JP4555234B2 - 光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の室内に光を照射する光照射装置に関する。
従来、建築物、例えば住宅内に太陽光を採り入れて室内に光を照射する光照射装置が開示されている。このような従来の光照射装置として、光を導光する光ダクトの内面に蛍光灯や水銀灯等の発光部(人工灯)を設けて、太陽光と共に発光部から発せられた光を室内に照射し得るものがある(例えば、特許文献1参照)。この光照射装置によれば、太陽光に加えて発光部から発せられた光を室内に照射し得るので、雨天や曇天等、太陽光の光量が少ない(照度が低い)場合でも室内を明るく照明することができる。
特開平9−297278号公報
前記従来の光照射装置においては、発光部として蛍光灯や水銀灯を用いるので、その発光部(照明器具)の寸法が大きく、光ダクトの横断面の中央部や、光ダクトによって導光された太陽光を室内に放光(照射)する放光部の中央部に発光部を設置すると、その発光部により太陽光が遮られてしまう(遮光されてしまう)。このため、室内を所望の明るさにすることができず、また、発光部により太陽光が遮光されることによって室内に遮光影が生じてしまうこともある。このような理由で、従来の光照射装置では、発光部は、光ダクトの内面や、放光部の端(外側部)に設けられている。
しかしながら、発光部が光ダクトの内面に設けられている場合は、特に光ダクトの長さが長いと、発光部から発せられた光は、光ダクト内で多数回反射して放光部に到達するので、その反射により光が減光してしまい、発光部から発せられた光を効率良く室内に照射することができない。
また、発光部が放光部の端に設けられている場合は、光を室内に均一に照射し難いという欠点がある。
本発明の目的は、太陽光を利用して建築物の室内を照明する光照射装置において、太陽光の光量が少ない場合でも室内を明るく照明することができ、室内に光を効率良く、かつ均一に照射し得る光照射装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(12)の本発明により達成される。
(1) 建築物の外部から太陽光を採光する採光部と、
発光ダイオードと、
前記採光部を介して採光された太陽光および前記発光ダイオードから発せられた光を導光し、内部が通気可能に構成された中空の導光路と、
前記導光路によって導光される光を前記建築物の所定の室内に放光する放光部と、
前記導光路の途中および端部のうちの少なくとも1箇所において、前記導光路の横断面の略中央部に1つの前記発光ダイオードまたは複数の前記発光ダイオードの集合体が位置するように、前記発光ダイオードを保持し、熱伝導性を有する保持手段とを備え、
前記導光路内を通気することにより、前記発光ダイオードの熱が前記保持手段を介して放熱されるよう構成されていることを特徴とする光照射装置。
(2) 建築物の外部から太陽光を採光する採光部と、
前記採光部を介して採光された太陽光を導光し、内部が通気可能に構成された中空の導光路と、
前記導光路によって導光される光を前記建築物の所定の室内に放光する放光部と、
前記放光部に設けられた発光ダイオードと、
前記放光部の略中央部に1つの前記発光ダイオードまたは複数の前記発光ダイオードの集合体が位置するように、前記発光ダイオードを保持し、熱伝導性を有する保持手段とを備え、
前記導光路内を通気することにより、前記発光ダイオードの熱が前記保持手段を介して放熱されるよう構成されていることを特徴とする光照射装置。
(3) 前記導光路を形成する壁部を有し、該壁部は、熱伝導性を有し、前記支持部に接続されており、
前記導光路内を通気することにより、前記発光ダイオードの熱が前記保持部および前記壁部を介して放熱されるよう構成されている上記(1)または(2)に記載の光照射装置。
(4) 前記保持部は、導電性を有し、該保持部を介して前記発光ダイオードに通電するよう構成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光照射装置。
(5) 前記導光路を形成する壁部を有し、該壁部は、導電性を有し、その壁部を介して前記発光ダイオードに通電するよう構成されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光照射装置。
(6) 前記保持手段は、曲線または直線の複数の線状体、あるいは複数の板状体が交差した形状をなしている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光照射装置。
(7) 前記発光ダイオードは、前記線状体または前記板状体の交点に配置されている上記(6)に記載の光照射装置。
(8) 前記発光ダイオードを前記保持手段に取り付ける取付補助具を有する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の光照射装置。
(9) 前記導光路内に空気を流入する流入部と、前記導光路内から空気を流出する流出部とを有する通気手段を備える上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の光照射装置。
(10) 前記通気手段は、前記導光路内に空気を流す送気装置を有する上記(9)に記載の光照射装置。
(11) 前記送気装置は、前記流入部および/または前記流出部に設けられている上記(10)に記載の光照射装置。
(12) 前記流入部は、前記放光部側に設けられ、前記流出部は、前記採光部側に設けられている上記(9)ないし(11)のいずれかに記載の光照射装置。
