JP2007119436A - 肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の肝実質細胞を標的とするキャリアには、1)50〜300nmの粒径、2)細網内皮系(RES)回避、3)レセプターと特異的に結合する分子鎖(ターゲッティングリガンド)を利用したターゲッティングの三位一体となる機能が必要である。1)については画期的なS/OサスペンションとS/O/Wエマルションの調製技術を見出したことにより、2)は乳化製剤に適した自己配向型RES回避誘導物質を探索し、その導入技術を開発したことにより、3)は乳化製剤に適した自己配向型肝実質細胞指向性物質を探索し、その導入技術を開発したことにより解決する。
【選択図】図1
Description
1. 油剤及び油性乳化剤を含む油相中に生理活性物質が封入されてなる油滴が外水相に分散している多相エマルションであって、
(1)前記生理活性物質が、水への溶解度が1μmol/L以上であり、かつ、油水分配係数が0.001以下であり、
(2)前記生理活性物質が、油滴中0.01〜25重量%の範囲で封入されている、ことを特徴とする、肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤。
2. 下記1)〜4)の特徴を有する物質a;
1)水酸基を有する分子鎖をもつ、
2)油相への溶解度が1μmol/L以上である、
3)油水分配係数が1000以上である、
4)油相中において前記水酸基を有する分子鎖を外水相に向けて自己配向する、
がさらに油相中に含まれる、前記項1に記載の多相エマルション製剤。
3. 前記物質aが、コレステロールPEG(polyoxyethanyl-cholesteryl sebacate)、ジステアリン酸フォスファチジルエタノールアミンポリエチレングリコール(DSPE−PEG)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコール、ステアリン酸ジエチレングリコール、ポリオキシエチレンPOE(3)ヒマシ油、ポリオキシエチレンPOE(5)硬化ヒマシ油及びPCA(ピロリドンカルボン酸)イソステアリン酸テアリン酸PEG−40水添ヒマシ油の少なくとも1種である、前記項2に記載の多相エマルション製剤。
4. 前記物質aが、油相中において前記分子鎖を外水相に向けて配向している、前記項2又は3に記載の多相エマルション製剤。
5. 下記1)〜4)の特徴を有する物質b;
1)肝実質細胞表面上のレセプターと特異的に結合する分子鎖を有する、
2)油相への溶解度が1μmol/L以上である、
3)油水分配係数が1000以上である、
4)油相中において前記分子鎖を外水相に向けて自己配向する、
がさらに油相中に含まれる、前記項1〜4のいずかに記載の多相エマルション製剤。
6. 前記物質bが、下記の少なくとも1種;
1)プルラン誘導体、ガングリオシド誘導体、アシアロトランスフェリン誘導体、アシアロフェツイン誘導体、ラクトノラクトン誘導体及びラクトース誘導体ならびに
2)低比重リポ蛋白及び高比重リポ蛋白
である、前記項5に記載の多相エマルション製剤。
7. 前記物質bが、油相中において前記分子鎖を外水相に向けて配向している、前記項5又は6に記載の多相エマルション製剤。
8. 前記油滴の平均滴径が、1)動的散乱式粒度分布測定による値で50〜500nmの範囲又は2)レーザー回折散乱式粒度分布測定による値で500〜1000nmである、前記項1〜7のいずれかに記載の多相エマルション製剤。
9. 前記項1〜8のいずれかに記載の静注用多相エマルション製剤。
10. 肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤を製造する方法であって、
(1)生理活性物質の水溶液を油相に分散させることによりW/Oエマルションを調製する第1工程、
(2)前記W/Oエマルション中の水分の全部又は一部を除くことによりS/Oサスペンションを調製する第2工程、
