JP2007117520A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダル投入口の位置を遊技者の好みにあわせて調整する。
【解決手段】投入口形成部材30を下部扉7に対して移動自在とし、投入口形成部材30を固定機構の載置台52に載置する。通常、投入口形成部材30は、押圧部材53によって下部扉7に固定されている。スライドボタン38を固定位置から調整位置にスライドさせると、伝達部材51によって載置台52が下降し、押圧部材53による固定が解除される。遊技者の好みの位置に投入口形成部材30を移動させ、スライドボタン38を調整位置から固定位置にスライドさせると、伝達部材51によって載置台52が上昇し、押圧部材53による押圧によって投入口形成部材30が固定される。
【選択図】図8

Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に配設されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。このようなパチスロ機の場合、遊技を行う際に所定枚数のメダル(遊技媒体)をメダル投入口から投入すると、メダル投入口に連通する案内通路を介してセレクタと呼ばれるメダル振り分け器の内部に案内される。セレクタは、投入されたメダルが正規のものであるか否かによってメダルを振り分ける装置である。このセレクタによって正規のメダルであると判断されたメダルは、セレクタの内部に設けられたセンサによって検知された後、例えばホッパー装置に設けられた貯留タンクに回収される。なお、上述したセンサによってメダルが検知されることによって、1枚のメダルが投入されたことがカウントされる。
特開2003−070979号公報
しかしながら、このようなパチスロ機に代表されるスロットマシンの場合、メダル投入口に連通する案内通路は、メダル投入口と一体となるように設けられており、また、固定されたセレクタに対してメダルを規則的に送り込ませるためには、メダル投入口からセレクタに設けられた受入口までの経路、つまり案内通路を直線状の通路としなければならず、例えば遊技者によっては、パチスロ機の前方に設けられた椅子に座って遊技を行う際のメダル投入口の位置が合わないという欠点がある。このため、メダル投入口の位置が合わないパチスロ機で遊技を長時間行ったときには、遊技者の疲労度が高くなるという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、メダル投入口の位置を遊技者の好みにあわせて調整することができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技の際に遊技媒体が投入される投入口と、投入された遊技媒体が正規であるか否かを振り分ける遊技媒体振り分け装置と、前記投入口からの遊技媒体を前記遊技媒体振り分け装置に案内する案内通路とを備え、前記投入口から投入された遊技媒体が前記遊技媒体振り分け装置によって正規の遊技媒体として振り分けられた場合に、該遊技媒体を遊技の際に用いる遊技媒体として使用する遊技機であって、前記投入口は、遊技機本体に対して移動自在に設けられており、前記投入口を固定する固定位置と、前記投入口の固定を解除する解除位置との間で移動可能な操作部材を備えるとともに、前記案内通路を、前記遊技媒体の移動方向を軸にして捩った形状からなるバネで構成したことを特徴とする。
また、前記バネは、方形状に巻かれたコイルバネから構成され、このコイルバネの内部の中空部分が前記案内通路となることを特徴とする。
また、前記遊技機本体は、前記投入口を備えた投入口形成部材を有しており、前記操作部材が前記解除位置から固定位置に操作された場合に、前記投入口形成部材を前記遊技機本体に対して押圧する押圧部材と、前記操作部材の移動を、前記押圧部材の移動に変換する変換部材とを備えていることを特徴とする。
本発明の遊技機は、遊技の際に遊技媒体が投入される投入口と、投入された遊技媒体が正規であるか否かを振り分ける遊技媒体振り分け装置と、前記投入口からの遊技媒体を前記遊技媒体振り分け装置に案内する案内通路とを備え、前記投入口から投入された遊技媒体が前記遊技媒体振り分け装置によって正規の遊技媒体として振り分けられた場合に、該遊技媒体を遊技の際に用いる遊技媒体として使用する遊技機であって、前記投入口は、遊技機本体に対して移動自在に設けられており、前記投入口を固定する固定位置と、前記投入口の固定を解除する解除位置との間で移動可能な操作部材を備えるとともに、前記案内通路を、前記遊技媒体の移動方向を軸にして捩った形状からなるバネで構成したので、遊技者の好みの位置、或いは遊技媒体を投入しやすい位置に、投入口を調整することができる。
