JP2011199418A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立作業性を向上できる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示装置11は、表示パネル12と、表示パネル12の前面を取り囲んだ第1の部分21と、表示パネル12の背面を取り囲んだ第2の部分22と、第1の部分21と第2の部分22とに隣接して設けられるとともに操作ボタン24を含んだ第3の部分23と、を有したケース13と、を具備する。第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方は、ケース13の内部に向けて立ち上がった第1のリブ27を含む。第3の部分23は、挟持部34を有し、この挟持部34には、第1のリブ27を内側に挟み込むための溝が設けられている。第3の部分23は、挟持部34を介して第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方に取り付け可能である。
【選択図】図5

Description

本開示は、複数の部分からなるケースを有した表示装置、電子機器に関する。
操作用のボタンを備えた表示装置が存在する。そのような表示装置は、例えば、装置背面を覆っているバックキャビネットと、バックキャビネットに取り付けられたボタン部と、を有している。バックキャビネットには、「L」字形の操作部係止爪が設けられている。一方、ボタン部には、「L」字形に突出したキャビネット固定用係止爪が設けられている。この操作部係止爪にキャビネット固定用係止爪を嵌めることで、ボタン部をバックキャビネットに固定する。
特開2009−159084号公報
ところで、金型を用いて「L」字形の構造をバックキャビネットの一部に成形する場合には、この「L」字形の構造がアンダーカット部分となる。このため、金型にスライドコアを設ける必要があり、金型の構造が複雑になる。従って、このような「L」字構造を採用するのは極力避けたい。一方、このようなキャビネット固定用係止爪がないと、表示装置を組み立てる際に、作業者がボタン部を保持した状態のまま、組立作業を行う必要があり、作業性が悪くなっていた。
本発明の目的は、組立作業性を向上できる表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの前面を取り囲んだ第1の部分と、前記表示パネルの背面を取り囲んだ第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とに隣接して設けられるとともに操作ボタンを含んだ第3の部分と、を有したケースと、を具備し、前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方は、前記ケースの内部に向けて立ち上がった第1のリブを含み、前記第3の部分は、挟持部を有し、この挟持部には、前記第1のリブを内側に挟み込むための溝が設けられており、前記第3の部分は、前記挟持部を介して前記第1の部分および第2の部分のいずれか一方に取り付け可能である。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、表示部と、前記表示部の表示画面の周囲の部分を覆った第1の部分と、前記表示部の前記表示画面のある面とは反対側の面を覆った第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分との間設けられるとともに機能部を含んだ第3の部分と、を有したケースと、を具備し、前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方は、前記ケースの内部に向けて立ち上がった第1のリブを含み、前記第3の部分は、固定部を有し、この固定部には、前記第1のリブを内側に挟み込むための溝が設けられており、前記第3の部分は、前記固定部を介して前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方に取り付け可能である。
上記の構成によれば、組立作業性を向上できる表示装置を提供できる。
第1の実施形態の電子機器の一例である表示装置を示した斜視図。 図1に示す表示装置のケースの第1の部分の一部および第3の部分をケースの内側から示した斜視図。 図1に示す表示装置のケースの第1の部分の一部を第3の部分を取り外した状態でケースの内側から示した斜視図。 図3に示す第1の部分の第1のリブを拡大して示した斜視図。 図2に示す第3の部分を拡大して示した斜視図。 図5に示す第3の部分の挟持部を拡大して示した斜視図。 本実施形態の表示装置の製造工程の一つを示した斜視図。 図7に示す第2の部分の係合部を拡大して示した斜視図。 図8に示す表示装置の製造工程の次の工程を示した斜視図。 図5に示す第3の部分の受け部に、第2の部分の係合部が係合した状態を示した斜視図。 図9に示す表示装置のケースのF11−F11線の位置に沿った断面図。
