JP2007096784A - ボタン電話機によるオープンオフィスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話機の空き状態を利用して電話会議などを簡単な操作で行えるようにする。
【解決手段】特定の相手電話機を、会議メンバーとして設定する。電話機が通話状態でないことを検出すると、特定の相手電話機との間を、ハンズフリー通話状態にする。着信時にオフフックにすると、ハンズフリー通話状態を中断して、通常の着信応答を行う。オフフックを検出すると、ハンズフリー通話状態を中断して、通常のオフフックの待機状態とする。発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、相手とのハンズフリー状態を復帰させる。このようにして、電話を掛ける操作をすることなく、常に即座に気軽に相手と話をすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボタン電話システムに関し、特に、通話を行っていないときには、特定の電話機間をハンズフリー通話状態にするボタン電話システムに関する。
リアルタイムに人と人とが話を行いながら意志決定を行う業務の場合に、距離が離れると何らかの通信手段が必要になる。通常では、電話を利用することになり、話をするたびに電話を掛けることになる。また、会議システムなどの専用の通信装置を利用することもある。会議システムには、常時接続のものもあれば、必要のつど接続するものもある。電話機の空き状態を利用して電話会議を行うことも提案されている。以下、従来の電話機空き状態利用の電話会議技術の例をあげる。
特許文献1に開示された「全ての会議用電話機が空き状態にあることに基づく自動的会議始動方法及び装置」は、遠隔通信会議電話において、会議に参加する電話端末がすべて整うまでの時間を短縮するものである。端末機のユーザは、端末機で会議電話を確立しようとする。発呼始動手順をスタートし、会議始動ボタンを作動させ、他の端末機に電話をかけると、各端末機と端末機の間に論理リンクが確立される。全端末機に電話がかけられた後、端末機のユーザは、オンフックする。各端末機においては、会議始動ボタンに関連するインジゲータが点灯する。各端末機は、自身の空き/話し中状態を端末機に送信する。全端末機が空き状態ならば、端末機は、会議電話を始める。
特開平8-265442号公報
しかし、従来の電話機空き状態利用の電話会議では、会議を開始するために多くの操作を行わなければならないので、操作がわずらわしく、手軽に利用することができないという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、電話機の空き状態を利用して電話会議などを簡単な操作で行えるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムのボタン電話主装置に、設定元電話機の会議ボタン押下と特定相手電話機番号入力とに応じて特定相手電話機を会議メンバーとして設定する手段と、特定相手電話機の会議ボタン押下に応じて設定を登録する手段と、設定元電話機と特定相手電話機がともにオンフック待機状態である場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間をハンズフリー通話状態にする手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行う手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック状態とする手段と、設定元電話機または特定相手電話機において発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となった場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間のハンズフリー通話状態を復帰させる手段とを備えた構成とした。
上記のように構成したことにより、電話機の利用者は、離れたところにいる人に電話を掛ける操作をすることなく、常に即座に気軽に話をすることができる。ボタン電話機で電話機と会議装置を併用でき、新たに通信設備を設置する必要がない。離席時のセキュリティー確保のためにも利用できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図6を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1は、電話機の空き状態の場合に、特定の内線相手電話機との間でハンズフリー通話状態にし、着信時にオフフックするとハンズフリー通話状態を中断して通常の着信応答を行い、オフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を中断して通常のオフフック待機状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、内線相手電話機とのハンズフリー通話状態を復帰させるボタン電話システムである。
