JP2007102095A - プロジェクタ及びデジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化が可能なプロジェクタを提供することにある。
【解決手段】光学系3で合成された画像光ILの第1光軸C1を90°反射させる全反射ミラー10を備えている。また、全反射ミラー10によって90°反射されて第2光軸C2に沿って入射される画像光ILを外部に出射する投写レンズ20を備えており、その投写レンズ20と第2光軸C2上に配設された全反射ミラー10をヒンジHを介して連結した。さらに、投写レンズ20を第2光軸C2上で往復動させるための第1レールR1に、投写レンズ20が摺動可能に支持され、全反射ミラー10の一端が第2レールR2に係合して、投写レンズ20の往復動に連動して第2レールR2に沿って摺動する。
【選択図】図1
【解決手段】光学系3で合成された画像光ILの第1光軸C1を90°反射させる全反射ミラー10を備えている。また、全反射ミラー10によって90°反射されて第2光軸C2に沿って入射される画像光ILを外部に出射する投写レンズ20を備えており、その投写レンズ20と第2光軸C2上に配設された全反射ミラー10をヒンジHを介して連結した。さらに、投写レンズ20を第2光軸C2上で往復動させるための第1レールR1に、投写レンズ20が摺動可能に支持され、全反射ミラー10の一端が第2レールR2に係合して、投写レンズ20の往復動に連動して第2レールR2に沿って摺動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクタ及びデジタルカメラに関する。
従来より、パーソナルコンピュータ等の機器から画像情報が入力され、光源装置から出射される光束をその画像情報に応じて変調して、投写レンズによってスクリーン等に画像を拡大投写するプロジェクタが知られている。
また、近年、カラー画像を表示するプロジェクタの光源装置として、発光ダイオード(以下単に、「LED」という。)等の半導体発光素子を用いることが検討されている。半導体発光素子は、光への変換効率が高いため消費電力が低く、発熱量が小さいという利点がある。さらに、半導体発光素子は、高圧水銀ランプ等の放電ランプに比べて小型であるため、プロジェクタ全体を小型化することができる。この種のプロジェクタとしては、各色の光を出射する複数のLEDを独立に点灯させることによりカラー画像を表示する、いわゆる3板方式がよく知られている(特許文献1参照)。
特開2001−51651号公報
ところで、特許文献1に記載のプロジェクタでは、放電ランプをLED光源にすることによって光学系を小型化することができる。しかしながら、通常、プロジェクタでは、投写可能な焦点距離に合わせるために長い光路長が必要である。そのため、特許文献1に記載のプロジェクタでも、長い光路長を確保するために投写レンズを光学系から所定距離だけ離間させて配設していた。その結果、プロジェクタ全体の小型化が阻害されていた。
また、プロジェクタ全体の小型化が阻害されていたため、デジタルカメラ等の携帯機器にプロジェクタのような投写機能を付加することが困難であった。
本発明は、前述した上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、小型化が可能なプロジェクタを提供することにある。
本発明は、前述した上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、小型化が可能なプロジェクタを提供することにある。
また、他の目的として、小型化が可能な投写機能付きのデジタルカメラを提供することにある。
本発明のプロジェクタは、光源装置を含む光学系から出射された画像光を、投写レンズによって外部に投写するプロジェクタにおいて、前記光学系から出射される前記画像光を所定の角度に反射させ、その反射された画像光を前記投写レンズに入射させる反射板をさらに備え、前記投写レンズは、同投写レンズの光軸上を往復動するようにした。
本発明のプロジェクタによれば、反射板によって、光学系から出射される画像光を反射させるようにした。また、反射板によって反射された画像光が入射される投写レンズをその光軸上で往復動させるようにした。これによって、投写レンズをプロジェクタケースの内方に移動させることができるため、光軸方向にプロジェクタを小型化することができる。
このプロジェクタにおいて、前記投写レンズが前記光軸上を往復動するための第1案内機構をさらに備えるようにしてもよい。
このプロジェクタによれば、投写レンズを、第1案内機構に沿って光軸上を往復動させるようにした。そのため、投写レンズをプロジェクタケースの内方へ移動させることができ、プロジェクタの小型化が可能になる。
このプロジェクタによれば、投写レンズを、第1案内機構に沿って光軸上を往復動させるようにした。そのため、投写レンズをプロジェクタケースの内方へ移動させることができ、プロジェクタの小型化が可能になる。
このプロジェクタにおいて、前記投写レンズの移動とともに前記反射板が連動するように、前記投写レンズと前記反射板とを連結部材によって連結するようにしてもよい。
このプロジェクタによれば、光軸上に配設されている反射板が、投写レンズと連動して移動するため、投写レンズをプロジェクタケースのより内方へ移動させることができる。その結果、プロジェクタを小型化することができる。
このプロジェクタによれば、光軸上に配設されている反射板が、投写レンズと連動して移動するため、投写レンズをプロジェクタケースのより内方へ移動させることができる。その結果、プロジェクタを小型化することができる。
