JP2007102847A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズセットを用いた冗長セル列の選択の簡易化を図る。
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリセルブロック40−1,・・・と、複数の冗長セル列41−11,・・・と、冗長判定信号をそれぞれ出力する複数のアドレス判定回路50−11,・・・と、前記冗長判定信号に基づき、アドレス信号をデコードして冗長セル列41−11,・・・及びメモリセルブロック内のメモリセル列を選択する複数のデコーダ60−11,・・・とを備えている。各アドレス判定回路は、不良メモリセルの位置を示す冗長位置情報を持つヒューズ51a−1〜51a−8と、メモリセルブロックを選択するためのブロック選択情報を持つヒューズ51a−9と、を有するヒューズセット51Aを備え、前記冗長位置情報がアドレス信号と一致するか否かを判定し、この判定結果にブロック選択情報を付加した冗長判定信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、欠陥セルを冗長セル(スペアセル)に置き換えて救済するための冗長回路を備えた半導体記憶装置に関するものである。
従来、冗長回路を備えた半導体記憶装置に関する技術としては、例えば、次のような文献に記載されるものがあった。
特開平8−77791号公報
図8(a)〜(c)は、特許文献1等に記載された従来の一般的な半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図であり、同図(a)は冗長回路付近の全体の構成図、同図(b)は同図(a)の1つのメモリセルブロック付近の構成図、及び同図(c)は同図(b)中のアドレス判定回路内に設けられるヒューズ状態保持回路の構成図である。
図8(a)の半導体記憶装置は、複数個(N)のメモリセルブロック10−1〜10−Nを有し、これらの各メモリセルブロック10−1〜10−Nに対して、冗長セルの列(冗長セル列)が複数列(例えば、2列)11−11,11−12〜11−N1,11−N2ずつ割り当てられている。各メモリセルブロック10−1〜10−Nは、複数本(例えば、2(=256)×2=512本)のワード線と、これらと直交する複数本(例えば、512本)のビット線とを有し、これらのワード線とビット線との交差箇所に、データ格納用のメモリセルがそれぞれ接続されている。各メモリセルブロック10−1〜10−Nに割り当てられた2列の冗長セル列11−11,11−12〜11−N1,11−N2は、例えば、2本の冗長ワード線と、これと直交する512本のビット線とを有し、これらの交差箇所に、不良メモリセルである欠陥セルを置き換えるための冗長セルがそれぞれ接続されている。各メモリセルブロック10−1〜10−Nにおいて、あるワード線に接続されたメモリセル列中の一部に欠陥セルが含まれている場合は、このワード線の選択時に、1本の冗長セル列(例えば、11−11〜11−N1)に置き換えられる。
各メモリセルブロック10−1〜10−Nには、ワード線と冗長セル列の冗長ワード線を選択するための各2個のアドレス判定回路20−11,20−12〜20−N1,20−N2と、この出力側に接続された各1個のデコーダ30−1〜30−Nとが、設けられている。
各アドレス判定回路20−11,・・・は、例えば、欠陥セルの位置(即ち、欠陥セルが含まれるワード線のアドレス)を記憶するためにレーザで切断されるレーザリペアヒューズ1本とその状態を保持してヒューズ状態表示信号FSをそれぞれ出力する例えば8個のヒューズ状態保持回路21と、その8本のヒューズ状態表示信号FSとアドレス信号Ai(例えば、ブロック選択用の上位3ビットA9〜A11とブロック内部選択用の下位8ビットA1〜A8の合計11ビットA1〜A11の信号)の内の下位8ビットA1〜A8との一致/不一致を判定して冗長判定信号RJを出力する論理回路とにより、構成されている。
各ヒューズ状態保持回路21は、一方の電極がグランドGNDに接続された冗長アドレス設定用の1本のレーザリペアヒューズ21aと、このヒューズ21aの他方の電極と電源電圧VCCノードとの間に並列に接続されたPチャネル型MOSトランジスタ(以下「PMOS」という。)21b,21cと、このPMOS21cのゲート及びドレイン間に接続された信号反転用のインバータ21dとにより、構成されている。この各ヒューズ状態保持回路21において、ヒューズ21aが未切断状態の場合、制御信号CSの電位が低レベル(以下「L」という。)の時には、PMOS21bがオンし、このPMOS21bのドレインの電位が高レベル(以下「H」という。)になり、これがインバータ21dで反転されてL(=論理“0”)のヒューズ状態表示信号FSが出力される。ヒューズ21aが切断状態の場合、PMOS21cのドレインがL(=GND電位)となり、これがインバータ21dで反転されてHとなり、ヒューズ状態表示信号FSが論理“1”に保持される。
