JP2001024926A - 携帯型カメラ、及び画像通信方法 - Google Patents

携帯型カメラ、及び画像通信方法

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JP2001024926A
JP2001024926A JP11196811A JP19681199A JP2001024926A JP 2001024926 A JP2001024926 A JP 2001024926A JP 11196811 A JP11196811 A JP 11196811A JP 19681199 A JP19681199 A JP 19681199A JP 2001024926 A JP2001024926 A JP 2001024926A
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Jiro Nagaoka
二郎 長岡
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Media Kk C
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型カメラで撮像した画像を、多人数でも
見やすく表示できるようにするための技術を提供する。 【解決手段】 本発明によるビデオカメラA1は、筐体
1を備えており、この筐体1には、筐体1の外部の像を
撮像する撮像部Sと、プロジェクタ部Pと、所定の画像
処理を実行するとともに該実行により得られた画像を前
記プロジェクタ部から筐体1の外部へ拡大投影させる制
御部6とが収納されている。また、筐体1には、アンテ
ナ3を介して外部との通信を行う通信部が内蔵されてお
り、制御部6は、この通信部を通じて受け取った通信デ
ータに基づいて生成された画像を前記プロジェクタ部P
を介して筐体1の外部へ拡大投影できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型カメラに関
する。
【0002】
【発明の背景】携帯可能なビデオカメラやデジタルカメ
ラが普及して久しいが、その一バリエーションとして、
撮像した画像を表示するための液晶ディスプレイを備え
る携帯型カメラが知られている。この種の携帯型カメラ
は、撮像中のその時点における画像を実時間で確認でき
るものであり、撮影した画像の確認をその場で行うこと
を可能とし、撮影に関する習熟を不要とした点で非常に
価値が高い。
【0003】しかしながら、この携帯型カメラにも改良
の余地はある。それは、携帯型カメラに付属されている
ディスプレイが一般的に小型である点にある。ディスプ
レイが大型であれば、撮像した画像を一度に多人数で楽
しむことができるようになるので高価値となるが、小型
のディスプレイでは一度に一人の人が画像をチェックす
る程度の利用しか行えず、その利用範囲が限られてしま
う。更に、ディスプレイが小型に過ぎると、その視認性
を十分に確保できない場合すら生じ得る。この種の携帯
型カメラでは、その筐体の小ささが商品価値に直結する
ため、大型のディスプレイを採用するのがそもそも難し
い。また、筐体が許す範囲で最大のディスプレイを採用
するにしても、バッテリの大型化や重量の増加が避けら
れず、小さな筐体を維持しながらディスプレイを大きく
することは甚だ困難である。
【0004】そこで、本発明は、携帯型カメラで撮像し
た画像を、多人数でも見やすく表示できるようにするた
めの技術を提供することを主たる課題とする。本発明
は、また、撮像した画像以外の画像を多人数で見られる
ようにすることで、携帯型カメラの利用範囲を拡大する
技術を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯型カメ
ラは、以下のようなものである。即ち、携帯可能な大き
さの筐体と、この筐体の外部の像を撮像する撮像部と、
プロジェクタ部と、所定の画像処理を実行するとともに
該実行により得られた画像を前記プロジェクタ部から前
記筐体の外部へ拡大投影させる制御手段とを収納して成
る携帯型カメラである。この携帯型カメラは、筐体との
バランスで大きさに関する制限が強くかかるディスプレ
イに代えて、画像を筐体外部へ拡大投影するプロジェク
タ部を備えている。従って、使用者は、拡大投影された