このプロジェクタにおいて、前記反射板の一端に、前記反射板の一端を前記光軸と直交する方向に案内する第2案内機構をさらに備え、前記投写レンズの前記光軸上での往復動と連動して、前記反射板が前記第2案内機構に沿って移動するようにしてもよい。
このプロジェクタによれば、投写レンズの光軸上での往復動に連動して、反射板が第2案内機構によってその光軸と直交する方向に移動するようにした。光軸上に配設された反射板がその光軸と直交する方向に移動することによって、プロジェクタケース内に投写レンズを収納することができる。従って、プロジェクタの小型化が可能になる。
このプロジェクタにおいて、前記投写レンズ及び前記反射板のいずれか一方を駆動する駆動装置をさらに備えるようにしてもよい。
このプロジェクタによれば、駆動装置によって投写レンズ及び反射板のいずれか一方を移動させることができるため、簡便に投写レンズをプロジェクタケースの内外に移動させることができる。
このプロジェクタによれば、駆動装置によって投写レンズ及び反射板のいずれか一方を移動させることができるため、簡便に投写レンズをプロジェクタケースの内外に移動させることができる。
このプロジェクタにおいて、前記光源装置は、赤、緑、青の各色の光を出射させる半導体素子からなるようにしてもよい。
このプロジェクタによれば、小型である半導体素子によって光源装置を構成することができるため、プロジェクタ全体を小型化することができる。
このプロジェクタによれば、小型である半導体素子によって光源装置を構成することができるため、プロジェクタ全体を小型化することができる。
このプロジェクタにおいて、前記半導体素子が、発光ダイオードであってもよい。
このプロジェクタによれば、小型で発熱量の小さい発光ダイオードによって光源装置を構成することができるため、冷却ファン等も小さくすることができ、小型化することができる。
このプロジェクタによれば、小型で発熱量の小さい発光ダイオードによって光源装置を構成することができるため、冷却ファン等も小さくすることができ、小型化することができる。
本発明のデジタルカメラは、撮像レンズと、前記撮像レンズを通して集光された光を画像信号に変換する撮像素子と、前記画像信号を記憶する記憶手段とを備えたデジタルカメラにおいて、上記のプロジェクタを搭載した。
本発明のデジタルカメラによれば、小型化が可能なプロジェクタをデジタルカメラに搭載するようにした。従って、小型のデジタルカメラに投写機能を付加することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1及び図2に従って説明する。図1は、本実施形態におけるプロジェクタ1を説明するための平面図である。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1及び図2に従って説明する。図1は、本実施形態におけるプロジェクタ1を説明するための平面図である。
図1に示すように、プロジェクタ1は、直方体状のプロジェクタケース2を有している。プロジェクタケース2の左側には、入力画像信号IS(図2参照)に従ってカラー画像を表す画像光を生成する光学系3が設けられている。光学系3には、コ字状に配設され、
赤色(R)の光束、緑色(G)の光束及び青色(B)の光束をそれぞれ出射する光源装置4R,4G,4Bが備えられている。各光源装置4R,4G,4Bは、それぞれ複数(図1では、3つ)の半導体素子を構成する発光ダイオードLEDからなるLED光源である。なお、各光源装置4R,4G,4Bを構成する発光ダイオードLEDは、結晶の種類及び添加物等が異なるように形成されており、それぞれ赤色光、緑色光及び青色光を発する。
赤色(R)の光束、緑色(G)の光束及び青色(B)の光束をそれぞれ出射する光源装置4R,4G,4Bが備えられている。各光源装置4R,4G,4Bは、それぞれ複数(図1では、3つ)の半導体素子を構成する発光ダイオードLEDからなるLED光源である。なお、各光源装置4R,4G,4Bを構成する発光ダイオードLEDは、結晶の種類及び添加物等が異なるように形成されており、それぞれ赤色光、緑色光及び青色光を発する。
また、各光源装置4R,4G,4Bから出射される各色の光束は、それぞれ対向する光学系を構成する各偏光変換装置5R,5G,5Bに入射される。各偏光変換装置5R,5G,5Bは、それぞれ対応する各光源装置4R,4G,4Bから出射された各色の光束を、略一方向の直線偏光に変換する。すなわち、各色の光束に含まれるP偏光光束及びS偏光光束のうち、一方の偏光光束(例えば、P偏光光束)を透過させ、他方の偏光光束(例えば、S偏光光束)を反射させる。各偏光変換装置5R,5G,5Bを透過したP偏光光束は、各偏光変換装置5R,5G,5Bとそれぞれ対向する各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される。一方、反射されたS偏光光束は、図示しない反射ミラーによって更に反射され、P偏光光束に変換されて、上記のP偏光光束と同様に各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される。
各液晶パネル6R,6G,6Bは、各偏光変換装置5R,5G,5Bから入射される偏光光束を入力画像信号IS(図2参照)に従って変調する。さらに、各液晶パネル6R,6G,6Bは、変調した偏光光束(変調光束)をクロスダイクロイックプリズム8に出射する。クロスダイクロイックプリズム8は、略直方体の形状であり、各液晶パネル6R,6G,6Bに囲まれるように配設され、3色の光を合成してカラー画像を形成する。従って、クロスダイクロイックプリズム8は、各液晶パネル6R,6G,6Bから入射される各色の変調光、すなわち各色成分の画像を表す色成分画像光を合成して、カラー画像を表す光(画像光IL)を、第1光軸C1に沿って右方に設けられた反射板としての全反射ミラー10に入射させる。