各アドレス判定回路20−11,・・・中には8個のヒューズ状態保持回路21が設けられ、この各ヒューズ状態保持回路21内に1本のヒューズ21aを有しているので、各アドレス判定回路20−11,・・・毎にヒューズ8本のセット(ヒューズセット)21Aが設けられることになる。
各デコーダ30−1,・・・は、各2個のアドレス判定回路20−11,20−12,・・・からそれぞれ出力される2本の冗長判定信号RJを駆動して2本の冗長ワード線を活性化するための2本の冗長X選択信号RSLと、アドレス信号Aiの下位8ビットA1〜A8と2本の冗長判定信号RJをデコードして512本のワード線を活性化するための512本(=2×2)のX選択信号SLとを出力する回路である。
このように、図8の半導体記憶装置では、各々のメモリセルブロック10−1,・・・に対して2列の冗長セル列11−11,11−12,・・・が割り当てられ、これらの各冗長セル列11−11,11−12,・・・は、欠陥セルの位置を記憶するためのヒューズセット21Aと1対1に対応している。そして、各ヒューズセット21Aは、メモリセルブロック10−1,・・・中の欠陥セルの含まれるワード線のアドレス(=2=256)を指し示せるように8本のヒューズ21aで構成され、このヒューズセット21Aが冗長セル列11−11,11−12,・・・に対応するために2セット設けられている。
例えば、メモリセルブロック10−1中のあるメモリセルが欠陥セルの場合、この欠陥セルを有するメモリセル列のアドレスに対応するアドレス判定回路20−11中の8個のヒューズ状態保持回路21の内の1個のヒューズ状態保持回路21中のヒューズ21aが切断される。
その欠陥セルに対してデータを書き込む場合、その欠陥セルが接続されたワード線を選択するためのアドレス信号Aiが入力されると、このアドレス信号Aiとアドレス判定回路20−11から出力された冗長判定信号RJとが、デコーダ30−1でデコードされ、このデコード結果であるX選択信号SL及び冗長X選択信号RSLによって、欠陥セルが接続されたワード線が非活性化状態になり、これと置き換わる冗長セル列11−11の冗長ワード線が活性化される。そして、欠陥セルが接続されたビット線がアドレス信号Aiにより選択され、この選択されたビット線と冗長セル列11−11の冗長ワード線との交差箇所に接続された冗長セルに対し、欠陥セルに置き換わってデータが書き込まれることになる。
従来の図8のような半導体記憶装置では、各メモリセルブロック10−1,・・・中に2個の欠陥セルがあっても、冗長セルに置き換えることによって救済可能である。ところで、このようなメモリセルブロック10−1,・・・を多数並べたメモリセルを見ると、全てのメモリセルブロック10−1,・・・に亘って均一に欠陥セルが散らばっている状態、即ち、各メモリセルブロック10−1,・・・共に欠陥セルが2個ずつ存在する状態は起こり難く、実際には欠陥セルはある箇所に集まっていたり、ある箇所は少なかったりと、濃淡がある。
例えば、2個の隣接したメモリセルブロック10−1,10−2があり、各々のメモリセルブロック10−1,10−2共に2個の欠陥セルまでは救済可能であったとしても、1番目のメモリセルブロック10−1に欠陥セルが1個、2番目のメモリセルブロック10−2に欠陥セルが3個ある場合は、平均的にはメモリセルブロック当たりの欠陥セルは2個であるが、救済は不可能となる。
冗長セル列11−11,11−12,・・・の数を4つにできれば対応できるが、ヒューズ21aのピッチは大きいので、ヒューズセット21Aを増やすことは大幅なチップサイズ増となる。
そこで、このような課題を解決するために、例えば、図9のような半導体記憶装置の構成が考えられる。
図9は、従来の課題を説明するための半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図であり、図8中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この半導体記憶装置では、メモリセルブロック10−1,・・・内に4列の冗長セル列11−11〜11−14,・・・を設け、2個のメモリセルブロック10−1,10−2,・・・でアドレス判定回路20−11,20−12,・・・内のヒューズセット21Aを共用させている。そのため、ヒューズセット21Aの数は変わらずに、2つのメモリセルブロック10−1,10−2,・・・で4個の欠陥セルを置き換えることが可能となり、上記の例でも救済可能となる。
しかしながら、図9では、8本のヒューズ21aからなるヒューズセット21Aを単純に各メモリセルブロック10−1,10−2,・・・間で共用させる構成であるため、例えば、アドレス判定回路20−11内のヒューズセット21Aにより選択される冗長セル列11−11で、メモリセルブロック10−1のあるアドレスだけ救済しようとしても、そのヒューズセット21Aが隣のメモリセルブロック10−2の冗長セル列11−21にも接続されているので、そのメモリセルブロック10−2のアドレスも同時に置き換えられてしまうという不都合が生じる。これを解消するためには、ヒューズセット21Aを切り替えて使用したり、あるいは、メモリセルブロック10−1を指示する情報を用いて、ヒューズセット21Aにより選択される冗長セル列11−11のみを指定する構成にすればよいが、回路構成や制御方法を複雑化することなく、しかも、チップサイズをそれほど増大させることなく、実現することが困難であった。
