JP2007114566A - 操作ボタンを備えた映像表示装置及びその組み立て方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】組み付け作業を簡単に行うことができ製造効率を向上させた安価な操作ボタンを備えた映像表示装置及び操作ボタンを備えた映像表示装置の組み付け方法を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機1の薄型化された筐体2の貫通孔3から外部に突出して配設される複数のボタン部11を設け、これらを単独の部材である操作ボタン10に一体に設けると共に、スイッチ31を配設した回路基板30を組み付けることにより、複数のボタン部11を1つずつネジ止めなどによって固定することなく一括して固定することができる。さらにスイッチ31を設けた回路基板30と、複数のボタン部11を設けた操作ボタン10とは複数のボタン部11などの部品をユニット化しているので、これらを相互に組み付けることにより、組み立てを簡単に行うことができる。
【選択図】図3
【解決手段】テレビジョン受像機1の薄型化された筐体2の貫通孔3から外部に突出して配設される複数のボタン部11を設け、これらを単独の部材である操作ボタン10に一体に設けると共に、スイッチ31を配設した回路基板30を組み付けることにより、複数のボタン部11を1つずつネジ止めなどによって固定することなく一括して固定することができる。さらにスイッチ31を設けた回路基板30と、複数のボタン部11を設けた操作ボタン10とは複数のボタン部11などの部品をユニット化しているので、これらを相互に組み付けることにより、組み立てを簡単に行うことができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、種々の操作を行う操作ボタンを備えた映像表示装置に関し、より詳しくは、映像表示装置の外観を担う筐体から外側に突出した操作部を有する操作ボタンを備えた映像表示装置及びその組み立て方法に関する。
近年、液晶テレビやプラズマディスプレイ装置などの奥行き寸法の比較的小さい薄型な映像表示装置においては、チャンネルの切り替えや音量の調整等を可能とする操作ボタンの操作部が、映像表示装置の筐体の上面、側面、或いは下面に設けた構造のものが提案されている。こうした薄型な映像表示装置の各面(上面、側面、下面)のスペースは小さく限られており、外観を担う映像表示装置の筐体を、例えば、正面側のフロントキャビネットと背面側のバックキャビネットとの2分割構成とした場合、フロントキャビネット若しくはバックキャビネットのスペースの限られた部分の何れかの操作がし易い位置に操作部を外側に突出させた状態で配置する必要がある。
従来技術となりうる一般的な薄型な液晶映像表示装置における操作ボタンの取り付け構造の一例について説明すると、一般的にバックキャビネットの上面には操作ボタンの複数の操作部を外側に突出するための貫通孔を、操作部の数に対応して複数形成し、これら操作部を貫通孔の形成されている筐体の内側から突出した状態で組み付けるために、操作部が、貫通孔のそれぞれに挿通されると共に、各操作部のそれぞれをねじ止めによって固定する構造のものが用いられている。
図11は液晶映像表示装置の従来例を示す断面図である。同図に示す液晶映像表示装置100においては、奥行き寸法の薄型化が図られていることで、筐体101内部の設置スペースが限られており、この限られたスペース内に映像を表示する表示パネル102をはじめとする各種回路基板やスピーカーなどの種々の部品を配置しなければならず、しかも、筐体101内に操作ボタン103を取り付けるとすれば、操作ボタン103の操作部104を筐体101に形成した貫通孔105から突出するように配置する必要があるため、操作ボタン103の配置は、筐体101の上面、側面、或いは下面に限定されてしまう。そこで、図11(a)に示すように、外観を担うフロントキャビネット106とバックキャビネット107との組み立て前に、バックキャビネット107の上面に形成した貫通孔105から、操作部104を突出するように、操作ボタン103をバックキャビネット107に螺子により締結固定し、フロントキャビネット106には映像を表示する表示パネル102やスイッチ108を配設した回路基板109を固定した後、図11(b)に示すように、操作ボタン103を取り付けたバックキャビネット107と回路基板109を取り付けたフロントキャビネット106とを一体的に組み付ける方法が採られていた。
また、特許文献1には、パネルの前面から突出した複数の押釦の離脱による組み立て作業性の煩雑さを解消するため、複数の押釦を連結する連結体を間隙内に差し込んでパネルから離脱しないよう取り付けた電子機器の操作装置が開示されており、特許文献2には、筐体の内側に突設したピンとリブに複数の押しボタンを連結した押しボタン連を取り付け、この押しボタン連に設けたスイッチ押圧部に対応する位置に、プリント板に配置した複数のスイッチを固定した押しボタン連の取付構造が開示されている。
