JP2007117931A - ジョークラッシャ用歯板、ジョークラッシャ、及び自走式破砕機 - Google Patents

ジョークラッシャ用歯板、ジョークラッシャ、及び自走式破砕機 Download PDF

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Abstract

【課題】排出される破砕粒の粒度を粗くすることなく高い破砕効率を実現するとともに、破砕効率の低下や過度の負荷負担部分を生じにくいジョークラッシャ用歯板、これを供えたジョークラッシャ、自走式破砕機を提供すること。
【解決手段】固定歯及び可動歯により形成されるV字状空間内に被破砕物が供給され、可動歯板が固定歯板600に対して揺動運動することで被破砕物が破砕されるジョークラッシャの固定歯及び可動歯の少なくともいずれかに装着されるジョークラッシャ用歯板であって、固定歯及び可動歯の少なくともいずれかに装着されたときに、破砕面601は、該被破砕物供給方向に直交する方向に沿って波形状に形成され、波形を構成する歯のピッチが被破砕物の供給方向上流側から下流側に向かって小さくなる部分を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、固定歯及び可動歯により形成されるV字状空間内に被破砕物が供給され、可動歯板が固定歯板に対して揺動運動することで被破砕物が破砕されるジョークラッシャの固定歯及び可動歯の少なくともいずれかに装着されるジョークラッシャ用歯板、このジョークラッシャ用歯板を装着したジョークラッシャ、及びこのジョークラッシャを備えた自走式破砕機に関する。
従来、石塊等の大型の被破砕物を圧縮破壊させる破砕機としてジョークラッシャが知られている。このジョークラッシャは、被破砕物の供給側から排出側に向かって次第に接近するV字状に配置される固定歯及び可動歯を備え、可動歯を固定歯に対して接近、離間するように揺動運動させ、この状態で被破砕物がV字状空間内に投入されることにより、被破砕物は固定歯及び可動歯の間で圧縮荷重が作用して破砕される。
このようなジョークラッシャの固定歯及び可動歯は、通常、被破砕物の投入時、被破砕物が当接する破砕面は、被破砕物供給方向に直交する方向に沿って波形状に形成され、固定歯及び可動歯それぞれの波形の突部によって被破砕物の破砕が実現される。
ここで、破砕面の波形を構成する歯のピッチは、ジョークラッシャの破砕効率、破砕された破砕粒の粒径等を決定する上で重要な役割を有しており、例えば、歯のピッチを大きくすると、被破砕物に作用するせん断力が大きくなるため破砕効率は向上するが、破砕粒の粒径は大きくなってしまい、歯のピッチを小さく設定すると、供給直後の大きな石塊を効率よく破砕できないという問題がある。
そこで、波形の破砕面の突部に超硬チップを埋め込んだ固定歯及び可動歯を採用したジョークラッシャが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このジョークラッシャでは、超硬チップにより大きな石塊の破砕効率を向上させることにより、破砕粒の粒径と破砕効率のバランスを図ろうとするものである。
また、破砕面中央部の歯のピッチを小さく設定した固定歯及び可動歯を採用したジョークラッシャも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、異なったピッチの歯を有する2つの歯板が使用され、被破砕物供給方向の上流側にピッチの大きな歯板が、下流側にピッチの小さな歯板が取り付けられるジョークラッシャも提案されている(例えば、特許文献3参照)。このジョークラッシャは、ピッチの異なる複数の歯板を組み合わせることにより、破砕粒の粒径と破砕効率のバランスを図ろうとするものである。
特開平9−38511号公報 特開平7−136528号公報 特開昭57−110342号公報
しかし、特許文献1に記載のジョークラッシャ用歯板では、超硬チップが突出していることでこの部分に過度に応力が集中して超硬チップが破損したり、超硬チップの周囲の磨耗により超硬チップが脱落したりするという問題がある。また、超硬チップの単価が高いため、全体のコストが上昇してしまう。