本発明によれば、発光ダイオード(LED)を有しているので、例えば、雨天や曇天、朝や夕方等、太陽光の光量が少ない(照度が低い)場合でも室内を明るく照明することができ、また、所望の波長(波長領域)の光のみを補うこともできる。
また、人工光源(発光部)として発光ダイオードを用い、その寸法は小さいので、発光ダイオードによる太陽光の遮光面積は小さく、このため、発光ダイオードをいずれの位置に設置しても、その発光ダイオードにより太陽光が遮られてしまう(遮光されてしまう)ことによる影響は、非常に少ない(ほとんどない)。
本発明では、導光路の途中および端部のうちの少なくとも1箇所において、導光路の横断面の略中央部に1つの発光ダイオードまたは複数の発光ダイオードの集合体が位置するように、発光ダイオードを設置する。これにより、発光ダイオードを導光路の内面に設ける場合に比べ、発光ダイオードから発せられた光が放光部に到達するまでの導光路内での反射回数を少なくすることができ、これにより、光の減光を抑制することができ、発光ダイオードから発せられた光を効率良く室内に照射することができる。また、発光ダイオードを導光路の途中において略中央部に設ける場合は、発光ダイオードを放光部に設ける場合に比べ、発光ダイオードにより太陽光が遮光されてしまうことによる影響をさらに小さくすることができ、室内に光を均一に照射することができる。また、発光ダイオードを導光路の端部において略中央部に設ける場合は、発光ダイオードを放光部の略中央部に設ける場合と実質的に同一であり、後述する効果と同様の効果が得られる。
また、本発明では、放光部の略中央部に1つの発光ダイオードまたは複数の発光ダイオードの集合体が位置するように、発光ダイオードを設置する。これにより、発光ダイオードを放光部の端(外側部)に設ける場合に比べ、光を室内に均一に照射することができる。また、発光ダイオードを導光路の途中に設ける場合に比べ、光が導光路内で反射することによる減光がないので、発光ダイオードから発せられた光を効率良く室内に照射することができる。
そして、本発明によれば、発光ダイオードを保持する保持手段が放熱部(放熱手段)を兼ねており、導光路内を通気することにより、発光ダイオードの熱が保持手段を介して放熱されるので、発光ダイオードの温度上昇による発光効率の減少を抑制(または防止)することができ、これにより、室内に光を効率良く照射することができる。
以下、本発明の光照射装置を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の光照射装置の実施形態が適用された建築物としての住宅の概略構造を示す断面図、図2は、図1に示す光照射装置の作用(機能)を説明するための断面図である。
なお、説明の都合上、図1および図2において、上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」として説明する。
図1に示すように、住宅(建築物)10は、居住空間等の各室31、32、33、図示しない玄関、図示しない廊下等を画成する躯体20を有している。躯体20は、屋根部21と、外壁部22と、屋根部21および外壁部22の内面に積層された断熱材23と、基台部24と、室31、32、33をそれぞれ画成する内壁部25、26、27とを有している。また、躯体20の内部には、躯体内空間40が形成されている。
この躯体内空間40は、小屋空間41、床下空間42、ふところ空間43、および内壁空間(内壁空洞)44、45、46で構成されている。すなわち、躯体内空間40は、小屋空間41、床下空間42、ふところ空間43、および内壁空間44、45、46が連通して形成される一続きの空間(連通空間)である。
小屋空間41は、屋根の下方に形成される空間、すなわち、屋根部21と、室31の内壁部25の上部および室33の内壁部27の上部との間に形成される空間である。
また、床下空間42は、基台部24と、室32の内壁部26の下部および室33の内壁部27の下部との間に形成される空間である。
また、ふところ空間43は、隣接する上下の階の間(本実施形態では、1階と2階の間)に形成される空間、すなわち、室31の内壁部25の下部と室32の内壁部26の上部との間に形成される空間である。
また、内壁空間(内壁空洞)44、45、46は、それぞれ、外壁部22と、内壁部25、26、27との間に上下方向に沿って形成される空間である。
また、前記住宅10には、光照射装置50、60および70が、それぞれ設けられている。これら光照射装置50、60および70は、それぞれ、太陽光を利用して住宅10の室33、31および32内を照明する装置である。以下、各光照射装置50、60および70を順次説明する。
図1に示すように、光照射装置50は、住宅10の外部から太陽光(自然光)を採光する太陽光採光開口部(採光部)51と、太陽光採光開口部51を介して採光された太陽光(および、後述するLEDパッケージ91の位置によっては、そのLEDパッケージ91から発せられた光)を、住宅10の小屋空間41において導光する光・エアダクト52と、光・エアダクト52によって導光される光を室33内に照射(放光)する放光部53とを備える。具体的には、太陽光採光開口部51は、屋根部21に設けられており、放光部53は、室33の内壁部27の上部に設けられている。また、光・エアダクト52は、採光部51と放光部53とを接続するように小屋空間41に形成されている。なお、光・エアダクト52は、光を導く(導光する)光ダクトおよび空気を導くエアダクトの双方として兼用される。
