JP2004363905A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内蔵カメラ12Aと、被写体または撮影者の顔情報を抽出する処理ユニット13とを備え、顔情報が検出されなかったときに、内蔵カメラ12Aを撮影禁止状態にする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ機能と盗撮防止機能とを備えた携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機や携帯情報端末等にデジタルカメラ機能(以下、カメラ機能と略称する)を備えたものが供給されるようになってきた。例えば、カメラ機能付携帯電話機は、撮影対象にカメラを向けて撮影ボタンを押すだけで、被写体(撮影対象)の撮影が簡単にできる。この時、被写体の像は、静止画像あるいは動画像(以下、画像と略称する)として得られる。
そして、得られた画像は、画像データとしてメモリに記憶される。また、電子メールに添付して送信したり、待受画面や着信画面として表示させることができる。また、不要な画像データを、メモリから簡単に削除することができる。
ところが、この利便性を逆手にとって、電車の車内等で低い位置から撮影を行うという、盗撮等の反社会的行為を行う悪意の使用者が現れることも予想される。また、盗撮した画像データは簡単に消去することが可能なため、悪意の証拠として残らない問題がある。
そこで、例えば下記特許文献1に記載されているように、盗撮を防止する携帯端末が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−290818号公報 (第5頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の盗撮防止携帯端末は、携帯端末本体が撮影禁止角度の範囲内で傾けられたときに撮影を禁止している。そのため、盗撮を目的としない場合の撮影においても、撮影禁止角度の範囲内ならば撮影が禁止されてしまう。その結果、撮影範囲が著しく限定されてしまうという問題があった。
【0005】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、盗撮が困難な携帯端末を提供することを目的とする。また、盗撮を目的としない場合の撮影に至っては、撮影範囲を限定されることのない携帯端末を提供することを目的とする。更に、小型で、操作性のよい携帯端末を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、撮像光学系と撮像素子を有する撮影ユニットと、該撮影ユニットから出力された情報に基づいて、被写体または撮影者の顔情報を検出する処理を行う顔検出ユニットとを備え、該顔検出ユニットにより顔情報が検出された時のみ撮影を実行する携帯端末を提案する。
【0007】
この発明によれば、撮影ユニットから出力された情報に、被写体若しくは撮影者の顔情報が含まれている時のみ、撮影が実行できる。これを実現するために、この発明では、被写体、もしくは撮影者の顔を検出する処理を行う顔検出ユニットが設けられている。この顔検出ユニットにより、顔情報が検出されなければ、撮影が禁止される(あるいは、撮影が実行されない。)。
盗撮を目的とする撮影では、被写体の顔情報が含まれない場合がある。よって、このような場合、盗撮を防止することが可能となる。また、撮影を実行するために、撮影者の顔情報を含むようにするには、撮影者自身を含んで撮影を行わなければならない。しかしながら、このような状態では盗撮は非常に困難となる。一方、盗撮を目的としない場合、撮影者自身を含むようにすれば、携帯端末がどのような状態にあっても撮影は可能となる。よって、撮影範囲が限定されることはない。
【0008】
請求項2に係る発明は、顔検出ユニットを備え、前記撮影ユニットの撮影方向と該顔検出ユニットの検出方向が略正反対となるように、前記撮影ユニットと前記顔検出ユニットが配置されている携帯端末を提案する。
この発明によれば、撮影ユニットのほかに顔検出ユニットを有している。そして、撮影ユニットの撮影方向と顔検出ユニットの検出方向が略正反対となるように、撮影ユニットと顔検出ユニットが配置されている。このような構成では、撮影ユニットを被写体の撮影用に用い、顔検出ユニットを撮影者の顔の検出に用いることができる。
被写体の顔情報が含まれないような盗撮を目的とする場合、撮影者は自身の顔情報を得なければならない。この場合、上記構成であると、撮影者は顔検出ユニットを介して、被写体と向き合わなければならない。したがって、盗撮は困難となる。
一方、盗撮を目的としない撮影では、多くの場合、撮影者は携帯端末を自分の顔の前に配置させることができる。そこで、携帯端末を自分の顔の前に配置させると、顔検出ユニットにより顔が検出できるので、撮影が可能となる。この場合、撮影範囲は限定されない。
また、本発明の構成であると、被写体用の撮影ユニットとは別に、撮影者用の顔検出ユニットが設けられている。よって、被写体の中に、撮影者自身が写る必要はなくなる。そのため、例えば、被写体が風景のみであっても、撮影することができる。よって、撮影範囲がより広がる。
