JP2007098706A - インクジェット記録装置及びその記録ヘッドの回復処理方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びその記録ヘッドの回復処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 インクジェット記録装置の動作環境に合わせて、最適タイミングで記録ヘッドの回復処理を行うことのできるインクジェット記録装置を提供すること。
【解決手段】 印刷動作起動部85は、印刷動作計測部82により取得した時間帯別印刷動作情報に基づいて、印刷動作量ゼロの低印刷時間帯を抽出し、抽出した低印刷時間帯を記録ヘッド13の回復処理の開始時刻として設定する。回復動作起動部85は、開始時刻が到来すると、ヘッド回復駆動制御部76を起動する。ヘッド回復駆動制御部76は、回復動作起動部85からの起動信号を受信すると、ドライバ77を介して回復処理ユニット68のインク吸引機構65、及びヘッド拭取機構62を動作させて、記録ヘッドの回復処理を実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明はインクジェット記録装置に関し、特に、インクジェット記録装置の動作時に定期的または不定期に行われる記録ヘッドのクリーニング(記録ヘッド回復処理)に関するものである。
インクジェット記録装置は、インクカートリッジ等のインク供給源に収納しているインクを、インク供給路を介して記録ヘッドに供給し、当該記録ヘッドのノズルからインク液滴として記録紙上に吐出することにより、印刷を行うものである。
インクジェット記録装置では、記録ヘッドのノズルの残留インクの粘度が高まったり、ノズルから内部に気泡が入り込む等の弊害を防止するため、定期的に記録ヘッドの各ノズルからインクを吸引することにより、常に適正な印刷を行うことのできる状態となるようにしている。
また、記録ヘッドのノズル形成面は記録紙に対して微小間隔で対峙しているので、当該ノズル形成面には紙粉やインク等が付着し易い。ノズル形成面に紙粉、インク等が付着すると、ノズルに目詰まりが発生し、あるいは、記録紙にインクが付着して汚れてしまう等の弊害が発生する。そこで、インクジェット記録装置では、弾性吸収板によってノズル形成面に付着した異物を拭き取ることにより、常に適正な印刷動作を行うことができるように、定期的にヘッドクリーニングを行っている。
このようなインクの吸引処理や異物の拭取処理は、適正な印刷処理ができるように記録ヘッドを回復させるために行うもので、「記録ヘッド回復処理」または「ヘッドクリーニング」を呼ばれている。記録ヘッド回復処理(以下単に「回復処理」と称する)は、所定の時間が経過する毎に定期的に実行されるのが一般的である(経過時間と印刷頻度に応じて回復処理を不定期に実行するものもある)。
しかし、このように、定期的または不定期に回復処理を実行すると、印刷実行中に回復処理時間が到来することがある。この場合、印刷処理を先に実行して回復処理を後回しにするか、印刷処理を一時中断して回復処理を先に行うことになるが、これは業務に支障をきたすことになるので問題となる。例えば、コンビニエンスストアのPOSシステムのレシートプリンタとしてインクジェット記録装置が使用されている場合に、顧客の購入商品の精算中に回復処理期限が到来したとする。この場合に、精算処理より先に回復処理を行うのは、顧客の精算処理が待たされることになるので望ましくない。また、顧客の精算処理を優先すると、既に回復処理期限が到来しているにもかかわらずレシート印刷を行うことになるので、印刷品質が悪くなり好ましくない。
これらの問題に対処するための技術として、特許文献1には、回復処理の期限より早めに回復処理を実行して、印刷中に回復処理期限が到来することを防止する発明が開示されている。
特開2000−085150号公報
この特許文献1に記載の発明では、回復処理を行ってから次の回復処理が必要となる所定の期間が到来するより早い時期に、時間的な余裕をみて回復処理を実行するようにしている。具体的には、次の回復処理が必要な期間よりも短い期間が到来した後いつでも回復処理を行うことができるが、その際、回復処理の実行に先立ち、一定期間印刷処理がされていないことを確認してから、回復処理を開始するようにしている。