特許文献2に記載のジョークラッシャ用歯板では、大きな被破砕物を破砕するのにピッチの小さな歯を用いることになるため破砕効率が悪く、また、逆に出口付近では歯のピッチが大きいため、最終的に排出される破砕粒の粒度が粗くなるという問題がある。
特許文献3に記載のジョークラッシャ用歯板では、歯のピッチが異なることで歯板の境界部分に段差が形成されるため、破砕粒の流れが阻害されるとともにこの部分に破砕粒やズリが溜まって破砕効率が低下するという問題がある。また、この段差部分で被破砕物を噛みこんでしまうことによりフレームやトグルプレートに過度の負担をかけるため、場合によってはこれらを破損してしまう恐れがある。
本発明の目的は、排出される破砕粒の粒度を粗くすることなく高い破砕効率を実現するとともに、破砕効率の低下や過度の負荷負担部分を生じにくいジョークラッシャ用歯板、これを供えたジョークラッシャ、自走式破砕機を提供することである。
第1発明に係るジョークラッシャ用歯板は、固定歯及び可動歯により形成されるV字状空間内に被破砕物が供給され、前記可動歯板が前記固定歯板に対して揺動運動することで前記被破砕物が破砕されるジョークラッシャの前記固定歯及び前記可動歯の少なくともいずれかに装着されるジョークラッシャ用歯板であって、前記固定歯及び前記可動歯の少なくともいずれかに装着されたときに、前記被破砕物が当接する破砕面は、該被破砕物供給方向に直交する方向に沿って波形状に形成され、波形を構成する歯のピッチが、被破砕物の供給方向上流側から下流側に向かって小さくなる部分を有することを特徴とする。
第2発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第1発明のジョークラッシャ用歯板において、前記歯のピッチは、前記被破砕物の供給方向上流側から下流側に向かって段階的に変化していることを特徴とする。
第3発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第2発明のジョークラッシャ用歯板において、大きい歯のピッチが小さい歯のピッチの整数倍に構成されていることを特徴とする。
第4発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第2発明又は第3発明のジョークラッシャ用歯板において、小さい歯のピッチをλ1、大きい歯のピッチをλ2、大きいピッチの歯から小さい歯のピッチへの遷移部分の上部で破砕される被破砕物の径をR1、下部で破砕される被破砕物の径をR2とすると、λ1≦R1≦λ2≦R2を満たすことを特徴とする。
第5発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第2発明〜第4発明のいずれかのジョークラッシャ用歯板において、前記段階的に変化する部分を滑らかに連続させたことを特徴とする。
第6発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第1発明〜第5発明のいずれかのジョークラッシャ用歯板において、前記被破砕物の供給方向上流側端部及び下流側端部が小さなピッチの歯とされ、略中央部が大きなピッチの歯とされ、前記被破砕物の供給方向中心で該供給方向に直交する方向に延びる軸を中心として略対称に構成されていることを特徴とする。
第7発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第1発明〜第5発明のいずれかのジョークラッシャ用歯板において、複数の歯板部材に分割され、各歯板部材の分割位置における歯のピッチが同じであることを特徴とする。
第8発明に係るジョークラッシャ用歯板は、第1発明〜第7発明のいずれかのジョークラッシャ用歯板において、前記被破砕物の供給方向に沿った断面の歯の先端形状が略弓形に構成されていることを特徴とする。
第9発明に係るジョークラッシャは、固定歯及び可動歯により形成されるV字状空間内に被破砕物が供給され、前記可動歯板が前記固定歯板に対して揺動運動することで前記被破砕物が破砕されるジョークラッシャであって、第1発明〜第8発明のいずれかのジョークラッシャ用歯板が、前記固定歯及び可動歯の少なくともいずれかに装着されていることを特徴とする。