本発明の半導体記憶装置は、複数のメモリセルを有するメモリセル列がそれぞれ設けられた複数のメモリセルブロックと、前記各メモリセルブロックに対して設けられ、不良メモリセルを置き換えるための冗長セルがそれぞれ複数設けられた複数の冗長セル列と、前記複数のメモリセルブロックに対応して設けられ、冗長判定信号をそれぞれ出力する複数のアドレス判定回路と、前記複数のアドレス判定回路に対応して設けられ、前記冗長判定信号に基づき、前記アドレス信号をデコードして前記冗長セル列及び前記メモリセル列を選択する複数のデコーダとを備えている。
前記各アドレス判定回路は、前記メモリセルブロック内における前記不良メモリセルの位置を示す冗長位置情報を持つ複数の第1のヒューズと、前記不良メモリセルが含まれる前記メモリセルブロックを選択するためのブロック選択情報を持つ第2のヒューズと、を有するヒューズセットを備え、前記冗長位置情報がアドレス信号と一致するか否かを判定し、この判定結果に前記ブロック選択情報を付加した冗長判定信号を出力する回路である。
本発明によれば、ヒューズセットにブロック選択情報を持つ第2のヒューズを設けたので、2つのメモリセルブロックの冗長セル列が同時に選択されることがなくなり、ヒューズセット中の第2のヒューズでプログラムした方のメモリセルブロックの冗長セル列のみ選択される。これにより、冗長セル列に欠陥を含んでいた場合に起きる置き換え不良の確率を下げることができる。更に、冗長判定結果を表す配線の本数を削減でき、チップ面積を変えずに、ヒューズセットの数を増やすことができ、チップ面積を変えずに、より多くの欠陥セルを救済することができる。
半導体記憶装置は、複数のメモリセルを有するメモリセル列がそれぞれ設けられた複数のメモリセルブロックと、前記各メモリセルブロックに対して設けられ、不良メモリセルを置き換えるための冗長セルがそれぞれ複数設けられた複数の冗長セル列と、前記複数のメモリセルブロックに対応して設けられ、冗長判定信号をそれぞれ出力する複数のアドレス判定回路と、前記複数のアドレス判定回路に対応して設けられ、前記冗長判定信号に基づき、前記アドレス信号をデコードして前記冗長セル列及び前記メモリセル列を選択する複数のデコーダとを備えている。
前記各アドレス判定回路は、ヒューズセットを備えている。このヒューズセットは、前記メモリセルブロック内における前記不良メモリセルの位置を示す冗長位置情報を持つ複数の第1のヒューズと、前記不良メモリセルが含まれる前記メモリセルブロックを選択するためのブロック選択情報を持つ第2のヒューズとを有している。そして、前記各アドレス判定回路では、前記冗長位置情報がアドレス信号と一致するか否かを判定し、この判定結果に前記ブロック選択情報を付加した冗長判定信号を出力する。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における半導体記憶装置の冗長回路付近を示す構成図である。図2(a)、(b)は、本発明の実施例1における半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図であり、同図(a)は冗長回路付近の全体の構成図、及び同図(b)は同図(a)中のアドレス判定回路内に設けられるヒューズ状態保持回路の構成図である。なお、図2(a)には、図1のデコーダの図示が省略されている。
本実施例1の半導体記憶装置は、従来と同様に、複数個(N)のメモリセルブロック40−1〜40−Nを有し、これらの各メモリセルブロック40−1〜40−Nに対して、冗長セル列が複数列(例えば、4列)41−11,41−12,41−13,41−14〜41−N1,41−N2,41−N3,41−N4ずつ割り当てられている。各メモリセルブロック40−1〜40−Nは、複数のメモリセル列により構成され、これらのメモリセル列が、複数本(例えば、2(=256)×2=512本)のワード線と、これらと直交する複数本(例えば、512本)のビット線とを有し、これらのワード線とビット線との交差箇所に、メモリセルがそれぞれ接続されている。
各メモリセルブロック40−1〜40−Nに割り当てられた4列の冗長セル列41−11,41−12,41−13,41−14〜41−N1,41−N2,41−N3,41−N4は、例えば、4本の冗長ワード線と、これと直交する512本のビット線とを有し、これらの交差箇所に、欠陥セル置換用の冗長セルがそれぞれ接続されている。各メモリセルブロック40−1〜40−Nにおいて、あるワード線に接続されたメモリセル列中の一部に欠陥セルが含まれている場合は、このワード線の選択時に、1本の冗長セル列(例えば、41−11〜41−N1)に置き換えられる。
