JP2001212452A - 磁場、α線及び遠赤外線を用いた流体処理装置 - Google Patents

磁場、α線及び遠赤外線を用いた流体処理装置

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JP2001212452A
JP2001212452A JP2000024994A JP2000024994A JP2001212452A JP 2001212452 A JP2001212452 A JP 2001212452A JP 2000024994 A JP2000024994 A JP 2000024994A JP 2000024994 A JP2000024994 A JP 2000024994A JP 2001212452 A JP2001212452 A JP 2001212452A
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Japan
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fluid
magnetic
far
fluid pipe
radiating
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Isamu Kobayashi
勇 小林
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AAKUTEKKU KK
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/48Treatment of water, waste water, or sewage with magnetic or electric fields
    • C02F1/481Treatment of water, waste water, or sewage with magnetic or electric fields using permanent magnets
    • C02F1/482Treatment of water, waste water, or sewage with magnetic or electric fields using permanent magnets located on the outer wall of the treatment device, i.e. not in contact with the liquid to be treated, e.g. detachable
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  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】流体に磁場、α線及び遠赤外線を作用させ、流
体の処理を図る。 【解決手段】流体処理装置10は、非磁性部材からなる
流体用パイプ11と、流体パイプ11の外側表面に隔置
された永久磁石12aと12b、α線及び遠赤外線放射
シート13とからなり、流体用パイプ11の内部を流れ
る流体に対して、磁場、α線及び遠赤外線を作用させ
る。これにより、流体用パイプ11内に例えば水道水を
通過させた場合には、水道管内の赤錆除去、再付着防止
が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁場、α線及び遠
赤外線を相互に作用させることにより、水やガソリン等
の流体を処理する流体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、水道管は老朽化すると、内部に
赤錆やスケールなどが付着し、水質を低下させる原因と
なっている。このように水質が低下した水道水の水質を
再び向上させる水処理装置については、これまでに数多
く提案されている。
【0003】その一例として、特許第2622911号
公報に記載された水処理装置がある。この従来の水処理
装置においては、水道管、高架水槽等を通水する被処理
水の給水管の途中を切断し装着できるように構成された
外部ケース内に、遠赤外線放射材が塗布されている通水
用パイプを挟み、互いに対応させるように複数個の永久
磁石を配置させたことを特徴としている。
【0004】このように構成された従来の水処理装置
は、遠赤外線放射材からの熱放射により、被処理水が活
性化され、さらに、被処理水は、永久磁石によって形成
されている磁場に起因する電子励起作用を受け、微粒子
化する。微粒子化された水は、赤錆などの溶解を促進す
るため、水道管の内壁に付着している赤錆その他の汚れ
を除去し、赤錆が再付着することを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
水処理装置においては、α線による原子・分子の電離や
励起作用を有効に利用して、流体を活性化するものはな
く。
【0006】また、上記のように、従来の水処理装置に
おいては、遠赤外線放射材を塗布した通水用パイプの周
囲に単に永久磁石を並べているだけであり、必ずしも有
効に磁場を作用させているとはいえず、水の浄化効率を
高めることは不可能であった。このため、上記の従来の
水処理装置においては、水道水の水質をある程度向上さ
せるためには、永久磁石を多量に用いなければならず、
水処理装置が大型の装置にならざるを得ないという構造
上の欠点があった。
【0007】更に、従来装置は、以上のように大型化せ
ざるを得ない構造上の欠点から、その用途が、地上等に
