JP2007115733A - 強誘電体キャパシタ、強誘電体メモリ、及びそれらの製造方法 - Google Patents

強誘電体キャパシタ、強誘電体メモリ、及びそれらの製造方法 Download PDF

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宏真 鉾
Tetsuo Tamura
哲郎 田村
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Hiroshi Ishihara
石原  宏
Kouya Sozawa
康冶 曾澤
Chieko Aoki
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Abstract

【課題】 強誘電体膜と半導体基板との間にバッファ層を配置してもリーク電流が増加しない強誘電体キャパシタを提供する。
【解決手段】 半導体基板の表面上に、非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層が形成されている。その上に、結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層が形成されている。その上に、強誘電体材料からなる強誘電体膜が形成されている。その上に電極が形成されている。
【選択図】 図1(G)

Description

本発明は、強誘電体キャパシタ及びその製造方法に関し、特に半導体基板と強誘電体膜との間に、相互拡散を防止するためのバッファ層が配置された強誘電体キャパシタ及びその製造方法に関する。また、本発明は、半導体基板とゲート電極との間に強誘電体膜を配し、さらに強誘電体膜と半導体基板との間に、相互拡散を防止するためのバッファ層を配した強誘電体メモリ、及びその製造方法に関する。
ゲート電極と半導体基板との間に強誘電体膜を配した強誘電体ゲートトランジスタ型メモリは、1トランジスタ1キャパシタ型の強誘電体メモリに比べて微細化に適し、さらに非破壊読み出しが可能であるという特徴を有するため、次世代の不揮発性メモリとして注目されている。シリコンからなる半導体基板上に強誘電体膜を形成し、その上にゲート電極を配したMFS構造の強誘電体メモリにおいては、強誘電体膜を結晶化するための熱処理の際に、強誘電体膜中の金属原子が半導体基板内に拡散し、両者の界面が乱れて良好な特性を得ることが困難であった。
強誘電体膜と半導体基板との間に、拡散を防止するためのバッファ層を配置したMFIS構造の強誘電体メモリが提案されている。MFIS構造を採用することにより、強誘電体膜中の金属原子の、半導体基板中への拡散を防止することができる。素子特性を劣化させないために、このバッファ層には、厚さ方向に流れるリーク電流を低減させ、誘電率が高く、かつ高温での安定性の高い絶縁材料を用いることが好ましい。これらの特徴を満たす材料として、HfO等のいわゆる高誘電率(high−k)材料が挙げられる。
下記の特許文献1に、強誘電体膜と半導体基板との間に、ZrO、ジルコニウムシリケート、Zr−Al−Si−O、HfO、ハフニウムシリケート、Hf−Al−O、La−Al−O、酸化ランタン、Ta等からなる絶縁膜を配した強誘電体メモリが開示されている。
下記の特許文献2に、さらに、HfO等からなるバッファ層と半導体基板との間に、熱酸化シリコン膜を配置した強誘電体メモリが開示されている。この熱酸化シリコン膜は、半導体基板表面及びその近傍の界面順位や捕獲順位を、トランジスタの動作上支障のない程度まで低減させる。
下記の特許文献3〜6に、強誘電体メモリではなく通常のMOSトランジスタのゲート絶縁膜に高誘電体材料を用いる技術が開示されている。特許文献3に開示された素子のゲート絶縁膜は、HfSiO膜、HfO膜、及びHfSiO膜が積層された3層構造を有する。特許文献4に開示された素子のゲート絶縁膜は、ハフニウムを含む酸窒化シリコンからなる下部バリア膜、HfOからなる高誘電率膜、及び窒素を含むシリコン含有ハフニウムオキサイドからなる上部バリア膜が積層された3層構造を有する。特許文献5に開示された素子のゲート絶縁膜は、HfON、HfSiON、AlON、AlSiON等からなる第1の膜と、HfAlON、HfAlSiON等からなる第2の膜との2層構造を有する。特許文献6に開示された素子のゲート絶縁膜は、SiO等からなる下層誘電体膜とHfOからなる金属酸化物膜との2層構造を有する。
