JP2007114224A - 画像処理装置およびトナーセーブ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の色判定手段の結果に応じて原稿に存在する色を特定した結果に基づいてトナーセーブ処理を行うか切替えられる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像データを蓄積・記憶してから出力する出力部を複数有する画像処理装置において、原稿の画像を読み取って画像データ化する入力手段と、入力された前記画像データに基づいて原稿が特定の色のカラー原稿であるか否かの色判定を行う色判定手段と、入力された画像データを出力する機器に合わせて処理する画像処理手段と、入力手段によって読み取られた画像データを蓄積する記憶手段と、記憶手段に蓄積された画像データを出力する出力手段とを備え、色判定手段の判定結果に基づいてトナーセーブ処理の実行の有無を決定する機能を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置およびトナーセーブ方法に関し、特に、自動カラー選択(ACS)を用いて原稿を自動判別する画像処理装置およびトナーセーブ方法に関する。
従来から、単色カラー(モノカラー)を判別した場合に、単色の画像形成動作に切替える技術が知られている(特許文献1)。しかしながら、かかる技術では、実質モノクロ以外のモノカラーの識別は不可能である。
また、従来から、フルカラー複写機等においてカラー原稿とモノクロ原稿の混在原稿をコピーする際に自動で判別し生産性を高める機能として、色画素ブロックや、自動カラー選択(Auto Color Select:以後ACS)用W画素、色画素用W画素の複数の白レベルで有採画素を判別する技術が知られている(特許文献2、3)。通常フルカラーコピーの作像プロセスはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)の4つ(または、CMYの3つ)のそれぞれの基本色に関するコピープロセスを順番に実行し、それらの色を一枚の記録シート上に重ねて転写する。つまり、都合4色の色毎のコピープロセスが必要となる。一方、モノクロモードのコピープロセスを実行する場合は1回のコピープロセスで1つの画像をコピーする。従って、この種の複写機においてはフルカラーモードとモノクロモードでは、コピー動作の所要時間が大幅に変わるので、操作者はフルカラーモードとモノクロモードの切り替えに注意を払う必要があり、原稿の種類に応じて、コピーモードを適宜切換る操作を行わなければならない(特許文献4)。このモード切換の煩わしさを解消するためACSが用いられ、原稿がカラーかモノクロかを自動的に識別し、その識別結果に応じて複写機の動作モードを自動的に切換える技術等が(特許文献5、6)知られている。
近年、フルカラーコピー機に二色コピーやモノカラーコピーを行うモードの搭載されたコピー機が増加しつつある。二色コピーは、原稿の特定の色とそれ以外のもう1色を、それぞれ異なる任意の色で再現するモードである。例えば、原稿の赤い部分を赤のまま再現し、それ以外を黒で再現する二色コピーモードが広く知られている。この場合、作像数からするとMYKの3Cカラーであり作像数が3であるが、通常二色コピーと呼ばれている。また、モノカラーコピーは、ある特定の色のみで原稿を再現するモードであり、色によっては複数の色版を必要とする。
フルカラーでコピーするとコピー料金が高くつくが、これらのモードでコピーするとフルカラーよりはかなり安くなり、場合によってはモノクロと同等の料金で色のついたコピーを得ることが可能であり、非常にコストメリットが大きい。例えば、モノクロに赤で注意書きしてある原稿などでは、コストの高いフルカラーでコピーする必要はなく、赤と黒の二色コピーで十分となる。
また、赤と黒の二色の原稿をフルカラーCMYK4版分に作像するのと、二色モード(MY+Kの3版)でコピーするのとでは、生産性の面で違いが出てくる。100枚コピーすることを考えると、計算上はフルカラーでかかる時間の約3/4で済むため、たとえばコピー機としてフルカラー10CPMの機械を使用すると仮定すると、フルカラー動作では10分かかるのに対し、二色コピーでは7分半で済むことになる。これ以外にも出力データのない無意味な画像形成を行うことは、とかく複雑な電子写真プロセスにおいては、エンジンに対する影響を含め、早期の構成部品の劣化を招くといったことが懸念される。
そこで、RGBCMYKの多色を判定するACSを用いた画像形成装置を提案されている(特許文献7)。カラー・モノクロの判定だけではなく、それぞれの色の判定を行い、少ない色板数で作像する、より決め細やかな動作を実行することが可能となる。
ところで、コストの観点からすると、サプライ品であるトナーについても注目すべきである。これについては従来ユーザが選択できるトナーセーブモードを設け、使用するトナー消費を抑える方式が提案されている。画質の点からすると全体に薄くなるものの、トナーの消費を抑え、サプライの寿命を延ばすことが出来る。
