JP2007097256A - モータのブレーキ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ブレーキトルク調節バネの一端を付勢するブレーキトルク調節ネジの位置を輪状シム又はネジ自体のサイズを変えて可変とすることを目的とする。
【解決手段】本発明によるモータのブレーキ構造は、ケーシング(1)の後蓋(1c)のネジ孔(20)に出入自在に設けられたブレーキトルク調節ネジ(21)をブレーキトルク調節バネ(15)に当接させ、このブレーキトルク調節バネ(15)の圧縮状態を変えて電磁ブレーキ部(7)のブレーキトルクを変えるようにした構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータのブレーキ構造に関し、特に、ブレーキトルク調節バネの一端を付勢するブレーキトルク調節ネジのネジ孔の長手方向における位置を、輪状シムを用いるか、又は、ブレーキトルク調節ネジ自体のサイズを異ならせるかによって可変とし、ブレーキトルクを自在に設定できるようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のモータのブレーキ構造としては、例えば、特許文献1に示されている構成においても、電磁ブレーキ部をオン・オフとした場合のモータ部に対するブレーキ作用をオン・オフとするためのブレーキトルク調節バネは固定されていた。
特開2000−50569号公報
従来のモータのブレーキ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ブレーキトルク調節バネは、モータ製造時に、予め設定されているブレーキトルクとなるように固定され、製造後にブレーキトルクを調整することはできず、例えば、モータ駆動時のブレーキ解除状態におけるブレーキ用シュー板の異音、モータ停止時における異音の発生等を解消するためには、モータを分解して調整しなければならなかった。
本発明によるモータのブレーキ構造は、ケーシング内にモータ部と電磁ブレーキ部とを有し、前記モータ部の回転軸上に前記電磁ブレーキ部を設け、前記回転軸に設けられたブレーキ用ロータ板に対して前記電磁ブレーキ部のブレーキ用シュー板を有するヨーク板を対応して配設し、前記電磁ブレーキ部がオフ時には前記電磁ブレーキ部のブレーキトルク調節バネのバネ作用により前記ブレーキ用シュー板を前記ブレーキ用ロータ板に圧接して前記モータ部を回転停止とし、前記電磁ブレーキ部がオン時には前記バネ作用に抗して前記ヨーク板が引き付けられ、前記ブレーキ用シュー板が前記ブレーキ用ロータ板から離れて前記モータ部を回転可能とするようにしたモータのブレーキ構造において、前記ケーシングの後蓋のネジ孔に出入自在に設けられたブレーキトルク調節ネジを前記ブレーキトルク調節バネに当接させ、前記ブレーキトルク調節バネの圧縮状態を変えて、前記電磁ブレーキ部のブレーキトルクを変えるようにした構成であり、また、前記ケーシングの前記ネジ孔に形成された非ネジ孔部と、前記非ネジ孔部に形成された段部と、前記ブレーキトルク調節ネジに貫通して設けられ前記ブレーキトルク調節ネジのネジ頭に隣接して位置する輪状シムとを備え、前記輪状シムは、前記段部と前記ネジ頭との間に配設され、前記輪状シムの数を変えることにより、前記ネジ孔の長さ方向における前記ブレーキトルク調節ネジの位置を変えるようにした構成であり、また、前記ネジ孔の直径を変えることにより、直径及び長さが異なる前記ブレーキトルク調節ネジを前記ネジ孔に螺入させるようにした構成である。
本発明によるモータのブレーキ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、電磁ブレーキ部のヨーク板を付勢するためのブレーキトルク調節バネの一端が、ケーシングのねじ孔に螺入されたブレーキトルク調節ネジに当接し、このブレーキトルク調節ネジの固定位置が輪状シムの枚数を変えることによって可変となるためブレーキトルクの調節をモータ製造後に行うことができ、モータの信頼性を向上させることができる。
また、ネジ孔の直径や長さを変えることにより、サイズの異なるブレーキトルク調節ネジを用いることにより、ブレーキトルク調節バネに対する付勢力を変え、ブレーキトルクを自在に調節することができる。
本発明は、ブレーキトルク調節バネの一端を付勢するブレーキトルク調節ネジのネジ孔における位置を、輪状シムを用いるか、又は、ブレーキトルク調節ネジ自体のサイズを異ならせるかによって可変とし、ブレーキトルクを自在に設定できるようにしたモータのブレーキ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるモータのブレーキ構造の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは全体形状が円柱状をなすケーシングであり、このケーシング1は、筒体1aと、この筒体1aの両端に設けられた前蓋1b及び後蓋1cとから構成されている。
前記ケーシング1内には、巻線2を有するステータ3と、一対の軸受4A、5Aに回転自在に設けられた回転軸4に装着されたロータ5とからなるモータ部6と、前記モータ部6に隣接して設けられた電磁ブレーキ部7とが配設されている。
前記電磁ブレーキ部7は、前記後蓋1cの内面1dに取付ネジ10を介して固定されており、この電磁ブレーキ部7は、電磁石11及びヨーク板12から構成されている。
前記回転軸4に設けられたブレーキ用ロータ板13には、前記ヨーク板12に設けられたブレーキ用シュー板14が摺接して回転軸4を回転停止することができるように構成されている。
前記電磁石11の保持孔11a内には、ブレーキトルク調節バネ15が設けられ、このブレーキトルク調節バネ15の先端は前記ヨーク板12を前記ブレーキ用ロータ板13側に押圧するように構成されている。
前記ケーシング1の後蓋1cに形成されたネジ孔20には、ネジ頭21aを有するブレーキトルク調節ネジ21が螺入されており、このネジ孔20の外側にはネジ部を有しない非ネジ孔部21bが形成され、この非ネジ孔部21bには段部21cが形成されている。
前記ネジ孔20に螺入された前記ブレーキトルク調節ネジ21には、1枚又は複数枚の輪状シム22が貫通された状態で設けられており、これらの輪状シム22は前記段部21cと前記ネジ頭21aとの間で挟持された状態で配設されている。
前記ブレーキトルク調節ネジ21の先端は、前記ブレーキトルク調節バネ15の端部を付勢するように構成され、このブレーキトルク調節バネ15のバネ力によってヨーク板12はブレーキ用ロータ板13側へ付勢され、前記電磁石11とヨーク板12との間のギャップを調整する部分をブレーキトルクの調整部分7Aとして示している。
前記後蓋1cに設けられた軸受5を貫通した前記回転軸4の突出軸部4aには、回転符号板30を有する中空軸31が取付けられ、この中空軸31の外周に軸受32を介して設けられ前記後蓋1c側へ取付バネ33により接続された固定体34には、発光素子35及び受光素子36が設けられている。尚、前記ブレーキトルク調節バネ15及びネジ21は複数用いるが、図示は1個としている。
次に、動作について説明する。まず、前記電磁ブレーキ部7がオフの時、すなわち、モータ部6がオフの時は、前記電磁ブレーキ部7のブレーキトルク調節バネ15のバネ作用により前記ブレーキ用シュー板14を前記ブレーキ用ロータ板13に圧接し、モータ部6のロータ5は回転停止に保持される。
また、前記電磁ブレーキ部7がオンの時、すなわち、前記モータ部6がオンの時は、前記ブレーキトルク調節バネ15のバネ作用に抗して前記ヨーク板12が引き付けられ、前記ブレーキ用シュー板14がブレーキ用ロータ板13からわずかに離れて前記モータ部6が回転可能な状態となる。
前述の状態において、前記ヨーク板12に対するブレーキトルク調節バネ15によるブレーキトルクを変える場合には、前記輪状シム22の枚数を選択することにより、ネジ孔20内の長さ方向におけるブレーキトルク調節ネジ21の位置を変えることができ、ブレーキトルク調節バネ15の圧縮状態を変えることによってブレーキトルクの調節を行うことができる。
また、前述のブレーキトルクの変更方法とは別の形態として、図示していないが、前記ネジ孔0の直径(タップ穴)の大きさを種々変更し、直径及び長さが異なるブレーキトルク調節ネジ21を選択的に用いることによって、前述と同様にブレーキトルク調節バネ15の圧縮状態を変えてブレーキトルクの調節を行うことができると共に、前述の輪状シム22を用いる場合よりも大きいストロークでブレーキトルク調節ネジ21の位置を変えることができる。
本発明は、モータのブレーキ構造だけではなく、モータ以外の回転体の制動制御にも適用可能である。
本発明によるモータのブレーキ構造を示す断面図である。 図1の要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
1b 前蓋
1c 後蓋
1d 内面
3 ステータ
4 回転軸
5 ロータ
6 モータ部
4A、5A 軸受
7 電磁ブレーキ部
11 電磁石
12 ヨーク板
13 ブレーキ用ロータ板
14 ブレーキ用シュー板
15 ブレーキトルク調節バネ
20 ネジ孔
21 ブレーキトルク調節ネジ
22 輪状シム
21a ネジ頭
21b 非ネジ孔部
21c 段部

