JP2007110544A - 予約管理装置及び予約管理装置の動作方法 - Google Patents

予約管理装置及び予約管理装置の動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】録画等の予約時に番組延長に備えて繰り下がり区間が補われる場合、利用者の気が付かないうち行なわれるので、予約の重複が発生しやすい。
【解決手段】予約情報と繰り下がり区間を示す情報とを格納しておき、新たな予約情報が入力された場合においては、既に格納されている予約情報の繰り下がり区間に、新たな予約情報の開始時刻が含まれるかどうか判断する。もしそうならば、新たな予約情報を優先させるか、既に格納されている予約情報を優先させるか、の選択結果を取得する予約管理装置及び予約管理装置の動作方法を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子番組表情報を取得して、録画や録音などの予約を管理するのに好適な予約管理装置及び予約管理装置の動作方法に関する。
野球中継、サッカー中継、相撲中継などのスポーツ番組は、予定された番組終了時刻になっても試合等が継続することが多々あり、番組の放送などの延長が行なわれ、番組の放送などの終了時刻の繰り下げが行なわれる場合が多い。この繰り下げに伴い、後続する番組の開始時刻、終了時刻も繰り下げられることになる。ただし、通常、このような繰り下げが行なわれるのは、翌日の午前5時までである。
このような番組の終了時刻の繰り下げに対応するために、ビデオ録画装置、DVD録画装置、HDD録画装置などによる番組の録画や録音(以下「録画等」という)の予約を管理する予約管理装置として、取得した電子番組表情報(通常、「EPG」などと呼ばれる)の所定の範囲の文字列を検索し、「延長」という単語が含まれている場合には、録画等の予約の終了時刻を繰り下げて設定を行なう予約管理装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。なお、このような予約管理装置は、通常は、ビデオ録画装置、DVD録画装置、HDD録画装置などの録画等を行なう装置の一部に組み込まれている場合が多い。
図1は、このような予約管理装置の機能ブロック図を例示する。予約管理装置100は、電子番組表情報取得部101を有する。「電子番組表情報取得部」101は、電子番組表情報を取得する。例えば、放送波とともにチューナで受信された情報から、電子番組表情報を取得する。そして、予約管理装置100は、電子番組表情報取得部101により取得された電子番組表情報に基づいて、番組の本来の終了時刻からその本来の終了時刻の繰り下げ時刻までの区間である繰り下がり区間を補い、番組の録画等の予約情報の管理を行なう。「電子番組表情報に基づいて」とは、上述したように、電子番組表情報の所定の範囲の文字列を検索し、「延長」という単語が含まれている場合に、繰り下がり区間を補うことをいう。
図2は、繰り下がり区間の補いについて説明するための図である。図2(A)において、予約管理装置の利用者が、電子番組表情報取得部で取得された電子番組表情報などを参照して、18時0分(以下、「1800」などのように表記する)から20時54分までの時間帯201に放送される野球放送の録画等の予約を行なったとする。この場合、予約管理装置は、電子番組表情報のその野球放送の所定の場所などに「延長」という単語が含まれていることを検索により検出し、野球放送が延長される可能性、すなわち、野球放送の本来の終了時刻が繰り下げられる可能性、を予測して、野球放送についての予約を示す予約情報を格納する場合には、1800から2054の時間帯202に、放送が延長されると予測される区間である所定の長さ、たとえば30分の長さ、の繰り下がり区間203を補い、1800から2124までの時間帯の録画等の予約情報を格納する。
図2(B)は、録画等の予約がされる番組に先行する番組の終了時刻が繰り下げられる可能性がある場合での、繰り下がり区間の補いについて説明している。すなわち、予約管理装置の利用者が、2200から2254までのドラマの録画等の予約を行なったとする。この場合、そのドラマと同じチャンネルに、1800から2054までを放送予定時間とする野球放送があり、電子番組表情報にその野球放送の所定の場所などに「延長」という単語が含まれていることが検出された場合には、ドラマの終了時刻が繰り下げられる可能性があることを予測して、予約情報を格納する場合には、2200から2254の時間区間206に30分の長さの繰り下がり区間207を補い、録画等の予約情報を格納する。
図2(C)は、終了時刻の繰り下がりが発生する番組とそれに後続する番組との予約がされる場合の繰り下がり区間の補いについて説明している。すなわち、予約管理装置の利用者が、1800から2054までの野球放送の録画等の予約を行なうと、電子番組表情報にその野球放送の所定の場所などに「延長」という単語が含まれていることが検出された場合には、その野球放送の本来の放送の時間帯210に繰り下がり区間211を補って予約情報を格納し、また、その野球放送と同じチャンネルに後続して放送される2200から2254までのドラマについての予約がされる場合には、本来の放送の時間帯212に繰り下がり区間213を補って予約情報を格納する。
特開2004−336683号公報
このように、繰り下がり区間が補われる場合には、予約管理装置の利用者の気が付かないうちに補われることが多く、予約が重複することが発生する。このため、予約管理装置によるエラー表示などが行なわれ、予約管理装置の利用者は、既に行なった予約か新たな予約をやりなおす必要に迫られることになる。この問題を解決する一つの方法としては、チューナ、エンコーダを録画等などのための装置に複数搭載し、同時録画を可能とすることが挙げられるが、開発コスト、部品コストがかさむ。また、繰り下がり区間を削除してしまうことも考えられるが、予約管理装置の利用者の望まない録画等がされ、使いづらい装置となってしまう。
本発明は、以上を背景にして想到されたものであり、繰り下がり区間を補って予約情報が管理される場合に、予約管理装置の利用者に予約の重複の回避の機会を与えることなどを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明では、予約情報と繰り下がり区間を示す情報とを格納しておき、新たな予約情報が入力された場合に、既に格納されている予約情報の繰り下がり区間に、新たな予約情報の開始時刻が含まれるときには、新たな予約情報を優先させるか、既に格納されている予約情報を優先させるか、の選択結果を取得する予約管理装置及び予約管理装置の動作方法を提供する。
また、新たな予約情報の繰り下がり区間に、既に格納されている予約情報の終了時刻が含まれる場合には、新たな予約情報を優先させるか、既に格納されている予約情報を優先させるか、の選択結果を取得する予約管理装置及び予約管理装置の動作方法を提供する。
このような予約管理装置及び予約管理装置の動作方法により、繰り下がり区間で予約の重複が発生したときに、利用者による選択の結果を取得するので、利用者の意図に従った録画等が行なわれることになり、課題が解決される。
また、先行する番組の録画等の予約の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がった場合には、後続する番組の録画等の予約の開始時刻を繰り上げるようになっていてもよい。
これにより、後続する番組の開始部分の録画がされないようになることを防止することができる。
また、先行する番組の録画等の予約の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がった場合には、後続する番組の録画等の予約の繰り下がり区間の終了時刻を繰り上げるようになっていてもよい。
これにより、後続する番組の録画等に伴う無駄な録画等の発生を防止することができる。
本発明により、録画等のための装置のコスト増を抑え、また、予約管理装置の利用者の意図に沿った録画等の予約を行なうことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を用いて実施形態として説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様において実施することが可能である。
(実施形態1)
実施形態1として、既に格納されている予約の繰り下がり区間に、新たな予約の開始時刻が含まれる場合に、新たな予約を優先するか、既に格納されている予約を優先するか、の選択結果を取得することができる予約管理装置などについて説明する。
(実施形態1:構成)
図3は、実施形態1に係る予約管理装置の機能ブロック図を例示する。予約管理装置300は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、を有する。
「電子番組表情報取得部」101は、先述したように、電子番組表情報を取得する。電子番組表情報は、予約管理装置が組み込まれる装置であって、配信される番組を録画等する装置のチューナなどにより、通信波や放送波などを受信して取得されるようになっていてもよいし、番組の配信とは異なる経路で取得されるようになっていてもよい。例えば、電話回線や光回線、無線LANなどを利用しインターネット経由で取得されるようになっていてもよい。また、電子番組表情報取得部101による電子番組表情報の取得の頻度は如何なるものであってもよい。例えば、電子番組表情報は一日に数回しか更新されず、それに伴い電子番組表情報の取得も一日に数回しかされないようになっていてもよい。