ここで、顔検出ユニットは、撮像光学系と撮像素子とで構成することができる。あるいは、顔検出ユニットは、超音波を発信する発信部と超音波を受信する受信部とで構成することができる。
【0009】
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の携帯端末において、第1の報知情報と第2の報知情報の少なくとも1つを有する報知ユニットを備え、該第1の報知情報が、前記撮影が実行できないことを報知する情報であり、該第2の報知情報が、前記撮影が完了したことを報知する情報である携帯端末を提供する。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の携帯端末において、前記報知ユニットが、所定の音を発生する音発生部材を有する携帯端末を提供する。
請求項7に係る発明は、請求項5に記載の携帯端末において、前記報知ユニットが、所定の音を発生する音発生部材を有する携帯端末を提供する。
請求項8に係る発明は、請求項5に記載の携帯端末において、記報知ユニットが、所定の振動を発生する振動発生部材を有する携帯端末を提供する。
これらの発明によれば、報知ユニットが第1の報知情報を有する場合、その報知情報を利用して盗撮を防止することができる。また、撮影が実行できない状態(撮影禁止状態)であることを、撮影者に報知できる。
また、報知ユニットが第2の報知情報を有する場合、第2の報知情報により、撮影が実行できる状態(撮影可能状態)であることを、撮影者に報知できる。
【0010】
請求項9に係る発明は、前記所定の音が、前記第1の報知情報と前記第2の報知情報とで異なる携帯端末を提供する。
請求項10に係る発明は、前記所定の光が、前記第1の報知情報と前記第2の報知情報とで異なる携帯端末を提供する。
請求項11に係る発明は、前記所定の振動が、前記第1の報知情報と前記第2の報知情報とで異なる携帯端末を提供する。
これらの発明によれば、第1の報知情報が報知されたのか、第2の報知情報が報知されたのかを区別することができる。
【0011】
請求項12に係る発明は、前記撮像光学系の焦点距離をf(mm)としたとき、下記の式(1)を満足する携帯端末を提案する。
0.5<f<10.0…式(1)
この発明によれば、撮像光学系の収差の発生を抑えることができ、高性能な撮影ユニットを提供することができる。また、撮影ユニットの全長を短くすることができ、小型な撮影ユニット及び携帯端末を提供することが可能である。
【0012】
請求項13に係る発明は、前記撮像光学系のFナンバーをFnoとしたとき、下記の式(2)を満足する携帯端末を提案する。
1.0<Fno<6.0…式(2)
この発明によれば、撮像素子を小型化しても適切な光スポット径が得られるので、回折ボケを防ぐことができる。また、撮像光学系が極端に暗くなることがないので、新たな光源の必要性がない。よって携帯端末の大型化や、電力の消費量の増加を抑えることができる。
また、性能確保のためにレンズの枚数が増加することがないため、撮像光学系の大型化を防ぐことができる。また、焦点深度が浅くなることがないため、撮像光学系の組み立てにおいて、高い組み立て精度の必要性がない。その結果、軽量、低コストで小型な撮影ユニット及び携帯端末を提供することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯端末の一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。ここで説明する実施の形態は、携帯電話機に適用したものである。
第1実施形態に係る携帯端末を図1に示す。図1に示されるように、この実施の形態による携帯電話機1は、折りたたみ携帯電話機として構成されたものである。この構成では、第1の筐体2Aに対して、第2の筐体2Bが、ヒンジ3を介して折りたたみ自在に連結されている。
第1の筐体2Aには、折りたたまれた際の内面には、操作キー部5と、送話音声を入力するマイク6とが設けられている。操作キー部5は数字キーや、撮影ボタンであるシャッターキー4を有する。
また、第2の筐体2Bの内面側には、文字や画像を表示するディスプレイ(表示素子)7と、受話音声を出力するスピーカ8とが設けられている。そして、その近傍には、着信や充電状態を報知する発光ダイオード(LED)9が設けられている。また、外面には、サウンダ10が設けられている。ここで、サウンダ10は着信音や警告音を出力する音発生部材(音源)を備えており、報知ユニットとして機能する。
また、上端部には、出没自在なアンテナ11が設けられている。
【0014】
また、第2の筐体2Bには、被写体の撮影に使用する内蔵カメラ(撮影ユニット)12Aが設けられている。内蔵カメラ12Aは、撮像光学系と撮像素子を有する。この撮像光学系については後述する。
また、第2の筐体2Bの内部には、処理ユニット13が設けられている。この処理ユニット13は、マイクロコンピュータ、メモリ等により構成されている。そして、処理ユニット13は、撮像素子と信号線で接続されている。
【0015】
