JP2007095481A - 光照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物の略北側の室内に太陽光を照射して、その室内を照明することができる光照射装置であって、光照射装置を設置するうえでの制約を低減することができ、かつ小型化を図ることができる光照射装置を提供する。
【解決手段】光照射装置1は、2階建ての住宅10に設けられている。この光照射装置1は、筐体5と、筐体5に設けられ、東側および西側から太陽光を採光し得る採光部6、採光部6を介して採光された太陽光を1階の室34内に照射(放光)する放光部8および太陽光を採光部6から放光部8へ導光し、複数の反射板で構成された導光手段7とを備えている。採光部6は、住宅10の北側であって、その2階の天井272よりも鉛直方向下側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の室内に光を照射する光照射装置に関する。
従来、建築物、例えば住宅内に太陽光を採り入れて室内にその太陽光を照射する光照射装置が知られている。
このような光照射装置は、太陽光を採光する採光部と、採光部を介して採光された光を導光する光ダクトと、光ダクトによって導光された光を室内に放光(照射)する放光部とで構成されている(例えば、特許文献1、2参照)。また、太陽光をより多く採り入れるために(南側から太陽光を採光するために)、採光部は、南側に面するように、南側の壁部や南側の屋根等に設置されたり、また、煙突のように屋根の上方に突出するように設置される。
ところで、例えば、2階建ての住宅の場合、北側の室内、特に、1階の北側の室内は、日中でも暗いので、前記光照射装置により、その室内に太陽光を照射し、室内を明るくしたいという要望がある。
しかしながら、前記従来の光照射装置では、2階建ての住宅の北側の室内、特に、1階の北側の室内に太陽光を照射する場合、南側の壁部、南側の屋根、屋根の上方等に設けられた採光部から1階の北側に設けられた放光部まで光ダクトを配設しなければならず、このため、光ダクトを配設するうえでの制約が非常に多い。また、光ダクトの全体形状が複雑化したり、また、光ダクトの長さが長くなり、装置全体が大型化してしまうという欠点がある。また、光ダクトの長さが長いと、放光部で採光された光が光ダクト内で多数回反射して放光部に到達するので、その反射により光が減光してしまう。
特開2002−270014号公報 特開2004−39318号公報
本発明の目的は、建築物の略北側の室内に太陽光を照射して、その室内を照明することができる光照射装置であって、光照射装置を設置するうえでの制約を低減することができ、かつ小型化を図ることができる光照射装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(14)の本発明により達成される。
(1) a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側であって、そのb+1(但し、1≦b≦a−1)階の天井よりも鉛直方向下側に設けられ、略東側および/または略西側から太陽光を採光し得る採光部と、
前記建築物のb階の所定の室に設けられ、前記採光部を介して採光された太陽光を前記室内に放光する放光部と、
複数の反射面を有し、太陽光を前記採光部から前記放光部へ導光する導光手段とを備えることを特徴とする光照射装置。
(2) 前記b階は、a−1階である上記(1)に記載の光照射装置。
(3) a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側であって、そのb+1(但し、1≦b≦a−1)階の天井よりも鉛直方向下側に設けられ、略東側および/または略西側から太陽光を採光し得る採光部と、
前記建築物のb+1階の所定の室の床に設けられ、前記採光部を介して採光された太陽光を前記室内に放光する放光部と、
複数の反射面を有し、太陽光を前記採光部から前記放光部へ導光する導光手段とを備えることを特徴とする光照射装置。
(4) 前記採光部は、前記b+1階の床の近傍に位置している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光照射装置。
(5) 筐体を有し、
前記導光手段は、前記筐体の略西側の内面に設けられた第1の反射面と、
前記筐体の略東側の内面に設けられた第2の反射面と、
前記筐体の鉛直方向下側の内面に設けられた第3の反射面とを有する上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光照射装置。
(6) 前記導光手段は、前記採光部において略東側から採光された太陽光が、前記第1の反射面で前記第3の反射面に向って反射し、その反射光が、前記第3の反射面で前記建築物の内側に向って反射し、
前記採光部において略西側から採光された太陽光が、前記第2の反射面で前記第3の反射面に向って反射し、その反射光が、前記第3の反射面で前記建築物の内側に向って反射するように構成されている上記(5)に記載の光照射装置。