「予約情報格納部」301は、予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、を関連付けて格納する。「予約情報」とは、番組の録画等の予約を示す情報である。例えば、予約のチャンネル、日時、開始時刻、終了時刻を含む情報である。なお、主にテレビ放送を念頭に置いて「チャンネル」という語を用いたが、受信周波数、URLなど、番組の配信のソースを示す情報を、番組の配信の態様に応じて、チャンネルの代わりに用いることができる。「繰り下がり区間」とは、番組が延長などされる可能性があるために、電子番組表情報取得部101により取得された電子番組表情報に基づいて予約情報の表わす録画等の予約の開始時刻から終了時刻までの区間に補われる区間であって、番組の本来の終了時刻から延長などによるその本来の終了時刻の繰り下げ時刻までの区間である。繰り下がり区間を補う必要があるかどうかは、特許文献1にあるように、電子番組表情報の所定の範囲に「延長」という単語が検索されるかどうかにより判断される。また、その他の定められた単語が検索されるかどうかにより判断されてもよい。また、録画等の予約の時間区間が所定の時間帯に属するかどうかも考慮に入れて判断されてもよい。例えば、午後からゴールデンタイムの間に放送が開始される番組に関する電子番組表情報の所定の範囲に「延長」やその他定められた単語が検索されるようになっていてもよい。また、繰り下がり区間が補われるのは、1800から翌日500までの番組の録画等の予約であるようになっていてもよい。また、繰り下がり区間の長さは、電子番組表情報に含まれる番組延長の長さの指定を示す文字列(例えば、「最大延長」という文字列)の次の数字列に基づいて求めてもよいし、あらかじめ利用者が設定した長さであってもよい。
図4は、予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、が関連付けて格納されている状態を例示する。図4(A)においては、表形式で格納がされている。図4(A)の第1行目には、予約番号が2の予約情報として、5チャンネルについて、10月17日の1800から2054まで録画等の予約を示す予約情報が格納されている。また、繰り下がり区間を示す情報として、繰り下がり区間の終了時刻2124が格納されている。これにより、繰り下がり区間が2054から2124までであることがわかる。図4(B)は、リスト形式によって予約情報と繰り下がり区間とが関連付けて格納されている状態を例示する。リストの最初の要素には、予約番号が格納され、次の要素には、チャンネルが格納され、3番目の要素には、予約日が格納され、4番目の要素には、開始時刻が格納され、5番目の要素には、終了時刻が格納され、6番目の要素には、繰り下がりの終了時刻が格納されている。
なお、図4(A)(B)において、繰り下がりの終了時刻を終了時刻と同じ時刻にすることにより、繰り下がり区間が関連付けられていない予約情報を予約情報格納部に格納することができる。また、繰り下がりの終了時刻として、空値などの特別な値を格納することで、繰り下がり区間が関連付けられていないことを示したり、図4(B)では、6番目の要素を無くしたりすることにより、繰り下がり区間が関連付けられていないことを示してもよい。
「予約情報入力部」302は、新たな録画等の予約情報である新予約情報を入力する。例えば、テレビ受像機などのディスプレイを用いたグラフィカルユーザインターフェース(GUI)とリモコンなどのボタンなどの操作により新予約情報を入力する。もちろん、予約管理装置に備えられた液晶画面とボタンなどの操作などとを用いて新予約情報が入力されてもよい。
図5は、新予約情報を入力するGUIの一例を示す。この例では、地上波放送の9チャンネルの放送について、10月17日に、2100から2154までの新予約情報が入力されたことが示されている。なお、「延長設定」の欄には、繰り下がり区間が補われるかどうかが示される。また、このほかに、録画等の質を指定する欄があったり、録画等が行なわれる媒体を指定する欄などがあったりしてもよい。
「第一重複予約情報取得部」303は、第一の重複予約情報を取得する。ここに「第一の重複予約情報」とは、予約情報格納部301に格納されている予約情報である既予約情報であって、その既予約情報と関連付けられた繰り下がり区間に、新予約情報の開始時刻が含まれる予約情報である。「既予約情報と関連付けられた繰り下がり区間」とは、既予約情報と関連付けて予約情報格納部301に格納されている繰り下がり区間を示す情報により示される繰り下がり区間である。例えば、既予約情報を、図4において予約番号が2で示される予約情報であるとすると、その予約情報と関連付けられた繰り下がり区間は、2054から2124までの時間の区間となる。
例えば、図5のように2100から2154までの予約を表わす新予約情報が入力されると、この開始時刻2100は、2054から2124までの時間の区間に含まれるので、図4において予約番号が2で示される予約情報が第一の重複予約情報として取得される。
このように、第一の重複予約情報が第一重複予約情報取得部303により取得された場合には、その旨の表示等がGUIにより行なわれるのが好ましい。例えば、図6(A)に示すように、図5に例示されるように入力された新予約情報が既予約情報の繰り下がり区間と重複する旨を示すために、「登録済予約と重複しています」などという注意を示す語句などとともに、どのような内容の予約と重複しているかを示すようになっていてもよい。また、図6(B)のように、録画等の予約の時間帯をグラフィカルに表示するようになっていてもよい。これにより、既予約と新予約とがどのように重複しているかを容易に理解することができる。
なお、第一の重複予約情報が存在せず、第一重複予約情報取得部303により何らの第一の重複予約情報が取得されなかった場合には、通常の処理が行なわれる。例えば、新予約情報の登録が行なわれる。
「選択結果取得部」304は、第一重複予約情報取得部303で第一の重複予約情報が取得された場合に、前記新予約情報を優先させるか、前記第一の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する。ここに、「前記新予約情報」とは、予約情報入力部302に入力された新予約情報であり、「前記第一の重複予約情報」とは、第一重複予約情報取得部303で取得された第一の重複予約情報である。
例えば、図6(A)において、GUI上に「登録済予約を優先」という表示のエリア601と、「入力予約を優先」という表示のエリア602と、を表示し、どちらのエリアが選択されてリモコンなどのボタンが押下されたかを検出することにより、前記新予約情報を優先させるか、前記第一の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する。また、図6(B)において、エリア603とエリア604とのいずれが選択されて、リモコンなどのボタンが押下されたかを検出することにより、前記新予約情報を優先させるか、前記第一の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する。図6の場合には、エリア601あるいはエリア603が選択されてボタンが押下されると、前記第一の重複予約情報が優先されたことが選択されたとの結果が選択結果取得部304により取得がされる。これにより、新予約情報の入力がキャンセルされたり、新予約情報の開始時刻が、繰り下がり区間の終了時刻の2124以降に設定されたりするなどの処理がされる。また、エリア602あるいはエリア604が選択されてボタンが押下されると、前記新予約情報が優先されたことが選択されたとの結果が選択結果取得部304により取得がされる。これにより、第一の重複予約情報がキャンセルされたり、第一の重複予約情報に関連付けられている繰り下がり区間の終了時刻が、新予約情報の開始時刻以前に設定されたりするなどの処理がされる。
(実施形態1:処理の流れ)
図7は、本実施形態に係る予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。このフローチャートの処理の実行の前提として、予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、が関連付けて予約情報格納部に格納されているとする。例えば、予約管理装置がデジタル回路を用いて実現される場合には、半導体メモリやハードディスクなどに予約情報と繰り下がり区間を示す情報とが記憶される。
ステップS701において、新予約情報を入力する。この処理は、予約情報入力部302で行なわれ、予約管理装置の半導体メモリなどの記憶領域の所定の場所に新予約情報が記憶される。このとき、入力された新予約情報の繰り下がり区間が、電子番組表情報取得部101で取得された電子番組表情報に基づいて、補われるようになっていてもよい。ステップS702において、第一の重複予約情報を取得する。この処理は、第一重複予約情報取得部303により行なわれる。例えば、予約情報格納部301に格納されている予約情報と関連付けられている繰り下がり区間を示す情報を一つずつ読み出し、新予約情報の開始時刻が含まれるかどうかを判断し、もし、含まれていれば、そのときに読み出された繰り下がり区間を示す情報と関連付けられて格納されている予約情報が第一の重複予約情報となる。この第一の重複予約情報へのポインタなどが予約管理装置の半導体メモリなどの記憶領域の所定の場所に記憶される。