第10発明に係るジョークラッシャは、第9発明のジョークラッシャにおいて、前記固定歯及び可動歯の双方に、第1発明〜第8発明のいずれかのジョークラッシャ用歯板が装着されていることを特徴とする。
第11発明に係る自走式破砕機は、走行装置と、この走行装置上に被破砕物を供給する供給装置と、この供給装置により供給された被破砕物を破砕する破砕装置とを備えた自走式破砕機であって、前記破砕装置は、第9発明又は第10発明のジョークラッシャであることを特徴とする。
第1発明によれば、被破砕物の供給方向上流側では大きな破砕物を効率的に破砕し、下流側では破砕粒の粒径を細かくすることができるため、排出される破砕粒の粒度を粗くすることなく高い破砕効率が実現できる。
第2発明によれば、歯を直線形状としつつ被破砕物の供給方向上流側から下流側に向かって歯のピッチが小さくなる部分を設けることができるため、高い破砕効率が実現するとともに、破砕粒の排出部分で破砕粒やズリが溜まって破砕効率が低下するのを防ぐことができる。
第3発明によれば、大きい歯のピッチが小さい歯のピッチの整数倍に構成されており、ピッチの大きな部分と小さな部分とで山又は谷が一直線上に連続して配されるため、破砕粒やズリが溜まって破砕効率が低下するのを防ぐことができる。
第4発明によれば、破砕効率に特に影響を与える部分である歯のピッチの遷移部分を含む上流側で、歯のピッチが破砕物よりも大きくなるため、歯と歯との間すなわち谷への破砕粒の入り込みが防止され、より大きなせん断力による破砕効率の向上が可能となる。
第5発明によれば、歯のピッチが段階的に変化する部分を滑らかに連続されているため、この部分に破砕粒やズリが溜まって破砕効率が低下するのを防ぐことができる。
第6発明によれば、被破砕物の供給方向下流側の歯が磨耗した場合でも、歯板の上下を反転させて使用することで、使用時に破砕効率が低下するのを防ぐことができる。
第7発明によれば、被破砕物が大きい大型や定位置型のジョークラッシャに対しても、分割された歯板部材によって大きな歯板を容易に提供できる。また、各歯板部材の分割位置における歯のピッチが同じで段差が発生しないため、分割部分に破砕粒やズリが溜まって破砕効率が低下したり、分割部分で被破砕物を噛みこんでしまうことにより過度の負荷負担部分が生じたりするのを防ぐことができる。
第8発明によれば、固定歯板の破砕面と可動歯板の破砕面とが平行に近くなるため、被破砕物のスリップアップを防止するとともに、被破砕物に加える力を大きくすることができ、破砕効率を向上させることが可能となる。
第9発明〜第11発明によれば、第1発明〜第8発明の効果を有するジョークラッシャ及び自走式破砕機が、歯板の交換により容易に得られる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
〔1−1〕自走式破砕機の全体構成、及びジョークラッシャの構成
図1は、本実施形態に係る自走式破砕機1を示す左側面図、図2は、自走式破砕機1に搭載されたジョークラッシャ30を示す断面図である。
図1において、自走式破砕機1は、本体部ユニット10と、本体部ユニット10上の後方側に搭載される供給部ユニット20と、供給部ユニット20の前方側に搭載されたジョークラッシャ30と、ジョークラッシャ30のさらに前方側に搭載されたパワーユニット40と、本体部ユニット10の下方から前方斜め上方に向かって延出した排出コンベア50とを備えて構成されている。
本体部ユニット10は、前後方向に連続して設けられた左右の側方フレーム11を、複数の図示しない連結フレームで連結したメインフレーム12を備え、各側方フレーム11の下部側に一対の下部走行体(走行装置)13が取り付けられている。下部走行体13は、前部の油圧モータ14で駆動されるスプロケット15及び後部のアイドラー16にクローラ17を巻回させた構成である。
供給部ユニット(供給装置)20は、後方に迫り出した左右の側方フレーム11を、開口部を有する略四角形の図示しない連結フレームで連結した後部フレーム22を備えている。後部フレーム22の上部には、複数のコイルスプリングを介してグリズリフィーダ23が載置され、このグリズリフィーダ23が振動装置24で駆動される。グリズリフィーダ23の上部には、その周囲の三方を囲うようにホッパ25が設けられ、上方に向かって拡開したこのホッパ25内に被破砕物が投入される。また、グリズリフィーダ23の下部には、グリズリで選別されて落下する被破砕物を下方の排出コンベア50に導く排出シュート26が設けられている。なお、本実施形態のホッパ25では、左右のウィング部27は本体部分に対して折り畳み可能に設けられ、支持バー28の上端を外すことで下方に折り畳まれる。これにより、供給部ユニット20の全高が低くなり、トレーラでの輸送制限をクリアできるようになっている。