図1は、本発明の実施例1におけるボタン電話システムの構成を示す概念図である。図1において、電話機1は、一方の内線電話端末器である。電話機2は、相手方の内線電話端末器である。主装置3は、内線電話交換機である。図2は、ボタン電話機で、オープンオフィス状態を設定する手順を示す図である。図3は、ボタン電話機のオープンオフィス状態を説明する図である。図4は、ボタン電話機のオープンオフィス状態での発信手順と着信手順を示す図である。
上記のように構成された本発明の実施例1におけるボタン電話システムの機能と動作を説明する。このボタン電話システムは、図1(a)に示すように、ボタン電話システムを制御する主装置3と複数の電話機1、2で構成される。電話機1、2には、空き時間のハンズフリー通話状態を設定するためのLED付き専用ボタンがある。空き時間のハンズフリー通話状態をオープンオフィス状態ということにする。電話機をオープンオフィス状態にするように登録するためのLED付き専用ボタンを、オープンオフィスボタンまたは会議ボタンという。1つのボタン電話機システム内の内線同士がオープンオフィス状態にあることを、内線型オープンオフィスとよぶ。オープンオフィスで互いにハンズフリー通話状態にある電話機あるいは利用者を会議メンバーとよぶ。
利用者は、オープンオフィス状態を利用したいときに、自分の電話機(設定元電話機)のオープンオフィスボタンで、相手の内線番号とサービスの開始を登録する。サービスの開始を登録すると、相手の電話機のLCD表示装置に、オープンオフィス状態設定の許可を求めるLCD表示とトーンが出る。この時、相手がオープンオフィスボタンを押すことで、オープンオフィス状態が許可され、自分と相手の双方のオープンオフィスボタンのLEDが点灯し、オープンオフィスサービスが開始される。LCD表示などに関する信号は、制御信号線を介して通知される。
サービスが開始されると、図1(b)に示すように、自分の電話機と相手の電話機のどちらも、電話機の未使時に、ハンズフリー通話状態になる。オープンオフィス状態でオフフックすると、ハンズフリー通話状態は中断され、通常の発信待機状態になるので、発信操作ができる。また、着信が入ってオフフックにしてもハンズフリー通話状態は中断され、図1(c)に示すように、通常の通話ができるようになる。この時、相手側の電話機のLEDは点滅し、相手が使用中であることを表示する。Aの音声はBの電話機から出力されるので、BはAの声を聞くことができる。しかし、Aの通話相手の音声は聞こえない。発信または着信による通話が終わり、オンフック状態になると、オープンオフィスのハンズフリー通話状態が復帰する。オープンオフィス状態を終えるときは、オープンオフィス状態となっている内線電話機のどちらかが、オープンオフィスボタンを押すことでLEDが滅灯し、相手もオープンオフィスボタンを押すとハンズフリー状態が解除される。また、一方がオープンオフィスボタンを押すことにより、LEDを滅灯し、他方の確認を取ることなくオープンオフィス通話状態を解除してもよい。
図2を参照しながら、オープンオフィス状態の設定方法を説明する。設定方法は2つある。設定方法1は、通話をしながら設定する方法である。AからBに通常の方法で内線電話をかける。通話をしながら、Aはオープンオフィスボタンを押す。Aの電話機からBの電話機に、オープンオフィス許可申請信号が送信される。Bの電話機のオープンオフィスボタンのLEDが点滅するので、Bがオープンオフィスボタンを押すと、Aの電話機に、オープンオフィス許可信号が送信される。AとBがともに電話機をオンフック状態にすると、2つの電話機はオープンオフィス通話状態になる。
設定方法2は、AがBの電話機の内線番号を押し、その後オープンオフィスボタンを押すと、Aの電話機からBの電話機に、オープンオフィス許可申請信号が送信される。Bの電話機のオープンオフィスボタンのLEDが点滅するので、Bがオープンオフィスボタンを押すと、Aの電話機に、オープンオフィス許可信号が送信され、2つの電話機はオープンオフィス通話状態になる。
オープンオフィス通話状態を解除するには、設定と同様な操作をすればよい。通話状態でオープンオフィスボタンを押してもよいし、オンフック状態でオープンオフィスボタンを押してもよい。一方がオープンオフィスボタンを押すと、LEDが点滅するので、他方もオープンオフィスボタンを押すと、オープンオフィス通話状態が解除される。また、一方がオープンオフィスボタンを押すことにより、LEDを滅灯し、他方の確認を取ることなくオープンオフィス通話状態を解除してもよい。
図3を参照しながら、オープンオフィス状態を説明する。オープンオフィス状態では、オンフック状態で互いに通話できる。オフフックにすると、オープンオフィス状態が中断されて、他の内線電話機あるいは外線電話機と通話できる。このとき、Aの音声は、Bの電話機から出力されるので、BはAの声を聞くことができる。しかし、相手の音声は聞こえない。これは、同じ室内で電話をかけている状態と同じ状態を実現するためである。通話を終了してオンフックにすると、再びオープンオフィス状態に戻る。オープンオフィス状態では、電話機に入力された音声のうち、閾値より大きい音だけ相手に伝わるようになっている。これは、ノイズを除いて意味のある音声だけを伝えるようにするためである。閾値は調節可能であるが、自動調節にして、バックグラウンドレベルより少し上になるようにしてもよい。