ステップS703において、ステップS702の処理により、第一の重複予約情報が取得されたかどうかを判断する。もし、取得されれば、ステップS704へ処理を移行させ、そうでなければステップS706へ処理を移行させる。ステップS704においては、新予約情報を優先させるか、第一の重複予約情報を優先させるかの選択の結果を取得する。例えば、図6に例示された画面を表示し、選択の結果を取得する。ステップS705において、選択の結果に応じた処理を行なう。例えば、予約のキャンセルや、開始時刻、繰り下がりの終了時刻の変更を行なう。ステップS706では、通常処理を行なう。例えば、新予約情報を格納する。
なお、本実施形態に係る予約管理装置をプログラムと計算機により実現することが可能であることは言うまでもない。すなわち、予約管理装置300を、計算機を用いて実現し、その計算機に各部を実現するモジュールを含むプログラムを動作させ、また、そのプログラムに図7に例示された処理を実行させる。また、そのようなプログラムを記憶媒体に格納することもできる。
(実施形態1:主な効果)
本実施形態により、既予約情報の繰り下がり区間で予約の重複が発生したときに、利用者による選択の結果を取得するので、利用者の意図に従った録画等が行なわれることになる。また、録画等を行なう装置に複数のチューナ、エンコーダを搭載する必要がなくなり、コストを抑えることができる。
(実施形態2)
実施形態2として、新たな予約の繰り下がり区間に、既に格納されている予約の開始時刻が含まれている場合に、新たな予約を優先するか、既に格納されている予約を優先するか、の選択結果を取得することができる予約管理装置などについて説明する。
(実施形態2:構成)
図8は、実施形態2に係る予約管理装置の機能ブロック図を例示する。予約管理装置800は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、を有する。なお、実施形態1と同じ定義が適用できたり同様の動作を行なったりする部には同じ符号を割り当てている。なお、予約管理装置を実装などする場合には、同じ符号が割り当てられている部であっても、異なる構造などになる場合がある。
電子番組表情報取得部101、予約情報格納部301、予約情報入力部302については、実施形態1と同じ定義になるので、説明は省略する。ただし、本実施形態で用いる例が実施形態1とは異なるので、それについて説明する。
図9は、予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、が関連付けて表形式で予約情報格納部301に格納されている状態を例示する。この例では、予約番号が8の予約情報として、9チャンネルについて、10月17日の2100から2154まで録画等の予約を示す予約情報が格納されている。また、繰り下がりの終了時刻が2154と、終了時刻と同じになっているので、この番組及びそれに先行する番号の終了時刻の繰り下がりはないことが示されている。
図10は、新予約情報を入力するGUIの一例を示す。この例では、地上波放送の5チャンネルの放送について、10月17日に、1800から2054までの新予約情報が入力されたことが示されている。また、「延長設定」の欄が「ON」になっているので、例えば、繰り下がり区間が存在することが電子番組表情報に基づいて検出されていることなどが示される。本実施形態において、繰り下がり区間の長さが30分であるとする。これにより、1800から2124までの録画等の予約を示す新予約情報が入力されることになる。
「第二重複予約情報取得部」801は、第二の重複予約情報を取得する。ここに「第二の重複予約情報」とは、予約情報格納部301に格納されている予約情報である既予約情報であって、前記新予約情報の繰り下がり区間にその既予約情報の開始時刻が含まれる予約情報である。本実施形態では、図9に例示された表の予約番号8の予約情報が第二の重複予約情報となる。
「選択結果取得部」304は、実施形態1で説明したのと同様の動作を行なうが、実施形態1との違いは、本実施形態での選択結果取得部304は、第二重複予約情報取得部801で第二重複予約情報が取得された場合に、前記新予約情報を優先させるか、前記第二の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得するようになっていることである。
(実施形態2:処理の流れ)
図11は、本実施形態に係る予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。このフローチャートの処理の実行の前提として、予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、が関連付けて予約情報格納部に格納されているとする。
ステップS1101において、新予約情報を入力する。この処理は、予約情報入力部302で行なわれる。このとき、入力された新予約情報の繰り下がり区間が、電子番組表情報取得部101で取得された電子番組表情報に基づいて、補われる。なお、繰り下がり区間が存在しない場合には、補われないか、又は、長さが0の繰り下がり区間が補われるとする。ステップS1102において、第二の重複予約情報を取得する。この処理は、第二重複予約情報取得部801により行なわれる。例えば、予約情報格納部301に格納されている予約情報を一つずつ読み出し、開始時刻が、新予約情報の繰り下がり区間に含まれるかどうかを判断し、もし、含まれていれば、そのときに読み出された予約情報が第二の重複予約情報となる。なお、ステップS1101において、繰り下がり区間がなければ、図11のフローチャートの処理を終了するようになっていてもよい。
ステップS1103において、ステップS1102の処理により、第二の重複予約情報が取得されたかどうかを判断する。もし、取得されれば、ステップS1104へ処理を移行させ、そうでなければステップS1106へ処理を移行させる。ステップS1104においては、新予約情報を優先させるか、第二の重複予約情報を優先させるかの選択の結果を取得する。実施形態1のように、例えば、重複が検出された旨の表示を行なう画面をディスプレイに表示し、選択の結果を取得する。ステップS1105において、選択の結果に応じた処理を行なう。例えば、新予約のキャンセルや、既予約の開始時刻、新予約の繰り下がり区間の終了時刻の変更などを行なう。ステップS1106では、通常処理を行なう。例えば、新予約情報を格納する。
なお、実施形態1のように、本実施形態に係る予約管理装置をプログラムと計算機により実現することが可能である。すなわち、予約管理装置800を、計算機を用いて実現し、その計算機に各部を実現するモジュールを含むプログラムを動作させ、また、そのプログラムに図11に例示された処理を実行させる。また、そのようなプログラムを記憶媒体に格納することもできる。
(実施形態2:主な効果)
本実施形態により、新予約情報の繰り下がり区間で予約の重複が発生したときに、利用者による選択の結果を取得するので、利用者の意図に従った録画等が行なわれることになる。また、録画等を行なう装置に複数のチューナ、エンコーダを搭載する必要がなくなり、コストを抑えることができる。
(実施形態3)
実施形態3として、実施形態1または実施形態2において、第一または第二の重複予約情報が取得された場合において、新予約情報とその重複予約情報とのうち、開始時刻が先行する予約情報を優先するとの選択結果が取得された場合には、他方の予約情報の開始時刻を、開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻以降に変更し、他方の予約情報を優先させるとの選択結果が入力された場合には、開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻を他方の予約情報の開始時刻以前に変更する予約管理装置について説明する。すなわち、本実施形態では、図7のステップS705、図11のステップS1105がより詳しく説明される。
(実施形態3:実施形態1に基づく場合)
図12は、実施形態3に係る予約管理装置が実施形態1に基づく構成である場合の機能ブロック図を例示する。予約管理装置1200は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、を有する。すなわち、本実施形態に係る予約管理装置は、実施形態1に係る予約管理装置がさらに変更部1201を有する構成となっている。
「変更部」1201は、前記新予約情報と前記第一の重複予約情報のうち、開始時刻が先行する予約情報を優先するとの選択結果が取得された場合には、他方の予約情報の開始時刻を、開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻以降に変更し、他方の予約情報を優先させるとの選択結果が入力された場合には、開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻を他方の予約情報の開始時刻以前に変更する。すなわち、実施形態1の場合には、前記第一の重複予約情報の開始時刻が、前記新予約情報の開始時刻より先行する。このため、前記第一の重複予約情報を優先するとの選択結果が取得された場合には、前記新予約情報の開始時刻を修正し、前記第一の重複予約情報の繰り下がり区間の終了時刻以降に変更する。また、前記新予約情報を優先させるとの選択結果が入力された場合には、前記第一の重複予約情報の繰り下がり区間の終了時刻を修正し、前記新予約情報の開始時刻に変更する。
例を用いて説明する。予約情報格納部301に図4のように予約情報と繰り下がり区間を示す情報が格納されており、図5のように、新予約情報が入力されたとする。このとき、図4の予約番号2の予約情報が第一の重複予約情報となる。このとき、もし、新予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得されたとすると、予約番号2の予約情報の繰り下がりの終了時刻が2100以前変更される。また、第一の重複予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得されたとすると、新予約情報の開始時刻が2124以降に変更される。
