JP2007109780A - 電子部品実装装置における部品供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープスプライシング作業における部品取り違えに起因する誤実装を確実に防止することができる電子部品実装装置における部品供給方法を提供する。
【解決手段】部品供給部に供給されるキャリアテープ15について当該キャリアテープ15が供給されるべき正規の部品Pに対応したキャリアテープ15であるか否かの照合情報を前記電子部品実装装置に付設された部品照合情報記憶部に記憶させておき、テープスプライシング後のキャリアテープ15をピッチ送りする部品供給動作において継目部Jが検出されたならば、部品照合情報記憶部を参照して新たに供給されるキャリアテープ15Aについての部品照合情報の有無を確認することにより、部品照合の正否を判断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品実装装置において部品供給部に配列されたテープフィーダによって電子部品を搭載ヘッドに供給する電子部品実装装置における部品供給方法に関するものである。
電子部品実装装置において電子部品を搭載ヘッドに供給する方法として、テープフィーダを用いる方法が知られている。この方法は、電子部品を保持するキャリアテープをテープリールから引き出し、電子部品の実装タイミングに同期させてピッチ送りするものである。実装作業中にテープフィーダで部品切れが発生した場合には、テープリールを新たなものと交換するリール交換作業が行われる。
このリール交換作業に際し、近年キャリアテープ自体を継ぎ合わせるいわゆるテープスプライシング方式が採用されるようになっている(例えば特許文献1参照)。この方法によれば、既装着のキャリアテープの末尾部と新たなキャリアテープの先頭部とが継合されることから、新たなテープの先頭部をテープフィーダに装着してテープ位置合わせを行う頭出し作業を省略することができる。これにより、部品切れが発生する度に実装装置を停止させることによる無駄時間を省くことができるという利点がある。
特開2003−218586号公報
1台の電子部品実装装置では多種類の電子部品を実装対象とする。これらの電子部品のうちテープフィーダで供給されるものは、同一規格のテープリールによって供給される場合が多いため、前述のテープスプライシング作業において別種部品が収容されたキャリアテープを誤って継合する作業ミスが発生する場合がある。そしてこのような作業ミスが検出されないまま電子部品の供給が行われると、電子部品を取り違えて基板に実装する誤実装が発生する。従来はこのようなテープスプライシング作業における部品取り違えに起因する誤実装を確実に防止する手段がなかった。
そこで本発明は、テープスプライシング作業における部品取り違えに起因する誤実装を確実に防止することができる電子部品実装装置における部品供給方法を提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装装置における部品供給方法は、部品供給部から搭載ヘッドによって電子部品を取り出して基板に実装する電子部品実装装置において、前記部品供給部に配列されたテープフィーダによって電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、前記搭載ヘッドによるピックアップ位置に電子部品を供給する電子部品実装装置における部品供給方法であって、前記部品供給部に供給されるキャリアテープについて当該キャリアテープが供給されるべき正規の部品に対応したキャリアテープであるか否かの照合情報を前記電子部品実装装置に付設された部品照合情報記憶部に記憶させる部品照合情報記憶工程と、前記テープフィーダにおいて既装着のキャリアテープと新たに供給されるキャリアテープとを継ぎ合わせるテープスプライシング作業工程と、前記キャリアテープをピッチ送りして電子部品を供給するテープ送り過程において前記テープスプライシング作業によって継ぎ合わされた継目部を検出する継目部検出工程と、前記継目部の検出を承けて前記部品照合情報記憶部を参照し、前記新たに供給されるキャリアテープについ
ての前記部品照合情報の有無を確認することにより、部品照合の正否を判定する部品照合判定工程とを含む。
本発明によれば、部品供給部に供給されるキャリアテープについて当該キャリアテープが正規の部品に対応したキャリアテープであるか否かの照合情報を電子部品実装装置に付設された部品照合情報記憶部に記憶させておき、テープ送り過程においてテープスプライシング作業によって継ぎ合わされた継目部の検出を承けて部品照合情報記憶部を参照し、新たに供給されるキャリアテープについての部品照合情報の有無を確認することにより、テープスプライシング作業における部品取り違えに起因する誤実装を確実に防止することができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図、図2は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部分断面図、図3は本発明の一実施の形態のテープフィーダの構成説明図、図4は本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープスプライシングの説明図、図5は本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるキャリアテープの継目検出手段の説明図、図6は本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図、図7は本発明の一実施の形態の部品供給方法における部品照合確認処理のフロー図である。