(7) 前記第3の反射面は、前記第1の反射面と前記第2の反射面との間に、略東西方向に沿って設けられている上記(5)または(6)に記載の光照射装置。
(8) 前記筐体は、その略北側に遮光性を有する壁部を有する上記(5)ないし(7)のいずれかに記載の光照射装置。
(9) 前記採光部は、前記筐体の鉛直方向上側に設けられている上記(5)ないし(8)のいずれかに記載の光照射装置。
(10) 前記採光部は、略東西方向の中央部から、略東側が低くなるように略東側に向って傾斜する光透過性を有する第1の板状部と、前記中央部から、略西側が低くなるように略西側に向って傾斜する第2の板状部とを備え、
前記第1の板状部を介して略東側から太陽光を採光し、前記第2の板状部を介して略西側から太陽光を採光するよう構成されている上記(9)に記載の光照射装置。
(11) 前記第1の板状部と前記第2の板状部とのなす角は、90°より大きく設定されている上記(10)に記載の光照射装置。
(12) 前記筐体のうちの前記第1の反射面、前記第2の反射面および前記第3の反射面が収納されている部分は、前記建築物の略北側の外壁部の外面に設けられている上記(5)ないし(11)のいずれかに記載の光照射装置。
(13) 人工光源を有し、該人工光源を駆動し、補助的に、前記放光部から前記室内に前記人工光源から発せられた人工光を照射する人工光照射手段を備える上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の光照射装置。
(14) 前記人工光源は、発光ダイオードである上記(13)に記載の光照射装置。
本発明によれば、a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側のb(但し、1≦b≦a−1)階の室内に太陽光(光)を照射(放光)して、その室内を照明する場合、建築物の略北側であって、そのb+1階の天井よりも鉛直方向下側に、略東側および/または略西側から太陽光を採光し得る採光部を設ける。これにより、例えば、導光手段を南側の躯体内空間や小屋空間等に引き回す(配設する)必要がなくなり、光照射装置を設置するうえでの制約を低減することができる。なお、建築物の略北側のb+1階の室内に太陽光を照射して、その室内を照明する場合も同様の効果が得られる。
また、本発明によれば、導光手段の長さを短くすることができ(導光手段をコンパクトに構成することができ)、装置全体を小型化することができる。また、導光手段の長さを短くすることができるので、採光部で採光された光が放光部に到達するまでの導光手段における光の反射回数を少なくすることができ、これにより、光の減光を抑制することができ、採光された光を効率良く室内に照射することができる。
また、略東側から太陽光を採光することにより、日中のうちでは室内が比較的暗い時間帯である朝において、室内を明るく照明することができる。
また、略西側から太陽光を採光することにより、日中のうちでは室内が比較的暗い時間帯である夕方において、室内を明るく照明することができる。
以下、本発明の光照射装置を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
なお、第1〜第3実施形態では、代表的に、本発明の光照射装置を2階建ての住宅に設け、その1階の北側の室内に太陽光を照射(放光)する場合、第4実施形態では、代表的に、本発明の光照射装置を2階建ての住宅に設け、その2階の北側の室内に太陽光を照射(放光)する場合の構成例について説明する。
図1は、本発明の光照射装置の第1実施形態が設けられた建築物としての住宅の概略構造を示す断面図、図2は、図1に示す光照射装置を示す断面図であり、図2(a)は、断面側面図、図2(b)は、図2(a)中のA−A線での断面図、図3、図4および図5は、それぞれ、図1に示す光照射装置を示す斜視図である。
なお、図1では、光照射装置については、側面図が示されている。
また、図3〜図5では、光照射装置は、外部からは見ることができない内部の各反射板が、あたかも見えるかのように、模式的に記載されている。そして、各反射板を他の部分と区別し易くするために、各反射板に斜線を付している。
また、図1〜図5において、上下方向が鉛直方向であり、東西南北の方向(方位)は、図中に矢印で示されている。
また、説明の都合上、図1〜図5において、上側を「上」、下側を「下」として説明する。
図1に示すように、住宅(建築物)10は、2階建てであり、南側の2階の室31、南側の1階の室32、北側の2階の室33、北側の1階の室34、図示しない玄関、図示しない廊下等を画成する躯体20を有している。躯体20は、屋根部21と、外壁部22と、屋根部21および外壁部22の内面に積層された断熱材23と、基台部24と、室31を画成する内壁部251、天井252および床253と、室32を画成する内壁部261、天井262および床263と、室33を画成する内壁部271、天井272および床273と、室34を画成する内壁部281、天井282および床283とを有している。また、躯体20の内部には、躯体内空間40が形成されている。