しかしながら、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗における精算処理は、顧客の要請により突然実行されるものである。したがって、回復処理の開始後に突然精算処理が要求される可能性もある。そのため、特許文献1に記載の発明でも、回復処理中に印刷処理の要求が重なることを回避することはできない。特に技術文献1の技術は、単純に一定の短い時間を区切り、早めに回復処理を実行しようとするものであるため、回復処理を開始する時間帯が、たまたま繁忙時間帯と重なる可能性もある。このような場合には、回復処理動作中に精算処理等の印刷処理が要求されるおそれが特に高くなる。
どのようなタイミングで回復処理を実行するのが良いかは、インクジェット記録装置が設置されている店舗等の稼働環境によって大きく異なる。例えば、スーパーマーケットと24時間営業のコンビニエンスストアでは、営業時間帯が大きく異なることからもこのことがわかるであろう。また、繁華街のコンビニエンスストアと住宅地のコンビニエンスストアでも営業のピークとなる時間帯は異なるものと考えられる。これらの事実からわかるように、最適な記録ヘッド回復処理の実行タイミングは、業態、店舗の所在地の環境、地方、国や、商習慣に依存するものであるので、これらの条件を考慮して最適なタイミングを定めることが望ましい。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、インクジェット記録装置の稼動環境に応じて最適なタイミングで、記録ヘッド回復処理を行うことのできるインクジェット記録装置及びその記録ヘッドの回復処理方法を提供することをその目的とする。
本発明は、各時間帯ごとの実際の印刷動作情報を収集し、収集した時間帯別印刷動作情報に基づいて回復処理に最適なタイミングとなる時間帯を抽出して、抽出した時間帯に記録ヘッド回復処理を実行することにより、上記課題を解決する。
本発明の第1の態様にかかるインクジェット記録装置は、ノズルからインク液滴を吐出して印刷を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドの回復処理を行う回復処理ユニットを備えるインクジェット記録装置であって、時刻情報を出力する計時部と、各時間帯ごとの印刷動作量を表す時間帯別印刷動作情報を取得する印刷動作計測部と、前記印刷動作量が所定のレベル以下の低印刷時間帯を抽出し、抽出した該低印刷時間帯に前記記録ヘッドの回復処理を行うよう回復処理の開始時刻を設定して、該開始時刻が到来したときに回復処理を起動する回復動作起動部と、前記回復動作起動部からの起動信号に基づいて前記回復処理ユニットを制御して、前記記録ヘッドの回復処理を実行するヘッド回復駆動制御部とを備えることを特徴とする。
この態様によると、実際の稼働環境における時間帯別の印刷動作状況を確認し、業務上の印刷が最も少ない時間帯に回復処理を実行するように、回復処理の開始時刻を設定するので、記録ヘッドの回復処理動作と業務上の印刷処理とが重なる可能性が極めて低くなる。
本発明の他の態様にかかるインクジェット記録装置は、前記印刷動作計測部が、前記印刷動作量として、各時刻毎の単位時間あたりの印刷行数を取得することを特徴とする。印刷動作量を示す物理量として、単位時間当たりの印刷行数がわかると、単位時間中に印刷処理時間がどのくらいあったか判断することができる。印刷行数がゼロ、すなわち、全く印刷の行われなかった時間帯を抽出し、印刷行数ゼロの時間帯に記録ヘッドの回復処理を実行するのが最も望ましい。また、印刷行数はログデータとしても記録されるので、時刻情報とログデータをリンクさせるだけで、時間帯別印刷動作情報を取得することが可能となる。
本発明の他の態様にかかるインクジェット記録装置は、前記印刷動作計測部が、前記印刷動作量として、各時刻毎の単位時間あたりの印刷命令回数を取得することを特徴とする。店舗等では、一回の印刷命令でどのくらいの量及び時間の印刷が行われるかおおよそ把握することができるので、印刷動作量を知る物理量として、印刷命令回数を累積カウントするようにしても良い。命令回数は、印刷行数に比べて少ないので、集計負荷が少ないという利点がある。
本発明の他の態様にかかるインクジェット記録装置は、前記回復動作起動部が、印刷動作量がゼロの時間帯を抽出し、印刷動作量がゼロの時間帯が存在しない場合には、所定の閾値以下の印刷動作量の時間帯を抽出することを特徴とする。印刷動作量がゼロ、すなわち全く印刷が行われなかった時間帯のような、できるだけ業務上の印刷動作量の少ない時間帯を捜すことが望ましい。印刷動作量がゼロの時間帯が存在しない場合には、所定の閾値以下の時間帯を低印刷時間帯として抽出する。閾値は、閾値以下の印刷動作量の時間帯が存在するまで、徐々に変動する。例えば、閾値を単位時間当たりの印刷回数が1回程度の時間帯、2回の時間帯というように、印刷回数の低い方から高い方に閾値を変更していくことにより、閾値以下の印刷動作量の時間帯を探索する。
