JP2007117560A - 弾球遊技機 - Google Patents

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浩一 森
Toshifumi Kanda
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Abstract

【課題】利き腕に拘わらず利便性の高い弾球遊技機を提供する。
【解決手段】本発明に係る弾球遊技機は、島設備に固定される外枠3b、および外枠3bに取り付けられる本体枠3aとを備え、本体枠3aには、遊技者による操作が可能な発射ハンドル7と、発射ハンドル7の操作に応じて、遊技球400を遊技領域に向けて発射する発射装置90とを配設し、発射ハンドル7は、本体枠3aの中央下部に設けられていることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾球遊技機に関し、特に遊技球を遊技領域に向けて発射する際に操作される発射操作手段を配設した弾球遊技機に関するものである。
一般に、弾球遊技機は、遊技者による操作が可能な発射ハンドルを配設している。
上記弾球遊技機においては、上皿に入った遊技球が発射待機部に案内されて待機した状態で、遊技者によって上記発射ハンドルが操作されると、当該発射待機部に待機された遊技球が発射装置から発射されて遊技領域内を上方から転動落下するようになっている(例えば特許文献1参照)。
ここで、転動落下した遊技球が、遊技領域内に備えられた始動口等に入賞して、例えば大当たり遊技状態等が発生すると、遊技領域に設けられた大入賞口等に多くの遊技球が入賞するようになり、遊技者は多くの遊技球を獲得することができるようになる。
特開2005−102886号公報
しかしながら、特許文献1の発射ハンドルは、右手で操作されることを前提とした作りとなっているとともに、右手で掴み易いように遊技者から見て右側に設けられていた。
そのため、右利きの遊技者にとっては利便性が高いものの、慣れない右手を使わざるを得ない左利きの遊技者にとっては発射強度の調整が煩わしく、利便性に欠けるものがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、利き腕に拘わらず利便性の高い弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の弾球遊技機は、島設備に固定される外枠(外枠3b)、および外枠に取り付けられる本体枠(本体枠3a)とを備え、本体枠には、遊技者による操作が可能な発射操作手段(発射ハンドル7)と、発射操作手段の操作に応じて、遊技球を遊技領域(遊技領域2a)に向けて発射する発射装置(発射装置90)とを配設し、発射操作手段は、本体枠の中央下部に設けられていることを特徴とする。
本構成によれば、遊技球を遊技領域に発射する際に遊技者に操作される発射操作手段は、本体枠の中央下部に設けられている。そのため発射操作手段は、遊技者の正面に位置するようになり、遊技者の右手から当該発射操作手段までの距離と、遊技者の左手から当該発射操作手段までの距離は、ほぼ等しいものとなる。
これにより遊技者は、左右何れの手によっても違和感なく上記発射操作手段を掴むことが可能となる。つまり本構成によれば、左利きの遊技者であっても右利きの遊技者であっても、それぞれ利き腕で発射操作手段を操作することが容易となるため、発射強度の調整を容易に行うことが可能となる。そのため、利き腕に拘わらず利便性を高めることができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、発射操作手段は、本体枠より前方に突設された軸部(軸部7a)と、軸部に取り付けられ、当該軸部を中心に回動可能な操作部(操作部7b)とから構成され、操作部は、軸部を中心として放射状に延設された複数の支持部(支持部7ba)と、支持部の先端より、軸部を中心とした円周上に設けられた把持部(把持部7bb)とからなり、支持部間は開口されていることを特徴とする。
本構成によれば、支持部間の開口に指を通して把持部を把持できるので、自動車のハンドルを操作するような感覚で上記発射操作手段による発射操作を行うことができ、発射操作手段の回動操作が容易となる。
これによれば、車の運転時と同じように環状の把握部の端部に手を添えて、いわゆるリラックスした体勢で発射操作手段を操作することができ、より発射操作手段の操作性を高めることができるとともに、遊技者の遊び心を満たすこともできるので興趣を向上させることができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、払い出しを受けた遊技球を貯留し、発射装置へ遊技球を供給する上皿(上皿5a)と、上皿の下方に設けられ、上皿から溢れた遊技球を貯留する下皿(下皿5b)とを本体枠に配設するとともに、球抜き操作に応じて開放され、下皿に貯留された遊技球を落下させて機外に排出する球抜き孔(球抜き孔5ba)を下皿に設け、球抜き孔は、本体枠の側端側に配置されたことを特徴とする。