まず図1、図2を参照して電子部品実装装置(以下、「実装機」と略称する。)の構造を説明する。図2は、図1におけるA−A断面を部分的に示している。この実装機Mを複数台連結することにより、実装基板を生産するための実装ラインが構成される。各実装機の実装制御部は、LANシステムによって管理コンピュータ(実装ライン管理システム)に接続されており、複数台の実装機Mを管理コンピュータによって統括制御することができるようになっている。
図1において基台1の中央にはX方向(基板搬送方向)に搬送路2が配設されている。搬送路2は上流側から搬入された基板3を搬送し実装ステージに位置決めする。搬送路2の両側方には、部品供給部4が配置されており、それぞれの部品供給部4には複数のテープフィーダ5が並設されている。テープフィーダ5は、電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、以下に説明する搭載ヘッドの吸着ノズルによる部品吸着位置に電子部品を供給する。
基台1上面の両端部上にはY軸テーブル6A,6Bが配設されており、Y軸テーブル6A、6B上には2台のX軸テーブル7A,7Bが架設されている。Y軸テーブル6Aを駆動することにより、X軸テーブル7AがY方向に水平移動し、Y軸テーブル6Bを駆動することにより、X軸テーブル7BがY方向に水平移動する。X軸テーブル7A,7Bには、それぞれ搭載ヘッド8および搭載ヘッド8と一体的に移動する基板認識カメラ9が装着されている。
Y軸テーブル6A,X軸テーブル7A,Y軸テーブル6B,X軸テーブル7Bをそれぞれ組み合わせて駆動することにより搭載ヘッド8は水平移動し、それぞれの部品供給部4から電子部品を吸着ノズル8a(図2参照)によってピックアップし、搬送路2に位置決めされた基板3上に実装する。Y軸テーブル6A,X軸テーブル7A,Y軸テーブル6B,X軸テーブル7Bは、搭載ヘッド8を移動させるヘッド移動機構となっている。
基板3上に移動した基板認識カメラ9は、基板3を撮像して認識する。また部品供給部4から搬送路2に至る経路には、部品認識カメラ10およびノズル保持部11が配設され
ている。部品供給部4から電子部品を取り出した搭載ヘッド8が実装ステージに位置決めされた基板3へ移動する際に、吸着ノズル8aに保持された電子部品を部品認識カメラ10の上方でX方向に移動させることにより、部品認識カメラ10は吸着ノズル8aに保持された電子部品を撮像する。
そして撮像結果を認識処理部(図示省略)によって認識処理することにより、吸着ノズル8aに保持された状態における電子部品の位置が認識されるとともに、電子部品の種類が識別される。ノズル保持部11は、複数種類の吸着ノズル8aを所定姿勢で収納し、搭載ヘッド8がノズル保持部11にアクセスしてノズル交換動作を行うことにより、搭載ヘッド8において対象とする電子部品の種類に応じてノズル交換が行われる。
部品供給部4の構造を説明する。図2に示すように、部品供給部4には複数のテープフィーダ5を装着するためのフィーダベース4aが設けられている。テープフィーダ5は、フィーダ装着用の台車12によって部品供給部4に配置される。台車12には、キャリアテープ15を巻回状態で収納したテープリール14を保持するためのリール保持部13が設けられている。リール保持部13はテープリール14を回転自在に保持するための保持ローラを備えており、部品供給部4に配置されたテープリール14を回転させることにより、キャリアテープ15を引き出すことができるようになっている。
次に、図3を参照してテープフィーダ5の機能を説明する。図3に示すように、フィーダベース4aに装着されたフレーム部材5aには、キャリアテープ15が走行するテープ走行路5bが設けられている。キャリアテープ15に定ピッチで形成された部品収納用の凹部である部品ポケット16aには電子部品Pが保持されており、部品ポケット16aの上面は、トップテープ17によって覆われている。
テープリール14から引き出されたキャリアテープ15はフレーム部材5aの後尾から導入され、テープ走行路5bの上面に添って下流側(図3において右側)に送られる。キャリアテープ15をピッチ送りしながら電子部品を連続的に供給する部品供給動作において、供給リール14に巻回されたキャリアテープ15が消費されたならば、テープフィーダ5に既に装着されたキャリアテープ15の末尾部に、新たに装着されるキャリアテープ15Aの先頭部を継目部Jを介して継ぎ合わせるテープスプライシングが行われる。