特開2002−353420号公報 特開平8−181289号公報 特開2002−134739号公報 特開2003−8011号公報 特開2004−342775号公報 特開2005−5556号公報
HfOは、強誘電体膜を結晶化させるための熱処理温度で結晶化することが知られている。強誘電体膜と半導体基板との間に配置されたHfO等のバッファ膜が結晶化すると、リーク電流が増加し、素子特性が劣化してしまう。HfO等の高誘電率膜にSiO膜を積層することにより、リーク電流の低減を図ることができる、ところが、SiOの誘電率が強誘電体膜の誘電率に比べて低いため、ゲート電圧を印加したときに強誘電体膜に印加される電圧の割合が低下する。強誘電体膜に印加される電圧の低下は、素子特性の低下につながる。
本発明の目的は、強誘電体膜と半導体基板との間にバッファ層を配置してもリーク電流が増加しない強誘電体キャパシタ、強誘電体メモリ、及びそれらの製造方法を提供することである。
本発明の一観点によると、半導体基板の表面上に形成された非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層と、前記第1のバッファ層の上に形成された結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層と、前記第2のバッファ層の上に形成された強誘電体材料からなる強誘電体膜と、前記強誘電体膜の上に形成された電極とを有する強誘電体キャパシタが提供される。
本発明の他の観点によると、半導体基板の表層部に、相互に間隔を隔てて配置されたソース及びドレイン領域と、前記ソース及びドレイン領域の間の領域上に形成された非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層と、前記第1のバッファ層の上に形成された結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層と、前記第2のバッファ層の上に形成された強誘電体材料からなる強誘電体膜と、前記強誘電体膜の上に形成されたゲート電極とを有する強誘電体メモリが提供される。
本発明のさらに他の観点によると、半導体基板の表面上に、第1の絶縁材料からなる第1のバッファ層を形成する工程と、前記第1のバッファ層の上に、前記第1の絶縁材料よりも結晶化しやすい第2の絶縁材料からなる第2のバッファ層を形成する工程と、前記第2のバッファ層は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程と、前記第2のバッファ層の上に、強誘電体材料からなる強誘電体膜を形成する工程と、前記強誘電体膜の上に電極を形成する工程とを有する強誘電体キャパシタの製造方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によると、半導体基板の表層部に、相互に間隔を隔てて配置されたソース及びドレイン領域を形成する工程と、前記半導体基板の表面上に、第1の絶縁材料からなる第1のバッファ層を形成する工程と、前記第1のバッファ層の上に、前記第1の絶縁材料よりも結晶化しやすい第2の絶縁材料からなる第2のバッファ層を形成する工程と、前記第2のバッファ層は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程と、前記第2のバッファ層の上に、強誘電体材料からなる強誘電体膜を形成する工程と、前記強誘電体膜の上に導電膜を形成する工程と、前記ソース及びドレイン領域の間の領域上に、前記第1のバッファ層から前記導電膜までの積層構造が残るように、該導電膜から該第1のバッファ層までの積層構造をパターニングする工程とを有する強誘電体メモリの製造方法が提供される。
第1のバッファ層を非晶質にすることにより、強誘電体膜と半導体基板との間のリーク電流を抑制することができる。結晶性の第2のバッファ層の上に強誘電体膜を形成することにより、強誘電体膜の結晶性を高めることができる。
図1(A)〜図1(G)を参照して、実施例による強誘電体メモリの製造方法について説明する。
図1(A)に示すように、シリコンからなる半導体基板1の表層部に、シリコン局所酸化(LOCOS)またはシャロートレンチアイソレーション(STI)等により素子分離絶縁膜2を形成する。素子分離絶縁膜2で囲まれた活性領域内の表層部に、相互にある間隔を隔ててソース領域3S及びドレイン領域3Dを形成する。ソース領域3Sとドレイン領域3Dとの間に、チャネル領域4が画定される。