各メモリセルブロック40−1〜40−Nには、ワード線と冗長セル列の冗長ワード線を選択するための各2個のアドレス判定回路50−11,50−12〜50−N1,50−N2と、この出力側に接続された各2個のデコーダ60−11,60−12〜60−N1,60−N2とが、設けられている。
図3は、図1中のアドレス判定回路50−11の一例を示す構成図である。
図1中の各アドレス判定回路アドレス判定回路50−11,50−12〜50−N1,50−N2は、同一の構成である。例えば、図3に示すアドレス判定回路50−11は、欠陥セルの位置(即ち、欠陥セルが含まれるワード線のアドレス)を記憶するためにレーザで切断されるレーザリペアヒューズ1本とその状態を保持してヒューズ状態表示信号FS1〜FS9をそれぞれ出力する例えば9個のヒューズ状態保持回路50−1〜50−9と、その9本のヒューズ状態表示信号FS1〜FS9とアドレス信号Ai(例えば、ブロック選択用の上位3ビットA9〜A11とブロック内部選択用の下位8ビットA1〜A8の合計11ビットA1〜A11の信号)の内の下位8ビットA1〜A8との一致/不一致を判定して2本の冗長判定信号RJ1,RJ2を出力する論理回路とにより、構成されている。
冗長判定信号RJ1,RJ2を出力する論理回路は、例えば、8本のヒューズ状態表示信号FS1〜FS8(ヒューズが切断の時は“1”、ヒューズが未切断の時は“0”)とアドレス信号Ai中の下位8ビットA1〜A8とをそれぞれ比較して比較信号CR1〜CR8(一致の時には“1”、不一致の時には“0”)をそれぞれ出力する8個の排他的論理和ゲート(以下「XORゲート」という。)52−1〜52−8と、8本の比較信号CR1〜CR8の論理積を求める8入力1出力のアンドゲート(以下「ANDゲート」という。)53と、ヒューズ状態表示信号FS9を反転するインバータ54と、ANDゲート53の出力信号とインバータ54の出力信号との論理積を求めて冗長判定信号RJ1を出力する2入力1出力のANDゲート55−1と、ANDゲート53の出力信号とヒューズ状態表示信号FS9との論理積を求めて冗長判定信号RJ2を出力する2入力1出力のANDゲート55−2とにより、構成されている。冗長判定信号RJ1,RJ2は、ヒューズブロックとアドレス信号Ai中の下位8ビットA1〜A8とが全て一致した時に“1”、それ以外は“0”となる。
各ヒューズ状態保持回路51−1〜51−9は、同一の構成である。例えば、ヒューズ状態保持回路51−1は、図2(b)に示されるように、従来と同様に、一方の電極がグランドGNDに接続された冗長アドレス設定用の1本のレーザリペアヒューズ51a−1と、このヒューズ51a−1の他方の電極と電源電圧VCCノードとの間に並列に接続されたPMOS51b,51cと、このPMOS51cのゲート及びドレイン間に接続された信号反転用のインバータ51dとにより、構成されている。
このヒューズ状態保持回路51−1において、ヒューズ51a−1が未切断状態の場合、制御信号CSの電位がLの時には、PMOS51bがオンし、このPMOS51bのドレインの電位がHになり、これがインバータ51dで反転されてL(=“0”)のヒューズ状態表示信号FS1が出力される。その後、電力消費削減のために、制御信号CSをHに立ち上げてPMOS51bをオフし、このPMO51bのソース・ドレイン間を流れる電源電流を遮断しても、ヒューズ状態表示信号FS1の“0”が保持される。ヒューズ51a−1が切断状態の場合、PMOS51cのドレインがL(=GND電位)となり、これがインバータ51dで反転されてHとなり、ヒューズ状態表示信号FS1が“1”に保持される。
各アドレス判定回路50−11,50−12〜50−N1,50−N2中には9個のヒューズ状態保持回路51−1〜51−9が設けられ、この各ヒューズ状態保持回路51−1〜51−9内に各1本のヒューズ21a−1〜51a−9を有しているので、各アドレス判定回路50−11,50−12〜50−N1,50−N2毎にヒューズ9本のヒューズセット51Aが設けられることになる。このヒューズセット51Aの内、8本の第1のヒューズ51a−1〜51a−8は、ブロック内の位置(アドレス)を示す情報用のヒューズ、1本の第2のヒューズ51a−9は、置き換えるブロックを指定するためのブロック情報用のヒューズであり、このブロック選択用のヒューズ51a−9を有することが従来と大きく異なる。
図4は、図1中のデコーダ60−11の一例を示す構成図である。
図1中の各デコーダ60−11,60−12〜60−N1,60−N2は、同一の構成である。例えば、図4に示すデコーダ60−11は、アドレス判定回路50−11から出力される2本の冗長判定信号RJ1,RJ1を駆動して2列の冗長セル列41−11,41−21の冗長ワード線を活性化するための2本の冗長X選択信号RSL1,RSL2と、アドレス信号Aiの下位8ビットA1〜A8と2本の冗長判定信号RJ1,RJ2をデコードして256本のワード線を活性化するための256本(=2)のX選択信号SL1〜SLL256とを出力する回路である。