図4を参照しながら、電話発信と電話着信の手順を説明する。オープンオフィス状態で電話発信するためには、オフフックにして通常の方法で発信操作をすればよい。ダイヤルキーまたはワンタッチボタンを使用して相手電話機の番号を入力すると、外線にダイヤル番号が送出されて、相手電話機に着信する。通常通り通話をすることができるが、発信者の音声は、オープンオフィスの相手にも伝わる。通話を終了してオンフック状態にすると、オープンオフィス状態に戻る。相手電話機は、外線でも内線でも同様である。
着信の場合は、次のようになる。外線から着信があると、呼出音が鳴るが、これは、オープンオフィスの相手にも伝わる。この状態でも、オープンオフィス状態の通話ができるので、応答を促すことができる。電話機をオフフックにすると、オープンオフィス状態は中断されて、通常の通話ができる。このときの受信者の音声は、オープンオフィスの相手にも伝わる。オープンオフィスの相手の声は、受信者には伝わるが、発信者には伝わらない。通話を終了してオンフックにすると、オープンオフィス状態に戻る。
上記のように、本発明の実施例1では、ボタン電話システムを、電話機の空き状態の場合に、特定の内線相手電話機との間でハンズフリー通話状態にし、着信時にオフフックするとハンズフリー通話状態を中断して通常の着信応答を行い、オフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を中断して通常のオフフック待機状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、相手とのハンズフリー状態を復帰させる構成としたので、電話を掛ける操作をすることなく、常に即座に気軽に相手と話をすることができる。
本発明の実施例2は、電話機の空き状態の場合に、特定の外線相手電話機との間でハンズフリー通話状態にし、着信時にオフフックするとハンズフリー通話状態を中断して通常の着信応答を行い、オフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を中断して通常のオフフック待機状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、相手とのハンズフリー通話状態に復帰させるボタン電話システムである。
図5は、本発明の実施例2におけるボタン電話システムの構成を示す概念図である。図5において、電話機1は、発信側のボタン電話端末器である。電話機2は、受信側のボタン電話端末器である。主装置3は、発信側の内線電話交換機である。主装置4は、受信側の内線電話交換機である。公衆回線5は、NTTなどの電話網である。
上記のように構成された本発明の実施例2におけるボタン電話システムの機能と動作を説明する。このボタン電話システムは、図5(a)に示すように、2つのボタン電話機間で外線を利用して構成されるオープンオフィスである。これを、外線型オープンオフィスとよぶ。オープンオフィスで互いにハンズフリー通話状態にある電話機あるいは利用者を会議メンバーとよぶ。お互いの内線電話システム内の電話機から、お互いの外線番号と内線番号を、オープンオフィスとして登録する。いずれが着信側か発信側かの登録も行う。オープンオフィスサービスを起動すると、常時ハンズフリー通話状態となるオープンオフィス状態が形成される。これにより、オープンオフィスが長距離でも形成できる。
ボタン電話機には、空き時間のハンズフリー通話状態を設定するためのLED付き専用ボタンがある。電話機をオープンオフィス状態にするように登録するためのLED付き専用ボタンを、オープンオフィスボタンまたは会議ボタンという。利用者は、オープンオフィス状態を利用したいときに、自分の電話機のオープンオフィスボタンを押し、音声案内に従って相手の電話機の外線番号と発信側であることとサービスの開始を、発信側の主装置3に登録する。相手の利用者も、同様にして受信側として登録する。発信側の主装置3から受信側の主装置4に外線電話がかけられ、外線でリンクが接続され、オープンオフィスサービスが開始される。
サービスが開始されると、図5(b)に示すように、自分の電話機と相手の電話機のどちらも、電話機の未使時に、ハンズフリー通話状態になる。オープンオフィス状態でオフフックすると、ハンズフリー状態は中断され、通常の発信待機状態になるので、発信操作ができる。また、着信時にオフフックしてもハンズフリー状態は中断され、図5(c)に示すように、通常の通話ができるようになる。この時、ハンズフリー通話のための外線は維持され、相手側の電話機のLEDは点滅し、相手が使用中であることを表示する。Aの音声はBの電話機から出力されるので、BはAの声を聞くことができる。しかし、Aの通話相手の音声は聞こえない。中断状態は、発信側の主装置3から受信側の主装置4に対して、DTMF信号により通知される。
