JP2007105658A - パイプの被覆構造 - Google Patents

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勝 小山
Kazuo Maeno
和雄 前野
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Abstract

【課題】永久磁石を用いた流体改善装置等をパイプに取り付ける際、確実かつ簡易に固定することができるパイプの被覆構造を提供する。
【解決手段】ヨーク部材60及び永久磁石50を収納した一のケース部材11と、同様の構成を有する他の一のケース部材11'を、シート40を巻き付けたパイプ2を挟んで、一のケース部材11の永久磁石50と他の一のケース部材11'の永久磁石50を相対向させて、ケース部材11の長さ方向がパイプ2の軸方向と平行になるよう配置し、各ケース部材11,11'の幅方向の両側端部に設けられた連結部13,13'を付勢力を有する連結部材30,30で連結して一体化させ、さらに各ケース部材11,11'の表面側からネジ70,70を締め付けることにより、各ケース部材11,11'が前記パイプ2に固定されかつパイプ2の外周を被覆するように形成した。
【選択図】図4

Description

この発明は、水道管や燃料輸送パイプなどの流体輸送用パイプに取り付けられる磁気処理装置などの装着体の構造に関するものである。
従来より、水道管に磁性体を装着することにより水を活性化させる装置(特許文献1参照)や、燃料パイプに磁性体を装着することにより燃料の燃焼効率を向上させたり排気ガスを改良したりする技術(特許文献2参照)が知られている。
そして、これらの処理を行うため、パイプに磁性体などを装着する場合の構造としては、例えば特許文献3に挙げるものがある。これは、磁石材を内装した半割体を向かい合わせてパイプを挟んで配置し、半割体の側端部に設けられた溝部に嵌め合わせ部材の爪を係合させて二つの半割体を一体化し取り付けるようにしたものである。
特許第3145671号公報 特許第2749523号公報 特開2004−114033号公報
しかし、上記した特許文献3に記載のパイプの被覆構造では、嵌め合わせ部材を摺動させて半割体を一体化しているので、部材同士の嵌め合わせ精度が悪いと、固定力が不安定となるといった問題点があった。
そこで、請求項1乃至3記載の発明は、永久磁石を用いた流体改善装置等をパイプに取り付ける際、確実かつ簡易に固定することができるパイプの被覆構造を提供することを目的とする。
また、上記に加え、請求項4記載の発明は、パイプを被覆するための容器に収納された永久磁石等が正規位置に取り付けられ、内部でがたつかないようにすることを目的とし、請求項5記載の発明は、磁力の漏洩を防ぐことを目的とする。さらに、請求項6記載の発明は流体改良効果を高めることを目的とし、請求項7記載の発明は燃料供給パイプに使用するのに適したパイプの被覆構造を提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、パイプ(燃料供給用パイプ2)を挟んで各々に対向して配置される永久磁石(50)と、前記永久磁石(50)の反パイプ側に配置されるヨーク部材(60)と、前記永久磁石(50)及びヨーク部材(60)を重ね合わせて収納可能な収納部(12)を有し、長さ方向が前記パイプ(2)の軸方向と平行となるよう前記パイプ(2)に取り付けられるとともに、パイプ(2)の軸方向と直交する幅方向の両側端部に連結部を備えるケース部材(11)と、前記連結部を連結するための連結部材、とからなるパイプの被覆構造である。
そして、このパイプの被覆構造においては、前記永久磁石(50)の表面が表出するように前記収納部(12)にヨーク部材(60)及び永久磁石(50)を収納した一のケース部材(11)と、同様の構成を有する他の一のケース部材(11')を、前記パイプ(2)を挟んで、一のケース部材(11)に収納された永久磁石(50)と他の一のケース部材(11')に収納された永久磁石(50)が相対向するよう配置し、一のケース部材(11)の連結部と他の一のケース部材(11')の連結部を連結部材で連結して一体化させることにより、各ケース部材(11,11')が前記パイプ(2)に固定されかつパイプ(2)の外周を被覆するものである。さらに、前記連結部材は、前記連結部の連結時において、一のケース部材(11)の連結部と他の一のケース部材の連結部(11)とを、双方が密着する方向に付勢するように形成されていることを特徴とする。