本発明の他の態様にかかるインクジェット記録装置は、前記回復動作起動部が、前記開始時刻が到来したときに、直前の一定期間印刷が行われていないことを条件に前記ヘッド回復駆動制御部を起動することを特徴とする。この態様は、記録ヘッドの回復処理動作を起動する前に、業務上の印刷(精算処理に伴うレシート印刷等)が行われていないかどうか、または、業務上の印刷が発生する可能性が高くないかを確認してから、記録ヘッドの回復処理動作を起動するものである。本発明では、業務上の印刷が行われる可能性の最も低い時間帯に回復処理動作を行うように、回復処理の開始時刻を設定しているが、それでもたまたま業務上の印刷処が行われる可能性は否定できない。そのため、記録ヘッドの起動を実際に行うに当たり、直前の所定期間内に印刷が行われていないかどうかを確認し、一定期間印刷が行われていないことを条件に回復処理を起動するものである。
本発明の第1の態様にかかる記録ヘッドの回復処理方法は、ノズルからインク液滴を吐出して印刷を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドの回復処理を行う回復処理ユニットを備えるインクジェット記録装置において、
(a)各時間帯毎の印刷動作量を表す時間帯別印刷動作情報を取得する工程と、
(b)前記時間帯別印刷動作情報から、前記印刷動作量の少ない低印刷時間帯を抽出する工程と、
(c)前記記録ヘッドの回復処理の開始時刻を前記低印刷時間帯に設定する工程と、
(d)前記開始時刻が到来したときに前記回復処理を開始する起動信号を出力する工程と、
(e)前記起動信号に基づいて、前記回復処理ユニットを駆動制御して、回復処理を実行する工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる記録ヘッドの回復処理方法は、前記工程(b)は、前記印刷動作量がゼロの時間帯を抽出する工程と、前記印刷動作量がゼロの時間帯が存在しない場合には、前記印刷動作量が所定の閾値以下の時間帯を抽出することを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる記録ヘッドの回復処理方法は、前記工程(d)は、前記開始時刻が到来したときに、直前の一定期間印刷が行われていないことを条件に、前記記録ヘッドの回復処理を起動することを特徴とする。
本発明によると、実際の動作環境における印刷実績に基づいて時間帯ごとの印刷動作量を計測し、例えば印刷動作ゼロの時間帯のように、業務上の印刷が行われる確率の低い時間帯に記録ヘッドの回復処理を行うよう回復処理の開始時刻を設定することができる。これにより、実際のインクジェット記録装置の動作環境下において、業務上の印刷の行われる可能性が最も低い最適タイミングで記録ヘッドの回復処理を実行することが可能となる。従って、業務上の印刷と回復処理動作とが重なる可能性を最小限に抑えることができる。
図面を用いて本発明の実施形態にかかるインクジェット記録装置及び記録ヘッドの回復処理方法を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したインクジェット記録装置を示す斜視図、図2は図1に示す装置の主要部分を反対側からみた斜視図である。
これらの図に示すように、インクジェット記録装置10は、インク液滴を吐出する記録ヘッド13と、記録ヘッド13が搭載されたキャリッジ12と、キャリッジ12を矢印Aで示す走査方向に移動させる移動機構14と、記録ヘッド13にインクを供給するインク供給機構20を備えている。
図2に示すように、記録ヘッド13は、インクを吐出する複数のノズル41が形成された長方形のノズル形成面42を備えている。このノズル形成面42は、キャリッジ12に形成された矩形の開口40から露出している。
キャリッジ12を左右に移動させる移動機構14は、ガイド軸55と、駆動側プーリ53および従動側プーリ54の間に架け渡されたタイミングベルト51と、駆動側プーリ53を回転駆動するキャリッジモータ52とを備えている。キャリッジ12の下面部はガイド軸55に対して摺動自在に支持されていると共に、タイミングベルト51に連結されている。従って、キャリッジモータ52によってタイミングベルト51を回転移動させると、キャリッジ12はガイド軸55に沿って走査方向Aに移動する。