クロスダイクロイックプリズム8の右方に設けられた全反射ミラー10は、クロスダイクロイックプリズム8から入射される画像光ILを、プロジェクタケース2の右側前側に設けられている投写レンズ20に向かって反射させ、第2光軸C2に沿って投写レンズ20に入射させる。このように全反射ミラー10によって画像光ILを所定の角度としての90°反射させることによって、プロジェクタ1を第1光軸C1方向(X矢印方向)に小型化した上で、光路長を長く確保することができる。なお、本実施形態では、光学系3は、上記した光源装置4R,4G,4B、偏光変換装置5R,5G,5B、液晶パネル6R,6G,6B及びクロスダイクロイックプリズム8から構成されている。
そして、投写レンズ20が、全反射ミラー10から入射された画像光ILの表す画像を図示しないスクリーン等に投写する。
また、全反射ミラー10は、その一端が、プロジェクタケース2に固定された第2案内機構としての第2レールR2に係合している。一方、全反射ミラー10の他端は、連結部材としてのヒンジHを介して投写レンズ20と連結されている。さらに、投写レンズ20及びヒンジHは、プロジェクタケース2に固定された第1案内機構としての4本の第1レールR1に摺動可能に支持されている。すなわち、第1レールR1は、投写レンズ20の4つの角に係合するようにプロジェクタケース2に設けられ、投写レンズ20を第2光軸C2上で往復動させるように、前後方向(Y矢印方向)に延設形成されている。
また、全反射ミラー10は、その一端が、プロジェクタケース2に固定された第2案内機構としての第2レールR2に係合している。一方、全反射ミラー10の他端は、連結部材としてのヒンジHを介して投写レンズ20と連結されている。さらに、投写レンズ20及びヒンジHは、プロジェクタケース2に固定された第1案内機構としての4本の第1レールR1に摺動可能に支持されている。すなわち、第1レールR1は、投写レンズ20の4つの角に係合するようにプロジェクタケース2に設けられ、投写レンズ20を第2光軸C2上で往復動させるように、前後方向(Y矢印方向)に延設形成されている。
また、投写レンズ20は、駆動モータM1(図2参照)に接続され、駆動モータM1が第1レールR1に沿って投写レンズ20をY矢印方向及び反Y矢印方向に摺動させる。
投写レンズ20がプロジェクタケース2の中にY矢印方向に後退するように摺動すると
、全反射ミラー10は、ヒンジHを介して第2レールR2に沿って左方に摺動する。さらに、投写レンズ20が後退して全体がプロジェクタケース2内に収納されると、図1(b)に示すように、全反射ミラー10は、第2レールR2に沿って案内されX矢印方向(第1光軸C1方向)に平行になるように配置される。
投写レンズ20がプロジェクタケース2の中にY矢印方向に後退するように摺動すると
、全反射ミラー10は、ヒンジHを介して第2レールR2に沿って左方に摺動する。さらに、投写レンズ20が後退して全体がプロジェクタケース2内に収納されると、図1(b)に示すように、全反射ミラー10は、第2レールR2に沿って案内されX矢印方向(第1光軸C1方向)に平行になるように配置される。
これによって、本実施形態のプロジェクタ1は、非投写時に、図1(b)に示すように、投写レンズ20をプロジェクタケース2の中に収納する位置(収納位置)まで摺動させることができる。また、投写時には、図1(a)に示すように、投写レンズ20をプロジェクタケース2の外部に突出させて投写可能な焦点距離に合わせた位置(投写位置)まで摺動させることができる。
従って、非投写時、すなわち持ち運び等の携帯時にプロジェクタ1全体を小型化することができる。また、投写レンズ20と全反射ミラー10とをヒンジHによって連結して構成したため、より簡単に投写レンズ20をプロジェクタケース2内に収納することができる。
次に、上記のように構成したプロジェクタ1の電気的構成について図2に従って説明する。
プロジェクタ1は、制御装置30を備えている。制御装置30は、CPU等からなる制御部31と、各種データや各種制御プログラムを格納するROM32と、DRAM及びSRAM等からなり各種データを格納するRAM33と、入力画像処理部34とから構成されている。そして、制御装置30では、これら制御部31、ROM32、RAM33及び入力画像処理部34が、図示しないバスを介して接続されている。
プロジェクタ1は、制御装置30を備えている。制御装置30は、CPU等からなる制御部31と、各種データや各種制御プログラムを格納するROM32と、DRAM及びSRAM等からなり各種データを格納するRAM33と、入力画像処理部34とから構成されている。そして、制御装置30では、これら制御部31、ROM32、RAM33及び入力画像処理部34が、図示しないバスを介して接続されている。
制御装置30には、キー入力部35が電気的に接続されている。キー入力部35は、プロジェクタケース2の外側面に設けられ、起動スイッチ、停止スイッチ等の操作スイッチを有し、各スイッチの操作による操作信号MSを制御装置30に出力する。
また、プロジェクタ1には、図示しないプロジェクタケース2の外部に設けられたインターフェースを介してパーソナルコンピュータ等の外部入力装置40が接続され、外部入力装置40から制御装置30に入力画像信号ISが出力される。制御装置30は、入力画像信号ISが入力されると、入力画像処理部34に入力画像信号ISをアナログデジタル変換させ、RGB信号の大きさや画像の伸縮等の補正処理を行わせて補正画像信号CSを生成させる。