この躯体内空間40は、小屋空間41、床下空間42、ふところ空間43、および内壁空間(内壁空洞)44、45、46で構成されている。すなわち、躯体内空間40は、小屋空間41、床下空間42、ふところ空間43、および内壁空間44、45、46が連通して形成される一続きの空間(連通空間)である。
小屋空間41は、屋根の下方に形成される空間、すなわち、屋根部21と、室31の天井252の上部および室33の天井272の上部との間に形成される空間である。
また、床下空間42は、基台部24と、室32の床263の下部および室34の床283の下部との間に形成される空間である。
また、ふところ空間43は、隣接する上下の階の間(本実施形態では、1階と2階の間)に形成される空間、すなわち、室31の床253の下部と室32の天井262の上部との間、室33の床273の下部と室34の天井282の上部との間に形成される空間である。
また、内壁空間(内壁空洞)44は、外壁部22と、内壁部251、261との間に上下方向に沿って形成される空間、また、内壁空間45は、内壁部251、261と、内壁部271、281との間に上下方向に沿って形成される空間、また、内壁空間46は、外壁部22と、内壁部271、281との間に上下方向に沿って形成される空間である。
この住宅10の北側には、北側の1階の室34内に太陽光(光)を照射(放光)して、その室34内を照明する光照射装置1が設けられている。
図2および図3に示すように、光照射装置1は、ユニット化されており、筐体(ケーシング)5と、この筐体5に設けられ、太陽光を採光する採光部6、採光部6を介して採光された太陽光を室34内に照射(放光)する放光部8および太陽光を採光部6から放光部8へ導光する導光手段7とで構成されている。
筐体5は、北側から見たときの外観形状が略五角形(上側が略三角形)をなし、その鉛直方向上側(以下、単に「上側」と言う)に採光部6が設けられている採光部側ケーシング51と、北側から見たときの外観形状が略四角形をなし、その鉛直方向下側(以下、単に「下側」と言う)に放光部8が設けられている放光部側ケーシング52とで構成されている。放光部側ケーシング52は、採光部側ケーシング51の下側の端部の南側に位置し、これら採光部側ケーシング51の中空部(内部)と放光部側ケーシング52の中空部とは、互いに連通している。なお、筐体5は、採光部側ケーシング51と放光部側ケーシング52とを一体的に形成したものでもよく、また、別体の採光部側ケーシング51と放光部側ケーシング52とを接合(固着)して形成したものでもよい。
また、筐体5の採光部側ケーシング51は、住宅10の外部に位置している。すなわち、採光部側ケーシング51は、住宅10の北側の外壁部22の外面に設置されている。
一方、放光部側ケーシング52は、住宅10の内部に位置している。すなわち、放光部側ケーシング52は、住宅10の北側の躯体20の、ふところ空間43に対応する位置に形成されている孔部を挿通し、室33の床273の下部と室34の天井282の上部との間のふところ空間43に挿入されている。
この筐体5は、断熱されているのが好ましい。すなわち、筐体5の内面には、例えば、断熱ボード(断熱板)等の断熱層(断熱材)が設けられているのが好ましい。これにより、結露を防止することができる。
また、採光部側ケーシング51の上端には、開口511が形成されており、その上端に、採光部6が設けられている。すなわち、採光部6は、採光部側ケーシング51の上端に、開口511を塞ぐように設置されている。
この採光部6は、北側の2階の室33の天井272よりも下側、本実施形態では、室33の床273の近傍(床273と略同じ高さ)に配置されている(位置している)。
前記採光部6は、光透過性を有し、中央部で屈曲した(折れ曲がった)板体(光透過部材)で構成されており、北側から見たときの外観形状が略「へ」の字状をなしている。すなわち、採光部6は、東西方向の中央部から、東側が低くなるように東側に向って傾斜する第1の板状部61と、前記中央部から、西側が低くなるように西側に向って傾斜する第2の板状部62とで構成されている。
第1の板状部61と第2の板状部62とのなす角θは、特に限定されないが、図示例のように、90°より大きく設定されるのが好ましい。
この採光部6では、第1の板状部61を介して東側から太陽光を採光し、第2の板状部62を介して西側から太陽光を採光することができる。
なお、採光部6の構成材料としては、例えば、各種ガラスや各種樹脂等を用いることができる。
また、放光部側ケーシング52の南側の端部の下端には、開口521が形成されており、その下端に、放光部8が設けられている。すなわち、放光部8は、放光部側ケーシング52の南側の端部の下端に、開口521を塞ぐように設置されている。
この放光部8は、天井282に設置されている。すなわち、室34の天井282の放光部8に対応する部分には、開口が形成されており、放光部8は、その開口から室34内に若干突出している。また、放光部8は、北側の内壁部281の近傍に配置されている。