太陽光採光開口部51は、屋根部21において太陽光を十分に光・エアダクト52内に採り入れるために必要な面積に形成された開口51aと、開口51aに嵌め込まれ、太陽光を透過する部材からなる太陽光透過部材51bとから構成される。また、太陽光透過部材51bの構成材料としては、例えば、各種ガラスや各種樹脂等を用いることができる。
太陽光採光開口部51は、住宅10の屋根部21において、時間や季節に拘わらず太陽光の直射を受ける位置に配設されており、例えば、南側に面する位置に配設されているのが好ましい。本実施形態においては、太陽光採光開口部51は、図1において屋根部21の右側部分に設けられている。
光・エアダクト52は、筒状をなしており、例えば、内部が中空である四角柱状に形成されている。
この光・エアダクト52は、その内周部(内側部)に、光を反射する壁部(内壁部)を有している。この壁部により、内部が通気可能に構成された中空の導光路が構成される。
前記壁部としては、反射率の高い反射面を有するものを用いるのが好ましい。具体的には、壁部の反射面の反射率は、95%以上であるのが好ましく、98%以上であるのがより好ましい。壁部として反射率の高い反射面を有するものを用いることにより、導光される光の損失を抑制することができ、光の導光を効率良く行なうことができる。
また、光・エアダクト52の壁部は、本実施形態では、熱伝導性および導電性を有している。すなわち、前記壁部は、高い熱伝導率と、高い導電率(電導率)とを有している。
このような壁部の構成材料としては、例えば、アルミニウムやアルミニウム系合金等の金属材料を用いることができる。
放光部53は、室33の内壁部27の上部に、光・エアダクト52の先端部(図1中、下側の端部)を収容可能な面積に形成された開口53aと、開口53aに嵌め込まれ、光を透過する部材からなる光透過部材53bとを有している。この放光部53には、例えば、光を拡散する拡散板等の光学部品が設けられている。
上述の構成により、この光照射装置50では、太陽光採光開口部51により太陽光が光・エアダクト52内に採光され、光・エアダクト52によりその太陽光が放光部53へ導光され、放光部53によりその太陽光が室33内に放光される(図2参照)。このように、光照射装置50は、太陽光採光開口部51、光・エアダクト52、および放光部53を介して室33内に太陽光を照射する。これにより、室33内を明るく照明することができる。
また、図1に示すように、光照射装置50は、LED(発光ダイオード)素子94を有するLEDパッケージ91と、LEDパッケージ91を保持する保持部(保持手段)81と、光・エアダクト52(光照射装置50)内を通気する通気手段としての排気部(流出部)55および吸気部(流入部)56とを備える。
ここで、図1および図3に示すように、本実施形態では、光・エアダクト52の先端部において、保持部81により4つ(複数)のLEDパッケージ91が保持されている。また、各LEDパッケージ91は、光・エアダクト52の横断面の略中央部に、これらのLEDパッケージ91の集合体が位置するように配置されている。この保持部81およびLEDパッケージ91については、後に詳述する。
なお、前記のようにLEDパッケージ91を光・エアダクト52の端部に配置するのと、LEDパッケージ91を放光部53に配置するのとは、実質的に同一である。
また、LEDパッケージ91は、前記光・エアダクト52の先端部に限らず、光・エアダクト52の途中の1箇所または複数箇所に配置してもよく、また、光・エアダクト52の先端部および途中に配置してもよい。
また、保持部81により保持されるLEDパッケージ91の数は、複数に限定されず、単数でもよい。また、複数の場合は、4つに限らず、3つ以下でもよく、また、5つ以上でもよい。
この光照射装置50では、必要時に、LEDパッケージ91のLED素子94を発光させることにより、放光部53を介して室33内に光を照射することができる。このため、例えば、雨天や曇天、朝や夕方等、太陽光の光量が少ない(照度が低い)場合でも室内を明るく照明することができ、また、所望の波長(波長領域)の光のみを補うこともできる。
排気部55は、光・エアダクト52内から空気を排出(流出)する流出部であり、光・エアダクト52内と小屋空間41とを連通可能にするように構成されている。
この排気部55は、本実施形態においては、太陽光採光開口部51の近傍において光・エアダクト52に所定の大きさに形成された開口55aと、開口55aに取り付けられた排気装置(送気装置)55bとから構成されている。排気装置55bは、空気を小屋空間41側に流すことで、光・エアダクト52内の空気を外部(小屋空間41)に排出可能に構成されており、例えば、換気扇等で構成されている。この排気装置55bにより、光・エアダクト52内の空気を外部に強制的に排気することができる。また、排気部55は、開口55aを密閉可能に構成されている。
吸気部56は、光・エアダクト52内に空気を吸入(流入)する流入部であり、光・エアダクト52内と室33内とを連通可能にするように構成されている。
この吸気部56は、本実施形態においては、放光部53の光透過部材53bに所定の大きさに形成された開口56aと、開口56aに取り付けられた吸気装置(送気装置)56bとから構成されている。吸気装置56bは、空気を光・エアダクト52側に流すことで、光・エアダクト52内に外部(室33内)から空気を吸入可能に構成されており、例えば、換気扇等で構成されている。この吸気装置56bにより、光・エアダクト52内に外部から空気を強制的に吸気することができる。また、吸気部56は、開口56aを密閉可能に構成されている。