また、制御装置30には、光学系制御部50が接続されている。光学系制御部50には、入力画像処理部34で生成された補正画像信号CSが入力される。また、光学系制御部50には、光学系3が接続され、補正画像信号CSを光学系3に出力する。光学系制御部50は、補正画像信号CSに応答して光学系3の光源装置4R,4G,4Bを制御し、各光源装置4R,4G,4Bの発光ダイオードLEDを補正画像信号CSに基づいて点灯及び消灯させる。また、光学系制御部50は、補正画像信号CSに応答して各液晶パネル6R,6G,6Bを制御し、各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される各色の光を補正画像信号CSに応じて変調させる。
そして、制御装置30には、投写レンズ位置制御部52が接続されている。投写レンズ位置制御部52には、制御装置30を介してキー入力部35から操作信号MSが入力される。投写レンズ位置制御部52は、モータ駆動回路53と接続され、入力された操作信号MSをモータ駆動回路53に出力する。モータ駆動回路53は、入力された操作信号MSに応答して、投写レンズ20をプロジェクタケース2内外に摺動させる(図1参照)駆動モータM1を正転又は逆転させるようになっている。詳しくは、本実施形態では、プロジ
ェクタケース2の外側面に設けられた起動スイッチが押されてプロジェクタ1の電源がオンになると、駆動モータM1が正転して、投写レンズ20がプロジェクタケース2の外部に突出し投写位置まで摺動する(図1(a)参照)。また、プロジェクタケース2の外側面に設けられた停止スイッチが押されてプロジェクタ1の電源がオフになると、駆動モータM1が逆転して、投写レンズ20が、プロジェクタケース2内に後退し収納位置まで摺動する(図1(b)参照)。
ェクタケース2の外側面に設けられた起動スイッチが押されてプロジェクタ1の電源がオンになると、駆動モータM1が正転して、投写レンズ20がプロジェクタケース2の外部に突出し投写位置まで摺動する(図1(a)参照)。また、プロジェクタケース2の外側面に設けられた停止スイッチが押されてプロジェクタ1の電源がオフになると、駆動モータM1が逆転して、投写レンズ20が、プロジェクタケース2内に後退し収納位置まで摺動する(図1(b)参照)。
次に、上記のように構成したプロジェクタ1の作用を説明する。
プロジェクタケース2の外側面に設けられた起動スイッチを押してプロジェクタ1の電源をオンにすると、制御装置30は投写レンズ位置制御部52に操作信号MSを出力し、モータ駆動回路53を介して駆動モータM1を正転させる。駆動モータM1を正転させると、投写レンズ20が図1(a)に示す投写位置まで摺動してプロジェクタケース2の外部に突出される。
プロジェクタケース2の外側面に設けられた起動スイッチを押してプロジェクタ1の電源をオンにすると、制御装置30は投写レンズ位置制御部52に操作信号MSを出力し、モータ駆動回路53を介して駆動モータM1を正転させる。駆動モータM1を正転させると、投写レンズ20が図1(a)に示す投写位置まで摺動してプロジェクタケース2の外部に突出される。
次に、パーソナルコンピュータ等の外部入力装置40からスクリーン等に投写したい画像等の入力画像信号ISが、図示しないプロジェクタケース2の外部に設けられたインターフェースを介してプロジェクタ1に入力されると、制御装置30の入力画像処理部34で補正画像信号CSが生成される。そして、制御装置30は、生成された補正画像信号CSを、光学系制御部50に出力する。光学系制御部50は、補正画像信号CSに応答して光学系3の光源装置4R,4G,4Bを制御し、各光源装置4R,4G,4Bの発光ダイオードLEDを補正画像信号CSに基づいて点灯及び消灯させる。各光源装置4R,4G,4Bから出射された各色の光束は、偏光変換装置5R,5G,5Bによって略一方向の偏光光束に変換され、各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される。
さらに、光学系制御部50は、補正画像信号CSに応答して液晶パネル6R,6G,6Bを制御し、各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される各色の偏光光束を補正画像信号CSに応じて変調させる。そして、変調された各色の変調光は、クロスダイクロイックプリズム8に出射され、クロスダイクロイックプリズム8で合成される。各色の変調光が合成された画像光ILは、全反射ミラー10を介して投写レンズ20に出射され、投写レンズ20を通してスクリーン等に拡大投写される。なお、プロジェクタケース2の外側面に設けられた停止スイッチを押してプロジェクタ1の電源をオフにすると、制御装置30は投写レンズ位置制御部52に操作信号MSを出力し、モータ駆動回路53を介して駆動モータM1を逆転させる。駆動モータM1を逆転させると、投写レンズ20が図1(b)に示す収納位置まで摺動してプロジェクタケース2の内部に収納される。
次に、本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、非投写時に、図1(b)に示す投写レンズ20をプロジェクタケース2の中に収納する位置(収納位置)まで摺動させるようにした。また、投写時には、図1(a)に示す投写レンズ20をプロジェクタケース2の外部に突出させて投写可能な焦点距離に合わせた位置(投写位置)まで摺動させるようにした。従って、非投写時、すなわち持ち運び等の携帯時に、投写レンズ20をプロジェクタケース2内に収納することができるため、プロジェクタ1全体を小型化することができる。