実開平04−037953号公報 特開2001−103301号公報 特開2001−101390号公報 特開昭63−107274号公報 特開平10−155076号公報 特開平8−265583号公報 特開2004−155015号公報
しかしながら、モノクロ原稿やマーカーペンなどで印をつけた程度の原稿ならトナーセーブしても画質的に問題の無いケースが多いが、フルカラーでコピーするような原稿では仕上がりの面で難がある。このため、フルカラーとモノクロが混在した原稿では、一律にトナーセーブモードを適用できないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、複数の色判定手段の結果に応じて原稿に存在する色を特定し、その特定の結果に基づいて原稿に適したトナーセーブ処理を行なうことを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、画像データを蓄積・記憶してから出力する出力部を複数有する画像処理装置であって、原稿の画像を読み取って画像データ化する入力手段と、前記入力手段によって入力された画像データに基づいて前記原稿が特定の色のカラー原稿であるか否かの色判定を行う色判定手段と、前記入力手段によって入力された画像データを出力する機器に合わせて処理する画像処理手段と、前記入力手段によって読み取られた画像データを蓄積する記憶手段と、前記記憶手段に蓄積された画像データを出力する出力手段と、を備え、前記色判定手段の判定結果に基づいてトナーセーブ処理の実行の有無を決定する画像処理装置である。
また請求項2記載の発明は、請求項1に記載の装置において、前記色判定手段の判定結果に基づいて前記色判定に使用される色以外の色のトナーのトナーセーブ処理を実行することを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、請求項1に記載の装置において、前記色判定手段の判定結果に基づいて前記トナーセーブは、特定の色版のみのトナーセーブ処理を実行することを特徴とする。
また請求項4記載の発明は、原稿の画像を読み取って画像データ化する工程と、前記画像データに基づいて前記原稿が特定の色のカラー原稿であるか否かの色判定を行う工程と、前記画像データを出力する機器に合わせて処理する工程と、前記画像データを一旦蓄積する工程と、前記蓄積した画像データを前記機器に出力する工程と、を備え、さらに前記色判定結果に基づいてトナーセーブ処理の実行の有無を決定する処理実行判断工程を備えるトナーセーブ方法である。
また請求項5記載の発明は、請求項4に記載の方法において、前記トナーセーブ処理は、当該色判定の色以外の色のトナーセーブ処理であることを特徴とする。
また請求項6記載の発明は、請求項4に記載の方法において、前記トナーセーブ処理は、特定の色版のみのトナーセーブ処理であることを特徴とする。
本発明によれば、サプライ品によるコストの削減と画像品質の保持とのバランスを保った上で、原稿に適したトナーセーブ処理を実行することが可能となる。
以下に、本発明の実施形態に係る画像処理装置およびトナーセーブ方法を、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種種の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るフルカラーの複写機の構成を示すブロック構成図である。本実施形態に係る画像形成装置では、CMYKの蓄積方式を採用している。同図を用いて、コピー時の画像データの流れについて説明する。なお、以下の説明で使用する数値等は、説明上の単なる例示であり、本発明では、これらの数値等には、何ら限定されない。
原稿を読み取る場合、読み取りユニット1にセットされた原稿を読み取り、RGBに色分解された600dpi各色8ビットの画像データとしてスキャナ補正部2に送られる。このスキャナ補正部2で、スキャナで読取った画像データを600dpi各色8ビットとしたが、これに限られない。図2に示すように、スキャナ補正部2ではスキャナγ処理201と、フィルタ処理202と、色補正処理203と、変倍処理204とが行われる。600dpiの8ビットRGBの色信号は、フィルタ処理でエッジが強調され、絵柄部は平滑化され、色補正処理により600dpiの8ビットのCMYK(色)信号へと変換される。コピーのモードがモノクロモードの時にはKデータのみが有用なデータとなる。
またこれと並行して、ACS判定も行われる。これには各種画像処理前のスキャナ画像データを用いて、どの色が画像データ内に存在するのか判定を行う。この判定の詳細については後述する。
変倍後の600dpi各色8ビットのCMYK画像データは固定長の非可逆圧縮器(固定長多値圧縮器)3によって各色2ビットの画像データに変換される。固定長多値圧縮器3の出力は汎用バスI/Fにつながっており、非可逆圧縮後の600dpi2ビットのCMYK画像データは、汎用バスI/Fを通ってプリンタコントローラ部5に送られる。コピーのモードがモノクロモードの時には前述の通りKデータのみ有用なので、CMYのデータを捨ててKのみを転送するようにしても良い。その場合には蓄積時のデータサイズを1/4にすることが可能となる。プリンタコントローラは各色毎に独立したメモリ(たとえば半導体メモリ)6(6M〜6Y)を持ち、送られたデータを蓄積するようになっている。