このデコーダ60−11は、例えば、アドレス信号Aiの下位8ビットA1〜A8をプリデコードしてバス信号S61−1,S61−2,S61−3,S61−4を出力する4個のプリデコーダ61−1〜61−4と、冗長判定信号RJ1を駆動して冗長セル列41−11へ与える冗長X選択信号RSL1を出力するバッファ62−1と、冗長判定信号RJ2を駆動して冗長セル列41−21へ与える冗長X選択信号RSL2を出力するバッファ62−2と、2本の冗長X選択信号RSL1,RSL2の否定論理和を求めて冗長使用時に通常のX選択信号SL1〜SL256を停止するための停止信号S63を出力する2入力1出力のノアゲート(以下「NORゲート」という。)63と、バス信号S61−1〜S61−6と停止信号S63との論理積を求めて256本のX選択信号SL1〜SL256を出力する256個のANDゲート64−1〜64−256とにより、構成されている。
4個のプリデコーダ61−1〜61−4の内、プリデコーダ61−1は、下位2ビットA1,A2をプリデコードし、ビットA1,A2の状態によってどれか1つの信号線が“1”となる4ビットのバス信号S61−1を出力する回路である。同様に、プリデコーダ61−2は、下位3ビットA3,A4,A5をプリデコードし、ビットA3,A4,A5の状態によってどれか1つの信号線が“1”となる8ビットのバス信号S61−2を出力する回路、プリデコーダ61−3は、下位3ビットA6,A7,A8をプリデコードし、ビットA6,A7,A8の状態によってどれか1つの信号線が“1”となる8ビットのバス信号S61−3を出力する回路、プリデコーダ61−4は、上位3ビットA9,A10,A11をプリデコードし、ビットA9,A10,A11の状態によってどれか1つの信号線が“1”となる8ビットのバス信号S61−4を出力する回路である。
例えば、デコーダ60−11から出力される冗長X選択信号RSL1,RSL2の内、信号RSL1により冗長セル列41−11が選択され、信号RSL2により冗長セル列41−21が選択される。同様に、デコーダ60−12から出力される冗長X選択信号RSL1,RSL2の内、信号RSL1により冗長セル列41−12が選択され、信号RSL2により冗長セル列41−22が選択され、デコーダ60−21から出力される冗長X選択信号RSL1,RSL2の内、信号RSL1により冗長セル列41−13が選択され、信号RSL2により冗長セル列41−23が選択され、更に、デコーダ60−22から出力される冗長X選択信号RSL1,RSL2の内、信号RSL1により冗長セル列41−14が選択され、信号RSL2により冗長セル列41−24が選択される。
このように本実施例1の冗長回路では、1つのメモリセルブロック40−1,・・・当たり2セットのヒューズセット51Aがあり、2つのメモリセルブロック40−1,40−2,・・・で共有している。各ヒューズセット51A毎に、アドレスの一致を検出するアドレス判定回路50−11,・・・があり、検出結果情報を示す冗長判定信号RJ1,RJ2の配線がデコーダ60−11,・・・を介して2つのメモリセルブロック40−1,40−2,・・・に跨って配線されている。この4本の検出結果情報を持つ配線は、冗長セル列41−11,41−12,41−13,41−14,・・・に対応しており、又、どれかのヒューズセット51Aがアドレス・ブロック情報と一致した時には、NORゲート63によって通常のメモリセルのデコードを停止できるような機構を備えている。
(実施例1の動作)
例えば、隣接する1番目のメモリセルブロック40−1と2番目のメモリセルブロック40−2において、1番目のメモリセルブロック40−1内のあるメモリセルが欠陥セルの場合の動作を説明する。
1番目のメモリセルブロック40−1内の欠陥セルを有するメモリセル列を例えば冗長セル列41−11に置き換えるために、アドレス判定回路50−11を構成する9個のヒューズ状態保持回路51−1〜51−9内のヒューズセット51Aにおいて、欠陥セルのアドレスに対応してヒューズ51a−1〜51a−8中の所定箇所を切断してプログラムすると共に、ヒューズ51a−9を切断して1番目のメモリセルブロック40−1を指定する。すると、切断されたヒューズ51a−9を有する図3のヒューズ状態保持回路51−9から出力されるヒューズ状態表示信号FS9が“1”となり、これがインバータ54で反転されてANDゲート55−2の出力である冗長判定信号RJ2が“0”となる。ANDゲート55−2の出力端子は、図4のデコーダ60−11内のバッファ62−2に接続され、更にこのバッファ62−2の出力端子が、2番目のメモリセルブロック40−2側の冗長セル列41−21のワード線に接続されているので、冗長判定信号RJ2の“0”によって冗長セル列41−21の置き換えが禁止される。