次に、本実施形態の携帯電話機1の使用方法について説明する。先ず、第1の筐体2Aと第2の筐体2Bを拡開し、適宜キー操作をして電源を投入する。電話機として使用する場合には、この状態において通話操作を行う。通話処理に移行すると、通話処理回路(図示略)によって、マイク6に入力された音声信号は、音声データとしてアンテナ11から送信される。また、通話処理回路によって、アンテナ11から受信された音声データは、音声信号としてスピーカ8から出力される。このように、電話機として使用されることになる。
【0016】
次に、携帯電話機1をカメラとして使用する方法について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、撮影の実行及び禁止までの処理の流れを示すフローチャート図である。また、図3は、撮影者の様子を示したものである。
先ず、上述した電話機としての使用と同様に、第1の筐体2Aと第2の筐体2Bを拡開する。そして、適宜キー操作をして電源を投入し、操作キー部5で所定操作を行うことによって、撮影が可能である撮影モードに設定する(ステップS1)。
次に、撮影者は、内蔵カメラ12を、撮影したい被写体に向ける。内蔵カメラ12を被写体に向けると、内蔵カメラ12によって捉えられた画像が、ディスプレイ7に表示される。撮影者は、ディスプレイ7に表示された画像を見て、撮影したい被写体を確認する。被写体の確認ができたら撮影に入る。これは、シャッターキー4を押すことで始まる。
【0017】
処理ユニット13は、シャッターキー4が押されたことを検出すると(ステップS2)、ディスプレイ7に表示された画像のデータをメモリに記憶する(ステップS3)。続いて、処理ユニット13は、記憶した画像データを使って、顔情報の抽出処理を行う(ステップS4)。そして、画像処理の結果に基づいて、撮影の実施(許可)、不実施(禁止)の判断が行われる(ステップS5)。
ここで、顔情報が抽出された場合、メモリに記憶されていた画像データは、そのまま保存される。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部5で所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS6)。
【0018】
一方、顔情報が抽出されなかった場合、処理ユニット13は撮影を実行しない(不実施)。この場合、例えば、メモリに記憶された画像データは、消去(破棄)される(ステップS7)。これにより、撮影が実行されなかったことになる。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部5で所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS6)。
【0019】
上記の構成によれば、内蔵カメラ12Aから出力された情報に、被写体若しくは撮影者の顔情報が含まれている時のみ、撮影が実行される。ここで、図3(c)の撮影状態では、被写体の顔情報が含まれない場合が多い。また、このような撮影状態は、盗撮を目的とする撮影によくある。よって、上記の構成によれば、図3(c)の撮影状態での盗撮を、防止することが可能となる。
また、被写体の顔情報が含まれない場合、撮影を実行するためには、撮影者の顔情報を含むようにしなければならない。その場合、撮影者自身が内蔵カメラ12Aで撮影されるようにしなければならない。しかしながら、盗撮を目的とした場合、撮影者自身が被写体と一緒に写るような姿勢をとることが困難である。そのため、盗撮は非常に困難となる。
【0020】
なお、盗撮を目的としない人物の撮影では、内蔵カメラ12Aから出力された情報には、被写体の顔情報が含まれるので、撮影は実行される。また、その時の撮影状態も、図5(a)に示すように自然な撮影状態になるので、誤解を招く心配がない。また、被写体が風景の場合、風景と自分自身を一緒に撮影するようにしてもよい。このようにすれば、顔情報を持たない被写体であっても撮影することができる。よって、撮影範囲が限定されることはない。また、このときの撮影状態も、図5(a)と似ているので、誤解を招く心配がない。
【0021】
なお、本実施形態では、ディスプレイ7をファインダとして使用することにより、被写体を確認しながら撮影を行うことができる。また、シャッターキー4が、ディスプレイ7と同じ面に設けられているため、撮影がより簡便になる。
また、ステップS5で「YES」となったとき、あるいはステップS7の処理が終了したら、処理が終了したことを報知するのが好ましい。
【0022】
次に、第2実施形態に係る携帯端末を図4に示す。第2実施形態は、その基本的構成が、上述した第1実施形態と同様である。よって、第1実施形態と同一構成要素に同一符号をし、この説明を省略する。
図4に示すように、第2実施の形態は、顔検出ユニットを更に備えている。この検出ユニットは、内蔵カメラ12Bである。内蔵カメラ12Bは、第2の筐体2Bの内面側に設けられている。よって、内蔵カメラ12Aの撮影方向と、内蔵カメラ12Bの撮影方向(検出方向)は略正反対となる。
内蔵カメラ12Bは、内蔵カメラ12Aと同じように、撮像光学系と撮像素子を備えている。また、本実施形態では、内蔵カメラ12Aと内蔵カメラ12Bには、同じ撮像光学系が用いられている。この撮像光学系については後述する。
【0023】