しかし、図11に示す液晶映像表示装置においては、フロントキャビネットにスイッチを配設した回路基板を取り付け、バックキャビネットの上面にスイッチを押圧する操作部を有する操作ボタンを取り付けているため、回路基板と操作ボタンとをそれぞれ別の部材(フロントキャビネットとバックキャビネット)に取り付けているため、フロントキャビネットとバックキャビネットとを組み付けた状態における操作部とスイッチとの間隔及び位置は、取り付けた部材の寸法公差によって変動することから、あるときは操作部とスイッチとの距離が大きく離れて押せなかったり、またあるときは操作部とスイッチとが当接して押せなかったりする虞があり、その結果、操作部の操作ができるようになるまで液晶映像表示装置の分解と組み立てを繰り返すことで位置調整をしなければならず、組み立てが煩雑な作業となってしまう。また、フロントキャビネットにスイッチを配設した回路基板を取り付け、バックキャビネットに操作ボタンを取り付けるため、それぞれのキャビネットに取り付けるための固定用の螺子と固定するためのボスなどが必要となり、螺子などの部品点数の増加やキャビネットにボスを形成するとなるとその形状が複雑になってしまい、製造コストを安価に抑えることができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、組み付け作業を簡単に行うことができ、部材の寸法公差に伴う動作不良を回避することができ、製造効率を向上することで低コスト化を図った操作ボタンを備えた映像表示装置及び操作ボタンを備えた映像表示装置の組み付け方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1の操作ボタンを備えた映像表示装置は、映像を表示する映像表示装置の外観を担う奥行き寸法が比較的小さい薄型化された筐体に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から前記筐体の外部に突出して配設される複数の操作部が設けられた映像表示装置において、前記複数の操作部を単独の部材である操作ボタンに一体に設け、この操作ボタンにスイッチを配設した回路基板を組み付けたことを特徴とする。
請求項1の構成により、薄型化された小スペースの映像表示装置において、単独の部材である操作ボタンに複数の操作部を一体に設けることで、従来のように、複数の操作部を1つずつネジ止めなどによって固定することなく一括して固定することができる。さらに、スイッチを設けた回路基板と、複数の操作部を設けた操作ボタンとは、それぞれに複数の部品がユニット化されているので、これらを相互に組み付けることにより、簡単に組み立てることができる。
本発明の請求項2の操作ボタンを備えた映像表示装置は、請求項1記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記複数の操作部を設けた操作ボタンは樹脂製であり、一体に成形したものであることを特徴とする。
請求項2の構成により、成形機などにより複数の操作部を操作ボタンに一体成形することで、筐体などに複数の操作部をまとめて固定することができる。
本発明の請求項3の操作ボタンを備えた映像表示装置は、請求項1又は2記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記操作部を押圧操作した際、この操作に連動して前記スイッチのオン/オフ操作が可能な位置に前記スイッチを配設したことを特徴とする。
請求項3の構成により、複数の操作部のそれぞれは、個々に固定されているわけではないので、操作部の押圧操作に連動する所定位置にスイッチを配設すれば、各操作部の位置関係は、ずれたりすることはない。
本発明の請求項4の操作ボタンを備えた映像表示装置は、請求項3に記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記操作ボタンに折り曲げ可能なヒンジ部を有し、このヒンジ部を支点として操作部が可動する構成であることを特徴とする。
請求項4の構成により、操作部を押圧操作するとヒンジ部が僅かに折れ曲がることで、操作部が可動されスイッチの操作が行われる。
本発明の請求項5の操作ボタンを備えた映像表示装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記筐体に映像を表示する液晶パネルを組み付けたことを特徴とする。