以下図面を参照して、電子機器の第1の実施形態について説明する。本明細書において、手前側(即ちユーザ側)を前方向F、ユーザから見て奥側を後方向R、ユーザから見て左側を左方向、ユーザから見て右側を右方向、ユーザから見て上方を上方向、ユーザから見て下方を下方向と定義する。
図1に示すように、電子機器の一例である表示装置11は、いわゆる薄型テレビであり、例えば、各種のテレビ番組を受信して表示パネルに表示したり、テレビ番組を内蔵するハードディスクドライブ等の記憶装置に録画したりすることができる。この表示装置11では、例えば、地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送をそれぞれ受信して表示パネルに表示したり、これらの番組を記憶装置に録画したりできる。
図1、図7に示すように、表示装置11は、表示パネル12(表示部)と、表示パネル12の周囲を取り囲むケース13と、表示パネル12およびケース13を支持する脚部14と、表示パネル12の背面に取り付けられた複数のプリント回路板15と、を有している。表示パネル12は、例えば、液晶ディスプレイで構成されている。脚部14は、図7に示す取付金具16を介して表示パネル12に直接取り付けられている。複数のプリント回路板15には、表示パネル12を駆動するパネルコントローラや、パネルコントローラに接続されたチューナ基板などが含まれている。
図1に示すように、ケース13は、表示パネル12の前面(前方)を取り囲んだ第1の部分21と、表示パネル12の背面(後方)を取り囲んだ第2の部分22と、操作ボタン24(操作部)が設けられた第3の部分23と、を有している。第1の部分21、第2の部分22、および第3の部分23は、合成樹脂材料を所定の形状に成形して製造されている。
第1の部分21は、全体として枠形状に形成されたいわゆるフロントベゼルである。図2、図3に示すように、第1の部分21は、ケース13中で最も前方に配置された第1の壁部25(前壁)と、第1の壁部25の外縁部から第2の部分22に向かって立ち上がった第1の枠部26と、第1の壁部25および第1の枠部26からケース13の内部に向けて突出した第1のリブ27と、第1のリブ27を補強するための補強リブ28と、表示パネル12を取り付けるためのボス31と、を有している。本実施形態において、第1のリブ27は、その一例として、ボス31から周囲に向けて延びたリブとして形成されている。第1のリブ27は、例えば、ボス31から周囲にある第1の枠部26に向かって延びており、第1の部分21を補強して第1の部分21の機械的強度を向上させている。
図4に示すように、第1のリブ27は、第1の壁部25と平行になった座面部32と、座面部32と略直交する方向に延びた背もたれ部33と、を有している。座面部32には、後述する第3の部分23の挟持部34の溝35の奥部が突き当てられる。背もたれ部33は、支持部の一例であり、ケース13の内部から第3の部分23に当接して、第3の部分23がケース13の内部に落ち込むことを阻止する。
また、背もたれ部33には、第3の部分23の挟持部34が突き当てられる。図4に示すように、補強リブ28は、第1のリブ27と直交(交差)する方向に延びている。補強リブ28は、第1のリブ27とともに略十字形をなして、第1のリブ27と一体に形成されている。本実施形態では、第1のリブ27は、第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方である第1の部分21に設けられている。
第2の部分22は、全体として箱形状に形成されたいわゆるバックカバーである。図8に示すように、第2の部分22は、ケース13中で最も後方に配置された第2の壁部36(後壁)と、第2の壁部36の外縁部から第1の部分21に向かって立ち上がった第2の枠部37と、第2の枠部37に設けられた切欠部38と、第3の部分23と係合するための係合部41と、を有している。この切欠部38の内側に第3の部分23が収められている。図8に示すように、係合部41は、平面視「T」字形をなして第1の部分21に向かって爪状に突出している。本実施形態では、係合部41は、第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方である第2の部分22に設けられている。
図1、図3に示すように、第3の部分23は、第1の部分21と第2の部分22とのそれぞれに隣接した位置に設けられている。第3の部分23には、操作ボタン24だけでなく、図示しない入出力端子が設けられており、様々な機能を発揮している機能部でもある。第3の部分23は、方形の厚板状に形成されている。第3の部分23は、外界に面した外面42と、ケース内部に面した内面43と、第1の部分21に対向した第1の面44と、第2の部分22と対向した第2の面45と、第1の面44と第2の面45とに直交した第3の面46と、を有している。また、第3の部分23の内側に、スイッチ基板47が設けられている。