半導体基板1の上に、SiNを含有するHfOからなる非晶質の第1のバッファ層10を形成する。第1のバッファ層10は、電子ビーム蒸着、スパッタリング、及び有機金属化学気相成長(MOCVD)等により形成することができる。
電子ビーム蒸着により成膜する場合には、HfOとSiNとを例えば重量比で8:2の割合で混ぜたペレットを用いる。成膜時のチャンバ内の圧力は、2.7×10−7Pa(2×10−9Torr)以下にする。
スパッタリングにより成膜する場合には、オフアクシススパッタ法を採用する。オフアクシススパッタ法を採用することにより、HfとNとの結合を形成することができる。例えば、HfSiONターゲットを用いてAr雰囲気中で、またはHfSiNターゲットを用いてArとOとの混合雰囲気中でスパッタリングを行えばよい。または、HfターゲットとSiターゲットとを用い、ArとNとの混合雰囲気中でスパッタリングを行い、その後、酸素雰囲気中で熱処理を行ってもよい。その他、Hf、HfO、及びHfNから選択される少なくとも1種のターゲットと、Si、SiO及びSiNから選択される少なくとも1種のターゲットとを組み合わせて用い、所定の雰囲気中でスパッタリングを行ってもよい。
MOCVDにより成膜する場合には、成膜原料としてテトラエチルオルソシリケート(Si(OC)とハフニウムテトラターシャリブトキシド(Hf(OC(CH)とOとを用いる。テトラエチルオルソシリケート及びハフニウムテトラターシャリブトキシドは、窒素ガスでバブリングすることによりチャンバ内に供給される。成膜時の圧力は133Pa(1Torr)とし、基板温度は600℃とする。成膜後、NH雰囲気中において800℃で熱処理を行うことにより、成膜された膜中に窒素原子を導入する。
図1(B)に示すように、第1のバッファ層10の上に、HfOからなる第2のバッファ層11を形成する。第2のバッファ層11は、電子ビーム蒸着またはMOCVDにより形成することができる。
電子ビーム蒸着により成膜する場合には、HfOのペレットを用いる。成膜時のチャンバ内の圧力は、2.7×10−7Pa(2×10−9Torr)以下にする。
MOCVDにより成膜する場合には、Hfの原料として、ハフニウムテトラターシャリブtキシド、テトラキスジメチルアミノハフニウム(Hf(N(CH)、テトラキスジエチルアミノハフニウム(Hf(N(C)、テトラキスメチルエチルアミノハフニウム(Hf(N(CH)(C)))等を用い、Oの原料として酸素ガスを用いる。
第1のバッファ層10と第2のバッファ層11との、酸化シリコンでの換算膜厚を、約4nmとする。すなわち、この2層を誘電体膜とするキャパシタは、厚さ4nmの酸化シリコン膜を誘電体膜とするキャパシタと同一の特性を示す。なお、第1のバッファ層10と第2のバッファ層11との膜厚比は、例えば1:1である。
第2のバッファ層11を形成した後、HfOからなる第2のバッファ層11が結晶化し、HfO−SiNからなる第1のバッファ層10は結晶化しない条件で熱処理を行う。一例として、O雰囲気中において800℃で1分間の熱処理を行う。
図1(C)に示すように、第2のバッファ層11の上に、SrBiTa(SBT)からなる強誘電体膜12を形成する。例えば、Sr/Bi/Ta=0.8/2.2/2のSBT前駆体溶液をスピンコート法により塗布し、240℃で乾燥させる。その後、酸素雰囲気中において、750℃で1分間の熱処理を行い結晶化させる。前駆体溶液の塗布、乾燥、及び熱処理を繰り返し、厚さ400nmの強誘電体膜12を得る。強誘電体膜12を結晶化させるための熱処理条件では、第1のバッファ層10は結晶化されず、非晶質のままである。
強誘電体膜12の上に、厚さ50nmの白金(Pt)膜13を電子ビーム蒸着により形成する。Pt膜13の表面の、チャネル領域4に対応する領域を、レジストパターン20で覆う。レジストパターン20をマスクとして、Pt膜13から第1のバッファ層10までの積層をエッチングする。この積層のエッチング方法として、例えば、ArとClとの混合ガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE)を採用することができる。エッチング後、レジストパターン20を除去する。