プリンタコントローラ5は蓄積した画像データの属性情報を収めた属性データも保持する。例えば、画像の解像度、文字や写真、カラーやモノクロといった画質モード、紙サイズや印刷枚数などの情報が挙げられる。
蓄積された画像データと属性データは随時大容量の記憶装置であるハードディスクHDD7に書き込まれる。これはプリントアウト時に用紙が詰まり、出力が正常に終了しなかった場合でも再び原稿を読み直す手間を省略でき、また、複数の原稿画像データを並べ替える電子ソートを行うなどのためである。本実施形態では、読み取った原稿を蓄積しておき、必要なときに再出力する機能が追加されている画像形成装置であってもよい。
なお本実施形態では、CMYK画像データに対し非可逆の圧縮を施すとしたが、汎用バスI/Fの帯域が十分に広く、蓄積するHDDの容量が大きければ非圧縮の状態でデータを扱っても良い。このようにすると非可逆な圧縮による画像劣化を防ぐことが出来る。また、可逆な圧縮方式を使っても良いが、その場合にはブロック圧縮後の符号長が一定にならないため、ブロックごとに画像を回転しにくくなり、多くの場合、外部に回転用のメモリを必要とする可能性がある。
出力する場合はHDD7内の600dpi 2ビットのCMYK圧縮画像データは、一旦半導体メモリに展開され、次に汎用バスを通りプロッタエンジン部に送られる。エンジン部の固定長多値伸張器(固定長の非圧縮伸張器)8により、再び8ビットのCMYK画像データへと変換される。このデータは図3に示すようなプリンタ補正部9に送られ、トナーセーブ部901でコントローラ5の指示により必要に応じて出力時のトナー量が少なくなるようにCMYK出力値を抑える。プリンタ補正部ではCMYKの各色に対してプリンタγ補正902を行ったのち、書き込みユニット(GAVD)10および作像ユニット11にあわせた中間調処理を施して、転写紙に出力される。
トナーセーブ部901はいくつかの実装形態が考えられるが、本実施形態ではCMYKそれぞれの色毎に用意されたLUT(Look Up Table)を用いている。なお、LUT以外のものを採用することも可能である。
図4は、本発明の実施形態に係るフルカラーの複写機の構成を示すブロック構成図である。本実施形態に係る画像形成装置は、CMYKの蓄積方式を採用する。同図を用いて、スキャナ配信時の画像データの流れについて説明する。なお、図1に示した実施形態と比較すると、HDDに蓄積されるまでの画像データの流れは同様であるため、HDD7に蓄積されるまでの説明は省略する。
HDD内の600dpi2ビットのCMYK圧縮画像データはそのままの蓄積形式で一旦半導体メモリ6に展開され、圧縮伸張ブロック12で圧縮されたCMYKデータを伸張する。圧縮伸張ブロック12は複数のアルゴリズムの圧縮伸張器を備えており、プリンタコントローラ5がHDD7に記録された蓄積形式についての情報を読み出し、使用するアルゴリズムを指示し、データ伸張を行う。これにより、600dpi2ビットのCMYK圧縮画像データは600dpi8ビットのCMYK画像データに復号される。もし該当するアルゴリズムが存在しない場合には、HDD7はプリンタコントローラ5にエラーとして返す。この場合はバックアップデータを書き戻すことは出来ない。
この圧縮伸張ブロックはDSP(Digital Signal Processor)などでプログラマブルにしておくと、より自由度が広がる。機器のファームウェアにコードを埋め込んで、使う時に用いてもいいし、また必要に応じてネットワークから該当のコードをダウンロードすることもできる。
伸張された600dpi8ビットCMYK画像データは画像フォーマット変換ユニット13に出力され、各種処理が行われる。HDD7の蓄積形式600dpi8ビットCMYKから、配信で使用する画像形式200dpi8ビットRGBへとデータが変換されることになる。
図5は、本発明の実施形態に係る画像フォーマット変換ユニット13の構成例を示すブロック図である。色空間の変換を行う色変換回路1301と、画像の解像度変換を行う解像度変換回路1302と、フィルタ処理を行うフィルタ処理回路1303と、γ処理を行うγ処理回路1304、中間調処理を行う中間調処理回路1305から構成されている。
伸張された600dpi8ビットのCMYK画像データは、色変換回路1301によって、スキャナ配信での色空間である600dpi8ビットのRGB画像データへと変換される。変換された600dpiのRGB画像データは、解像度変換回路1302でスキャナ配信で設定された解像度である200dpiの8ビットRGBの画像データへと解像度変換が行われる。なお、解像度や色空間はここで示した例にこだわることは無く(一般的にスキャナ配信においては解像度を低くし、ファイルサイズが小さいことが望まれる)、任意の解像度やsRGB・YUV・グレイスケールといった色空間であってもかまわない。