第3の部分23は、複数の貫通孔を有した本体52と、各貫通孔に通された複数の操作ボタン24と、第1のリブ27を内側に挟み込むための溝35が設けられた挟持部(固定部)34と、挟持部34を間に挟んだ両側に一対に設けられた当接部53と、挟持部34とは反対側に設けられた受け部54と、第2の部分を内側から支持するための第2のリブ57を有している。複数の操作ボタン24には、電源ボタン24A、チャンネル操作ボタン24B、音量調整ボタン24C、および画像調整ボタン24Dの各種ボタンが含まれている。
図6に示すように、挟持部(固定部)34は、第1の面44からアーム状に突出しており、第1のリブ27を溝35内に挟んで保持することができる。挟持部34は、溝35の周囲を規定している。挟持部34は、端近部55を有しており、端近部55は、溝35の奥部とは反対側に位置している。挟持部34は、この端近部55を介して、弾力的に第1のリブ27に当接することができる。この端近部55は、周囲の部分から溝35の内側に向けて突出しており、第1のリブ27に向けて隆起している。このため、挟持部34は、端近部55の一点でのみ接触するいわゆる点接触状態で第1のリブ27に当接している。
また、両端近部55間の幅は、これに対応した箇所の第1のリブ27の厚み寸法と同等か、第1のリブ27の厚み寸法よりも若干小さい幅に形成されている。よって、図2に示すように、第3の部分23が第1のリブ27に固定された状態において、挟持部34の溝35に対して第1のリブ27が軽く圧入された状態となる。図6に示すように、挟持部34は、背もたれ部33に突き当たる突き当たり部56を溝35の近傍に有している。
図5に示すように、当接部53は、第1の面44から突出して形成されている。当接部53は、第1の部分21に当接している。より具体的には、当接部53は、第1の部分21の第1の枠部26に当接する当接面53Aを有している。当接部53は、挟持部34を中心に第3の部分23が挟持部34周りに回転してしまうことを阻止している。
図5と図11に示すように、受け部54は、第2の面45から第2の面45と平行な方向に突出して設けられている。受け部54は、枠形状をなしており、内側の開口部54Aに係合部41が挿入された状態でこれらが係合される。
図5、図10に示すように、第2のリブ57は、第3の面46から第2の部分22に向けて突出するように設けられている。第2のリブ57は、正面視直角三角形の形状をなしており、第1の部分21に近づくにつれて突出高さが高くなっている。第2のリブ57は、切欠部38の近傍に位置する第2の部分22の内面に当接して、第2の部分22をケース13の内部から支持している。第2の部分22は、ユーザがこの付近に触れた際に、第2の部分22がケース13の内側方向に落ち込むことを阻止している。
続いて、図7から図11等を参照して、本実施形態の表示装置11の製造工程について説明する。
まず、製造ライン上には、組立途中の状態にある表示装置11の一部が載置されている。この組立途中の表示装置11では、製造ラインのベルトコンベヤ上にケース13の第1の部分21が載置されている。この第1の部分21に対して表示パネル12がねじ止め等で取り付けられる。また、表示パネル12に対して、パネルコントローラやチューナ基板などのプリント回路板15が取り付けられる。さらに、図2に示すように第1の部分21の第1のリブ27に対して、挟持部34を介して第3の部分23を取り付ける。これによって、第3の部分23は、図7に示すように、第1の部分21に対して起立した状態で仮固定(仮止め)される。
そして、図7に示すように、第1の部分21および第3の部分23にバックカバーである第2の部分22をねじ止め等で固定する。その際、図10、図11に示すように、第3の部分23の受け部54の開口部54Aに対して、第2の部分22の係合部41が嵌るようにする。さらに、第1の部分21および表示パネル12に固定された取付金具16を介して脚部14を取り付けて、表示装置11の組立が完了する。このように、ねじ等の固定手段を用いることなく、簡単に第3の部分23の固定が完了する。
なお、本実施形態では、フロンベゼルである第1の部分21に第1のリブ27を設けて、この第1のリブ27に操作ボタン24を有した第3の部分23を取り付けるようにしているが、これに限定されるものではない。すなわち、本実施形態の変形例として、バックカバーである第2の部分22に第1のリブ27を設けて、この第1のリブ27に対して挟持部34を介して第3の部分23を取り付けるようにしても構わない。この変形例では、係合部41は、第1の部分21に設けられる。また、第3の部分23には、挟持部34とは反対側の位置に受け部54が形成され、この受け部54に係合部41が係合される。このような構造であっても、第2の部分22に第3の部分23を簡単に仮固定して、表示装置11の組立時の作業性を向上できる。