1番目のメモリセルブロック40−1内の欠陥セルに対してデータの書き込み又は読み出しを行う場合は、その欠陥セルが接続されたワード線を選択するためのアドレス信号Aiがアドレス判定回路50−11,・・・、及びデコーダ60−11,・・・に入力される。1番目のメモリセルブロック40−1に対応する図3のアドレス判定回路50−11では、入力されたアドレスAiの下位8ビットA1〜A8と、ヒューズ状態保持回路51−1〜51−8の出力であるプログラムされたヒューズ状態保持信号FS1〜FS8とが、XORゲート52−1〜52−8により比較され、両者が一致する時には比較信号CR1〜CR8が“1”、不一致の時には比較信号CR1〜CR8が“0”となる。この場合は欠陥セルを選択するためのアドレスAiが入力されているので、両者が一致して比較信号CR1〜CR8が“1”となり、ANDゲート53の出力信号が“1”となる。この時、ヒューズ状態保持信号FS9が“1”であるので、ANDゲート55−1の出力である冗長判定信号RJ1が“1”となる。
ANDゲート55−1の出力端子は、図4のデコーダ60−11内のバッファ62−1に接続され、更にこのバッファ62−1の出力端子が、1番目のメモリセルブロック40−1側の冗長セル列41−11のワード線に接続されているので、冗長判定信号RJ1の“1”によって冗長セル列41−11が選択され、欠陥セルに接続されたワードと置き換えられる。そして、欠陥セルが接続されたビット線がアドレス信号Aiにより選択され、この選択されたビット線と冗長セル列41−11の冗長ワード線との交差箇所に接続された冗長セルに対し、欠陥セルに置き換わってデータの書き込み又は読み出しが行われる。この冗長使用時においては、デコーダ60−1内のNORゲート63の出力である停止信号S63が“0”となって、ANDゲート64−1〜64−256の出力信号が“0”となり、通常のメモリセルを選択するためのX選択信号SL1〜SL256が停止される。
このように、本実施例1では、例えば、1番目のメモリセルブロック40−1に対応するアドレス判定回路50−11内のヒューズセット51Aの情報とアドレス・ブロック情報とが一致するので、このアドレス判定回路50−11から、一致したことを示す“1”の冗長判定信号RJ1が出力され、その他のアドレス判定回路50−12,・・・からは、アドレスが一致しないため、“0”の冗長判定信号RJ1,RJ2が出力される。冗長セル列41−11のデコーダ60−11は、一致したことを示す冗長判定信号RJ1と対応しているので、1番目のメモリセルブロック40−1の冗長セル列41−11が選択される。メモリセルブロック40−1側の4列の冗長セル列41−11〜41−14のワード線には、各デコーダ60−11,60−12,60−21,60−22からの冗長X選択信号RSL1が与えられる。
(実施例1の効果)
本実施例1では、置き換え可能な冗長セル列41−11,・・・の数(置き換えられる数)が、ヒューズセット51Aの数よりも多く、ヒューズ51a−1〜51a−8,51a−9を使ってどこの冗長セル列41−11,・・・を使用するか指定することができる構成になっている。ここで、ヒューズセット51Aをそれぞれ有する複数個のデコーダ50−11,・・・から出力する冗長判定信号RJ1,RJ2は、ヒューズセット51Aの数よりも少なく、どこかのヒューズセット51Aが一致判定したことを示す信号と、どこのヒューズセット51Aが一致判定したかを示す位置情報とで構成されている。
このように、本実施例1によれば、ヒューズセット51A中にブロック情報用のヒューズ51a−9を設けたので、従来のように、例えば、2つのメモリセルブロック40−1,40−2の冗長セル列41−11,・・・,41−21,・・・が同時に選択されることがなくなり、ヒューズセット51A中のヒューズ51a−9でプログラムした方のメモリセルブロック40−1の冗長セル列41−11,・・・のみ選択される。これにより、冗長セル列41−11,・・・に欠陥を含んでいた場合に起きる置き換え不良の確率を下げることができる。
(実施例2の構成)
図5は、本発明の実施例2の半導体記憶装置におけるアドレス判定回路内のヒューズセットと冗長判定信号との関係を示す図である。
図5において、「アドレスが一致したアドレス判定回路」とは、例えば、実施例1の図1、図2に示すヒューズセット51Aを有するアドレス判定回路50−11,・・・中の冗長セル列のアドレスが一致したものをいう。又、「冗長判定信号RJ1〜RJ4」とは、例えば、各アドレス判定回路50−11,・・・からデコーダ60−11,・・・を介して4個のメモリセルブロック40−1〜40−4へ接続される4本の配線#1,#2,#3,#4上の信号を意味している。
実施例1の図2に示すように、1つのアドレス判定回路(例えば、50−11)により共通化するメモリセルブロックが2つ(例えば、40−1,40−2)で、1メモリセルブロック(例えば、40−1)当たりの2つのアドレス判定回路50−11,50−12内のヒューズセット51Aの数が2の場合にはそれほど問題とならないが、1つのアドレス判定回路50−11により共通化するメモリセルブロックが4つ(例えば、40−1〜40−4)になると、デコーダ60−11,・・・を介して、1つのメモリセルブロック(例えば、40−1)の冗長セル列を選択するための冗長判定信号RJ1,RJ2,・・・は8本となり、配線領域が大きくなる。