なお、第一の重複予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得された結果、変更部1201により、新予約情報の開始時刻が変更された場合、新予約情報が予約情報格納部301などに格納された場合には、格納された新予約情報へのポインタなどを第一の重複予約情報に関連づけるようになっていてもよい。あるいは、ポインタなどを用いる代わりに、第一の重複予約情報に、新予約情報が格納などされる際に定まる新予約情報の予約番号を関連付けて格納してもよい。
図13は、図4(A)に例示された表に、図5に入力された新予約情報の開始時刻が、変更されて2124になった状態で予約番号8として格納された状態を例示している。図4(A)との違いは、図13の表には、さらに修正予約なる列が追加されており、予約番号2の行の修正予約の列に8という値が格納されている点である。このようにする利点としては、予約番号2の予約情報をキャンセルしたり、繰り下がり区間をキャンセルまたは長さを短縮したりした場合に、予約番号8の予約の開始時刻を繰り上げるべきことを容易に検出できることである。例えば、予約番号2の繰り下がりの終了時刻を2124から2109にして長さを短縮した場合には、予約番号8の開始時刻を2124から2109に変更することができる。また、予約番号8の本来の予約の開始時刻である2100をさらに格納することにより、予約番号2の予約自体やその繰り下がり区間をキャンセルした場合には、予約番号8の開始時刻を本来の開始時刻である2100にすることもできる。
同様に、新予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得された結果、変更部1201により、第一の重複予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が変更されたりキャンセルされたりする操作が行なわれるとともに、その新予約情報が格納される場合には、新予約情報が第一の重複予約情報と関連付けて格納されるようになっていてもよい。これにより、新予約情報がキャンセルされたり、新予約情報の開始時刻が繰り下げられたりした場合には、その新予約情報に関連付けられた第一の重複予約情報を復活させたり、繰り下がり区間を復活したり終了時刻を繰り下げたりすることができる。
(実施形態3:処理の流れ)
図14(B)は、本実施形態での予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。実施形態1に基づく場合では、図14(A)に示すように、既予約1401の開始時刻が新予約1402より先行する。
ステップS1401において、第一重複予約情報取得部が第一の重複予約情報を取得することにより、録画等の予約に重複が発生したことが検出されたとする。このとき、ステップS1402において、選択結果取得部304により、新予約情報の予約(新予約)と第一の重複予約情報の予約(既予約)のいずれの予約を優先させるかの選択が取得される。ステップS1403において、取得された選択の内容を判断し、既予約を優先させる場合には、ステップS1404へ処理を移行させ、新予約を優先させる場合には、ステップS1405へ処理を移行させる。
ステップS1404においては、既予約の終了時刻を、新予約の開始時刻とする。すなわち、新予約の開始時刻が変更部1201により変更される。
ステップS1405においては、既予約のキャンセルを行なうか、修正か、の選択を取得する。この取得は、GUIにより行なわれるようになっていてもよい。ステップS1406において、キャンセルの選択が行なわれたかどうかを判断し、もしそうならばステップS1407へ処理を移行させ、そうでなければステップS1409へ処理を移行させる。
ステップS1407においては、既予約のキャンセルを行なう。すなわち、第一の重複予約のキャンセルを行ない、第一の重複予約情報の予約が無かったことにする。ステップS1408において、新予約の格納、すなわち、新予約を示す情報である新予約情報を格納する。
ステップS1409においては、既予約の延長時間の修正を行なう。すなわち、第一の重複予約情報の繰り下がり区間の終了時刻の修正を行なう。例えば、繰り下がり区間の短縮を行なったり、繰り下がり区間の削除を行なったりする。なお、繰り下がり区間の短縮を行なっても、新予約との重複が続く場合には、新予約の開始時刻を設定しなおして、短縮された繰り下がり区間の終了時刻以降にすることもできる。
(実施形態3:実施形態2に基づく場合)
図15は、実施形態3に係る予約管理装置が実施形態2に基づく構成である場合の機能ブロック図を例示する。予約管理装置1500は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、を有する。すなわち、本実施形態に係る予約管理装置は、実施形態2に係る予約管理装置がさらに変更部1201を有する構成となっている。
「変更部」1201は、上述したとおりの定義の部である。例に用いて説明する。予約情報格納部301に図9のように予約情報が格納されており、図10のように、10月17日の地上波5チャンネルの1800から2054までに放送される番組の新予約情報が入力されたとし、電子番組表情報に基づいて、この番組には30分の長さの繰り下がり区間が補われるとする。この30分の長さの繰り下がり区間に2100が含まれるので、図9の予約番号8の予約情報が第二の重複予約情報となる。このとき、もし、新予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得されたとすると、予約番号8の予約情報の開始時刻が、新予約の繰り下がり区間の終了時刻以降に変更される。また、第二の重複予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得されたとすると、新予約の繰り下がり区間がキャンセルされるか繰り下がり区間の終了時刻が2100以前に設定される。
なお、第二の重複予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得された結果、変更部1201により、新予約情報の終了時刻または新予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が変更され、新予約情報が予約情報格納部301などに格納された場合には、格納された新予約情報へのポインタなどを第二の重複予約情報に関連づけるようになっていてもよい。これにより、第二の重複予約の開始時刻が繰り下げられたり、第二の重複予約そのものがキャンセルされた場合には、新予約へのポインタなどを参照して、新予約の終了時刻または繰り下がり区間の終了時刻を繰り下げたり、キャンセルされた繰り下がり区間を復活したりできる。
また、新予約情報を優先させるとの選択結果が選択結果取得部304により取得された結果、変更部1201により、第二の重複予約情報の開始時刻が繰り下げられた場合には、第二の重複予約情報を関連付けるなどして新予約情報を格納するようにしてもよい。これにより、新予約情報がキャンセルされたり、その終了時刻が繰り上げられたりした場合には、第二の重複予約情報の開始時刻を繰り上げることができる。
(実施形態3:処理の流れ)
図16(B)は、本実施形態での予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。実施形態2に基づく場合では、図16(A)に示すように、既予約1601よりも新予約1602の開始時刻が先行する。
ステップS1601において、第二重複予約情報取得部が第二の重複予約情報を取得することにより、録画等の予約に重複が発生したことが検出されたとする。このとき、ステップS1602において、選択結果取得部304により、新予約情報の予約(新予約)と第二の重複予約情報の予約(既予約)のいずれの予約を優先させるかの選択が取得される。ステップS1603において、取得された選択の内容を判断し、既予約を優先させる場合には、ステップS1604へ処理を移行させ、新予約を優先させる場合には、ステップS1605へ処理を移行させる。
ステップS1604においては、既予約の開始時刻を、新予約の終了時刻とする。すなわち、新予約の繰り下がり区間の終了時刻が変更部1201により変更され、既予約の開始時刻の値に設定される。
ステップS1605においては、既予約のキャンセルを行なうか、修正か、の選択を取得する。この取得は、GUIにより行なわれるようになっていてもよい。ステップS1606において、キャンセルの選択が行なわれたかどうかを判断し、もしそうならばステップS1607へ処理を移行させ、そうでなければステップS1609へ処理を移行させる。
ステップS1607においては、既予約のキャンセルを行なう。すなわち、第二の重複予約情報が示す予約が無かったことにする。ステップS1608において、新予約の格納、すなわち、新予約を示す情報である新予約情報を格納する。
ステップS1609においては、新予約の終了時刻を既予約の開始時刻とする。すなわち、第二の重複予約情報の開始時刻の修正を行なう。例えば、第二の重複予約情報の開始時刻を修正し、新予約の繰り下がり区間の終了時刻の値に設定する。
(実施形態3:主な効果)
本実施形態により、新予約情報を優先させるか、重複予約情報を優先させるか、の選択の取得に応じて、予約の開始時刻または繰り下がり区間の終了時刻が変更されるので、利用者の意図に従った録画等が行なわれることになる。
(実施形態4)
