JP2007101085A - 配線カバー取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジに対する配線カバーの着脱を容易に行えるようにする。
【解決手段】下ヒンジ30Dには円筒状のヒンジピン38を立てた基板31が備えられ、基板31に係止孔39が開口される。配線カバー40は合成樹脂製であって基板31の下方を覆う皿状をなし、配線カバー40の上面の左右両側に、基板31の左右の側縁35L,35Rに摺動自由に嵌るレール溝43が形成される。上面板41が張られ、この上面板41に係止突部50が突設されるとともに、スリット53が切られて易変形部54が形成される。配線カバー40は、左右のレール溝43に基板31の両側縁35L,35Rを嵌めて押し込まれ、途中で易変形部54が下方に撓み変形して、係止突部50が基板31の下面に弾圧されて摺動しつつ押し込まれ、所定位置まで押し込まれると、易変形部54が復元変形して係止突部50が係止孔39内に下方から嵌り込んで抜け止めされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷却貯蔵庫等の扉付きの機器における配線カバーの取付構造に関する。
例えばワイドスルー形式の冷蔵庫では、貯蔵室の前面開口部に一対の断熱性の扉が観音開き式に装着されているのに対して、前面開口部を左右に仕切る前面枠が配されておらず、両扉の隣接する縁辺に装着されたパッキン同士を密着させることで、庫内外のシールを採っている。この形式は、前面開口部を広く使うことを意図したものであるが、前面枠があるものと比べて、どうしても庫内外間の断熱性に劣るために扉の表面に結露が生じやすいという事情があり、扉内に結露防止用のヒータを埋設する場合がある。
この場合、ヒータからの配線は、扉の下面から引き出された後、下側のヒンジに設けられた円筒状のヒンジピンを通って本体内に導かれる構造となっている。より具体的には、組立時や扉交換時の作業性の面から、扉から導出された扉側配線と、本体から導出された本体側配線とが、ぎぼし端子等の接続部材によって接続され、余った配線は束ねられて接続端子ともどもヒンジの下面側に配される。そのとき配線等が剥き出しとならないように、配線カバーを装着して覆っている。
そして従来、配線カバーをヒンジに取り付ける手段の一例としては、特許文献1に記載されたものが知られており、このものは、配線カバーの左右いずれか一方の側縁に沿って設けた掛止鈎を、ヒンジの対応する側縁に掛止して押し込み、反対の側縁側でねじ止めすることで固定するようになっている。
特許第3626016号公報
しかるに上記の取付構造では、特にねじ止め作業を伴うために工数が多く、また決して広いスペースが確保できるわけではないので、ねじ止めの作業自体もし辛いという問題があった。また、扉交換等のメンテナンス時において配線カバーを外す場合には、当然にねじを外さねばならないので同様に面倒であり、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ヒンジに対する配線カバーの着脱を容易に行えるようにするところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、本体に対して扉の下端側を縦軸回りの回動可能に支持したヒンジには、その下方を覆うようにして配線カバーが装着され、前記ヒンジと配線カバーとの間に、前記扉に配設された電気部品の扉側配線と本体側配線との接続部分を収納可能としたものにおいて、前記配線カバーを前記ヒンジに取り付けるための構造であって、前記ヒンジと配線カバーとの間には、前記配線カバーを落下不能に支持しつつ水平方向に沿った押し込みを許容するレール部が設けられるとともに、前記配線カバーには、この配線カバーが所定位置まで押し込まれた際に、前記ヒンジに開口された係止孔に弾性的に嵌って抜け止めする係止突部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ヒンジにはヒンジピンを立てた水平姿勢の基板が備えられ、この基板に前記係止孔が開口されているとともに、前記配線カバーは、合成樹脂材により前記ヒンジピンの基板の下方を覆う皿状に形成され、この配線カバーには、押し込み操作された際に前記基板の下面に沿って移動可能な上面板が張設されて、この上面板に前記係止突部が突設されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記係止突部の突出端には、前記配線カバーの押し込み方向に沿って前下がりに傾斜したガイド面が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