これ以降のフィルタ処理、γ処理、中間調処理についてはユーザの設定に応じて行われる。ここでは特に加工することなく、処理を行わずにスルー(通過)する。このようにして、蓄積された600dpi8ビットのCMYKデータから、スキャナ配信向けの200dpi8ビットのRGBデータに変換される。
本体内部の200dpi8ビットRGBへと変換された画像データは、再び圧縮伸張ブロック12で出力フォーマットに応じた圧縮処理が行われ、一旦半導体メモリ6に展開された後、JPEG(Joint Photographic Image Experts Group)、TIFF(Tagged Image File Format)、BMP(Bit MaP)形式等への汎用画像フォーマットに整えられ、NIC(Network Interface Controller:ネットワークインターフェースコントーラ)を通して外部PCに配信される。
図6は、本発明の実施形態に係るCMYKの蓄積方式を採用するフルカラーの複写機の構成を示す図である。FAX配信時の画像データの流れについて説明したブロック図でもある。なお、図1及び図4に示した実施形態と比較すると、HDDに蓄積されるまでの画像データの流れは同様であるため、HDD7に蓄積されるまでの説明は省略する。
HDD内の600dpi2ビットのCMYK圧縮画像データはそのままの蓄積形式で一旦半導体メモリ6に展開されて保存され、圧縮伸張ブロック12で圧縮されたCMYKデータを伸張する。圧縮伸張ブロック12は複数のアルゴリズムの圧縮伸張器を備えており、プリンタコントローラ5がHDD7に記録された蓄積形式の情報を読み出し、使用するアルゴリズムを指示し、データ伸張を行う。
これにより、600dpi2ビットのCMYK圧縮画像データは600dpi8ビットのCMYK画像データに復号される。もし該当するアルゴリズムが存在しない場合には、プリンタコントローラにエラーとして返す。この場合にはバックアップデータを書き戻すことは出来ない。
この圧縮伸張ブロック12は前記同様にDSPなどでプログラマブルにしておくとより自由度が広がり、また機器のファームウェアにコードを埋込み、またネットワークから該当のコードをダウンロードするなど同様に可能である。
伸張された600dpi8ビットCMYK画像データは画像フォーマット変換ユニット13に出力され、各種処理が行われる。HDD7の蓄積形式600dpi8ビットCMYKから、たとえばFAX配信で使用する画像形式200dpi1ビットモノクロ二値へとデータが変換されることになる。
図5を用いて再び画像フォーマット変換ユニットの動きを説明する。伸張された600dpi8ビットのCMYK画像データは色変換回路1301によって、実際にFAX配信での色空間である600dpi8ビットのグレイスケール画像データへと変換される。変換された600dpiのグレイスケール画像データは解像度変換回路1302でスキャナ配信で設定された解像度である200dpiの8ビットグレイスケールの画像データへと解像度変換が行われる。なお、解像度や色空間はここで示した例にこだわることは特に無く、たとえばFAX配信においては解像度を低くし、ファイルサイズを小さくしたり、任意の解像度やsRGB・YUV・グレイスケールといった色空間でも採用できる。
これ以降のフィルタ処理、γ処理、中間調処理については、FAX配信に適した処理が行われる。すなわち、文字の判読性を上げるために、エッジを強調するフィルタをかけ、γ特性を調整し、中間調処理で誤差拡散処理を行う。このようにして、蓄積された600dpi8ビットのCMYKデータから、FAX配信向けの200dpi1ビットのグレイスケールデータに変換される。
200dpi1ビットグレイスケールへと変換された画像データは、再び圧縮伸張ブロック12で出力フォーマットに応じた圧縮処理(FAXではMH(Modified Hoffman)/MR(Modified Read)/MMR(Modified Modified Read)など)が行われ、一度半導体メモリに展開された後、TIFF形式への汎用画像フォーマットに整えられ、FAXコントローラを通して公衆回線に配信される。
次に、図2で示したACS判定部について説明する。図7は、本発明の実施形態に係るACS判定部205の構成例を示した図であり、原稿中に存在する色を判定する。判定する色はRGBCMYとしているが、特にこれに限るものではない。色判定部はRGBCMYを検出するためのブロックである。この色判定部は、同図に示すように色相分割部2051と、色相分割部の出力CMYWをそれぞれ5ライン蓄えるラインメモリと入力画像データの色画素ブロックを判定して、RGBCMYを判定する色画素判定部2052とから構成されている。
上記色相分割部2051は、入力されるRGB画像データを色相分割によりRGBCMYK+ACS用Wの信号に分離し、さらに色画素判定用の白画素を抽出する。色相分割の例としては、それぞれの色の境界を求めて、RGBの最大値と最小値の差をRGB差と定義して、以下のようにする。なお、ここではRGBデータは数字が大きくなると黒が強くなるものとする。
1. R-Y色相境界(ry) R - 2*G + B > 0 ? 1 : 0