フレーム部材5aの下流端の上部には、回転駆動機構20によって駆動されるスプロケット21が配設されている。スプロケット21にはキャリアテープ15に定ピッチで設けられたテープ送り孔16b(図4参照)に嵌合する送りピン21a(図5参照)が設けられており、回転駆動機構20によってスプロケット21を回転駆動することにより、スプロケット21が回転し、これによりキャリアテープ15が下流方向へテープ送りされる。
スプロケット21の手前側は、部品ポケット16a内の電子部品Pを、搭載ヘッド8の吸着ノズル8aによって吸着してピックアップする部品吸着位置となっている。スプロケット21および回転駆動機構20は、キャリアテープをテープ走行路5bに沿ってピッチ送りすることにより、キャリアテープ15に保持された電子部品Pを吸着ノズル8aによる部品吸着位置に送るテープ送り機構となっている。
フレーム部材5aの下流部分の上面には、部品吸着位置の近傍においてキャリアテープ15の上方を覆ってガイドする上ガイド部18が配設されている。上ガイド部18には、吸着開口部18aが設けられており、吸着開口部18aの下流端は、トップテープ17を剥離するためのトップテープ剥離部となっている。すなわち、キャリアテープ15が上ガイド部18の下方を走行する過程において、トップテープ剥離部によってトップテープ17が剥離され、上流側へ折り返される。そしてトップテープが剥離されることによって露
呈された部品ポケット16aから、電子部品Pが吸着ノズル8aによってピックアップされる。折り返されたトップテープ17は、トップテープ送り機構22によってテープ回収部5c内へ送り込まれ回収される。
次に図4を参照して、テープスプライシングについて説明する。図4(a)に示すように、テープスプライシングにおいては、テープフィーダ5に既に装着されたキャリアテープ15の末尾部と新たに装着されるキャリアテープ15Aの先頭部とが、突合わせ線Eを介して継ぎ合わされる。ベーステープ16において突合わせ線Eを挟んだテープ貼付け代には、それぞれ部品ポケット16a、送り孔16bを覆う位置にスプライステープ28、29が上下両側から貼り付けられる。これにより、図5(b)に示すように、2つのキャリアテープ15,15Aは、継目部Jによって1つの連続したキャリアテープとなる。
スプライステープ29には、長手方向にスリット29aが設けられており、スプロケット21の送りピン21aが送り孔16bに下方から嵌合する際に、送りピン21aがスリット29aを介して上方に突出可能となっており、テープ送りに支障がないようになっている。なお図4(a)においては、ベーステープ16からトップテープ17を剥離した状態を示しているが、テープスプライシングにおいては、スプライステープ28はトップテープ17の上側から貼り付けられる。このテープスプライシング作業は専用治具を用いて行われ、突合わせ線Eを挟んだ2つの部品ポケット16a間のピッチp*が、ベーステープ16における既定のピッチpに等しくなるように、2つのキャリアテープ15,15Aの位置合わせが行われる。
次に図5を参照して、キャリアテープ15のテープ送り過程において継目部Jを検出する継目検出手段について説明する。図5(a)はフレーム部材5aの先端部に設けられた上ガイド部18の平面図を示している。上ガイド部18にはノズル8aによるピックアップ位置に対応して設けられた吸着開口部18a内には、部品ポケット16aが露呈されている。スプロケット21の送りピン21aは、吸着開口部18aの下流側において送り孔16bに係合する。上ガイド部18においてスプロケット21に相当する位置には、送りピン21aの逃がし用の溝部18cが設けられており、送り孔16bから上面側に突出した送りピン21aが上ガイド部18と干渉しないようになっている。
上ガイド部18において送り孔16bの上方に対応する位置には、吸着開口部18aから上流側に隔てた位置に継目検出用の開口部18bが設けられている。図5(b)に示すように、フレーム部材5aにおいて開口部18bに対応した位置には、反射型の光学センサである継目検出センサ30が下方から挿入されており、継目検出センサ30からの検出信号は継目検出部36(図6)に送られ、継目検出部37は継目検出センサ30の検出信号に基づいて、キャリアテープ15において継目部Jを検出することを目的としている。
すなわち、キャリアテープ15の通常部分が継目検出センサ30の上方を通過する場合には、送り孔16bがセンサ30と開口部18bとの間に位置したタイミングにて、継目検出センサ30からの光は送り孔16bと開口部18bを上方へ透過する。このタイミングにおいては継目検出センサ30は反射光を検出せず、これにより送り孔16bが検出されたことを示す信号が送られる。そしてこの送り孔検出信号が送り孔ピッチに対応したインターバルで反復して出力されることにより、継目検出部36は継目部無しと判断する。
これに対し、図5(b)に示すように、送り孔16bがスプライステープ29によって閉塞された継目部Jが継目検出センサ30の上方を通過する場合には、スプライステープ29が貼着された範囲については、継目検出センサ30からの光はスプライステープ29によって反射されて送り孔16bが検出されない。そしてこの送り孔不検出状態が所定時間継続することにより、継目検出部36は継目部Jが継目検出センサ30の位置を通過し