また、前記バネは、方形状に巻かれたコイルバネから構成され、このコイルバネの内部の中空部分が前記案内通路となるから、例えば板状の不正具等の異物を案内通路に沿って挿入しようとしても、バネに生じる隙間に異物を挿入させてしまい、遊技媒体振り分け装置に到達させることが難しくなるので、結果的に不正なメダル投入を行わせる不正行為、所謂ゴト行為を抑制することができる。
また、前記遊技機本体は、前記投入口を備えた投入口形成部材を有しており、前記操作部材が前記解除位置から固定位置に操作された場合に、前記投入口形成部材を前記遊技機本体に対して押圧する押圧部材と、前記操作部材の移動を、前記押圧部材の移動に変換する変換部材とを備えているので、簡易な構成で投入口形成部材の固定、及び固定解除を行わせることができる。
図1に示すように、スロットマシン2は、前面が開口された収納箱4と、この収納箱4の前面に設けられた前面扉5とからなる筐体3の内部に、後述する第1リール11、第2リール12、第3リール13、ホッパー装置等が配設された構成となっている。
前面扉5は、上部扉6と下部扉7との2枚の扉から構成されている。上部扉6には表示窓10が設けられ、この表示窓10の奥に第1リール11,第2リール12,第3リール13が配設されている。周知のように、第1リール11、第2リール12、第3リール13の外周には様々な図柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では表示窓10を通して1リール当たり3個の図柄が観察される。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の合計5本設定されている。これら第1リール11、第2リール12、第3リール13の側方には液晶表示装置14が設けられ、例えばアニメーション表示を利用した演出を行う。なお、表示窓10の数は1つに限定する必要はなく、例えば各々のリール毎に表示窓を設けるようにしてもよい。
下部扉7の前面であって、その中央には、スロットマシン2のイメージ画像等が印刷されたパネル20が設けられている。このパネル20の上部には、遊技開始時や、遊技中、或いは遊技終了後に操作される操作部21が設けられている。この操作部21には、遊技の開始時に操作されるMAXベットボタン22、ペイアウトボタン23などの各種の操作ボタンが設けられている。なお、これらのボタンの機能はいずれも周知であるので、その詳細については省略する。また、これらボタンの近傍には、メダルベットが行われた後に操作されるスタートレバー24や、スタートレバー24の操作により回転するリールを停止させるための第1ストップボタン25、第2ストップボタン26、第3ストップボタン27等が設けられている。
下部扉7の上部であって、操作部21の側方となる箇所には、遊技を行う際にメダル28を投入するためのメダル投入口31が形成された投入口形成部材30が配置されている。図2に示すように、投入口形成部材30は、上述したメダル投入口31と、メダル押し当て面32と、ガイド面33とを備えた構成となっている。メダル投入口31は、遊技を行う際にメダル28を投入する箇所であり、このメダル投入口31に投入されるメダル28(図4参照)は、メダル28を起立させた状態(つまり、メダル28の径方向の面28aと遊技場の床面とが略直交となる状態)で投入される。
メダル押し当て面32は、メダル28をメダル投入口31から投入する際に、メダル28の径方向の面28aが押し当てられる箇所である。このメダル押し当て面32にメダル28が押し当てられると、メダル28が、その径方向の面28aと例えば遊技場の床面とが直交した状態で保持され、その状態で、メダル投入口31から内部に落下する。ガイド面33は、メダルメダル28の周面28bに合わせた湾曲面から構成されている。このガイド面33は、複数枚のメダルを連続して投入する際に、載置される複数枚のメダル28を整列させる機能を有する他に、整列された複数枚のメダル28をメダル押し当て面32に向けて押圧する際に、その押圧方向を規制する機能を有している。
この投入口形成部材30は、後述する固定機構50による固定が解除されたときに、位置調整が行えるように下部扉7に移動自在に組み付けられている。図2或いは図3に示すように、下部扉7には開口35が設けられており、投入口形成部材30は、この開口35を介してスロットマシン2の外部へと突出した状態で保持される。この開口35が設けられた面36と略直交する面37には、スライドボタン(操作部材)38が設けられている。通常、スライドボタン38は、図2に示す固定位置に保持されており、例えば投入口形成部材30の位置調整を行う場合には、スライドボタン38を図2中B方向にスライド操作する。図3に示す位置まで、スライドボタン38をスライド操作すると、投入口形成部材30が、図3に示す二点差線の位置から、図3に示す実線の位置まで下降する。この状態で投入口形成部材30の位置調整を行うことができる。投入口形成部材30の位置調整を行った後、スライドボタン38を図3中C方向にスライドさせることで、投入口形成部材30が図2に示す実線の位置まで上昇し、投入口形成部材30が固定される。なお、以下では、図2中のスライドボタン38の位置を固定位置、図3中のスライドボタン38の位置を調整位置として説明する。なお、符号39はガイド孔であり、スライドボタン38の移動方向を規制するために設けられている。