、前記配線カバーの上面板における前記係止突部の形成位置の付近には、スリットが切られているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記配線カバーには、前記上面板における前記係止突部の突設位置の下方に位置して、前記上面板を突き当てることでその過度の弾性変形を規制するストッパが設けられているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記ストッパは弾性変形可能であるとともに、前記係止突部が前記係止孔に嵌る前に前記上面板を弾性変形させつつ前記基板の下面に当接している場合に前記上面板が前記ストッパに当たるように、前記上面板と前記ストッパとのクリアランスが設定されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記配線カバーには、前記スリットの下方を遮る遮蔽板が内側壁から張り出して形成され、この遮蔽板と配線カバーの内底面との間に、前記扉側配線と本体側配線との接続部分を収納可能とする収納空間が形成されているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記配線カバーは後面が開口して形成され、前記遮蔽板の自由縁のうちの後側以外の縁部には立ち上がり部が形成されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項7ないし請求項8に記載のものにおいて、前記遮蔽板は、前記請求項5また前記請求項6に記載された前記ストッパとしても機能するようになっているところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項2ないし請求項9のいずれかに記載のものにおいて、前記配線カバーは後面が開口して形成され、前記配線カバーの内底面が、後方に向けて下り勾配となった傾斜状に形成されているところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項2ないし請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記配線カバーの内底面には、前記扉側配線と本体側配線との接続部分を前記内底面から浮いた状態で支持可能としたリブが立てられているところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項2ないし請求項11のいずれかに記載のものにおいて、前記ヒンジの基板は、その左右両側縁が前記配線カバーの押し込み方向にほぼ沿った姿勢で形成されているとともに、前記配線カバーにおける上面の左右の両側縁には、前記基板の左右両側縁がそれぞれ摺動可能に嵌る前後方向を向いたレール溝が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
配線カバーがレール部に沿って押し込まれて所定位置に達すると、配線カバーの係止突部がヒンジの係止孔に弾性的に嵌り、配線カバーは、ヒンジに対して落下方向並びに押し込み方向の移動が規制された状態で取り付けられる。配線カバーを外す場合は、係止突部を弾性的に変位させて係止孔から外し、続いて配線カバーを引き抜くことで外すことができる。
ねじ止めを廃していわゆる嵌め込み式としたから、配線カバーの着脱を短時間で能率良く行うことができる。
また配線カバーが合成樹脂製である場合に、ねじ止め式としたときには、配線カバーにはナットをインサート成形により埋設する必要があるため、製造コストが高くつくばかりでなく、合成樹脂と金属とが一体となっていることで廃却が容易ではなく、再利用も難しいという事情がある。その点本発明では、配線カバーが合成樹脂製の場合に、ナットの埋設が不要であるから、コスト低減が図れ、また金属部分が無くなることで、配線カバーの廃却が容易となり、ひいては再利用が可能となる。
<請求項2の発明>
配線カバーは、上面板を弾性変形させて係止突部をヒンジの基板の下面を摺動させつつ押し込まれ、所定位置に達したところで上面板が復元変形して、係止突部が基板に開口された係止孔に嵌ることで取り付けられる。配線カバーを外す場合は、解除治具等により係止突部を押すと、上面板が弾性変形しつつ係止突部が係止孔から抜け出るから、続いて配線カバーを引き抜くことで外すことができる。
配線カバー側では、一体形成された上面板に係止突部が突設され、ヒンジ側では、基板に係止孔が開けられただけであって、簡単な構造で対応できる。
<請求項3の発明>