(1)本実施形態によれば、非投写時に、図1(b)に示す投写レンズ20をプロジェクタケース2の中に収納する位置(収納位置)まで摺動させるようにした。また、投写時には、図1(a)に示す投写レンズ20をプロジェクタケース2の外部に突出させて投写可能な焦点距離に合わせた位置(投写位置)まで摺動させるようにした。従って、非投写時、すなわち持ち運び等の携帯時に、投写レンズ20をプロジェクタケース2内に収納することができるため、プロジェクタ1全体を小型化することができる。
(2)本実施形態によれば、全反射ミラー10によって、クロスダイクロイックプリズム8から出射される画像光ILを直角に反射させて、プロジェクタケース2の前側右側に設けられた投写レンズ20に入射させるようにした。これによって、プロジェクタ1を第1光軸C1方向に小型化した上で、さらに光路長を長く確保することができる。従って、投写レンズ20を投写位置まで摺動させた際に、投写が可能な焦点距離にあわせることができる。
(3)本実施形態によれば、投写レンズ20と全反射ミラー10とを、ヒンジHによって連結した。従って、投写レンズ20と全反射ミラー10とが連動して移動するため、簡便に投写レンズ20をプロジェクタケース2内に収納することができる。
(4)本実施形態によれば、投写レンズ20を第1レールR1に沿って摺動可能に支持した。従って、投写レンズ20は第1レールR1に沿って移動されるため、左右方向への位置ずれを好適に抑制することができる。また、全反射ミラー10は、投写レンズ20の移動と連動して第2レールR2を沿って移動させるようにした。従って、投写レンズ20を収納位置に移動させる際に収納空間ができる。その結果、投写レンズ20をその収納空間に移動させることができ、プロジェクタケース2内に収納することができる。
(4)本実施形態によれば、投写レンズ20に駆動モータM1が接続され、駆動モータM1によって第1レールR1に沿って投写レンズ20がY矢印方向に摺動されるようにした。従って、駆動モータM1の駆動力によって容易に投写レンズ20を前後方向に往復動させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図3〜図5に従って説明する。図3は、本実施形態におけるデジタルカメラ60を説明するための斜視図である。本実施形態のデジタルカメラ60は、先の第1実施形態の投写機能を搭載している。なお、第1実施形態で説明した構成部材と同等の部材には、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図3〜図5に従って説明する。図3は、本実施形態におけるデジタルカメラ60を説明するための斜視図である。本実施形態のデジタルカメラ60は、先の第1実施形態の投写機能を搭載している。なお、第1実施形態で説明した構成部材と同等の部材には、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態のデジタルカメラ60は、図3に示すように、ハウジング61を備えており、そのハウジング61の上面には、所望の風景等を撮影するためのシャッタースイッチ62が設けられている。また、シャッタースイッチ62の右方には、所望の風景等を撮影することができる撮影モードと撮影した画像を鑑賞することができる再生モードとを切り替えることができるモード切替スイッチ63が設けられている。
また、ハウジング61の前面には、景色等の所望の画像を撮影するための撮像レンズ80と、撮影した画像を外部に投写するための投写レンズ20とが設けられている。図4に示すように、撮像レンズ80及び投写レンズ20は、それぞれ撮像ユニット70及び投写ユニット71の一部として備えられている。投写ユニット71は、図1に示すプロジェクタ1と略同等の部材によって構成されているため、同等の機能を有し、投写レンズ20を通して所望の画像を外部のスクリーン等に投写することができる。
一方、撮像ユニット70は、公知の撮像レンズ80と、撮像素子としてのCCD85とから構成されている。撮像レンズ80は、沈胴式のレンズであり、モータM2(図5参照)と電気的に接続されており、モータM2の正逆転によって、非撮影モード時にはハウジング61内に収納され、撮影モード時にはハウジング61の外部に突出される。また、撮像レンズ80は、焦点距離可変のズームレンズであるレンズ81、開口径が変化可能でレンズ81を透過して集光される光の光量を調節可能な絞り82及びシャッター83を備えている。なお、レンズ81は、固定レンズ、変倍レンズ及びフォーカス調整用レンズ等の複数枚のレンズ群で構成されている。
撮像レンズ80の後方には、CCD85が設けられている。CCD85は、撮像レンズ80を透過して集光される光をデジタル化した電気信号に光電変換する。これによって、撮像レンズ80を通して撮影された風景等をデジタル化した画像信号に変換することができる。
次に、上記のように構成したデジタルカメラ60の電気的構成について図5に従って説
明する。
デジタルカメラ60は、制御装置90を備えている。制御装置90は、CPU等からなる制御部91と、各種データや各種制御プログラムを格納するROM92と、DRAM及びSRAM等からなり各種データを格納するRAM93と、モード信号生成部94とから構成されている。そして、制御装置90では、これら制御部91、ROM92、RAM93及びモード信号生成部94が、図示しないバスを介して接続されている。
明する。
デジタルカメラ60は、制御装置90を備えている。制御装置90は、CPU等からなる制御部91と、各種データや各種制御プログラムを格納するROM92と、DRAM及びSRAM等からなり各種データを格納するRAM93と、モード信号生成部94とから構成されている。そして、制御装置90では、これら制御部91、ROM92、RAM93及びモード信号生成部94が、図示しないバスを介して接続されている。