おいて設置することができる水処理用の装置として限定
されている。
【0008】そこで、本件発明は、磁場を有効に作用さ
せ、また、磁場、α線及び遠赤外線を相互に作用させる
ことにより、水やガソリン等の流体を効率的に処理する
流体処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題の解決手段】以上のような課題を解決するため、
本願請求項1記載の発明は、非磁性部材からなる流体用
パイプと、前記流体用パイプの内部を流れる流体に対し
て、磁場を作用させる磁気手段と、前記流体用パイプの
内部を流れる流体に対して、α線を放射するα線放射手
段と、前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、
遠赤外線を放射する遠赤外線放射手段と、からなり、前
記磁気手段、前記α線放射手段及び前記遠赤外線放射手
段は、前記流体用パイプの長さ方向において相互に隔置
されていることを特徴とする流体処理装置を提供する。
【0010】磁気手段としては、永久磁石を用いること
ができ、また、α線放射手段及び遠赤外線放射手段とし
ては、様々な物が考えられるが、例えば、微粒子化した
輝緑石をシート状にした物を使用すれば、輝緑石は、α
線及び放射線を同時に放射するため、α線放射手段と遠
赤外線放射手段がひとつのシートで達成されることとな
る。
【0011】以上のような磁気手段、α線放射手段及び
遠赤外線放射手段を用いることにより、磁気手段による
磁場作用、α線による原子・分子の電離や励起作用、及
び、遠赤外線による熱放射の相互作用により、効率的
に、流体用パイプの内部を流れる流体、例えば、水道水
やミネラル水、ガソリンなどの液化燃料、天然ガス等の
気化燃料を活性化することができる。
【0012】なお、磁気手段は、請求項6記載のように
流体用パイプの外側表面に平面を形成し、その平面に取
付けることで、取付けが容易となり、更に、その平面
は、請求項7記載のように、断面が円形の中空パイプの
外側表面を切削することにより形成するのが望ましい。
このように、流体用パイプの外側表面を切削し、平面を
形成することにより、流体に作用させる磁場の大きさを
増大させることができる。例えば、磁気手段を相互に1
mm接近させると、約100ガウスだけ磁力が増す。
【0013】本願請求項2記載の発明は、非磁性部材か
らなる流体用パイプと、前記流体用パイプの内部を流れ
る流体に対して、第一の方向において磁場を作用させる
第1の磁気手段と、前記流体用パイプの内部を流れる流
体に対して、前記第一の方向とは異なる第二の方向にお
いて磁場を作用させる第二の磁気手段と、前記流体用パ
イプの内部を流れる流体に対して、前記第一及び第二の
方向とは異なる第三の方向において磁場を作用させる第
三の磁気手段と、前記流体用パイプの内部を流れる流体
に対して、α線を放射するα線放射手段と、前記流体用
パイプの内部を流れる流体に対して、遠赤外線を放射す
る遠赤外線放射手段と、からなる流体処理装置を提供す
る。
【0014】磁気手段としては、例えば、3組のN極及
びS極の磁石を用いることができる。従来技術の下で
は、1方向からの磁場しか作用しないのに対して、この
ように異なる3方向から磁場を作用させる3組の磁石を
用いたことで、流体用パイプの内部を流れる流体に対し
て、効率的に磁場を作用させることができる。
【0015】また、α線放射手段及び遠赤外線放射手段
としては、上記のように、微粒子化した輝緑石をシート
状にした物を使用することにより、輝緑石は、α線及び
放射線を同時に放射するため、α線放射手段と遠赤外線
放射手段がひとつのシートで達成されることとなる。
【0016】以上のような磁気手段、α線放射手段及び
遠赤外線放射手段を用いることにより、上述したよう
に、磁気手段による磁場作用、α線による原子・分子の
電離や励起作用、及び、遠赤外線による熱放射の相互作
用により、効率的に、流体用パイプの内部を流れる流
体、例えば、水道水やミネラル水、ガソリンなどの液化
燃料、天然ガス等の気化燃料を活性化することができ
る。
【0017】α線放射手段と遠赤外線放射手段について
は、請求項3記載のように、α線放射手段と遠赤外線放
射手段を第一の磁気手段と第二の磁気手段との間に設け
てもよく、また、請求項4記載のように、α線放射手段
は、第一及び第二の磁気手段との間に、遠赤外線放射手
段は、第二の磁気手段及び第三の磁気手段との間に設け
てもよく、さらに、請求項5記載のように、α線放射手
段及び遠赤外線放射手段を一組にし、前記第一及び前記
第二の磁気手段との間並びに前記第二の磁気手段及び前
記第三の磁気手段との間にそれぞれ設けてもよい。
【0018】また、磁気手段は、曲面上よりも平面上の
方が取り付けやすいため、請求項6記載のように、流体
用パイプは、その外側表面に平面が形成されていること
が望ましい。このように形成する平面は、3組の磁気手
段を取付ける必要上、流体用パイプの外側表面に、6個
設けておく必要がある。更に、流体用パイプは、請求項
7記載のように、断面が円形の中空パイプを用い、円弧
状の外側表面を切削することにより形成したものである
ことがより好ましい。
【0019】上述のように、3組の磁気手段を取付ける
必要から、流体用パイプは、断面が6角形の物を最初か
ら用いることも可能であるが、断面が円形の流体用パイ
プの外側表面を削り取ることで対向する一対の平面を流
水用パイプの外側表面上に形成すれば、それらの平面上
に配置される磁気手段相互間の距離を短縮することがで