このように走査方向Aにキャリッジ12を移動させながら、インク供給機構20から供給されたインクを記録ヘッド13のノズル41から吐出する。ノズル形成面42に対峙する位置には記録紙24が搬送され、吐出したインク液滴により記録紙24の表面に印刷が行われる。
インク供給機構20は、インクジェット記録装置20の装置本体22に形成されたインクカートリッジ装着部23に着脱可能に装着されたインクカートリッジ17と、キャリッジ12に搭載された圧力減衰器19と、インクカートリッジ17と圧力減衰器19との間を接続したインク供給管91を有している。
インクカートリッジ17は、硬質のケース31の内部に可撓性のインク収容部32が収納された構成となっている。このインク収容部32に形成されたインク取出し口33にはインク供給管91の一端部に取り付けられたインク供給針92が接続されている。インク供給管91の他方の端部93は圧力減衰器19に接続されている。従って、インクカートリッジ17のインク収納部32に貯留されたインクはインク供給管91を介して圧力減衰器19に供給され、そこから記録ヘッド13に送られる。このようにして記録ヘッド13に供給されたインクがノズル41から吐出される。
ここで、矢印Cで示すキャリッジ12のホームポジションに対峙する位置には、回復処理ユニット68が配置されている。この回復処理ユニット68は、記録ヘッド13の回復処理を行うためのヘッド回復機構として、ヘッド拭取機構62とインク吸引機構65を備えている。
(インク吸引機構)
インク吸引機構65は、記録ヘッド13がホームポジションCに移動したときに記録ヘッド13のノズル形成面42を覆うキャップ66を備えている。キャップ66は、キャリッジ12が記録領域Bを移動している間はユニットケース60の側に退避した位置にある。キャリッジ12がホームポジションCまで移動すると、キャップ66はユニットケース60から前方に突出した位置に切り替わり、記録ヘッド13のノズル形成面42を覆った状態になる。
このキャップ66の内側は、ユニットケース60に取り付けられたモータ61によって作動するポンプ67で減圧される。従って、キャップ66がノズル形成面42に被された状態のままポンプ67を作動させることにより。ノズル41からインクを吸引排出するインク吸引処理(回復処理)を行うことができる。その結果、記録ヘッド13の内部の気泡や粘度の高まったインクを除去することができるので、記録ヘッド13の内部のインクを適切な状態に回復させることができる。
(ヘッド拭取機構)
図2に示すように、ヘッド拭取機構62は、弾性変形可能なブレード63と、ブレード63を保持するブレード保持部材64を備えている。ブレード保持部材64は、ユニットケース60内に配置された歯車列等の伝達機構(図示せず)を介して、ユニットケース60に取り付けられたモータ61によって移動可能であり、ユニットケース60内に退避した状態、及びユニットケース60から突出した状態に切り換わる。ブレード63がユニットケース60から突出した状態になると、キャリッジ12が印刷領域BからホームポジションCに移動したときにブレード63の先端部分がノズル形成面42に接触して、これらに付着したインクや紙粉等が拭き取られる。
(駆動制御系)
一般に知られているように、インクジェット記録装置10における記録ヘッド13の印刷動作、記録紙24の搬送機構(図示せず)の動作、およびインク吸引機構65、ヘッド拭取機構62等の動作部分の駆動制御は、マイクロコンピュータを中心として構成される駆動制御装置70を中心に行われる。このような駆動制御装置70では、ROMに予め格納されている制御プログラムに従って、RAM内の作業領域等を用いて、CPUの制御の下に、各部分の駆動を制御する。
図3は、図1のインクジェット記録装置において、駆動制御系により実現される機能をブロック単位で示す機能ブロック図である。印刷制御機能、搬送制御機能、記録ヘッド回復処理を行う回復処理ユニット68(インク供給機構65、ヘッド拭取機構62により構成される)の起動及び駆動制御機能を示している。
特に断りのない限り、本例でいう記録ヘッド回復処理(単に「回復処理」と称することもある)とは、インク吸引機構65により行われるノズルからのインク吸引動作と、ヘッド拭取機構62によって行われるノズル形成面に付着したインクや紙粉の拭取動作のいずれか一方、もしくはこれらを組み合わせた処理を指すものとする。