画像を見ることにより、本来ディスプレイに表示されて
いた画像から得られるのと同様の情報を得られるように
なり、また複数人での画像を見ることも容易に行えるよ
うになる。このようにして本願発明の携帯型カメラは、
大型のディスプレイを持たずとも、大型のディスプレイ
を備えた場合と同様の画像の視認性を有することとな
る。尚、本明細書でいう「画像」は、動画像、静止画像
の双方を含むものであり、「携帯型カメラ」は、スチー
ルカメラ、ビデオカメラの双方を含むものである。
【0006】上記撮像部及びプロジェクタ部の構成は、
他の構成も勿論可能であるが、例えば、撮像部を、撮像
を行う撮像素子と、前記筐体の外部の像をこの撮像素子
まで導く撮像光学系とを含むものとして構成し、プロジ
ェクタ部を、投影対象となる画像を生成するための画像
生成手段と、この画像生成手段により生成された画像を
前記筐体の外部へ導く投影光学系とを含むものとして構
成することができる。
【0007】また、本願発明による携帯型カメラでは、
撮像素子と画像生成部との間にハーフミラーを設けるこ
とで、撮像光学系を投影光学系に共用するように構成す
ることも可能である。即ち、前記撮像素子と前記画像生
成手段との間にハーフミラーが設けられており、前記撮
像光学系と投影光学系の一方が前記ハーフミラーを通過
した光を利用し、他方が前記ハーフミラーで反射した光
を利用することで、前記光路の少なくとも一部が共通す
るように構成されている携帯型カメラがそれである。こ
のような構成は、本来2本必要な撮像光学系及び投影光
学系の光路を、1本にまとめることを可能にするもので
あり、携帯型カメラ全体を小型化するにあたって有効で
ある。
【0008】ここで、本願発明による携帯型カメラのプ
ロジェクタ部から拡大投影する画像としては、その目的
乃至用途の別により、種々のものが考えられる。例え
ば、携帯型カメラで撮像した画像を多人数で見ることを
目的とする場合には、制御部を次のような構成とするこ
とができる。即ち、その制御御手段を、撮像部で撮像し
た像をプロジェクタ部を介して実時間で拡大投影するよ
うに構成するのである。一方、携帯型カメラで撮像した
画像以外の画像を、プロジェクタ部にて拡大投影するこ
とも可能である。例えば、前記制御部と接続された無線
通信を行う通信部を筐体内に設けることで、無線通信に
より前記通信部が受け取った通信データに基づく画像を
前記プロジェクタ部を介して筐体外へ拡大投影可能とす
ることができる。このような携帯型カメラによれば、外
部から送られてくる画像をプロジェクタ部により投影す
ることができるようになり、一般的な携帯型カメラの範
疇に収まらない広範な応用が可能になると期待できる。
【0009】上述の如き通信部を含む携帯型カメラは、
それを複数用いることで、以下のような画像通信方法を
実現できる点で有用である。即ち、複数の携帯型カメラ
の一つが、画像を無線通信手段を通じて他の携帯型カメ
ラへ伝達する過程と、前記伝達された画像を受けとった
他の携帯型カメラが、当該画像を筐体の外部へ拡大投影
する過程とを含む画像通信方法を実現できる。また、拡
大投影される画像が伝達元の携帯型カメラの撮像部によ
り実時間で得られた画像であるようにすることもでき
る。この方法によれば、特に、双方向で上記方法を実行
することにより、テレビ会議を容易に実現できることと
なる。プロジェクタ部を利用すれば、大型のディスプレ
イの必要性を生じないので、この方法は、スペース的な
制限をそれほど受けずにテレビ会議を実現できるという
利点を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。尚、各実施形態の説明において共通する部分
については同一の符号を付すこととし、重複説明は省略
することとする。
【0011】第1実施形態: 第1実施形態におけるカメ
ラは、図1に示した如きビデオカメラA1として構成さ
れている。このビデオカメラA1は、筐体1を備えてい
る。この筐体1は、ハンドヘルド型に携帯可能として形
成されている。筐体1は、上部筐体1aと下部筐体1b
とに分離されており、上部筐体1aは、接続軸2を中心
に回転可能として下部筐体1bに取りつけられている。
この上部筐体1aの外部にはアンテナ3が設けられてお
り、その内部には筐体1外部の像を撮像する撮像部Sが