次に、本実施形態の携帯端末を用いた撮影方法について説明する。図5は、撮影の実行及び禁止までの処理の流れを示すフローチャート図である。第1実施形態と同様に、撮影モードに設定し(ステップS1)、内蔵カメラ12Aを被写体に向ける。この状態にすると、自然に内蔵カメラ12Bが撮影者に正対する。撮影は、シャッターキー4を押すことによって始まる。
【0024】
処理ユニット13は、シャッターキー4が押されたことを検出する(ステップS2)と、内蔵カメラ12Aで得られた画像データを、第1のメモリに記憶する(ステップS3−1)。同時に、内蔵カメラ12Bで得られた画像データを、第2のメモリに記憶される(ステップS3−2)。続いて、処理ユニット13は、記憶した画像データを使って、顔情報の抽出処理を行う(ステップS4)。そして、画像処理の結果に基づいて、撮影の実施、不実施の判断が行われる(ステップS5)。
ここで、顔情報が抽出された場合、例えば、第2のメモリに記憶されていた画像データは、そのまま保存される。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部5で所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS6)。
【0025】
一方、顔情報が抽出されなかった場合、処理ユニット13は撮影を実行しない。この場合、例えば、第1と第2のメモリに記憶された画像データは、消去(破棄)される(ステップS7)。これにより、撮影が実行されなかったことになる。更に、警告音を発生する(ステップS8)。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部5で所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS6)。
【0026】
上記の構成によれば、内蔵カメラ12Aと内蔵カメラ12Bから出力された情報の何れか一方に、顔情報が含まれている時のみ、撮影が実行される。
例えば、図3(c)の撮影状態では、被写体及び撮影者の顔を撮影することができない。また、図3(c)の撮影状態で自身の顔情報を得ようとすると、図3(b)の撮影状態になる。そうすると、不自然な撮影状態になる。そのため、図3(b)や図3(c)のように、盗撮に多く見られるような、下から上方向への撮影を防止できる。また、図3(a)の撮影状態では、撮影者は内蔵カメラ12Bを介して、被写体と向き合わなければならない。したがって、盗撮を目的とした撮影が困難となる。
【0027】
一方、盗撮を目的としない撮影では、多くの場合、撮影者は携帯端末を自分の顔の前に持ってくることができる。そうすると、内蔵カメラ12Bにより顔が検出できるので、撮影が可能となる。この場合、撮影範囲は限定されない。
また、本発明の構成であると、被写体用の内蔵カメラ12Aとは別に、撮影者用の内蔵カメラ12Bが設けられている。よって、被写体の中に、撮影者自身が写る必要はなくなる。そのため、例えば、被写体が風景のみであっても、撮影することができる。よって、撮影範囲がより広がる。
【0028】
なお、本実施形態においては、撮影が実行されなかった場合(ステップS7)、サウンダ10から警告音が発せられる。そのため、撮影が実行されなかったことを、撮影者は容易に認識することができる。また、その警告音は周囲の人にも聞き取れるので、周囲の人への報知という効果もある。
また、撮影が実行された場合、上記警告音とは異なる音を発生させても良い。そうすれば、撮影が実行されたことを、撮影者が認識することができる。
【0029】
また、ディスプレイ7をファインダとして使用することにより、被写体を確認しながら撮影を行うことができる。その際、シャッターキー4が、ディスプレイ7と同じ面に設けられているため、撮影がより簡便になる。
【0030】
上記のように、2つの報知情報のうち、少なくとも1つの報知情報を、サウンダ10で報知するようにしておくのが好ましい。1つは、撮影が実行できないことを報知する情報(第1の報知情報)である。別の1つは、撮影が実行できること、あるいは撮影が完了したことを報知する情報(第2の報知情報)である。
本実施形態では、第1の報知情報を、音としてサウンダ10から出力させている。この場合、上述のように、撮影が行われようとしていること、あるいは撮影が行われたことを、周囲の人に認知させることができる。よって、盗撮行為を、より防止しやすくなる。また、第2の報知情報を、音としてサウンダ10から出力させたとする。この場合、撮影が完了したことを、撮影者が認識できる。よって、撮影者は、次の撮影に移ることができる。
なお、他の実施形態においても、このような構成をとることが好ましい。
【0031】
なお、2つ以上の報知情報を出力する場合、各々の報知情報ごとに、音量、音域、発音時間等を異ならせるのが好ましい。また、後述のように、音の代わりに光や振動を利用しても良い。この場合、光や振動の強度や周波数、発光時間あるいは振動時間等を、各々の報知情報ごとに異ならせるのが良い。
【0032】
次に、第3実施形態に係る携帯端末を図6に示す。第3実施形態は、その基本的構成は、上述した第1実施形態と同様である。よって、第1実施形態と同一構成要素に同一符号をし、この説明を省略する。