係止突部の突出端に、押し込み方向における前下がりに傾斜したガイド面が形成されていることで、配線カバーが押し込まれた際に、係止突部がヒンジの基板の下面に潜り込みやすくなり、ひいては配線カバーの取り付けをスムーズに行うことができる。
<請求項4の発明>
配線カバーの上面板における係止突部の形成位置の付近にスリットが切られていることで、係止突部に押圧力が作用した場合に上面板が弾性変形しやすくなり、ひいては配線カバーの着脱操作をより簡単に行うことができる。
<請求項5の発明>
配線カバーを外す場合には、係止孔に嵌った係止突部を解除治具等によって押し込むのであるが、押し込み量が大き過ぎると、上面板が過度に押し下げられて破損に至るおそれがある。その点この発明では、ストッパに当たることで上面板が過度に変形することが規制され、破損を招くことが未然に防止される。
<請求項6の発明>
配線カバーが押し込まれて、係止突部が基板の下面に潜り込んで摺動する場合、上面板に加えてストッパも弾性変形する。そのため所定位置に押し込まれて係止突部が係止孔に対応した際、係止突部は上面板に加えてストッパの復元弾力を受けて係止孔に嵌り込み、嵌め込みがより確実に行われる。
配線カバーを取り外すべく係止孔に嵌った係止突部を解除治具等で押し込む場合、係止突部が係止孔から完全に抜け出る前に上面板がストッパに当たるために、大きな抵抗を覚え、押し込み量の程度が認識できる。そのため、係止突部をいたずらに大きく押し込むことが回避できる。
<請求項7の発明>
遮蔽板の下方に形成された収納空間内には、両配線の接続部分が収納可能とされる。配線カバーの上面板にスリットが切られていると、スリットから水が浸入するおそれがあるが、遮蔽板で遮られて収納空間には至らず、すなわち配線並びにその接続部分に水が掛かることが防止される。
<請求項8の発明>
遮蔽板の上面に落ちた水は、立ち上がり部で堰き止められつつ後部側に流れ、配線カバーの後面の開口から外部に排出される。
<請求項9の発明>
遮蔽板は、上面板の過度変形を規制するストッパの機能を兼用する。簡単な構造で多機能を発揮できる。
<請求項10の発明>
配線カバーの内底面に水が降り懸かったとしても、その傾斜に倣って後部側に流下して後面の開口から外部に排出される。配線やその接続部分が水に浸かることから防止できる。
<請求項11の発明>
配線並びにその接続部分がリブ上に載って配線カバーの内底面から浮いた状態で支持され、同じく水に浸かることから防止される。またリブを設けたことで底面の補強がなされる。
<請求項12の発明>
配線カバーは、左右一対のレール溝を基板の左右両側縁に嵌めて押し込むことで、ヒンジに対して押し込み装着される。ヒンジ側の設計変更を最小限に抑えた上で、配線カバーの押し込み装着構造が実現できる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。この実施形態では、4ドアでワイドスルー形式の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示している。
図1において、符号10は冷蔵庫本体であって、前面が開口された縦長の断熱箱体によって形成され、底面に配された脚11で支持されているとともに、上面には機械室12が設けられている。冷蔵庫本体10の内部は貯蔵室とされ、前面開口部には横向きの前面枠13が装着されることで、上下2段の出入口が形成されている。
上下の各出入口には、一対ずつの断熱性の扉15が観音開き式の開閉可能に装着されている。一対の扉15は、それぞれ外側の縦縁の上下両端が、ヒンジ30に設けられた縦向きのヒンジピンに嵌められて、縦軸回りの回動開閉可能に支持されている。ここで各出入口には縦向きの前面枠は設けられておらず、左右の扉15では、閉鎖時に互いに隣接する縦縁を除いた他の3縁辺については、出入口の口縁に密着するパッキンが背面上にコ字状に装着されている一方、隣接する縦縁では、側面から突出して互いに突き合うようにしてマグネットパッキン16が装着されていて、閉鎖時において、出入口の口縁との間、並びに両扉15間がシールされるようになっている。両扉15が開けられると、出入口が仕切りが無い状態で全開可能となる。
この種のワイドスルー形式では、縦向きの前面枠があるものと比べると、庫内外間の断熱性に劣る嫌いがあり、例えば扉15の互いに隣接する縦縁側の表面に結露が生じやすいという事情がある。そのため、コードヒータ等からなる結露防止用のヒータ(図示せず)が、扉15の正面板の裏面に当てられた状態で扉15内に埋設されている。
ここで、同ヒータと接続された配線は、例えば上段の扉15では、その外側の縦縁の上面から引き出され、上ヒンジ30Uに設けられた円筒状のヒンジピンを通って、機械室12内に設置された電装箱(図示せず)に導かれる。
