JP2003224959A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2003224959A
JP2003224959A JP2002018110A JP2002018110A JP2003224959A JP 2003224959 A JP2003224959 A JP 2003224959A JP 2002018110 A JP2002018110 A JP 2002018110A JP 2002018110 A JP2002018110 A JP 2002018110A JP 2003224959 A JP2003224959 A JP 2003224959A
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JP
Japan
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motor
motor shaft
bearing
spring
shaft
Prior art date
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Application number
JP2002018110A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Chishima
義徳 千島
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動を低減するステッピングモータを提供す
る。 【構成】 一端が軸方向に不動状態で回動自在に支持さ
れ、他端が軸方向に付勢状態で回動自在に支持されると
ともに、送りネジ溝部を形成したスクリュウを出力軸に
設けたリードスクリュウ付きステッピングモータにおい
て、モータ軸のラジアル方向を規制する第1軸受部とバ
ネによりモータ軸をモータ軸方向に付勢するための第2
軸受部とを分割して配置し、モータ軸のラジアル方向を
規制する第1軸受部はモータ内外周円筒部に圧入固定さ
れ、バネによりモータ軸をモータ軸方向付勢するための
第2軸受け部はモータ軸とバネの間に配置され、かつ回
動自在な軸受けとしてモータ軸を付勢しているバネの径
内部に一部が挿入される形状を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
に搭載されるステッピングモータに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ステッピングモータの構造は図2
に示すようになっており、モータ軸受構造は円筒形状に
てモータ内外周部に接し、モータ軸を受ける挿入部を持
ち、モータ軸を付勢するためのバネを内部に収めること
が可能であり、軸受のモータ軸の受け部はバネ部の前方
に乗せる形に位置づけられており、この構造によってバ
ネによって常に軸受けが付勢されることで、軸受に挿入
されたモータ軸が常に前方に付勢された状態になり、更
にモータ内外周部に接する円筒形状に軸受を形成するこ
とで、モータ軸の回転方向のブレをモータ内外周部によ
って規制するように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、軸受けのモータ軸受部がバネの前方に乗せられる
形であるために安定性がなく、またバネを軸受け内に収
める形状であることから軸受け外形である円筒形状、つ
まり軸受けをバネ押圧方向に大きくする必要があり、円
筒形状もモータ内外周部に接する形状ではあるがモータ
軸方向にはバネ押圧によって可動しなければならず、モ
ータ内外周部との接触部についても少なからず隙間を生
じる形状設定であるため、モータ軸の回転によりその回
転が軸受け部に伝達され、それによって軸受け部が回転
振動を生じ、その振動によって軸受け円筒形状外形部と
モータ内外周部とが接触を繰り返すことで、振動音を発
生させている欠点があった。 【0004】したがって、本発明の目的は、振動を低減
するステッピングモータを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のステッピングモータは、軸方向のガタをな
くすために、一端が軸方向に不動状態で回動自在に支持
され、他端が軸方向に付勢状態で回動自在に支持される
とともに、送りネジ溝部を形成したスクリュウを出力軸
に設けたリードスクリュウ付きステッピングモータにお
いて、モータ軸のラジアル方向を規制する第1軸受け部
とバネによりモータ軸をモータ軸方向に付勢するための
第2軸受け部とを分割して配置し、モータ軸のラジアル
方向を規制する第1軸受け部はモータ内外周円筒部に圧
入固定され、バネによりモータ軸をモータ軸方向付勢す
るための第2軸受け部はモータ軸とバネの間に配置さ
れ、安定した付勢状態をモータ軸に伝えることを目的と
した回動自在な軸受けとしてモータ軸を付勢しているバ
ネの径内部に一部が挿入される形状を有することを特徴
とする。 【0006】上記構成において、モータ軸のラジアル方
向を規制する軸受け部とバネによりモータ軸をモータ軸
方向に付勢するための軸受け部とを分割して配置し、モ
ータ軸のラジアル方向を規制する軸受け部は円筒のリン
グ形状であり、モータ内外周円筒部に圧入固定され、バ
ネによりモータ軸をモータ軸方向に付勢するための軸受
け部はモータ軸とバネの間に配置され、安定したバネ圧
をモータ軸に伝えることを目的とした軸受けとしてモー
タ軸をモータ軸方向に付勢しているバネの径内部に一部
が挿入される形状を有することで、モータ軸の振動を受
けてモータ内外周円筒部と接する軸受け面積をモータ軸
方向付勢用軸受け部のみに削減でき、モータ軸の駆動に
よる振動に対し、モータ内外周円筒部と軸受けの接触が
軽減されモータの振動音を低減することができると共
に、モータ軸回転方向の軸受け機構がモータ軸方向付勢
用のバネに接触しないことからも、モータ軸回転による
バネの動きにより振動する軸受け部がモータ軸方向付勢
用軸受け部のみに削減でき、モータの振動音を低減する
ことができる。 【0007】 【発明の実施の形態】図1は本発明のステッピングモー