そこで、本実施例2では、図1、図2のようなヒューズセット51Aを有するアドレス判定回路50−11,・・・と冗長判定信号RJ1〜RJ4との間の関係を、図5のように定めることにより、アドレス判定回路50−11,・・・とメモリセルブロック40−1〜40−4との間のデコーダ60−11,・・・を介した配線#1〜#4の本数を、例えば4本に削減する構成にしている。
(実施例2の動作)
冗長判定信号RJI〜RJ4の4本の配線#1〜#4の内、1本はどのヒューズセット51Aが一致判定を検出したときにも動作する。図5によれば、その1本の配線(#4)をモニタすることによって、冗長判定結果が簡単に分かるようになる。残りの3本の配線#1〜#3は、ヒューズセット51A毎に状態を割り振るので、どの冗長セルを使用するかを簡単に判別できる。
なお、冗長判定結果を使用しない状態(即ち、アイドル状態)の時には、冗長判定信号線をプリチャージして所定のレベルに戻しておけば、動作速度の高速化が図れる。
(実施例2の効果)
共有するメモリセルブロック数が多い時や、メモリセルブロック当たりのヒューズセット51Aが多い時には、本実施例2によって、冗長判定結果を表す配線の本数を削減することができる。
(実施例3の構成)
図6は、本発明の実施例3における半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図2(a)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。図7は、図6に設けられるデコーダを示す構成図であり、実施例1を示す図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3の図6の半導体記憶装置では、例えば、2つのメモリセルブロック40−1,40−2,40−3,40−4当たり各6個のアドレス判定回路50−11〜50−16,50−21〜50−26が設けられている。各アドレス判定回路50−11,・・・内には、図2と同様に、ヒューズセット51Aが設けられている。更に、各アドレス判定回路50−11,・・・の出力側には、図7のデコーダ60Aがそれぞれ接続されている。
図7のデコーダ60Aでは、図4のデコーダ60−11と異なり、図4の2本の冗長判定信号RJ1,RJ2の伝送線に代えて、冗長用のバス配線BSを設けている。このバス配線BSには、冗長時に必ず“1”になる信号線(バス配線BSの一部)BSaが設けられている。バス配線BSには、図4の2つのバッファ62−1,62−2に代えて、4つのデコード部62−1A〜62−4Aが接続され、このデコード部62−1A〜62−4Aから冗長X選択信号RSL1〜RSL4がそれぞれ出力されるようになっている。更に、信号線BSaには、図4のNORゲート63に代えて、信号反転用のインバータ63Aが接続され、このインバータ63Aから出力される停止信号S36Aにより、ANDゲート64−1〜64−256の出力を“0”にして、冗長使用時に通常のX選択信号SL1〜SL256を停止する構成になっている。その他の構成は、図4と同様である。
従来の図8、図9では、ヒューズ21aの位置がメモリセルブロック10−1,・・・に固定されていたため、メモリセルブロック当たり1セット又は2セットのヒューズセット21Aを配置していた。冗長セル列3つは制御が難しいので、3セットは通常考えないが、4セット配置しようとしても、ヒューズピッチの都合上、入らないという大きさの制約がある。
これに対して、実施例1、2では、ヒューズ位置が1つ1つのメモリセルブロック40−1,・・・には固定されないので、ヒューズセット51Aが入るだけ詰め込むことが可能になる場合がある。そして、冗長セル列41−11,・・・は、1メモリセルブロック当たり2本組又は4本組にすると、この製作時においてマスクパタンが作成し易く且つ回路の制御も簡単である。
このような観点から、本実施例3では、図6に示すように、ヒューズセット51Aをそれぞれ有するアドレス判定回路50−11,・・・を2メモリセルブロック当たり6個配置している。このような構成は、ヒューズ51a−1〜51a−9のピッチとメモリセルブロック40−1,・・・の大きさによっては可能である。この際、図7に示すように、冗長判定信号線の複雑化を回避するために、冗長用のバス配線BSを設けている。
(実施例3の動作)
本実施例3では、1メモリセルブロック当たり6個のアドレス判定回路50−11,・・・内にそれぞれ設けられるヒューズセット51Aが、各々欠陥セルのアドレスを保持しており、このアドレスと一致したときに、冗長判定信号RJI,・・・をバス配線BSへ出力する。すると、冗長判定信号RJI,・・・が各デコーダ60A内のデコード部62−1A,・・・でデコードされ、この出力である冗長X選択信号RSL1,・・・によって冗長セル列41−11,・・・が選択され、実施例1、2と同様に、欠陥セルの置き換えが行われる。