図6に示すように、第3実施の形態は、顔検出ユニットを更に備えている。この検出ユニットは、超音波発信・受信ユニット14である。超音波発信・受信ユニット14は、第2の筐体2Bの内面側に設けられている。よって、内蔵カメラ12Aの撮影方向と、超音波発信・受信ユニット14の検出方向(発信・受信)方向)は略正反対となる。
超音波発信・受信ユニット14は、超音波を発信する発信部と超音波を受信する受信部とで構成備えている。また、内蔵カメラ12Aには、撮像光学系が用いられている。この撮像光学系については後述する。
【0033】
また、本実施形態では、処理ユニット13として、顔情報の抽出処理が非常に高速で行えるユニットを用いている。そのため、表示素子に表示されている画像に対して、常に顔情報の抽出が行われている。よって、シャッターキー4を押す時点で、撮影の実行を許可あるいは禁止できる。なお、「常に」とは、リアルタイム、あるいはリアルタイムに近い時間ということである。
【0034】
次に、本実施形態の携帯端末を用いた撮影方法について説明する。図7は、撮影の実行及び禁止までの処理の流れを示すフローチャート図である。第1実施形態同様に、撮影モードに設定し(ステップS1)、内蔵カメラ12Aを被写体に向ける。この状態にすると、内蔵カメラ12Aによって得られた画像が、ディスプレイ7に表示される。そこで、処理ユニット13は、ディスプレイ7に表示された画像から、顔情報の抽出を行う(ステップS2)。また、処理ユニット13は、超音波のデータをから顔情報の抽出を行う(ステップS3)。そして、画像処理の結果に基づいて、撮影の許可、禁止の判断が行われる(ステップS4)。
【0035】
ここで、顔情報が抽出された場合、処理ユニット13は撮影を実行する。この場合、例えば、シャッターキー4が押せるようにする(ステップS5)。これにより、撮影者は好きなタイミングで撮影ができる。そして、シャッターキー4が押されると、ディスプレイ7に表示された画像データを、記憶する(ステップS6)。これにより、撮影が実行されたことになる。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部5で所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS7)。
一方、顔情報が抽出されなかった場合、処理ユニット13は撮影を実行しない。この場合、例えば、シャッターキー4が押せないようにする(ステップS8)。これにより、撮影が実行されなかったことになる。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部5で所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS6)。
【0036】
上記の構成によれば、第1実施形態や第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、ステップS8では、シャッターキー4を、押せないようにすることで撮影を禁止している。その代わりに、撮影者がシャッターキー4を押しても、ディスプレイ7に表示された画像データを記憶しないようにしても良い。この場合、ステップS4で「NO」となった時に、警告音を発生するのがよい。
また、ステップS4で「YES」となった時に、上記警告音とは異なる音を発する。このようにして、撮影が実行できる状態であることを、撮影者に認識させるのがより好ましい。
【0037】
また、ディスプレイ7をファインダとして使用することにより、被写体を確認しながら撮影を行うことができる。その際、シャッターキー4が、ディスプレイ7と同じ面に設けられているため、撮影がより簡便になる。
【0038】
なお、本実施形態において、超音波発信・受信ユニット14を設けない場合、第1実施形態とは、処理ユニット13の処理スピードが異なるだけである。よって、本実施形態において、超音波発信・受信ユニット14を設けなくても構わない。あるいは、第2実施形態において、内蔵カメラ12Bの代わりに、超音波発信・受信ユニット14を用いても良い。
【0039】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施の形態では、表示ユニットを、単にディスプレイとしたが、カラー液晶表示装置や、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)や、有機EL表示装置や、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)によって構成されてもよい。
【0040】
また、上記実施の形態では、撮影ユニットを、単に内蔵カメラとしたが、CCD(charge coupled device)や、C−MOS人工網膜ICによって構成されてもよい。また、携帯電話機などの厚みがないところにレンズを配置する際、レンズ全長より焦点距離を長く取れるように、レンズ構成を、テレフォトタイプにすることが好ましい。
【0041】
次に、各実施形態において用いられる撮像光学系を、以下に示す。