ジョークラッシャ30は、図2に示すように、左右の側壁プレート31を、背壁プレート32及びクロスメンバ33で連結して構成され、背壁プレート32の内側には固定歯板600が取り付けられている。固定歯板600の前方側には、可動歯板610が略鉛直に迫り立つようにスイングフレーム34に固定されている。スイングフレーム34は、その上部側が側壁プレート31間に回転可能に架設されたメインシャフト35の偏心部に吊設されているとともに、下部側が破砕時の反力を受ける反力受リンク機構36で支持されており、また、テンションリンク機構37により反力受リンク機構36側に常時付勢されている。
そして、メインシャフト35の一端に設けられたプーリ38を、Vベルトを介して油圧モータ39で駆動すると、メインシャフト35の回転によりスイングフレーム34が揺動し、スイングフレーム34に固定された可動歯板610と固定歯板600との間のV字状空間内で挟まれた被破砕物を破砕する。破砕された破砕粒は、下端間の出口隙間Wから排出コンベア50に排出される。
なお、本実施形態のジョークラッシャ30では、スイングフレーム34が固定歯板600の破砕面601に対して上方から下方に削ぎ取るようにスイングするよう、反力受リンク機構36がいわゆるアップスラストタイプになっているが、下方から上方に押し上げるいわゆるダウンスラストタイプであってもよい。
図1に戻り、パワーユニット40は、左右の側方フレーム41を複数の図示しない連結フレームで連結したベースフレーム42を備えている。ベースフレーム42上には、それぞれ図示はしないが、動力源としてのエンジンと、下部走行体13の油圧モータ14や、グリズリフィーダ23の振動装置24、ジョークラッシャ30の油圧モータ39(図1参照)等に圧油を供給する油圧ポンプと、燃料タンクと、作動油タンクと、切替弁等が載置されている。
排出コンベア50は、後部が排出シュート26下端の排出口よりも後方に位置し、ここから排出される未破砕の被破砕物と、ジョークラッシャ30の出口から落下した破砕粒とを前方に排出し、高所から落下させて堆積等させる。なお、被破砕物として鉄筋や金属片等の異物が含まれる場合には、排出コンベア50の前部側に磁選機を取り付け、この異物を取り除くことも可能である。また、排出コンベア50からの破砕物を地上に堆積させるのではなく、二次コンベアや三次コンベア等を用いて遠隔地まで搬送することもある。
〔1−2〕固定歯板600及び可動歯板610の詳細構造
固定歯板600は、図3に示されるように、当接された被破砕物を破砕する破砕面601を有している。
破砕面601は、略中央部分において、被破砕物の供給方向と直交する左右方向に波形状に複数の歯が配列された第1歯部602と、上下方向端部にこの第1歯部602よりも小さなピッチで波形状に複数の歯が配列された第2歯部603とを備えている。
第1歯部602は、図3のX−X線における断面図である図4に示されるように、断面山形状の歯602Aが複数配列された構成であり、隣接する一対の歯602A間に形成される谷部分は、略V字状の凹部として構成される。
第2歯部603は、図3のY−Y線における断面図である図5に示されるように、第1歯部602の歯602Aよりも少し低い山形状の歯603Aが複数配列された構成で、各歯603Aのピッチは、第1歯部602の歯602Aのピッチの略半分となっている。尚、図3において、実線で示された部分は、歯602A,603Aの山の稜線部分を表し、破線で示された部分は、隣接する歯602A,603Aの谷の底の部分を表している。