(3)前記S/Oサスペンションを外水相に分散させることによりS/O/W系多相エマルションを得る第3工程、
(4)前記S/O/W系多相エマルションを多孔質膜を用いて膜透過させることにより、前記油相の平均滴径が50〜1000nmである多相エマルション製剤を得る第4工程
を含む、多相エマルション製剤の製造方法。
11. 第2工程に先立って、請求項2又は3に記載の物質a又はその溶液をあらかじめ油相へ溶解又は分散させる工程をさらに含む、前記項10に記載の製造方法。
12. 第3工程及び/又は第4工程において、前記物質aの水酸基を有する分子鎖を外水相に自己配向させる、前記項11に記載の製造方法。
13. 第2工程に先立って、前記項4又は5に記載の物質b又はその溶液をあらかじめ油相へ溶解又は分散させる工程をさらに含む、前記項10に記載の製造方法。
14. 第3工程及び/又は第4工程において、前記物質bの当該分子鎖を外水相に自己配向させる、前記項13に記載の製造方法。
本発明における肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤(本発明製剤)は、油剤及び油性乳化剤を含む油相中に生理活性物質が封入されてなる油滴が外水相に分散している多相エマルションであって、
(1)前記生理活性物質が、水への溶解度が1μmol/L以上であり、かつ、油水分配係数が0.001以下であり、
(2)前記生理活性物質が、油滴中0.01〜25重量%の範囲で封入されている、ことを特徴とする。
1)水酸基を有する分子鎖をもつ、
2)油相への溶解度が1μmol/L以上である、
3)油水分配係数が1000以上である、
4)油相中において前記水酸基を有する分子鎖を外水相に向けて自己配向する、
を用いることが望ましい。これにより、より優れたRES回避機能を発揮することができ、より効率的な肝実質細胞への送達が期待される。
1)肝実質細胞表面上のレセプターと特異的に結合する分子鎖を有する、
2)油相への溶解度が1μmol/L以上である、
3)油水分配係数が1000以上である、
4)油相中において前記分子鎖を外水相に向けて自己配向する、
を用いることが望ましい。これにより、良好な血中滞留性を維持しつつ、肝実質細胞への効率的な送達が可能となる。
以下、本発明の多相エマルション製剤の実施の形態について、図示しながら説明する。
前記1.の多相エマルション製剤の製造方法は限定されないが、例えば本発明の製造方法により好適に製造することができる。
(1)生理活性物質の水溶液を油相に分散させることによりW/Oエマルションを調製する第1工程、
(2)前記W/Oエマルション中の水分の全部又は一部を除くことによりS/Oサスペンションを調製する第2工程、
(3)前記S/Oサスペンションを外水相に分散させることによりS/O/W系多相エマルションを得る第3工程、
(4)前記S/O/W系多相エマルションを多孔質膜を用いて膜透過させることにより、前記油相の平均滴径が50〜1000nmである多相エマルション製剤を得る第4工程
を含む、多相エマルション型乳化製剤の製造方法を好適に採用することができる。
第1工程では、生理活性物質の水溶液を油相に分散させることによりW/Oエマルションを調製する。
第2工程では、前記W/Oエマルション中の水分の全部又は一部を除くことによりS/Oサスペンションを調製する。
第3工程では、前記S/Oサスペンションを外水相に分散させることによりS/O/W系多相エマルションを得る。
第4工程では、前記S/O/W系多相エマルションを多孔質膜を用いて膜透過させることにより、前記油相の平均滴径が50〜1000nmである多相エマルション製剤を得る。
リコンビナントヒトインスリン(以下rhインスリンとする)を封入し、平均油滴径50〜1000nmの多相エマルション製剤を調製した。
4.上記粗エマルションを、平均孔径3.1μmの多孔質ガラス膜に1.5MPaで高圧膜透過させ、平均油滴径1730nmに微細化した。以下、多孔質ガラス膜の平均孔径を1.5μm、1.0μm、0.8μm、0.6μm、0.5μmと徐々に小さくし,それぞれを適切な圧力で膜透過させて最終的に平均油滴径551nmのS/O/Wエマルションを得た。