本実施形態によれば、表示装置11は、表示パネル12と、表示パネル12の前面を取り囲んだ第1の部分21と、表示パネル12の背面を取り囲んだ第2の部分22と、第1の部分21と第2の部分22とに隣接して設けられるとともに操作ボタン24を含んだ第3の部分23と、を有したケース13と、を具備し、第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方は、ケース13の内部に向けて立ち上がった第1のリブ27を含み、第3の部分23は、挟持部34を有し、この挟持部34には、第1のリブ27を内側に挟み込むための溝35が設けられており、第3の部分23は、挟持部34を介して第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方に取り付け可能である。
この構成によれば、ケース13内部に向けて立ち上がった第1のリブ27を介して第3の部分23を取り付けることができる。これによって、第3の部分23を設けたとしても、第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方にアンダーカット部が設けられることを極力防ぐことができる。これによって、金型に複雑なスライド構造を設けることなく、既存の金型に一部改造を加えることで、現行の機種に操作ボタン24を有した第3の部分23を簡単に設置することができる。より詳細には、既存の金型の数箇所に切削加工を施して、現行機種のケース13に設けられた補強用のリブの形状を一部変更することで、簡単に第3の部分23を支持する構造を形成できる。これによって、金型を新規に作成する際にかかる膨大な費用を節約して、製造コストを著しく低減できる。特に、近年、表示装置11は大型化する傾向があり、表示装置11に用いられる金型も大型のものが多く、金型の改造または新設には莫大な費用がかかる。本実施形態の技術は、現在販売をしている機種に対して、上記操作ボタン24を含んだ第3の部分23を採用したい場合に、製造コストを著しく低減できる点で特に有用である。また、第3の部分23を第1の部分21に取り付けるのにねじが不要な簡単構造であるため、部品点数を削減するとともに、組立作業を効率化することができる。
この場合、第3の部分23は、第1の部分21および第2の部分22のいずれか一方に当接した当接部53を有し、この当接部53は、挟持部34を間に挟んだ両側に一対に設けられている。この構成によれば、組立工程の途中で、挟持部34を中心として第3の部分23が回転してしまうことを防止することができる。これによって、表示装置11の組立作業をより一層円滑に行うことができる。
また、挟持部34は、溝35の奥部とは反対側に設けられた一対の端近部55を含み、この一対の端近部55は、第1のリブ27に向けて突出するとともに第1のリブ27と点接触しており、一対の端近部55間の幅は、第1のリブ27の厚み寸法と同等か、第1のリブ27の厚み寸法よりも若干小さい。この構成によれば、挟持部34の溝35に対して第1のリブ27を軽く圧入させることができ、端近部55において弾力性を発揮させることができる。このため、挟持部34の溝35に対して第1のリブ27を挿入した際に、挟持部34の溝35の周囲で第3の部分23にひび割れを生じてしまうことを防止できる。また、挟持部34の溝35に対して第1のリブ27が圧入されるため、組立工程の途中で第3の部分23を自立させることができ、組立時の作業性を向上できる。
第1のリブ27は、支持部を含み、この支持部は、ケース13の内部から第3の部分23に当接して第3の部分23がケース13の内部に落ち込むことを阻止する。この構成によれば、第3の部分23が第1のリブ27から脱落することを防止することができ、組立時の作業性をより一層向上することができる。また、既存の金型において支持部を有するように第1のリブ27の形状に一部改変、すなわち切削加工を加えることで、既存の機種において第3の部分23の脱落を簡単に防止できる。
この場合、第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方は、第3の部分23に係合する係合部41を有し、第3の部分23は、係合部41と係合する受け部54を挟持部34とは反対側の位置に有する。この構成によれば、挟持部34および係合部41を介した固定方法によって、ねじを使用しない簡単な構造で第1の部分21と第2の部分22とに隣接した位置に第3の部分23を固定することができる。