このような第1歯部602及び第2歯部603の連続部分は、図6に示されるように、ピッチの小さな第2歯部603からピッチの大きな第1歯部602に遷移する際、第1歯部602の谷部分に交わる第2歯部603の歯603Aには、第1歯部602に向かうに従って、次第に幅狭にかつ高さも小さくなるような角錐側面状の遷移部604が形成されている。この遷移部604は、第1歯部602で破砕された岩石片が第1歯部602の谷部分を上方から下方に向かって転がる際、その谷部分で交わる第2歯部603の歯603Aに塞き止められ、下方に流れないようにするために形成されており、第1歯部602の谷部分を転がる岩石片は、この遷移部604によって、第2歯部603の隣接する歯603Aの間に形成された谷部分に供給され、ここでさらに細かく破砕される。尚、このように第1歯部602を破砕面601の略中央領域に形成し、上下端に第2歯部603を形成することにより、ジョークラッシャ30に装着した後、下流側に配置された第2歯部603が摩耗したら、反転して再使用できる。
一方、可動歯板610の破砕面611は、固定歯板600の破砕面601がいわゆる雄形状であるのに対し、図7に示すように、雌形状となるように形成されている。
つまり、固定歯板600と同様に、破砕面611は、第1歯部612及び第2歯部613を備えている。
そして、第1歯部612の波形を構成する歯612Aは、固定歯板600の第1歯部602の隣接する歯602A間に形成される谷部分と噛み合うような形で構成されている。また、第2歯部613の波形を構成する歯613Aは、固定歯板600の第2歯部603の隣接する歯603A間に形成される谷部分と噛み合うような形で構成されている。
遷移部614は、固定歯板600の角錐側面状の遷移部604と噛み合うような凹面部として形成され、可動歯板610のすべての部分で固定歯板600の破砕面601とすべて噛合するようになっている。
但し、岩塊で挟み込む空間が確保されていれば、必ずしもすべてが噛み合う必要はなく、必須の条件ではない。
このような構造の固定歯板600及び可動歯板610において、それぞれの破砕面601及び破砕面611の側面形状は、図8(A)、(B)に示されるように、側面視で中央部分が膨出する弓形状に構成されている。
そして、ジョークラッシャ30に取り付けた際の各歯板600,610及びその各破砕面601,611の幾何学的な関係は、図8(A)に示すように、第1歯部602,612の歯のピッチをλ2、第2歯部603,613の歯のピッチをλ1、その遷移部604,614の上部で破砕しようとする被破砕物の径をR1、第1歯部602,612の下部で破砕しようとする被破砕物の径をR2とすると、各々がλ1≦R1≦λ2≦R2を満たす関係となっている。
そして、図1に示されるグリズリフィーダ23から供給される大きな岩塊は、歯板600,610の弓形の側面形状を利用して第1歯部602,612の部分に供給され、第1歯部602,612における大きなピッチの歯602A,612Aによって、岩塊には、せん断力が作用して破砕が行われる。
次に、一次破砕が行われた径R2の岩塊は、遷移部604で縮径されつつ、第2歯部603,613に供給され、径R1に縮径された岩塊は、さらに、第2歯部603,613における小さなピッチの歯603A,613Aにより、せん断力が作用してさらに細かい岩石片に破砕され、排出される。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。尚、以下の説明では、既に説明した部分と同一の部分等については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図9に示すように、歯板の第1歯部の歯のピッチは第2歯部の歯のピッチの整数倍には構成されておらず、又、一方の歯板の第1歯部を構成する歯は対向する歯板の第1歯部の隣接する歯間に形成される谷部分と噛み合うような形では構成されていない点が、前述した第1実施形態とは異なる。
つまり、固定歯板700の破砕面701は、図9に示すように、第1実施形態と同様に第1歯部702及び第2歯部703を備えるが、第1歯部702の歯702Aのピッチが第2歯部703の歯703Aのピッチよりも大きくなる限りにおいて、その比率が任意の値に構成されている。また、第1歯部702の歯702Aは、固定歯板700同士を向き合わせた際に、対向する第1歯部702の隣接する歯702A間に形成される谷部分と噛み合わないように配列されている。
一方、可動歯板の破砕面は、固定歯板700の破砕面701と構成が同じである。