発信または着信による通話が終わり、オンフック状態になると、オープンオフィスのハンズフリー通話状態が復帰する。復帰は、発信側の主装置3から受信側の主装置4に対して、DTMF信号により通知される。オープンオフィス状態を終えるときは、オープンオフィス状態となっている電話機のどちらかが、オープンオフィスボタンを押すことでLEDが滅灯し、相手もオープンオフィスボタンを押すとハンズフリー通話状態が解除される。解除のための信号は、発信側の主装置3と受信側の主装置4の間で、DTMF信号により通知される。ISDN回線の場合は、制御信号はDチャンネルを介して通知する。制御信号を別のデータ通信回線を介して通知してもよい。
上記のように、本発明の実施例2では、ボタン電話機を、電話機の空き状態の場合に、特定の外線相手電話機との間でハンズフリー通話状態にし、着信時にオフフックするとハンズフリー通話状態を中断して通常の着信応答を行い、オフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を中断して通常のオフフック待機状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、相手とのハンズフリー通話状態に復帰させる構成としたので、遠距離の相手でも電話を掛ける操作をすることなく、常に即座に気軽に相手と話をすることができる。
本発明の実施例3は、電話機の空き状態の場合に、複数の相手電話機との間でハンズフリー通話状態にし、着信時にオフフックするとハンズフリー通話状態を中断して通常の着信応答を行い、オフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を中断して通常のオフフック待機状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、ハンズフリー通話状態を復帰させるボタン電話機である。
図6は、本発明の実施例3におけるボタン電話機の構成を示す概念図である。図6において、電話機1は、ボタン電話端末器である。電話機2は、ボタン電話端末器である。主装置3は、内線電話交換機である。主装置4は、内線電話交換機である。公衆回線5は、NTTなどの電話網である。
上記のように構成された本発明の実施例3におけるボタン電話機の機能と動作を説明する。オープンオフィスグループを指定することで、特定の2者だけでなく、図6(a)に示すように、複数の相手とオープンオフィスを形成することができる。このシステムは、内線型オープンオフィスと外線型オープンオフィスを組み合わせたものであり、会議型オープンオフィスとよぶ。オープンオフィスで互いにハンズフリー通話状態にある電話機あるいは利用者を会議メンバーとよぶ。
電話機には、空き時間のハンズフリー通話状態を設定するためのLED付き専用ボタンがある。電話機をオープンオフィス状態にするように登録するためのLED付き専用ボタンを、オープンオフィスボタンまたは会議ボタンという。利用者は、オープンオフィス通話を利用したいときに、自分の電話機のオープンオフィスボタンを押し、音声案内に従ってグループの電話機の内線番号と外線番号とサービスの開始を登録する。サービスの開始を登録すると、主装置内に、会議電話状態が設定される。メンバーの電話機のLCD表示装置に、オープンオフィス状態設定の許可を求めるLCD表示とトーンが出る。この時、メンバーがオープンオフィスボタンを押すことで、オープンオフィス状態が許可され、メンバーのオープンオフィスボタンのLEDが点灯し、オープンオフィスサービスが開始される。外線の利用者も、同様にして受信側として登録する。
発信側の主装置3から受信側の主装置4に外線電話がかけられ、外線でリンクが接続され、オープンオフィスサービスが開始される。登録に関する信号は、内線電話機に対しては、制御信号線を介して通知される。外線電話機に対しては、DTMF信号で主装置に通知され、主装置から内線電話機に対して、制御信号線を介して通知される。ISDN回線の場合は、制御信号はDチャンネルを介して通知する。制御信号を別のデータ通信回線を介して通知してもよい。
サービスが開始されると、図6(b)に示すように、メンバーの電話機の未使時に、ハンズフリー通話状態になる。オープンオフィス状態でオフフックすると、会議電話のグループから一時的に切り離されてハンズフリー通話状態が中断され、通常の発信待機状態になるので、発信操作ができる。また、着信時にオフフックにしてもハンズフリー状態は中断され、図6(c)に示すように、通常の通話ができるようになる。この時、ハンズフリー通話のための外線は、他のグループメンバーがいる限り維持されている。Aの音声は他のメンバーの電話機から出力されるので、他のメンバーはAの声を聞くことができる。しかし、Aの通話相手の音声は聞こえない。
発信または着信による通話が終わり、オンフック状態になると、会議電話のグループに再参入して、オープンオフィスのハンズフリー状態が復帰する。オープンオフィス状態を終えるときは、オープンオフィス状態となっている電話機のオープンオフィスボタンを押すことで、ハンズフリー会議のメンバーから離脱できる。