図1(D)に示すように、チャネル領域4の上に、第1のバッファ層10、第2のバッファ層11、強誘電体膜12、及びPtからなるゲート電極13がこの順番に積層されたゲート構造21が残る。この後、エッチングにより生じたダメージを回復するために、酸素雰囲気中で、750℃、15分間の条件で回復アニールを行う。
図1(E)に示すように、ゲート構造21及び基板の表面を、Alからなる厚さ10nmの保護膜22で覆う。保護膜22は、例えばスパッタリングにより形成することができる。さらにその上に、SiOからなる層間絶縁膜23を、CVDにより形成する。
図1(F)に示すように、ソース領域3S、ゲート電極13、及びドレイン領域3Dの上面の一部を露出させるビアホールを形成する。ビアホールの内面及び層間絶縁膜23の上面を、TiNからなるバリア層で覆う。ビアホール内に充填されるように、基板上にアルミニウム(Al)膜32を堆積させる。
図1(G)に示すように、Al膜32とバリア層31とをパターニングすることにより、配線32A、32B及び32Cを形成する。配線32A、32B及び32Cは、それぞれソース領域3S、ゲート電極13、及びドレイン領域3Dに接続される。
上記実施例による方法では、第1のバッファ層10が結晶化されることなく、非晶質状態に保たれている。このため、強誘電体膜12と第2のバッファ層11との界面と、チャネル領域4との間のリーク電極の増加が抑制され、強誘電体メモリの保持特性の劣化を防止することができる。また、強誘電体膜12が接する第2のバッファ層11は、結晶化されている。このため、強誘電体膜12の結晶性を高めることができる。
第1のバッファ層10が非晶質であることは、例えば、X線回折パターンにピークが現れないことにより確認することができる。第2のバッファ層11が結晶性を有することは、例えば、X線回折パターンに種々の結晶面に対応するピークが現れることにより確認することができる。
上記実施例では、第1のバッファ層10を、HfOにSiNを添加した高誘電体材料で形成し、第2のバッファ層11をHfOで形成したが、第1のバッファ層10を、第2のバッファ層11及び強誘電体膜12よりも結晶化しにくいその他の絶縁材料で形成してもよい。第2のバッファ層11及び強誘電体膜12を結晶化させるための熱処理を、第1のバッファ層10が結晶化しない条件で行うことにより、第1のバッファ層10を非晶質状態に維持することができる。
上記実施例では、第1のバッファ層10を、HfOとSiNとを8:2の組成比で混合したペレットを用いて形成した。この混合比は、第2のバッファ層11及び強誘電体膜12を結晶化させるためのアニール条件でも結晶化しないように設定する必要がある。この要請を満たすために、例えば、HfOとSiNとの組成比を、バッファ層の誘電率を大きく保持し、かつ結晶化しないように、8:2〜6:4の範囲から選択することが好ましい。
上記実施例では、HfOにSiNを添加することにより結晶化しにくくしたが、SiNに代えてAlを添加してもよい。この場合、第1のバッファ層10の組成を、HfAl1−xO(0<x<0.3)とすることが好ましい。以下、HfOにAlを添加した高誘電体膜の形成方法について説明する。
Hfの原料として、ハフニウムテトラターシャリブトキシドを用い、Alの原料としてトリターシャリブチルアルミニウム(Al(tC)を用い、Oの原料としてOガスを用いたMOCVDにより形成することができる。ハフニウムテトラターシャリブトキシドとトリターシャリブチルアルミニウムは、Nガスでバブリングしてチャンバ内に供給する。成膜時のチャンバ内の圧力は10〜100Paとし、基板温度は400〜600℃とする。
また、上記実施例では、第2のバッファ層11をHfOで形成したが、その他の高誘電率材料、例えばZrO等で形成してもよい。この場合には、第1のバッファ層10を、ZrOにSiNまたはAlを添加した高誘電率材料で形成することが好ましい。
次に、SBTからなる強誘電体膜12の好ましい純度について説明する。SBT薄膜をゾルゲル法で形成するための3種類の前駆体溶液A、B、及びCを準備した。前駆体溶液Cは、単に前駆体溶液Bの純度を高めたものである。(100)面が表出したp型シリコン基板の上にHfO膜を形成した基板を準備した。3種類の前駆体溶液A、B、及びCを用いて、基板上にSBT膜を形成し、評価用試料A、B、及びBを作製した。成膜手順は下記の通りである。