一方、下側の扉15では、配線は外側の縦縁の下面から引き出された後、下ヒンジ30Dに設けられた同じく円筒状のヒンジピン38を通って冷蔵庫本体10内に導かれ、本体10の側壁等を通って機械室12内に設置された電装箱に導かれる。詳細には、工場での製造時に扉15を本体10に組み付ける際や、扉15の交換時の作業性を考慮し、図2に示すように、扉15側では、ヒータに接続された扉側配線20が扉15の軸孔18に導かれて、ヒンジピン38内を通って下ヒンジ30Dの下面側に導出されるとともに、本体10側では、本体側配線21が、底壁に形成された挿通孔19を通って、前面から同じく下ヒンジ30Dの下面側に導出され、両配線20,21の端末同士が接続される。この接続部23の構造は、図12に概略を示すように、各配線20,21の端末に雄雌のぎぼし端子24,25が固着され、両ぎぼし端子24,25が嵌合接続されたのち、その外側が絶縁性のカバー26で覆われた構造となっている。そして、余った配線20,21は折り畳むように束ねられて接続部23ともども下ヒンジ30Dの下面側に配され、そのときこれらが剥き出しとならないように、配線カバー40を装着して覆うようになっている。
続いて、配線カバー40を下ヒンジ30Dに取り付ける部分の構造について、詳細に説明する。
下ヒンジ30Dは、右側のものと左側のものとで左右対称に形成され、したがってそれらに取り付けられる配線カバー40も左右対称形状のものが一対備えられる。以下には、右側の下ヒンジ30Dの部分について説明する。
下ヒンジ30Dは金属製であって、図3ないし図6に示すように、水平な横長の基板31の後縁から取付板32が下向きに直角曲げされたL字状に形成されている。取付板32は、右端部が少し垂下長の長い段差状となっており、図示3個のねじの挿通孔33が横方向に間隔を開けて形成されている。これらの挿通孔33は、右側のものが丸孔で、残りの2個が長孔となっている。取付板32における段差部分には、本体側配線21を挿通可能な挿通溝34が、下縁に開口して形成されている。
基板31は、右端部が少し奥行寸法が長い段差状に形成されており、図4に示すように、左側縁35Lは、取付板32と直角をなすように手前側に真直に延出している一方、右側縁35Rは、前端が左側に寄るように斜め姿勢で延出している。基板31における前縁の段差部分は円弧状に膨出して形成されており、この膨出部36には取付孔37が開口されて、上記した円筒状をなすヒンジピン38が、上方から圧入により嵌着されている。なお、ヒンジピン38の下端は、基板31の下面から若干突出している(図5参照)。
この下ヒンジ30Dは、図2に参照して示すように、取付板32が冷蔵庫本体10の前面開口部における右下の隅の口縁に当てられて、3箇所をねじ止めすることによって固定され、扉15の下面に開口された軸孔18が、ヒンジカラー28を介してヒンジピン38に嵌合されることによって、回動可能に支持されるようになっている。
ここで、基板31における左奥の隅部には、詳しくは後記する配線カバー40を取り付けるための円形の係止孔39が開口されている。
配線カバー40はABS樹脂等の合成樹脂製であって、基本的には、上記した下ヒンジ30Dの基板31の下方を覆うように、基板31の形状にほぼ倣った平面形状をなす深皿状に形成されている。
詳細には、図7及び図8に示すように、配線カバー40の後面側は全幅にわたって開口されている一方、上面の開口には上面板41が張られている。この上面板41の左右の側縁には、断面鈎状をなす前後方向を向いた突壁42が向かい合わせの姿勢で形成され、各突壁42の内側に、下ヒンジ30Dの左右の側縁35L,35Rを摺動自由に嵌合するレール溝43が形成されている。また、図3ないし図5に示すように、上面板41における正面から見た右端寄りの位置には、ヒンジピン38の下端部を嵌めて逃がす逃がし溝44が、後縁から前縁付近にわたって切り込み形成されている。逃がし溝44の側縁には、補強用の下向きのリブ44Aが形成されている。さらに左右の側壁45の後縁は、底壁46の後縁から、上記した取付板32のほぼ板厚分だけ後方に突出している。
したがって配線カバー40は、左右のレール溝43を下ヒンジ30Dの基板31における左右の側縁35L,35Rに嵌めることで、レール溝43で案内されるようにして奥側に押し込まれ、そのとき上面板41は、ヒンジピン38の下端部を逃がし溝44に逃がしつつ、基板31の下面の直下を移動する。図10に示すように、配線カバー40の底壁46の後縁が、取付板32における右側の垂下端に当たったところで押し込みが停止され、そのとき図13に参照して示すように、配線カバー40は下ヒンジ30Dの基板31の下方をほぼすっぽりと覆うことができるようになっている。