き、流水用パイプの内部を流れる流体に対して磁気手段
をより近接して配置することができる。これにより、流
体に作用させる磁場の大きさを増大させることができ
る。
【0020】請求項8記載の発明は、被処理流体を貯留
する第一の被処理流体貯留部と、被処理流体を貯留する
第二の被処理流体貯留部と、複数の前記流体用パイプ
と、を有し、前記第一の被処理流体貯留部及び前記第二
の被処理流体貯留部とは複数の前記流体用パイプを介し
て連通されていることを特徴とする請求項1乃至7何れ
か一項記載の流体処理装置を提供する。
【0021】流体用パイプの径を大きくすると、それに
伴って、磁気手段相互の距離も大きくなり、流体用パイ
プの内部を流れる流体に作用する磁場の大きさが低下す
る。このため、請求項8記載の発明は、大量の流体を処
理しようとする場合に、小径の流体用パイプを複数集合
させることによって、流体用パイプの径を大きくするこ
となく、大量の流体を処理することを可能にするもので
ある。
【0022】請求項9記載の発明は、非磁性部材からな
る流体用パイプと、前記流体用パイプを覆う非磁性部材
からなる円筒形状の筐体と、前記流体用パイプの内部を
流れる流体に対して、磁場を作用させる磁気手段と、前
記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、α線を放
射するα線放射手段と、前記流体用パイプの内部を流れ
る流体に対して、遠赤外線を放射する遠赤外線放射手段
と、からなり、前記流体用パイプは、U字状に曲折し、
前記筐体内を往復するように形成され、前記磁気手段、
前記α線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、前記筐
体の外側面に設置されていることを特徴とする流体処理
装置を提供する。
【0023】請求項9記載の発明によれば、磁場を発生
させる磁気手段と、α線を放射するα線放射手段と、遠
赤外線放射手段とが設けられた円筒形状の筐体内を流体
用パイプが往復するため、流体用パイプ内を流れる流体
に対して、磁場、α線及び遠赤外線を大量に作用させる
ことができ、流体処理装置を大型化することなく、磁場
作用、α線放射作用及び遠赤外線放射作用を大幅に増加
させることができる。
【0024】請求項10記載の発明は、非磁性部材から
なる流体用パイプと、前記流体用パイプを覆う被磁性部
材からなる円筒形状の筐体と、前記流体用パイプの内部
を流れる流体に対して、第一の方向において磁場を作用
させる第1の磁気手段と、前記流体用パイプの内部を流
れる流体に対して、前記第一の方向とは異なる第二の方
向において磁場を作用させる第二の磁気手段と、前記流
体用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第一及び
第二の方向とは異なる第三の方向において磁場を作用さ
せる第三の磁気手段と、前記流体用パイプの内部を流れ
る流体に対して、α線を放射するα線放射手段と、前記
流体用パイプの内部を流れる流体に対して、遠赤外線を
放射する遠赤外線放射手段と、からなり、前記流体用パ
イプは、U字状に曲折し、前記筐体内を往復するように
形成され、前記第一、第二及び第三の磁気手段、前記α
線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、前記筐体の外
側面に設置されていることを特徴とする流体処理装置を
提供する。
【0025】請求項10記載の発明によれば、異なる3
方向からなる磁場を発生させる磁気手段と、α線を放射
するα線放射手段と、遠赤外線放射手段とが設けられた
円筒形状の筐体内を流体用パイプが往復するため、流体
用パイプ内を流れる流体に対して、磁場、α線及び遠赤
外線を大量に作用させることができ、流体処理装置を大
型化することなく、流体処理効果を大幅に増加させるこ
とができる。
【0026】なお、磁気手段、α線放射手段及び遠赤外
線放射手段は、請求項11に記載されているように、隔
置された第一及び第二の磁気手段との間にα線放射手段
及び遠赤外線放射手段を設けてもよいし、請求項12の
ように、α線放射手段は、第一及び第二の磁気手段との
間に設け、遠赤外線放射手段は第二及び第三の磁気手段
との間に設けることも可能である。更に、請求項13記
載のように、α線放射手段と遠赤外線放射手段を一組に
し、第一及び第二の磁気手段との間並びに第二及び第三
の磁気手段との間にそれぞれ設けることも可能である。
【0027】また、第一、第二及び第三の磁気手段は、
請求項14に記載されているように、相互に120度の
角度をなす3つの方向となるように設けることが望まし
い。
【0028】このように磁場を形成する3つの方向を等
間隔に設定することにより、流体用パイプの内部を流れ
る流体に対して均等に磁場を作用させることができる。
【0029】更に、請求項15に記載されているよう
に、前記流体用パイプを、U字状に曲折し、前記筐体内
を複数回往復するように形成することにより、流体用パ
イプ内を流れる流体に対して、何度も磁場、α線及び赤
外線を作用させることもできる。
【0030】加えて、請求項16記載の発明のように、
円筒形状の筐体には、その外側表面に6個の平面が形成
されており、磁気手段をこの6個の平面の各々に配置す
るように構成することにより、磁気手段の設置が容易と
なる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の第一の実施形
態である流体処理装置10を表している。流体処理装置
10は、塩化ビニル樹脂、プラスチック、ポリエチレン