実施形態4として、実施形態3において新予約の予約操作が行なわれた後などに、新予約情報と重複予約情報のうち開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がった場合には、その繰り上がりに応じて、他方の予約情報の開始時刻を繰り上げる予約管理装置について説明する。
(実施形態4:構成)
図17と図18は、実施形態4に係る予約管理装置の機能ブロック図を例示する。図17において、予約管理装置1700は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ部1701と、を有する。したがって、図17に例示された予約管理装置は、実施形態3に係る予約管理装置であって実施形態1に基づく予約管理装置が、さらに繰り上げ部1701を有する構成となっている。
図18において、予約管理装置1800は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ部1701と、を有する。したがって、図18に例示された予約管理装置は、実施形態3に係る予約管理装置であって実施形態2に基づく予約管理装置が、さらに繰り上げ部1701を有する構成となっている。
「繰り上げ部」1701は、新予約情報と重複予約情報のうち開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がった場合には、その繰り上げに応じて、他方の予約情報の開始時刻を繰り上げる。なお、繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がる場合には、繰り下がり区間の長さの短縮のみならず、繰り下がり区間がキャンセルされた場合も含まれるとしてもよい。
例えば、図13に例示されるように、予約情報が格納されているとする。すなわち、予約番号2の予約情報と予約番号8の予約情報が格納されているとする。この予約情報のうち、開始時刻が先行するのは予約番号2の予約情報である。そこで、予約番号2の予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がった場合には、実施形態3で説明したように、修正予約の列に8が格納されているので、予約番号8の予約情報の開始時刻を、その繰り上がりに応じて繰り上げる。「応じて」とは、予約情報2の予約情報の繰り下がり区間の終了時刻の繰り上がりの時間の長さ以下の長さだけ、予約番号8の予約情報の開始時刻を繰り上げ、予約番号2の予約情報がキャンセルされた場合には、予約番号8の予約情報が当初入力されたときの開始時刻以降にすることをいう。もし、予約番号2の予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が5分繰り上がれば、予約番号8の予約情報の開始時刻を、5分以下の長さ繰り上げる。また、予約番号2の予約情報の繰り下がり区間がキャンセルされれば、予約番号8の予約情報の開始時刻を本来の開始時刻の2100にする。本来の開始時刻は、実施形態3で説明したように、予約番号8と関連付けて格納されているとする。
なお、開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がる理由としては種々のものがある。例えば、予約管理装置の利用者が操作を行ない、繰り上がり区間の長さを短縮した場合がある。また、電子番組表情報を取得した結果、野球が雨などにより中止になり、別番組に変更になり、繰り下がり区間が不要になる場合、あるいは野球の試合が予定通りに終了し、放送時間の延長が不要になった場合がある。
(実施形態4:繰り上げの確認)
なお、本実施形態のこれまでの説明では、先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がると、他方の予約情報の開始時刻の開始時刻の繰り上がりは、自動的に行なわれることを主に念頭に置いていた。しかし、予約管理装置の利用者が知らない間に、予約情報の内容の変更がされるのが好ましくない場合もある。そこで、予約管理装置は、繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図19と図20は、予約管理装置が、繰り上げ確認情報取得部をさらに有する場合の機能ブロック図である。図19において、予約管理装置1900は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ部1701と、繰り上げ確認情報取得部1901と、を有する。また、図20において、予約管理装置2000は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ部1701と、繰り上げ確認情報取得部1901と、を有する。すなわち、図19は、図17を基にした機能ブロック図であり、図20は、図18を基にした機能ブロック図である。
「繰り上げ確認情報取得部」1901は、繰り上げ部1701による他方の予約情報の開始時刻の繰り上げをしてよいかを示す確認情報を取得する。例えば、繰り上げ部1701が他方の予約情報の開始時刻を繰り上げようとした場合に、ダイアログなどの表示を行ない、予約管理装置の利用者に他方の予約情報開始時刻の繰り上げをしてよいかを利用者に尋ねることをして、その尋ねたことに対する利用者の応答を繰り上げ確認情報取得部1901が取得する。また、ダイアログは、繰り上げ部1701が他方の予約情報の開始時刻を繰り上げようとした場合に、必ず表示されるものではなく、予約管理装置や予約管理装置に接続された機器に備えられた赤外線センサーなどにより利用者が予約管理装置のそばにいることが確認された場合にのみ表示されるようになっていてもよい。また、ダイアログの表示の代わりに、利用者の携帯電話などにメールを送り、そのメールに対する返信を繰り上げ確認情報として取得するようになっていてもよい。
(実施形態4:処理の流れ)
図21は、本実施形態に係る予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。ステップS2101において、過去に延長設定を行なった予約の延長時間が修正されたとする。すなわち、繰り下がり区間が補われた予約情報の繰り下がり区間の修正(例えば、繰り下がり区間の短縮やキャンセル)がされたとする。ステップS2102において、その予約の延長設定により修正を行なった予約を検索する。例えば、予約情報が図13に例示されている表の形式で格納されている場合には、修正予約の列に格納された予約番号を読み出す。ステップS2103において、ステップS2102での検索の結果、修正を行なった予約があるかどうか判断する。もし修正を行なった予約があれば、ステップS2104へ処理を移行させ、そうでなければ、処理を終了する。
ステップS2104において、開始時刻を修正するか確認する。この処理は、繰り下げ確認情報取得部1901により行なわれる。ステップS2105において、開始時刻を修正するかどうか判断し、もし、修正すると判断されれば、ステップS2106へ処理を移行させ、そうでなければ処理を終了する。
ステップS2106では、先行予約の終了時刻(繰り下がり区間の終了時刻である)を、開始時刻を修正する予約情報の開始時刻として再設定などの処理を行なう。
(実施形態4:主な効果)
本実施形態により、繰り下がり区間の短縮などにより、他の予約の開始時刻を修正できるようになったことを見過ごしてしまうことを防止できる。
(実施形態5)
実施形態5として、電子番組表情報に内容の変化に基づいて、繰り下がり区間を示す情報と関連付けられた予約情報が、繰り下がり区間の全体を補って予約する必要がなくなったと判断される場合に、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げを実行する予約管理装置について説明する。
(実施形態5:構成)
図22と図23は、実施形態5に係る予約管理装置の機能ブロック図を例示する。図22において、予約管理装置2200は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置2200は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図23において、予約管理装置2300は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置2300は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
したがって、本実施形態に係る予約管理装置は、実施形態3から5のいずれかの予約管理装置が、繰り上げ実行部を有する構成となっている。
「繰り上げ実行部」2201は、電子番組表情報取得部101により取得された電子番組表情報の内容の変化に基づいて、繰り下がり区間を示す情報を示す情報と関連付けられた予約情報が、繰り下がり区間の全体を補って予約する必要がなくなったと判断される場合に、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げを実行する。例えば、前回に電子番組表情報を取得した場合には、1800から2054までに放送される野球放送の繰り下がり区間の長さが30分であったが、今回取得した電子番組表情報では、野球放送の繰り下がり区間の長さが15分になったことが検出された場合には、野球放送の予約の繰り下がり区間の長さを30分から15分に変更する。また、野球放送のように放送時間が延長されるかもしれない番組に後続する同じチャンネルの番組についても、同様に、繰り下げの原因となる野球放送の繰り下がり区間の長さの変更を検出する。
