JP2007113589A - 電動式圧縮機 - Google Patents

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暁 斎藤
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Abstract

【課題】シャフトの軸受けの潤滑性を改善した電動式圧縮機を提供することにある。
【解決手段】ガス圧縮部19と、電動モータ35と、モータの駆動力をガス圧縮部に伝達するためのシャフト31とを密閉容器15に内蔵する。密閉容器には、シャフトの一端を軸受け34を介して支持した筒状ボス部33を設ける。筒状ボス部の周壁には内外に貫通する孔45を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリー等からの電源供給を受けて駆動されるモータを有する電動式圧縮機に関する。この種の電動式圧縮機は、車載用エアコンディショナーにおいて冷媒を圧縮するための圧縮機として使用可能である。
例えば特許文献1には、密閉容器内に、ガス圧縮部と、電動モータと、前記モータの駆動力を前記ガス圧縮部に伝達するためのシャフトとを内蔵した電動式圧縮機が開示されている。その電動式圧縮機においては、密閉容器に、シャフトの一端を軸受けした軸受けを収容する筒状ボス部を設けている。この結果、シャフトの軸受けは閉鎖空間に配置されている。
上述したようにシャフトの軸受けが閉鎖空間に配置されると、軸受けの潤滑が不十分になる虞がある。
特開平8−105392号公報
それ故に本発明の課題は、シャフトの軸受けの潤滑性を改善した電動式圧縮機を提供することにある。
本発明の他の課題は、シャフトの軸受けを収容した筒状ボス部に隣接して放熱フィンを備えた場合の放熱性を改善した電動式圧縮機を提供することにある。
本発明によれば、ガス圧縮部と、電動モータと、前記モータの駆動力を前記ガス圧縮部に伝達するためのシャフトとを密閉容器に内蔵し、前記密閉容器は、前記シャフトの一端を軸受けを介して支持した筒状ボス部を有する電動式圧縮機において、前記筒状ボス部の周壁に内外に貫通する孔を設けたことを特徴とする電動式圧縮機が得られる。
前記密閉容器は、前記孔に径方向で対向した位置に、ガスを吸入するための吸入口を有してもよい。
前記孔の孔軸は軸方向に対し斜めにのびていてもよい。
前記筒状ボス部に隣接して放熱フィンを備えていてもよい。
本発明によれば、シャフトの軸受けの潤滑性を改善した電動式圧縮機を提供することができる。その上、シャフトの軸受けを収容した筒状ボス部に隣接して放熱フィンを備えた場合の放熱性も改善される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電動式圧縮機を示す縦断面図である。図1の電動式圧縮機は、吐出ハウジング11と、中間ハウジング12と、吸入ハウジング13とを備えている。吐出ハウジング11と中間ハウジング12と吸入ハウジング13はいずれも金属材料より作られ、ボルト14a,14bによって互いに連結されて密閉容器15を構成している。
吐出ハウジング11は、端面に吐出ポート16を備えている。吐出ハウジング11内には、この吐出ハウジング11に固定された固定スクロール部材17と、これに対向した可動スクロール部材18とが配置され、これらの固定及び可動スクロール部材17,18によって、ガス冷媒を圧縮するガス圧縮部19が構成されている。
固定スクロール部材17は、底板21と、この底板21の一面に設けられた渦巻体22と、この底板21の他面に設けられた固定部23とを備えている。固定部23は、ネジ24によって、吐出ハウジング11の端壁に固定されている。
可動スクロール部材18は、底板26と、この底板26の一面に設けられた渦巻体27と、この底板27の他面側から円筒状に突出したボス部28とを備えている。ボス部28の周囲の底板26面と中間ハウジング12の一端との間には、可動スクロール部材18の自転を阻止して旋回運動を可能にするEMカップリングからなる回転阻止機構29が設けられている。
中間ハウジング12内から吸入ハウジング13内にかけてのびたシャフト31が設けられている。シャフト31の一端31aは、吸入ハウジング13の端壁32から圧縮部19側に向かって突出した筒状ボス部33の内側に、ころがり軸受34を介して支持されている。
モータ(電動部)35は、中間ハウジング12及び吸入ハウジング13の内壁部に設けられたステータ36と、その周囲に設けられたコイル37と、ステータ36内に設けられ、シャフト31の周囲に、このシャフト31に固定して設けられたロータ38とを備えている。
シャフト31の他端には大径部31bが設けられ、ころがり軸受39を介して中間ハウジング12内に支持されている。この大径部31bの端部から突出して偏心ピン31cが設けられている。偏心ピン31cは、ボス部28に軸受け41を介して支持された偏心ブッシュ42内に挿通されている。
以上の構成は、従来技術による電動式圧縮機とほぼ同じである。
図1の電動圧縮機においては、さらに、密閉容器15内に冷媒ガスを吸入するための吸入ポート43を吸入ハウジング13の周壁44に設ける。一方、筒状ボス部33の周壁には、吸入ポート43に径方向で対向した位置に、内外を貫通する孔45を形成している。孔45の形成は、ドリルなどの工具を吸入ポート43を通して差し込むことにより、容易に可能である。なお、孔45の軸方向位置はころがり軸受け34よりも筒状ボス部33の根元寄りに選定されている。