本発明は、水道管や燃料供給パイプに装着される磁気処理装置におけるパイプの被覆構造に係る。
ここで、ケース部材(11)の収納部(12)は、永久磁石(50)及びヨーク部材(60)を入れることができる凹部を有していればよく、一方が開口する箱形であってもよいし、三方が開口する断面コ字型のレール状であってもよい。また、ケース部材(11)が箱形に形成されている場合には、二つのケース部材(11,11')を合わせたときに長さ方向の端面にパイプ(2)の外周が嵌合可能な開口部が生じるよう、ケース部材(11)の端面に半円形の凹部を設けると好適である。またケース部材(11)は、軽量かつ耐熱性に優れた素材、例えばアルミニウム製とすると好適である。
前記「連結部」は、「連結部材」によって二つのケース部材(11)を連結するための部分であって、ケース部材(11)に設けられた張り出し部(13)や溝(挿入溝17)とすることができる。
またここで、「連結部材」が「連結部」を「双方が近接する方向に付勢」するとは、「連結部」に「連結部材」を取り付けることにより、「連結部材」が「連結部」を押しつけること、又は引き寄せることの双方を含む。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記連結部は、前記ケース部材(11)の両側端部から幅方向に突設された突出部(張り出し部13)であり、前記連結部材として、断面略コ字型の挟持部材(30)を設けたものである。そして、前記一のケース部材(11)及び他の一のケース部材(11')で前記パイプ(2)を挟んだときにそれぞれに当接する各突出部(13,13')を前記挟持部材(30)で挟持して、各ケース部材(11,11')を一体化させることを特徴とする。
本発明及び請求項3記載の発明は、「連結部」及び「連結部材」を限定したものである。
本発明における挟持部材(30)は、接合している突出部(13)を外側から押しつけることにより密着させて、各ケース部材(11,11')を一体化させるものである。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記連結部は、前記ケース部材(11)の両側端部に長さ方向にわたって設けられた溝(挿入溝17)であり、前記連結部材として、前記溝(17)に挿入可能な二つの挿入部(差し込み部81)を有し、各挿入部(81)の間には各挿入部(81)を連結するとともに各挿入部間の幅方向の長さを調整可能な連結調整部(連結部82)を備える挿入連結部材(80)を設けたものである。そして、前記一のケース部材(11)及び他の一のケース部材(11')で前記パイプ(2)を挟んだ状態で、一のケース部材(11)の溝(17)と対向側にある他の一のケース部材(11)の溝(17')に、前記挿入連結部材(80)の各挿入部(81)を挿入することにより、各ケース部材(11,11')を一体化させることを特徴とする。
本発明における「連結部材」としての挿入連結部材(80)は、「連結部」としての溝(17)を押しつけること又は引き寄せることにより各ケース部材(11,11')の接合部を密着させて、各ケース部材(11,11')を一体化させるものである。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記ケース部材(11)の収納部(12)の外側に、各ケース部材(11)が前記パイプ(2)を挟んで配置された状態で前記ヨーク部材(60)をパイプ(2)方向に押しつけ可能なネジ(70)を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ケース部材(11)をパイプ(2)に装着したときに、パイプ(2)と永久磁石(50)との間に隙間があっても、ヨーク部材(60)をパイプ(2)側に押しつけることにより永久磁石(50)をパイプ(2)の外周に圧着させることができる。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記ケース部材(11)は、長さ方向の両端面が開口する断面略コ字型のレール状に形成されており、前記両端面の開口部には、前記ヨーク部材(60)及び永久磁石(50)の長さ方向の側端部を覆うとともに、ケース部材(11)のパイプ(2)への装着時にパイプ(2)の外周に当接あるいは近接する半円状の凹部(21)を有する蓋体(エンドキャップ20)を設けたことを特徴とする。
本発明は、ケース部材(11)の形状が、収納部(12)にヨーク部材(60)及び永久磁石(50)を収納したときにその長さ方向の側端部が露出するような形状である場合に、その側端部を塞いで永久磁石(50)の磁力がケース部材(11)の外に漏洩しない、あるいはしにくいようにしたものである。