第1の実施形態の携帯端末に用いられる撮像光学系を図8に示す。撮像光学系は、物体側から順に、負屈折力の第1レンズ21、正屈折力の第2レンズ22、明るさ絞り23、正屈折力の第3レンズ24、第4レンズ25、フィルタ26、及び撮像素子27から構成されている。第1レンズ21は、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズである。第2レンズ22は、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズである。第3レンズ24は、像側に凹面を向けたメニスカスレンズである。第4レンズ25は、両凸レンズである。
非球面は、第1レンズ21の像側面、第2レンズ22の像側面、第4レンズ25の像側面に用いられている。
【0042】
この撮像光学系は、全てのレンズがプラスチックで構成されている。このうち、第1レンズ21、第3レンズ24、第4レンズ25がポリオレフィン系のプラスチック(例えば、ゼオネックス(登録商標))、第2レンズ22がポリスチレン系のプラスチック(例えば、エスチレン(登録商標))である。
また、この撮像光学系のスペックは、焦点距離がf=1.5mm、FナンバーがFno=3.0、全画角が66°で広角の光学系である。光学系の全長は6.3mmと非常に小さい値となっている。また、物体までの距離は260mmである。
【0043】
【0044】
【0045】
第2の実施形態の携帯端末に用いられる撮像光学系を図9に示す。撮像光学系は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ31、明るさ絞り32、負屈折力の第2レンズ33、正屈折力の第3レンズ34、及び撮像素子35から構成されている。いわゆるトリプレットの光学パワー配置になっている。第1レンズ31は、物体側に凸を向けている。第2レンズ33は、像側に凸を向けたメニスカスレンズである。
非球面は、第1レンズ31の両面、第2レンズ33の両面、第3レンズ34の両面に設けられている。
【0046】
この撮像光学系では、第1レンズ31がガラス、第2レンズ33、第3レンズ34がプラスチックである。用いているプラスチックは、夫々、ポリカーボネート、ポリオレフィン系のプラスチック(例えば、ゼオネックス(登録商標))である。
この撮像光学系のスペックは、焦点距離がf=4.5mm、FナンバーがFno=2.4、全画角が67°で広角の光学系である。光学系の全長は6.2mmと非常に小さい値となっている。また、物体までの距離は∞である。
【0047】
【0048】
【0049】
第3の実施形態の携帯端末に用いられる撮像光学系を図10に示す。撮像光学系は、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ41、明るさ絞り42、正屈折力の第2レンズ43、フィルタ44、及び撮像素子45から構成されている。第1レンズは物体側に凸を向けている。第2レンズは、像側に凸を向けている。この撮像光学系は、対称型の光学パワー配置になっている。
非球面は、第1レンズ41の両面、第2レンズ43の両面に設けられている。
【0050】
この撮像光学系は、全てのレンズがプラスチック(ポリオレフィン系のプラスチック(例えば、ゼオネックス(登録商標))である。
また、この撮像光学系のスペックは、焦点距離がf=2.4mm、FナンバーFがno=4.0、全画角が58°で広角の光学系である。光学系の全長は3.8mmと非常に小さい値となっている。また、物体までの距離は500mmである。また、屈折率、アッベ数はd線における値である。
【0051】
【0052】
【0053】
上記数値例において、曲率半径及び面間隔の単位はmmである。また、e+003は、103を表す。
また後述する数値データの表において、rは曲率半径、dは面間隔を表す。また、nは屈折率、νはアッベ数を表し、d線における値である。後述する各光路図には、数値データの表のri、diとの対応が示されている。
また、非球面は、以下の定義式で与えられる回転対称非球面である。
ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸(軸上主光線)とし、yを光軸と鉛直な方向にとる。ここで、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、a、b、c、d、・・・はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。なお、データの記載されていない非球面に関する項は0である。
【0054】
各実施形態の撮像光学系において、撮像光学系の焦点距離をf(mm)としたとき、下記の式(1)を満足するのが好ましい。
0.5<f<10.0…式(1)
上記条件を満足すると、撮像光学系の収差の発生を抑えることができ、高性能な撮影ユニットを提供することができる。また、撮影ユニットの全長を短くすることができ、小型な撮影ユニット及び携帯端末を提供することが可能である。
【0055】
また、撮像光学系のFナンバーをFnoとしたとき、下記の式(2)を満足するのが好ましい。
1.0<Fno<6.0…式(2)
上記条件を満足すると、撮像素子を小型化しても適切な光スポット径が得られるので、回折ボケを防ぐことができる。また、撮像光学系が極端に暗くなることがないので、新たな光源の必要性がない。よって携帯端末の大型化や、電力の消費量の増加を抑えることができる。