図3に示すように、印刷駆動制御部71はドライバ72を介して、キャリッジモータ52、記録ヘッド13を駆動制御し、所望の印刷を記録紙上に形成する。搬送制御部73は、この印刷動作に連動して、ドライバ74を介して搬送モータ等の記録搬送機構75を駆動制御する。
ヘッド回復駆動制御部76はドライバ77を介して、吸引モータ61等から構成されるインク吸引機構65によるヘッド回復処理の駆動制御を行う。ヘッド回復駆動制御部76は、回復処理動作を行う際に、キャリッジ等を駆動して記録ヘッド13を所定の位置に移動するとともに、回復処理ユニット68を駆動制御して、所定のインク吸引動作及びヘッド拭取動作を実行する。
ヘッド回復駆動制御部76は、回復動作起動部85からの起動信号によって、起動される。回復動作起動部85は、計時部81からの時刻信号、印刷動作計測部82からの時間帯別印刷動作情報に基づいて、印刷処理の行われる可能性が少ない時間帯を抽出し、回復処理を開始する時刻をその時間帯に設定する。メンテナンスタイマ83は、回復処理が完了したときから計時を開始し、次の回復処理が開始されたときにリセットされるタイマである。回復動作起動部85は、メンテナンスタイマ83の計時情報を参照し、少なくとも回復処理期限前に回復処理を起動するように回復処理時刻を設定する。
(回復動作起動部)
回復動作起動部85の動作について説明する。図4に回復動作起動部85の動作手順をフローチャートの形式で示す。
電源が投入(電源ON)されると、回復動作起動部がスタートする。回復動作起動部76は、まず、電源ONに伴う記録ヘッド回復処理を初期起動する(S101)。これにより、電源オフの間に記録ヘッドのノズル等に溜まっていたインクをノズルから吸引することにより、適正な印刷ができる状態となる。
次に、次の回復処理を行うのに最適な時刻を探すために、当該印刷装置の最近の印刷動作状態を表す時間帯別印刷動作情報を取得する(S102)。時間帯別印刷動作情報は、たとえば1時間または30分を単位時間として、単位時間毎の印刷動作量を時間帯別に収集した印刷動作状況を表す実データである。印刷動作情報の物理量は、単位時間当たりの印刷処理の度合い(動作密度)を表すものであれば、どのようなものでもよい。例えば、「印刷行数」、「印刷命令回数」、「印刷時間」等の印刷動作情報を表す物理量とすることができる。時間帯別印刷動作情報の取得については、後ほどさらに説明する。
次に、時間帯別印刷動作情報に基づいて、印刷動作があまり行われていない時間帯である低印刷時間帯を抽出する(S103)。抽出する低印刷時間帯は、単位時間中に印刷動作が一回も行われない時間帯、例えば、印刷動作“0回”もしくは印刷行数“0行”の時間帯を抽出することが望ましい(以下、印刷動作情報として「印刷行数」を用いて説明する)。
次に、回復処理の開始時刻を、抽出した低印刷時間帯に設定する(S104)。回復処理の開始時刻が設定された後、設定された開始時刻になると(S105;Yes))、回復動作起動部85は回復処理起動信号を出力して、ヘッド回復駆動制御部76を起動する(S106)。回復処理起動信号がヘッド回復駆動制御部76に送信されると、回復処理ユニット68が駆動されて、回復処理が実行される。回復処理が完了すると(S107;Yes)、再び、時間帯別印刷動作情報を取得することにより(S102)、次の回復処理時刻を設定する(S103、S104)。以後同様の処理を繰り返すことにより、回復処理動作を実行する。
本発明は、このように、実際の印刷処理の動作状況に基づいて、印刷処理の行われる可能性が低い時間帯に回復処理動作を実行するので、回復処理動作と業務処理に伴う印刷動作が競合する可能性を、低く抑えることが可能となる。
尚、インストール後最初に電源が投入(電源ON)された場合には、まだ時間帯別印刷動作情報は収集できていないので、工程S102において、時間帯別印刷動作情報を取得することができない。したがって、低印刷時間帯を抽出することもできない(S103)。このように時間帯別印刷動作情報を取得できない特殊な場合には、回復処理時刻の設定工程(S104)において、例えば午前3時等のように、一般的には印刷処理の実行可能性が低いと予想される時間帯に回復処理を行うように回復処理の時刻を設定しておくことが望ましい。また、時間帯別印刷動作情報を取得できるまでの期間、工程S102の取得処理を延期し、延期期間の経過後に工程S102を実行するように構成しても良い。工程S102の取得工程を延期する期間は、回復処理を行わないで継続使用可能な最長期間(最長回復処理待機期間)以下でなければならない。最近のインクジェットプリンタでは、最長回復処理待機期間が48時間というものもあるので、24時間の延期期間を設定することも十分可能である。