(請求項6)
(特徴点)
請求項6記載の発明は、上記した請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項6記載の発明は、前記パイプ(2)の外周に、遠赤外線シート(40)を巻き付けて介在させたことを特徴とする。
(請求項7)
(特徴点)
請求項7記載の発明は、上記した請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項7記載の発明は、前記パイプ(2)は、燃料輸送用のパイプであり、前記ケース部材(11)はアルミニウム製とし、パイプが高温となっても支障がないように構成したことを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1乃至3記載の発明によれば、永久磁石を用いた流体改善装置等をパイプに取り付ける際、確実かつ簡易に固定することができるパイプの被覆構造を提供することができる。
また、上記に加え、請求項4記載の発明によれば、パイプを被覆するための容器に収納された永久磁石等が正規位置に取り付けられ、内部でがたつかないようにすることができ、請求項5記載の発明によれば、磁力の漏洩を防ぐことができる。さらに、請求項6及び7記載の発明によれば、燃料供給パイプに使用するのに適したパイプの被覆構造を提供することができる。
本発明の好適な実施の形態を、パイプとして燃料供給パイプ、本発明に係る被覆構造を有する装着体として、燃料供給パイプに利用する燃料活性化装置を例として、第一の実施の形態及び第二の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図9は、本発明の実施の第一の形態を示すものである。
図1は燃料活性化装置の側面図、図2は燃料活性化装置の正面図、図3及び図4は燃料活性化装置の断面図、図5は本体ユニット10の分解斜視図、図6はケース部材11の斜視図、図7乃至図9は燃料活性化装置の燃料供給パイプへの取り付け手順を示す斜視図である。
(燃料活性化装置1)
燃料活性化装置1は、図2のIII-III線断面図を表す図3及び図1のIV-IV線断面図を表す図4に示すように、燃料供給パイプ2の外周に遠赤外線シート40を巻き付け、この遠赤外線シート40を巻き付けた部分において燃料供給パイプ2を挟むように二個の本体ユニット10,10'を配置し、これらの本体ユニット10,10'を挟持部材30及びネジ70により固定したものである。前記各本体ユニット10,10'には、永久磁石50及びヨーク部材60が収納されており、永久磁石50が遠赤外線シート40と密着するように配置されている。そして、永久磁石50の磁力と遠赤外線シート40から発生される遠赤外線とにより、燃料供給パイプ2の内部を流れる液体燃料や気体燃料(例えばメタンガス)の燃焼効率を向上させるためのものである。
なお、本実施の形態における燃料活性化装置1は、パイプ径が6〜9ミリ程度のものに適している。
(本体ユニット10)
本体ユニット10は、図5に示すように、ケース部材11と、ケース部材11に収納される板状の永久磁石50及びヨーク部材60と、永久磁石50及びヨーク部材60を収納した状態でケース部材11の長さ方向の端面を塞ぐためのエンドキャップ20とから構成されている。
ここで、ヨーク部材60は鉄製の板材であり、永久磁石50の磁力線の漏洩を防ぎ磁気処理効果を増大させるためのものである。そして、永久磁石50とヨーク部材60は、板面で重ね合わせて永久磁石50が収納部12の開口側に位置するように、ケース部材11に収納されるものである(図7(A)参照)。
(ケース部材11)
ケース部材11は、断面略コ字型のアルミ製のレール状部材であり、例えば押し出し成形された断面略コ字状の型材を軸方向に直角に切断したものである。
そして、ケース部材11は、図5に示すように、永久磁石50及びヨーク部材60を収納するための凹部である収納部12を有している。また、収納部12の開口側の幅方向の両側端部には、幅方向に突出する張り出し部13が長さ方向にわたって形成されており、この張り出し部13には係合部14が設けられている。そして、収納部12の底面の角部には、エンドキャップ20を固定するための挿入孔15が形成されており、収納部12の底面を形成する壁の略中央部には、ネジ孔16が2カ所穿設されている(図6参照)。