また、性能確保のためにレンズの枚数が増加することがないため、撮像光学系の大型化を防ぐことができる。また、焦点深度が浅くなることがないため、撮像光学系の組み立てにおいて、高い組み立て精度の必要性がない。その結果、軽量、低コストで小型な撮影ユニット及び携帯端末を提供することが可能である。
【0056】
各実施例の撮像光学系は、以下に示すように条件を満足している。
【0057】
また、撮像光学系を、より高性能で小型にするためには、以下の条件を満足することが好ましい。
1.0<f<6.0
更に、高性能で小型にするためには、以下の条件を満足することが好ましい。1.2<f<4.8
【0058】
また、撮像光学系を、より軽量で、低コストで小型にするためには、以下の条件を満足することが好ましい。
1.5<Fno<5.0
更に、軽量で、低コストで小型にするためには、以下の条件を満足することが好ましい。
2.0<Fno<4.5
【0059】
また、上記実施の形態では、顔検出ユニットは、不特定の人物の顔が携帯端末の前にあるかを判断するものに適応した。しかしながら、携帯端末の使用者を識別し、登録された人のみが携帯端末を使用可能になるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、顔検出ユニットは、顔全体を検出していたが、顔の輪郭、眼球位置など顔の特徴的な一部分を検出してもよい。
また、上記実施の形態では、超音波によって顔の検出を行ったが、赤外線によって顔の検出を行ってもよい。
【0060】
また、上記実施形態では、報知ユニットとしてサウンダ10を用いたが、これに限定されるものではない。発光部材、例えばLED3を、報知ユニットとして兼用してもよい。この発光部材を用いて、第1の報知情報や第2の報知情報を発信することができる。また、携帯電話機1に、発光部材として、新たにLED等を設けるようにしてもよい。また、発光部材として、フラッシュ光を用いることもできる。このフラッシュ光を被写体に向けて発光することで、被写体となった人に、撮影が行われようとしたことを知らせることができる。
また、携帯電話機1には、着信を報知するためのバイブレーター機能(振動部材)が備えられている。この場合は、それを報知ユニットとして兼用してもよい。この振動部材を用いて、第1の報知情報や第2の報知情報を発信することができる。また、携帯電話機に、報知ユニットとして、新たに振動発生部材を設けるようにしてもよい。
【0061】
また、第3実施形態において、シャッターキー4を押しても、ディスプレイ7に表示された画像データを記憶しないようにする方法を提案した。この処理が正常に行われれば、撮影した画像は得られない。ただ、以下の方法を備えていれば、より確実に、撮影禁止時に画像が得られないようにすることができる。
例えば、LEDからの光が内蔵カメラに入射するように、LEDを配置しておく。そして、撮影が禁止の場合、LEDが発光するようにしておく。このようにしておくと、撮影時にLEDの光が被写体からの光に重なるため、被写体の画像を得ることができない。
また、例えば、振動発生部材が振動するようにしておく。このようにしておくと、撮影時に振動が生じているため、被写体の画像を得ることができない。
【0062】
なお、これら音発生部材、発光部材及び振動発生部材による報知は、用途に応じて複合させて構成してもよい。そして、このような構成によっても、本実施例のような報知ユニットを音発生部材で構成した場合と同様の効果が得られる。
【0063】
また、上記実施の形態では、携帯電話機本体が、矩筒形の折りたたみ式で構成されていた。しかしながら、矩筒形の一胴体や、2つの導体をスライド式にした携帯電話機としてもよい。
また、上記実施の形態では、静止画像が撮像可能なデジタルカメラ機能付の携帯電話機を用いたが、動画像が撮像可能なものに適用してもよい。
また、上記実施の形態では、デジタルカメラ機能付の携帯電話機を用いたが、例えば、PHSや、携帯情報端末全般に適用してもよい。
【0064】
なお、本発明の携帯端末では、撮像素子上に形成された像の画像を表示する表示素子が備えられている。これにより、撮影ユニットにより得られた画像が、表示素子にリアルタイムで表示される。よって、盗撮を目的としない場合は、撮影者が表示素子で被写体を確認しながら撮影を行うことができる。その結果、撮影がより簡単に行える。
【0065】
また、本発明の携帯端末では、表示素子を設けた面とは反対側の面に、撮影ユニットが設けられている。これにより、表示素子をファインダとして使用することが可能となる。すなわち、盗撮を目的としない場合は、表示素子によって、撮影者は被写体を確認しながら撮影を行うことができる。そのため、撮影がより簡便に行える。
【0066】