制御装置90には、キー入力部95が電気的に接続されている。キー入力部95は、ハウジング61の上面(図3参照)や背面(図示しない)に設けられ、電源スイッチ、モード切替スイッチ63、シャッタースイッチ62及び投写スイッチ等の操作スイッチを有し、各スイッチの操作による操作信号MSを制御装置90に出力する。制御装置90は、キー入力部95から各種操作信号MSが入力されると、モード信号生成部94に各種モード信号を生成させて、その各種モード信号に応じてデジタルカメラ60の作動を制御する。
詳しくは、モード切替スイッチ63を操作して撮影モードに切り替えられると、モード信号生成部94によって撮影モード信号TMSが生成されて、制御装置90は、その撮影モード信号TMSを撮像レンズ位置制御部96に出力する。撮像レンズ位置制御部96は、モータ駆動回路97と接続され、制御装置90から入力された撮影モード信号TMSをモータ駆動回路97に出力する。モータ駆動回路97は、入力された撮影モード信号TMSに応答して、撮像レンズ80をハウジング61内外に移動させるモータM2を正転させて、撮像レンズ80をハウジング61の外部に突出させて撮影可能状態にする。
また、制御装置90にはCCD制御部98が接続され、CCD制御部98にはCCD85が接続されている。制御装置90は、キー入力部95のシャッタースイッチ62が押されると、CCD制御部98に、撮像レンズ80を透過して集光された光をCCD85でデジタル化した電気信号に変換させる。さらに、CCD85は、デジタル化した電気信号を撮像画像処理部99に出力し、撮像画像処理部99がデジタル化した電気信号を画像データIDに変換する。そして、その画像データIDが記憶手段としての内蔵のフラッシュメモリFMに出力されて記憶される。
一方、モード切替スイッチ63を操作して再生モードに切り替えられると、モード信号生成部94によって再生モード信号RMSが生成されて、制御装置90は、その再生モード信号RMSをフラッシュメモリFMに出力する。フラッシュメモリFMは、再生モード信号RMSが入力されると、記憶している画像データIDをハウジング61の背面に設けられた液晶モニタLCDに出力する。これによって、操作者は液晶モニタLCDを通して、撮影した画像を確認することができる。なお、制御装置90は、再生モードに切り替えられると、再生モード信号RMSを撮像レンズ位置制御部96に出力させて、モータ駆動回路97によってモータM2を逆転させ、撮像レンズ80をハウジング61内に収納させる。
さらに、制御装置90は、再生モード時にキー入力部95の投写スイッチが押されると、モード信号生成部94によって投写モード信号PMSが生成されて、その投写モード信号PMSを投写レンズ位置制御部52及びフラッシュメモリFMに出力する。投写レンズ位置制御部52は、モータ駆動回路53と接続され、制御装置90から入力された投写モード信号PMSをモータ駆動回路53に出力する。モータ駆動回路53は、入力された投写モード信号PMSに応答して、投写レンズ20をハウジング61内外に移動させる駆動モータM1を正転させて、投写レンズ20を投写位置まで摺動させ、ハウジング61の外部に突出させる。
また、フラッシュメモリFMは、投写モード信号PMSが入力されると、記憶している
画像データIDを、液晶モニタLCDに加えて、さらに光学系制御部50に出力する。光学系制御部50には、光学系3が接続され、液晶モニタLCDに映し出されている画像データIDを光学系3に出力する。光学系制御部50は、画像データIDに応答して光学系3の光源装置4R,4G,4Bを制御し、各光源装置4R,4G,4Bの発光ダイオードLEDを画像データIDに基づいて点灯及び消灯させる。また、光学系制御部50は、画像データIDに応答して液晶パネル6R,6G,6Bを制御し、各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される各色の光を画像データIDに応じて変調させる。
画像データIDを、液晶モニタLCDに加えて、さらに光学系制御部50に出力する。光学系制御部50には、光学系3が接続され、液晶モニタLCDに映し出されている画像データIDを光学系3に出力する。光学系制御部50は、画像データIDに応答して光学系3の光源装置4R,4G,4Bを制御し、各光源装置4R,4G,4Bの発光ダイオードLEDを画像データIDに基づいて点灯及び消灯させる。また、光学系制御部50は、画像データIDに応答して液晶パネル6R,6G,6Bを制御し、各液晶パネル6R,6G,6Bに入射される各色の光を画像データIDに応じて変調させる。
これによって、外部に設けられたスクリーン等に撮影した画像データIDを投写することができるため、撮影した画像を拡大して見ることができ、複数人で同じ画像を同時に見ることができる。さらに、液晶モニタLCDに映し出されている画像データIDを切り替えることによって、投写レンズ20から投写される画像も容易に切り替えることができる。
なお、再び投写スイッチが押されて投写モードが解除されると、制御装置90は、投写レンズ位置制御部52を介して駆動モータM1を逆転させて、投写レンズ20を収納位置まで摺動させ、ハウジング61内に収納させる。
従って、第2実施形態によれば、先の第1実施形態の上記(1)〜(4)の効果に加え、新たに以下のような効果を得ることができる。