2. Y-G色相境界(yg) 11*R - 8*G - 3*B > 0 ? 1 : 0
3. G-C色相境界(gc) R - 5*G + 4*B < 0 ? 1 : 0
4. C-B色相境界(cb) 8*R - 14*G + 6*B < 0 ? 1 : 0
5. B-M色相境界(bm) 9*R - 2*G - 7*B < 0 ? 1 : 0
6. M-R色相境界(mr) R + 5*G - 6*B < 0 ? 1 : 0
7. ACS用W画素判定
(R < thw) & (G < thw) & (B < thw)ならば、y = m = c = 0とする。
8. Y画素判定
(ry == 1) & (yg == 0) & (RGB差 > thy)ならば、
y = 1, m = c = 0とする。
9. G画素判定
(yg == 1) & (gc == 0) & (RGB差 > thg)ならば、
c = y = 1, m = 0とする。
10. C画素判定
(gc == 1) & (cb == 0) & (RGB差 > thc)ならば、
c = 1, m = y = 0とする。
11. B画素判定
(cb == 1) & (bm == 0) & (RGB差 > thb)ならば、
m = c = 1, y = 0とする。
12. M画素判定
(bm == 1) & (mr == 0) & (RGB差 > thm)ならば、
m = 1, y = c = 0とする。
13. R画素判定
(mr == 1) & (ry == 0) & (RGB差 > thr)ならば、
y = m = 1, c = 0とする。
14. K画素判定
上記7-13に該当しないとき、y = m = c = 1とする。
ここで、上記7-14の優先順位は数の小さい方を優先する。thwa, thy, thm, thc, thr, thg, thbは色判定動作前に決まる閾値である。また、RGB差とは、1画素内のRGB画像データ間における最大値と最小値の差である。
出力信号として、cmyを合わせて3ビットで出力する。つまり、3ビットでCMYRGBKWの8色を表している。ここで色相毎に閾値を変えているのは色相領域毎に有彩色となる範囲が異なるため、色相領域に応じた閾値を決定する必要があるためである。なお、色相分割部2051の構成は説明するための一例であり、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方式を用いても良い。
色相分割部2051の出力cmyは、それぞれラインメモリに5ライン蓄えられ、色画素判定部2052に入力される。図8は図7に示した色画素判定部2052の構成を示す一例で、カウント部20510と、色画素判定部20511と、ブロック化部20512と、密度化部20513と、RGBCMYの総合カウント部20514から構成される。
カウント部20510では、ラインメモリからの5ライン分のcmyデータが入力され、画素(c,m,y)を5x5のブロック内におけるそれぞれの数をカウントし(カウントした数をそれぞれnc,nm,nyとする)、次の色画素判定部20511へと送られる。色画素判定部20511では、以下の条件によって注目画素の色を判定する。
1. (min(nc, nm, ny) < tha_w) W判定
2. (nc > tha_c1) & (nc - max(nm, ny) > th_c2) C判定
3. (nm > tha_m1) & (nm - max(ny, nc) > th_m2) M判定
4. (ny > tha_y1) & (ny - max(nc, nm) > th_y2) Y判定
5. (nm > tha_r1) & (ny > tha_r1) & (min(nm, ny)- nc > th_r2) R判定
6. (ny > tha_g1) & (nc > tha_g1) & (min(ny, nc)- nm > th_g2) G判定
7. (nc > tha_b1) & (nm > tha_b1) & (min(nc, nm)- ny > th_b2) B判定
8. 上記1-7に該当しないとき K判定
ここで、上記1-8の優先順位は数の小さい方を優先する。なお、tha_w, tha_c1, tha_c2, tha_m1, tha_m2, tha_y1, tha_y2, tha_r1, tha_r2, tha_g1, tha_g2, tha_b1, tha_b2は色判定前にあらかじめ設定する閾値である。
この結果、RGBCMYKのいずれかの色であるという判定が得られた場合、判定された色のみがHigh、それ以外はLowとして、後段のブロック化部20512へと送られる。また、W判定となった場合はいずれの色にも該当せず、全てLowとしてブロック化部20512へと送られる。
ブロック化部20512は、色画素判定部20511のRGBCMYKそれぞれの判定出力をブロック化する。ここで、ブロック化とは、4x4のマトリックスにおいて、1画素以上の色画素がある場合には色画素ブロックとして出力するものである。従って、ブロック化部20512以降の処理は4x4を1ブロックとしてブロック単位で出力される。