ていることを検出する。したがって、継目検出センサ30および継目検出部36は、継目部Jがピックアップ位置の上流側の所定位置に到達したことを検出する継目検出手段となっている。
次に図6を参照して、複数の実装機Mを管理コンピュータによって統括制御する構成の電子部品実装ラインの制御系の構成について説明する。図6においては、部品供給部4に配列されたテープフィーダ5にキャリアテープ15を供給する際の部品照合機能に関連した部分のみを取り出して説明している。
図6において、部品照合システム31は実装ラインのユーザが独自に所有している資材管理システムの端末機能であり、ここでは実装機Mの部品供給部4に供給される電子部品の正誤を照合する部品照合情報を、実装ラインに対して提供する機能を有している。実装機Mに対しては、部品供給は電子部品を保持したキャリアテープが巻回収納されたテープリールの授受の形で行われるため、部品照合は現物のテープリールに付された部品情報(例えば部品種類や部品ロット番号などをバーコードラベルで表示したもの)を読み取って、部品表などと照合することによって行われる。
本実施の形態においては、部品照合は実装機Mの部品供給部4に配列されたテープフィーダ5にテープリールを装着する際に行われる。すなわちマシンオペレータは、テープリールの装着作業を行う都度、バーコードリーダによってテープリールからバーコードを読み取り、部品照合システム31の端末に入力する操作を行う。これにより、部品照合システム31はこれらのテープリールに収納されたキャリアテープが、正規の部品を保持した正しいキャリアテープであるか否かを判定する。そして判定結果がOKであれば、部品照合済みであることを示すコードが個々の実装機Mの各部品供給部4におけるフィーダ装着番地毎に入力され記憶される。
部品照合システム31は、実装ライン管理システム32を構成する管理コンピュータ33と接続されている。管理コンピュータ33は、部品照合情報受取部33a、部品照合情報記憶部33b、部品照合確認部33cを備えており、上述の部品照合情報を受け取り、記憶し、さらに実装機Mによる実装動作に際して部品照合情報を確認する機能を有している。すなわち部品照合情報受取部33aは部品照合システム31から部品照合情報を受け取り、受け取られた部品照合情報は部品照合情報記憶部33bに記憶される。そして部品照合確認部33cは、後述するように、実装動作において部品照合情報を確認する処理を実行する。
管理コンピュータ33はLANシステムを介して各実装機Mの制御装置である実装機制御部34に接続されており、実装機制御部34はフィーダ駆動部35を制御することによりテープフィーダ5の回転駆動機構20の動作を制御する。また継目検出センサ30によって検出された信号を継目検出部36が受信することによって検出された継目検出結果は、実装機制御部34に送られる。
なお、部品照合情報受取部33a、部品照合情報記憶部33b、部品照合確認部33cを管理コンピュータ33に付属させる替わりに、各実装機Mの実装機制御部34に、部品照合情報受取部33a、部品照合情報記憶部33b、部品照合確認部33cの機能を持たせるようにしてもよい。すなわち、本実施の形態においては、部品照合情報記憶部33bを各実装機Mに直接付属させた形であっても、または管理コンピュータ33を介して間接的に付設された形であってもよい。
この電子部品の実装ラインは上記のように構成されており、次にこの実装ラインを構成する実装機Mの部品供給方法において、スプライシング作業に関連して実行される部品情
報確認処理について、図7を参照して説明する。
まず、部品供給部4においてマシンオペレータによってテープリール14をテープフィーダ5に供給する作業が実行される際には、テープリール14に付されたバーコードラベルを読み取る部品照合が行われる(ST1)。取得された部品照合情報は部品照合システム31に入力され、さらに部品照合システム31から実装ライン側へ部品照合情報を転送する(ST2)。転送された部品照合情報は、部品照合情報受取部33aによって受け取られ、部品照合情報受取部33aによって記憶される。
これにより、個々の実装機Mの各部品供給部4におけるフィーダ装着番地毎に、部品照合済みであるか否かを示すデータが記憶される。すなわち、部品供給部4に供給されるキャリアテープ15について、当該キャリアテープ15が供給されるべき正規の部品に対応したキャリアテープ15であるか否かの照合情報を、実装機Mに付設された管理コンピュータ33の部品照合情報記憶部33bに記憶させる(部品照合情報記憶工程)。
そして各実装機Mにおいて、テープフィーダ4から搭載ヘッド8によって電子部品を取り出して基板3に実装する実装作業途中において、既装着のテープリール14の残テープが所定量以下になったことが検出されるたびに、当該テープフィーダ5において既装着のキャリアテープと新たに供給されるキャリアテープとを継ぎ合わせるテープスプライシングが実行される(スプライシング作業工程)(ST3)。