ここで、前記係合部14は、張り出し部13の収納部12の反対方向の表面に形成された凹溝14Aと、この凹溝14Aに嵌入可能な突条14Bとからなっており、二つの張り出し部13のうち、一方には凹溝14Aが、もう一方には突条14Bが設けられている。そして、凹溝14Aと突条14Bは、図7に示すように、燃料供給パイプ2を挟んで取り付けられる二つの本体ユニット10,10'のうち、一の本体ユニット10の凹溝14Aと、他の一の本体ユニット10'の突条14B'が、一の本体ユニット10の突条14Bと、他の一の本体ユニット10'の凹溝14A'がそれぞれ係合するようになっている。なお、本体ユニット10,10'のケース部材11,11'は同型のものであり、例えば図5に示すケース部材11を点対称に回転させれば、図6に示す状態となって、上記したような係合が可能となる。
なお、ケース部材11をアルミ製としたのは、本実施の形態に係る燃料活性化装置1を燃料供給パイプ2のバーナー部付近に取り付けることに鑑み、耐熱性に優れかつ軽量な金属とするのが好適だからである。ただし、高耐熱性樹脂製のもので実施しても何ら支障はない。
(エンドキャップ20)
エンドキャップ20は、図5に示すように、ケース部材11の長さ方向の端面の双方に取り付けられる断面略L字型の蓋体であり、ケース部材11の端面開口を塞ぐ板状の閉塞部23と、ケース部材11の収納部12の端面側の外周部を囲うように閉塞部23から張り出す突片24を備えている。また、前記閉塞部23には、突片24の付け根部分から突片24と同じ方向に突設され前記ケース部材11の挿入孔15に挿入可能な円柱状の突起22が設けられている。
さらに、前記閉塞部23の突起22と反対側の端部には、燃料供給パイプ2の半径と同径か僅かに大きい半径を有する半円状の凹部21が形成されている。この凹部21は、本体ユニット10,10'で燃料供給パイプ2を挟んだときに燃料供給パイプ2を避けるためのものである。
また、閉塞部23の突起22側の面には、図3及び図5に示すように、凹部21の外周に沿ってV字型の切込部25が設けられている。この切込部25と凹部21の間には、燃料供給パイプ2の外周に当接する凹面を有する切除片26が形成される。そして、切込部25の薄肉部分に沿って、切除片26を切り取ることにより、凹部21の径を大きくし、大径の燃料供給パイプに対応することができるようになっている。
なお、エンドキャップ20も、耐熱性のある材料で形成するのが好ましい。
(挟持部材30)
挟持部材30は、燃料供給パイプ2を挟んで係合部14を互いに係合させた本体ユニット10,10'の、張り出し部13,13'を挟持して固定するための連結部材である。すなわち、挟持部材30は、図8に示すように、二つの挟持片31を有し、接合している張り出し部13,13'に幅方向から押入可能な断面略コ字型の板バネである。そして、押入時には前記挟持片31が広がる方向に弾性変形し、取り付け後は挟持片31が互いに近づく方向に復元力が働くので、張り出し部13,13'は外側から押さえつけるようにして固定され、本体ユニット10,10'が結合されるものである(図4参照)。
なお、二つの挟持片31の開放口側端部の形状は、図4に示すように、外側に向かって傾斜させて形成した方が、取り付け作業上好ましい。
また、図示した例では、片側の張り出し部13,13'を長さの短い挟持部材30を二個用いて固定しているが、張り出し部13,13'と同等かやや短い長さの挟持部材30一個で固定するようにしてもよい。
(燃料活性化装置1の取り付け)
次に、上記構成を有する燃料活性化装置1の、燃料供給パイプ2への取り付け方法を説明する。
まず、ケース部材11の収納部12にヨーク部材60、永久磁石50の順に収納し、長さ方向の両端面にエンドキャップ20を取り付ける。これにより、板状の永久磁石50の表面のみがケース部材11から表出し、ヨーク部材60の全体と永久磁石50の裏面及び側面部は収納部12及びエンドキャップ20により覆い隠された状態となる。なおこのとき、エンドキャップ20の凹部21の下端部は、永久磁石50の表面よりも上側に位置するようになっている。ケース部材11にヨーク部材60及び永久磁石50を収納し、エンドキャップ20を取り付けたところで、一の本体ユニット10が形成される。上記と同様の手順により、他の一の本体ユニット10'を形成する。
次に、図7(A)に示すように、燃料供給パイプ2の外周に遠赤外線シート40を巻き付け固定する。遠赤外線シート40の長さは、ケース部材11の収納部12のからはみ出さない長さに切断されている(図3参照)。