まず、回転数3500rpm、塗布時間20秒の条件で、基板上に前駆体溶液を塗布する。大気中で、240℃、3分間の熱処理を行い、塗布された膜を乾燥させる。次に、酸素雰囲気中で、750℃、1分間のプレアニーリングを行う。ここまでの手順を8回繰り返し、厚さ300nmのSBT膜を形成する。
酸素雰囲気中で、750℃、15分間の結晶化アニールを行う。結晶化したSBT膜の上に、電子ビーム蒸着によりPt電極を形成する。酸素雰囲気中で、750℃、15分間の回復アニールを行う。基板の裏面上に、真空蒸着によりAg電極を形成する。窒素雰囲気中で、450℃、5分間のシンタリングを行う。以上の手順により、SBT膜を用いた強誘電体キャパシタが形成される。
図2(A)に、評価用試料A〜CのCV特性を示す。横軸はバイアス電圧を単位「V」で表し、縦軸は正規化キャパシタンスを表す。周波数1MHz、電圧20mVの交流電圧を印加して、キャパシタンスの測定を行った。試料A及びCはヒステリシス特性を示しているが、試料Bは、ほとんどヒステリシス特性を示していないことがわかる。
図2(B)に、容量保持特性を示す。横軸は、分極させた時点からの経過時間を単位「秒」で表し、縦軸は正規化キャパシタンスを表す。評価用試料に、電圧が+5V及び−5V、パルス幅が100msのパルス電圧を印加して書き込み(分極処理)を行った。読み出し時には、+1.5Vのバイアス電圧を印加し、1MHz、20mVの交流電圧でキャパシタンスの測定を行った。試料A及びCでは、比較的大きな容量差が得られているが、試料Bでは、容量差が小さいことがわかる。
同じSBTでも、異なる前駆体溶液を用いると、上述のように、素子特性に大きな差が現れた。以下、このような差が現れた原因について考察する。
図3に、試料A及びBのX線回折パターンを示す。すべてのピークは、Pt、Si、及びペロブスカイト構造のSBTに起因するものであると同定できた。SBTからの回折パターンから、SBT膜は、c軸配向が若干強いランダム配向であることがわかる。資料A及びBの間に有意な差は見られなかった。
図4に、二次イオン質量分析装置を用いて、試料A〜CのSBT膜中の元素分析を行った結果を示す。二次イオン強度は、試料Bの測定結果により規格化したものである。図4に示した測定結果から、試料Bと、試料A及びCとを比較すると、Ba元素の含有量に顕著な差があることがわかる。試料BのSBT膜に含まれるBaが、素子特性を劣化させている原因であると考えられる。
図5(A)及び図5(B)に、それぞれ試料A及びBの深さ方向に関する元素分布を示す。横軸は、スパッタリング時間を単位「秒」で表し、縦軸は二次イオン強度を対数目盛で表す。スパッタリング時間が深さに対応する。試料Aにおいては、スパッタリング時間が約600秒の位置が、SBT膜とシリコン基板との界面に相当し、試料Bにおいては、スパッタリング時間が約700秒の位置が、SBT膜とシリコン基板との界面に相当する。試料Bは、試料Aに比べて、界面における元素分布の傾きが緩やかである。界面における元素分布の傾きが緩やかであるということは、HfOからなるバッファ層が破壊されていることを示唆している。SBT膜に含有されるBaが、界面の急峻性劣化の要因になっていると考えられる。
図6に、試料A〜CのSBT膜を硝酸及びフッ酸により溶解させ、炎光分析を行った結果を示す。試料BのBa含有量が、他の試料に比べて著しく多いことがわかる。
図7に、Na及びBaの含有量と、メモリウィンドウとの関係を示す。Ba含有量の多い試料Bのメモリウィンドウが、他の試料に比べて著しく小さいことがわかる。
以上の考察から、SBT膜に含まれるBaが、素子特性を劣化させていると考えられる。試料CのCV特性は、比較的大きなヒステリシスを示していることから、SBT膜中のBa濃度を0.5wtppm以下にすることが好ましいと考えられる。
強誘電体膜として、Baと同族のSrを含む強誘電体材料を用いる場合にも、同様にBa濃度を0.5wtppm以下にすることが好ましいであろう。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
上記実施例から、以下の付記に示す発明が導出される。
(付記1)
半導体基板の表面上に形成された非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層と、