なお、本実施形態では、排気部55が太陽光採光開口部51側、吸気部56が放光部53側に設けられているが、これに限らず、排気部55が放光部53側、吸気部56が太陽光採光開口部51側に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、排気部55および吸気部56に光・エアダクト52内に空気を流す送気装置が設けられているが、これに限らず、排気部55および吸気部56のうちのいずれか一方のみに送気装置が設けられていてもよく、また、排気部55および吸気部56のいずれにも送気装置が設けられていなくてもよい。
また、例えば、光・エアダクト52内に空気を流す送気装置として、送気方向が変更可能なものを用い、送気方向を変更することにより、排気部55と吸気部56とを入れ替えることが可能なように構成されていてもよい。
次に、光照射装置60について説明する。なお、前述した光照射装置50との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図1に示すように、光照射装置60は、住宅10の外部から太陽光を採光する太陽光採光開口部(採光部)61と、太陽光採光開口部61を介して採光された太陽光(および、後述するLEDパッケージ91の位置によっては、そのLEDパッケージ91から発せられた光)を、住宅10の小屋空間41において導光する光・エアダクト62と、光・エアダクト62によって導光される光を室31内に照射(放光)する放光部63とを備える。
太陽光採光開口部61は、開口61aと、開口61aに嵌め込まれ、太陽光を透過する部材からなる太陽光透過部材61bとから構成され、本実施形態においては、図1において屋根部21の左側部分に設けられている。
また、放光部63は、室31の内壁部27の上部に形成された開口63aと、開口63aに嵌め込まれ、光を透過する部材からなる光透過部材63bとを有している。この放光部63には、例えば、光を拡散する拡散板等の光学部品が設けられている。
また、光・エアダクト62は、採光部61と放光部63とを接続するように小屋空間41に形成されている。
また、光照射装置60は、LED(発光ダイオード)素子94を有するLEDパッケージ91と、LEDパッケージ91を保持する保持部(保持手段)81と、光・エアダクト62(光照射装置60)内を通気する通気手段としての排気部(流出部)65および吸気部(流入部)66とを備える。
排気部65は、太陽光採光開口部61の近傍において光・エアダクト62に所定の大きさに形成された開口65aと、開口65aに取り付けられた排気装置(送気装置)65bとから構成されている。また、吸気部56は、放光部63の光透過部材63bに所定の大きさに形成された開口66aと、開口66aに取り付けられた吸気装置(送気装置)66bとから構成されている。
次に、光照射装置70について説明する。なお、前述した光照射装置50との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図1に示すように、光照射装置70は、住宅10の外部から太陽光を採光する太陽光採光部(採光部)71と、太陽光採光部71を介して採光された太陽光を導光する光・エアダクト72と、光・エアダクト72によって導光される光を室32内に照射(放光)する放光部73とを備える。
放光部73は、室32の内壁部27の上部に形成された開口73aと、開口73aに嵌め込まれ、光を透過する部材からなる光透過部材73bとを有している。この放光部73には、例えば、光を拡散する拡散板等の光学部品が設けられている。
また、光・エアダクト72は、屋根部21からふところ空間43の高さまで外壁部22に沿って住宅10の外部に取り付けられた縦光・エアダクト72aと、この縦光・エアダクト72aの下端部に接続されており、ふところ空間43において室32の内壁部26の上面に沿って取り付けられた横光・エアダクト72bとで構成されている。
この光・エアダクト72の横光・エアダクト72bは、右側の端部において内壁部26側が開口しており、その開口の部分に放光部63が接続されている。
また、太陽光採光部71は、筒状体71cと、筒状体71cの開口71aに嵌め込まれ、太陽光を透過する部材からなる太陽光透過部材71bとから構成されている。この太陽光採光部71は、光・エアダクト72の縦光・エアダクト72aの上端部に接続されている。
また、光照射装置70は、LED(発光ダイオード)素子94を有するLEDパッケージ91と、LEDパッケージ91を保持する保持部(保持手段)81と、光・エアダクト72(光照射装置70)内を通気する通気手段としての排気部(流出部)75および吸気部(流入部)76とを備える。
排気部75は、太陽光採光部71の近傍において光・エアダクト72に所定の大きさに形成された開口75aと、開口75aに取り付けられた排気装置(送気装置)75bとから構成されている。また、吸気部76は、放光部73の光透過部材73bに所定の大きさに形成された開口76aと、開口76aに取り付けられた吸気装置(送気装置)76bとから構成されている。
また、本実施形態では、各LEDパッケージ91は、保持部81により保持され、放光部73に設置されている。そして、各LEDパッケージ91は、放光部73の略中央部に、これらのLEDパッケージ91の集合体が位置するように配置されている。
また、住宅10の所定の位置(部位)には、光照射装置50、60および70の各部を駆動または制御する図示しないコントロールボックスが、それぞれ、所定の部位に設置されている。