また、繰り上げ実行部2201による繰り上げは、「繰り下がり区間の全体を補って予約する必要がなくなった」と判断される場合に行なわれるので、例えば、野球放送の延長が必要なくなった場合や、野球放送が中止になって、別の番組に変更になった場合も、電子番組表情報の内容の変化として検出され、繰り下がり区間のキャンセルなどが行なわれるようになっていてもよい。別の番組に変更になったかどうかを検出するために、予約情報格納部に、予約情報と関連付けて、その予約の番組名などを格納しておくとよい。
本実施形態では、電子番組表情報取得部101により取得された電子番組表情報の内容の変化に基づいて、繰り下がり区間を示す情報を示す情報と関連付けられた予約情報が、繰り下がり区間の全体を補って予約する必要がなくなったかどうかを判断する。この判断のために、例えば、電子番組表情報取得部101により電子番組表情報を取得したときに、予約情報格納部301に格納された予約情報をひとつずつ読み出して、予約された番組に、同じ繰り下がり区間を補うべきかどうかを判断する。例えば、予約情報格納部301に格納された予約情報に繰り下がり区間を補うこととなった原因となる単語を記憶しておき、その単語が検索されるかどうかを確認する。もし、その単語が検索されなくなると、繰り下がり区間をキャンセルなどする。
(実施形態5:繰り上げの確認)
なお、本実施形態のこれまでの説明では、電子番組表情報の内容の変化に基づいて、繰り下がり区間を示す情報と関連付けられた予約情報が、繰り下がり区間の全体を補って予約する必要がなくなったと判断される場合における、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げは、自動的に行なわれることを主に念頭に置いていた。しかし、予約管理装置の利用者が知らない間に、予約情報の内容の変更がされるのは好ましくない場合もある。そこで、予約管理装置は、第二繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図24と図25は、予約管理装置が、第二繰り上げ確認情報取得部をさらに有する場合の機能ブロック図である。図24において、予約管理装置2400は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、第二繰り上げ確認情報取得部2401と、を有する。また、図24には示されていないが、予約管理装置2400は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図25において、予約管理装置2500は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、第二繰り上げ確認情報取得部2401と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置2500は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
「第二繰り上げ確認情報取得部」2401は、第二確認情報を取得する。「第二確認情報」とは、繰り上げ実行部2301による繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げを行なってよいかを示す情報である。第二繰り上げ確認情報の取得の方法としては、実施形態4で説明した繰り上げ確認情報の取得の方法を準用した方法などを用いることができる。
(実施形態5:処理の流れ)
図26は、本実施形態に係る予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。まず、予約管理装置などの電源が投入されたとする。次にステップS2601において、電子番組表情報の取得を行なう。この取得は、電子番組表情報取得部101により行なわれる。ステップS2602において、繰り下がり区間の全体を補う必要が無くなった予約が存在するかどうかを判断する。もし、存在すると判断されれば、ステップS2603へ処理を移行させ、そうでなければ、処理を終了する。
ステップS2603において、延長設定の修正を行なうかどうかの判断を行なう。この判断は、第二繰り上げ確認情報取得部2401で取得された第二繰り上げ確認情報の内容により行なう。もし、修正を行なうと判断されれば、ステップS2604へ処理を移行させ、そうでなければ、ステップ処理を終了する。
ステップS2604では、延長設定の修正を行なう。すなわち、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げを実行する。
(実施形態5:主な効果)
本実施形態では、電子番組表情報の内容に基づいて、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げが実行されるので、無駄な録画等の実行を防止することができる。
(実施形態6)
実施形態6として、実施形態5において、繰り上げ実行部による繰り上げが実行された場合に、繰り下がり区間にその番組開始時刻が含まれなくなった他の番組の予約情報の開始時刻を繰り上げる予約管理装置について説明する。
(実施形態6:構成)
図27と図28は、実施形態6に係る予約管理装置の機能ブロック図を例示する。図27において、予約管理装置2700は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、開始時刻繰り上げ部2701と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置2700は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、第二繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図28において、予約管理装置2800は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、開始時刻繰り上げ部2701と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置2800は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、第二繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
したがって、本実施形態に係る予約管理装置は、実施形態5に係る予約管理装置が、開始時刻繰り上げ部を有する構成となっている。
「開始時刻繰り上げ部」2701は、繰り上げ実行部2201により、繰り上げ区間の終了時刻の繰り上げが実行されたことによって、番組開始時刻がその繰り下がり区間に含まれないこととなった他の番組の予約情報の開始時刻を繰り上げる。ここに「番組開始時刻」とは、それに先行する番組の延長がなかった場合の本来の番組開始時刻を意味する。
例えば、野球放送が1800から2054まで放送され、さらに放送時間が30分延長される可能性があったとする。また、本来2100から開始するドラマ放送があるとする。この状態で、野球放送とドラマ放送との予約がされ、野球放送の予約を優先させられたとすると、ドラマ放送の予約の開始時刻は2100から2124に変更されることになる。野球放送が中止になって延長されなくなったり、あるいは野球の試合の延長時間が必要なくなったり、延長時間が6分以下になった場合、繰り上げ実行部2301により、野球放送の繰り下がり区間の短縮やキャンセルが行なわれる。この場合には、繰り下がり区間が短縮されたりキャンセルされたりすると、ドラマ放送の開始時刻である2100を含まないことになる。そこで、開始時刻繰り上げ部2701は、ドラマ放送の予約情報の開始時刻を2100に繰り上げることを行なう。
開始時刻繰り上げ部2701は、繰り上げ実行部2201により、繰り上げ区間の終了時刻の繰り上げが実行されたことによって、番組開始時刻がその繰り下がり区間に含まれないこととなったことを検出すると、自動的に、他の番組の予約情報の開始時刻を繰り上げてもよいが、予約管理装置の利用者から、他の番組の予約情報の開始時刻を繰り上げてもよいかどうかの確認を取得するようになっていてもよい。
図29と図30は、このような確認を取得する場合の予約管理装置の機能ブロック図を例示する。図29において、予約管理装置2900は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、開始時刻繰り上げ部2701と、第三繰り上げ確認情報取得部2901と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置2900は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、第二繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図30において、予約管理装置3000は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、繰り上げ実行部2201と、開始時刻繰り上げ部2701と、第三繰り上げ確認情報取得部2901と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置3000は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、第二繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