本構成によれば、下皿に貯留された遊技球を落下させて機外に排出する球抜き孔は、本体枠の側端側に位置している。そのため、下皿に貯留された遊技球を、遊技者の真正面からずれた位置に排出させることができ、これに伴い、球抜き孔から排出される遊技球を受けるドル箱も、遊技者の真正面からずれた位置に配置させることができる。
そのため、ホール側の従業員が当該ドル箱を遊技者の横から取り出す作業等が容易となり、遊技者の遊技を妨害してしまう虞を減少させることができる。すなわち本構成によれば、ホール側の従業員による球交換作業を円滑に行わせることが可能となる。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、下皿における発射操作手段が設けられている側とは反対側側面に球抜き操作を行うための球抜き操作手段を設けたことを特徴とする。
本構成では、球抜き操作を行うための球抜き操作手段を、下皿における発射操作手段が設けられている側とは反対側側面に設置しているので、ホール側の従業員にとっては、当該球抜き操作手段を弾球遊技機の横方向から操作することが容易となる。
つまり本構成では、例えば、ホール側の従業員が下皿に貯留された遊技球をさらにドル箱へ移してからドル箱を交換しようとする場合に、球抜き操作手段を弾球遊技機の横方向から操作することが容易となるので、遊技者が遊技をしている最中において球抜き孔を開放する作業、すなわち、遊技者が遊技をしている最中において遊技球を機外へ排出する作業を、ホール側の従業員が行うことがより容易となる。
そのため、ホール側の従業員にとって、下皿に貯留された遊技球をドル箱に移動させる作業等がより容易となり、遊技者の遊技を妨害してしまう虞をより減少させることができる。すなわち本構成によれば、ホール側の従業員による球交換作業をより円滑に行わせることが可能となる。
請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、発射操作手段は、所定の基準位置から時計回り(時計回りA)と反時計回り(反時計回りB)とに回動可能であり、当該所定の基準位置からの回動量に応じて発射装置の発射強度を可変することを特徴とする。
本構成によれば、発射操作手段を、時計回りと反時計回りとの何れの方向へ回動させても発射装置の発射強度を調整することができるので、何れの利き腕であっても発射強度の調整が容易であり、発射操作手段の操作性を向上させることができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、利き腕に拘わらず利便性の高い弾球遊技機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
以下、本実施の形態における弾球遊技機(以下、遊技機という)1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1〜図6は、プリペイドカード方式を適用した遊技機1の一実施の形態を示している。
図1は本実施の形態に係る遊技機の構成を示す斜視図、図2は図1に示した遊技機の遊技盤を示す正面図、図3は本実施の形態に係る下皿およびその周辺を示す説明図、図4は本実施の形態に係る発射ハンドルを示す説明図、図5は本実施の形態に係る発射装置およびその周辺を示す説明図、図6はホール側の従業員による球交換作業の一例を示す図である。
最初に、弾球遊技機(遊技機)1の構成について、図1および図2を参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、弾球遊技機(遊技機)1は、遊技盤2(図2)が装着される本体枠3aがヒンジ(図示せず)を介して島設備に固定される外枠3bに回動可能に取り付けられ(すなわち、本体枠3aは、本体枠3aの一方端を回動支点として支持されて当該外枠3bに開閉自在に支持されて装着される。)、これら本体枠3aおよび外枠3bで遊技機本体3が構成されている。そして、このような遊技機本体3の本体枠3aに対して、スピーカ8a,8b、遊技盤2を視認可能に被うガラス扉4、上皿5a、下皿5b、灰皿10、および発射ハンドル7が配設されている。
これらガラス扉4および上皿5aは、その一端が遊技機本体3に回動可能に軸支されており、他端が遊技機本体3に係合するようになっている。
遊技盤2(図2)は、レール6に包囲され、遊技球の流下が可能な遊技領域2aを有している。そして、その遊技領域2aには、多数の遊技くぎや風車などの障害物(図示せず)、一般入賞口12、通過ゲート13、大入賞口15、アウト口17、始動口18などの遊技部材が配置されている。