そして、前記一の本体ユニット10と、他の一の本体ユニット10'とを、永久磁石50が燃料供給パイプ2の遠赤外線シート40に当接するように本体ユニット10,10'の収納部12,12'を対向させて、長さ方向が燃料供給パイプ2の軸方向と平行になるよう位置させ、係合部14,14'を互いに係合させる。本体ユニット10,10'は、図7(B)に示すように、係合部14,14'により連結され、燃料供給パイプ2を挟むようにして仮固定される。
続いて、図8に示すように、接合している張り出し部13,13'の側方から挟持部材30を取り付け、本体ユニット10,10'を結合固定する。さらに、図9に示すようにケース部材11のネジ孔16にネジ70をねじ込むことにより、収納部12内のヨーク部材60が外側から押圧され、永久磁石50を遠赤外線シート40に押しつける。これにより、ヨーク部材60及び永久磁石50が収納部12の内部でがたつくことなく、燃料供給パイプ2に本体ユニット10,10'が取り付けられる(図4参照)。
このように、本実施の形態によれば、アルミ製の同形状のケース部材11を二つ重ねて挟持部材30により固定し燃料供給パイプ2を被覆する構造としてあるので、取り付け容易かつ製造容易であるとともに、軽量かつ耐熱性に優れた燃料活性化装置を提供することができるものである。
また、ヨーク部材60及び永久磁石50をケース部材11の収納部12に収納した状態で、遠赤外線シート40を巻き付けた燃料供給パイプ2との間にある程度のクリアランスが生じるように形成してあり、このクリアランスをネジ70の締結によって埋める構成としてあるので、遠赤外線シート40と永久磁石50を密着状態にすることができ、本体ユニット10,10'を確実に燃料供給パイプ2に固定することができる。さらに、上記構成により、遠赤外線シート40を巻き付けた燃料供給パイプ2の直径に多少の誤差があっても対応でき、エンドキャップ20の切込部25で切除片26を切り取ることにより凹部21の径を大きくすることができるので、パイプ径の異なる燃料供給パイプ2にも使用することができ、経済的である。
(第二の実施の形態)
(図面の説明)
図10は、本発明の実施の第二の形態を示すものであり、燃料活性化装置1と挿入連結部材80の斜視図、及び燃料活性化装置1を燃料供給パイプ2に取り付けた断面図である。
第二の実施の形態は、二つの本体ユニット10,10'を結合するための連結部を、溝部(挿入溝17)と連結部材(挿入連結部材80)により形成したものである。なお、第一の実施の形態と共通する部分は記載を省略し、本実施の形態の特徴点のみ説明する。
(ケース部材11)
本実施の形態におけるケース部材11は、基本的には第一の実施の形態におけるケース部材11と同様の構成を有しているが、図10(C)に示すように、突出部13の収納部12と反対方向の端面に、収納部12の開口と同じ方向に開口する挿入溝17が、長さ方向にわたって形成されている。そして、一のケース部材11と他の一のケース部材11'とを、収納部12の開口側を相対向させて接合したとき、挿入溝17の外側の壁部の端面は対向する挿入溝17'の壁部の端面と当接し、挿入溝17の内側の壁部の端部と挿入溝17'の内側の壁部の端部との間には間隙Pが生じるようになっている。
(挿入連結部材80)
挿入連結部材80は、図10(B)及び(C)に示すように、二つのパイプ状の差し込み部81と、この差し込み部81の間をつなぐ断面略U字型の連結部82とから成るバネ部材であり、連結部82をケース部材11,11'を相対向して配置したときに生じる間隙Pに位置させて、差し込み部81の一方をケース部材11の挿入溝17に挿入し、他方の差し込み部81をケース部材11'の挿入溝17'に挿入することにより、ケース部材11,11'を結合させるためのものである。
ここで、各差し込み部81間の距離は、連結部82のバネ力により近接隔離することができるようになっており、常態においては、接合状態のケース部材11,11'の挿入溝17,17'間の距離よりもやや短くなるよう形成されている。そして、挿入連結部材80を取り付けるときには、連結部82を弾性変形させて差し込み部81間の距離をひろげ、差し込み部81を挿入溝17,17'に挿入する。挿入連結部材80を取り付けた状態では、連結部82の復元力が差し込み部81間の距離を縮める方向に働くので、各差し込み部81が挿入溝17,17'を近づける方向に押圧し、これによりケース部材11,11'が結合するものである。
なお、本実施の形態では、挿入連結部材80の連結部82を断面略U字型に形成してバネ部材としているが、ケース部材11,11'を連結するための連結部としては、特に図示しないが、例えば差し込み部81を略平板状の連結板や、断面略台形の連結板で連結した構成としてもよい。
(燃料活性化装置1の取り付け)
