑脱りん温度は1400℃以下であることから、これら二つの相の溶解(融解)挙動は大きく異なることは自明である。
以上述べてきたように、CaO分の滓化促進を達成する上では鉱物相を考慮することが必要不可欠であるが、従来技術では目標とするべき鉱物相比率が不明確であった。
特開昭57−13109号公報 特開昭55−34653号公報 特開平11−209817号公報 特開2003−3207号公報
本発明は、上記のような耐火物の損耗、精錬能の低下を伴わずにCaO分の滓化不良問題を解決する精錬法を提示することを目的とする。
本発明の要旨は以下の通りである。
(1)30mass%以上の2CaO・Fe23を含むことを特徴とする溶銑用精錬材。
(2)前記2CaO・Fe23の30mass%以上の相中に、Si、Alのいずれか一方または双方を含むことを特徴とする(1)に記載の溶銑用精錬材。
(3)50mass%以下のCaO・Fe23を含むことを特徴とする(1)または(2)に記載の溶銑用精錬材。
(4)5〜20mass%のCaOを含むことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の溶銑用精錬材。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載の精錬材を用いることを特徴とする溶銑の精錬方法。
本発明により、耐火物の損耗、精錬能の低下を伴わずにCaOの滓化不良問題を解決し、高効率な溶銑の精錬が可能となる。
本発明は、たとえば次のような形態で実施することができる。転炉に装入した溶銑に対して、30mass%以上の2CaO・Fe23を含む精錬材を、CaOおよび酸化鉄などのその他精錬材とともに添加し、溶銑を底吹ガスで攪拌しつつ、上吹きランスから酸素ガスを吹付けて、溶銑中の不純成分であるPを酸化除去する。以下、本発明について、主にその作用効果を説明する。
本発明者らは、精錬材中の鉱物相の存在形態に着目し、次のような調査・実験を行った。
まず小塊のCaO、Fe23及び2CaO・Fe23を混合した50gの精錬材を、1400℃に保持した500gの溶銑(4%[C]−0.3%[Si]−0.1%[P])に添加し、1分間隔で溶銑中P濃度([%P])の変化を調査した。ここで、「%」は質量%を示し、特に断らない限り以降も同様の表記とする。
用いたCaO及びFe23はそれぞれ純度99.9%以上の試薬を圧縮成型後焼成・粉砕して3−5mmφに整粒して作製した。2CaO・Fe23も同様の方法で作製した。また、溶銑中P濃度は石英管で吸引採取したサンプルの化学分析で測定した。
精錬材の全平均組成を41% CaO − 59% Fe23とし、精錬材中の2CaO・Fe23相の比率を0〜100%まで変更した時の脱P率を図1に示す。この結果から、精錬材中の2CaO・Fe23相の比率が30%以上で、脱P率が増加していることがわかる。これは、CaO及びFe23の混合物に比べ、2CaO・Fe23を添加した方がより早く融解し、反応が進行したためと考えられる。別途行った実験において、白金皿中大気雰囲気で室温から1500℃まで急加熱したときの溶解挙動を観察したが、CaO、Fe23の混合物の場合は両者の接触部から融液が生成し徐々に溶解が進行するのに対し、CaO、Fe23に加え2CaO・Fe23が共存した場合は、1400℃以上で2CaO・Fe23が融解し、これがCaO、Fe23を溶解することで全体が迅速に溶解した。この結果から2CaO・Fe23の存在により溶解が促進されることが確認され、その機構から2CaO・Fe23相の量により融解挙動が異なることがわかる。また、CaO濃度を20%から70%まで変更して行った実験で、図1と同様な傾向が確認された。
よって、本発明の第1発明に係る精錬材は、30mass%、好ましくは50mass%以上の2CaO・Fe23を含む溶銑用精錬材とした。図1から明らかなように、脱P率は30mass%以上で脱りん率は単調増加し、60mass%以上で飽和するが、上限値は特に規定するものではなく、100mass%でも構わない。
次に、上記の精錬材中に含まれる2CaO・Fe23相中のAl, Siの影響を調査した。実験は上記と同様の方法で行ったが、2CaO・Fe23を作製する際、純度99.9%以上の試薬であるAl23、SiO2を微量添加し、2CaO・Fe23相中のAl, Si濃度をそれぞれ0%〜5%まで変化させた。また、AlおよびSi濃度をともに0%〜5%まで変化させた2CaO・Fe23も作製した。
図2に、2CaO・Fe23相が50%の場合における2CaO・Fe23相中のAl+Si濃度と脱P率の関係を示した。この結果から、2CaO・Fe23相中のAl+Si濃度が増加するほど、脱りん率が向上していることがわかる。2CaO・Fe23相が75%および100%の場合についても実験を行ったが、同様の傾向が確認された。これは、AlやSiがAl23、SiO2として存在することで低融点化合物を生成し、全体の溶解速度を増加させることに作用しているものと考えられる。