図4に示すように、メダル投入口31の下方にはセレクタ(遊技媒体振り分け装置)40が組み込まれ、不正規なメダルはメダル払出口41(図1参照)を介してメダル受け皿42(図1参照)に排出される。また、セレクタは、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入される等の不適切なタイミングでメダル28の投入が行われたときに、投入されたメダル28をメダル受け皿42に排出する。なお、遊技の開始に先立って投入するメダル28の枚数は3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダル28はメダル受け皿42に排出される。なお、符号40aは、メダル投入口31から投入されたメダル28をセレクタ40の内部に受け入れるための受け入れ口である。
一方、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダル28は、図示しないメダルセンサで検知され、例えば50枚を限度にスロットマシン2の内部に貯留される。このクレジット機能を用いているときには、前述したMAXベットボタン22の操作によりメダル28の投入操作が行われ、その投入操作によって投入された枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技の結果、入賞が得られたときには配当となるメダル28もクレジットされ、ペイアウトボタン23を操作したときにクレジットされているメダルがメダル受け皿42に払い出される。
このメダル投入口31とセレクタ40との間には、略方形状に巻かれたコイルバネ45が組み付けられている。このコイルバネ45は、コイルバネ45の巻き方向に対して180°捩った状態で組み付けられている。このコイルバネ45の内部の中空部分が案内通路46(図4に示す二点差線)となる。このコイルバネ45は、その両端に連結部材47、48が組み付けられており、この連結部材47を介してコイルバネ45の一端が投入口形成部材30に、連結部材48を介してコイルバネ45の他端がセレクタ40に、それぞれ連結される。なお、本実施形態では、コイルバネを用いたが、これに限定する必要はなく、例えば長手方向に直交する断面が略C字形状となるように幅方向の端部を折り曲げた板バネを用いることも可能である。
次に、投入口形成部材30をスロットマシン2に固定するための固定機構50について図5〜図7を用いて説明する。固定機構50は、伝達部材(変換部材)51、載置台52、保持部材53、ガイド軸54、55とから構成されている。なお、本実施形態の固定機構は一例であって、リンク機構やギヤ機構を用いた構成であってもよい。伝達部材51は、その前面であって、長手方向の略中央に上述したスライドボタン38が立設されている。このスライドボタン38の下方には、ガイド孔56が設けられている。このガイド孔56には、下部扉7の内壁面に設けられたガイドピン7aが挿通され、伝達部材51のスライド方向を規制する。この伝達部材51の裏面には、図6中左方に下り傾斜する傾斜面57aを備えた摺接片(変換部材)57が設けられている。
載置台(押圧部材)52は、略板形状から構成され、その中央に開口52aが設けられている。この開口52aには、上述したコイルバネ45が挿通される。この載置台52は、その前端部の下面に、傾斜面60を備えた摺接片(変換部材)52bを備えている。傾斜面60は、図6中左方に下り傾斜した傾斜面(以下、傾斜面60と称する)から構成されている。この傾斜面60は、上述した伝達部材の傾斜面57aと当接した状態で保持される。なお、伝達部材51がスライドする際に、伝達部材51の摺接片57と、載置台52の摺接片52bとが摺接することで、伝達部材51のスライド方向が載置台52の移動方向(上下方向)に変換される。また、載置台52は、摺接片52bが設けられる端部とは反対側の端部に、ガイド孔52c,52dを備えている。これらガイド孔52c、52dには、ガイド軸54,55が挿通される。