また、光照射装置50、60および70を操作する操作部47が、例えば、室33の内部に設置されている。この操作部47は、前記各コントロールボックスに、図示しない配線を介して電気的に接続されている。
次に、光照射装置50、60および70が夫々備えるLEDパッケージ91と、LEDパッケージ91を保持する保持部81とを説明する。なお、各光照射装置50、60および70のLEDパッケージ91および保持部81の構成は、同じであるので、以下の説明においては、代表的に、光照射装置50のLEDパッケージ91および保持部81について説明する。
図3は、図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージおよびLEDパッケージを保持する保持部を示す底面図、図4は、図3中のA−A線での断面図、図5は、図3中のB−B線での断面図である。
図3〜図5に示すように、保持部81は、直線の複数の線状体が交差した形状をなしている。すなわち、保持部81は、熱伝導性(高い熱伝導率)を有する直線の4つ(複数)の熱伝導線(線状体)82を交差させて形成したものであり、格子状をなしている。各熱伝導線82は、各交点において互いに固着されている。また、各熱伝導線82の両端部は、それぞれ、光・エアダクト72の壁部に接続(固着)されている。
また、保持部81、すなわち、各熱伝導線82は、本実施形態では、さらに導電性(高い導電率(電導率))を有している。
各LEDパッケージ91は、それぞれ、この保持部81の熱伝導線82の交点に固着されている。
この保持部81は、LEDパッケージ91の熱を放熱する放熱部(放熱手段)およびLEDパッケージ91に通電する(電力を供給する)ための電源線として機能する。
また、保持部81には、LEDパッケージ91に通電する(電力を供給する)ための電源線83が、熱伝導線82に沿って配設されている。また、電源線83の外周部には絶縁層が設けられている。
また、各LEDパッケージ91の後述するプラス電極97およびマイナス電極98は、それぞれ、熱伝導線82および電源線83に接続されており、この熱伝導線82および電源線83を介して各LEDパッケージ91に通電し得るようになっている。
なお、電源線83は、線状のものに限定されず、例えば、面状(例えば、平面状)のものでもよい。
また、保持部81の形状は、直線の複数の線状体が交差した形状に限定されず、例えば、保持部81は、曲線の複数の線状体が交差した形状や、曲線および直線の複数の線状体が交差した形状をなしていてもよい。また、面状(例えば、平面状)の部分を有する形状でもよい。
図9には、保持部81の他の構成例として、光・エアダクト52を、その内部が中空である円柱状に形成した場合において、保持部81を、直線の4つの熱伝導線82および曲線の1つの熱伝導線82を交差させて形成した例を示す。
また、図10には、保持部81の他の構成例が示されており、この保持部81は、複数の板状体が交差した形状をなしていている。すなわち、保持部81は、熱伝導性(高い熱伝導率)を有する複数の板状体が交差するように形成したものであり、格子状(厚みのある格子状)をなしている。
各LEDパッケージ91は、それぞれ、熱伝導性(高い熱伝導率)を有する取付補助具84に埋設(保持)され、その取付補助具84により、保持部81の板状体の交点に取り付けられている(固定されている)。すなわち、各LEDパッケージ91は、それぞれ、取付補助具84を介して保持部81の板状体の交点に設置(固定)されている。
図10(a)に示すように、取付補助具84は、略円柱形状をなし、その図10中下側には、切り欠き部841が形成されている。この切り欠き部841は、背面視で(図10中下側から見たとき)、略十字状(保持部81に対応する形状)をなしている。
一方、保持部81の交点(厳密には交点およびその近傍)には、前記取付補助具84に対応する形状の切り欠き部811が形成されている。
これら取付補助具84と保持部81とは、互いの切り欠き部841、811により、互いに嵌合する。すなわち、取付補助具84の切り欠き部841に保持部81が嵌合し、保持部81の切り欠き部811に取付補助具84が嵌合する。なお、取付補助具84を保持部81に固定する方法は、特に限定されず、例えば、圧入、接着剤による接着、ネジ留め等、各種の方法を用いることができる。
また、保持部81の切り欠き部811の高さ(深さ)aと、取付補助具84の切り欠き部841より図10中上側(LEDパッケージ91側)の部分の高さbとは、等しく設定されており、図10(b)に示すように、保持部81に各取付補助具84が装着された状態における図10中上側の表面(上面)は、段差(凹凸)のない平面(平滑面)をなしている。
なお、前記高さaと前記高さbとを異ならせて、取付補助具84の図10中上側の端部(LEDパッケージ91)が保持部81から突出するようにしてもよく、また、逆に、取付補助具84の図10中上側の端部(LEDパッケージ91)が保持部81の図10中上側の端部よりも下側(保持部81内)に位置するようにしてもよい。
また、保持部81を構成する板状体は、図示例では、平面視(背面視)で、直線状をなしているが、これに限らず、例えば、曲線状をなしていてもよい。また、平面視で、直線状をなす板状体と曲線状をなす板状体とを組み合わせて、保持部81を形成(構成)してもよい。
また、取付補助具84の形状は、図示例では、平面視で、円形であるが、これに限らず、例えば、四角形、五角形、六角形等の多角形、楕円形等でもよい。
また、取付補助具84の表面(外面)は、図示例では、平面であるが、これに限らず、例えば、凹凸等が形成されていてもよい。