また、放光部8は、光透過性を有する部材(光透過部材)と、光を拡散する拡散板等の光学部品とで構成されている。
なお、放光部8の位置は、前記の位置に限定されない。すなわち、放光部8は、例えば、ふところ空間43(駆体内空間40)、内壁空間46、北側の内壁部281、室34内等に設置されていてもよい。また、放光部8は、2箇所以上の部位にまたがって、例えば、ふところ空間43と室34とにまたがって設置されていてもよい。
また、放光部8は、間接照明のように設けられていてもよい。この場合、例えば、天井282の端部(内壁部281の近傍)に凹部(段差部)を設け、その凹部内に放光部8を設置すればよい。
導光手段7は、複数の反射板(反射面)、本実施形態では、5つの反射板(反射面)71〜75で構成されており、これらの反射板71〜75は、それぞれ、筐体5内に設置されている。
この場合、反射板(第1の反射面)71と、反射板(第2の反射面)72と、反射板(第3の反射面)73は、それぞれ、採光部側ケーシング51内に設置されている。すなわち、反射板71は、採光部側ケーシング51の西側の内面に設置され、反射板72は、採光部側ケーシング51の東側の内面に設置されている。そして、反射板73は、採光部側ケーシング51の下側(鉛直方向下側)の内面に設置されており、この反射面73は、反射面71と反射面72との間に、東西方向沿って延在している(配置されている)。
また、反射板74と、反射板75は、それぞれ、放光部側ケーシング52内に設置されている。すなわち、反射板74は、放光部側ケーシング52の上側の内面に設置され、反射板75は、放光部側ケーシング52の下側の、放光部8と反射板73との間の内面に設置されている。
なお、前述したように、筐体5のうち、反射板71、72および73が収納されている採光部側ケーシング51は、住宅10の外部に位置し、反射板74および75が収納されている放光部側ケーシング52は、住宅10の内部に位置している。
各反射板71〜75としては、それぞれ、反射率の高い反射面を有するものを用いるのが好ましい。具体的には、反射板71〜75の反射面の反射率は、95%以上であるのが好ましく、98%以上であるのがより好ましい。また、反射板71〜75の構成材料(反射板71〜75の反射面の構成材料)としては、例えば、アルミニウムやアルミニウム系合金等の金属材料を用いることができる。
反射板71〜75として反射率の高い反射面を有するものを用いることにより、これらによって導光される太陽光の損失を抑制することができ、太陽光の導光を効率良く行なうことができる。
ここで、筐体5は、光透過性を有していてもよく、また、遮光性を有していてもよく、また、一部分が光透過性を有し、その残部が遮光性を有していてもよい。但し、筐体5の採光部側ケーシング51の北側の壁部512は、遮光性を有しているのが好ましく、その壁部512の内面に、反射板(反射面)を設けるのが好ましい。これにより、採光部6で採光した光を、その反射板で反射させて、放光部8へ導光することができ、光の損失をさらに抑制することができる。
また、採光部側ケーシング51の南側の壁部513の内面に、反射板(反射面)を設けてもよい。これにより、採光部6で採光した光を、その反射板で反射させて、放光部8へ導光することができ、光の損失をさらに抑制することができる。
次に、光照射装置1の作用を説明する。
この場合、代表的に、朝および夕方の太陽の高さが比較的低いときと、午前および午後の太陽の高さが比較的高いときとを説明する。
図2および図3に示すように、朝、すなわち、太陽が東側に位置し、太陽の高さが比較的低いときは、その太陽光は、採光部6の第1の板状部61から光照射装置1内に採光される。この採光部6において東側から採光された太陽光は、反射板71の反射面(以下、単に「反射板」と言う)で反射板73に向って反射し、その反射光は、反射板73で反射板74に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板74で放光部8に向って反射して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室34内に放光される。これにより、室34内が照明され、明るくなる。
また、図4に示すように、夕方、太陽が西側に位置し、太陽の高さが比較的低いときは、その太陽光は、採光部6の第2の板状部62から光照射装置1内に採光される。この採光部6において西側から採光された太陽光は、反射板72で反射板73に向って反射し、その反射光は、反射板73で反射板74に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板74で放光部8に向って反射して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室34内に放光される。