保持部材53は、例えば板状から構成された、例えばゴム等の弾性部材が用いられる。この保持部材53は、例えばスライドボタン38が固定位置にある場合に、投入口形成部材30を下部扉7の内壁面7bに向けて押圧し、投入口形成部材30のがたつきを防止するために設けられている。この保持部材53は、その中央に開口53aが設けられ、この開口53aにコイルバネ45が挿通される。この保持部材53は、載置台52の上面に載置される。
ガイド軸54,55は、載置台52の移動方向を図5中D方向、或いはE方向に規制するために設けられている。このガイド軸54,55は、コ字状のブラケット65に組み付けられる。このブラケット65の上片65aには開口65c、65dが、その下片65bには、開口65e、65fが、それぞれ設けられている。これら開口のうち、開口65cと開口65eとが同軸となるように、また、開口65dと開口65fとが同軸となるように、それぞれ設けられている。これら開口のうち、開口65cと開口65eにはガイド軸54が挿通され、開口65dと開口65fにはガイド軸55が挿通される。なお、符号66はEリングであり、ガイド軸54の両端部に設けられた溝54a、54b、及びガイド軸55の両端部に設けられた溝55a、55bにそれぞれ組み付けられることで、ガイド軸54,55をブラケット65から逸脱することを防止する。なお、詳細は記載しないが、このブラケット65は下部扉7に組み付けられる。
次に、本実施形態の作用について説明する。遊技を行う際に、遊技者が投入口形成部材30の位置を調整したい場合には、固定位置にあるスライドボタン38を図2中B方向にスライドさせる。このとき、下部扉7のガイドピン7aがガイド孔56に挿入されているので、伝達部材51のスライド方向が図8中F方向に規制される。そして、スライドボタン38が固定位置から調整位置まで移動すると、下部扉7のガイドピン7aがガイド孔56の端部と当接し、伝達部材51のスライドが停止される。
伝達部材51が図8中F方向に移動すると、その摺接片57の当接面57aの位置がずれることになる。この摺接片57の当接面57aがずれることによって、載置台52がその自重によって図8中G方向に移動する、つまり下降し、伝達部材51の摺接片57と、載置台52の摺接片52bの当接が保持される。よって、伝達部材51が図8中F方向に移動したときには、伝達部材51の摺接片57の傾斜面57aが、載置台52の摺接片52bの傾斜面60に対して摺接しながらスライドすることになる。なお、投入口形成部材30は載置台52に載置されているから、載置台52の下降とともに下降する。これにより、図9に示すように、スライドボタン38を調整位置までスライドさせると、保持部材53による下部扉7への押圧が解除され、投入口形成部材30の位置調整が可能となる。
図9に示すように、投入口形成部材30が図9中実線の位置にあるときには、この投入口形成部材30は図9中H方向に、或いは図9中I方向に位置調整することが可能となる。例えば投入口形成部材30を図9中H方向に移動させ、図中二点差線に示す位置まで位置調整した場合、案内通路46の形が変化することになるが、案内通路46はコイルバネ45から形成されているので、投入口形成部材30の位置を調整したとしても、メダルの通過に関して影響することがない。なお、投入口形成部材30を図9中I方向に移動させ、図9中一点鎖線に示す位置まで位置調整した場合も同様であるので、ここでは、その詳細を省略する。
また、この位置調整においては、図10中J方向、或いは図10中K方向に移動させる、つまり、スロットマシン2の奥行き方向に対しても、投入口形成部材30の位置調整を行うことができる。つまり、図10に示す二点差線の位置から図11に示す一点鎖線の位置の間で位置調整を行うことができる。
遊技者の好みの位置に投入口形成部材30を移動させた後、スライドボタン38を、調整位置から固定位置に(図2中C方向に)スライド操作する。図11に示すように、スライドボタン38を固定位置に向けてスライドさせると、伝達部材51も図11中L方向に移動することになるので、伝達部材51に設けられた摺接片57によって載置台52が図11中M方向に押圧され、載置台52が図11中M方向に移動、つまり、載置台52が上昇する。なお、この場合も、伝達部材51が図11中L方向にスライド移動する際に、伝達部材51の摺接片57の当接面57aと、載置台52の摺接片52bの傾斜面60とが摺接される。このスライドボタン38が固定位置に到達する前に、投入口形成部材30に設けられた受け座30aが下部扉7の内壁面7bに当接される。