次に、LEDパッケージ91について説明する。
図6は、図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージの平面図、図7は、図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージの正面図、図8は、図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージの断面図である。
図6〜図8に示すように、LEDパッケージ91は、矩形板状の基盤92と、基盤92の一方の面(図8中上側の面)上に設けられた反射板93、LED素子94、蛍光体95、およびレンズ96とを備える。
基盤92は、矩形の金属板が多層に積層されて形成されており、基盤92には、プラス電極97とマイナス電極98とが、その多層の金属板の間に挟まれて取り付けられている(図8参照)。この場合、プラス電極97とマイナス電極98とが短絡(ショート)しないようになっている。また、基盤92の主材料には、LED素子94の熱を逃がし易い材料、すなわち、熱伝導率の高い、例えば、アルミニウムやアルミニウム系合金等の金属材料が用いられる。
また、反射板93は、枠状をなし、基盤92の外周部に設置されており、その内面において光を反射する。
また、LED素子94は、反射板93の内側、すなわち、基盤92の中央部に設置されている。また、LED素子94は、その下面にプラス電極94aおよびマイナス電極94bを有しており、このプラス電極94aおよびマイナス電極94bは、それぞれ、基盤92のプラス電極97およびマイナス電極98に接続されている。LED素子94は、プラス電極94aおよびマイナス電極94bを介して低電圧直流電流が供給されることにより点灯(発光)する。
また、蛍光体95は、LED素子94を覆うように形成されており(図8参照)、レンズ96は、反射板93の内面および蛍光体95を覆うように形成されている(図8参照)。
このLEDパッケージ91は、基盤92の他方の面(図8中下側の面)が保持部81の熱伝導線82の交点に固定されて保持部81に取り付けられている。また、LEDパッケージ91のプラス電極97は、保持部81の熱伝導線82に接続され、マイナス電極98は、電源線83に接続されている。
ここで、前記光照射装置50の各部を駆動または制御するコントロールボックスは、ダウントランスと、ダウントランスセンサとを有しており、ダウントランスのプラス端子は、光・エアダクト52の壁部に接続され、マイナス端子は、電源線83に接続されている。すなわち、コントロールボックスは、光・エアダクト52の壁部および熱伝導線82と、電源線83とを介して、LEDパッケージ91に低電圧直流電流を通電することができるようになっている。このコントロールボックスには、100〜240V程度の電圧が入力されている。また、コントロールボックスは、ダウントランスセンサによりダウントランスの出力を任意の値に変更し得るように構成されている。
なお、前記光照射装置60および70についても、それぞれ、前記光照射装置50と同様である。
次に、光照射装置50、60および70の動作(作用)について説明する。なお、各光照射装置50、60および70の動作は、略同じであるので、以下の説明においては、代表的に、光照射装置50の動作について説明する。
住宅10の居住者等のユーザが操作部47に対して所定の操作を行うと、ダウントランスが通電状態(電力供給状態)になるとともに、排気部55の排気装置55bおよび吸気部56の吸気装置56bが作動する。ここで、上述のように、LED素子94は、そのプラス電極94aが、基盤92のプラス電極97、保持部81の熱伝導線82、および光・エアダクト52の壁部を介してコントロールボックスのダウントランスのプラス端子に接続されており、そのマイナス電極94bが、基盤92のマイナス電極98、および電源線83を介してダウントランスのマイナス端子に接続されているので、ダウントランスが通電状態になると、LED素子94に低電圧直流電流が供給され、LED素子94が点灯して発光する。この際、コントロールボックスは、ダウントランスセンサによりセンシングを行なって、LED素子94に最適な電圧値および電流値の電圧および電流をLED素子94に供給する。
図2に示すように、LEDパッケージ91から発せられた光は、放光部53を介して室33内に照射される。
また、光照射装置50においては、太陽光採光開口部51により太陽光が光・エアダクト52内に採光され、光・エアダクト52によりその太陽光が放光部53へ導光され、放光部53を介してその太陽光が室33内に照射される。
このように、光照射装置50では、太陽光に加えて、必要に応じて、LEDパッケージ91から発せられた光を室33内に照射することができる。
また、排気部55の排気装置55bおよび吸気部56の吸気装置56bが作動すると、室33内の空気が吸気部56から光・エアダクト52内に吸気され、その光・エアダクト52内を吸気部56(放光部53)側から排気部55(太陽光採光開口部51)側に向って流れ、排気部55から小屋空間41に排気される(光・エアダクト52内が通気される)。すなわち、室33内の換気がなされる。
一方、LEDパッケージ91のLED素子94では、熱が発生し、その熱は、保持部81および光・エアダクト52の壁部に伝達され、これらLEDパッケージ91、保持部81および光・エアダクト52の壁部は、光・エアダクト52内を流れる空気によって冷却される。すなわち、前記光・エアダクト52内の通気により、LEDパッケージ91のLED素子94の熱は、保持部81および光・エアダクト52の壁部を介して放熱される。
