JPH09297278A - 太陽光採光装置における人工照明連動装置 - Google Patents

太陽光採光装置における人工照明連動装置

Info

Publication number
JPH09297278A
JPH09297278A JP13056396A JP13056396A JPH09297278A JP H09297278 A JPH09297278 A JP H09297278A JP 13056396 A JP13056396 A JP 13056396A JP 13056396 A JP13056396 A JP 13056396A JP H09297278 A JPH09297278 A JP H09297278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
artificial
lighting
prism
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13056396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Kobayashi
清人 小林
Yoshioki Fujimoto
宜意 富士本
Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Katsuji Wakabayashi
勝二 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP13056396A priority Critical patent/JPH09297278A/ja
Publication of JPH09297278A publication Critical patent/JPH09297278A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 採光プリズム2の回転角を太陽の高度・方位
に応じて制御し、前記採光プリズム2により屈折した太
陽光が所定方向に出射し、光ダクト4及び室内配光板5
を通って室内に配光される太陽光採光装置において、太
陽の照度が下がって室内が暗くなるとその機能を充分果
たせないという問題があった。 【解決手段】 光ダクト4の内面に蛍光灯、水銀灯など
の人工灯11を有する人工照明装置を取付けるととも
に、採光プリズム2の直下又は建物の外に照度センサ1
2、12a、12bを設けておき、前記照度センサによ
って採光プリズム2の直下又は建物の外の照度を検出
し、その照度センサの検出出力が所定値以下になったと
きは、前記照度センサに連設されたコントローラ13に
よって人工照明装置を点灯することができるようになっ
ている太陽光採光装置における人工照明連動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】最近、太陽光を屋内の照明等
に使用するための太陽光採光装置の実用化が進められて
おり、その周辺技術として種々の開発がなされている。
本発明は太陽光採光装置における人工照明連動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽光採光装置の具体的機構とし
ては、例えば特開昭61−180217号公報に記載の
ものが知られている。図3は、同公報に記載の本発明に
よる太陽光採光装置に用いられる採光プリズムの構成原
理を示すもので、(A)は太陽高度が低い時の斜視図、
(B)は太陽高度が高い時の斜視図であり、同公報に記
載のものは、図3に示すように、2枚の採光プリズムP
1、P2を太陽の動きに伴って各々独立に回転させるか、
又は、少なくとも1枚の採光プリズムを回転させ、出射
光を所定方向に制御するようになっている。このため一
日中、太陽の光は太陽光採光装置の直下に効率よく照射
される。つぎに本発明に用いられる太陽光採光装置の具
体的構成について説明する。図4は、本発明に用いられ
る従来の太陽光採光装置の躯体に対する取付例の断面正
面図で、1は太陽光採光装置、2は所定間隔を隔てて配
置される採光プリズム、3はドームカバー、4は光ダク
ト、5は室内配光板、6は躯体である。即ち、本発明に
よる太陽光採光装置1は、採光プリズム2、ドームカバ
ー3、光ダクト4及び室内配光板5を含み、躯体6に挿
入装着され、太陽光が太陽光採光装置1を介して室内に
配光されるようになっている。又、図5は本発明に用い
られる従来の太陽光採光装置の平面図である。図5に示
す太陽光採光装置は、図4の構成とは異なり、採光プリ
ズム2の外方に配置される採光プリズム2と同心状に設
けられた回転リング7が採光プリズム2と同質材料(ポ
リカーボネート等)で形成され、例えば4個の保持板8
a〜8dを図示のように交叉して配置することにより、
採光プリズム2と回転リングが一体的に回動されるよう
に構成されている。又、回転リング7の外周には、図5
には図示しないが、ギヤが刻設されており、回転駆動装
置9の駆動ギヤ9aよりトルクを与えられ、回転リング
7が回転するようになっている。尚、Sは回転リング7
の支持枠である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3〜図5
に示されるような従来の太陽光採光装置は、一日中晴天
の場合や昼間のように太陽の照度が大きい場合は充分そ
の機能を発揮するが、一時的又は終日曇天となる場合太
陽の照度が低下し室内が暗くなるとその機能を充分果た
せないという問題があった。このことは、特に夕方及び
日没後の夜間には顕著である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、採光部に配置される1枚の採光プリズ
ム又は所定間隔を隔てて配置される複数枚の採光プリズ
ムを回転自在に設け、これらの採光プリズムの回転角を
太陽の高度・方位に応じて制御し、前記採光プリズムに
より屈折した太陽光が所定方向に出射するようにし、そ
の出射光が前記採光プリズムの下方に設けられた光ダク
ト及び室内配光板を通って室内に配光されるようになっ
ている太陽光採光装置において、前記光ダクトの内面に
蛍光灯、水銀灯などの人工灯を有する人工照明装置を取
付けるとともに、前記採光プリズムの直下又は建物の外
に照度センサを設けておき、前記照度センサによって前
記採光プリズム直下又は建物の外の照度を検出し、その
照度センサの検出出力が所定値以下になったときは、前
記照度センサに連設されたコントローラによって前記人
工照明装置を点灯することができるようになっている太
陽光採光装置における人工照明連動装置を提供しようと
するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明による太陽光採光装
置における人工照明連動装置の実施の形態について図1
及び図2を参照して説明する。図1は、本発明による太