その後、スライドボタン38が固定位置までスライドされると、載置台52によって投入口形成部材30が下部扉7の内壁面7bに押圧される。なお、載置台52と投入口形成部材30との間に保持部材53が配設され、この保持部材53がゴム等の弾力性を有する部材から構成されているので、スライドボタン38が固定位置までスライドされると、保持部材53によって投入口形成部材30に設けられた受け座30aが下部扉7の内壁面7bに押圧された状態が保持される。これにより、スライドボタン38が固定位置に保持されている場合には、投入口形成部材30の位置調整を行うことができなくなる。遊技者の好みの位置にメダル投入口31の調整を行った後、メダルの投入が行われ、遊技が実行される。なお、再度メダル投入口31の位置調整を行う場合には、上述した手順でメダル投入口31の位置調整を行う。
例えば、このような投入口の位置を調整できるスロットマシン2において、不正なメダル投入を行おうとして、セル板70等の異物をメダル投入口31からスロットマシン2の内部に向けて(図12中Y方向に)挿入した場合、セル板70の先端を案内通路46に沿って挿入することになる。しかしながら、コイルバネ45が捩られた状態で組み付けられているので、図12に示すように、セル板70の先端がセレクタ40に到達する前に、コイルバネ45に生じる隙間にセル板の先端が嵌り込む、或いは、コイルバネ45によってセル板の先端が引っ掛り易くい。これにより、セル板70をセレクタ40の内部まで挿入させにくくなるので、不正なメダル投入を行わせることを抑制することができる。
本実施形態では、スライドボタンを固定位置に保持する機構については記載していないが、例えば、スライドボタン自体に、或いは伝達部材に突起を設け、下部扉に、スライドボタンが固定位置までスライドさせたときに、前記突起と係合する係合溝を設けることが考えられる。また、スライドボタン、或いは伝達部材に係合溝を設け、下部扉に突起を設けることも可能である。
本発明のスロットマシンを示す斜視図である。 スライドボタンが固定位置にある場合のメダル投入口近傍を示す斜視図である。 スライドボタンが調整位置にある場合のメダル投入口近傍を示す斜視図である。 メダル投入口からセレクタまでの構成の概略を示す斜視図である。 投入口形成部材と、固定機構との構成を示す斜視図である。 固定機構の構成を示す斜視図である。 固定機構の構成を示す斜視図である。 スライドボタンが固定位置にある場合の投入口形成部材の近傍を示す正面図である。 投入口形成部材をスロットマシンの幅方向に調整する場合の調整範囲を示す正面図である。 投入口形成部材をスロットマシンの奥行き方向に調整する場合の調整範囲を示す正面図である。 スライドボタンが調整位置にある場合の投入口形成部材の近傍を示す正面図である。 セル板をメダル投入口から挿入した場合に、セル板の先端がコイルバネの隙間に入り込んだ状態を示す断面図である。
符号の説明
2 スロットマシン
7 下部扉
30 投入口形成部材
31 メダル投入口
38 スライドボタン(操作部材)
40 セレクタ(遊技媒体振り分け装置)
45 コイルバネ
46 案内通路
50 固定機構
51 伝達部材(変換部材)
52 載置台(押圧部材)
52b、57 摺接片(変換部材)
53 保持部材
54,55 ガイド軸
57a 当接面
60 傾斜面

Claims (3)

  1. 遊技の際に遊技媒体が投入される投入口と、
    投入された遊技媒体が正規であるか否かを振り分ける遊技媒体振り分け装置と、
    前記投入口からの遊技媒体を前記遊技媒体振り分け装置に案内する案内通路とを備え、
    前記投入口から投入された遊技媒体が前記遊技媒体振り分け装置によって正規の遊技媒体として振り分けられた場合に、該遊技媒体を遊技の際に用いる遊技媒体として使用する遊技機であって、
    前記投入口は、遊技機本体に対して移動自在に設けられており、
    前記投入口を固定する固定位置と、前記投入口の固定を解除する解除位置との間で移動可能な操作部材を備えるとともに、前記案内通路を、前記遊技媒体の移動方向を軸にして捩った形状からなるバネで構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記バネは、方形状に巻かれたコイルバネから構成され、このコイルバネの内部の中空部分が前記案内通路となることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技機本体は、前記投入口を備えた投入口形成部材を有しており、
    前記操作部材が前記解除位置から固定位置に操作された場合に、前記投入口形成部材を前記遊技機本体に対して押圧する押圧部材と、
    前記操作部材の移動を、前記押圧部材の移動に変換する変換部材とを備えていることを特徴とする請求項1又2記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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