やアルミニウムなどの非磁性部材からなり、断面が円形
である流体用パイプ11と、磁気手段としての永久磁石
12a、12bと、α線放射手段及び遠赤外線放射手段
として、輝縁石をシート状に加工したα線・遠赤外線放
射シート13とからなっている。本実施形態において
は、α線及び遠赤外線を同時に放射する輝縁石をシート
状に加工した物を用いているため、α線放射手段及び遠
赤外線放射手段は、α線・遠赤外線放射シート13によ
り達成されることとなるが、このような物に限らず、α
線放射手段と遠赤外線放射手段を別個の物で達成しても
よい。
【0032】永久磁石12a、12bは、流体用パイプ
11の外側面において、相対向するように設置されてい
る。
【0033】また、α線・遠赤外線放射シート13は、
流体用パイプ11の外周面に巻きつけられるようにして
設置されている。
【0034】更に、永久磁石12a、12bは、フェラ
イト磁石からなり、1000乃至1800ガウスの磁力
を有している。永久磁石12aは、N極の磁性を有して
おり、永久磁石12bは、S極の磁性を有している。
【0035】本実施形態に係る流体処理装置10は、以
下のようにして用いられる。
【0036】本実施形態に係る流体処理装置10を水処
理装置として用いた場合には、例えば、水処理プラント
の一部として、あるいは、水道管の一部として配置され
る。
【0037】被処理水が流体用パイプ11の内部を流れ
ると、被処理水は、永久磁石12a、12bにより形成
されている磁場を直角に横切ることとなるため、被処理
水に電子励起作用が働く。そして、水分子間でエネルギ
ー転換が起こり、その結果として、水は微粒子化され
る。また、α線・遠赤外線放射シート13から放射され
たα線により、電離や励起が促進される。更に、α線・
遠赤外線放射シート13から放射された遠赤外線によ
り、水の分子集団(クラスター)が分解され、水分子の
微粒子化が促進される。
【0038】このようにして微粒子化された水は、エネ
ルギー準位が高く、赤錆などの汚れの分解を促進する作
用を有している。このため、流体用パイプ11の内壁に
付着していた赤錆その他の付着物は除去され、更には、
赤錆などが再び付着することが防止される。
【0039】また、上述の流体処理装置10において
は、流体用パイプ11は、円形断面の物を使用したが、
図2に示すように、その外側表面に平面が形成された流
体用パイプ14を使用することも可能である。このよう
に、流体用パイプ14の外側表面に平面が形成されてい
れば、各永久磁石12a、12bを取りつけやすくな
り、更に、より強固に各永久磁石12a、12bを固着
することもできる。
【0040】ここで、外側表面に平面が形成された流体
用パイプ14を用いる場合には、図2に示しているよう
に、当初は円形であった流体用パイプ11(破線で示し
てある。)の外側表面を切削することにより、形成する
ことが望ましい。
【0041】このように、円形の流体用パイプ11の外
側表面を切削し、平面を形成することにより、各永久磁
石12a、12bの取り付け位置を流体用パイプ14の
中心に近づけることが可能になるので、流体用パイプ1
4の内部を流れる被処理水と各永久磁石12a、12b
との距離を近づけることができる。これにより、各永久
磁石12a、12bによって形成される磁場をよりいっ
そう強力に被処理水に作用させることができる。
【0042】本願発明の第一の実施形態である流体処理
装置10を、ガソリンや灯油等の液体燃料に使用した場
合、例えば、車の内燃機関の一部(インジェクションか
らエンジンに至るまでの間等)やストーブの給油経路の
一部に取り付けた場合には、永久磁石12a、12bに
よる磁場作用、α線・遠赤外線放射シート13による電
離、励起作用及び熱放射により、燃焼効率が高まり、燃
料消費量が軽減される。
【0043】更に、本願発明の第一の実施形態である流
体処理装置10を、天然ガス、プロパンガス等の気体燃
料に使用した場合にも、燃焼効率の向上及び省エネ効果
を生ずる。
【0044】図3は、本願発明の第二の実施形態である
流体処理装置20を表している。流体処理装置20は、
塩化ビニル樹脂、プラスチック、ポリエチレンやアルミ
ニウムなどの非磁性部材からなり、断面が円形である流
体用パイプ21と、磁気手段としての永久磁石22a、
22b、23a、23b、24a、24bと、α線放射
手段及び遠赤外線放射手段として、輝縁石をシート状に
加工したα線・遠赤外線放射シート13とからなってい
る。本実施形態においても、α線及び遠赤外線を同時に
放射する輝縁石をシート状に加工した物を用いているた
め、α線放射手段及び遠赤外線放射手段は、α線・遠赤
外線放射シート13により達成されることとなるが、こ
のような物に限らず、α線放射手段と遠赤外線放射手段
を別個の物で達成してもよい。
【0045】永久磁石22a、22b、23a、23
b、24a、24bは、流体用パイプ21の外側面にお
いて、22aと22b、23aと23b、24aと24
bとがそれぞれ対向するように設置されており(図3に
おいては、22a、22b、23a、24aのみを図
示、23bと24bは、それぞれ23aと24aの反対
側にあり、図示できず。)、22aと22b、23aと
23b、24aと24bという各組は、それぞれ等間
隔、即ち、一の永久磁石は、隣接する他の永久磁石との
間でそれぞれ60度の角度をなしている。例えば、永久
磁石23aは、隣接する永久磁石22a、24aとそれ
ぞれ60度の角度をなしている。従って、これら3組の
永久磁石22aと22b、23aと23b、24aと2