また、図5に示すように、午前の太陽の高さが比較的高いときは、その太陽光は、採光部6の第1の板状部61から光照射装置1内に採光される。この採光部6において東側から採光された太陽光は、反射板73で反射板74に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板74で放光部8に向って反射して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室34内に放光される。
また、図示しないが、午後の太陽の高さが比較的高いときは、その太陽光は、採光部6の第2の板状部62から光照射装置1内に採光される。この採光部6において西側から採光された太陽光は、反射板73で反射板74に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板74で放光部8に向って反射して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室34内に放光される。
以上説明したように、この光照射装置1によれば、例えば、導光手段7を南側の躯体内空間40や小屋空間41等に引き回す(配設する)必要がなくなり、光照射装置1を設置するうえでの制約を低減することができる。
また、この光照射装置1によれば、導光手段7の長さを短くすることができ(導光手段7をコンパクトに構成することができ)、装置全体を小型化することができる。また、導光手段7の長さを短くすることができるので、採光部6で採光された光が放光部8に到達するまでの導光手段7における光の反射回数を少なくすることができ、これにより、光の減光を抑制することができ、採光された光を効率良く室34内に照射することができる。
また、東側から太陽光を採光することにより、日中のうちでは室34内が比較的暗い時間帯である朝において、室34内を明るく照明することができる。
また、西側から太陽光を採光することにより、日中のうちでは室34内が比較的暗い時間帯である夕方において、室34内を明るく照明することができる。
また、光照射装置1がユニット化されていることにより、その運搬を容易に行うことができ、住宅10への設置作業(取付作業)も容易かつ迅速に行うことができる。
ここで、本実施形態では、光照射装置1を2階建ての住宅10に設け、その1階の北側の室34内に太陽光を照射(放光)する場合の構成例を説明したが、本発明では、これに限らず、光照射装置を設ける建築物は、3階以上の建築物でもよい。すなわち、本発明では、採光部は、a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側であって、そのb+1(但し、1≦b≦a−1)階の天井よりも鉛直方向下側に設けられていればよい。そして、放光部は、前記建築物のb階の所定の室に設けられていればよい。但し、前記b階は、a−1階であるのが好ましい。すなわち、前記b+1階は、a階であるのが好ましい。また、採光部6は、前記b+1階の床の近傍に位置しているのが好ましい。なお、後述する第2実施形態および第3実施形態でも同様である。
次に、本発明の光照射装置の第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図6は、本発明の光照射装置の第2実施形態を示す断面図である。
なお、図6において、上下方向が鉛直方向であり、東西南北の方向(方位)は、図中に矢印で示されている。
また、説明の都合上、図6において、上側を「上」、下側を「下」として説明する。
図6に示すように、第2実施形態の光照射装置1は、人工光源として、1つまたは複数の発光ダイオード(LED)9と、発光ダイオード9を駆動する図示しない駆動装置とで構成された人工光照射手段を有している。この人工光照射手段は、駆動装置により、発光ダイオード9を駆動し、補助的に、放光部8から室34内に、発光ダイオード9から発せられた光(人工光)を照射する。
本実施形態では、前記発光ダイオード9は、放光部8に設けられている。この場合、放光部8の略中央部に、1つの発光ダイオード9または複数の発光ダイオード9の集合体が位置しているのが好ましい。なお、発光ダイオード9の配置は、これに限定されないことは、言うまでもない。
この光照射装置1によれば、前述した第1実施形態の光照射装置1と同様の効果が得られる。
そして、この光照射装置1では、発光ダイオード9を有しているので、必要時に、発光ダイオード9を発光させることにより、放光部8を介して室34内に光を照射することができる。このため、例えば、雨天や曇天等、太陽光の光量が少ない(照度が低い)場合でも室内を明るく照明することができ、また、所望の波長(波長領域)の光のみを補うこともできる。
また、発光ダイオード9の寸法は小さいので、発光ダイオード9による太陽光の遮光面積は小さく、このため、1つの発光ダイオード9または複数の発光ダイオード9の集合体を、放光部8の略中央部に配置しても、発光ダイオード9により太陽光が遮られてしまう(遮光されてしまう)ことによる影響は、非常に少ない(ほとんどない)。