配線カバー40の上面板41における左奥の隅部付近の所定位置、すなわち配線カバー40が上記のように正規位置に装着された場合における基板31の係止孔39の直下に対応する位置には、この係止孔39内にほぼ緊密に嵌る円柱状をなす係止突部50が突設されている。この係止突部50は、図6及び図10に示すように、基板31の厚さの半分程度の高さ寸法を有しており、またその突出端面は、同係止突部50における押し込み方向の後側の上端位置から前側の下端位置を結ぶようにして、先下がりの傾斜状をなすガイド面51とされている。
また上面板41には、図4に示すように、係止突部50の形成位置の直ぐ左側において、後縁から前縁付近にわたってスリット53が切られている。これにより、上面板41における係止突部50の形成位置付近が、撓み変形しやすくされている(以下、易変形部54という)。
上記のように上面板41に易変形部54が設けられたことで、逆にこの易変形部54が過度に変形することを防止するために、ストッパ板56が設けられている。このストッパ板56は、図4の破線に示すように、左側壁45から係止突部50の形成位置の少し右側の位置にわたり、図6に示すように、上面板41との間に所定間隔を開けてこの上面板41と平行な水平姿勢で形成されている。ストッパ板56の左側縁と前縁とは、配線カバー40の左側壁45と前壁47の内面に一体的に接続されているとともに、右側縁と後縁とは自由縁となっている。上面板41とストッパ板56との間隔は、詳しくは後記するように、配線カバー40の押し込み操作に伴い上面板41の易変形部54が下方に撓み変形した場合に、図9に参照して示すように、易変形部54とストッパ板56との間になお若干の隙間が残る程度である。
また、上記したストッパ板56は、上面板41に切られたスリット53の下方を遮るように張られていることで遮蔽板としても機能するようになっている。すなわち、スリット53から水が浸入した場合も、ストッパ板56(遮蔽板)で遮られてその下方に降り懸かることが防止され、したがってストッパ板56(遮蔽板)と底壁46との間には、水の降り懸かりが規制される収納空間58が構成されるようになっている。なお、ストッパ板56(遮蔽板)の右側縁には、図8に示すように、立ち上がり部57が所定寸法立ち上がって形成されている。
配線カバー40の底壁46は、図8及び図9に示すように、その全幅にわたり、後方(図9の右側)に向けて下り勾配となった傾斜状に形成されている。この底壁46の後縁は、図10に示すように、その右端部が、下ヒンジ30Dの取付板32における右端側の垂下長の長い部分の下端に当接可能であり、同後縁の残りの部分は、図11に示すように、取付板32における残りの垂下長の短い部分の下端よりも、さらに下方に位置するようになっている。
また、配線カバー40の底壁46の内面には、奥行方向の全長にわたる複数本の支持リブ59が、幅方向に間隔を開けて突設されている。各支持リブ59は、図9に示すように、底壁46が後下がりとなっているのに対して、後方に向けて次第に背が高くなるように形成され、もって支持リブ59の上縁がほぼ水平姿勢を取り得るようになっている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。下ヒンジ30Dは、冷蔵庫本体10の前面開口部の口縁における左右の下側隅部において、それぞれ既述した要領で取り付けられる。このとき、下ヒンジ30Dの取付板32に形成された挿通溝34が、本体10の底壁46に形成された挿通孔19の前面の出口と対応する。そして本体側配線21は、底壁46の挿通孔19から取付板32の挿通溝34を通ってその前方に導出され、その配線21の端末に、例えば雌側のぎぼし端子25が固着され、併せてカバー26がぎぼし端子25の後方に挿通される。一方、扉15側では、ヒータに接続された扉側配線20が軸孔18を通って下面側に導出され、その配線20の端末に、雄側のぎぼし端子24が固着される。
係る状態から扉15が冷蔵庫本体10に組み付けられる。下ヒンジ30Dのヒンジピン38にはヒンジカラー28が嵌められ、扉15は、扉側配線20の端末を下ヒンジ30Dのヒンジピン38内に通して下面側に垂らしつつ、その軸孔18をヒンジカラー28を介してヒンジピン38に嵌めることにより回動可能に支持される。そののち、扉側配線20の端末のぎぼし端子24と、本体側配線21の端末のぎぼし端子25とが接続され、カバー26で覆われる。このように、両配線20,21の端末が接続されたら、その接続部23が下ヒンジ30Dの下側に配され、その下方を配線カバー40で覆われることになる。