4bとがなす方向は、相互に120度の角度をなしてい
る。
【0046】また、これら3組の永久磁石22aと22
b、23aと23b、24aと24bとは、流体用パイ
プ21の軸線方向においてそれぞれ適当な間隔を空けて
設置されており、これらの永久磁石間にα線・遠赤外線
放射シート13が流体用パイプ21の外周面に巻きつけ
られるようにして設置されている。
【0047】更に、各永久磁石22a、22b、23
a、23b、24a、24bは、フェライト磁石からな
り、1000乃至1800ガウスの磁力を有している。
永久磁石22a、23b、24aは、N極の磁性を有し
ており、永久磁石22b、23a、24bは、S極の磁
性を有している。即ち、流体用パイプ21の外則表面上
には、N極の永久磁石とS極の永久磁石とが、交互に配
置されている。
【0048】本実施形態に係る流体処理装置20も、上
述の流体処理装置10と同様にして用いられる。即ち、
流体処理装置20を水処理装置として用いた場合には、
例えば、水処理プラントの一部として、あるいは、水道
管の一部として配置される。
【0049】被処理水が流体用パイプ21の内部を流れ
ると、被処理水は、各永久磁石22a、22b、23
a、23b、24a、24bにより形成されている磁場
を直角に横切ることとなるため、被処理水に電子励起作
用が働く。そして、水分子間でエネルギー転換が起こ
り、その結果として、水は微粒子化される。また、α線
・遠赤外線放射シート13から放射されたα線により、
電離や励起が促進される。更に、α線・遠赤外線放射シ
ート13から放射された遠赤外線により、水の分子集団
(クラスター)が分解され、水分子の微粒子化が促進さ
れる。
【0050】このようにして微粒子化された水は、エネ
ルギー準位が高く、赤錆などの汚れの分解を促進する作
用を有している。このため、流体用パイプ21の内壁に
付着していた赤錆その他の付着物は除去され、更には、
赤錆などが再び付着することが防止される。
【0051】特に本実施形態によれば、3組の永久磁石
22aと22b、23aと23b、24aと24bとに
よって、異なる3方向からの磁場が形成されており、流
体用パイプ21内を流れる被処理水に有効に磁場が作用
し、また、α線による電離、励起作用、遠赤外線による
分解作用が相互に作用して、上述のような赤錆除去、再
付着防止機能がよりいっそう強化される。
【0052】また、上述の流体処理装置20において
は、流体用パイプ21は、円形断面の物を使用したが、
図4に示すように、六角形断面の流体用パイプ25を使
用することも可能である。このように、流体用パイプ2
5の外側表面が平面であれば、各永久磁石22a、22
b、23a、23b、24a、24bを取りつけやすく
なり、更に、より強固に各永久磁石22a、22b、2
3a、23b、24a、24bを固着することもでき
る。
【0053】ここで、六角形断面の流体用パイプ25を
用いる場合には、図4に示しているように、当所は円形
であった流体用パイプ21(破線で示してある。)の外
側表面を切削することにより、六角形断面の流体用パイ
プ25とすることが望ましい。
【0054】このように、円形の流体用パイプ21の外
側表面を切削し、六角形断面の流体用パイプ25とする
ことにより、各永久磁石22a、22b、23a、23
b、24a、24b及びα線・遠赤外線放射シート13
を取り付ける位置を流体用パイプ25の中心に近づける
ことが可能になるので、流体用パイプ25の内部を流れ
る被処理水と各永久磁石22a、22b、23a、23
b、24a、24b及びα線・遠赤外線放射シート13
との距離を近づけることができる。これにより、各永久
磁石22a、22b、23a、23b、24a、24b
によって形成される磁場並びにα線・遠赤外線シート1
3によって放射されるα線及び遠赤外線をよりいっそう
強力に被処理水に作用させることができる。
【0055】なお、流体用パイプ21の外側表面に六個
の平面を形成する場合、図5に示すように、流体用パイ
プ21の外側表面に等間隔の六個の平面27を形成し、
これら六個の平面27の間には、流体用パイプ21の円
弧状の外側表面28が残っているようにしてもよい。
【0056】本願発明の第二の実施形態である流体処理
装置20を、ガソリンや灯油等の液体燃料に使用した場
合、例えば、車の内燃機関の一部(インジェクションか
らエンジンに至るまでの間等)やストーブの給油経路の
一部に取り付けた場合には、永久磁石22a、22b、
23a、23b、24a、24bによる磁場作用、α線
・遠赤外線放射シート13による電離、励起作用及び熱
放射により、燃焼効率が高まり、燃料消費量が軽減され
る。
【0057】更に、本願発明の第二の実施形態である流
体処理装置20を、天然ガス、プロパンガス等の気体燃
料に使用した場合にも、燃焼効率の向上及び省エネ効果
を生ずる。
【0058】図6及び図7は、本件発明の第三の実施形
態である流体処理装置30を表している。図6は、本実
施形態に係る流体処理装置30の横断面図であり、図7
は、図6のA−A線における縦断面図である。
【0059】本実施形態に係る流体処理装置30は、流
入してきた流体を一時的に貯留する半球形状の第一の被
処理流体貯留部31と、該第一の被処理流体貯留部31
に接続された複数の流体用パイプ32と、流体用パイプ
32を通過してきた被処理流体を貯留する半球形状の第
二の被処理流体貯留部33とからなっている。
【0060】各流体用パイプ32には、図1に示した第
一の実施形態における流体処理装置10と同様に永久磁
石12a、12bと、α線放射手段及び遠赤外線放射手