「第三繰り上げ確認情報取得部」2901は、第三確認情報を取得する。第三確認情報とは、開始時刻繰り上げ部2701による開始時刻の繰り上げを行なってもよいかを示す情報である。第三繰り上げ確認情報の取得の方法としては、実施形態4で説明した繰り上げ確認情報の取得の方法を準用した方法などを用いることができる。
図31は、開始時刻繰り上げ部2701の処理の様子を示す。図31(A)において、先行する番組の放送時間帯3101があり、その番組の予約情報の繰り下がり区間3102があるとする。この番組の予約が優先させられたために、後続する番組(先行する番組とは異なるチャンネルで放送される番組であってもよい)の予約の時間帯が時間帯3103で示されるものになったとする。
繰り上げ実行部2201により、繰り下がり区間3102の長さが短縮され、その結果、繰り下がり区間3104になったとする。このとき、時間帯3103に放送される番組の本来の開始時刻を含まないようになったとすると、後続する番組の予約の開始時刻が繰り上がり、時間帯3105が時間帯3103の前に追加される。
(実施形態6:主な効果)
本実施形態では、先行する番組の予約の繰り下がり区間の長さの短縮あるいは繰り下がり区間のキャンセルによって発生する空き時間を後続する番組の予約に割り当てることができるので、後続する番組の始まりの録画等を逃すことがなくなる。
(実施形態7)
実施形態7として、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げによって、その繰り上げがされた番組の後に放送される番組の予約情報の終了時刻を繰り上げる予約管理装置について説明する。
(実施形態7:構成)
図32と図33は、実施形態7に係る予約管理装置の機能ブロック図を例示する。図32において、予約管理装置3200は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、終了時刻繰り上げ部3201と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置3200は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、繰り上げ実行部、第二繰り上げ確認情報取得部、開始時刻繰り上げ部、第三繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
図33において、予約管理装置3300は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、終了時刻繰り上げ部3201と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置3300は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、繰り上げ実行部、第二繰り上げ確認情報取得部、開始時刻繰り上げ部、第三繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
したがって、本実施形態に係る予約管理装置は、実施形態3から6のいずれかに係る予約管理装置が終了時刻繰り上げ部3201を有する構成となっている。
「終了時刻繰り上げ部」3201は、前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報の内容の変化に基づいて、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げによって、その繰り上げが実行された番組の後に放送される番組の予約情報の終了時刻を繰り上げる。例えば、野球放送が1800から2054まで予定されており、繰り下がり区間として、2054から2124までが予測されたとする。この場合、野球放送がされる同じチャネルで放送される番組であり、その野球放送に後続する番組の終了時刻も最大30分延長される可能性がある。そこで、野球放送に後続する番組の予約は、終了時刻も30分延長して行なわれることになる。
もし、電子番組表情報を取得して、野球放送の延長がなくなったり、30分より短い延長に変更された場合には、野球放送に後続する番組の予約の終了時刻の延長をなくしたり短くするのが本実施形態での終了時刻繰り上げ部3201の目的である。
終了時刻繰り上げ部3201は、上述の例の場合、野球放送に後続する番組の予約の終了時刻の延長をなくしたり短くしたりすることを自動的に行なってもよいし、予約管理装置の利用者から、後続する番組の予約情報の終了時刻を繰り上げてもよいかどうかの確認を取得してから行なってもよい。
図34と図35は、このような確認を取得する場合の予約管理装置の機能ブロック図を例示する。図34において、予約管理装置3400は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第一重複予約情報取得部303と、選択結果取得部304と、変更部1201と、終了時刻繰り上げ部3201と、第四繰り上げ確認情報取得部3401と、を有する。図には示されていないが、予約管理装置3400は、さらに繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、繰り上げ実行部、第二繰り上げ確認情報取得部、開始時刻繰り上げ部、第三繰り上げ確認情報取得部を有していてもよい。
図35において、予約管理装置3500は、電子番組表情報取得部101と、予約情報格納部301と、予約情報入力部302と、第二重複予約情報取得部801と、選択結果取得部304と、変更部1201と、終了時刻繰り上げ部3201と、第四繰り上げ確認情報取得部3401と、を有する。また、図には示されていないが、予約管理装置3500は、繰り上げ部、繰り上げ確認情報取得部、繰り上げ実行部、第二繰り上げ確認情報取得部、開始時刻繰り上げ部、第三繰り上げ確認情報取得部をさらに有していてもよい。
「第四繰り上げ確認情報取得部」3401は、第四確認情報を取得する。「第四確認情報」とは、終了時刻繰り上げ部3201による終了時刻の繰り上げを行なってよいかを示す情報である。第四繰り上げ確認情報の取得の方法としては、実施形態4で説明した繰り上げ確認情報の取得の方法を準用した方法などを用いることができる。
図36は、終了時刻繰り上げ部3201による処理の様子を示す。図36(A)において、予約された場合に繰り下がり区間が発生する番組(先行番組)が放送される時間帯3601があり、繰り下がり区間3602があるとする。この場合、後続する番組が予約されると、その本来の放送時間帯3603に延長時間帯3604が付加される。なお、「後続する番組」と書いたが、通常は、翌日の5時まで放送される番組について延長されるので、翌日の5時以降に放送される番組の延長は通常は考慮に入れなくてもよい。
図36(B)において、電子番組表情報に内容に基づいて、先行番組の繰り下がり区間が符号3605のように短縮されたことが、検出されたとする。この場合、図36(C)に示すように、繰り下がり区間3602から繰り下がり区間3605への短縮に応じて、延長時間帯3604が延長時間帯3606へ短縮されることが、終了時刻繰り上げ部により行なわれる。
(実施形態7:主な効果)
本実施形態では、後続する番組の予約の終了時刻が、先行番組の繰り下がり区間の短縮などに応じて、繰り上げられるので、無駄な録画等の実行を防止することができる。
本発明に係る予約管理装置及び予約管理装置の動作方法によれば、録画等のための装置のコスト増を抑え、また、予約管理装置の利用者の意図に沿った録画等を行なうことができるので、産業上有用である。
従来の予約管理装置の機能ブロック図 繰り下がり区間の補いについての説明図 実施形態1に係る予約管理装置の機能ブロック図 予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、が関連付けて格納されている状態の一例図 新予約情報を入力するGUIの一例図 新予約情報を優先させるか、第一の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得するための画面の一例図 予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャート 実施形態2に係る予約管理装置の機能ブロック図 予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、が関連付けて表形式で予約情報格納部301に格納されている状態の一例図 新予約情報を入力するGUIの一例図 予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャート 実施形態3に係る予約管理装置の機能ブロック図 新予約情報が格納された状態の一例図 予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャート 実施形態3に係る予約管理装置の機能ブロック図 予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャート 実施形態4に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態4に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態4に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態4に係る予約管理装置の機能ブロック図 予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャート 実施形態5に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態5に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態5に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態5に係る予約管理装置の機能ブロック図 予約管理装置の処理の流れを説明するフローチャート 実施形態6に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態6に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態6に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態6に係る予約管理装置の機能ブロック図 開始時刻繰り上げ部2701の処理の様子の説明図 実施形態7に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態7に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態7に係る予約管理装置の機能ブロック図 実施形態7に係る予約管理装置の機能ブロック図 終了時刻繰り上げ部3201による処理の様子の説明図