この電動圧縮機の運転時には、冷媒ガスが吸入ポート43を通して吸入ハウジング13内に流入する。その際、吸入ポート43に対向した孔45を通して筒状ボス部33内にも冷媒ガスが積極的に流入するので、冷媒ガスに含まれた潤滑油がころがり軸受け34に供給され、これを好ましく潤滑する。吸入ハウジング13に流入した冷媒ガスは、さらに、モータ35のステータ36とロータ38との隙間やステータ36の外周部に設けたガス通路(図示せず)を通して中間ハウジング12の内部に流入する。冷媒ガスはさらに、ころがり軸受け39の隙間などを通して吐出ハウジング11の内部に流入し、回転阻止機構29の隙間を通してガス圧縮部19の周囲に到達し、ガス圧縮部19に取り込まれる。ころがり軸受け39や回転阻止機構29を冷媒ガスが通るとき、冷媒ガスに含まれた潤滑油がころがり軸受け39や回転阻止機構29に供給され、これらを潤滑する。
図2は本発明の第2の実施の形態に係る電動式圧縮機を示す縦断面図である。同様な部分については、同じ参照符号を付して説明を省略する。
図2の電動圧縮機においては、筒状ボス部33に形成した孔45の孔軸がシャフト31の軸心の方向、即ち、軸方向に対し斜めにのびている。しかも、孔45の孔軸が吸入ハウジング13の縁部13aにかかることのないように、軸方向に対する孔軸の傾斜角を選定している。このように傾斜した孔45は、ドリルなどの工具を吸入ハウジング13の縁部13aに触れること無く適用することにより、容易に形成できる。
この電動圧縮機においても、運転時には、冷媒ガスが吸入ポート43を通して吸入ハウジング13内に流入し、さらに、孔45を通して筒状ボス部33内にも流入するで、冷媒ガスに含まれた潤滑油がころがり軸受け34に供給され、これを好ましく潤滑することになる。
なお、孔45は筒状ボス部33の下面に形成されているが、上面や横面に形成されてもよく、またその数も任意に変更可能である。
図3は本発明の第2の実施の形態に係る電動式圧縮機を示す縦断面図である。同様な部分については、同じ参照符号を付して説明を省略する。
図3の電動圧縮機においては、吸入ハウジング13の端壁32の筒状ボス部33とは反対側に駆動回路46を備えている。この駆動回路46はモータ35を駆動するものであり、発熱する。そこで、比較的低温である吸入冷媒ガスにより放熱を促進するため、端壁32には筒状ボス部33に隣接して複数の放熱フィン47を備えている。図示例では、放熱フィン47の一つ(又は複数)は筒状ボス部33の内側にも設けられている。筒状ボス部33に形成した孔45の孔軸は、吸入ハウジング13の縁部13aや放熱フィン47にかかることのないように、軸方向に対して斜めにのびている。
この電動圧縮機においても、運転時には、冷媒ガスが吸入ポート43を通して吸入ハウジング13内に流入し、さらに、孔45を通して筒状ボス部33内にも流入するで、冷媒ガスに含まれた潤滑油がころがり軸受け34に供給され、これを好ましく潤滑することになる。その上、筒状ボス部33の内部に設けた放熱フィン47の放熱も冷媒ガスによって促進されるので、伝熱面積を広くすることができ、冷却能力の向上を図ることができる。
なお、孔45は筒状ボス部33の下面に形成されているが、上面や横面に形成されてもよく、またその数も任意に変更可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る電動式圧縮機を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電動式圧縮機を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電動式圧縮機を示す縦断面図である。
符号の説明
11 吐出ハウジング
12 中間ハウジング
13 吸入ハウジング
15 密閉容器
16 吐出ポート
17 固定スクロール部材
18 可動スクロール部材
19 ガス圧縮部
29 回転阻止機構
31 シャフト
32 端壁
33 筒状ボス部
34 ころがり軸受け
35 モータ(電動部)
36 ステータ
37 コイル
38 ロータ
39 ころがり軸受
41 軸受け
42 偏心ブッシュ
43 吸入ポート
44 周壁
45 孔
46 駆動回路
47 放熱フィン

Claims (4)

  1. ガス圧縮部と、電動モータと、前記モータの駆動力を前記ガス圧縮部に伝達するためのシャフトとを密閉容器に内蔵し、前記密閉容器は、前記シャフトの一端を軸受けを介して支持した筒状ボス部を有する電動式圧縮機において、前記筒状ボス部の周壁に内外に貫通する孔を設けたことを特徴とする電動式圧縮機。
  2. 前記密閉容器は、前記孔に径方向で対向した位置に、ガスを吸入するための吸入口を有する請求項1に記載の電動式圧縮機。
  3. 前記孔の孔軸は軸方向に対し斜めにのびている請求項1又は2に記載の電動式圧縮機。
  4. 前記筒状ボス部に隣接して放熱フィンを備えている請求項1−3のいずれかに記載の電動式圧縮機。
JP2007025572A 2007-02-05 2007-02-05 電動式圧縮機 Withdrawn JP2007113589A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101454244B1 (ko) * 2009-01-07 2014-10-23 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기 및 이를 적용한 냉동기기

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KR101454244B1 (ko) * 2009-01-07 2014-10-23 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기 및 이를 적용한 냉동기기

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