この後実装作業を継続して反復し、キャリアテープ7をピッチ送りして電子部品を供給するテープ送り過程において、テープスプライシング作業によって継ぎ合わされた継目部Jを検出する(継目部検出工程)(ST4)。そして継目部Jの検出を承けて、部品照合確認部33cによって部品照合確認が行われる(部品照合確認工程)(ST5)。ここでは部品照合情報記憶部33aを参照し、当該フィーダ装着番地に新たに供給されるキャリアテープ15Aについての部品照合情報が既に書き込まれているか否かを確認する。
そしてこの部品照合確認結果に基づいて、このテープフィーダ5においては部品照合が正しく行われているか否か(部品照合情報が正しく書き込まれているか否か)を判定する(ST6)。すなわち、(ST5)、(ST6)においては、継目部Jの検出を承けて部品照合情報記憶部33aを参照し、新たに供給されるキャリアテープ15Aについての部品照合情報の有無を確認することにより、部品照合の正否を判断する(部品照合判定工程)。
そして(ST6)にて部品照合OKと確認されたならば、新たなキャリアテープ15Aによって正しい正規の部品が供給されていると判断して、搭載ヘッド8による実装動作を続行する(ST7)。これに対し(ST6)にて、部品照合が正しく行われていないと判断されたならば、非正規の部品が供給される可能性ありと判断して装置停止し(ST8)、部品照合未確認である旨警告報知する(ST9)。そしてこの報知を受け、マシンオペレータは直ちに当該警告がなされたテープフィーダにて現物のテープリールをチェックし、最終的に部品の正誤を確認する。
上記説明したように、本実施の形態に示す電子部品実装装置における部品供給方法は、部品供給部に供給されるキャリアテープについて当該キャリアテープが正規の部品に対応したキャリアテープであるか否かの照合情報を電子部品実装装置に付設された部品照合情報記憶部に記憶させておき、テープ送り過程においてテープスプライシング作業によって継ぎ合わされた継目部の検出を承けて部品照合情報記憶部を参照し、新たに供給されるキャリアテープについての部品照合情報の有無を確認するようにしたものである。
これにより、同一規格のテープリールによって多数種類の電子部品が供給される場合に、テープスプライシング作業において異種部品が収容されたキャリアテープを誤って継合する作業ミスが発生する場合にあっても、電子部品を取り違えて基板に実装する誤実装を確実に防止することができる。そして本発明の構成は、ユーザが既に稼動させている既存の部品照合システムから部品照合情報を実装ラインに取り込み、この部品照合情報によって部品供給動作実行中に部品照合確認を行う場合に有用である。
本発明の電子部品実装装置における部品供給方法は、テープスプライシング作業における部品取り違えに起因する誤実装を確実に防止することができるという効果を有し、部品供給部のテープフィーダから電子部品を取り出して搭載ヘッドに供給する部品供給方法に有用である。
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの構成説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープスプライシングの説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるキャリアテープの継目検出手段の説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品供給方法における部品照合確認処理のフロー図
符号の説明
3 基板
4 部品供給部
5 テープフィーダ
8 搭載ヘッド
15,15A キャリアテープ
J 継目部

Claims (1)

  1. 部品供給部から搭載ヘッドによって電子部品を取り出して基板に実装する電子部品実装装置において、前記部品供給部に配列されたテープフィーダによって電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、前記搭載ヘッドによるピックアップ位置に電子部品を供給する電子部品実装装置における部品供給方法であって、
    前記部品供給部に供給されるキャリアテープについて当該キャリアテープが供給されるべき正規の部品に対応したキャリアテープであるか否かの照合情報を前記電子部品実装装置に付設された部品照合情報記憶部に記憶させる部品照合情報記憶工程と、前記テープフィーダにおいて既装着のキャリアテープと新たに供給されるキャリアテープとを継ぎ合わせるテープスプライシング作業工程と、前記キャリアテープをピッチ送りして電子部品を供給するテープ送り過程において前記テープスプライシング作業によって継ぎ合わされた継目部を検出する継目部検出工程と、前記継目部の検出を承けて前記部品照合情報記憶部を参照し、前記新たに供給されるキャリアテープについての前記部品照合情報の有無を確認することにより、部品照合の正否を判定する部品照合判定工程とを含むことを特徴とする電子部品実装装置における部品供給方法。
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