(時間帯別印刷動作情報の取得)
図5に印刷動作計測部82による時間帯別印刷動作情報の取得処理手順の一例を示すフローチャートを示す。
印刷動作計測部82は累積カウンタを備えており(図示せず)、印刷動作情報として、例えば印刷行数または印刷命令数をカウントしている。印刷動作計測部82はさらに、単位時間あたりの累積印刷情報を時刻毎に記憶する印刷動作記録部(図示せず)を備えている。
電源が投入されると、このフローによる処理が開始され、まず計時部81から現在の時刻が取得される(S201)。次に単位時間の区切りとなる所定の時刻が経過するのを待つ(S202;No)。この間、図示しない累積カウンタでは、印刷動作情報が収集されて、累積カウントされている。
所定の単位時間が経過すると(S202;Yes)、累積カウンタから印刷動作情報の累積カウント値を取得し(S203)、累積カウンタの値を単位時間あたりの印刷動作情報を時刻情報とともに印刷動作記録部に記録する(S204)。次に、累積カウンタをクリアして(S205)、再び次の時刻の単位時間あたりの印刷動作情報を累積カウントする(S201〜S204)。同様の処理を単位時間ごとに繰り返して、時間帯別印刷動作情報を生成する。
図6及び図7に、印刷動作計測部82の印刷動作記録部(図示せず)に記録される時間帯別印刷動作情報を例示する。
図6の時間帯別印刷動作情報は、午前8時に開店し午後10時(22時)に閉店するスーパーマーケットで稼動するPOS端末機のレシート印刷装置の動作記録を示す例である。閉店時間中は、印刷処理が行われないので、この時間帯(22:00〜8:00)は、印刷行数0行の時間帯(図中符号“a”で示している)となることがわかる。
図7は、コンビニエンスストアのように、24時間営業の店舗に設置されたレシート印刷装置(インクジェット記録装置)の印刷動作情報を示す図である。印刷動作ゼロ(印刷行数0行)の時間帯aが、2時から4時までの2時間存在しており、その他の時間帯は常に印刷処理(精算処理)が行われていることがわかる。
(低印刷時間帯の抽出)
図6、図7に示すように、印刷行数“0行”の時間帯が存在する場合には、これらの時間帯を低印刷時間帯として抽出する。
尚、より精度を上げるために、図8に示すように1週間分の印刷動作情報に基づいて回復処理の実行に最適な低印刷時間帯を抽出することも可能である。図8は、月曜日から日曜日までの各一日について、印刷行数0の時間帯を1時間単位で表したタイミング図を1週間分縦に並べたタイミングチャートである。このように、日によって印刷行数“0行”の時刻にばらつきがある場合には、共通する時刻3時〜4時を低印刷時刻とすることが望ましい。すべての日に共通する時刻が存在しない場合には、より多く共通する時刻を選択するようにすることが望ましい。
もし、印刷行数“0行”の時間帯が存在しない場合には、図7に示すように、閾値Th1、Th2等のように複数の閾値を予め設けておき、印刷動作の量が閾値以下の時間帯(図中の“b”又は“c”で示す時間帯)を抽出するようにする。図9に低印刷時間帯を抽出する処理手順の一例を示す。印刷動作情報中に印刷行数0行の時間帯が存在するかどうかを確認し(S301)、もし存在すれば(S301;Yes)、その時間帯を低印刷時間帯として抽出する(S304)。
印刷行数0行の時間帯が存在しなければ(S301;No)、まず一番低い閾値Th1を設定して(S302)、印刷動作量が閾値以下の時間帯があるかどうかを確認する(S303)。もし、閾値Th1以下の時間帯が存在すると(S303;Yes)、その時間帯を低印刷時間帯として抽出する(S304)。
閾値Th1以下の時間帯が存在しない場合には、2番目に低い閾値Th2を設定して(S302)、印刷行数が閾値Th2以下の時間帯があるかどうかを確認する(S303)。閾値Th2以下の時間帯が存在すると(S303;Yes)、その時間帯を低印刷時間帯として抽出する(S304)。存在しない場合には(S303;No)、3番目に低い閾値を設定して、以下同様の処理を繰り返す。低印刷時間帯が見つかるまで、低い閾値から高い閾値に順次変更していく。これにより、業務上の印刷処理が最も行われ難い時間帯を抽出することが可能となる。
(開始時刻の設定)