一般入賞口12は、当該一般入賞口12に遊技球が入賞(入球)すると所定数(例えば、15個)の遊技球(賞球)が払い出されるように構成されている。始動口18は、遊技球が入賞すると大当り判定用の乱数値および大当り図柄決定用の乱数値などが抽出されるように構成されている。さらに始動口18は、可変翼18a,18bを有しており、遊技球が入賞し易い開放状態と遊技球が入賞し難い閉鎖状態とに変化可能になっている。
ここで、始動口18における閉鎖状態とは、可変翼18a,18bが閉じて遊技球が始動口18に入りにくくなる状態のことである。一方、始動口18における開放状態とは、可変翼18a,18bが逆八字状に開口して遊技球が始動口18に入りやすくなる状態のことである。なお、通常時において始動口18は、閉鎖状態となっている。通過ゲート13は、始動口18の左上方および右上方に設けられており、当該通過ゲート13を遊技球が通過すると普通当り判定用の乱数値などが抽出されるように構成されている。
アウト口17は、始動口18、大入賞口15、一般入賞口12などの何れにも入賞しなかった遊技球が流入されるように構成されている。
大入賞口15は、扉および遊技球の通過が可能な通過領域を有するいわゆるアタッカー式の開閉装置である。当該大入賞口15は、大当り判定用の乱数値に基づく大当り判定の結果に応じて、所定の設定に従って開閉するように制御される。
また、遊技盤2の背面側には、演出画像(例えば、遊技状態に対応したアニメーションやその他の報知情報など)や図柄等を表示可能な表示領域21aを有する液晶表示装置21が配置されている。
遊技盤2が透明である本実施の形態では、液晶表示装置21の表示領域21aが遊技盤2を通して視認可能に配置されている。ここで、液晶表示装置21にかえて、例えばCRT(陰極線管)あるいはプラズマディスプレイ等を用いることもできる。
ガラス扉4の下方には、図1に示すように、第1排出口100から払い出された遊技球を貯留し、後述する発射装置90へ遊技球を供給する上皿5aが配置されているとともに、上皿5aの下方に、上皿5aから溢れた遊技球を貯留する下皿5bが配置されている。また、上皿5aの所定の位置に、遊技終了時などにおいて上皿5aに貯留された遊技球を下皿5bに移動させて取り出す場合に操作されるシャッタボタン8が設けられている。
ここで、上皿5aから溢れた遊技球やシャッタボタン8の操作により移動する遊技球は、第2排出口110を介して下皿5bに到達するようになっている。
また、図1および図3に示すように、上記下皿5bの側面には、横方向に延びた長穴5bdが形成されており、当該長穴5bdには、球抜き操作が可能な球抜きレバー5bbが突出して設けられている。そして、下皿5bの中央部分には、球抜き操作に応じて開放され、下皿5bに貯留された遊技球を落下させて機外に排出する円形状の球抜き孔5baが設けられている。
球抜き孔5baは、通常、ばね力により付勢されたシャッター5bcにより塞がれており、遊技球400が落下しないようになっている(図3(a)参照)。そして、球抜きレバー5bbが球抜き操作されると、シャッター5bcがばね力に抗して移動し、球抜き孔5baが開放されて遊技球400の落下が可能となる(図3(b)参照)。つまり、本実施の形態では、球抜きレバー5bbを球抜き操作することにより、下皿5bに貯留された遊技球400を落下させて機外に排出することが可能となっている。
ここで、球抜き操作とは、球抜きレバー5bbを、手500で、長穴5bdに沿って横方向にスライドさせることをいう(図3(b)参照)。
また、球抜き孔5baを介して機外に排出された遊技球400は、球抜き孔5baの下方にドル箱410を予め配置しておくことで、回収することができる(図3(a),(b)参照)。なお、上記ドル箱410が満杯になった場合には、ホール側の従業員の手500により空のドル箱に取り替えられる(図6参照)。
本体枠3aの中央下部であり、且つ下皿5bの右側には、レール6を介して遊技領域2aへ遊技球を発射する際に回動操作される発射ハンドル7が配設されている。そして当該発射ハンドル7は、遊技者600の手により回動操作されるようになっている(図4および図6(b)参照)。
なお、遊技者は、通常、本体枠3aの真正面に位置して遊技を行っているため、上記発射ハンドル7は、遊技者の正面に位置するようになる。そのため、遊技者の右手から当該発射ハンドル7までの距離と、遊技者の左手から当該発射ハンドル7までの距離は、ほぼ等しいものとなる。つまり、本構成によれば、遊技者は、左右何れの手によっても違和感なく上記発射ハンドル7を掴むことができ、左利きの遊技者であっても右利きの遊技者であっても、それぞれ利き腕で発射ハンドル7を操作することが容易となる。
ここで、発射ハンドル7は、本体枠3aより前方に突設された軸部7aと、軸部7aの突出端に取り付けられ、当該軸部7aを中心に回動可能な操作部7bとから構成されている(図4および図6(b)参照)。
そして、操作部7bは、図4に示すように、軸部7aを中心として放射状に延設された3つの支持部7baと、支持部7baの先端より、軸部7aを中心とした円周上に設けられた環状の把持部7bbとからなり、支持部7ba間は開口されている。