次に、上記構成を有する燃料活性化装置1の、燃料供給パイプ2への取り付け方法を説明する。
まず、燃料供給パイプ2の外周に遠赤外線シート40を巻き付け、収納部12にヨーク部材60、永久磁石50の順に収納した一のケース部材11と、同様の構成を有する他の一のケース部材11'とを、永久磁石50が遠赤外線シート40に当接するように収納部12,12'を対向させて位置させる。
次に、ケース部材11,11'の長さ方向の端部から、燃料供給パイプ2の軸方向に向かって挿入連結部材80を挿入する。これにより、二つのケース部材11,11'が燃料供給パイプ2を挟んで結合固定される。続いて、ケース部材11,11'の長さ方向の端部を塞ぐように、エンドキャップ20をとりつける。これにより、ケース部材11,11'の端部から表出しているヨーク部材60及び永久磁石50の側面部が覆い隠されるとともに、燃料供給パイプ2に本体ユニット10,10'が取り付けられた状態となる。
さらに、図10(C)に示すように、ケース部材11,11'のネジ孔16,16'にネジ70をねじ込むことにより、収納部12,12'内のヨーク部材60が外側から押圧され、永久磁石50を遠赤外線シート40に押しつける。これにより、ヨーク部材60及び永久磁石50が収納部12の内部でがたつくことなく、燃料供給パイプ2に本体ユニット10,10'が固定される。
なお、エンドキャップ20の形態は上述した各々のケース部材11,11'に取り付けられる構成以外に、一体形状としてあらかじめ燃料供給パイプ2に挿入しておき、ケース部材11,11'を装着した後にケース部材11,11'の両端部を塞ぐように形成したり、あるいは一つのエンドキャップ20が連結状態のケース部材11,11'の正面視で左右方向の半分ずつを覆う形態で実施してもよい。
このように、本実施の形態によれば、ケース部材11の長さ方向にわたって形成された挿入溝17をほぼ埋める形で挿入連結部材80を挿入しているので、より確実に二つのケース部材11を結合することができる。また、挿入連結部材80が本体ユニット10から露出しない構成となっているので、挿入連結部材80が外れてしまうことがない。
なお、上記した第一及び第二の実施の形態では、燃料供給パイプ2に取り付ける燃料活性化装置1の被覆構造を説明したが、本発明に係るパイプの被覆構造は、水道管に取り付ける活水化装置に応用することもできる。この場合には、耐熱性を高くする必要はないので、ケース部材11やエンドキャップ20を非高耐熱性の合成樹脂により形成してもよい。また、水道管に使用する場合には、連結部材が表出しない第二の実施の形態によるものが外観上好ましい。
また、ネジ70については、ケース部材11と永久磁石50及びヨーク部材60、あるいはそれらと遠赤外線シート40を巻き付けた燃料供給パイプ2の外周面との寸法精度を確保できれば、使用を省略することができる。さらに、本発明に係るパイプの被覆構造は、遠赤外線シート40を用いない構成としても実施することができる。
そして、燃料活性化装置1の大きさ(長さや幅)は、燃料供給パイプ2の管径や用途に応じて適宜変更できるものであり、図示した形態に限られるものではない。
ところで、第二の実施の形態においては、燃料活性化装置1が長尺になると、挿入溝17に長尺の挿入連結部材80を挿入するのが困難になる。そこで、このような場合には、特に図示しないが、挿入溝17の両端部のみに挿入連結部材80を挿入するようにしてもよい。またこの場合、残りの部分に例えば円柱状のスペーサを挿入するようにしてもよい。
本発明の第一の実施の形態であって、燃料活性化装置1の側面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、燃料活性化装置1の正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、図2のIII-III線拡大断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、図1のIV−IV線拡大断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、本体ユニット10の分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、ケース部材11の斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、燃料活性化装置1の燃料供給パイプ2への取り付けを示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、燃料活性化装置1の燃料供給パイプ2への取り付けを示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、燃料活性化装置1の外観斜視図である。 本発明の第二の実施の形態であって、ケース部材11と挿入連結部材80を示す図である。