段として、輝縁石をシート上に加工したα線・遠赤外線
放射シート13が取りつけられている(簡略化のため図
示せず。)。また、図3に示した第二の実施形態におけ
る流体流体処理装置20と同様に、磁気手段としての永
久磁石22a、22b、23a、23b、24a、24
bと、α線放射手段及び遠赤外線放射手段として、輝縁
石をシート状に加工したα線・遠赤外線放射シート13
を取りつけてもよい(簡略化のため図示せず)。従っ
て、本実施形態に係る流体処理装置30に、水、液体燃
料、気体燃料を通過させた場合の効果は、第一又は第二
の実施形態の場合と同様の効果を有する。
【0061】もっとも、第一又は第二の実施形態に係る
流体処理装置10又は20により処理される流体の量を
増加させるためには、流体用パイプ11又は21の径を
大きくすることが考えられるが、流体用パイプ11又は
21の径を大きくすると、それに伴って、流体用パイプ
11又は21の外側表面に取りつけられている一組の永
久磁石相互間の距離も大きくなり、流体用パイプ11又
は21の内部を流れる流体に作用する磁場の大きさが低
下する。
【0062】これに対して、本実施形態に係る流体処理
装置30によれば、小径の流体用パイプ32を複数個集
合させることにより、各流体用パイプの径を大きくする
ことなく、大量の流体を処理することが可能となる。
【0063】なお、本実施形態においては、図1に示し
た流体用パイプに変えて、図2に示した流体用パイプを
用いることもできる。更に、本実施形態においては、図
3に示した流体用パイプに変えて、図4、図5に示した
流体用パイプを用いることもできる。
【0064】図8及び図9は、本件発明の第四の実施形
態である流体処理装置40を表している。
【0065】本実施形態においては、流体用パイプ41
は、これを覆う筐体42内を往復するように、U字状に
曲折して形成されている。また、筐体42は、塩化ビニ
ル樹脂、プラスチック、ポリエチレンやアルミニウムな
どの非磁性部材からなり、図8及び図9に示すように円
筒形状をなしている。筐体42の外側表面には、図1に
示した第一の実施形態における磁気手段としての永久磁
石12a、12b(12bについては図示せず。これ
は、12aの反対側に対向して設けられている。)と、
α線放射手段及び遠赤外線放射手段として、輝縁石をシ
ート状に加工したα線・遠赤外線放射シート13が取り
つけられている。従って、本実施形態においても、流体
用パイプ41の内部を通る流体に対して、第一の実施形
態同様の作用・効果をもたらすことができる。
【0066】もっとも、本実施形態においては、流体用
パイプ41内を流れる流体は、各永久磁石12a、12
bによって形成される磁場並びにα線・遠赤外線シート
13によって放射されるα線及び遠赤外線の作用を二重
に受けるため、図1に表された第一の実施形態と比べ、
より効果は大きくなる。
【0067】また、図9に示すように、流体用パイプ4
3を筐体42内を何度も往復するように構成することに
より、更に効果を増大することができる。
【0068】なお、筐体42については、図2に示され
ている流体用パイプ11同様、その外側表面に平面を形
成し、永久磁石12a、12bを取りつけやすくするこ
とができる。
【0069】図10及び図11は、本件発明の第五の実
施形態である流体処理装置50を表している。
【0070】本実施形態においては、流体用パイプ51
は、これを覆う筐体52内を往復するように、U字状に
曲折して形成されている。また、筐体52は、塩化ビニ
ル樹脂、プラスチック、ポリエチレンやアルミニウムな
どの非磁性部材からなり、図10及び図11に示すよう
に円筒形状をなしている。筐体52の外側表面には、図
3に示した第二の実施形態における磁気手段としての永
久磁石22a、22b、23a、23b、24a、24
b(22b、23b及び24bについては図示せず。こ
れらは、22a、23a及び24aの反対側に対向して
設けられている。)と、α線放射手段及び遠赤外線放射
手段として、輝縁石をシート状に加工したα線・遠赤外
線放射シート13が取りつけられている。従って、本実
施形態においても、流体用パイプ51の内部を通る流体
に対して、第二の実施形態同様の作用・効果をもたらす
ことができる。
【0071】もっとも、本実施形態においては、流体用
パイプ51内を流れる流体は、各永久磁石22a、22
b、23a、23b、24a、24bによって形成され
る磁場並びにα線・遠赤外線シート13によって放射さ
れるα線及び遠赤外線の作用を二重に受けるため、図3
に表された第二の実施形態と比べ、より効果は大きくな
る。
【0072】また、図11に示すように、流体用パイプ
53を筐体52内を何度も往復するように構成すること
により、更に効果を増大することができる。
【0073】なお、筐体52については、図4や図5に
示されている流体用パイプ21同様、その外側表面に6
個の平面を形成し、永久磁石22a、22b、23a、
23b、24a、25bを取りつけやすくすることがで
きる。
【0074】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、流体
用パイプの内部を流れる流体に対して、磁場、α線及び
遠赤外線の相互作用により、水質浄化、燃焼効率の向上
といった効果を高めることができる。
【0075】また、異なる3方向からの磁場を作用させ
ることにより、有効に磁場を作用させることも可能とな
り、流体処理装置を小型化することができる。
【0076】更に、磁気手段、α線放射手段及び遠赤外