従って、固定歯板700の第1歯部702の歯702Aは、可動歯板の第1歯部に形成される谷部分とは噛み合わない。なお、固定歯板700の第2歯部703の波形を構成する歯703Aは、第1実施形態と同様に、可動歯板の第2歯部に形成される谷部分と噛み合うような形で構成されている。
そもそも大きな被破砕物を荒く砕く部分である第1歯部702は破砕空間における歯の押し込み量が少なく、たとえ固定歯板700の破砕面701と可動歯板の破砕面とが同一位相の波形状であっても歯が干渉することはないため、このような構成でも破砕効率の向上は可能である。一方で、第2歯部703は各歯板間で歯が噛み合うため、最終的に略一定の粒度を持った細かい破砕粒が得られる。このような固定歯板700及び可動歯板は、両者間の歯の組み合わせの自由度が高く、比較的容易に組み合わせを選択することが可能である。
なお、ジョークラッシャ用歯板についてのその他の特徴、及び自走式破砕機、ジョークラッシャについては、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
前述した第1実施形態及び第2実施形態では、各歯板の破砕面は、波形状の歯のピッチが2段階で変化する第1歯部及び第2歯部を備えて構成されていた。
これに対し、本実施形態では、例えば固定歯板800について図10に示すように、歯のピッチが3段階で変化する点が異なる。
つまり、固定歯板800の破砕面801は、略中央部に設けられ歯のピッチが最も大きい第1歯部802と、第1歯部802よりも歯のピッチが小さく端部側に設けられた第2歯部803と、第2歯部803よりもさらに歯のピッチが小さく最も端部側に設けられた第3歯部804とを備えている。
なお、その他の部分については、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
〔第4実施形態〕
以下、本発明の第4実施形態について説明する。
前述した第1実施形態〜第3実施形態では、各歯板は一体成形された1つの板で構成されていた。
これに対し、本実施形態では、図11に示すように、歯板が2つの歯板部材に分割されている点が、第1実施形態と異なる。
つまり、固定歯板は、図3において固定歯板をX−X線で分割した形の構成、可動歯板は、図7において可動歯板をZ−Z線で分割した形の構成となる。従って、この場合であっても、各歯板部材の分割位置における歯のピッチ及び歯の高さが同じであるため、分割部でも段差が発生しづらく、この部分に破砕粒やズリが溜まるのを防ぐことができる。
ここで、図11に基づき、例として、上部側歯板部材910Aと下部側歯板部材910Bとで構成される可動歯板910のジョークラッシャ30への取り付け方法について説明する。
まず、図11(A)に示すように、スイングフレーム34に設けられた孔341に角ボルト342を挿入し、スイングフレーム34の背面からナットで締めて固定する。そして、スイングフレーム34の下端部に設けられた受部343に下部側歯板部材910Bを押し当てた状態で、下部側歯板部材910Bの背面に設けられた凹部920Bを角ボルト342の頭部に嵌合させ、下部側歯板部材910Bの位置を固定する。
次に、図11(B)に示すように、前述した角ボルト342の頭部に上部側歯板部材910Aの背面に設けられた凹部920Aを嵌合させた状態で、上部側歯板部材910Aをスイングフレーム34に当接させる。
そして、図11(C)に示すように、上部側歯板部材910Aの上端部分とスイングフレーム34の上端の張り出し部分との間の空間にウェッジ344を挿入する。その後、ウェッジ344に設けられた孔345とスイングフレーム34に設けられた孔346とに角ボルト347を挿入し、スイングフレーム34の背面からナットで締め、上部側歯板部材910Aを固定する。
[実施形態の変形]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
前述した第1実施形態では、第1歯部及び第2歯部の連続部分は、次第に幅狭にかつ高さも小さくなるような角錐側面状の遷移部であったが、本発明はこれに限られない。
すなわち、図12に示されるように、第1歯部602及び第2歯部603の連続部分は、第2歯部603の歯603Aを第1歯部602の谷部分に交わる部分で斜めに切り落とした形状、つまりひし形面状の遷移部605が形成されている。