収められている。一方、下部筐体1bには、プロジェク
タ部P、マイクロフォン4、スピーカ5、通信部3a及
び制御部6が収められている。プロジェクタ部P、マイ
クロフォン4、スピーカ5、及び通信部3aは、制御部
6とそれぞれ接続されている。マイクロフォン4及びス
ピーカは、それぞれ音声を入出力する。制御部6は、マ
イクロフォン4が集音した音声に基づいて音声データを
生成し、また音声データに基づいてスピーカ5の制御を
行う。プロジェクタ部Pは、制御部6の制御を受けなが
ら所定の画像を筐体1外部へ拡大投影する。通信部3a
は、アンテナ3と接続されており、無線通信を行う。制
御部6と通信部3aは、画像データ及び音声データをや
りとりする。
【0012】撮像部Sは、上部筐体1aの外部に臨む撮
像用窓7、絞り8、レンズ9及び撮像素子10を含んで
いる。そのうち、投影用窓7、絞り8及びレンズ9は、
撮像光学系を形成している。この撮像光学系は、筐体1
外部の像を前記撮像部Sへと導く。
【0013】プロジェクタ部Pには、下部筐体1bの外
部に臨む投影用窓11、絞り12、レンズ13及び画像
生成手段としての画像生成部14が内蔵されている。こ
れらのうち投影用窓11、絞り12、レンズ13は、投
影光学系を形成している。この投影光学系は、画像生成
部14からの光を筐体1外部へと導く。また、この実施
形態での画像生成部14は、透過型表示素子14aと、
光源14bとからなる。レンズ13は、画像を拡大でき
るものであれば拡大の倍率などにより適宜選択可能であ
るが、例えば画角90°の広角レンズによりこれを構成
することができる。透過型表示素子14aは、これには
限られないが、例えばカラーTFT液晶で構成すること
ができる。光源14bは、これには限られないが、例え
ば白色発行有機LEで構成することができる。
【0014】このプロジェクタ部Pは、制御部6により
投影する画像を制御されている。具体的には、撮像部S
が撮像している画像をそのままリ実時間で拡大投影する
場合がある。また、撮像部Sが撮像し、図示せぬ画像記
憶部に保存されていた画像を拡大投影する場合がある。
更に、通信部3aが外部から受信した画像データに基づ
く画像を拡大投影する場合がある。拡大投影された画像
は、通常のディスプレイに表示された画像と比して大き
く見やすい。使用者は、この画像を見ることにより必要
な情報を得ることができ、また多人数で画像を見ること
も容易に行えるようになる。
【0015】プロジェクタ部の構成は、上述のもののみ
ならず、図3〜図10に示したような構成を採用するこ
とも可能である。各プロジェクタ部の構成を簡単に説明
すると以下のようになる。
【0016】図3で示したプロジェクタ部は、基本的に
図1に示したものと同様であるが、拡大投影される画像
の光路中にミラー15が設けられている。ミラー15を
光路中に設けることにより、投影用窓11と画像生成部
14の相対的位置関係についての自由度が増し、ビデオ
カメラA1の小型化を図れるようになる。
【0017】図4で示したプロジェクタ部Pは、基本的
に図1に示したものと同様であるが、マトリクス状に配
置したLED乃至レーザ発光素子14cと、拡散板14
dとにより光源14bを構成している点で図1に示した
プロジェクタ部Pと異なっている。
【0018】図5で示したプロジェクタ部Pは、画像生
成部14として、自己発行型のものを用いた点で、図1
に示したプロジェクタ部Pと相違している。この画像生
成部14は例えば、有機ELや、PDP或いはLEDを
マトリクス状に配置することで構成される。
【0019】図6で示したプロジェクタ部Pは、レンズ
13として屈折率分布型レンズを用いた点で図1に示し
たプロジェクタ部Pと相違している。
【0020】図7で示したプロジェクタ部Pは、光源1
4bを、例えば冷陰極管からなる発光体14eと、楕円
ミラー14fと、導光路14gと、透明板及び散乱板か
らなる導光板14hとから構成している点で、図1に示
したプロジェクタ部と相違している。このプロジェクタ
部Pにおける発光体14eから出た光は、楕円ミラー1
4fで集光された後、導光路14gに導かれ、全反射を
繰り返しながら導光板14hへ向かう。導光板14h
は、導光路14gに近い部分程散乱の割合が大きくなる
ように形成されることで、全体的に均一な光の散乱状態