請求項5の構成により、液晶パネルを有する映像表示装置は、奥行き寸法が小さく薄型化された小スペースであるから、こうした映像表示装置に単独の部材である操作ボタンに複数の操作部を一体に設けることで、従来のように、複数の操作部を1つずつネジ止めなどによって固定することなく、複数の操作部を一括して固定することができ、さらに、スイッチを設けた回路基板と、複数の操作部を設けた操作ボタンとは、それぞれに複数の部品がユニット化されている。つまり、スイッチと回路基板、及び複数の操作部が少なくともユニットされており、これらのユニット化されたものを相互に組み付けることにより、簡単に組み立てることができる。
本発明の請求項6の操作ボタンを備えた映像表示装置の組み立て方法は、映像を表示する映像表示装置の外観を担う複数のキャビネットからなる筐体に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から前記筐体の外部に突出して配設される複数の操作部が設けられた映像表示装置の組み立て方法において、前記複数のキャビネットの何れか1つに前記複数の操作部を一体に設けた操作ボタンを取り付け、この操作ボタンに前記操作部の操作に連動するスイッチを設けた回路基板を組み付けた後、前記複数のキャビネットを相互に一体的に組み付けて筐体を構成することを特徴とする。
請求項6の操作ボタンを備えた映像表示装置の組み立て方法により、フロントキャビネットやバックキャビネットなどの複数のキャビネットの内の1つに、操作部とこの操作部の操作に連動するスイッチを取り付けた後に、複数のキャビネットを相互に組み付けるので、従来のように、スイッチと操作ボタンが、それぞれ別の部材(フロントキャビネットとバックキャビネット)に取り付けられていて、フロントキャビネットとバックキャビネットを相互に組み付けることで、操作部とスイッチとの間隔及び位置関係が変動することを抑えることができるので、操作部を操作することで連動するスイッチの動作不良を防止することが可能となる。
本発明の請求項1の操作ボタンを備えた映像表示装置によれば、映像を表示する映像表示装置の外観を担う奥行き寸法が比較的小さい薄型化された筐体に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から前記筐体の外部に突出して配設される複数の操作部が設けられた映像表示装置において、前記複数の操作部を単独の部材である操作ボタンに一体に設け、この操作ボタンにスイッチを配設した回路基板を組み付けたので、複数の操作部を一括して固定することができ、且つスイッチを設けた回路基板と、複数の操作部を設けた操作ボタンとは、それぞれに複数の部品がユニット化されていることから、これらを相互に組み付けることにより、組み立て作業効率を向上でき映像表示装置の生産性を高めることが可能となる。
本発明の請求項2の操作ボタンを備えた映像表示装置によれば、請求項1記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記複数の操作部を設けた操作ボタンは樹脂製であり、一体に成形したものであるので、操作ボタンに複数の操作部を一体成形することにより、複数の操作部を筐体などにまとめて固定することができるので、組み付け作業を短時間で行うことができる。
本発明の請求項3の操作ボタンを備えた映像表示装置によれば、請求項1又は2記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記操作部を押圧操作した際、この操作に連動して前記スイッチのオン/オフ操作が可能な位置に前記スイッチを配設したので、複数の操作部のそれぞれは、個々に固定されるわけではなく、操作部の押圧操作に連動する所定位置にスイッチを配設すれば、各操作部の位置関係は、ずれたりすることなく安定的に固定できる。
本発明の請求項4の操作ボタンを備えた映像表示装置によれば、請求項3記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記操作ボタンに折り曲げ可能なヒンジ部を有し、このヒンジ部を支点として操作部が可動する構成であるので、複雑なヒンジ機構を用いることなく、ヒンジ部の撓みを利用してスイッチのオン/オフ操作を行うことができるので、低コスト化を図ることができる。
本発明の請求項5の操作ボタンを備えた映像表示装置によれば、請求項1〜4の何れか1項に記載の操作ボタンを備えた映像表示装置において、前記筐体に映像を表示する液晶パネルを組み付けたので、液晶パネルを有する映像表示装置においては、奥行き寸法が小さく薄型化されて小スペースであるが、複数の操作部を一括して固定することができ、且つスイッチを設けた回路基板と、複数の操作部を設けた操作ボタンとは、それぞれに複数の部品がユニット化されていることから、これらを相互に組み付けることにより、組み立て作業効率を向上でき映像表示装置の生産性を高めることが可能となる。