それにはまず、図12に参照して示すように、両配線20,21の端末の接続部23並びに余った配線20,21が折り畳まれるようにして束ねられ、配線カバー40の底壁46(支持リブ59)の上に載せられる。この状態から配線カバー40は、左右のレール溝43を下ヒンジ30Dの基板31における左右の側縁35L,35Rに合わせ、図3の矢線に示す方向に押し込まれる。配線カバー40はレール溝43で案内されるようにして奥側に押し込まれ、押し込みの途中で、係止突部50のガイド面51が下ヒンジ30Dの基板31の前縁に当たるために、図9に示すように、上面板41の易変形部54が下方に撓み変形して係止突部50が基板31の下面に潜り込み、係止突部50が基板31の下面に弾圧されて摺動しつつ押し込まれる。
押し込みが進んで、配線カバー40の底壁46における右端側の後縁が取付板32に当たったところで押し込みが停止され、そのとき係止突部50が、下ヒンジ30Dの基板31の係止孔39と対応するから、図10に示すように、易変形部54が復元変形して係止突部50が係止孔39内に下方から嵌り込む。これにより配線カバー40は、前後方向の移動不能に係止され、また、左右のレール溝43が基板31の左右両側縁35L,35Rに嵌って、左右並びに上下の移動が規制された状態で下ヒンジ30Dに対して取り付けられる。
配線カバー40が取り付けられた状態では、図13に示すように、下ヒンジ30Dの基板31の下方をすっぽり覆った状態とされ、図2に示すように、両配線20,21の端末の接続部23と、余った配線20,21の束ねられた部分が、配線カバー40の底壁46に立てられた支持リブ59上に載せられた状態で収納される。
メンテナンスや扉15の交換のために扉15を外す必要がある場合は、扉15を開けて下ヒンジ30Dにおける係止孔39の上方が開放された状態としたのち、例えばボールペンのような解除治具(図示せず)によって、図10の矢線に示すように、係止孔39に嵌っている係止突部50を押すと、上面板41の易変形部54が下方に強制的に撓み変形させられて係止突部50が係止孔39の下方に抜けるため、続いて左右の側壁45等を摘む等により配線カバー40を引き抜けば、下ヒンジ30Dから外すことができる。このとき、解除治具による係止突部50の押し込み量が大き過ぎると、易変形部54が過度に押し下げられる嫌いがあるが、そのような場合は、ストッパ板56に当たることで易変形部54が過度に変形することが規制される。
配線カバー40が外されると、扉側配線20と本体側配線21との接続部23が露出状態となるから、カバー26をずらして両ぎぼし端子24,25の接続を解除することによって、両配線20,21が分離される。これにより、扉15を下ヒンジ30Dから外すことができる。
本実施形態によれば、以下のような数々の利点を得ることができる。
配線カバー40の取付方法を、従来のねじ止め方式に代わって、いわゆる嵌め込み式としたから、配線カバー40の下ヒンジ30Dに対する着脱動作を短時間で能率良く行うことができる。また、配線カバー40をねじ止め式としたときには、配線カバー40にはナットをインサート成形により埋設する必要があって、コスト高を招いたり、合成樹脂と金属とが一体となっていることで廃却が容易ではなく、再利用も難しいという事情があったが、本実施形態では、ナットの埋設が不要であるからコスト低減が図れ、また金属部分が無くなることで配線カバー40の廃却が容易となり、ひいては再利用が可能となる。
具体的な嵌め込みの係止手段としては、配線カバー40側では一体形成された上面板41に係止突部50が突設され、下ヒンジ30D側では基板31に係止孔39が開けられただけであって、簡単な構造で対応できる。
同手段において、係止突部50の突出端に押し込み方向について先下がりに傾斜したガイド面51が形成されているから、配線カバー40が押し込まれた際に、係止突部50が下ヒンジ30Dの基板31の下面に潜り込みやすくなり、ひいては配線カバー40の取り付けをスムーズに行うことができる。
また、配線カバー40の上面板41における係止突部50の形成位置の付近にスリット53が切られていることで、係止突部50に押圧力が作用した場合に、上面板41における係止突部50が設けられた部分(易変形部54)が弾性変形しやすくなり、ひいては配線カバー40の着脱操作がより簡単に行える。
なお、配線カバー40を下ヒンジ30Dに対して落下不能に支持しつつ押し込み装着する手段としては、配線カバー40に左右一対のレール溝43を設けて、そのレール溝43を下ヒンジ30Dの基板31の左右両側縁35L,35Rに嵌めて押し込む構造としたから、下ヒンジ30D側の設計変更を最小限に抑えた上で、配線カバー40の押し込み装着構造が実現できる。