陽光採光装置における人工照明連動装置の実施の形態の
断面正面図で、図2は、(A)は図1の人工灯を垂直方
向に配置して取り付けた実施の形態で室内配光板を外し
て下方から見た斜視図、(B)は図1の人工照明を水平
方向に配置して取り付けた実施の形態で室内配光板を外
した下方から見た斜視図である。本発明による太陽光採
光装置における人工照明連動装置は、図1に示されるよ
うに、採光部に所定間隔を隔てて配置される2枚の採光
プリズム2を回転自在に設け、これらの採光プリズム2
の回転角を太陽の高度・方位に応じて制御し、前記採光
プリズム2により屈折した太陽光が所定方向に出射する
ようにし、その出射光が前記採光プリズム2の下方に設
けられた光ダクト4及び室内配光板5を通って室内に配
光されるようになっている太陽光採光装置1におけるも
のである。そして、本発明による太陽光採光装置におけ
る人工照明連動装置は、図1及び図2に示されるよう
に、前記光ダクト4の内面に蛍光灯、水銀灯などの人工
灯11を有する人工照明装置を取付けるとともに、前記
採光プリズム2の直下に照度センサ12を設けておき、
前記照度センサ12によって採光プリズム直下の照度を
検出し、その照度センサ12の検出出力が所定値以下に
なったときは、前記照度センサ12に連設されたコント
ローラ13によって前記人工照明装置を点灯することが
できるようになっている。
【0006】本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではない。例えば、上記実施の形態では採光プリズム
は2枚配置したもので説明したが、これに代え、1枚又
は3枚以上配置してもよい。又、照度センサも図1の1
2に示す位置に配置する例を説明したが、この位置は1
2aに示す位置であってもよく、又これらに代えさらに
12bに示すように室外の適所に配置することにより外
の照度を検出するようにしてもよい。又、蛍光灯、水銀
灯などの人工灯11の発光色も昼光色一色とせず、本発
明の太陽光採光装置が設けられる室の機能に応じて青
色、橙色などの各種の色を選択して用いることが可能で
ある。
【0007】
【発明の効果】本発明による太陽光採光装置における人
工照明連動装置は、上述のように構成されているので、
次のような優れた効果を有する。 太陽光の照度が大きい場合は充分その機能を発揮する
ことができると共に、一時的な曇天又は終日曇天のよう
に太陽光の照度が下がって室内が暗くなっても人工灯補
助照明源としての機能を果たすので、室内の照度は常に
所定のものとなる。 人工灯を光ダクト内に垂直方向又は水平方向に配置す
ることにより、室内の構成に適した所望の補助照明とす
ることができる。 人工灯の色の選択により、室内をイベント用や食事の
メニュー等に合致した所望の色とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による太陽光採光装置における人工照明
連動装置の実施の形態の断面正面図である。
【図2】(A)は図1の人工灯を垂直方向に配置して取
り付けた実施の形態で室内配光板を外して下方から見た
斜視図、(B)は図1の人工灯を水平方向に配置して取
り付けた実施の形態で室内配光板を外して下方から見た
斜視図である。
【図3】本発明による太陽光採光装置に用いられる採光
プリズムの構成原理を示すもので、(A)は太陽高度が
低い時の斜視図、(B)は太陽高度が高い時の斜視図で
ある。
【図4】本発明に用いられる従来の太陽光採光装置の躯
体に対する取付例の断面正面図である。
【図5】本発明に用いられる従来の太陽光採光装置の平
面図である。
【符号の説明】
1:太陽光採光装置 2:採光プリズム 3:ドームカバー 4:光ダクト 5:室内配光板 6:躯体 11:蛍光灯、水銀灯などの人工灯 12、12a、12b:照度センサ 13:コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 勝二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採光部に配置される1枚の採光プリズム
    又は所定間隔を隔てて配置される複数枚の採光プリズム
    を回転自在に設け、これらの採光プリズムの回転角を太
    陽の高度・方位に応じて制御し、前記採光プリズムによ
    り屈折した太陽光が所定方向に出射するようにし、その
    出射光が前記採光プリズムの下方に設けられた光ダクト
    及び室内配光板を通って室内に配光されるようになって
    いる太陽光採光装置において、前記光ダクトの内面に蛍
    光灯、水銀灯などの人工灯を有する人工照明装置を取付
    けるとともに、前記採光プリズムの直下又は建物の外に
    照度センサを設けておき、前記照度センサによって前記
    採光プリズムの直下又は建物の外の照度を検出し、その
    照度センサの検出出力が所定値以下になったときは、前
    記照度センサに連設されたコントローラによって前記人
    工照明装置を点灯することができるようになっているこ
    とを特徴とする太陽光採光装置における人工照明連動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記人工照明装置として蛍光灯などの人
    工灯を前記光ダクト内に垂直方向に複数個配置するよう
    にした請求項1記載の太陽光採光装置における人工照明
    連動装置。
  3. 【請求項3】 前記人工照明装置として蛍光灯などの人
    工灯を前記光ダクト内に水平方向に複数個配置するよう
    にした請求項1記載の太陽光採光装置における人工照明
    連動装置。
  4. 【請求項4】 前記人工灯の色を室内の使用目的に沿っ
    て所定の色とするようにした請求項1記載の太陽光採光
    装置における人工照明連動装置。
JP13056396A 1996-04-30 1996-04-30 太陽光採光装置における人工照明連動装置 Withdrawn JPH09297278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13056396A JPH09297278A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 太陽光採光装置における人工照明連動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13056396A JPH09297278A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 太陽光採光装置における人工照明連動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09297278A true JPH09297278A (ja) 1997-11-18