次に、Al,Siを含む2CaO・Fe23相の好ましい比率を調査するために、Al,Siを約5%ずつ含有する2CaO・Fe23と、Al,Siを含まない2CaO・Fe23を混合して同様の実験を行った。Al,Siが約5%ずつ含まれる2CaO・Fe23相の比率と脱P率との関係を図3に示す。この結果から30%以上の相にAl, Siを含むと、脱P率が向上していることがわかる。
これらの結果から、本発明の第2発明に係る精錬材は、精錬材中の2CaO・Fe23相のうち30%以上の相中にSi、Alのいずれか、もしくは両方を含む溶銑用精錬材とした。
ここで、Al,Siは微量でも含有されていれば、その効果があるため、含有量の下限値は0%超である。また、上限値は特に規定するものではないが、10%以下とすることが例示できる。
次に、図1の実験と同様の方法で、CaO、Fe23、2CaO・Fe23に加えCaO・Fe23を用いて、その影響を調査した。図4は平均組成を41% CaO − 59% Fe23とし、2CaO・Fe23相を50%に固定した残部でCaO・Fe23の比率を変更したときのCaO・Fe23比率と脱P率の関係を示した図であるが、2CaO・Fe23相に加えCaO・Fe23相が共存することで、脱P率が向上していることがわかる。ここで、便宜上CaO・Fe23相が存在しない条件での結果を横軸0.1%として示した。
ここで、本発明に係る精錬材は2CaO・Fe23を30mass%以上含むため、CaO・Fe23比率の上限は70mass%であるが、CaO・Fe23比率の効果は50mass%を超えると飽和するため、50mass%以下とすることが好ましい。
この結果から、本発明の第3発明に係る精錬材は、第1、第2発明記載の精錬材で50mass%以下のCaO・Fe23を含む溶銑用精錬材とした。
ここで、CaO・Fe23比率の下限値は特に規定するものではないが、5%以上とすることが推奨される。
また、本発明で2CaO・Fe23相の存在を必須とし、CaO・Fe23相の存在は選択可とした理由を述べる。従来、精錬反応ではCaOの迅速な溶解を狙いとして、平均組成の低融点化(同一温度での高液相率化)を指向してきた。そのため低融点のフェライト相やアルミネート相を利用するのが常識であったが、本発明者らは、上記のような実験を通し、固相が融解して生ずる液相の組成が重要であるとの結論に至った。すなわち、CaO・Fe23相が融解して生じる液相の組成は26%CaO−74% Fe23とCaO濃度が低いため、たとえば溶銑の脱りんにおいては競合する脱炭反応が優先し、脱P率が低下する。これに対し、2CaO・Fe23相が融解して生じる液相は、41% CaO − 59% Fe23と高CaO濃度となり、脱りん反応が相対的に優先し脱りん率が向上する。
CaOとFe23を主成分とする場合、平衡相は2CaO・Fe23相の単相あるいは2CaO・Fe23、CaO・Fe23相の2相共存であるが、一般的な製造方法では、一部のCaOが未反応状態で残留し、残部が2CaO・Fe23、CaO・Fe23相となる非平衡組織となる。本発明者らは、これら非平衡組織の状態が反応に及ぼす影響を次のような方法で調査した。前述と同様の方法で準備した2CaO・Fe23、CaO・Fe23を粉砕し約100−150μmに整粒したものと、同様の粒度の試薬CaO(純度99.9%以上)とを混ぜ、圧縮・成型したペレットを、図1と同様の方法で溶銑に添加した。このとき、2CaO・Fe23:CaO・Fe23=6:1で総量を50gとし、試薬CaOは0−30%添加した。このときの精錬材中のCaO相(free−CaOと表記)の割合と脱P率の関係を図5に示す。
この結果から、CaOの割合は5−20%が望ましいことがわかる。融解して生成する液相の組成は周囲の液相と反応して組成が逐次変化するが、CaO固相が共存することで液相中CaO濃度が一定範囲に保たれる一方、過剰なCaOは未溶解部分の割合が大きくなり物質移動を阻害するなどして反応効率が低下するため、適正範囲が存在するものと考えられる。
この結果より、本発明の第4発明に係る精錬材は、第1〜第3発明に記載の精錬材において、5〜20mass%のCaOを含む溶銑用精錬材とした。
本発明の精錬材の望ましい平均組成は以下のようなものが例示できる。CaOとFe23の和で全体の70mass%以上を占め、残部はAl,Mn,Mg,P,Siの1種以上の酸化物で構成される。P25濃度は2mass%以下、さらには1mass%以下が好ましい。CaO濃度は20−70mass%であるが、30−50%CaO が高い効果を示す。