配線カバー40を外す場合には、係止孔39に嵌った係止突部50を解除治具等によって押し込むのであるが、押し込み量が大き過ぎると、上面板41の易変形部54が過度に押し下げられるおそれがある。また配線カバー40を搬送する場合等にも、異物が当たる等で易変形部54が過度に押し下げられるおそれがある。その点この実施形態では、易変形部54の下方にストッパ板56が張られているから、ストッパ板56に当たることで上面板41が過度に変形することが規制され、破損等を招くことが未然に防止される。
なお、配線カバー40の上面板41とストッパ板56との間のクリアランスは、係止突部50が下ヒンジ30Dの基板31に開口された係止孔39に嵌る前において、上面板41の易変形部54を弾性変形させつつ基板31の下面に当接している場合に易変形部54がストッパ板56に当たり得るような設定としてもよい。
このような構造であると、配線カバー40が下ヒンジ30Dに対して押し込まれて、係止突部50が基板31の下面に潜り込んで摺動する場合、上面板41の易変形部54に加えてストッパ板56も弾性変形する。そのため所定位置に押し込まれて係止突部50が係止孔39に対応した際、係止突部50は易変形部54に加えてストッパ板56の復元弾力を受けて係止孔39に嵌り込むから、嵌め込みがより確実に行われる。
一方、配線カバー40を取り外すべく係止孔39に嵌った係止突部50を解除治具等で押し込む場合は、係止突部50が係止孔39から完全に抜け出る前に上面板41の易変形部54がストッパ板56に当たるために、大きな抵抗を覚え、押し込み量の程度が認識できる。そのため、係止突部50をいたずらに大きく押し込むことが回避できるようになる。
また、上記したストッパ板56は、易変形部54を設けるべく上面板41に切られたスリット53の下方を遮るように張られており、かつストッパ板56の右側縁には立ち上がり部57形成されている。したがって、スリット53から水が浸入した場合も、ストッパ板56の上面に落ちたのち、立ち上がり部57で堰き止められつつ後部側に流れ、配線カバー40の後面の開口から外部に排出される。そのため、ストッパ板56と底壁46との間には、水の降り懸かりが規制される収納空間58が構成される。余った配線20,21が長くなると、図12に参照して示すように、同配線20,21や接続部23が収納空間58側にも張り出す可能性があるが、収納空間58には水が掛からないから、配線20,21並びに接続部23に水が掛かることが防止される。ストッパ板56に水の遮蔽機能を併せて持たせたから、構造も簡単にまとまる。
配線カバー40は後面が開口して形成され、かつ配線カバー40の底壁46の内面(内底面)が、後方に向けて下り勾配となった傾斜状に形成されているから、仮に内底面に水が降り懸かったとしても、傾斜に倣って後部側に流下して後面の開口から外部に排出される。しかも、配線カバー40の内底面には支持リブ59が立てられて、扉側配線20と本体側配線21並びにその接続部23が内底面から浮いた状態で支持されているから、配線20,21やその接続部23が水に浸かることが確実に防止される。もって、漏電や腐食を未然に防止できる。
また、配線カバー40は下ヒンジ30Dの下方を覆うように設けられているため、例えば床掃除を行う場合にモップ等をぶつける可能性があるが、配線カバー40の内底面に上記のように支持リブ59を立てたことで、特に底壁46の増強を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、水懸かり防止機能を備えた遮蔽板を兼用して過度撓み防止用のストッパ板を設けたが、ストッパ板と遮蔽板とを別々に設けてもよく、またいずれかに一方のみを設けたものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)ヒンジと配線カバーとの間に設けるレール部の構造としては、ヒンジ側にレール溝を形成する等、他の構造であってもよい。
(3)配線カバーの取付構造について、嵌め込み式のみを主に意図するのであれば、配線カバーは金属製としてもよい。
(4)扉側の配線は、上記実施形態に例示したヒータに限らず、庫内温度等を表示する表示灯等の他の電気部品に接続された配線であってもよい。
(5)本発明は、上記実施形態に例示した冷蔵庫等の冷却貯蔵庫に限らず、本体に対して電気部品を備えた扉をヒンジにより回動自由に装着した機器全般に広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の正面図 下ヒンジの取付位置における側断面図 下ヒンジと配線カバーの組付前の状態の斜視図 同平面図 図4のV−V線断面図 図4のVI−VI線断面図 配線カバーの背面側から見た斜視図 同背面図 配線カバーの押し込み途中の断面図 配線カバーの取付完了時における嵌め込み部分で切断した縦断面図 同ヒンジピンの部分で切断した縦断面図 同平断面図 同斜視図