符号の説明
1 燃焼活性化装置 2 燃料供給パイプ(パイプ)
10 本体ユニット 11 ケース部材
12 収納部 13 張り出し部(連結部・突出部)
14 係合部 14A 凹溝
14B 突条
15 挿入孔 16 ネジ孔
17 挿入溝(連結部・固定溝)
20 エンドキャップ(蓋体) 21 凹部
22 突起 23 閉塞部
24 突片 25 切込部
26 切除片
30 挟持部材(連結部材) 31 挟持片
40 遠赤外線シート(シート) 50 永久磁石
60 ヨーク部材 70 ネジ
80 挿入連結部材(連結部材) 81 差し込み部(挿入部)
82 連結部

Claims (7)

  1. パイプを挟んで各々に対向して配置される永久磁石と、
    前記永久磁石の反パイプ側に配置されるヨーク部材と、
    前記永久磁石及びヨーク部材を重ね合わせて収納可能な収納部を有し、長さ方向が前記パイプの軸方向と平行となるよう前記パイプに取り付けられるとともに、パイプの軸方向と直交する幅方向の両側端部に連結部を備えるケース部材と、
    前記連結部を連結するための連結部材、とからなるパイプの被覆構造であって、
    前記永久磁石の表面が表出するように前記収納部にヨーク部材及び永久磁石を収納した一のケース部材と、同様の構成を有する他の一のケース部材を、前記パイプを挟んで、一のケース部材に収納された永久磁石と他の一のケース部材に収納された永久磁石が相対向するよう配置し、一のケース部材の連結部と他の一のケース部材の連結部を連結部材で連結して一体化させることにより、各ケース部材が前記パイプに固定されかつパイプの外周を被覆するものであって、
    前記連結部材は、前記連結部の連結時において、一のケース部材の連結部と他の一のケース部材の連結部とを、双方が近接する方向に付勢するように形成されていることを特徴とするパイプの被覆構造。
  2. 前記連結部は、前記ケース部材の両側端部から幅方向に突設された突出部であり、
    前記連結部材として、断面略コ字型の挟持部材を設け、
    前記一のケース部材及び他の一のケース部材で前記パイプを挟んだときにそれぞれに当接する各突出部を前記挟持部材で挟持して、各ケース部材を一体化させることを特徴とする請求項1記載のパイプの被覆構造。
  3. 前記連結部は、前記ケース部材の両側端部に長さ方向にわたって設けられた溝であり、
    前記連結部材として、前記溝に挿入可能な二つの挿入部を有し、各挿入部の間には各挿入部を連結するとともに各挿入部間の幅方向の長さを調整可能な連結調整部を備える挿入連結部材を設け、
    前記一のケース部材及び他の一のケース部材で前記パイプを挟んだ状態で、一のケース部材の溝と対向側にある他の一のケース部材の溝に、前記挿入連結部材の各挿入部を挿入することにより、各ケース部材を一体化させることを特徴とする請求項1記載のパイプの被覆構造。
  4. 前記ケース部材の収納部の外側に、各ケース部材が前記パイプを挟んで配置された状態で前記ヨーク部材をパイプ方向に押しつけ可能なネジを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパイプの被覆構造。
  5. 前記ケース部材は、長さ方向の両端面が開口する断面略コ字型のレール状に形成されており、
    前記両端面の開口部には、前記ヨーク部材及び永久磁石の長さ方向の側端部を覆うとともに、ケース部材のパイプへの装着時にパイプの外周に当接あるいは近接する半円状の凹部を有する蓋体を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパイプの被覆構造。
  6. 前記パイプの外周に、遠赤外線シートを巻き付けて介在させたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパイプの被覆構造。
  7. 前記パイプは、燃料輸送用のパイプであり、前記ケース部材はアルミニウム製であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のパイプの被覆構造。
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