(実施例3の効果)
本実施例3では、ヒューズセット51Aをそれぞれ有するアドレス判定回路50−11,・・・が、複数個のメモリセルブロック40−1,・・・に跨って配置されており、1メモリセルブロック当たりの数を計算すると半端な数だが、跨って利用するメモリセルブロック40−1,・・・の集合に対しては2又は4の倍数等のきりの良い数になっている。
しかも、ヒューズセット51Aを置く領域に間隔があいていたところに、更にヒューズセット51Aを追加する構成になっているので、ヒューズセット51Aを置く領域が広がらない。つまり、チップ面積を変えずに、ヒューズセット51Aの数を増やすことができる。正確には冗長セル列41−11,・・・が増えているが、メモリセルの大きさは小さく、面積の増加分は小さい。よって、チップ面積を変えずに、より多くの欠陥セルを救済することができる。
なお、本発明は、上記実施例1〜3に限定されず、種々の変形や利用形態が可能である。例えば、メモリセルブロック40−11,・・・、冗長セル列41−11,・・・、アドレス判定回路50−11,・・・、このアドレス判定回路50−11,・・・内に設けられるヒューズセット51Aのヒューズ51a−1,・・・、及びデコーダ60−11,・・・,60Aの個数や回路構成等は、図示以外のものに適宜変更が可能である。
本発明の実施例1における半導体記憶装置の冗長回路付近を示す構成図である。 本発明の実施例1における半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図である。 図1中のアドレス判定回路50−11の一例を示す構成図である。 図1中のデコーダ60−11の一例を示す構成図である。 本発明の実施例2の半導体記憶装置におけるアドレス判定回路内のヒューズセットと冗長判定信号との関係を示す図である。 本発明の実施例3における半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図である。 図6に設けられるデコーダ60Aを示す構成図である。 従来の一般的な半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図である。 従来の課題を説明するための半導体記憶装置の冗長回路付近を示す概略の構成図である。
符号の説明
40−1〜40−N メモリセルブロック
41−11〜41−N4 冗長セル列
50−11〜50−N2 アドレス判定回路
51−1〜51−9 ヒューズ状態保持回路
51A ヒューズセット
60−11〜60−N2,60A デコーダ

Claims (4)

  1. 複数のメモリセルを有するメモリセル列がそれぞれ設けられた複数のメモリセルブロックと、
    前記各メモリセルブロックに対して設けられ、不良メモリセルを置き換えるための冗長セルがそれぞれ複数設けられた複数の冗長セル列と、
    前記複数のメモリセルブロックに対応して設けられた複数のアドレス判定回路であって、前記各アドレス判定回路は、前記メモリセルブロック内における前記不良メモリセルの位置を示す冗長位置情報を持つ複数の第1のヒューズと、前記不良メモリセルが含まれる前記メモリセルブロックを選択するためのブロック選択情報を持つ第2のヒューズと、を有するヒューズセットを備え、前記冗長位置情報がアドレス信号と一致するか否かを判定し、この判定結果に前記ブロック選択情報を付加した冗長判定信号を出力する前記複数のアドレス判定回路と、
    前記複数のアドレス判定回路に対応して設けられ、前記冗長判定信号に基づき、前記アドレス信号をデコードして前記冗長セル列及び前記メモリセル列を選択する複数のデコーダと、
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記冗長セル列の数が、前記ヒューズセットの数よりも多く、前記第1及び第2のヒューズを使って使用対象となる前記冗長セル列を指定する構成になっていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記各アドレス判定回路から出力される前記冗長判定信号は、前記ヒューズセットの数よりも少なく、いずれかの前記ヒューズセットが一致判定したことを示す信号と、どの前記ヒューズセットが一致判定したかを示す位置情報と、により構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ヒューズセットは、前記複数のメモリセルブロックに跨って配置され、この配置されたヒューズセットの集合数は、偶数になっていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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