Claims (3)

  1. ケーシング(1)内にモータ部(6)と電磁ブレーキ部(7)とを有し、前記モータ部(6)の回転軸(4)上に前記電磁ブレーキ部(7)を設け、前記回転軸(4)に設けられたブレーキ用ロータ板(13)に対して前記電磁ブレーキ部(7)のブレーキ用シュー板(14)を有するヨーク板(12)を対応して配設し、前記電磁ブレーキ部(7)がオフ時には前記電磁ブレーキ部(7)のブレーキトルク調節バネ(15)のバネ作用により前記ブレーキ用シュー板(14)を前記ブレーキ用ロータ板(13)に圧接して前記モータ部(6)を回転停止とし、前記電磁ブレーキ部(7)がオン時には前記バネ作用に抗して前記ヨーク板(12)が引き付けられ、前記ブレーキ用シュー板(14)が前記ブレーキ用ロータ板(13)から離れて前記モータ部(6)を回転可能とするようにしたモータのブレーキ構造において、
    前記ケーシング(1)の後蓋(1c)のネジ孔(20)に出入自在に設けられたブレーキトルク調節ネジ(21)を前記ブレーキトルク調節バネ(15)に当接させ、前記ブレーキトルク調節バネ(15)の圧縮状態を変えて、前記電磁ブレーキ部(7)のブレーキトルクを変えるように構成したことを特徴とするモータのブレーキ構造。
  2. 前記ケーシング(1)の前記ネジ孔(20)に形成された非ネジ孔部(21b)と、前記非ネジ孔部(21b)に形成された段部(21c)と、前記ブレーキトルク調節ネジ(21)に貫通して設けられ前記ブレーキトルク調節ネジ(21)のネジ頭(21a)に隣接して位置する輪状シム(22)とを備え、
    前記輪状シム(22)は、前記段部(21c)と前記ネジ頭(21a)との間に配設され、前記輪状シム(22)の数を変えることにより、前記ネジ孔(20)の長さ方向における前記ブレーキトルク調節ネジ(21)の位置を変えるように構成したことを特徴とする請求項1記載のモータのブレーキ構造。
  3. 前記ネジ孔(20)の直径を変えることにより、直径及び長さが異なる前記ブレーキトルク調節ネジ(21)を前記ネジ孔(20)に螺入させるように構成したことを特徴とする請求項1記載のモータのブレーキ構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110566602A (zh) * 2019-09-30 2019-12-13 松阳县吉强机车配件有限公司 一种新型双面碟刹

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