このような構成を採用することにより、前記第1実施形態に比べ歯板の製造、加工を容易に行うことができる。
さらに同様に、遷移部を、平面ではなく曲面で次第に幅狭にかつ高さも小さくなるように収束させる形状であってもよい。
このような構成を採用することにより、前記第1実施形態に比べ遷移領域にズリが滞留するのをより効果的に防止することができる。
前述の第1実施形態では、歯のピッチの異なる第1歯部及び第2歯部が不連続であり、その遷移領域に遷移部を形成することでズリが滞留することを防止していたが、本発明はこれに限られない。
すなわち、図13に示されるように、歯板100は、その破砕面101が第1歯部102及び第2歯部103から構成され、第1歯部102では、端部から中央に向かって次第に連続的に歯のピッチが増大し、第2歯部103では、中央から端部に向かって次第に連続的に歯のピッチが小さくなっている。ジョークラッシャに装着する際は、第1歯部102又は第2歯部103をクラッシャの下流部分に向くように装着することにより、中央から供給方向下流側に向かって次第に歯のピッチが小さくなっていく構造とすることができる。
このような構成を採用することにより、前記各実施形態のように、歯のピッチの異なる遷移部が形成されないので、ズリ等が遷移部に滞留することを防止することができる。また、第1歯部及び第2歯部が上下対称な形状となっているので、下流側に向いた歯が破砕により摩耗した場合、反転させて再度効率的な破砕を実現することができる。
さらに同様に、図15に示されるように、歯板200は、その破砕面201が複数の歯部で構成されてはいないが、歯板の一方の端部から他方の端部に向けて変曲点を有することなく次第に連続的に歯のピッチが小さくなっている。ジョークラッシャに装着する際は、歯のピッチが小さい方をクラッシャの下流部分に向くように装着することにより、供給方向の上流部分から下流側に向かって次第に歯のピッチが小さくなっていく構造とすることができる。
このような構成を採用することにより、より大きな径の被破砕物を破砕可能なジョークラッシャにおいては、破砕を供給方向の上流側から効果的に実現することができる。
前述の各実施形態において、各歯板の破砕面は、被破砕物の供給方向に沿った断面の歯の先端形状が略弓形に構成されていたが、本発明はこれに限られない。
すなわち、各歯板の破砕面は、被破砕物の供給方向に沿った断面の歯の先端形状が直線状に構成されたものであってもよい。
このような構成を採用することにより、前記各実施形態に比べ歯板の製造、加工を容易に行うことができる。
前述の各実施形態のジョークラッシャ30では、固定歯板及び可動歯板ともに本発明のジョークラッシャ用歯板が用いられていたが、本発明はこれに限られない。
すなわち、固定歯板又は可動歯板のどちらか一方のみに本発明の歯板を使用し、他方に従来の歯板を使用する組み合わせであってもよい。
このような組み合わせにより、従来の歯板の効率的な利用が可能であるとともに、本発明の歯板による破砕効率の向上が期待できる。
本発明は、可動歯板が固定歯板に対して揺動運動することで被破砕物が破砕されるジョークラッシャのジョークラッシャ用歯板、このジョークラッシャ用歯板を装着したジョークラッシャ、及びこのジョークラッシャを備えた自走式破砕機に利用できる。
本発明の第1実施形態にかかる自走式破砕機を示す左側面図。 前記第1実施形態に係るジョークラッシャを示す断面図。 前記第1実施形態に係るジョークラッシャ用固定歯板の破砕面の形状を示す平面図。 図3のX−X線で切断した固定歯板の断面図。 図3のY−Y線で切断した固定歯板の断面図。 前記第1実施形態に係る固定歯板の部分斜視図。 前記第1実施形態に係る可動歯板の破砕面の形状を示す平面図。 前記第1実施形態に係る歯板及びその破砕面の幾何学的関係を示す図。 本発明の第2実施形態に係る固定歯板及び可動歯板の破砕面の形状を示す模式図。 本発明の第3実施形態に係る固定歯板の破砕面の形状を示す模式図。 本発明の第4実施形態に係る可動歯板のジョークラッシャへの取り付け方法を示す図。 本発明の実施形態の変形を示す歯板の部分斜視図。 本発明の実施形態の変形を示す歯板の破砕面の模式図。 本発明の実施形態の変形を示す歯板の破砕面の模式図。