上記のように、本発明の実施例3では、ボタン電話機を、電話機の空き状態の場合に、複数の相手電話機との間でハンズフリー通話状態にし、着信時にオフフックにするとハンズフリー通話状態を中断して通常の着信応答を行い、オフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を中断して通常のオフフック待機状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機が通話状態でなくなった場合に、ハンズフリー通話状態を復帰させる構成としたので、電話を掛ける操作をすることなく、常に即座に気軽に相手と話をすることができる。
本発明のボタン電話機は、通話時以外の常時、電話による会議を行えるようにする電話機として最適である。
本発明の実施例1におけるボタン電話機の構成を示す概念図である。 本発明の実施例1におけるボタン電話機で、オープンオフィス状態を設定する手順を示す図である。 本発明の実施例1におけるボタン電話機のオープンオフィス状態を説明する図である。 本発明の実施例1におけるボタン電話機のオープンオフィス状態での発信手順と着信手順を示す図である。 本発明の実施例2におけるボタン電話機の構成を示す概念図である。 本発明の実施例3におけるボタン電話機の構成を示す概念図である。
符号の説明
1・・・電話機、2・・・電話機、3・・・主装置、4・・・主装置、5・・・公衆回線。

Claims (8)

  1. 会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムにおいて、前記ボタン電話主装置に、設定元電話機の会議ボタン押下と特定相手電話機番号入力とに応じて特定相手電話機を会議メンバーとして設定する手段と、特定相手電話機の会議ボタン押下に応じて設定を登録する手段と、設定元電話機と特定相手電話機がともにオンフック待機状態である場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間をハンズフリー通話状態にする手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信時にオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行う手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック状態とする手段と、設定元電話機または特定相手電話機において発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となった場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間のハンズフリー通話状態を復帰させる手段とを備えたことを特徴とするボタン電話システム。
  2. 会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御するとともに外線との通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムにおいて、前記ボタン電話主装置に、設定元電話機の会議ボタン押下と外線の特定相手電話機番号入力とに応じて特定相手電話機を会議メンバーとして設定する手段と、設定元電話機と特定相手電話機との間をハンズフリー通話状態にするように特定相手電話機側のボタン電話主装置に指示する手段と、指示に応じて特定相手電話機を登録する手段と、設定元電話機がオンフック待機状態である場合に、設定元電話機をハンズフリー通話状態にする手段と、特定相手電話機として登録された電話機がオンフック待機状態である場合に、特定相手電話機をハンズフリー通話状態にする手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信時にオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行う手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック状態とする手段と、設定元電話機または特定相手電話機において発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となった場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間のハンズフリー通話状態を復帰させる手段とを備えたことを特徴とするボタン電話システム。
  3. 会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御するとともに外線との通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムにおいて、前記ボタン電話主装置に、設定元電話機の会議ボタン押下と内線または外線の電話番号入力とに応じて会議グループを設定する手段と、会議グループのメンバー電話機間をハンズフリー通話状態にするように他のボタン電話主装置に指示する手段と、指示に応じて会議グループを登録する手段と、会議グループのメンバー電話機がオンフック待機状態である場合に、会議グループのメンバー電話機をメンバー間のハンズフリー通話状態にする手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信時にオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行う手段と、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック状態とする手段と、発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となったメンバー電話機をハンズフリー通話状態に復帰させる手段とを備えたことを特徴とするボタン電話システム。