を生成するようになっており、この機能により均一な面
光源として機能する。
【0021】図8で示したプロジェクタ部Pは、透過型
表示素子14a、14a、14aと、光源14b、14
b、14bとの組み合わせを3組有し、またダイクロイ
ックプリズム16を備えている点で、図1に示したプロ
ジェクタ部Pと異なっている。光源14b、14b、1
4bはそれぞれ、赤色発光EL、緑色発光EL、及び青
色発光ELである。このプロジェクタ部によれば、3つ
の光源14b、14b、14b及び透過型表示素子14
a、14a、14aにより生成された画像を合成するこ
とにより、高精細表示が可能となる。
【0022】図9で示したプロジェクタ部は、半導体レ
ーザ発信器14h、14h、14hと、これらと光学的
に接続された光ファイバ14i、14i、14iと、図
示を省略した多数の小孔が穿設されたファイバホルダ1
4jと、カップリングレンズ14kとを備える点で、図
1に示したプロジェクタ部Pと異なっている。光ファイ
バ14i、14i、14iはそれぞれ、その先端で複数
に分岐しており、その端部をファイバホルダ14jの小
孔にて支持されている。ファイバホルダ14jに支持さ
れた光ファイバ14i、14i、14iの各端部は、レ
ンズ14の入射ひとみを中心とする球面上に配置されて
いる。このような構成により、光ファイバ14i、14
i、14iから出射した光は効率良くレンズの入射瞳に
入射することになる。
【0023】図10で示したプロジェクタ部Pは、図9
で示したプロジェクタ部Pと略同様のものである。この
プロジェクタ部Pは、光ファイバ14i、14i、14
iを、その先端が平面上に配置されるようにして、ファ
イバホルダ14jで支持するようになっている。また、
このプロジェクタ部は、ファイバホルダ14jに近接さ
せてフレネルレンズ14lを配置している。このフレネ
ルレンズ14lは、光ファイバ14i、14i、14i
の端部から出た光を、レンズ13の入射瞳に集光する。
従って、このプロジェクタ部Pも、図9のプロジェクタ
部Pの場合と同様に、光を効率良くレンズ13の入射瞳
に導けるようになる。
【0024】第2実施形態: 第2実施形態のビデオカ
メラA2は、図11に示した如きものである。このビデ
オカメラA2は、第1実施形態によるビデオカメラA1
と多くの部分で共通する。例えば、筐体1に、撮像部
S、プ口ジェクタ部P、制御部6、及び通信部3aを内
蔵している点で、第1実施形態によるビデオカメラと共
通ずる。但し、この実施形態では、筐体1を上下に分割
しておらず、また内部にハーフミラー17を設けている
点で第1実施形態によるビデオカメラA1と相違してい
る。このハーフミラー17により、投影光学系は、撮像
光学系の光路上に存在することになる。つまり、このビ
デオカメラA2では、投影を行わない場合、窓7、1
1、絞り8、12、レンズ9、13を通った像光がハー
フミラー17を通過して撮像素子10に至ることで撮像
素子10による撮像が行われる。一方、投影を行う場
合、画像生成部14からの光が、ハーフミラー17で反
射され、レンズ9、13、絞り8、12、窓7、11、
を通過して筐体1の外部へと投影されることになる。こ
のとき撮像素子10での撮影を同時に行うことも可能で
あるが、基本的には画像の投影のみを行えば足りる。こ
のようにして撮像を行う場合と、投影を行わない場合の
光の進行方向を略逆向きとすることで、撮像光学系を投
影用光学系と共用することとしている。このような構成
により、この実施形態によるビデオカメラA2は、全体
の小型化を容易に行える。尚、ハーフミラー17と併せ
て例えば液晶を利用した電子シャッタを設けることも可
能である。このような構成とし、プロジェクタPからの
投影を行っている際に、この電子シャッタを閉じ状態と
するようにすれば、撮像素子10に対する光の進入を防
止できるようになる。
【0025】第3実施形態: 次に、複数のビデオカメ
ラA3を用いて行う画像通信方法の実施形態について説
明する。この画像通信方法は、図12及び図13こ示し
た如きビデオカメラシステムを複数箇所で準備すること
により行う。尚、この実施形態では、上記ビデオカメラ
システムを2箇所に設け、1対1でのやり取りを行う場
合についての説明を行うが、より多くのビデオカメラシ
ステムを用いて1対多のやり取りを行うことも勿論可能