符号の説明
1…自走式破砕機、13…下部走行体(走行装置)、20…供給部ユニット(供給装置)、30…ジョークラッシャ、600,700,800…固定歯板、610,910…可動歯板、601,611,701,801…破砕面、910A,910B…歯板部材、λ1,λ2…歯のピッチ、R1,R2…被破砕物の径。

Claims (11)

  1. 固定歯及び可動歯により形成されるV字状空間内に被破砕物が供給され、前記可動歯板が前記固定歯板に対して揺動運動することで前記被破砕物が破砕されるジョークラッシャの前記固定歯及び前記可動歯の少なくともいずれかに装着されるジョークラッシャ用歯板であって、
    前記固定歯及び前記可動歯の少なくともいずれかに装着されたときに、前記被破砕物が当接する破砕面は、該被破砕物供給方向に直交する方向に沿って波形状に形成され、
    波形を構成する歯のピッチが、被破砕物の供給方向上流側から下流側に向かって小さくなる部分を有することを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  2. 請求項1に記載のジョークラッシャ用歯板において、
    前記歯のピッチは、前記被破砕物の供給方向上流側から下流側に向かって段階的に変化していることを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  3. 請求項2に記載のジョークラッシャ用歯板において、
    大きい歯のピッチが小さい歯のピッチの整数倍に構成されていることを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板において、
    小さい歯のピッチをλ1、大きい歯のピッチをλ2、大きいピッチの歯から小さい歯のピッチへの遷移部分の上部で破砕される被破砕物の径をR1、下部で破砕される被破砕物の径をR2とすると、
    λ1≦R1≦λ2≦R2
    を満たすことを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板において、
    前記段階的に変化する部分を滑らかに連続させたことを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板において、
    前記被破砕物の供給方向上流側端部及び下流側端部が小さなピッチの歯とされ、略中央部が大きなピッチの歯とされ、前記被破砕物の供給方向中心で該供給方向に直交する方向に延びる軸を中心として略対称に構成されていることを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板において、
    複数の歯板部材に分割され、
    各歯板部材の分割位置における歯のピッチが同じであることを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板において、
    前記被破砕物の供給方向に沿った断面の歯の先端形状が略弓形に構成されていることを特徴とするジョークラッシャ用歯板。
  9. 固定歯及び可動歯により形成されるV字状空間内に被破砕物が供給され、前記可動歯板が前記固定歯板に対して揺動運動することで前記被破砕物が破砕されるジョークラッシャであって、
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板が、前記固定歯及び可動歯の少なくともいずれかに装着されていることを特徴とするジョークラッシャ。
  10. 請求項9に記載のジョークラッシャにおいて、
    前記固定歯及び可動歯の双方に、請求項1〜請求項8のいずれかに記載のジョークラッシャ用歯板が装着されていることを特徴とするジョークラッシャ。
  11. 走行装置と、この走行装置上に被破砕物を供給する供給装置と、この供給装置により供給された被破砕物を破砕する破砕装置とを備えた自走式破砕機であって、
    前記破砕装置は、請求項9又は請求項10に記載のジョークラッシャであることを特徴とする自走式破砕機。
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