また、第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方は、第3の部分23が嵌った切欠部38を有し、第3の部分23は、第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方に向けて突出する第2のリブ57を有し、この第2のリブ57は、ケース13の内側から第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方に当接する。一般に、ケース13に切欠部38を設けるとその付近の強度低下が懸念される。上記の構成によれば、第3の部分23に設けられた第2のリブ57が、切欠部38を設けた第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方に当接する。このため、第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方において強度低下を生ずることがない。上記構成によれば、もし仮にユーザが切欠部38の周囲に触れたとしても、第1の部分21および第2の部分22のいずれか他方がケース13の内側に凹んでしまうことが防止される。
電子機器は、上記実施形態に示した表示装置11用に限らず、例えばパーソナルコンピュータのディスプレイ、携帯電話機、固定電話機、その他の電子機器に対しても実施可能である。その他、電子機器は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは勿論である。
11…表示装置、12…表示パネル、13…ケース、21…第1の部分、22…第2の部分、23…第3の部分、24…操作ボタン、27…第1のリブ、33…背もたれ部、34…挟持部、35…溝、38…切欠部、41…係合部、53…当接部、54…受け部、55…端近部、57…第2のリブ
図5、図10に示すように、第2のリブ57は、第3の面46から第2の部分22に向けて突出するように設けられている。第2のリブ57は、正面視直角三角形の形状をなしており、第1の部分21に近づくにつれて突出高さが高くなっている。第2のリブ57は、切欠部38の近傍に位置する第2の部分22の内面に当接して、第2の部分22をケース13の内部から支持している。第2のリブ57は、ユーザがこの付近に触れた際に、第2の部分22がケース13の内側方向に落ち込むことを阻止している。
電子機器は、上記実施形態に示した表示装置11用に限らず、例えばパーソナルコンピュータのディスプレイ、携帯電話機、固定電話機、その他の電子機器に対しても実施可能である。その他、電子機器は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは勿論である。
以下に、本願の出願当初に特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
表示パネルと、
前記表示パネルの前面を取り囲んだ第1の部分と、前記表示パネルの背面を取り囲んだ第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とに隣接して設けられるとともに操作ボタンを含んだ第3の部分と、を有したケースと、
を具備し、
前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方は、前記ケースの内部に向けて立ち上がった第1のリブを含み、
前記第3の部分は、挟持部を有し、この挟持部には、前記第1のリブを内側に挟み込むための溝が設けられており、
前記第3の部分は、前記挟持部を介して前記第1の部分および第2の部分のいずれか一方に取り付け可能であることを特徴とする表示装置。
[2]
前記第3の部分は、前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方に当接した当接部を有し、この当接部は、前記挟持部を間に挟んだ両側に一対に設けられたことを特徴とする[1]に記載の表示装置。
[3]
前記挟持部は、前記溝の奥部とは反対側に設けられた一対の端近部を含み、この一対の端近部は、前記第1のリブに向けて突出するとともに前記第1のリブと点接触しており、
前記一対の端近部間の幅は、前記第1のリブの厚み寸法と同等か、前記第1のリブの厚み寸法よりも若干小さいことを特徴とする[2]に記載の表示装置。
[4]
前記第1のリブは、支持部を含み、この支持部は、前記ケースの内部から前記第3の部分に当接して前記第3の部分が前記ケースの内部に落ち込むことを阻止することを特徴とする[3]に記載の表示装置。
[5]
前記第1の部分および第2の部分のいずれか他方は、前記第3の部分に係合する係合部を有し、
前記第3の部分は、前記係合部と係合する受け部を前記挟持部とは反対側の位置に有することを特徴とする[4]に記載の表示装置。
[6]
前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか他方は、前記第3の部分が嵌った切欠部を有し、
前記第3の部分は、前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか他方に向けて突出する第2のリブを有し、この第2のリブは、前記ケースの内側から前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか他方に当接することを特徴とする[5]に記載の表示装置。