密度化部20513は、ブロック化部20512の出力に対して孤立ブロックの除去のため、3x3ブロックの中のアクティブ条件が3個以上あり、かつ注目ブロックがアクティブならばアクティブブロックと判定して、判定結果をRGBCMYK各連続カウント部20514へと出力する。
RGBCMYK各連続カウント部20514では、それぞれの色に対して色画素ブロックの連続性をチェックし、RGBCMYKそれぞれの色を含む原稿かどうかを判断する。この結果は図示しないCPUに出力される。
図9のフローチャートを参照して、連続カウント部の色画素ブロックの連続性をカウントする動作を説明する。図9は連続カウント部の色画素ブロックの連続性をカウントする動作を説明するためのフローチャートである。MSは現在のラインの状態変数を示す配列を示し、SSは1ライン前の状態変数の配列を示し、Iは主走査の画素ブロック位置を示し、Thacsは連続性を判定する閾値を示し、MS[I]・SS[I]は連続カウント値を示す。なお、RGBCMYKと7種類の回路があるが、全て動作は同じように動くので説明を省略する。
まず、最初に注目画素ブロックが色画素ブロックであるか否かを判定し(ステップS100)、注目画素ブロックが色画素ブロックでない場合(ステップS100/No)には、MS[I] = 0とし(ステップS100→ステップS112)、次いでステップS105に移行する。一方、注目画素ブロックが色画素ブロックの場合(ステップS100/Yes)には、ステップS101に移行する。ステップS101ではMS[I] = Thacsであるか否かを判定する(ステップS101)。この判定の結果が真のとき(ステップS101/Yes)、色原稿と判定する(ステップS113)。
また、MS[I] = Thacsでない(ステップS101/No)場合には、MS[I] ≦ SS[I+1](右上のブロック)であるか否かを判定し(ステップS102)、MS[I] ≦ SS[I+1]であると判定した(ステップS102/Yes)場合にはステップS107に移行する。一方、ステップS102において、MS[I] ≦ SS[I+1]でないと判定した(ステップS102/No)場合には、ステップS103に移行する。
ステップS107では、SS[I](上のブロック)= 0であるか否かを判定する。この判定結果がSS[I] = 0でない(ステップS107/No)場合には、MS[I] = SS[I+1]とする(ステップS108)。すなわち、注目画素ブロックの連続カウント値を右上の画素ブロックの連続カウント値としてステップS103に移行する。他方SS[I] = 0(ステップS107/Yes)の場合には、ステップS109でSS[I-1](左上のブロック) = 0であるか否かを判定し、SS[I-1] = 0でない(ステップS109/No)場合には、同様にステップS108へと移行する。
さらに、ステップS109でSS[I-1] = 0である場合には、MS[I-1](左のブロック) = 0であるか否かを判定する(ステップS110)。この判定の結果、MS[I-1] = 0である(ステップS110/Yes)場合には、MS[I] = SS[I+1]+1とする(ステップS111)。すなわち、注目画素ブロックの連続カウント値を右上の画素ブロックの連続カウント値を+1し、ステップS103に移行する。他方、ステップS110でMS[I-1] = 0でない(ステップS110/No)場合には、ステップS108に移行する。
ステップS103では、MS[I-1](左のブロック) = MAX (MS[I-1], S[I-1], S[I])とし、注目画素ブロックの左・左上・上の画素ブロックのうち最大となる連続カウント値を注目画素ブロックの左の画素ブロックにおける連続カウント値とする。続いて、MS[I] ≦ MS[I-1]であるか否かを判定する(ステップS104)。すなわち、注目画素ブロックの連続カウント値が左の画素ブロックの連続カウント値以下であるか否かを判定する。この判定の結果、MS[I] ≦ MS[I-1]でないと判定された(ステップS104/No)場合には、ステップS105に移行する。一方、MS[I] ≦ MS[I-1]であると判定された(ステップS104/Yes)場合には、MS[I] = MS[I-1]+1とした後(ステップS106)、ステップS105に移行する。ステップS105ではI = I+1として次の画素ブロックにおける連続カウント値の検出が行われる。
上記フローでは、注目画素ブロックが色画素ブロックの場合に、左・上・左上の画素ブロックの連続カウント値が全て0のときには右上の画素ブロックの連続カウント値を+1してカウントし、他方、注目画素ブロックが色画素ブロックの場合に、左・上・左上の画素ブロックの連続カウント値がどれか0以外の場合には、右上の画素ブロックの連続カウント値をそのまま保持する。そして、上記隣接画素ブロック(周辺の左・上・左上・右上)の連続カウント値の最大値を注目画素ブロック(現在の画素ブロック)の連続カウント値とする。ただし、注目画素ブロックが色画素ブロックではない場合、連続カウント値をクリアして0にする。すなわち、連続カウント値はほぼ縦の線分と横の線分の和となる。この連続カウント値が、ある閾値(Thacs)に達したとき、特定の色原稿と判断する。なお、右上の画素ブロックの連続カウント値を他と異なる扱いにしているのは、二重カウントを防ぐためである。