符号の説明
101 電子番組表情報取得部
300 予約管理装置
301 予約情報格納部
302 予約情報入力部
303 第一重複予約情報取得部
304 選択結果取得部

Claims (13)

  1. 電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得部を有し、前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報に基づいて、番組の本来の終了時刻からその本来の終了時刻の繰り下げ時刻までの区間である繰り下がり区間を補い、番組の録画等の予約情報の管理を行なう予約管理装置であって、
    予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、を関連付けて格納する予約情報格納部と、
    新たな録画等の予約情報である新予約情報を入力する予約情報入力部と、
    前記予約情報格納部に格納されている予約情報である既予約情報であって、前記既予約情報と関連付けられた繰り下がり区間に前記新予約情報の開始時刻が含まれる予約情報である第一の重複予約情報を取得する第一重複予約情報取得部と、
    前記第一重複予約情報取得部で第一の重複予約情報が取得された場合に、前記新予約情報を優先させるか、前記第一の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する選択結果取得部と、
    を有する予約管理装置。
  2. 電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得部を有し、前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報に基づいて、番組の本来の終了時刻からその本来の終了時刻の繰り下げ時刻までの区間である繰り下がり区間を補い、番組の録画等の予約情報の管理を行なう予約管理装置であって、
    予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、を関連付けて格納する予約情報格納部と、
    新たな録画等の予約情報である新予約情報を入力する予約情報入力部と、
    前記予約情報格納部に格納されている予約情報である既予約情報であって、前記新予約情報の繰り下がり区間に前記既予約情報の開始時刻が含まれる予約情報である第二の重複予約情報を取得する第二重複予約情報取得部と、
    前記第二重複予約情報取得部で第二の重複予約情報が取得された場合に、前記新予約情報を優先させるか、前記第二の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する選択結果取得部と、
    を有する予約管理装置。
  3. 前記選択結果取得部に、前記新予約情報と前記重複予約情報とのうち、開始時刻が先行する予約情報を優先させるとの選択結果が取得された場合には、他方の予約情報の開始時刻を開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻以後に変更し、他方の予約情報を優先させるとの選択結果が入力された場合には、開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻を他方の予約情報の開始時間以前に変更する変更部
    を有する請求項1または2に記載の予約管理装置。
  4. 開始時刻が先行する予約情報の繰り下がり区間の終了時刻が繰り上がった場合には、その繰り上げに応じて、他方の予約情報の開始時刻を繰り上げる繰り上げ部
    を有する請求項3に記載の予約管理装置。
  5. 前記繰り上げ部による他方の予約情報の開始時刻の繰り上げをしてよいかを示す確認情報を取得する繰り上げ確認情報取得部を有する請求項4に記載の予約管理装置。
  6. 前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報の内容の変化に基づいて、繰り下がり区間を示す情報と関連付けられた予約情報が、繰り下がり区間の全体を補って予約する必要がなくなったと判断される場合に、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げを実行する繰り上げ実行部を有する請求項3から5のいずれか一に記載の予約管理装置。
  7. 前記繰り上げ実行部による繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げを行なってよいかを示す第二確認情報を取得する第二繰り上げ確認情報取得部を有する請求項6に記載の予約管理装置。
  8. 前記繰り上げ実行部により繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げが実行されたことによって、番組開始時刻がその繰り下がり区間に含まれないこととなった他の番組の予約情報の開始時刻を繰り上げる開始時刻繰り上げ部を有する請求項6または7に記載の予約管理装置。
  9. 前記開始時刻繰り上げ部による開始時刻の繰り上げを行なってよいかを示す第三確認情報を取得する第三繰り上げ確認情報取得部を有する請求項8に記載の予約管理装置。
  10. 前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報の内容の変化に基づいて、繰り下がり区間の終了時刻の繰り上げによって、その繰り上げが実行された番組の後に放送される番組の予約情報の終了時刻を繰り上げる終了時刻繰り上げ部を有する請求項3から9のいずれか一に記載の予約管理装置。
  11. 前記終了時刻繰り上げ部による終了時刻の繰り上げを行なってよいかを示す第四確認情報を取得する第四繰り上げ確認情報取得部を有する請求項10に記載の予約管理装置。
  12. 電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得部を有し、前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報に基づいて、番組の本来の終了時刻からその本来の終了時刻の繰り下げ時刻までの区間である繰り下がり区間を補い、番組の録画等の予約情報の管理を行なう予約管理装置の動作方法であって、
    予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、を関連付けて保持する予約情報保持ステップと、
    新たな録画等の予約情報である新予約情報を入力する予約情報入力ステップと、
    前記予約情報保持ステップにより保持された予約情報である既予約情報であって、前記既予約情報と関連付けられた繰り下がり区間に前記新予約情報の開始時刻が含まれる予約情報である第一の重複予約情報を取得する第一重複予約情報取得ステップと、
    前記第一重複予約情報取得ステップにより第一の重複予約情報が取得された場合に、前記新予約情報を優先させるか、前記第一の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する選択結果取得ステップと、
    を含む予約管理装置の動作方法。
  13. 電子番組表情報を取得する電子番組表情報取得部を有し、前記電子番組表情報取得部により取得された電子番組表情報に基づいて、番組の本来の終了時刻からその本来の終了時刻の繰り下げ時刻までの区間である繰り下がり区間を補い、番組の録画等の予約情報の管理を行なう予約管理装置の動作方法であって、
    予約情報と、繰り下がり区間を示す情報と、を関連付けて保持する予約情報保持ステップと、
    新たな録画等の予約情報である新予約情報を入力する予約情報入力ステップと、
    前記予約情報ステップにより保持された予約情報である既予約情報であって、前記新予約情報の繰り下がり区間に前記既予約情報の開始時刻が含まれる予約情報である第二の重複予約情報を取得する第二重複予約情報取得ステップと、
    前記第二重複予約情報取得ステップにより第二の重複予約情報が取得された場合に、前記新予約情報を優先させるか、前記第二の重複予約情報を優先させるか、の選択の結果を取得する選択結果取得ステップと、
    を含む予約管理装置の動作方法。
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