タの断面図であり、図1において、1は取付板、2は先
端軸受、3はモータ軸、4はモータ部、5は着磁マグネ
ット、6はバネ抑え板、7はモータ内外周円筒部、8は
軸受付勢バネ、9はモータ軸ラジアル方向規制軸受、1
0はモータ軸方向付勢軸受である。 【0008】上記構成において、モータ部4のコイルに
電流を流すことで、モータ内に磁束が発生し磁路が形成
されることで、着磁マグネット5が回転し、その回転運
動でマグネット5にアッセンブリされているモータ軸3
が回転する。その時、軸受付勢バネ8によってモータ軸
3に押圧されているモータ軸方向付勢軸受10もモータ
軸3の回転に追従してモータ内外周円筒部7内で回転
し、それによってモータ軸方向付勢軸受10とモータ内
外周円筒部7とが接触し、振動が起こる。 【0009】しかし、モータ軸ラジアル方向規制軸受9
は、モータ軸方向付勢軸受10と分割された別体であ
り、モータ内外周円筒部7に圧入れされているために、
モータ軸3の回転には追従しない。そしてモータ軸3が
常に安定位置で回転するためのモータ軸3を先端軸受2
で度当りとし、取付板1を介してモータ部4とつなぎ、
モータ軸3の逆側端(モータ内部)をモータ軸回転方向
規制軸受9に通しモータ軸方向付勢軸受10に挿入し、
その軸受を軸受付勢バネ8のバネ圧でモータ軸3を常に
先端軸受側2にモータ軸3を付勢していることでモータ
軸3を安定位置に維持している。 【0010】ここで、モータ軸方向付勢軸受10は軸受
付勢バネ8のバネ圧をモータ軸3に常に伝える必要があ
るため、モータ内外周円筒部7内でモータ軸3前後方向
に動く必要があり、よってモータ内外周円筒部7の径よ
りモータ軸前後方向付勢軸受10の外径は小さく形成さ
れている。 【0011】以上の実施例において、モータ軸のラジア
ル方向を規制する軸受け部とバネによりモータ軸をモー
タ軸方向に付勢するための軸受け部とを分割して配置
し、モータ軸のラジアル方向を規制する軸受け部は円筒
のリング形状であり、モータ内外周円筒部に圧入固定さ
れ、バネによりモータ軸をモータ軸方向に付勢するため
の軸受け部はモータ軸とバネの間に配置され、安定した
バネ圧をモータ軸に伝えることを目的とした軸受けとし
てモータ軸をモータ軸方向に付勢しているバネの径内部
に一部が挿入される形状を有することで、モータ軸の振
動を受けてモータ内外周円筒部と接する軸受け面積をモ
ータ軸方向付勢用軸受け部のみに削減でき、モータ軸の
駆動による振動に対し、モータ内外周円筒部と軸受けの
接触が軽減されモータの振動音を低減することができる
と共に、モータ軸回転方向の軸受け機構がモータ軸方向
付勢用のバネに接触しないことからも、モータ軸回転に
よるバネの動きにより振動する軸受け部がモータ軸方向
付勢用軸受け部のみに削減でき、モータの振動音を低減
することができる。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータ軸のラジアル方向を規制する軸受け部とバネによ
りモータ軸をモータ軸方向に付勢するための軸受け部と
を分割して配置し、モータ軸のラジアル方向を規制する
軸受け部は円筒のリング形状であり、モータ内外周円筒
部に圧入固定され、バネによりモータ軸をモータ軸方向
に付勢するための軸受け部はモータ軸とバネの間に配置
され、安定したバネ圧をモータ軸に伝えることを目的と
した軸受けとしてモータ軸をモータ軸方向に付勢してい
るバネの径内部に一部が挿入される形状を有すること
で、モータ軸の振動を受けてモータ内外周円筒部と接す
る軸受け面積をモータ軸方向付勢用軸受け部のみに削減
でき、モータ軸の駆動による振動に対し、モータ内外周
円筒部と軸受けの接触が軽減されモータの振動音を低減
することができると共に、モータ軸ラジアル方向の軸受
け機構がモータ軸方向付勢用のバネに接触しないことか
らも、モータ軸回転によるバネの動きにより振動する軸
受け部がモータ軸方向付勢用軸受け部のみに削減でき、
モータの振動音を低減することが可能となる。 【0013】勿論、モータ軸方向に付勢するための軸受
け部形状はモータ軸とバネの間に配置され、安定した付
勢状態をモータ軸に伝えることを目的とするために、上
述実施例以外の例えば円盤形状・皿形状等の任意の形状
でもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明のステッピングモータの断面図で
ある。 【図2】図2は従来例のステッピングモータの断面図で
ある。 【符号の説明】 1・・・取付板 2・・・先端軸受 3・・・モータ軸 4・・・モータ部 5・・・着磁マグネット 6・・・バネ抑え板 7・・・モータ内外周円筒部 8・・・軸受付勢バネ 9・・・モータ軸ラジアル方向規制軸受 10・・・モータ軸方向付勢軸受 11・・・モータ軸受

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】軸方向のガタをなくすために、一端が軸方
    向に不動状態で回動自在に支持され、他端が軸方向に付
    勢状態で回動自在に支持されるとともに、送りネジ溝部
    を形成したスクリュウを出力軸に設けたリードスクリュ
    ウ付きステッピングモータにおいて、モータ軸のラジア
    ル方向を規制する第1軸受部とバネによりモータ軸をモ
    ータ軸方向に付勢するための第2軸受部とを分割して配
    置し、モータ軸のラジアル方向を規制する第1軸受部は
    モータ内外周円筒部に圧入固定され、バネによりモータ
    軸をモータ軸方向付勢するための第2軸受け部はモータ
    軸とバネの間に配置され、安定した付勢状態をモータ軸
    に伝えることを目的とした回動自在な軸受けとしてモー
    タ軸を付勢しているバネの径内部に一部が挿入される形
    状を有することを特徴とするステッピングモータ。
JP2002018110A 2002-01-28 2002-01-28 ステッピングモータ Pending JP2003224959A (ja)

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