本発明の請求項6の操作ボタンを備えた映像表示装置の組み付け方法によれば、映像を表示する映像表示装置の外観を担う複数のキャビネットからなる筐体に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から前記筐体の外部に突出して配設される複数の操作部が設けられた映像表示装置の組み立て方法において、前記複数のキャビネットの何れか1つに前記複数の操作部を一体に設けた操作ボタンを取り付け、この操作ボタンに前記操作部の操作に連動するスイッチを設けた回路基板を組み付けた後、前記複数のキャビネットを相互に一体的に組み付けて筐体を構成するので、操作部とスイッチとの位置関係を安定させた状態で位置決めすることが可能となり、スイッチの動作不良を防止し操作性を向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図10により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は本実施例における映像表示装置を示す斜視図、図2はフロントキャビネットとバックキャビネットとを組み付けた状態を示す映像表示装置の断面図、図3は映像表示装置の要部拡大断面図、図4は操作ボタンを示す正面図、図5は操作ボタンを示す側面図、図6は操作ボタンを示す平面図、図7は図4におけるA−A線断面図、図8は操作ボタンとスイッチを配設した回路基板とを組み付けこれらを筐体に取り付ける手順を示す説明図。図9は操作ボタンをフロントキャビネットに組み付けた状態を示す断面図、図10は貫通孔に操作ボタンを挿通しフロントキャビネットとバックキャビネットを組み付ける状態を示す断面図である。
図1に示す電子機器たる映像表示装置は奥行き寸法の小さい薄型化された図示しない液晶パネルを有するテレビジョン受像機1であり、このテレビジョン受像機1の外観を担う樹脂製の筐体2は、フロントキャビネット2aとバックキャビネット2bとの2分割構成となっており、バックキャビネット2bの上面には貫通孔3が形成され、この貫通孔3に後述する操作ボタンの操作部たるボタン部が挿通され、筐体2の上方外側に突出して配設される。
符号10は、貫通孔3から筐体2の上部外側にボタン部11が突出した状態で組み付けられた操作ボタンであり、操作ボタン10に構成したボタン部11を押圧して操作を行う、いわゆるプッシュ式の操作ボタン10であり、図2に示す状態では、ボタン部11の先端部11aを手などにより押圧することにより、その反対側の後端部11bが回路基板30に配設したスイッチ31を押圧し、このスイッチ31のオン/オフなどの操作を行うことができる。
操作ボタン10についてさらに説明すると、この操作ボタン10は、射出成形機などで一体成形され、その全体が樹脂製となっており、ベースとなる基部12にスイッチ31の押圧操作をするためのボタン部11の設けられたボタン支持部13と、操作ボタン10をフロントキャビネット2aにねじ止めするための円筒状のボス部14及び回路基板30を挟持して固定する基板ガイド部15の設けられた基板支持部16とがそれぞれ別部材ではなく一体に形成されている。
また、基板支持部16と基部12、及び、ボタン支持部13と基部12とは、それぞれ折り曲げ可能なヒンジ部18により一体に設けられており、ヒンジ部18の肉厚寸法は、ほぼ肉厚寸法の同じ基板支持部16、ボタン支持部13、及び基部12の三者の肉厚に対して、その寸法よりも肉厚を小さくすることでヒンジ部18を簡単に折り曲げできるように形成されている。
基部12には複数の位置決め孔20が設けられており、これらの位置決め孔20に基板支持部16に設けた凸部21を、ヒンジ部18を折り曲げて嵌合することで、図8に示すように、基部12と基板支持部16とは水平に重合した状態で、相互に位置決めできるように構成されている。なお、本実施例における前述した基板支持部16は、図4及び図6に示すように、基部12の長手方向の両端側に配設すると共に、これら2つの基板支持部16の間に複数のボタン部11を配設し、こうしたボタン部11の数に対応してバックキャビネット2bに同じ数の貫通孔3が形成されている。
次に、筐体に対する操作ボタンの組み付け手順について説明する。先ず操作ボタン10に設けた2つの基板支持部16のそれぞれに有する凸部21が基部12の位置決め孔20に嵌合するように、基板支持部16と基部12とを連結するヒンジ部18を支点として屈曲させる。次に、図8(a)及び図8(b)に示すように、基板支持部16の基板ガイド部15に、予めスイッチ31を配設した回路基板30の両端部を支持するようにして回路基板30を基板ガイド部15にスライドさせて取り付ける。そして、図8(c)に示すように、回路基板30と一体的に取り付けられた操作ボタン10をフロントキャビネット2aにねじ35によって固定する。この場合、図8(d)及び図9などに示すように、フロントキャビネット2aに形成した円筒状のボス36と操作ボタン10のボス部14とに有するねじ孔14a,36aの位置を合わせ、これらにねじを螺合させ位置決めした状態で、フロントキャビネット2aの所定位置に固定することが可能となっている。なお、操作ボタン10と一体的に取り付けられた回路基板30は、本実施例においては、ねじ35の頭部を利用して容易に外れることがないように確実に固定することができる。そして、図9に示すように、フロントキャビネット2aに操作ボタン10とスイッチ31を配設した回路基板30とを組みつけた後、図10に示すようにして、操作ボタン10のボタン部11をバックキャビネット2bに形成した貫通孔3に挿通させ、フロントキャビネット2aに対してバックキャビネット2bを一体的に組み付ける。