以上説明したように、本実施の形態において、各色連続カウント部は、1ライン前の画素ブロック(注目画素ブロックに対して左上・上・右上の画素ブロック)における色画素ブロックの連続カウント値を参照して、注目画素ブロックにおける色画素ブロックの連続カウント値を算出し、算出した注目画素ブロックにおける色画素ブロックの連続カウント値が閾値以上の場合に特定の色を用いた原稿と判定することとしているため、正確に特定色の原稿か否かを判定することが可能となっている。加えて、小さな領域で誤判定しても正確に特定色の原稿か否かを判定することが出来る。
さらに、従来のACSでは単にモノクロかカラーかしか判定できなかったが、RGBCMYKと独立に色原稿であるか否かを判定するため、何色を使ったカラーか?という問いに対しても判断が可能となる。
また、本実施形態ではRGBデータに対する構成例を示したが、RGBデータに限定されるものではなく、例えば輝度色差の系(Lab色空間)などに対して色相判定するようにしても良い。
ACS判定部で判定したRGBCMYKの各色判定結果は、それぞれの色によりトナーセーブのON/OFF、さらにはトナーセーブの方法、適用する色版をする。その一例を以下に示す。
ACSであり、かつ、トナーセーブモードにおいて、ACSの判定結果がCMYKの全作像色を使うフルカラーであったとき、図10(a)のようなシャドウを緩やかに圧縮するような変換テーブルを用いる。これにより、階調性のような画質を重視するフルカラーの出力において、階調性の低下を抑えつつ、トナーをセーブすることが出来る。
ACS、かつ、トナーセーブモードにおいて、ACSの判定結果がRGBCMY、すなわちシングルカラーの時には図10(b)のような変換テーブルを用いる。図10(b)の変換テーブルはシャドウ側を飽和させて階調を潰してしまうが、文字原稿などのコントラストの低下を抑えつつ、トナーをセーブすることが出来る。
ACS、かつ、トナーセーブモードにおいて、ACSの判定結果がKのみ、すなわちモノクロの時には原稿の情報量を重視、かつ単一版でそれほどトナー消費が多くないこともあり、トナーセーブは行わない。これにはトナーセーブ部をスルーにするか、リニアな変換テーブルをセットすることにより対応することができる。
ACS、かつ、トナーセーブのモードにおいて、ACSの判定結果がRGBCMYいずれか一色に加えてK、すなわち黒を含む二色カラーの時、K版には情報量重視でスルー(通過)とし、付随するRGBCMYいずれかの色版については図10(b)のコントラスト重視のトナーセーブ処理を行う。これにより、黒文字などの情報はそのままに、色版のみ二色カラーの特徴を保持しながらトナーをセーブすることが出来る。
以上説明してきたように、本実施形態では、ACSによる判定結果に応じて適切なトナーセーブ処理を自動的に適用することが可能となる。なお各判定結果によるトナーセーブ処理の有無、また適用する処理方法については上記した範囲に限るものではなく、ユーザの希望に応じて任意に適用することが出来る。
例えば、一番原稿として用意されるのが、モノクロが多いと考えられる考え方から積極的にモノクロ原稿と判定されたときにトナーセーブを行うという場合もある。その場合には、図10(a)のような変換テーブルによりトナーセーブを行うと良い。
また本発明に係る他の実施形態として、ユーザが自分でどのケースにはどの処理を適用できるのか設定可能とすることができる。さらに、ユーザ自身で好みの変換テーブルを設定可能とすることもできる。
以上、本発明の実施形態として、CMYKでの蓄積方式を採用するフルカラーの複合機の構成例を用いて説明してきた。続く図11〜15では、RGBの蓄積方式を用い、この方式でも同様に構成することが出来ることを説明する。図11、14および15は、RGBの蓄積方式を採用するフルカラーの複合機の構成を示す一例で、これまで説明してきたCMYKによる画像蓄積に替えて、RGBによる蓄積を行う場合のフルカラー複合機におけるコピー時・スキャナ配信時・FAX配信時の画像データの流れについて説明したブロック図である。
基本的な動作は、CMYK蓄積方式を採用した構成例と同様である。その他は、それぞれ図1、4および6に示す実施形態と原則的には同一である。異なるのはCMYK蓄積からRGB蓄積へと変化したことにより、図2のスキャナ補正回路にあった色補正回路が、プリンタ補正回路に変わった点である(図12および13参照)。これ以外の動作は図1、4および6に示す実施形態に準じているため、省略する。
以上、上記実施形態により、複数の色判定手段の結果に応じて原稿に存在する色を特定した結果に基づいてトナーセーブ処理を行うか切替えることができる。
また、上記実施形態により、複数の色判定手段の結果に応じて原稿に存在する色を特定した結果に基づいてトナーセーブ処理を切替えることができる。