  4. 前記会議ボタンに、他の電話機がハンズフリー通話状態から通常の通話状態になった場合に点滅するLEDを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボタン電話システム。
  5. 会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムの制御方法であって、設定元電話機の会議ボタン押下と特定相手電話機番号入力とに応じて特定相手電話機を会議メンバーとして設定し、特定相手電話機の会議ボタン押下に応じて設定を登録し、設定元電話機と特定相手電話機がともにオンフック待機状態である場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間をハンズフリー通話状態にし、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信時にオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行い、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック待機状態とし、設定元電話機または特定相手電話機において発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となった場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間のハンズフリー通話状態を復帰させることを特徴とするボタン電話制御方法。
  6. 会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御するとともに外線との通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムの制御方法であって、設定元電話機の会議ボタン押下と外線の特定相手電話機番号入力とに応じて特定相手電話機を会議メンバーとして設定し、設定元電話機と特定相手電話機との間をハンズフリー通話状態にするように特定相手電話機側のボタン電話主装置に指示し、指示に応じて特定相手電話機を登録し、設定元電話機がオンフック待機状態である場合に、設定元電話機をハンズフリー通話状態にし、特定相手電話機として登録された電話機がオンフック待機状態である場合に、特定相手電話機をハンズフリー通話状態にし、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信時にオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行い、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック状態とし、設定元電話機または特定相手電話機において発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となった場合に、設定元電話機と特定相手電話機との間のハンズフリー通話状態を復帰させることを特徴とするボタン電話制御方法。
  7. 会議ボタンを有する複数の電話機と、複数の電話機を内線で接続して通話を制御するとともに外線との通話を制御する手段を有するボタン電話主装置とを具備するボタン電話システムの制御方法であって、設定元電話機の会議ボタン押下と内線または外線の電話番号入力とに応じて会議グループを設定し、会議グループのメンバー電話機間をハンズフリー通話状態にするように他のボタン電話主装置に指示し、指示に応じて会議グループを登録し、会議グループのメンバー電話機がオンフック待機状態である場合に、会議グループのメンバー電話機をメンバー間のハンズフリー通話状態にし、ハンズフリー通話状態にある電話機への着信時にオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常の着信応答を行い、ハンズフリー通話状態にある電話機のオフフック検出に応じてハンズフリー通話状態を解除して通常のオフフック状態とし、発信または着信による通話が終了して電話機がオンフック待機状態となったメンバー電話機をハンズフリー通話状態に復帰させることを特徴とするボタン電話制御方法。
  8. 請求項5〜6のいずれかのボタン電話制御方法をコンピュータにより実行するための処理手順を記述したコンピュータプログラム。
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