以上のように本実施例における映像表示装置としてのテレビジョン受像機1では、予めスイッチ31を配設した回路基板30と操作ボタン10とをユニット化したものを、フロントキャビネット2a或いはバックキャビネット2bの筐体2の何れかに取り付けることで、組み立て作業効率を向上することができる。また、複数備えたボタン部11をいちいち1つずつネジ止め固定することを解消し、且つ固定するネジの本数を削減することでコストを安価に抑えることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。回路基板30の固定手段については前述した一例に限定するものではく、例えば、回路基板30に貫通孔を形成し、この貫通孔に係合可能な係合部を基板支持部16に形成して固定するなどの手段を適用してもよい。また、操作ボタン10をねじにて固定する際に、基板支持部16がヒンジ部18により回動することがないよう規制する規制手段として、基板支持部16の後方などに形成した凸部21と嵌合される位置決め孔20を各2箇所ずつ形成することが望ましい。なお、筐体2の上面に操作ボタン10のボタン部11を配設している構造は、一例であってこれに限定するものではなく、筐体2の側面や下面に貫通孔3を形成し、これらにボタン部11を配設してもよい。さらに、筐体2の上面に電源のオン/オフを行うボタン部11を配設すると共に、筐体2の側面にチャンネル切り替え用のボタン部11や音量調整用のボタン部11などを配設するなどの、筐体の異なる複数の面に対してボタン部11を配設しても、上述した効果を奏することは可能である。
1 テレビジョン受像機(映像表示装置)
2 筐体
2a フロントキャビネット(キャビネット)
2b バックキャビネット(キャビネット)
3 貫通孔
10 操作ボタン
11 ボタン部(操作部)
18 ヒンジ部
30 回路基板
31 スイッチ
2 筐体
2a フロントキャビネット(キャビネット)
2b バックキャビネット(キャビネット)
3 貫通孔
10 操作ボタン
11 ボタン部(操作部)
18 ヒンジ部
30 回路基板
31 スイッチ
Claims (6)
- 映像を表示する映像表示装置の外観を担う奥行き寸法が比較的小さい薄型化された筐体に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から前記筐体の外部に突出して配設される複数の操作部が設けられた映像表示装置において、前記複数の操作部を単独の部材である操作ボタンに一体に設け、この操作ボタンにスイッチを配設した回路基板を組み付けたことを特徴とする操作ボタンを備えた映像表示装置。
- 前記複数の操作部を設けた操作ボタンは樹脂製であり、一体に成形したものであることを特徴とする請求項1記載の操作ボタンを備えた映像表示装置。
- 前記操作部を押圧操作した際、この操作に連動して前記スイッチのオン/オフ操作が可能な位置に前記スイッチを配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の操作ボタンを備えた映像表示装置。
- 前記操作ボタンに折り曲げ可能なヒンジ部を有し、このヒンジ部を支点として操作部が可動する構成であることを特徴とする請求項3に記載の操作ボタンを備えた映像表示装置。
- 前記筐体に映像を表示する液晶パネルを組み付けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の操作ボタンを備えた映像表示装置。
- 映像を表示する映像表示装置の外観を担う複数のキャビネットからなる筐体に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から前記筐体の外部に突出して配設される複数の操作部が設けられた映像表示装置の組み立て方法において、前記複数のキャビネットの何れか1つに前記複数の操作部を一体に設けた操作ボタンを取り付け、この操作ボタンに前記操作部の操作に連動するスイッチを設けた回路基板を組み付けた後、前記複数のキャビネットを相互に一体的に組み付けて筐体を構成することを特徴とする操作ボタンを備えた映像表示装置の組み立て方法。
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2005
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