なお、この第2実施形態は、後述する第3実施形態および第4実施形態にも適用することができる。
次に、本発明の光照射装置の第3実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図7は、本発明の光照射装置の第3実施形態を示す斜視図である。
なお、図7では、光照射装置は、外部からは見ることができない内部の各反射板が、あたかも見えるかのように、模式的に記載されている。そして、各反射板を他の部分と区別し易くするために、各反射板に斜線を付している。
また、図7において、上下方向が鉛直方向であり、東西南北の方向(方位)は、図中に矢印で示されている。
また、説明の都合上、図7において、上側を「上」、下側を「下」として説明する。
図7に示すように、第3実施形態の光照射装置1では、導光手段7は、7つの反射板(反射面)71〜77で構成されている。反射板76は、筐体5の放光部側ケーシング52の西側の内面に設置され、反射板77は、放光部側ケーシング52の東側の内面に設置されている。なお、反射板71〜75の配置は、前述した第1実施形態と同様である。
この光照射装置1によれば、前述した第1実施形態の光照射装置1と同様の効果が得られる。
そして、この光照射装置1では、採光部6を介して採光された太陽光を、下記のようにして放光部8へ導光し、室34内に放光することができる。
すなわち、図7に示すように、採光部6において西側から採光された太陽光は、反射板73で反射板77に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板77で反射板74に向って反射し、その反射光は、反射板74で放光部8に向って反射して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室34内に放光される。
また、図示しないが、採光部6において東側から採光された太陽光は、反射板73で反射板76に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板76で反射板74に向って反射し、その反射光は、反射板74で放光部8に向って反射して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室34内に放光される。
次に、本発明の光照射装置の第4実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8は、本発明の光照射装置の第4実施形態を示す断面図である。
なお、図8において、上下方向が鉛直方向であり、東西南北の方向(方位)は、図中に矢印で示されている。
また、説明の都合上、図8において、上側を「上」、下側を「下」として説明する。
図8に示すように、第4実施形態の光照射装置1では、放光部8は、住宅10の2階の室33の床273に設けられている。
また、筐体5の放光部側ケーシング52の南側の端部の上端には、開口522が形成されており、その開口522を塞ぐように、光透過性を有する出射部11が設置されている。この出射部11は、光透過性を有する板体(光透過部材)で構成されている。
また、反射板74は、出射部11を遮らないように配置され、反射板75は、放光部側ケーシング52の南側の先端まで配置されている。
次に、この光照射装置1の作用を説明する。この場合、代表的に、朝の太陽の高さが比較的低いときを説明する。
図8に示すように、朝、すなわち、太陽が東側に位置し、太陽の高さが比較的低いときは、その太陽光は、採光部6の第1の板状部61から光照射装置1内に採光される。この採光部6において東側から採光された太陽光は、反射板71で反射板73に向って反射し、その反射光は、反射板73で反射板74に向って反射し(住宅10の内側に向って反射し)、その反射光は、反射板74で反射板75に向って反射し、その反射光は、反射板75で出射部11に向って反射し、その出射部11を透過して放光部8へ導光され、放光部8によりその太陽光が室33内に放光される。これにより、室33内が照明され、明るくなる。
この光照射装置1によれば、前述した第1実施形態の光照射装置1と同様の効果が得られる。
ここで、本実施形態では、光照射装置1を2階建ての住宅10に設け、その2階の北側の室33内に太陽光を照射(放光)する場合の構成例を説明したが、本発明では、これに限らず、光照射装置を設ける建築物は、3階以上の建築物でもよい。すなわち、本発明では、採光部は、a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側であって、そのb+1(但し、1≦b≦a−1)階の天井よりも鉛直方向下側に設けられていればよい。そして、放光部は、前記建築物のb+1階の所定の室の床に設けられていればよい。但し、採光部6は、前記b+1階の床の近傍に位置しているのが好ましい。
以上、本発明の光照射装置を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