以上、述べてきた、第1〜第4発明のいずれかに記載の精錬材を用いて、溶銑を精錬する方法により、高効率な脱Pを実施することができる。
ここで、以上に述べてきた精錬材の製法の一例を以下に示す。
原料として、粉状の石灰石と粉状の鉄鉱石を主原料とし、燃料となる粉状の炭材と、返鉱を該原料に混合した配合原料を、焼結機で焼結して製造することを基本とし、さらに以下の1)〜4)の条件も併せて、適宜実施することにより、本発明の製錬材を製造できる。なお、ここで返鉱とは、製品の精錬材のうち、原料に戻す、5mm未満の部分を言う。
1)石灰石と鉄鉱石のどちらか一方、あるいは両方の粒度を3mm以下とすること。
2)原料中のCa/Fe比をモル比で2.5〜1.5の範囲とすること。
3)返鉱を配合原料中40%以上循環すること。
4)配合原料準備に際して、石灰石と鉄鉱石をあらかじめ高速攪拌ミキサーで解砕・混合し、その後炭材を添加して造粒することにより、炭材を原料粒子の周りに存在させること。
以下に、300t規模の上底吹転炉を用いて、溶銑の脱燐処理を行った。その実施例及び比較例を示す。比較例は表1に、実施例は表2に、条件と結果を示した。
実施例、比較例ともに、装入溶銑温度1300−1320℃、溶銑配合率(転炉装入主原料に占める溶銑量の比率で、溶銑質量/(溶銑質量+スクラップ質量+冷銑質量)×100で計算される)は90−92%、溶銑中[Si]濃度は0.38−0.42%、溶銑中[P]濃度は0.100−0.105%、平均送酸速度(チャージ全体の吹込酸素量を吹錬時間で割ったもの)は29000−30000Nm3/h、送酸量は精錬材中の酸化鉄あるいは鉄鉱石で供給される分も含めて11−12Nm3/t−溶銑であり、処理後温度は1350−1370℃である。
精錬材としては、本発明による精錬材を化合物精錬材として記載し、これと生石灰を用いた。精錬材の使用量は銑銑1tあたりの質量(kg)として示した。また、これらの精錬材に加え、処理後温度の制御のために鉄鉱石を投入した。
尚、本発明による精錬材は、粒度1−3mmに調整した石灰石、鉄鉱石およびコークスに水分を添加して混合造粒したものを焼結機で焼結する方法により製造した。
精錬材のサイズは5−50mm以下程度のサイズのものを用いた。生石灰中のCaO分は95%であり残部は水分などの揮発分であった。表中のT.CaOは化合物精錬材と生石灰とで添加したCaO分の総和である。
実施例においては、生石灰と合わせて脱りん処理に用いた精錬材の量、組成、鉱物相の構成を表2に示す。ここで、C2Fは、2CaO・Fe23、CFはCaO・Fe23を示す。また、これらの鉱物相の質量濃度は、XRD分析で求めた。2CaO・Fe23、CaO・Fe23およびCaO中のAl,Si,Fe濃度はEPMAにて分析した。
吹錬結果を評価する基準として、脱P処理後の溶銑中[P]濃度を調査した。
2CaO・Fe23を50mass%以上含む実施例1−3では、比較例1−9に対し、低い脱りん後[P]が得られた。
実施例4−10では、実施例1−3の条件に加え、2CaO・Fe23中にAl、Siのいずれかまたは両方を含んだ場合であり、さらに低い[P]が得られた。
実施例11−14では、2CaO・Fe23相に加えCaO・Fe23相が共存することで、より低い[P]が得られた。
実施例1−17では実施例1−10の条件に加え、さらにCaOの構成比が5%以上20%以下であることにより、さらに低P化が進んでいる。
Figure 2007119812
Figure 2007119812
2CaO・Fe23相の質量濃度と脱P率との関係 脱P率に及ぼす2CaO・Fe23相中Alまたは/およびSiの影響 Al及びSiを含有する2CaO・Fe23相の割合と脱P率 CaO・Fe23相の割合と脱P率 CaO相(free−CaO)と脱P率の関係

Claims (5)

  1. 30mass%以上の2CaO・Fe23を含むことを特徴とする溶銑用精錬材。
  2. 前記2CaO・Fe23の30mass%以上の相中に、Si、Alのいずれか一方または双方を含むことを特徴とする請求項1に記載の溶銑用精錬材。
  3. 50mass%以下のCaO・Fe23を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の溶銑用精錬材。
  4. 5〜20mass%のCaOを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の溶銑用精錬材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の精錬材を用いることを特徴とする溶銑の精錬方法。
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