rhインスリンを封入し、RES回避誘導物質を配向した平均油滴径50〜1000nmの多相エマルション製剤を調製した。
実施例1及び2のS/O/W型エマルション(rhインスリン封入DDSキャリア)のうち、平均油滴径が550nm前後と200nm前後及びコントロールであるrhインスリン水溶液をラットに静脈内投与し、経時的に血液を採取して血中のrhインスリン濃度を比較した。血中インスリン濃度はIMxアナライザー(アボットジャパン製、全自動酵素免疫測定装置)を用いて測定した。表2及び図5のように、コントロール(21)及び平均油滴径550nmの多相エマルション製剤では速やかに血中からインスリンが消失した.これはPEGが配向した製剤(PEG+:PEGが含まれているもの)(22)および配向していない製剤(PEG−:PEGが含まれていないもの)(23)のいずれも消失が早かった.一方,平均油滴径200nmの多相エマルション製剤は、PEG配向製剤PEG+(24)および配向していない製剤PEG−(25)のいずれも長時間血中でインスリンが検出され、血中滞留性が著しく向上したことが確認された。特に、平均油滴径200nmの多相エマルション製剤では、3時間にわたり血中の初期濃度を実質的に維持できることがわかる。
rhインスリンを封入し、RES回避誘導物質及びターゲッティングリガンド援助物質を配向した多相エマルション製剤を下記の方法で調製し,その物性を調べた。
実施例5
rhインスリンを封入し、RES回避誘導物質及びターゲッティングリガンド援助物質を配向した多相エマルション型DDSキャリアの製造方法を以下に示す.
1. 実施例4のインスリンS/Oサスペンション、CHP-S/Oサスペンション、PEGを調製例3と同じ比率で混合した。
rhインスリンを封入し、RES回避誘導物質及びターゲッティングリガンド援助物質を配向した多相エマルション型DDSキャリアの特徴的な製造条件を以下に示す.
すなわち,実施例5の3で調製したS/O/Wエマルション10mlを、0.5重量%コール酸ナトリウムを加えた外水相70mlと混合して希釈(S/O滴の体積2容積%)した。これを平均孔径0.7μm、0.6μm、0.5μm、0.4μmの多孔質ガラス膜に3.5〜4.8MPaで順次膜透過させた。0.5μmで膜透過したS/O/Wエマルションの平均油滴径は542nm,0.4μmで膜透過したS/O/Wエマルションの平均油滴径は541nmであり,実施例5の結果と比較すると,S/O滴の体積が小さくなっても平均油滴径は小さくならず,多孔質ガラス膜を使用する場合は平均孔径0.5〜0.4μmが限界であることが判明した。
2 封入添加剤
3 油相
4 油滴
5 外水相
6 油剤
7 油性乳化剤
8 油相添加剤
9 水性乳化剤
10 水性添加剤
11 RES回避誘導物質
12 ターゲッティングリガンド援助物質
13 固相粒子
14 内水相液滴
15 平均油滴径8320nmのエマルション
16 平均油滴径1690nmのエマルション
17 平均孔径1.5μmの多孔質ガラス膜を透過したエマルションの油滴径分布
18 平均孔径0.8μmの多孔質ガラス膜を透過したエマルションの油滴径分布
19 平均孔径0.4μmのポリカーボネート膜を透過したエマルションの油滴径分布
20 平均孔径0.2μmのポリカーボネート膜を透過したエマルションの油滴径分布
21 コントロールの血中インスリン濃度経時変化
22 平均油滴径500nm PEG+ 製剤の血中インスリン濃度経時変化
23 平均油滴径550nm PEG- 製剤の血中インスリン濃度経時変化
24 平均油滴径200nm PEG+ 製剤の血中インスリン濃度経時変化
25 平均油滴径200nm PEG- 製剤の血中インスリン濃度経時変化
Claims (14)
- 油剤及び油性乳化剤を含む油相中に生理活性物質が封入されてなる油滴が外水相に分散している多相エマルションであって、
(1)前記生理活性物質が、水への溶解度が1μmol/L以上であり、かつ、油水分配係数が0.001以下であり、