符号の説明
10…冷蔵庫本体(本体) 15…扉 20…扉側配線 21…本体側配線 23…接続部 30D…下ヒンジ(ヒンジ) 31…基板 35L,35R…(基板31の左右の)側縁(レール部) 38…ヒンジピン 39…係止孔 40…配線カバー 41…上面板 43…レール溝(レール部) 46…底壁 50…係止突部 51…ガイド面 53…スリット 54…易変形部 56…ストッパ板(ストッパ:遮蔽板) 57…立ち上がり部 58…収納空間 59…支持リブ(リブ)

Claims (12)

  1. 本体に対して扉の下端側を縦軸回りの回動可能に支持したヒンジには、その下方を覆うようにして配線カバーが装着され、前記ヒンジと配線カバーとの間に、前記扉に配設された電気部品の扉側配線と本体側配線との接続部分を収納可能としたものにおいて、前記配線カバーを前記ヒンジに取り付けるための構造であって、
    前記ヒンジと配線カバーとの間には、前記配線カバーを落下不能に支持しつつ水平方向に沿った押し込みを許容するレール部が設けられるとともに、前記配線カバーには、この配線カバーが所定位置まで押し込まれた際に、前記ヒンジに開口された係止孔に弾性的に嵌って抜け止めする係止突部が設けられていることを特徴とする配線カバー取付構造。
  2. 前記ヒンジにはヒンジピンを立てた水平姿勢の基板が備えられ、この基板に前記係止孔が開口されているとともに、前記配線カバーは、合成樹脂材により前記ヒンジピンの基板の下方を覆う皿状に形成され、この配線カバーには、押し込み操作された際に前記基板の下面に沿って移動可能な上面板が張設されて、この上面板に前記係止突部が突設されていることを特徴とする請求項1記載の配線カバー取付構造。
  3. 前記係止突部の突出端には、前記配線カバーの押し込み方向に沿って前下がりに傾斜したガイド面が形成されていることを特徴とする請求項2記載の配線カバー取付構造。
  4. 前記配線カバーの上面板における前記係止突部の形成位置の付近には、スリットが切られていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の配線カバー取付構造。
  5. 前記配線カバーには、前記上面板における前記係止突部の突設位置の下方に位置して、前記上面板を突き当てることでその過度の弾性変形を規制するストッパが設けられていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の配線カバー取付構造。
  6. 前記ストッパは弾性変形可能であるとともに、前記係止突部が前記係止孔に嵌る前に前記上面板を弾性変形させつつ前記基板の下面に当接している場合に前記上面板が前記ストッパに当たるように、前記上面板と前記ストッパとのクリアランスが設定されていることを特徴とする請求項5記載の配線カバー取付構造。
  7. 前記配線カバーには、前記スリットの下方を遮る遮蔽板が内側壁から張り出して形成され、この遮蔽板と配線カバーの内底面との間に、前記扉側配線と本体側配線との接続部分を収納可能とする収納空間が形成されていることを特徴とする請求項4記載の配線カバー取付構造。
  8. 前記配線カバーは後面が開口して形成され、前記遮蔽板の自由縁のうちの後側以外の縁部には立ち上がり部が形成されていることを特徴とする請求項7記載の配線カバー取付構造。
  9. 前記遮蔽板は、前記請求項5また前記請求項6に記載された前記ストッパとしても機能するようになっていることを特徴とする請求項7または請求項8記載の配線カバー取付構造。
  10. 前記配線カバーは後面が開口して形成され、前記配線カバーの内底面が、後方に向けて下り勾配となった傾斜状に形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項9のいずれかに記載の配線カバー取付構造。
  11. 前記配線カバーの内底面には、前記扉側配線と本体側配線との接続部分を前記内底面から浮いた状態で支持可能としたリブが立てられていることを特徴とする請求項2ないし請求項10のいずれかに記載の配線カバー取付構造。
  12. 前記ヒンジの基板は、その左右両側縁が前記配線カバーの押し込み方向にほぼ沿った姿勢で形成されているとともに、前記配線カバーにおける上面の左右の両側縁には、前記基板の左右両側縁がそれぞれ摺動可能に嵌る前後方向を向いたレール溝が形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項11のいずれかに記載の配線カバー取付構造。
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