また、上記実施形態により、複数の色判定手段の結果に応じて原稿に存在する色を特定した結果に基づいて特定の色版のみトナーセーブ処理を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種種変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るCMYK蓄積を行うフルカラーデジタル複合機の構成を示す概略ブロックとコピー時における画像データの流れを示した図である。 本発明の実施形態に係るスキャナ補正部のブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリンタ補正部のブロック図である。 本発明の実施形態に係るCMYK蓄積を行うフルカラーデジタル複合機の構成を示す概略ブロックとスキャナ配信時における画像データの流れを示した図である。 本発明の実施形態に係る画像フォーマット変換部のブロック図である。 本発明の実施形態に係るCMYK蓄積を行うフルカラーデジタル複合機の構成を示す概略ブロックとFAX配信時における画像データの流れを示した図である。 本発明の実施形態に係るACS判定部の構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る色画素判定部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る色画素ブロックの連続性をカウントする処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るトナーセーブを行う時の変換テーブルの構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係るRGB蓄積を行うフルカラーデジタル複合機の構成を示す概略ブロックの一例とコピー時における画像データの流れを示した図である。 本発明の実施形態に係るスキャナ補正部のブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリンタ補正部のブロック図である。 本発明の実施形態に係るRGB蓄積を行うフルカラーデジタル複合機の構成を示す概略ブロックとスキャナ配信時における画像データの流れを示した図である。 本発明の実施形態に係るRGB蓄積を行うフルカラーデジタル複合機の構成を示す概略ブロックとFAX配信時における画像データの流れを示した図である。
符号の説明
1 読み取りユニット
2 スキャナ補正部
3 固定長多値圧縮器
5 プリンタコントローラ
6 記憶手段(半導体メモリ)
7 HDD
8 固定長多値伸張器
9 プリンタ補正部
10 GAVD
11 作像ユニット
12 圧縮伸張ブロック
13 画像フォーマット変換ユニット

Claims (6)

  1. 画像データを蓄積・記憶してから出力する出力部を複数有する画像処理装置であって、
    原稿の画像を読み取って画像データ化する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された画像データに基づいて前記原稿が特定の色のカラー原稿であるか否かの色判定を行う色判定手段と、
    前記入力手段によって入力された画像データを出力する機器に合わせて処理する画像処理手段と、
    前記入力手段によって読み取られた画像データを蓄積する記憶手段と、
    前記記憶手段に蓄積された画像データを出力する出力手段と、を備え、
    前記色判定手段の判定結果に基づいてトナーセーブ処理の実行の有無を決定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記色判定手段の判定結果に基づいて前記色判定に使用される色以外の色のトナーのトナーセーブ処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記色判定手段の判定結果に基づいて前記トナーセーブは、特定の色版のみのトナーセーブ処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 原稿の画像を読み取って画像データ化する工程と、
    前記画像データに基づいて前記原稿が特定の色のカラー原稿であるか否かの色判定を行う工程と、
    前記画像データを出力する機器に合わせて処理する工程と、
    前記画像データを一旦蓄積する工程と、
    前記蓄積した画像データを前記機器に出力する工程と、を備え、
    さらに前記色判定結果に基づいてトナーセーブ処理の実行の有無を決定する処理実行判断工程を備えることを特徴とするトナーセーブ方法。
  5. 前記トナーセーブ処理は、当該色判定の色以外の色のトナーセーブ処理であることを特徴とする請求項4に記載のトナーセーブ方法。
  6. 前記トナーセーブ処理は、特定の色版のみのトナーセーブ処理であることを特徴とする請求項4に記載のトナーセーブ方法。
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