(5)本実施形態によれば、デジタルカメラ60に小型化が可能である投写ユニット71を備えるようにした。従って、投写ユニット71を備えたデジタルカメラ60を小型化することができる。また、このデジタルカメラ60では、撮像レンズ80を通して撮影した風景等の画像データIDを、投写レンズ20を通して外部のスクリーン等に投写することができる。そのため、撮影した画像データIDを拡大して鑑賞することができ、複数人で同じ画像を同時に鑑賞することができる。
(5)本実施形態によれば、デジタルカメラ60に小型化が可能である投写ユニット71を備えるようにした。従って、投写ユニット71を備えたデジタルカメラ60を小型化することができる。また、このデジタルカメラ60では、撮像レンズ80を通して撮影した風景等の画像データIDを、投写レンズ20を通して外部のスクリーン等に投写することができる。そのため、撮影した画像データIDを拡大して鑑賞することができ、複数人で同じ画像を同時に鑑賞することができる。
(6)本実施形態によれば、液晶モニタLCDに映し出されている画像データIDを、投写レンズ20を通して外部に投写するようにした。従って、液晶モニタLCDと外部のスクリーン等の2つの表示装置によって同時に画像を鑑賞することができる。また、液晶モニタLCDに映し出されている画像データIDを切り替えることによって、投写レンズ20から投写される画像も容易に切り替えることができる。そのため、液晶モニタLCDで画像データIDを確認しながら外部に画像を投写することができる。
(7)本実施形態によれば、撮像レンズ80と投写レンズ20とをそれぞれ設けるようにした。従って、撮像レンズ80と投写レンズ20の焦点距離を個々のレンズで合わせることができるため、レンズを共用する場合に比べて焦点距離を合わせやすい。また、モードの設定を変更することによって、撮像レンズ80と投写レンズ20を同時に使用することもできる。
なお、上記各実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20を摺動させるための駆動モータM1を投写レンズ20に接続したが、駆動モータM1を省略して手動で投写レンズ20を摺動させるようにしてもよい。また、駆動モータM1を全反射ミラー10に接続するようにしてもよい。あるいは、駆動モータM1を、全反射ミラー10と投写レンズ20とに接続するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20を摺動させるための駆動モータM1を投写レンズ20に接続したが、駆動モータM1を省略して手動で投写レンズ20を摺動させるようにしてもよい。また、駆動モータM1を全反射ミラー10に接続するようにしてもよい。あるいは、駆動モータM1を、全反射ミラー10と投写レンズ20とに接続するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、全反射ミラー10をX矢印方向に平行になるように案内するために第2レールR2を設けたが、第2レールR2を省略する構成にしてもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20を収納位置に摺動させた際に、全反射ミラー1
0を第1光軸C1方向(X矢印方向)と平行になるように移動させた。これに限らず、例えば第2光軸C2方向(Y矢印方向)と平行になるように移動させるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20を収納位置に摺動させた際に、全反射ミラー1
0を第1光軸C1方向(X矢印方向)と平行になるように移動させた。これに限らず、例えば第2光軸C2方向(Y矢印方向)と平行になるように移動させるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20を往復動させるための第1案内機構として第1レールR1を設けたが、第1レールR1を省略する構成にしてもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20と全反射ミラー10をヒンジHによって連結させて、連動して移動するようにしたが、ヒンジHを省略する構成にしてもよい。
・上記各実施形態では、投写レンズ20と全反射ミラー10をヒンジHによって連結させて、連動して移動するようにしたが、ヒンジHを省略する構成にしてもよい。
・上記各実施形態では、反射板としての全反射ミラー10によって第1光軸C1を90°反射させたが、これに限らず、反射板によって第1光軸C1を鈍角又は鋭角に反射させるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、光源装置4R,4G,4Bを複数の発光ダイオードLEDで構成するようにしたが、充分な照度が得られるのであれば1つの発光ダイオードLEDで構成するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、光源装置4R,4G,4BをLED光源装置で構成するようにしたが、これに限らず、例えば有機EL光源、高圧水銀ランプ又はハロゲンランプ等に変更してもよい。
・上記各実施形態では、赤、緑、青色の各色の光束を出射する光源装置4R,4G,4Bに具体化したが、これに限らず、例えば白色の光束を出射する光源装置に変更するようにしてもよい。この場合、カラーフィルタ等を介してカラー画像光を合成するようにしてもよい。あるいは、赤、緑、青、白色の各色を出射する光源装置に変更するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、各光源装置4R,4G,4Bの発光ダイオードLEDを独立に点灯制御し、その光源装置4R,4G,4Bからの光束が対応する液晶パネル6R,6G,6Bに出射されて、クロスダイクロイックプリズム8でカラー画像が合成される、いわゆる3板方式のプロジェクタとして具体化した。これに限らず、例えば赤色、緑色及び青色の3種のLEDを順番に点灯させて、1つのライトバルブに対し順番に照射してカラー画像を表示する、いわゆる単板式のプロジェクタとして構成するようにしてもよい。