つまり、上記構成の操作部7bと軸部7aとを含む発射ハンドル7は、自動車のハンドルと近似した形状を呈しており、上記支持部7ba間の開口に指を通すことで把持部7bbを把持することができる(図4参照)。さらに、上記軸部7aの突出端には、押下されることにより遊技球の発射を停止するストップボタン7cが設けられている。
本実施の形態においては、遊技者が上記把持部7bbを把持して操作部7bを回動することにより、上皿5a中の遊技球が、発射球供給装置(図示せず)により本体枠3aの背面に配設された発射装置90(図5参照)に供給されて、当該発射装置90によりレール6に沿って遊技領域2aに発射される。
また、本実施の形態の発射ハンドル7における操作部7bは、時計回りA(図4)と反時計回りB(図4)との何れにも回動可能になっており、所定の基準位置(ここでいう所定の基準位置とは、図4に示す位置をいう)から何れの方向に回動させても発射装置90から遊技球を発射させることができる。
但し、操作部7bは、ばね力により所定の基準位置に付勢されている。そのため、ばね力に抗して操作部7bを回動させて遊技球を発射させたとしても、遊技者600が把持部7bbから手を離す等により操作部7bに加えられていた力が消失すると、上記ばね力により操作部7bが所定の基準位置に戻るため、当該遊技球の発射は終了する。
また、発射装置90における遊技球の発射強度(遊技球が遊技領域2aへ発射される際に、発射装置90から当該遊技球に加えられる力の程度)は、上記操作部7bの所定の基準位置からの時計回りAおよび反時計回りBの何れか一方への回動量に応じて可変するようになっている。具体的には、操作部7bの所定の基準位置からの時計回りAおよび反時計回りBの何れか一方への回動量の増加に応じて上記発射強度が強化されるようになっている(例えば、操作部7bを時計回りAおよび反時計回りBの何れか一方へ40度回動させた場合よりも、何れか一方へ80度回動させた場合の方が発射強度が強化される)。
このように、本実施の形態によれば、発射ハンドル7の操作部7bを、時計回りAと反時計回りBとの何れの方向へ回動させても発射装置90の発射強度を調整することができるとともに、操作部7bの回動量を増加させることにより発射装置90の発射強度を強化させることができる。
上記球抜き孔5baは、図1に示すように、本体枠3aの側端側に配置されている。具体的には、本実施の形態の球抜き孔5baは、本体枠3aの左方の端部側に配置されている。
そのため、球抜き孔5baを介して機外に排出された遊技球400を回収するためのドル箱410を、本体枠3aの左方の端部側によせて配置させることができる(図1および図6(b)参照)。
球抜き孔5baが本体枠3aの左右方向の中心の近傍に位置する従来の構成であれば(図6(a)参照。ここで、本体枠3aの右方の端部側には、遊技者600の右手により把持されて回動される従来型の発射ハンドル(例えば、特開2005−102886号公報の図1における遊技球発射ハンドル35参照)であるハンドル700が配設されている)、ドル箱410等が本体枠3aの左右方向の中心の近傍に配置されるようになるため、ホール側の従業員は、遊技者600の真正面まで自らの手500を延ばさなければ上記ドル箱410を取り替えることができなかったが、本実施の形態においては、遊技者600の真正面まで自らの手500を延ばさずとも、ドル箱410を取り替えることができるようになる(図6(b)参照)。
つまり、本実施の形態によれば、ドル箱410が本体枠3aの左右方向の中心の近傍に配置される従来の構成(図6(a)参照)に比べて、ホール側の従業員が上記ドル箱410を遊技者600の横から取り出す作業等が容易となる。
また、本発明によれば、長穴5bdおよび球抜き操作を行うための上記球抜きレバー5bbは、下皿5bにおける発射ハンドル7が設けられている側とは反対側側面に設けられている(図1および図3参照)。
そのため、ホール側の従業員にとっては、当該球抜きレバー5bbを弾球遊技機1の横方向から操作して下皿5bに貯留された遊技球400を落下させて機外に排出することが容易となる(図3(b)参照)。例えば、従来の弾球遊技機のように、遊技者もしくは発射ハンドル(ハンドル700や発射ハンドル7等)に対向する位置に球抜きレバー5bbが設けられていた場合には、遊技者の体が障害となるため、当該球抜きレバー5bbをホール側の従業員が操作することは難しいが、本発明によれば、遊技者の体を回避して上記球抜きレバー5bbを操作することが容易であるため、上記不都合を解消することができる。
ここで、図5を用いて、発射装置90によって発射される遊技球について説明する。図5は本実施の形態に係る発射装置およびその周辺を示す説明図である。
図5の矢印Pは、発射装置90によって発射される遊技球400の進行方向を示しており、矢印P´は、発射されたものの遊技盤2の遊技領域2aまで到達せずに戻ってきた遊技球400の進行方向を示している。