複数の低印刷時間帯が存在する場合、どの時間帯に開始時刻を設定するかは自由である。回復処理回数をできるだけ減らす観点から、前回の回復処理の時から最も遅い時刻となる低印刷時間帯に設定すること、低印刷時間帯が連続して発生する時間帯を捜し、その中間の時刻に設定することも可能である。また、前述のように、複数の日の時間帯別印刷動作情報を参照し、できるだけ多くの日に共通する時刻を回復処理の時刻として設定するようにしてもよい。
(回復処理の起動信号の生成)
次に、回復処理の起動信号の生成について説明する。回復動作起動部85は、設定した開始時刻が到来したときに直ちにヘッド回復駆動制御部76を起動するための起動信号を出力するように構成することもできる。しかし、上述のように低印刷時間帯に設定された開始時刻は印刷処理の発生確率が低い時間帯のはずではあるが、たまたま、開始時刻に印刷処理が実行されている可能性もある。そこで、起動信号を出力する前に、印刷が行われていないことを確かめてから、起動信号を出力することが望ましい。より好ましくは、回復処理の開始時刻が到来しても、その直前の所定の期間(例えば5分)、印刷動作が行われていないことを条件に、起動信号を発生させることが望ましい。
図10を用いて説明する。図10は、回復動作起動部85により起動信号を発生させるタイミングの一例を示すタイミングチャートである。回復処理動作可能期間(選択された低印刷時間帯)が3:00〜4:00であり、回復処理の開始時刻が3:00に設定されているものとして説明する。
開始時刻の3:00になると、起動信号が生成されるはずであるが、直前5分以内(この時間幅は自由に設定可能であるが、以下この起動待機期間を「5分」として説明する)に印刷処理が実行されているので起動信号の生成が抑えられる(破線で示す)。起動信号の生成は、印刷処理が終了してから5分間抑制される。図10では、最初の印刷が終了した後さらに印刷処理が行われているため、最後の印刷処理が終了してから5分(符号“d”で示す)の時間が経過してから、起動信号が出力される。これにより、ヘッド回復駆動制御部76が起動され、回復処理ユニットにより回復処理が実行される。
(電源投入に伴う初期回復処理との関係)
インクジェット記録装置では、通常、電源投入時に記録ヘッド回復処理を実行し、回復処理を実行してから最長30時間〜48時間くらい経過した時点でさらに記録ヘッドの回復処理を行わなければならない。従って、毎日の始業時間及び終就業時間が決まっており、始業時間にインクジェット記録装置の電源を投入し、終業時間に電源をオフする店舗では、毎日電源を投入する度に記録ヘッド回復処理がなされ、次の記録ヘッド回復処理が必要となるより前に電源がオフされるので、記録ヘッドの回復処理タイミングはあまり問題とならない。しかし、常に電源オンの状態である24時間営業のコンビニエンスストア、及び終業時間になっても電源をオフせず、連続で電源をオンにしたままの店舗等も多く存在する。本発明はこのような場合に、最適なタイミングで記録ヘッドの回復処理を行うことができるようにするものであり、本発明により、記録ヘッド回復処理に伴う業務オペレーションへの影響を防止することが可能となる。
(電源オフの際の動作)
電源がオフされた場合でも印刷動作情報を記憶保持しておくために、累積カウンタ及び印刷動作記録部(いずれも図示せず)は不揮発性記憶装置とすることができる。また、電源がオン状態のときには揮発性のメモリにこれらのデータを記憶しておき、電源オフシーケンスにおいて、不揮発性メモリ84(図3参照)に記憶するようにしてもよい。この場合、電源投入時のパワーアップシーケンスにおいて、不揮発性メモリ84から、揮発性メモリである累積カウンタ及び印刷動作記録部に転記するようにする。尚、電源オフの期間は、印刷動作情報は取得できないが、電源オフ時は印刷動作は行われていないため、電源オフの時刻から電源投入時までの時間帯は、印刷動作量ゼロの時間帯としてカウントされる。
(その他)
インクジェット記録装置においては、通常、印刷に関するメンテナンスログデータが収集されている。ログデータとして、印刷行数、印刷命令数をカウントしている場合、これらのログ情報を時刻情報とリンクして記憶するように構成して、時間帯別印刷動作情報を収集することも可能である。