また、本発明の携帯端末では、撮影ボタンが、表示素子と同一面に設けられている。これにより、撮影ボタンが撮影者側に位置しているため、撮影するときに手ぶれが生じなくなる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯端末が撮影者または被撮影者の顔の前にない場合に、撮像ユニットによる撮像を禁止したので、盗撮等の反社会的行為を防止することができる。また、顔が検出されれば撮影が行われるので、撮影範囲が限定されない。更に、小型で操作性の良い、携帯端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態として示した携帯端末の構成図であり、(a)は内面側からの斜視図であり、(b)は外面側からの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態における、撮影の実行あるいは禁止までの処理の流れを示すフローチャート図である。
【図3】様々な撮影の様子を示す図であり、(a)は水平方向の被写体を撮影する様子、(b)と(c)垂直方向の被写体を撮影する様子である。
【図4】本発明の第2実施形態として示した盗撮防止携帯端末の構成図であり、(a)は内面側からの斜視図であり、(b)は外面側からの斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態における、撮影の実行あるいは禁止までの処理の流れを示すフローチャート図である。
【図6】本発明の第3実施形態として示した盗撮防止携帯端末の構成図であり、(a)は内面側からの斜視図であり、(b)は外面側からの斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態における、撮影の実行あるいは禁止までの処理の流れを示すフローチャート図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る携帯端末に用いられる撮影光学系の光路図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る携帯端末に用いられる撮影光学系の光路図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る携帯端末に用いられる撮影光学系の光路図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(携帯端末)
4 シャッターキー(撮影ボタン)
7 ディスプレイ(表示素子)
10 サウンダ(報知ユニット)
12A、12B 内蔵カメラ(撮影ユニット、顔検出ユニット)
13 処理ユニット
14 超音波発信・受信ユニット(顔検出ユニット)
Claims (13)
- 撮像光学系と撮像素子を有する撮影ユニットと、該撮影ユニットから出力された情報に基づいて、被写体または撮影者の顔情報を検出する処理を行う処理ユニットとを備え、該処理ユニットにより顔情報が検出された時のみ、撮影が実行されることを特徴とする携帯端末。
- 顔検出ユニットを備え、前記撮影ユニットの撮影方向と該顔検出ユニットの検出方向が略正反対となるように、前記撮影ユニットと前記顔検出ユニットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記顔検出ユニットが、撮像光学系と撮像素子を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
- 前記顔検出ユニットが、超音波を発振する発振部と超音波を受信する受信部とを有することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
- 第1の報知情報と第2の報知情報の少なくとも1つを報知する報知ユニットを備え、該第1の報知情報が、前記撮影が実行できないことを報知する情報であり、該第2の報知情報が、前記撮影が完了したことを報知する情報である請求項1に記載の携帯端末。
- 前記報知ユニットが、所定の音を発生する音発生部材を有することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
- 前記報知ユニットが、所定の光を発光する発光部材を有することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
- 前記報知ユニットが、所定の振動を発生する振動発生部材を有することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
- 前記所定の音が、前記第1の報知情報と前記第2の報知情報とで異なる請求項6に記載の携帯端末。
- 前記所定の光が、前記第1の報知情報と前記第2の報知情報とで異なる請求項7に記載の携帯端末。
- 前記所定の振動が、前記第1の報知情報と前記第2の報知情報とで異なる請求項8に記載の携帯端末。
- 前記撮像光学系の焦点距離をf(mm)としたとき、下記の式(1)を満足することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の携帯端末。
0.5<f<10.0…式(1) - 前記撮像光学系のFナンバーをFnoとしたとき、下記の式(2)を満足することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の携帯端末。
1.0<Fno<6.0…式(2)
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