・上記第1実施形態では、起動スイッチを押してプロジェクタ1の電源がオンになると、投写レンズ20が投写位置まで摺動され、停止スイッチを押してプロジェクタ1の電源がオフになると、投写レンズ20が収納位置まで摺動されるように構成した。これに限らず、例えば投写レンズ駆動スイッチを別途設けてもよい。すなわち、投写レンズ駆動スイッチを押すことによって、投写レンズ20を投写位置又は収納位置に駆動することができる。これによって、プロジェクタ1の電源がオンのときでも投写レンズ20をプロジェクタケース2内に収納することができる。
・上記第2実施形態における撮像レンズ80及び投写レンズ20の位置については特に制限はない。また、撮像レンズ80と投写レンズ20とを共通のレンズで構成するようにしてもよい。
・上記第2実施形態において、モード切替スイッチ63によって撮影モード又は再生モードに切り替えることができるように構成した。これに限らず、例えば撮像レンズ80と投写レンズ20を同時に使用することのできる投写撮影モードに切り替えることができるようにしてもよい。これによって、フラッシュメモリFMに記憶している画像データIDを投写している状態で被写体像を撮影することができるため、記憶している画像データI
Dと被写体像とを重ねて撮影することができ、エンターテイメント性を向上させることができる。
Dと被写体像とを重ねて撮影することができ、エンターテイメント性を向上させることができる。
・上記第2実施形態では、撮像素子としてCCD85を採用したが、これに限らず、例えばCMOS固体撮像素子等に変更してもよい。
・上記第2実施形態では、レンズ81を焦点距離可変のズームレンズとしたが、これに限らず、例えば単焦点レンズに変更してもよい。
・上記第2実施形態では、レンズ81を焦点距離可変のズームレンズとしたが、これに限らず、例えば単焦点レンズに変更してもよい。
C1…第1光軸、C2…第2光軸、FM…記憶手段としてのフラッシュメモリ、H…連結部材としてのヒンジ、LED…半導体素子を構成する発光ダイオード、M1…駆動装置としての駆動モータ、R1…第1案内機構としての第1レール、R2…第2案内機構としての第2レール、1…プロジェクタ、2…プロジェクタケース、3…光学系、4R,4G,4B…光源装置、5R,5G,5B…光学系を構成する偏光変換装置、6R,6G,6B…光学系を構成する液晶パネル、8…光学系を構成するクロスダイクロイックプリズム、10…反射板としての全反射ミラー、20…投写レンズ、60…デジタルカメラ、80…撮像レンズ、85…撮像素子としてのCCD。
Claims (8)
- 光源装置を含む光学系から出射された画像光を、投写レンズによって外部に投写するプロジェクタにおいて、
前記光学系から出射される前記画像光を所定の角度に反射させ、その反射された画像光を前記投写レンズに入射させる反射板をさらに備え、
前記投写レンズは、同投写レンズの光軸上を往復動するようにしたことを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記投写レンズが前記光軸上を往復動するための第1案内機構をさらに備えたことを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1又は2に記載のプロジェクタにおいて、
前記投写レンズの移動とともに前記反射板が連動するように、前記投写レンズと前記反射板とを連結部材によって連結することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
前記反射板の一端に、前記反射板の一端を前記光軸と直交する方向に案内する第2案内機構をさらに備え、
前記投写レンズの前記光軸上での往復動と連動して、前記反射板が前記第2案内機構に沿って移動することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項3又は4に記載のプロジェクタにおいて、
前記投写レンズ及び前記反射板のいずれか一方を駆動する駆動装置をさらに備えたことを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のプロジェクタにおいて、
前記光源装置は、赤、緑、青の各色の光を出射させる半導体素子からなることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項6に記載のプロジェクタにおいて、
前記半導体素子が、発光ダイオードであることを特徴とするプロジェクタ。 - 撮像レンズと、前記撮像レンズを通して集光された光を画像信号に変換する撮像素子と、前記画像信号を記憶する記憶手段とを備えたデジタルカメラにおいて、
請求項1〜7のいずれか1つに記載のプロジェクタを搭載したことを特徴とするデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
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JP2005295061A JP2007102095A (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | プロジェクタ及びデジタルカメラ |
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