図5に示すように、発射装置90における遊技球400の発射方向には、遊技盤2の遊技領域2aへ延びる発射球通路30が弧を描くように形成されている。
これにより、発射装置90によって発射される遊技球400は、まず、上記発射球通路30を通過し、次にレール6を通って遊技領域2aに到達するようになっている。
また、発射球通路30の途中には、発射装置90によって発射されたものの遊技盤2の遊技領域2aまで到達せずに戻ってきた遊技球400が通過する戻り球通路40が第2排出口110に向って延びている。
これにより、戻ってきた遊技球400は、戻り球通路40を通過後、第2排出口110(図3)より下皿5bに排出されるようになる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これは本発明を具体的に例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
例えば、本実施の形態において、球抜きレバー5bbは、下皿5bにおける発射ハンドル7が設けられている側とは反対側側面に設けられてたが、これに限られず、他の位置に設けられていてもよい。また、球抜きレバー5bbは、複数設けられていてもよい。
また、本実施の形態の球抜きレバー5bbは、横方向へのスライド操作が可能なレバーであったが、これに限られず、例えば、押下して操作することが可能なボタンであってもよい。
さらに本実施の形態の球抜き孔5baは、本体枠3aの左方の端部側に設けられていたが、これに限られず、本体枠3aの右方の端部側に設けられていてももちろんよい。
また、本実施の形態の球抜き孔5baは円形状であったが、本発明はこれに限られず、他の形状であってももちろんよい。
さらに、本実施の形態の発射ハンドル7は、自動車のハンドルに近似した形状を呈していたが、これに限られず、他の形状であってもよい。例えば、従来型の発射ハンドルであるハンドル700に近似した形状であってもよいし、電車を操縦する際に操作されるハンドルや、航空機を操縦する際に操作されるハンドル等に近似した形状であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、遊技球を遊技領域2aに発射する際に遊技者に操作される発射ハンドル(発射操作手段)7は、本体枠3aの中央下部に設けられている。そのため発射ハンドル7は、遊技者の正面に位置するようになり、遊技者の右手から当該発射ハンドル7までの距離と、遊技者の左手から当該発射ハンドル7までの距離は、ほぼ等しいものとなる。
これにより遊技者は、左右何れの手によっても違和感なく上記発射ハンドル7を掴むことが可能となる。つまり本構成によれば、左利きの遊技者であっても右利きの遊技者であっても、それぞれ利き腕で発射ハンドル7を操作することが容易となるため、発射強度の調整を容易に行うことが可能となる。そのため、利き腕に拘わらず利便性を高めることができる。
また、本実施の形態の発射ハンドル7は、支持部7ba間が開口されている。そのため、支持部7ba間の開口に指を通して把持部7bbを把持することができるので、自動車のハンドルを操作するような感覚で上記発射ハンドル7による発射操作を行うことができ、発射ハンドル7の回動操作が容易となる。
これによれば、車の運転時と同じように環状の把持部7bbの端部に手を添えて、いわゆるリラックスした体勢で発射ハンドル7を操作することができ、より発射ハンドル7の操作性を高めることができるとともに、遊技者の遊び心を満たすこともできるので興趣を向上させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、下皿5bに貯留された遊技球を落下させて機外に排出する球抜き孔5baは、本体枠3aの側端側に位置している。そのため、下皿5bに貯留された遊技球を、遊技者の真正面からずれた位置に排出させることができ、これに伴い、球抜き孔5baから排出される遊技球を受けるドル箱410も、遊技者の真正面からずれた位置に配置させることができる。
そのため、ホール側の従業員が当該ドル箱410を遊技者の横から取り出す作業等が容易となり、遊技者の遊技を妨害してしまう虞を減少させることができる。すなわち本構成によれば、ホール側の従業員による球交換作業を円滑に行わせることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、球抜き操作を行うための球抜きレバー(球抜き操作手段)5bbを、下皿5bにおける発射ハンドル7が設けられている側とは反対側側面に設置しているので、ホール側の従業員にとっては、当該球抜きレバー5bbを弾球遊技機の横方向から操作することが容易となる。