線放射手段との距離を大きくすることなく、大量の流体
を処理することができる。
【0077】加えて、何度も、磁場、α線及び遠赤外線
による作用を施すことができ、効果的に、流体を処理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態である流体処理装
置の斜視図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態である流体処理装
置の変形例の断面図である。
【図3】本発明に係る第二の実施形態である流体処理装
置の斜視図である。
【図4】本発明である第二の実施形態である流体処理装
置の変形例の断面図である。
【図5】本発明に係る第二の実施形態である流体処理装
置の変形例の断面図である。
【図6】本発明に係る第三の実施形態である流体処理装
置の横断面図である。
【図7】図6のA−A線における縦断面図である。
【図8】本発明に係る第四の実施形態である流体処理装
置の斜視図である。
【図9】本発明に係る第四の実施形態である流体処理装
置の変形例の斜視図である。
【図10】本発明に係る第五の実施形態である流体処理
装置の斜視図である。
【図11】本発明に係る第五の実施形態である流体処理
装置の変形例の斜視図である。
【符号の説明】
10 第一の実施形態である流体処理装置 11 流体用パイプ 12a、12b 永久磁石 13 α線・遠赤外線放射シート 20 第二の実施形態である流体処理装置 21 流体用パイプ 22a、22b、23a、23b、24a、24b 永
久磁石 30 第三の実施形態である流体処理装置 31 第一の被処理流体貯留部 32 流体用パイプ 33 第二の被処理流体貯留部 40 第四の実施形態である流体処理装置 41 流体用パイプ 42 筐体 42 流体用パイプ 50 第五の実施形態である流体処理装置 51 流体用パイプ 52 筐体 53 流体用パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10G 32/04 C10G 32/04 C10L 1/00 C10L 1/00 F02M 27/04 F02M 27/04 F 27/06 27/06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性部材からなる流体用パイプと、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、磁場を
    作用させる磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、α線を
    放射するα線放射手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、遠赤外
    線を放射する遠赤外線放射手段と、からなり、 前記磁気手段、前記α線放射手段及び前記遠赤外線放射
    手段は、前記流体用パイプの長さ方向において相互に隔
    置されていることを特徴とする流体処理装置。
  2. 【請求項2】 非磁性部材からなる流体用パイプと、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、第一の
    方向において磁場を作用させる第1の磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第
    一の方向とは異なる第二の方向において磁場を作用させ
    る第二の磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第
    一及び第二の方向とは異なる第三の方向において磁場を
    作用させる第三の磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、α線を
    放射するα線放射手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、遠赤外
    線を放射する遠赤外線放射手段と、からなる流体処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二及び第三の磁気手段は、
    前記流体用パイプの長さ方向において相互に隔置され、
    前記α線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、前記第
    一及び第二の磁気手段との間に設けられていることを特
    徴とする請求項2記載の流体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第一、第二及び第三の磁気手段は、
    前記流体用パイプの長さ方向において相互に隔置され、
    前記α線放射手段は、前記第一及び第二の磁気手段との
    間に、前記遠赤外線放射手段は、前記第二及び第三の磁
    気手段との間に設けられていることを特徴とする請求項
    2記載の流体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第一、第二及び第三の磁気手段は、
    前記流体用パイプの長さ方向において相互に隔置され、
    前記α線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、前記第
    一及び第二の磁気手段との間並びに前記第二及び第三の
    磁気手段との間にそれぞれ設けられていることを特徴と
    する請求項2記載の流体処理装置。