前記第1のバッファ層の上に形成された結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層と、
前記第2のバッファ層の上に形成された強誘電体材料からなる強誘電体膜と、
前記強誘電体膜の上に形成された電極と
を有する強誘電体キャパシタ。
(付記2)
前記第1のバッファ層が、HfOまたはZrOに、SiNまたはAlが添加された絶縁材料で形成されている付記1に記載の強誘電体キャパシタ。
(付記3)
前記第2のバッファ層が、HfOまたはZrOで形成されている付記1または2に記載の強誘電体キャパシタ。
(付記4)
前記強誘電体膜が構成元素としてSrを含む酸化物強誘電体材料で形成され、不純物としてのBaの濃度が0.5wtppm以下である付記1〜3のいずれかに記載の強誘電体キャパシタ。
(付記5)
半導体基板の表層部に、相互に間隔を隔てて配置されたソース及びドレイン領域と、
前記ソース及びドレイン領域の間の領域上に形成された非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層と、
前記第1のバッファ層の上に形成された結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層と、
前記第2のバッファ層の上に形成された強誘電体材料からなる強誘電体膜と、
前記強誘電体膜の上に形成されたゲート電極と
を有する強誘電体メモリ。
(付記6)
前記第1のバッファ層が、HfOまたはZrOに、SiNまたはAlが添加された絶縁材料で形成されている付記5に記載の強誘電体メモリ。
(付記7)
前記第2のバッファ層が、HfOまたはZrOで形成されている付記5または6に記載の強誘電体メモリ。
(付記8)
前記強誘電体膜が構成元素としてSrを含む酸化物強誘電体材料で形成され、不純物としてのBaの濃度が0.5wtppm以下である付記5〜7のいずれかに記載の強誘電体メモリ。
(付記9)
半導体基板の表面上に、第1の絶縁材料からなる第1のバッファ層を形成する工程と、
前記第1のバッファ層の上に、前記第1の絶縁材料よりも結晶化しやすい第2の絶縁材料からなる第2のバッファ層を形成する工程と、
前記第2のバッファ層は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程と、
前記第2のバッファ層の上に、強誘電体材料からなる強誘電体膜を形成する工程と、
前記強誘電体膜の上に電極を形成する工程と
を有する強誘電体キャパシタの製造方法。
(付記10)
前記第1の絶縁材料が、HfOまたはZrOに、SiNまたはAlが添加された材料である付記9に記載の強誘電体キャパシタの製造方法。
(付記11)
前記第2の絶縁材料が、HfOまたはZrOである付記9または10に記載の強誘電体キャパシタの製造方法。
(付記12)
前記強誘電体膜を形成する工程が、該強誘電体膜は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程を含む付記9〜11のいずれかに記載の強誘電体キャパシタの製造方法。
(付記13)
半導体基板の表層部に、相互に間隔を隔てて配置されたソース及びドレイン領域を形成する工程と、
前記半導体基板の表面上に、第1の絶縁材料からなる第1のバッファ層を形成する工程と、
前記第1のバッファ層の上に、前記第1の絶縁材料よりも結晶化しやすい第2の絶縁材料からなる第2のバッファ層を形成する工程と、
前記第2のバッファ層は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程と、
前記第2のバッファ層の上に、強誘電体材料からなる強誘電体膜を形成する工程と、
前記強誘電体膜の上に導電膜を形成する工程と、
前記ソース及びドレイン領域の間の領域上に、前記第1のバッファ層から前記導電膜までの積層構造が残るように、該導電膜から該第1のバッファ層までの積層構造をパターニングする工程と
を有する強誘電体メモリの製造方法。
(付記14)
前記第1の絶縁材料が、HfOまたはZrOに、SiNまたはAlが添加された材料である付記13に記載の強誘電体メモリの製造方法。
(付記15)
前記第2の絶縁材料が、HfOまたはZrOである付記13または14に記載の強誘電体メモリの製造方法。
(付記16)