(2)前記生理活性物質が、油滴中0.01〜25重量%の範囲で封入されている、ことを特徴とする、肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤。 - 下記1)〜4)の特徴を有する物質a;
1)水酸基を有する分子鎖をもつ、
2)油相への溶解度が1μmol/L以上である、
3)油水分配係数が1000以上である、
4)油相中において前記水酸基を有する分子鎖を外水相に向けて自己配向する、
がさらに油相中に含まれる、請求項1に記載の多相エマルション製剤。 - 前記物質aが、コレステロールPEG(polyoxyethanyl-cholesteryl sebacate)、ジステアリン酸フォスファチジルエタノールアミンポリエチレングリコール(DSPE−PEG)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコール、ステアリン酸ジエチレングリコール、ポリオキシエチレンPOE(3)ヒマシ油、ポリオキシエチレンPOE(5)硬化ヒマシ油及びPCA(ピロリドンカルボン酸)イソステアリン酸テアリン酸PEG−40水添ヒマシ油の少なくとも1種である、請求項2に記載の多相エマルション製剤。
- 前記物質aが、油相中において前記分子鎖を外水相に向けて配向している、請求項2又は3に記載の多相エマルション製剤。
- 下記1)〜4)の特徴を有する物質b;
1)肝実質細胞表面上のレセプターと特異的に結合する分子鎖を有する、
2)油相への溶解度が1μmol/L以上である、
3)油水分配係数が1000以上である、
4)油相中において前記分子鎖を外水相に向けて自己配向する、
がさらに油相中に含まれる、請求項1〜4のいずかに記載の多相エマルション製剤。 - 前記物質bが、下記の少なくとも1種;
1)プルラン誘導体、ガングリオシド誘導体、アシアロトランスフェリン誘導体、アシアロフェツイン誘導体、ラクトノラクトン誘導体及びラクトース誘導体ならびに
2)低比重リポ蛋白及び高比重リポ蛋白
である、請求項5に記載の多相エマルション製剤。 - 前記物質bが、油相中において前記分子鎖を外水相に向けて配向している、請求項5又は6に記載の多相エマルション製剤。
- 前記油滴の平均滴径が、1)動的散乱式粒度分布測定による値で50〜500nmの範囲又は2)レーザー回折散乱式粒度分布測定による値で500〜1000nmである、請求項1〜7のいずれかに記載の多相エマルション製剤。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の静注用多相エマルション製剤。
- 肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤を製造する方法であって、
(1)生理活性物質の水溶液を油相に分散させることによりW/Oエマルションを調製する第1工程、
(2)前記W/Oエマルション中の水分の全部又は一部を除くことによりS/Oサスペンションを調製する第2工程、
(3)前記S/Oサスペンションを外水相に分散させることによりS/O/W系多相エマルションを得る第3工程、
(4)前記S/O/W系多相エマルションを多孔質膜を用いて膜透過させることにより、前記油相の平均滴径が50〜1000nmである多相エマルション製剤を得る第4工程
を含む、多相エマルション製剤の製造方法。 - 第2工程に先立って、請求項2又は3に記載の物質a又はその溶液をあらかじめ油相へ溶解又は分散させる工程をさらに含む、請求項10に記載の製造方法。
- 第3工程及び/又は第4工程において、前記物質aの水酸基を有する分子鎖を外水相に自己配向させる、請求項11に記載の製造方法。
- 第2工程に先立って、請求項4又は5に記載の物質b又はその溶液をあらかじめ油相へ溶解又は分散させる工程をさらに含む、請求項10に記載の製造方法。
- 第3工程及び/又は第4工程において、前記物質bの当該分子鎖を外水相に自己配向させる、請求項13に記載の製造方法。
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