なお、前記光照射装置60および70についても、それぞれ、前記光照射装置50と同様である。
以上説明したように、光照射装置50によれば、LEDパッケージ91を有しているので、例えば、雨天や曇天、朝や夕方等、太陽光の光量が少ない(照度が低い)場合でも室内を明るく照明することができ、また、所望の波長(波長領域)の光のみを補うこともできる。
また、LED素子94の寸法は小さく、LEDパッケージ91の寸法も小さいので、LEDパッケージ91による太陽光の遮光面積は小さく、このため、4つのLEDパッケージ91の集合体を、光・エアダクト52の横断面の略中央部に配置しても、各LEDパッケージ91により太陽光が遮られてしまう(遮光されてしまう)ことによる影響は、非常に少ない(ほとんどない)。
また、LEDパッケージ91は軽量であるので、容易にLEDパッケージ91を光・エアダクト52の横断面の略中央部に配置することができる。
また、LEDパッケージ91を保持する保持部81および光・エアダクト52の壁部が放熱部(放熱手段)を兼ねており、光・エアダクト52内を通気することにより、LEDパッケージ91のLED素子94の熱が保持部81および光・エアダクト52の壁部を介して放熱されるので、LED素子94の温度上昇による発光効率の減少を抑制(または防止)することができ、これにより、室33内に光を効率良く照射することができる。
なお、前記光照射装置60および70でも、それぞれ、上記光照射装置50と同様の各効果が得られる。
また、光照射装置50では、4つのLEDパッケージ91の集合体は、光・エアダクト52の先端部において、光・エアダクト52の横断面の略中央部に配置されるので、LEDパッケージ91を、光・エアダクト52の先端部において、光・エアダクト52の内面に配置する場合に比べ、光を室33内に均一に照射することができる。また、LEDパッケージ91を光・エアダクト52の途中に設ける場合に比べ、光が光・エアダクト52内で反射することによる減光がないので、LEDパッケージ91から発せられた光を効率良く室33内に照射することができる。なお、前記光照射装置60でも、上記光照射装置50と同様の効果が得られる。
また、光照射装置50では、4つのLEDパッケージ91の集合体を、光・エアダクト52の途中において、光・エアダクト52の横断面の略中央部に配置してもよく、この場合は、LEDパッケージ91を、光・エアダクト52の途中において、光・エアダクト52の内面に設ける場合に比べ、LEDパッケージ91から発せられた光が放光部53に到達するまでの光・エアダクト52内での反射回数を少なくすることができ、これにより、光の減光を抑制することができ、LEDパッケージ91から発せられた光を効率良く室33内に照射することができる。また、LEDパッケージ91を光・エアダクト52の先端部や放光部53に設ける場合に比べ、LEDパッケージ91により太陽光が遮光されてしまうことによる影響をさらに小さくすることができ、室33内に光を均一に照射することができる。なお、前記光照射装置60でも、上記光照射装置50と同様の効果が得られる。
一方、光照射装置70では、4つのLEDパッケージ91の集合体は、放光部73の略中央部に配置されるので、LEDパッケージ91を放光部73の端(外側部)に配置する場合に比べ、光を室32内に均一に照射することができる。また、LEDパッケージ91を光・エアダクト72の途中に設ける場合に比べ、光が光・エアダクト72内で反射することによる減光がないので、LEDパッケージ91から発せられた光を効率良く室32内に照射することができる。
以上、本発明の光照射装置を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
次に、光照射装置50、60および70の変形例について説明するが、以下の説明においては、代表的に、光照射装置50の変形例について説明する。
前記実施形態では、LEDパッケージ91のプラス電極97は、保持部81の熱伝導線82に接続され、マイナス電極98は、電源線83に接続されているが、これとは逆に、プラス電極97が電源線83に接続され、マイナス電極98が熱伝導線82に接続されていてもよい。この場合は、コントロールボックスのダウントランスのプラス端子を電源線83に接続し、マイナス端子を光・エアダクト52の壁部に接続する。
また、LEDパッケージ91のLED素子94と、コントロールボックスとの接続は、前記実施形態の接続には限定されない。すなわち、前記実施形態では、LEDパッケージ91のプラス電極97は、熱伝導線82および光・エアダクト52の壁部を介してコントロールボックスのダウントランスのプラス端子に接続されているが、これに限らず、例えば、LEDパッケージ91のプラス電極97は、電源線を介してコントロールボックスのダウントランスのプラス端子に接続されていてもよい。
また、LEDパッケージ91の構造は、上述のものに限らず、他の構造であってもよい。例えば、LEDパッケージ91の外形形状は、矩形に限らず、例えば、円形等であってもよい。
なお、前記実施形態では、光照射装置50、60、70における放光部53、63、73の数は、それぞれ、1つであるが、本発明では、これに限らず、複数であってもよい。