前記強誘電体膜を形成する工程が、該強誘電体膜は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程を含む付記13〜15のいずれかに記載の強誘電体メモリの製造方法。
実施例による強誘電体メモリの製造方法を説明するための製造途中における素子の断面図(その1)である。 実施例による強誘電体メモリの製造方法を説明するための製造途中における素子の断面図(その2)である。 実施例による強誘電体メモリの製造方法を説明するための製造途中における素子の断面図(その3)である。 実施例による強誘電体メモリの製造方法を説明するための製造途中における素子の断面図(その4)である。 実施例による強誘電体メモリの製造方法を説明するための製造途中における素子の断面図(その5)である。 実施例による強誘電体メモリの製造方法を説明するための製造途中における素子の断面図(その6)である。 実施例による強誘電体メモリの断面図である。 (A)は、評価用試料A〜CのCV特性を示すグラフであり、(B)は、容量保持特性を示すグラフである。 試料A及びBのX線回折パターンを示すグラフである。 試料A〜CのSBT膜の二次イオン質量分析結果を示す図表である。 (A)及び(B)は、それぞれ試料A及びBの、二次イオン質量分析結果を示すグラフである。 試料A〜Cの炎光分析結果を示す図表である。 試料A〜Cの不純物濃度とメモリウィンドウとの関係を示す図表である。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離絶縁膜
3S、3D ソース及びドレイン領域
4 チャネル領域
10 第1のバッファ層
11 第2のバッファ層
12 強誘電体膜
13 白金膜(ゲート電極)
20 レジストパターン
21 ゲート構造
22 保護膜
23 層間絶縁膜
31 バリア層
32 Al膜
32A〜32C 配線

Claims (5)

  1. 半導体基板の表面上に形成された非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層と、
    前記第1のバッファ層の上に形成された結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層と、
    前記第2のバッファ層の上に形成された強誘電体材料からなる強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜の上に形成された電極と
    を有する強誘電体キャパシタ。
  2. 前記第1のバッファ層が、HfOまたはZrOに、SiNまたはAlが添加された絶縁材料で形成されている請求項1に記載の強誘電体キャパシタ。
  3. 前記第2のバッファ層が、HfOまたはZrOで形成されている請求項1または2に記載の強誘電体キャパシタ。
  4. 半導体基板の表層部に、相互に間隔を隔てて配置されたソース及びドレイン領域と、
    前記ソース及びドレイン領域の間の領域上に形成された非晶質の絶縁材料からなる第1のバッファ層と、
    前記第1のバッファ層の上に形成された結晶性の絶縁材料からなる第2のバッファ層と、
    前記第2のバッファ層の上に形成された強誘電体材料からなる強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜の上に形成されたゲート電極と
    を有する強誘電体メモリ。
  5. 半導体基板の表層部に、相互に間隔を隔てて配置されたソース及びドレイン領域を形成する工程と、
    前記半導体基板の表面上に、第1の絶縁材料からなる第1のバッファ層を形成する工程と、
    前記第1のバッファ層の上に、前記第1の絶縁材料よりも結晶化しやすい第2の絶縁材料からなる第2のバッファ層を形成する工程と、
    前記第2のバッファ層は結晶化するが、前記第1のバッファ層は結晶化しない条件で熱処理を行う工程と、
    前記第2のバッファ層の上に、強誘電体材料からなる強誘電体膜を形成する工程と、
    前記強誘電体膜の上に導電膜を形成する工程と、
    前記ソース及びドレイン領域の間の領域上に、前記第1のバッファ層から前記導電膜までの積層構造が残るように、該導電膜から該第1のバッファ層までの積層構造をパターニングする工程と
    を有する強誘電体メモリの製造方法。
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