Family

ID=15037252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13056396A Withdrawn JPH09297278A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 太陽光採光装置における人工照明連動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09297278A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115646A (ja) * 2005-09-20 2007-05-10 Air Cycle Sangyo Kk 光照射装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007115646A (ja) * 2005-09-20 2007-05-10 Air Cycle Sangyo Kk 光照射装置
JP4555234B2 (ja) * 2005-09-20 2010-09-29 エアサイクルハウジング株式会社 光照射装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7736014B2 (en) Hybrid lighting system
US20030193804A1 (en) Illuminated pole-suspended flag and method of illuminating
GB1580494A (en) Illumination control apparatus for compensating solr light
GB2408395A (en) Cylindrical solar street light
JPH09297280A (ja) 太陽光採光装置
JP2002015610A (ja) ソーラー電源街路灯
JPH09297278A (ja) 太陽光採光装置における人工照明連動装置
JP2006244710A (ja) 照明装置
JPH112779A (ja) 太陽光採光装置
KR20200031396A (ko) 빛공해 방지를 위한 배광각도 조절형 가로등 조명장치
JPH10241424A (ja) ソーラ式非常用屋外灯
JPH06181003A (ja) ソーラ庭園灯
JP3389926B2 (ja) 演出用照明装置
KR101957791B1 (ko) 태양광을 이용하는 등주
AU658968B2 (en) Mobile solar power traffic controller
JPH1012019A (ja) 太陽光採光システム
JP3055207U (ja) 地中埋設型照明装置
JP2005228704A (ja) 非常灯
JP2600674Y2 (ja) 足元灯
JPH03226903A (ja) 自然光に似せた地下照明装置
CN220017081U (zh) 一种可自动调节亮度的太阳能夜灯
CN218914633U (zh) 一种可实现动态投影的led草坪灯
CN218523456U (zh) 一种设有亮度调节的翻转型射灯照明装置
RU215775U1 (ru) Многофункциональный фонарь
JPH055371A (ja) 人工視覚環境創成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040317

A521 Written amendment

Effective date: 20040317

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523