本発明の光照射装置の実施形態が適用された建築物としての住宅の概略構造を示す断面図である。 図1に示す光照射装置の作用(機能)を説明するための断面図である。 図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージおよびLEDパッケージを保持する保持部を示す底面図である。 図3中のA−A線での断面図である。 図3中のB−B線での断面図である。 図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージの平面図である。 図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージの正面図である。 図1に示す光照射装置におけるLEDパッケージの断面図である。 LEDパッケージを保持する保持部の他の構成例を示す底面図である。 図1に示す光照射装置における保持部(保持手段)の他の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
10 住宅
20 躯体
21 屋根部
22 外壁部
23 断熱材
24 基台部
25、26、27 内壁部
31、32、33 室
40 躯体内空間
41 小屋空間
42 床下空間
43 ふところ空間
44、45、46 内壁空間
47 操作部
50、60、70 光照射装置
51、61 太陽光採光開口部
51a、61a、71a 開口
51b、61b、71b 太陽光透過部材
52、62、72 光・エアダクト
53、63、73 放光部
53a、63a、73a 開口
53b、63b、73b 光透過部材
55、65、75 排気部
55a、65a、75a 開口
55b、65b、75b 排気装置
56、66、76 吸気部
56a、66a、76a 開口
56b、66b、76b 吸気装置
71 太陽光採光部
71c 筒状体
72a 縦光・エアダクト
72b 横光・エアダクト
81 保持部
811 切り欠き部
82 熱伝導線
83 電源線
84 取付補助具
841 切り欠き部
91 LEDパッケージ
92 基盤
93 反射板
94 LED素子
94a プラス電極
94b マイナス電極
95 蛍光体
96 レンズ
97 プラス電極
98 マイナス電極

Claims (12)

  1. 建築物の外部から太陽光を採光する採光部と、
    発光ダイオードと、
    前記採光部を介して採光された太陽光および前記発光ダイオードから発せられた光を導光し、内部が通気可能に構成された中空の導光路と、
    前記導光路によって導光される光を前記建築物の所定の室内に放光する放光部と、
    前記導光路の途中および端部のうちの少なくとも1箇所において、前記導光路の横断面の略中央部に1つの前記発光ダイオードまたは複数の前記発光ダイオードの集合体が位置するように、前記発光ダイオードを保持し、熱伝導性を有する保持手段とを備え、
    前記導光路内を通気することにより、前記発光ダイオードの熱が前記保持手段を介して放熱されるよう構成されていることを特徴とする光照射装置。
  2. 建築物の外部から太陽光を採光する採光部と、
    前記採光部を介して採光された太陽光を導光し、内部が通気可能に構成された中空の導光路と、
    前記導光路によって導光される光を前記建築物の所定の室内に放光する放光部と、
    前記放光部に設けられた発光ダイオードと、
    前記放光部の略中央部に1つの前記発光ダイオードまたは複数の前記発光ダイオードの集合体が位置するように、前記発光ダイオードを保持し、熱伝導性を有する保持手段とを備え、
    前記導光路内を通気することにより、前記発光ダイオードの熱が前記保持手段を介して放熱されるよう構成されていることを特徴とする光照射装置。
  3. 前記導光路を形成する壁部を有し、該壁部は、熱伝導性を有し、前記支持部に接続されており、
    前記導光路内を通気することにより、前記発光ダイオードの熱が前記保持部および前記壁部を介して放熱されるよう構成されている請求項1または2に記載の光照射装置。
  4. 前記保持部は、導電性を有し、該保持部を介して前記発光ダイオードに通電するよう構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の光照射装置。
  5. 前記導光路を形成する壁部を有し、該壁部は、導電性を有し、その壁部を介して前記発光ダイオードに通電するよう構成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の光照射装置。
  6. 前記保持手段は、曲線または直線の複数の線状体、あるいは複数の板状体が交差した形状をなしている請求項1ないし5のいずれかに記載の光照射装置。
  7. 前記発光ダイオードは、前記線状体または前記板状体の交点に配置されている請求項6に記載の光照射装置。
  8. 前記発光ダイオードを前記保持手段に取り付ける取付補助具を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の光照射装置。
  9. 前記導光路内に空気を流入する流入部と、前記導光路内から空気を流出する流出部とを有する通気手段を備える請求項1ないし8のいずれかに記載の光照射装置。
  10. 前記通気手段は、前記導光路内に空気を流す送気装置を有する請求項9に記載の光照射装置。
  11. 前記送気装置は、前記流入部および/または前記流出部に設けられている請求項10に記載の光照射装置。
  12. 前記流入部は、前記放光部側に設けられ、前記流出部は、前記採光部側に設けられている請求項9ないし11のいずれかに記載の光照射装置。
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