である。
【0026】このビデオカメラシステムは、ビデオカメ
ラA3と、スクリーンBと、及び携帯電話Cとからな
る。ビデオカメラA3は、筐体1と、撮像用鏡筒18
と、投影用鏡筒19とを備えており、撮像用鏡筒18
と、投影用鏡筒19の内部にはそれぞれ、撮像光学系と
投影光学系が内蔵されている。撮像用鏡筒18と、投影
用鏡筒19は、筐体1に対して垂直な平面内で回動可能
となるようにして筐体1の上部にヒンジ接続されてい
る。このビデオカメラA3における撮像部S、プロジェ
クタ部Pの構造は、第1実施形態によるビデオカメラA
3のそれと共通しており、また、制御部6も第1実施携
帯の場合と同様である。尚、通信部3aは、アンテナ3
に代えて無線通信部20と接続されている。また、この
ビデオカメラA3は、音声をそれぞれ入出力するため
の、制御部6と接続されたマイクロフォン4及びスピー
カ5を備えている。
【0027】スクリーンBは、白色のシートを矩形に成
形して成り、プロジェクタ部Pにより投影される画像に
対応した大きさとされている。携帯電話Cはアンテナ2
1と接続され、他の端末と通信を行う携帯通信部22
と、ビデオカメラA3内の上記無線通信部20と通信す
るための無線通信部23とを備えている。
【0028】ビデオカメラA3と携帯電話Cとは、光乃
至電波により、端未間通信を行い画像データ及び音声デ
ータのやり取りを行う。尚、上記音声データは、ビデオ
カメラA3が内蔵するマイクロフォン4から入力された
音声に基づいて、制御部6で作られる。ここで、ビデオ
カメラA3と携帯電話Cの間における通信は有線で行う
ことも可能であるが、電波や光を用いて非接触で行うこ
ともできる。この実施形態では、ビデオカメラCに設け
た上記無線通信部20と、携帯電話Bに設けた無線通信
部23との間で通信を行うこととしている。
【0029】この携帯電話A3は、他のビデオカメラシ
ステム(図示を省略する。)に含まれる他の携帯電話と
の間で、画像データ及び音声データをやり取りする。一
のビデオカメラシステムから画像データ及び音声データ
を受け取った上記他の携帯電話は、当該他のビデオカメ
ラシステムに含まれるビデオカメラA3の無線通信部と
の間で通信を行う。この他のビデオカメラの無線通信部
が受け取った画像データ及び音声データは、そのビデオ
カメラの制御部に入力される。これに伴って、この制御
部は、上記画像データに基づく画像をプロジェクタ部か
らスクリーンに投影し、上記音声画像に基づく音声を他
のビデオカメラが備える図示せぬスピーカ5から出力す
る。この通信は双方向で行われ、これにより簡易にテレ
ビ会議を行えるようになる。
【0030】尚、この例では、ビデオカメラA3と携帯
電話Cとの間で端末間通信を行うとともに、携帯電話間
で遠距離の通信を行うこととしていたが、携帯電話Cが
行う通信をビデオカメラA3に内蔵された通信部自身が
行うようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明によるビデオカメラは、画像を筐
体の外部へ拡大投影可能に構成されているプロジェクタ
部を備えているので、使用者が、拡大された画像を大型
ディスプレイと同様の位置付けで利用することができ
る。この画像は大きいので、多人数でこれを見る場合に
も不便が少なくてすむ。また、このビデオカメラに通信
部を設けることにより、投影可能な画像の幅が広がり、
広い範囲での応用が可能となる。更に、通信部を有する
ビデオカメラを複数用いて画像通信を行うようにすれ
ば、テレビ会議を簡単に実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態によるビデオカメラの
構造を概略的に示す断面図。
【図2】図1で示したビデオカメラの内部構造を示すブ
ロック図。
【図3】図1で示したビデオカメラのプロジェクタ部の
他の構成を概略的に示す図。
【図4】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェク
タ部の他の構成を概略的に示す図。
【図5】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェク
タ部の他の構成を概略的に示す図。
【図6】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェク
タ部の他の構成を概略的に示す図。
【図7】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェク
タ部の他の構成を概略的に示す図。
【図8】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェク
タ部の他の構成を概略的に示す図。
【図9】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェク
タ部の他の構成を概略的に示す図。
【図10】図1で示したビデオカメラにおけるプロジェ
クタ部の他の構成を概略的に示す図。
【図11】本願発明の第2実施形態によるビデオカメラ
の構造を概略的に示す断面図。
【図12】本願発明の図3実施形態による画像通信方法
を実行するためのビデオカメラシステムの構成を概略的
に示す斜視図。
【図13】図12で示したビデオカメラシステムにおけ
るビデオカメラ及び携帯電話の内部構造を概略的に示す
ブロック図。
【符号の説明】
1 筐体 3 アンテナ 3a 通信部 4 マイクロフォン 5 スピーカ 6 制御部 7、11 窓 8、12 絞り 9、13 レンズ 10 撮像素子 14 画像生成部 15 ミラー 16 ダイクロイックレンズ 17 ハーフミラー 20 無線通信部 21 アンテナ 23 無線通信部 Aビデオカメラ B スクリーン C 携帯電話 S 撮像部 P プロジェクタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/14 H04N 7/14 7/15 630 7/15 630A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な大きさの筐体と、この筐体の
    外部の像を撮像する撮像部と、プロジェクタ部と、所定
    の画像処理を実行するとともに該実行により得られた画
    像を前記プロジェクタ部から前記筐体の外部へ拡大投影
    させる制御手段とを収納して成る、 携帯型カメラ。
  2. 【請求項2】 前記撮像部は、撮像を行う撮像素子と、
    前記筐体の外部の像をこの撮像素子まで導く撮像光学系
    とを含み、 前記プロジェクタ部が、投影対象となる画像を生成する
    ための画像生成手段と、この画像生成手段により生成さ
    れた画像を前記筐体の外部へ導く投影光学系とを含んで
    なる、 請求項1記載の携帯型カメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記撮像部で撮像した
    像を前記プロジェクタ部を介して実時間で拡大投影する
    ように構成されている、 請求項1又は2記載の携帯型カメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮像素子と前記画像生成手段との間
    にハーフミラーが設けられており、 前記撮像光学系と投影光学系の一方が前記ハーフミラー
    を通過した光を利用し、他方が前記ハーフミラーで反射
    した光を利用することで、前記光路の少なくとも一部が
    共通するように構成されている、 請求項2又は3記載の携帯型カメラ。
  5. 【請求項5】 前記筐体に無線通信手段が収容されてお
    り、 前記制御手段は、前記無線通信手段を通じて受け取った
    通信データに基づいて生成された画像を前記プロジェク
    タ部を介して筐体の外部へ拡大投影可能に構成されてい
    る、 請求項1又は2記載の携帯型カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の複数の携帯型カメラの一
    つが、画像を無線通信手段を通じて他の携帯型カメラへ
    伝達する過程と、 前記伝達された画像を受けとった他の携帯型カメラが、
    当該画像を筐体の外部へ拡大投影する過程とを含む画像
    通信方法。
  7. 【請求項7】 前記拡大投影される画像が伝達元の携帯
    型カメラの撮像部により実時間で得られた画像である、 請求項6記載の画像処理方法。
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