[7]
表示部と、
前記表示部の表示画面の周囲の部分を覆った第1の部分と、前記表示部の前記表示画面のある面とは反対側の面を覆った第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分との間設けられるとともに機能部を含んだ第3の部分と、を有したケースと、
を具備し、
前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方は、前記ケースの内部に向けて立ち上がった第1のリブを含み、
前記第3の部分は、固定部を有し、この固定部には、前記第1のリブを内側に挟み込むための溝が設けられており、
前記第3の部分は、前記固定部を介して前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方に取り付け可能であることを特徴とする電子機器。

Claims (7)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの前面を取り囲んだ第1の部分と、前記表示パネルの背面を取り囲んだ第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とに隣接して設けられるとともに操作ボタンを含んだ第3の部分と、を有したケースと、
    を具備し、
    前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方は、前記ケースの内部に向けて立ち上がった第1のリブを含み、
    前記第3の部分は、挟持部を有し、この挟持部には、前記第1のリブを内側に挟み込むための溝が設けられており、
    前記第3の部分は、前記挟持部を介して前記第1の部分および第2の部分のいずれか一方に取り付け可能であることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第3の部分は、前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方に当接した当接部を有し、この当接部は、前記挟持部を間に挟んだ両側に一対に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記挟持部は、前記溝の奥部とは反対側に設けられた一対の端近部を含み、この一対の端近部は、前記第1のリブに向けて突出するとともに前記第1のリブと点接触しており、
    前記一対の端近部間の幅は、前記第1のリブの厚み寸法と同等か、前記第1のリブの厚み寸法よりも若干小さいことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1のリブは、支持部を含み、この支持部は、前記ケースの内部から前記第3の部分に当接して前記第3の部分が前記ケースの内部に落ち込むことを阻止することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第1の部分および第2の部分のいずれか他方は、前記第3の部分に係合する係合部を有し、
    前記第3の部分は、前記係合部と係合する受け部を前記挟持部とは反対側の位置に有することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか他方は、前記第3の部分が嵌った切欠部を有し、
    前記第3の部分は、前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか他方に向けて突出する第2のリブを有し、この第2のリブは、前記ケースの内側から前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか他方に当接することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 表示部と、
    前記表示部の表示画面の周囲の部分を覆った第1の部分と、前記表示部の前記表示画面のある面とは反対側の面を覆った第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分との間設けられるとともに機能部を含んだ第3の部分と、を有したケースと、
    を具備し、
    前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方は、前記ケースの内部に向けて立ち上がった第1のリブを含み、
    前記第3の部分は、固定部を有し、この固定部には、前記第1のリブを内側に挟み込むための溝が設けられており、
    前記第3の部分は、前記固定部を介して前記第1の部分および前記第2の部分のいずれか一方に取り付け可能であることを特徴とする電子機器。
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