本発明を適用したインクジェット記録装置を示す斜視図である。 図1に示す装置の主要部分を反対側からみた場合の斜視図である。 図1のインクジェット記録装置において、駆動制御系により実現される機能をブロック単位で示す機能ブロック図である。 回復動作起動部の動作手順を示すフローチャートである。 印刷動作計測部による時間帯別印刷動作情報の取得処理手順のフローチャートである。 印刷動作計測部の記憶される時間帯別印刷動作情報を例示するグラフである。 印刷動作計測部の記憶される他の例を時間帯別印刷動作情報を示すグラフである。 一日の中で「印刷行数0行」の時間帯を表すタイミング図を一週間分示す図である。 印刷動作計測部による低印刷時間帯の抽出手順の一例を示すフローチャートである。 回復動作起動部により起動信号を発生させるタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 インクジェット記録装置 13 記録ヘッド
41 ノズル 42 ノズル形成面
62 ヘッド拭取機構 63 ブレード
64 ブレード保持部材 65 インク吸引機構
66 キャップ 67 ポンプ
68 回復処理ユニット 70 駆動制御装置
71 印刷駆動制御部 73 搬送制御部
76 ヘッド回復駆動制御部 81 計時部
82 印刷動作計測部 84 不揮発性メモリ

Claims (8)

  1. ノズルからインク液滴を吐出して印刷を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドの回復処理を行う回復処理ユニットを備えるインクジェット記録装置であって、
    時刻情報を出力する計時部と、
    各時間帯ごとの印刷動作量を表す時間帯別印刷動作情報を取得する印刷動作計測部と、
    前記印刷動作量が所定のレベル以下の低印刷時間帯を抽出し、抽出した該低印刷時間帯に前記記録ヘッドの回復処理を行うよう回復処理の開始時刻を設定して、該開始時刻が到来したときに前記回復処理を起動する回復動作起動部と、
    前記回復動作起動部からの起動信号に基づいて前記回復処理ユニットを制御して、前記記録ヘッドの回復処理を実行するヘッド回復駆動制御部と、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記印刷動作計測部は、前記印刷動作量として、各時刻毎の単位時間あたりの印刷行数を取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記印刷動作計測部は、前記印刷動作量として、各時刻毎の単位時間あたりの印刷命令回数を取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記回復動作起動部は、印刷動作量がゼロの時間帯を抽出し、印刷動作量がゼロの時間帯が存在しない場合には、所定の閾値以下の印刷動作量の時間帯を抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記回復動作起動部は、前記開始時刻が到来したときに、直前の一定期間印刷が行われていないことを条件に前記ヘッド回復駆動制御部を起動することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. ノズルからインク液滴を吐出して印刷を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドの回復処理を行う回復処理ユニットを備えるインクジェット記録装置において、
    (a)各時間帯毎の印刷動作量を表す時間帯別印刷動作情報を取得する工程と、
    (b)前記時間帯別印刷動作情報から、前記印刷動作量の少ない低印刷時間帯を抽出する工程と、
    (c)前記記録ヘッドの回復処理の開始時刻を前記低印刷時間帯に設定する工程と、
    (d)前記開始時刻が到来したときに前記回復処理を開始する起動信号を出力する工程と、
    (e)前記起動信号に基づいて、前記回復処理ユニットを駆動制御して、回復処理を実行する工程と、
    を備えることを特徴とする記録ヘッドの回復処理方法。
  7. 前記工程(b)は、前記印刷動作量がゼロの時間帯を抽出する工程と、前記印刷動作量がゼロの時間帯が存在しない場合には、前記印刷動作量が所定の閾値以下の時間帯を抽出することを特徴とする請求項6に記載の記録ヘッドの回復処理方法。
  8. 前記工程(d)は、前記開始時刻が到来したときに、直前の一定期間印刷が行われていないことを条件に、前記記録ヘッドの回復処理を起動することを特徴とする請求項6または7に記載の記録ヘッドの回復処理方法。
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