つまり本構成では、例えば、ホール側の従業員が下皿5bに貯留された遊技球をさらにドル箱410へ移してからドル箱410を交換しようとする場合に、球抜きレバー5bbを弾球遊技機の横方向から操作することが容易となるので、遊技者が遊技をしている最中において球抜き孔5baを開放する作業、すなわち、遊技者が遊技をしている最中において遊技球を機外へ排出する作業を、ホール側の従業員が行うことがより容易となる。
そのため、ホール側の従業員にとって、下皿5bに貯留された遊技球をドル箱410に移動させる作業等がより容易となり、遊技者の遊技を妨害してしまう虞をより減少させることができる。すなわち本構成によれば、ホール側の従業員による球交換作業をより円滑に行わせることが可能となる。
また、本実施の形態の発射ハンドル7は、所定の基準位置から時計回りAと反時計回りBとに回動可能であり、当該所定の基準位置からの回動量に応じて発射装置90の発射強度を可変している。そのため、発射ハンドル7を、時計回りAと反時計回りBとの何れの方向へ回動させても発射装置90の発射強度を調整することができるので、何れの利き腕であっても発射強度の調整が容易であり、発射ハンドル7の操作性を向上させることができる。
以上の説明においては、本発明を弾球遊技機本体が遊技台に取り付けられた遊技機に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ遊技機(スロットマシン)、雀球、スマートボールあるいはゲームセンターに設置された各種ゲーム機など、種々の遊技機に適用することが可能である。
本実施の形態に係る遊技機の構成を示す斜視図である。 図1に示した遊技機の遊技盤を示す正面図である。 本実施の形態に係る下皿およびその周辺を示す説明図である。 本実施の形態に係る発射ハンドルを示す説明図である。 本実施の形態に係る発射装置およびその周辺を示す説明図である。 ホール側の従業員による球交換作業の一例を示す図である。
符号の説明
1 弾球遊技機(遊技機)
2 遊技盤
2a 遊技領域
3 遊技機本体
3a 本体枠
3b 外枠
4 ガラス扉
5a 上皿
5b 下皿
5ba 球抜き孔
5bb 球抜きレバー(球抜き手段)
5bc シャッター
5bd 長穴
6 レール
7 発射ハンドル(発射操作手段)
7a 軸部
7b 操作部
7ba 支持部
7bb 把持部
7c ストップボタン
8 シャッタボタン
8a,8b スピーカ
10 灰皿
12 一般入賞口
13 通過ゲート
15 大入賞口
17 アウト口
18 始動口
18a,18b 可変翼
21 液晶表示装置
21a 表示領域
30 発射球通路
40 戻り球通路
90 発射装置
100 第1排出口
110 第2排出口
400 遊技球
410 ドル箱
500 手
600 遊技者
700 ハンドル
A 時計回り
B 反時計回り

Claims (5)

  1. 島設備に固定される外枠、および前記外枠に取り付けられる本体枠とを備え、
    前記本体枠には、
    遊技者による操作が可能な発射操作手段と、
    前記発射操作手段の操作に応じて、遊技球を遊技領域に向けて発射する発射装置とを配設し、
    前記発射操作手段は、前記本体枠の中央下部に設けられている、
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記発射操作手段は、
    前記本体枠より前方に突設された軸部と、
    前記軸部に取り付けられ、当該軸部を中心に回動可能な操作部とから構成され、
    前記操作部は、
    前記軸部を中心として放射状に延設された複数の支持部と、
    前記支持部の先端より、前記軸部を中心とした円周上に設けられた把持部とからなり、
    前記支持部間は開口されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 払い出しを受けた遊技球を貯留し、前記発射装置へ遊技球を供給する上皿と、
    前記上皿の下方に設けられ、前記上皿から溢れた遊技球を貯留する下皿とを前記本体枠に配設するとともに、
    球抜き操作に応じて開放され、前記下皿に貯留された遊技球を落下させて機外に排出する球抜き孔を前記下皿に設け、
    前記球抜き孔は、前記本体枠の側端側に配置された、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記下皿における前記発射操作手段が設けられている側とは反対側側面に前記球抜き操作を行うための球抜き操作手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
  5. 前記発射操作手段は、所定の基準位置から時計回りと反時計回りとに回動可能であり、当該所定の基準位置からの回動量に応じて前記発射装置の発射強度を可変する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の弾球遊技機。








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