本発明の光照射装置の第1実施形態が設けられた建築物としての住宅の概略構造を示す断面図である。 図1に示す光照射装置を示す断面図である。 図1に示す光照射装置を示す斜視図である。 図1に示す光照射装置を示す斜視図である。 図1に示す光照射装置を示す斜視図である。 本発明の光照射装置の第2実施形態を示す断面図である。 本発明の光照射装置の第3実施形態を示す斜視図である。 本発明の光照射装置の第4実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 光照射装置
10 住宅
20 躯体
21 屋根部
22 外壁部
23 断熱材
24 基台部
251、261、271、281 内壁部
252、262、272、282 天井
253、263、273、283 床
31、32、33、34 室
40 躯体内空間
41 小屋空間
42 床下空間
43 ふところ空間
44、45、46 内壁空間
5 筐体
51 採光部側ケーシング
511 開口
512、513 壁部
52 放光部側ケーシング
521、522 開口
6 採光部
61 第1の板状部
62 第2の板状部
7 導光手段
71〜77 反射板
8 放光部
9 発光ダイオード
11 出射部

Claims (14)

  1. a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側であって、そのb+1(但し、1≦b≦a−1)階の天井よりも鉛直方向下側に設けられ、略東側および/または略西側から太陽光を採光し得る採光部と、
    前記建築物のb階の所定の室に設けられ、前記採光部を介して採光された太陽光を前記室内に放光する放光部と、
    複数の反射面を有し、太陽光を前記採光部から前記放光部へ導光する導光手段とを備えることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記b階は、a−1階である請求項1に記載の光照射装置。
  3. a(但し、2≦a)階建ての建築物の略北側であって、そのb+1(但し、1≦b≦a−1)階の天井よりも鉛直方向下側に設けられ、略東側および/または略西側から太陽光を採光し得る採光部と、
    前記建築物のb+1階の所定の室の床に設けられ、前記採光部を介して採光された太陽光を前記室内に放光する放光部と、
    複数の反射面を有し、太陽光を前記採光部から前記放光部へ導光する導光手段とを備えることを特徴とする光照射装置。
  4. 前記採光部は、前記b+1階の床の近傍に位置している請求項1ないし3のいずれかに記載の光照射装置。
  5. 筐体を有し、
    前記導光手段は、前記筐体の略西側の内面に設けられた第1の反射面と、
    前記筐体の略東側の内面に設けられた第2の反射面と、
    前記筐体の鉛直方向下側の内面に設けられた第3の反射面とを有する請求項1ないし4のいずれかに記載の光照射装置。
  6. 前記導光手段は、前記採光部において略東側から採光された太陽光が、前記第1の反射面で前記第3の反射面に向って反射し、その反射光が、前記第3の反射面で前記建築物の内側に向って反射し、
    前記採光部において略西側から採光された太陽光が、前記第2の反射面で前記第3の反射面に向って反射し、その反射光が、前記第3の反射面で前記建築物の内側に向って反射するように構成されている請求項5に記載の光照射装置。
  7. 前記第3の反射面は、前記第1の反射面と前記第2の反射面との間に、略東西方向に沿って設けられている請求項5または6に記載の光照射装置。
  8. 前記筐体は、その略北側に遮光性を有する壁部を有する請求項5ないし7のいずれかに記載の光照射装置。
  9. 前記採光部は、前記筐体の鉛直方向上側に設けられている請求項5ないし8のいずれかに記載の光照射装置。
  10. 前記採光部は、略東西方向の中央部から、略東側が低くなるように略東側に向って傾斜する光透過性を有する第1の板状部と、前記中央部から、略西側が低くなるように略西側に向って傾斜する第2の板状部とを備え、
    前記第1の板状部を介して略東側から太陽光を採光し、前記第2の板状部を介して略西側から太陽光を採光するよう構成されている請求項9に記載の光照射装置。
  11. 前記第1の板状部と前記第2の板状部とのなす角は、90°より大きく設定されている請求項10に記載の光照射装置。
  12. 前記筐体のうちの前記第1の反射面、前記第2の反射面および前記第3の反射面が収納されている部分は、前記建築物の略北側の外壁部の外面に設けられている請求項5ないし11のいずれかに記載の光照射装置。
  13. 人工光源を有し、該人工光源を駆動し、補助的に、前記放光部から前記室内に前記人工光源から発せられた人工光を照射する人工光照射手段を備える請求項1ないし12のいずれかに記載の光照射装置。
  14. 前記人工光源は、発光ダイオードである請求項13に記載の光照射装置。
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