  6. 【請求項6】 前記流体用パイプは、その外側表面に平
    面が形成されており、前記磁気手段はこの平面の各々に
    配置されているものであることを特徴とする請求項1乃
    至5何れか一項記載の流体処理装置。
  7. 【請求項7】 前記流体用パイプは、断面が円形の中空
    パイプであり、前記平面は円弧状の外側表面を切削する
    ことにより形成したものであることを特徴とする請求項
    6記載の流体処理装置。
  8. 【請求項8】 被処理流体を貯留する第一の被処理流体
    貯留部と、 被処理流体を貯留する第二の被処理流体貯留部と、 複数の前記流体用パイプと、を有し、 前記第一の被処理流体貯留部及び前記第二の被処理流体
    貯留部とは複数の前記流体用パイプを介して連通されて
    いることを特徴とする請求項1乃至7何れか一項記載の
    流体処理装置。
  9. 【請求項9】 非磁性部材からなる流体用パイプと、 前記流体用パイプを覆う非磁性部材からなる円筒形状の
    筐体と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、磁場を
    作用させる磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、α線を
    放射するα線放射手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、遠赤外
    線を放射する遠赤外線放射手段と、からなり、 前記流体用パイプは、U字状に曲折し、前記筐体内を往
    復するように形成され、前記磁気手段、前記α線放射手
    段及び前記遠赤外線放射手段は、前記筐体の外側面に設
    置されていることを特徴とする流体処理装置。
  10. 【請求項10】 非磁性部材からなる流体用パイプと、 前記流体用パイプを覆う非磁性部材からなる円筒形状の
    筐体と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、第一の
    方向において磁場を作用させる第1の磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第
    一の方向とは異なる第二の方向において磁場を作用させ
    る第二の磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第
    一及び第二の方向とは異なる第三の方向において磁場を
    作用させる第三の磁気手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、α線を
    放射するα線放射手段と、 前記流体用パイプの内部を流れる流体に対して、遠赤外
    線を放射する遠赤外線放射手段と、からなり、 前記流体用パイプは、U字状に曲折し、前記筐体内を往
    復するように形成され、前記第一、第二及び第三の磁気
    手段、前記α線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、
    前記筐体の外側面に設置されていることを特徴とする流
    体処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第一、第二及び第三の磁気手段
    は、前記筐体の外側面において相互に隔置され、前記α
    線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、前記第一及び
    第二の磁気手段との間に設けられていることを特徴とす
    る請求項10記載の流体処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第一、第二及び第三の磁気手段
    は、前記筐体の外側面において相互に隔置され、前記α
    線放射手段は、前記第一及び第二の磁気手段との間に、
    前記遠赤外線放射手段は、前記第二及び第三の磁気手段
    との間に設けられていることを特徴とする請求項10記
    載の流体処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第一、第二及び第三の磁気手段
    は、前記筐体の外側面において相互に隔置され、前記α
    線放射手段及び前記遠赤外線放射手段は、前記第一及び
    第二の磁気手段との間並びに前記第二及び第三の磁気手
    段との間にそれぞれ設けられていることを特徴とする請
    求項10記載の流体処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第一、第二及び第三の方向は相互
    に120度の角度をなす3つの方向であることを特徴と
    する請求項2乃至8又は請求項10乃至13何れか一項
    記載の流体処理装置。
  15. 【請求項15】 前記流体用パイプは、U字状に曲折
    し、前記筐体内を複数回往復するように形成されている
    ことを特徴とする請求項9乃至14何れか一項記載の流
    体処理装置。
  16. 【請求項16】 前記円筒形状の筐体には、その外側表
    面に平面が形成されており、前記磁気手段はこの平面の
    各々に配置されているものであること特徴とする請求項
    10乃至15何れか一項記載の流体処理装置。
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